19世紀の小説読んでみるといいかもね
ゲーテはなぜ主人公をアメリカに行かせようとしたのでしょうか?
自殺とは戦争である、とある作家が書き付けたとき、自殺の対義語は書くことであり、同義語は革命だった

革命が起こるとその暴虐に保守反動が起こり、ロマン主義は保守に走る、神秘主義は革命へ、キリスト教徒は保守へ走る

ドストエフスキーの時代は革命(暗殺)が挫折して専制の時代、次の革命の前の時代に当たる
イギリスではジャコバイトの時代、アメリカでは南北戦争の前の時代、フランスでは1830年の直前、ドイツではメッテルニヒ体制
ここにはドストエフスキーを解読する鍵がたくさん残されている

崩れつつある秩序に立ち向かおうとしたときに導入される別の父親、マリアを含む異教、検閲かではまわりくどく、寓意を手段として取らざるを得ない