>>402

 アリョーシャのためにいうと、
 侮蔑が混じっているのではないか?と考えるのは単にイヴァンへの関心から何を考えているか読み取りたいので、
 自尊心を傷つけられることを恐れているわけではないんだよね。
 ミーチャも垣のそばでアリョーシャと話すとき、イヴァンは墓(無口)だねと寸評していた。
 ミーチャにしてもアリョーシャにしても、イヴァンのことを十分わかっていなかったから、
 こうしたささいな態度からもイヴァンのことを読み取ろうとしている。

 個人的には、ミーチャのことは立派なところはあるにしても感心できないなぁ。
 仮にそばにいてもあまり話したくないくらい。
 イヴァンは後半ミーチャが親殺しをしたと確信したときはミーチャを軽蔑していたが、
 その感情にちかいかもしれない。
 豚同然とはいえ親を引き倒して顔蹴ってるからね。かかと入れて。
 ちょっとないわ〜。
 読む人によっても、三兄弟のうち誰が好きかというのは違いますねぇ。