>>87
もちろん
自分はむしろ小説の可能性を全肯定したいと思っているくらいだよ

ただ定義を尊重するあまり薮の中やゴドーを待ちながらなんかの作品を読んで
作家の義務を放棄してるって評価を下すタイプ批評家や小説家が信じている、維持するべき定義に殉じているだけの言葉や、その適用範囲の拡張が生み出す害に無自覚な人間が大嫌いなんだ
そういうときの専門言語バカの批評眼が人間音痴丸出しで、勘の鋭い読者以下だったのを見たことあるでしょ?

正しいだけの文章が読みたいのなら
実はそれもアップデート可能だと知らずに図鑑の蜜蜂の項や六法全書医学書でも読めばいい
いまどき近代哲学の信奉者のように言語による万人に通用する統一理論を信じる視点でしか小説を語れないっていうのは
小説に人間が登場する必要がないと言っているのとほとんど同義だよ