漱石や太宰が悪いのではなく
漱石や太宰にかぶれる人が多く
その頃の青臭さが彼らの作品につきまとうだけであって
青年時代の一種の自己投影としての読書経験をきちんと総括して
作品や作者を評価する人が少ないだけの話です