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文学板の連中って外国のは原文で読んでんの? [転載禁止]©2ch.net
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0186吾輩は名無しである2016/07/25(月) 18:29:12.56
>>185
大変だけど得るものがある読書もある
逆に言えば翻訳で失われるものもある
いい翻訳というのは何が失われたかに自覚的な訳者によってなされたもの、なことが多い
0187吾輩は名無しである2016/07/25(月) 18:47:03.92
自演乙
0188吾輩は名無しである2016/07/25(月) 21:14:50.75
出来ないからって始めなきゃいつまでも出来ないままだよ
中学生程度の英語力があればシェークスピアにも挑戦できると言ってる人もいるし(俺はさすがにそれはないと思ってるけどw)
皆でやろうぜ!
0189吾輩は名無しである2016/07/25(月) 21:18:37.00
原書を10ページ読んで苦労すると和訳がスラスラを読めるので、残りは全部一気に
よんでしまう。そうすると原書を読む興味も失せるので、どうしても最初の
10ページ以上は読めないでブックオフ行きになる。

君たちはブックオフで半額で買って、20Pから読み始めてくれ。
0190吾輩は名無しである2016/07/25(月) 21:54:53.25
馬鹿が多いな
0191吾輩は名無しである2016/07/26(火) 03:20:38.18
>わざわざ一から原書で読む意味はよく分からん。大変じゃね?

和訳で1章を読む。
原書を1章読む。
以上を繰り返す。
この方法だとかなり難解な本でもスイスイと読める。無駄に思うかもしれないが
2回読むとそれなりに内容の理解が深まる。

もしさらに原書の1章だけを読んでおよそ作家の筆力を想像する能力があれば、

和訳で1章を読む。
原書を1章読む。
和訳で2章を読む。
和訳で3章を読む。
........
和訳で最終章を読む。

という方法もある。これは非常に優れた想像力がないとむつかしい。
むしろ想像力の貧弱な人には「馬鹿な」と思えるはずだ。

「わざわざ一から原書で読む意味はよく分からん。」というのも無理はないが
第一章がある意味最も大事な部分だといえる。ここで乗ることができれば
最後まで読める。実際に作家も第一章を最も苦労する。ここさえ書いてしまえば
あとはスイスイと書けるのだ。
0192吾輩は名無しである2016/07/26(火) 03:31:21.13
>タダで英語教えてくれる人いないか?

原書を読めばただで自然に英語力はつくと思う。原書はブックオフに行けば100円
で売っているからただみたいなもだ。
 英語学習というとオーラルに力を入れる人が多いが、オーラルはリーディングが
しっかりとできていれば簡単だ。
 聞き流しを繰り返しやっても全く上達しないが、リーディングがしっかりできて
いれば聞き流しをするだけで爆発的に聞き取りができるようになる。普通に小説が
すらすらと読めるレベルになれば、会話なんて2,3か月で急激に上達する。
 ろくに語彙力もリーディング力もないのに会話練習を何年やっても幼稚な旅行会話
ができるようになるに過ぎない。
0193吾輩は名無しである2016/07/26(火) 09:06:38.98
>>25
若い頃、マンの独語版を「ヨセフ」以外、すべて読んだ。
プルーストもざっと読んだ。

最近は「魔の山」の独語版を辞書を引きながら丁寧に読み直している。
ほとんど暗記するくらいに。
その人ごと、その年齢ごとに、色々な楽しみ方があると思う。

プルーストは吉川一義の最新の訳があるし、Youtube に全文朗読があって無料で聞ける。
「魔の山」のは朗読でも抜粋ではなく、変えてあるので、ちょいガッカリ。

でも、良い時代になったよね。
0194吾輩は名無しである2016/07/26(火) 10:12:13.63
原文で読めるとか浦山

かなり努力したけどさっぱりだった
0195吾輩は名無しである2016/07/26(火) 15:05:29.14
>むしろ本当に面白い素晴らしい文学に出会ったときはこのまま読み終わりたくない
>と思いながら読み進める

自分はまだこの境地には達していないが、嘗ては読み急いでいたのに最近ではずいぶんと
楽しく読めるようになってきた。というよりも好きな小説を簡単に見つける方法を
発見したともいえるかもしれない。そういう勘が働くようになってきた。
0196吾輩は名無しである2016/07/26(火) 15:11:05.98
>多読推奨は、結局、読めていないから無駄に本買って妄想してるだけw
>繰り返しが重要だねw

文学は優雅な妄想だ。だから妄想こそが最も重要だ。
俺はまだ原書の完読は4冊だし和訳なしでは読めないレベルだが、40冊くらいは
軽く買いこんでいる。しかもまだまだドンドン買う。
年内に100冊読む。しかし現実的には10冊くらいになるかもしれないが、、、
こういう妄想が読むモチベーションを高めている。本を買うときは本当に簡単に
読める気がする。
パトリシア コーンウエルは3冊買ったが最初の1章くらいを読んだだけにしている。
原書の部分は最初の半ページくらいをつまみ読みしたくらいだ。しかしこれだけでも
かなり読んだ気になる。
ハリーポッターは全巻かったのに、一巻の3ページしか読んでないが、、、
0197吾輩は名無しである2016/07/26(火) 16:51:50.84
やっぱ才能がある程度は必要なんじゃないの?

努力しても誰でもが足早くなるわけないみたいな
0198吾輩は名無しである2016/07/26(火) 17:43:34.38
原書を読むコツはまず読む本をしっかり選ぶことだ
自分が興味の持てることが書いてあるものなのか
いまの自分の知識で十分に咀嚼できる程度のものであるのか
原書での読書で挫折する一番の要因は
たとえ日本語で書いてあったとしても途中で投げ出しかねない本を
ついうっかり選んでしまっているというものである
0199吾輩は名無しである2016/07/26(火) 19:01:08.61
>>194
何がまずかったのかな?
語学はまず慣れが必要だと思う。
いきなり文学書を読まなくても、気楽に単語とかに慣れていくと足がかりになるんじゃない?

ネットで色々と入門講座がありますよ。例えば仏語。解説は英語ですが。
○アレクサの仏語入門
https://www.youtube.com/watch?v=eq--V9P4rmM&;index=1&list=PLxIXIaLcdFwD_gbMXHUOYqQtXTIPrys8L
○仏語のフレーズと単語
https://www.youtube.com/watch?v=iZEPSUTwZVU
○眠っている間に仏語を学ぶ
https://www.youtube.com/watch?v=G04GX_f9DFE
0200吾輩は名無しである2016/07/26(火) 22:45:58.37
もういっぺんやってみようかなあ
0201吾輩は名無しである2016/07/26(火) 23:47:58.98
専門書や古典文学を読みこなすための勉強は独りでやるものだよ
大の大人が人数集まってワイワイしても無駄な時間と金を費やすだけ

実用的な語学(日常会話やビジネス会話)が欲しいなら、期限付きでもいいからさっさと現地の就労ビザをとって働いた方が早い
語学学校は時間と金の無駄
0202吾輩は名無しである2016/07/27(水) 00:03:34.55
それから、余程時間と金が有り余った暇人でない限り、フランス語は薦めない
フランス語にブランド価値(上流階級はフランス語ができる、などの)なんて今はもう無いんだよ

どうせその方面でやるならギリシャ語かラテン語だけど習ったところで文献が限られているのでおおかた既に研究され尽しているので、趣味の範囲を超えるものにはならないよ
0203吾輩は名無しである2016/07/27(水) 05:57:56.69
フォークナーって
難しいですか?
0205吾輩は名無しである2016/07/27(水) 07:59:58.05
>原書を読むコツはまず読む本をしっかり選ぶことだ
>自分が興味の持てることが書いてあるものなのか

しっかり選ぶと失敗するということもある。自分の場合は嘗て選んでいたものは
すべて面白くなかった。推薦する人が古典的で有名な本を推奨するのでそういう
ものを選んでいた。
ひょいっとブックオフで100円で買った本が無茶苦茶面白かった。

フォークナーとか全然面白くない。俺の勘だけど。WWW
0206吾輩は名無しである2016/07/27(水) 08:01:00.21
>>201
そうか。語学をマスターするには、研究というスタンスとビジネスというスタンス
があるんだね。
0207吾輩は名無しである2016/07/27(水) 09:18:28.95
俺は多読100万語とかを実際に100万語はやったのだが、読めるようにはならなくて、
目的の大人向けペーパーバックとかはさっぱり歯が立たなくて嫌になってしまった。
多読で評判のいいダールの子供向けとかエロ本とかは読めたけど、それは多読しなくても読めた気がするし、
>>198に言われているようにとにかく退屈で、翻訳でも一番面白かったフォークナーなら
代表作以外翻訳が手に入りにくいので調度いいのかと。ただ翻訳でもややこしい文なので躊躇もしている。
0208吾輩は名無しである2016/07/27(水) 15:31:54.09
100万語じゃ無理かも。読んでも復讐しないとかたっぱしから忘れていくからな。

俺も多読はじめたとこだが、無暗に読み進むのはやめて一冊を丁寧に読むように
方向転換している。
 まず
 語彙は100%記憶するまで繰り返して読む。
 1ページに一か所は最低暗唱する。
という読み方だ。
あとは10冊に1冊はリスニング用にCDを買う。

やり方としては不明単語はすべて黄色でマークする。暗唱箇所は緑色でマークする。
これを翻訳と原書の両方にマークする。
暗唱は翻訳をさっと見て英語で暗唱できるレベルでOKとする。
1章単位で繰り返し読みながら完全に理解して単語もすべて記憶するまで先に進まない。
0209吾輩は名無しである2016/07/27(水) 16:52:35.47
書き込む板を選ぶ時も、語学の勉強をしたいのか好きな文学作品を原語で楽しみたいのか、
目的をはっきりさせてからにしたほうがいいんじゃないかと

ここは語学学習スレじゃないよ、と示唆したんだけどな・・・
0210吾輩は名無しである2016/07/27(水) 17:16:00.82
語学学習板はすべてのスレで桜井ってキチガイがコピペを張り付けてあらしまくって
るんだよな。
0211吾輩は名無しである2016/07/27(水) 17:22:25.95
Anne of Green gables のハードカバーが手に入った。凄く綺麗に製本してあって
ワクワクする。これに線を引くのは何とも気が引ける。
0212吾輩は名無しである2016/07/27(水) 17:48:58.08
>>202
文学なんて趣味・楽しみで読むものだからブランド価値なんて関係ないでしょ。

プルーストの最初の方を読むと、ブルジョワ階級・貴族階級、人間関係なんて
日本と同じようなところがあるなぁと思うし、
「レ・ミゼラブル」は歴史小説だからフランスの過酷な歴史も分かるし
原文だと韻を踏んでいて、そういう面白さもある。

他人に誇るために文学書を読む人って変じゃない?
0213吾輩は名無しである2016/07/27(水) 20:12:27.00
ちょっとスレの趣旨からずれるけれど、ジュール・ヴェルヌの80日間世界一周を英語で読んでいる
当時の(1872年の)鉄道や船旅の事情や大英帝国内の警察事情(直轄地とそうでない植民地の裁判権)なんかをどういう単語で言うのかが面白い
銀行の経営事情なんかも分かる普通に楽しい読書
0214吾輩は名無しである2016/07/28(木) 03:20:11.25
>>212
俺もそう思う。多少は「他人に誇る」というその気持ちもわかるが、、、
>>213
ワクワクして楽しめるというのが凄く大事だと思う。今まで教養として読むこと
のほうが多くて本当の楽しさを知らなかった。

連ドラを見る感じで15分だけ読むというんがいいな。読みすぎないと面白い。
そうするとかなりむつかしい本でも楽に読める。
0215吾輩は名無しである2016/07/28(木) 14:42:12.39
音楽は若い頃はロックやポップスが好きだった。
(ウィーン少年合唱団のレコードがあって、それも大好きだったけどw)

最近はほとんどクラシックばかり、それも古楽に固まってきた。
好みはどんどん変わるものだと思う。変わらない人もいるが。
文学でも、その時に夢中になれるものを読めば良いと思う。

自分の場合は、時間を経て、結局、古典ばかりになったが
そんなの個人ごとの問題だと思う。
0216吾輩は名無しである2016/07/28(木) 15:19:57.31
>>215
何だかトンチンカンなことを書いてごめんなさい。
ポップスが好きで耳から入ったので、子供の頃から英語は聞き慣れていた。
母がフレンチ・ポップス好きだったので仏語の歌も聞きなれていた。
独語は音楽で聞きなれていたし・・・
伊語まで手を伸ばす気はないが、オペラとかオラトリオくらいの伊語は
おおおそ見当が付いているつもり。音的に好きじゃないけど。

言語は耳から。アリストテレスが聴覚の視覚に対する優位性を主張したでしょ。
0217吾輩は名無しである2016/07/28(木) 21:34:43.63
原著というか、海外文学を日本語翻訳以外で読むなら英語までだな
それ以外だと文学的情緒まで楽しむ余裕はなくなる

目的は文学を楽しむことで、語学学習ではないから
0218吾輩は名無しである2016/07/29(金) 15:35:33.14
原著を楽しみながら語学もマスターするのが普通だと思うが、、、
0219吾輩は名無しである2016/07/29(金) 15:37:29.36
翻訳を読んだだけで卒業論文書いたら、かなり嫌味を言われたものな。WWW
0220吾輩は名無しである2016/07/29(金) 15:47:58.38
当たり前だ
というのが非常識になりつつあるのか・・・
0221吾輩は名無しである2016/07/29(金) 21:31:18.00
流れをみていると「原著で読みたいからみんなで英語(なり他言語なり)を勉強しませんか/教えてください」という書き込みを散見する
文学作品を原語で読んだ人同士で作品の解釈や作者について話し合おう、ではなくなっている

これでははっきり言って時間の無駄
まがりなりにもある程度専門的なところまで文学作品について論じ合いたいのなら、最低限原語で読んでおくところまではあらかじめ各自でマスターしておかないと話にならない
一人でも原語で読めない/読んでいないのが混ざると話が低レベルになる
0222吾輩は名無しである2016/07/29(金) 21:48:10.08
>>221
原語で読めないのに粘着しているお前みたいなやつもね
0224吾輩は名無しである2016/07/30(土) 01:58:32.20
誰も最初は低レベルだからな。しかし低レベルを馬鹿にするのはダメだと思う。
むしろ低レベルの時の心構えが最も重要だ。例えばロジックの世界なら
AND、OR,NOTですべてのロジックの組み合わせを表現できる。さらにこれに
FF(ラッチ)が加われば、どんな複雑なシステムでも表現できる。たったこれだけ
でどんな複雑なコンピュータでも設計可能だ。
低レベルとは基礎だ。この段階で何をとらえているかを見ればその人がどのくらい
伸びるかというは直ぐわかる。それは文学でも同じだと思う。
0225吾輩は名無しである2016/07/30(土) 02:13:19.83
児童書って低レベルだが、低レベルでも非常にしっかりしている本があると
おもわない? 低レベルしか書けない作家もいるけれども、低レベルをしっかり
と書ける作家は素晴らしいと思う。
まだ読んでいないけども、例えば Never Let Me Go なんかは見た感じ非常に
低レベルで語学レベルとしては高卒レベルで十分読めると思うが、内容は深い
気がする。
0226吾輩は名無しである2016/07/30(土) 06:16:55.60
>>221
スレタイからすると
ほぼ何でもいいんじゃないの
0227吾輩は名無しである2016/07/30(土) 07:26:58.47
一つ文学作品を読む度にいちいちその原語を一から学んでいたら、いつまでたっても作品を楽しむ段階に進まない
挨拶・ビジネス・学術専門用語の語学力では文学作品の堪能は無理で、良質な邦訳で読んだ方が理解も深まる
ただでさえ読みたい本は多く、時間は限られているからね

日本人ならよほど特殊な成育環境でもない限り日本語と英語
外国語として英語が第一に上がるのはそれが国際共通原語であって、文芸評論なども国際的には英語で行われるからだよ

特に日本は明治期にガンガン西洋に学者を派遣している上に南米移民が多く出た時期があるので、
たいていの言語はすでに翻訳水準を満たした邦訳が出ているのだよ
0228吾輩は名無しである2016/07/30(土) 18:53:41.70
Oxford Owlの絵本が好きで読み上げ機能onにして聞きながら読んでるが、
作品の質はそう悪くはない。
ただ著名な文学作品のジュニア向けリライトは紙ベースの方がまだ充実してるきがす。

ジュニア向け読みまくって全体の流れと長文を読む力を付けてから原文というのはありだと思う。
0229吾輩は名無しである2016/07/30(土) 19:36:50.81
何となく思い立ってJenny ErpenbeckのAller Tage Abend読み始めた
英語とドイツ語で10時間位で読むつもり
0231吾輩は名無しである2016/07/30(土) 21:58:13.75
>ジュニア向け読みまくって全体の流れと長文を読む力を付けてから原文というのはありだと思う。

俺も賛成。結構おもしろいよな。日本語で読むとチャチイ感じがするところもあるが
英語で読むと面白いな。やっぱり語学力がそのレベルで丁度くらいだからだろうな。
0232吾輩は名無しである2016/07/30(土) 23:37:27.75
>>230
おうそれ
とりあえず1/4位読んだ
今日あと少し読んで明日読み終わるか微妙なくらいかな
0233吾輩は名無しである2016/07/31(日) 17:40:36.51
一ページに1、2箇所わからない部分があってもいちいち辞書をひいたりせず(付箋などをつけておく)、まずは最後まで読みとおして話の流れを楽しむ
話が好みでなかったらそこでやめる

好みだったら改めて印しをつけた部分を調べたり、細かい部分の読み間違いなどを確認する
というかしたくなるんだよ
0234吾輩は名無しである2016/07/31(日) 17:52:57.85
コツはまず、一度本を読み始めたら流し読みでもいいからともかく最後まで読み終えて全体のストーリーを把握する
この癖がつかないと面白い本や好みの作家もみわけられず、したがって原著を読む癖がつかず、細かい部分を調べる気もおきなくなる

邦訳をアンチョコにするのも一つの手だが、あくまで原文を読み終えてから
これは章や部ごとでもかまわないが、区切りはあくまでもストーリー単位にする
1行1ページ辞書を片手に読むのだけは避ける
0235吾輩は名無しである2016/07/31(日) 22:53:32.54
「邦訳をアンチョコ」を優先したほうが絶対にいい。一度邦訳を読んでおくと
ものすごく読みやすいい。
0236吾輩は名無しである2016/07/31(日) 22:55:13.29
Aller Tage Abends舞台の時代や地理とか調べたりしながら読んでいたら半分までしかいかなかった
読み終わるの来週かな
この作者の別の小説が読みたくて先に読み始めたんだけど、評判どおりに力量のある作家で本命小説も楽しめそうだ
0237吾輩は名無しである2016/08/01(月) 00:05:01.52
邦訳を先に読んだら>>233に書いた通読の意味がなくなる
邦訳はあくまでも、自分の理解や解釈が間違っていないかどうかを確認するための奥の手
文学には辞書がないからね
0238吾輩は名無しである2016/08/01(月) 06:04:22.87
>>237
その通読に重きをおくことの意味がよくわからない。それこそが文学を楽しむ
醍醐味ということだろうか?
 自分の場合は邦訳を読むことも楽しみの一つだから、まず邦訳を読む。
このとき気持が抑えられないなら全部読むけども、普通は2,3章を読んで
辞める。それから原書を読む。原書を読むことで邦訳を読んでいた時には
見落としていたことに気が付く。読みの質が深まると同時に英語力が身につく。

邦訳はアンチョコ、「アンチョコはよくない」というイメージが先行していない
だろうか? 自分も無意識にそういうことが入っているけれども敢えて
アンチョコ読みをする。この方が効率がいい。
アンチョコ読みには欠点があるとは思う。例えばアンチョコなしでも明らかに
読める本なのに、アンチョコがないと何となく落ち着かない。安易にアンチョコが
ほしくなる。このあたりの欠点は実力がついてから回避していけばよいと思う。
0239吾輩は名無しである2016/08/01(月) 13:39:58.49
通読でストーリーの大意を楽しめない本は自分の語学レベルに合っていないということ

一つ二つ意味のわからない単語ぐらい、それこそ大学教授が読んでも「ある」
それでも普通は最後まで読んであらすじやその作家の特徴をつかみ、楽しむことはできる

上にも書いたけど、学術書や専門書と違って、文学小説には用語辞典なんて無い
細かい部分にこだわりすぎていちいち立ち止まると「読む」ことができなくなる
0240吾輩は名無しである2016/08/01(月) 13:50:49.43
古本の洋書を買うと、やたらとごちゃごちゃ書き込みや線引きされた本にあたる
ところがたいていの場合、こうした書き込みや線引きがあるのは最初の数ページだけで、あとはまっさらなことが多い
要するに、はなから変に細かい部分やたいして重要でもない部分まですべてにこだわりすぎて、結局三日坊主で放置になる人が多いのだと思う

これでは外国語の本を読む=めんどうくさい、重荷、になり、肝心の読書癖がつかない
原語で本を読めるようになりたいなら、まず何はなくとも辞書を使わず通読して物語全体の祖筋をつかめるようになること
0241オマケ2016/08/01(月) 14:03:56.94
上記は当然、一定水準以上の高校(首都圏進学校)で上位に入れるレベルの英語読解力がある、というのが前提条件

中卒だの名前さえ書けば誰でも入れるド田舎の高校卒だのは問題外だし、底辺の事情は知らん
そもそもそんなのは学生時代、日本語でもエンタメやマンガしか読んでいないだろう
0242吾輩は名無しである2016/08/01(月) 14:13:56.11
読書癖というのは一つの習慣なので、小さい頃から多少難しい本でも読む癖がついていなければ、読めるようにはならない
外国語でも同じこと

難しいから、分からないから
そんな理由で幼稚園児向けの絵本なんて読んでも、絵だけ楽しんで読んだ気になっているだけ
読む力は何も変わらない

キツい言い方だけど、本を読める人というのは、ごく幼いうちからずっと下積みの努力をしてきている
これは現実
0243吾輩は名無しである2016/08/01(月) 16:22:35.15
>>242
本を読む努力とか、外国語を勉強する努力って・・・
根っから読書好き、外国語の勉強好きって人、いますよ。
そういう人は学校の成績も当然、良いけど・・・
だから世間的に高い地位を狙うかと言うと、そういうのには無関心だったりする。
0244吾輩は名無しである2016/08/01(月) 18:29:58.79
「努力」というのを否定的に捉える必要はない
でも、わざわざ「努力」と書かないとわからないのがいる

楽しむと言おうが努力と言おうが、通読が苦にならない人が過去にやってきたことはどちらも変わらない

やるべき時期に土台をつくらなかったらもう手遅れ
これが現実であり、また事実でもある
0245吾輩は名無しである2016/08/01(月) 18:37:47.98
根っからじゃなくて、やりつづけているうちに好きになっていく人のほうが圧倒的に
多いのではないかな?
 外国語に興味を持つ場合には何かしら実利的な要求があってという場合が多いけれども
それを、「好き」なことに変えてしまったほうがいい。
自分は英語を勉強するために小説を読み始めて、それまで全く読まなかった小説が急激に
好きになってきた。だから好きになる方法というか感覚がよくわかる。何かツボに嵌ると
どんどん好きになる。
0246吾輩は名無しである2016/08/01(月) 18:53:45.18
>楽しむと言おうが努力と言おうが、通読が苦にならない人が過去にやってきたことはどちらも変わらない

 楽しむのと努力はまるで逆だと思う。楽しみがわかるためには努力は必要だが
楽しみに変わらないような努力は効率がわるいし、徒労に終わる。

>やるべき時期に土台をつくらなかったらもう手遅れ
>これが現実であり、また事実でもある

土台が何を意味するのかだが、国語力があれば英語なんて簡単だと思う。
手遅れなんてないと思う。
 一番手っ取り早いのは、自分が読める最高レベルの本と同じレベルの英語の原書を
噛り付いて消化してしまうことだろうと思う。
自分は4冊読んだだけで十分自身がついてきた。
0247吾輩は名無しである2016/08/01(月) 21:12:57.45
>古本の洋書を買うと、やたらとごちゃごちゃ書き込みや線引きされた本にあたる

「アンチョコはよくない」というイメージを植え付けられた為の被害者だ。
辞書を必死で引いたのだが、途中で討ち死にしたのだと思う。 

 数学ならともかく語学はわからないところをいくら考えてもわからない。
このことに早く気が付くべきだ。最低限でも字面を読めなければならない。
其のうえで鑑賞が成り立つ。

だからアンチョコ読みをするのが正解だ。この方がはるかに効率がいい。
 辞書だけで読めれば苦労はない。しかし語彙がわかっても読めない本はある。
例えばNever Let Me Goのような本。語彙は簡単でも表現力は豊かだから
そういうのはアンチョコを使わないと初心者では読めない。
0248吾輩は名無しである2016/08/01(月) 21:53:14.78
英語しか読めない上に 満足に読めてもいないやつらがどうでもいい違いで喧嘩してるのか
「翻訳はアンチョコ」クンと「私を離さないで」読んだ人探してマルチしてたやつか
好きなように読めばいいものを
0249吾輩は名無しである2016/08/01(月) 23:36:11.99
語学はマラソンだと思う。かなりしぶとく練習しないと上達しない。
しかしマラソンの楽しみは記録が伸びることだけじゃない。練習が楽しい。
練習方法を研究するのが楽しい。汗をかいてビールを飲む。風呂に入る。レースに出かける
ついでに観光をする。走る仲間ができる。
こういうことのすべてが楽しいのだ。それの一つ一つが楽しさの発見でもある。
レースの面白さなどはとても語りつくせないほど楽しい。しかしそれを説明
するのは難しい。外見的にはただ走るだけだから。

 マラソンよりもかなり実利があるが、語学も似ている。苦しいがその中に喜び
を発見する。一見単調な語学学習の中に多様な遊びを発見することだと思う。
0250吾輩は名無しである2016/08/01(月) 23:56:59.65
>>248
君には文学は読めていない。文学を味わえる人はそういう反応はしない。
自分が作中人物のどれだろうか? と考えてみるといい。もちろん主役にはなれ
ないキャラだとわかるはずだ。
0251原文厨2016/08/03(水) 14:26:27.92
英語の勉強もかねて原文通読マラソン参加者募集!
課題図書はアメリカのロストジェネレーション
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー
上記3作家の作品の中から選ぶ
0252吾輩は名無しである2016/08/03(水) 14:46:13.45
ちょっと興味あります
0253原文厨2016/08/03(水) 14:53:02.61
軽い気持ちで読んでみたい作品名をあげてみてちょ
0255吾輩は名無しである2016/08/03(水) 22:06:46.36
翻訳の出てないもので The Portable Faulkner はどうですかね?
ご存じの通り絶版作家にノーベル賞をもたらした本として有名ですし、
来年やっと翻訳が出るそうで、それもまた楽しくないですかね。
688ページと長いのですが、細かく分かれていると思うので良いと思うのですが。
0256吾輩は名無しである2016/08/03(水) 22:43:02.47
オースターや村上春樹の英訳からはじめるといいらしい
0257原文厨2016/08/04(木) 01:38:45.38
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナーの三者では
いまのところフォークナーが人気ということか
>オースターや村上春樹の英訳
も面白いとは思うけど
どのくらい読みた人がいるのだろうか
0258吾輩は名無しである2016/08/04(木) 08:58:42.59
ハリーポッターにしてほしい。
0259原文厨2016/08/04(木) 16:37:47.73
他になければハリポタでもいいけどね
>翻訳の出てないもので The Portable Faulkner
これに収録されてるのは全部翻訳されてるはずだけど
0260吾輩は名無しである2016/08/04(木) 17:50:02.55
ヘミングウェイはマッチョすぎる気がする
フランス文学の多くが日本人には肉欲的すぎるのと同じで

合う人には合うのだろうけど、日本で一般受けするかどうか・・・
0261吾輩は名無しである2016/08/04(木) 21:52:00.83
>>259
あらそうなの
短編とか長編の一部とか
あとはMalcolm Cowleyの序文とかかな

もう買ってしまって明日来るけど…
0262原文厨2016/08/05(金) 17:33:49.74
他になければフォークナーに決定
0263吾輩は名無しである2016/08/05(金) 19:14:59.96
黒人文学に興味なしw低能クズな小説の掃きだめ>>フォークナーww
0264吾輩は名無しである2016/08/05(金) 19:22:16.00
>>263
どんな作家がお好き?
0265吾輩は名無しである2016/08/05(金) 20:36:17.64
原文原文と言うけれど、ほとんどの外国文学は原文で読む価値がない!

フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナーもハリポタ同様に
たいした原文じゃない

翻訳で読む価値すらないゴミクズ小説シリーズですね
0266吾輩は名無しである2016/08/05(金) 20:38:06.99
なんか異常者来ちゃったね
0267吾輩は名無しである2016/08/05(金) 20:40:02.48
>>266
まぁほっとこう
外国語関係のスレに必ず現れる、wつけて無意味な書き込みする人だから
0268吾輩は名無しである2016/08/06(土) 02:39:37.35
>>260
高校の英語の教師が「老人と海」を暗記したって言っていたが
好きなんだろうけど、どうかな?と個人的には思った。
高校で1年上の人も影響を受けてだか「老人と海」を英語で読んだって。

同じおサカナ物なら「白鯨」を読むのが○大に行ったのなら常道だと思うけどな。
0269吾輩は名無しである2016/08/06(土) 02:47:27.13
東大文系の話なら、あそこは共産マッチョも多いよ
京大はさらに多い
基本、国立大学は戦時中に強烈なアカのたまり場を作り出した場所でもある
0270吾輩は名無しである2016/08/06(土) 09:21:12.37
質にそんなにこだわらなくても一定レベル以上の作家なら問題ないと思うよ。
ハリポタは翻訳が悪いらしくてかなり批判されている。でも原文はかなり
いいんだろうと思う。
 質よりも自分にとっての面白さを重視したほうがいいとおもう。

でも英語が正確に読めるわけでもないのに、その作品の質ってなんとなく
わかるんだよね。
0271吾輩は名無しである2016/08/06(土) 10:57:38.16
週末は外国語読むぞー
0272原文厨2016/08/06(土) 11:03:04.10
原文読破マラソンは参加者なしってことで
0273吾輩は名無しである2016/08/06(土) 11:22:48.87
>>272
二人くらいフォークナー読みたい人いたみたいじゃない
0274原文厨2016/08/06(土) 11:56:25.42
>>273
ポータブル買ったとかいう人がいたけどその後とくに反応なしだね
0275吾輩は名無しである2016/08/06(土) 14:44:21.67
フォークナーのThe Sound and The Fury積ん読状態だけどなかなかモチベ湧かなくて手に取れないでいる
今読んでるのはリチャードパワーズの未訳の小説
0276吾輩は名無しである2016/08/06(土) 15:12:05.43
>>275
すごいね
自分もパワーズとフォークナーはいずれ、という状態だなあ
なんだか突然モチベーション湧くことありますよね
0277吾輩は名無しである2016/08/06(土) 15:40:01.08
>>274
昨日来たんだけどすごいのが来てね
単品での落下じゃなく、10冊ぐらいまとめといたのが落下して
その重量が1か所に集中したみたいな変形のある奴で返品になりました。
アマで、いやネット全体でもこんなの初めてだなあ
0278吾輩は名無しである2016/08/06(土) 16:46:24.60
ふと クロネコヤマトのブックサービスなんてもんがあった時代
いや それしかなかった時代を思い出した
0279吾輩は名無しである2016/08/06(土) 23:24:59.34
Jenny ErpenbeckのAller Tage Abend
3/4まで読み終わった
ヨーゼフ・ロートとほぼ同じ時代に、同じ街(ガリツィアのBrody)に生まれたユダヤ人女性の生涯を通して20世紀を書こうとする小説。
ポグロム、非ユダヤ人との結婚、当時のアメリカの入国制度、ポーランド・ウクライナ戦争、第一次世界大戦、ウィーンのインフレ、革命、ナチスの強制収容所とソ連での粛清や自己批判、スターリニズム、冷戦・・・
生後八ヶ月でガリツィアで死に、17歳でモダンガールとなりウィーンで親友の恋人に失恋して自殺願望のある男に殺され、共産党員となりモスクワでマイナス63℃の労働キャンプ送りで39歳で死ぬ。
戦後東ドイツで作家として成功し階段から落ちて死に、ドイツ統一後に施設で老衰で死ぬ。
あり得たかもしれない運命の分岐点に遡りさまざまな手法を用いながら五つの物語が紡がれていく。

20時間くらいで読み終わるかな
0280吾輩は名無しである2016/08/08(月) 10:39:25.54
昨日、フォークナーを買おうと思って紀伊国屋書店の洋書コーナーに行ったの
だが、どうも場違いのようで気おくれして探し切れなかった。サラピンの洋書
ってペーパーバックでも綺麗だなー。手に取るだけでドキドキしてしまった。
 普段はブックオフばかりなので新鮮な感じだった。

最近ブックオフは洋書コーナーを削減してるね。洋書は売れないんだろうな。
といって洋書コーナーを削るとほかのコーナーもますます売れなくなるという
原理がわからんだろうな。WWW
0281吾輩は名無しである2016/08/08(月) 13:08:25.49
洋書はアマゾンの方が良いよ
当然品ぞろえが良いから好きな形式とか値段のを選べるし
日本の本と違って本屋より相当安く買えるし
0282吾輩は名無しである2016/08/08(月) 16:50:29.85
アマゾンの洋書、英語のは大きさが色々なのがあるけど、仏語・独語のは小型ばかり。
老眼になった時に備えて(そう遠い将来でもない)大型の原文が欲しいのだが
仏語・独語を読む人って老眼にならないのかな?
0283吾輩は名無しである2016/08/08(月) 21:16:38.55
日常的に洋書を買って読む人は小型のを好むから
事情は邦書と同じ

自宅に図書室のある人なんてほとんどいないからね
昔の年寄りみたいに読みもしない大型装丁本を飾り並べるような不経済なことは、いまどき田舎っぺいでさえやらない
0284吾輩は名無しである2016/08/08(月) 22:32:42.58
洋書購入についてだけど、

AbeBooksがアマゾンより安いよ。
しかし、問題は少し時間がかかる場合がある。
英文メールを書いて催促したり返金を求めるトラブルが発生する場合もある。
でも洋書のヘビーユーザーじゃなければ余りトラブルは起こらないと思う。

いつも洋書を買うときにアマゾンとAbeBooksとを比較検討している
0285吾輩は名無しである2016/08/08(月) 22:53:13.66
>>283
ハードカバーは普通にでかい
Alexievichの最新作の英訳が出てたんで買ってしまったよ
少年ジャンプサイズといえば小さい気もするが
0286吾輩は名無しである2016/08/08(月) 23:03:23.56
俺はハードカバーが好き。なんといっても装丁が美しい。ほれぼれする。
でも蛍光ペンで線を引いて読む。
あまりの美しさに線を引くのは躊躇われるが、線を引かないと読んだ気がしない
ので泣く泣く線を引く。
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