>「兄が死ねば、弟が兄の未亡人と結婚して家を継ぐ」というのは、特権階級である武家のことだぞ?

ああ、戦国期のような政略結婚で嫁の代替がきき難いケースのことか。
江戸時代であれば次男以下は分家当主か部屋住み。兄が早世して弟が当主になれば兄は系図上の
義理の親の名目になるから、兄嫁を娶ると義母と通じることになって大問題になるっての。

>武家は基本的に家格が最重要視される。
>離婚歴も性経験も、まったく考慮されなかった。

豊臣の秀吉に対する織田(旧主筋)係累の淀君のように、女性の家が格上ならもちろんそう。
それをまるで女性の貞操一般のごとく主張しようとするから詭弁になる。

>さらに遡って平安貴族まで見れば、ほぼフリーセックスで、婚姻形態すら曖昧。

平安時代は一夫多妻および不義密通であって乱婚じゃない。婚前交渉は一般的だったけど、
格下の男が格上の娘のもとに通うのは無理。実力があれば格上の家からアプローチがあって
引き込まれるだろうけどね。
基本的には光源氏みたいな格上のモテ男が玉の輿を狙う女たちの足を開かせていただけだ。

>縁切り寺のことは簡単に説明しておいたが?

少数の例外で全体を語るのは詭弁だと繰り返さなければ理解できないのかね。

>特に武家の結婚は、女が嫌がればすぐに実家に戻り、夫が謝罪するか離婚するかしかなかった。
>夫の側からも同じだ。

離縁は互いの家のメンツを潰すから、同格の家同士なら夫婦の好悪でそう簡単に離縁なんか
できるわけもないことすらわきまえていないわけか。
なぜ「家格が最重要視」と自ら主張しながら、「格上が離縁を申し出る権利がある」という一般的でない
条件を持ち出して詭弁を振り回すのかねえ。単なる思考停止か??