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小林秀雄 その九 [無断転載禁止]©2ch.net
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0221N ◆.a7VUr.VD.
垢版 |
2016/04/11(月) 01:56:30.99
>>217
収録されてる文庫などの題名がわかれば読んでみるんだがなあ。

>>218
大江についての小林のコメントした文章は確か、正宗白鳥の「ひとつの秘密」について
小林が書いたのを大江が読んで、あれは面白いと一緒に乗り合わせた電車のなかで
小林にむかって大江が感想を述べた、そのことについての文章だけだったね。

大江は小林に一冊の著作を(確か「ピンチランナー調書」だったかな?)送ったそうだが
小林は最初の三ページで読むのあきらめたと、大江に返事したそうな。

大江のほうは小林について「小林秀雄『本居宣長』を読む」という感想文をものしているね。
大江は、十七、十八の頃に小林の全集を読んだそうで、十七十八くらいで小林の全集
全部読んだというのはさすがであるねw
0222N ◆.a7VUr.VD.
垢版 |
2016/04/11(月) 01:59:13.16
大江の「小林秀雄『本居宣長』を読む」は、小林の「本居宣長」をレヴィ=ストロースと
ロシア=フォルマリズムにもとづいて読み解こうとする感想文で、当時の大江の関心が
那辺にあったかを知れば、さもありなんだね。
0223吾輩は名無しである
垢版 |
2016/04/11(月) 02:03:12.40
青春の小林秀雄 大江健三郎
 高校の教師にすすめられて小林秀雄の文章をひとつ読み、思いさだめた作家、思想家の全集を読めと書いてあったので、まず小林秀雄全集の全体を読んだ。
 そして私の文学的青春が始まった。
 初期、中期の作品を神話化して、口真似までする人も多いけれど、私はそうしない。小林秀雄は、新しい作品ごとに、直前までの弱さを摘出し乗り越える人だ。
 そこでつねに新鮮で、前に向かっている。それが『本居宣長』まで続いたから、私の文学的青春は長持ちした。
 小林秀雄の後継者たちが、いずれも文学の批評をやめて、文化伝統や国権のウツロな擁護者となり、保守政治家の代言人になり下がりさえするのはなぜだろうか?
 かれらが乗り越えるスタイルでないからだ。
 小林秀雄の全体を受容し乗り越える、新しい人が現れるまで、私はその人に手渡すつもりの、小林さんにあずかった宣長の書をしまっておく。
0224N ◆.a7VUr.VD.
垢版 |
2016/04/11(月) 02:10:34.20
気に入った作家の全集全部読め、そうすればその作家の人なりがわかるってのは
小林が繰り返し言ってたことで、大江もそれを読んで実践したということだねw
0225N ◆.a7VUr.VD.
垢版 |
2016/04/11(月) 02:28:42.64
しかし高校の教師にすすめられて小林の文章をよみ、それがきっかけで
全部小林の文章読んでしまうと言うのは、いかにも秀才の大江らしい出会いかた
であるねw 吉本などとは全然出会い方が違うね。 俺も小林読み出したのは
確か高校のころだが、きっかけは教科書に載ってる小林の文章を読んだことで
ずいぶん他のひとと違う変わった文章書くひとだというのが、第一印象だったわけだねw
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