だれの前にひれ伏すべきか?ということにほかならない。自由の身でありつづけることになった人間にとって、ひれ伏すべき対象を一刻も早く探しだすことくらい、絶え間ない厄介な苦労はないからな。

大審問官で言う 人間は自由意思という最高の贈り物
を神から授かった しかしこれ以上の苦痛はない
自由意思って何だろう?
人神論あたりに答えがありそうだけど、現実的に
誰の人生も生まれる前に定められ強制された環境
が必ずあって、自由意思とは何か?
といつも堂々巡りになる

キリーロフ、スタヴローギン、ラスコーリニコフ、
イワンと意思の強いものはすべて悲劇的な最後を送る