森毅さんからは数学演習の単位をもらい、
ソリトンの佐藤理論の存在は森さんから初めて聞いたことなど印象に残っていて、個人的には私は好きな人である。
が、森さんの本を真面目に一冊通して読んだことはない。
ちくま文庫から「位相のこころ」「ベクトル解析」「現代の古典解析」など復刊されている
最近たまたま「積分論入門」(東京図書)を図書室で見かけた。
積分の前に紙数が尽きて、最後4頁にルベーグ、エゴロフ、ニコディム、ビタリ、フビニを書き並べるという失敗作だが、
リーマン積分〜測度論〜函数束の流れは面白かった。続きがあればどんな本になっただろうとは気になった。
2018年3月2日