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ラテンアメリカ文学総合スレッド 8 [無断転載禁止]©2ch.net
0344吾輩は名無しである2018/04/17(火) 12:02:46.29ID:notL/Gcz
光文社古典新訳文庫
2018年6月『奪われた家/天国の扉 動物寓話集』コルタサル/寺尾隆吉訳
0345吾輩は名無しである2018/04/18(水) 23:53:48.30ID:bhSfZc6P
去年か一昨年にインtナビューでもうすぐ出るはずって言ってたけど、
ずいぶんかかったな
0347吾輩は名無しである2018/06/10(日) 13:30:38.84ID:ltI7qboC
旧訳『ラ・カテドラルでの対話』バルガス=ジョサ 桑名一博・野谷文昭訳
集英社 1979年 1984年
 ↓
新訳『ラ・カテドラルでの対話(上)』バルガス=リョサ 旦敬介訳
岩波文庫 1320円+税 2018年6月15日発売

バルガス=リョサがノーベル賞を受賞した時、出版社各社が彼の作品を復刊したり文庫化したりしてたのに、なぜ集英社は『カテドラル』を復刊しないのだろう…と思ってたけど、契約上すでに翻訳独占権を失ってたのかもしれないね
0349吾輩は名無しである2018/06/11(月) 11:32:50.86ID:C/1zSYDi
桑名一博氏の名前を見かける度にセクシャルバイオレッドNo.1が思い浮かぶ

リョサはフローベール論も復刊してほしいな、個人的にはハスミンのより好き
0350吾輩は名無しである2018/06/13(水) 03:34:38.22ID:B6PgrURe
微妙…『ラ・カテドラルでの対話』は読むの疲れるだけ
電子版ならありか
0351吾輩は名無しである2018/06/14(木) 16:13:27.16ID:lghnlrTo
『カテドラル』はタイトルに惹かれて読んだけど、つまらなかったな
0352吾輩は名無しである2018/06/14(木) 18:42:59.40ID:2WPDic2B
>>344
>>347
コルターサル→コルタサル
バルガス・ジョサ→バルガス・リョサ

寺尾隆吉は今でも「バルガス・ジョサ」と表記してるんだよな
0353吾輩は名無しである2018/06/14(木) 19:24:55.52ID:ot14yT7f
新訳は読みやすくなるのかな…
とにかく読書ですはなく苦行としか言いようのない作品だけど
0354吾輩は名無しである2018/06/14(木) 20:26:51.20ID:lghnlrTo
『燃える平原』岩波文庫刊行
0358吾輩は名無しである2018/06/26(火) 15:33:53.27ID:WcSOFsaG
アルゼンチンGK→ウィルフレッド・カバジェロ(Wilfredo Caballero)
マリオ・バルガス・リョサ(Mario Vargas Llosa)

やっぱりスペイン語的にはバルガス・ジョサと書くべきでは?
0359吾輩は名無しである2018/06/26(火) 15:46:45.44ID:tVfP5wzg
>>358
同じスペイン語でもペルーは発音が違うからリョサが正しい
[?ma?jo ?βa??as ??osa]
ジェイスモまたはイェイスモ(スペイン語: yeismo)とはスペイン語の音素 ll /?/ を y と同じように有声硬口蓋摩擦音 [?](ヤ行に近い)や有声歯茎硬口蓋摩擦音 [?](ジャ行に近い)などで発音すること。
また、そのような発音をする人をジェイスタまたはイェイスタ (yeista) という。スペイン、中南米の多くの方言で見られ、硬口蓋側面接近音 [?](リャ行に近い)で発音するのが標準語とされていたスペインでも今ではジェイスモの発音が多くの地域で用いられている。
一方、南米のボリビアとパラグアイの全域、ペルーのアンデス山脈、エクアドルとアルゼンチンの一部、コロンビアの高地では現在も [?] の発音が残っている。
0360吾輩は名無しである2018/06/26(火) 15:52:21.28ID:tVfP5wzg
y ヤ行とジャ行
yの発音は歴史的には半母音のヤ行であり(この発音は一部の北部方言に残っている)、時代を下っていくうちに摩擦音のヤ行で発音されるようになった。
アンダルシアなどスペイン南部では同じく摩擦音であるジャ行(フランス語のjと同じ発音)で発音され、マドリードなどのスペイン中部でもヤ行とジャ行の中間的な音で発音されることもある。
スペインの規範を定める機関のレアル・アカデミア・エスパニョーラでは、スペイン北部から中部にかけて優勢であるヤ行を標準としている。
中南米ではメキシコや中米においてヤ行で発音されることが多いが、ペルーなどを除いた南アメリカではジャ行で発音される(ブエノスアイレスでは無声化してシャ行になる)。

ll リャ行とヤ行とジャ行
llの発音は昔はリャ行に近い音で発音されていたが、近年スペインでは北部方言などを除いてリャと発音されることはほとんどなく、yと区別せず発音される。
そのためスペイン南部(特にアンダルシア方言)、中南米ではジャ行に近い音で発音する国もあり、またアルゼンチンやウルグアイなどではシャ行の発音をする方言的な地域もある。

こういうのは、海外との接点の少ない内陸の地で昔の発音が保存されている
ペルーやスペイン中部はその好例
ジェイスモの地域を見るとわかる
0361吾輩は名無しである2018/06/26(火) 16:50:13.89ID:WcSOFsaG
>>359
>>360
W杯を見てるとスペインと南米の選手名はほとんど「ジャ」音で表記してるけど、「リャ」音はペルー訛りだったんだな
よく分かった。ありがとう
0363吾輩は名無しである2018/07/04(水) 13:15:48.56ID:NA4UKfuc
90年W杯→カニージャ(アルゼンチン)

94年W杯→カニーヒア(アルゼンチン)

子供だったからこれも混乱したわ
0364吾輩は名無しである2018/07/05(木) 22:02:55.86ID:mYqpW0Dt
カルペンティエルの失われた足跡買った
文章の息が長くて動的で読み辛いが面白い
原文もこんな感じなのかな
大江健三郎の文体にちょっと近いものを感じる
0365吾輩は名無しである2018/07/06(金) 00:32:28.89ID:WGaxelbz
燃える平原文庫5月に出てるんだ
ハードカバー持ってるけど買っちゃおうかな
短編集はやっぱ文庫いいよね
0366吾輩は名無しである2018/07/09(月) 01:48:24.86ID:M2QdH0yN
>>1
『フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇』木村榮一訳
定価778円(本体720円+税)
2018年7月18日重版再開(1995年7月17日発行)
0367吾輩は名無しである2018/07/09(月) 09:43:31.45ID:M2QdH0yN
>>366
岩波文庫
0368吾輩は名無しである2018/07/09(月) 19:04:17.42ID:qeI9CSr2
某書の解説にあるんだけど、エドワルド・オルンベルグっていう
19世紀のアルゼンチンの作家知ってる人いる?
綴りはEdward Orenburgかと思うんだけど
0369吾輩は名無しである2018/07/19(木) 23:00:11.68ID:2/P8nfgg
夜のみだらな鳥再販出てたんだな
ずっとフィクションのエルドラード追ってたけどいつまで経っても出ないからサイト暫く見てなかったわ
明日ジュンク堂行ってくるわ
流石にまだ店頭にはあるよな
0370吾輩は名無しである2018/07/20(金) 01:57:47.92ID:ZAlOMFM/
カテドラルの新訳読みやすくていいけど、どうせならリマ市の地図くらいは併載して欲しかったな
ラテアメ文学の邦訳はその辺不親切なのが多い気がする
0371吾輩は名無しである2018/07/20(金) 11:17:33.16ID:LS9zjIQb
夜みだ買ってきた
初版がまだ二冊店頭にあったわ
ちなジュンク堂
0372吾輩は名無しである2018/07/20(金) 11:23:40.17ID:FCyWEWDL
夜みだはこのクソ暑い時期に読むと最高だぜ
熱帯夜の悪夢みたいに闇の底から得体の知れない黒いヤツがふつふつと……
0373吾輩は名無しである2018/07/23(月) 10:51:33.53ID:R0BvQ+/d
ヘンリージェイムズのなにがいいのかわからない
0375吾輩は名無しである2018/08/04(土) 18:07:39.09ID:9SAX+qBe
カテドラルを読んでて思うのは、学生運動をやっていた(もしくはそれを近くで見ていた人)人間が冷静なになって当時を総括してんだよな
歩んだ歴史や状況が違うから一概に比べられないんだろうが、そうれでもこういうのは日本だと全然みないな
0376吾輩は名無しである2018/08/04(土) 18:34:53.68ID:ns1srwnX
当時熱狂的な左翼だった連中がその反動で右翼になったってタイプならこの国にもゴロゴロいるけどね
0377吾輩は名無しである2018/08/06(月) 17:17:19.79ID:+tEdbOZd
ガルシア・マルケスはじめ南米作家は左翼が多いが、
バルガス・リョサはそうではないんだよな
共産革命への熱い思いはまるでない
0378吾輩は名無しである2018/08/06(月) 17:46:26.96ID:kaPGpem7
昔はけっこう熱心に左寄りの発言してたんだけど時代を経るごとに右寄りにシフトしていった感じだなリョサは
アルベルトフジモリに選挙で負けたのが原因と言う人もいるけどどうなんでしょうね
0379吾輩は名無しである2018/08/06(月) 18:17:56.79ID:L5jxfNyn
Obradorを批判しているが
南米の左翼はカリスマが民族主義煽るからな

日本は左翼で混乱した経験が
薄いから結構ナイーブ
0380吾輩は名無しである2018/08/07(火) 22:14:31.31ID:kHcAU4rw
マルケスは共産革命に懐疑的だったがカストロ個人は好きだった
リョサは共産革命に熱狂したがその後失望したってなんかで見た
0381吾輩は名無しである2018/08/07(火) 22:17:45.47ID:kHcAU4rw
カテドラルの対話はラシュディの「悪魔の詩」「ムーア人の最後のため息」で読んだ跡を感じたな
悪魔の詩なんかほとんど漫画なのに最後カテドラルの対話っぽくてなんじゃいと思った
ラシュディの方が今の若い人に世代近いし読みやすいとは思う
0382吾輩は名無しである2018/08/07(火) 23:51:59.38ID:a7y8YbS5
世界でもまともな共産国家はカストロのキューバだけだよな
0383吾輩は名無しである2018/08/08(水) 00:20:44.12ID:k+03LdBW
元々は反植民地主義闘争だったのが
民族主義をとびこえて一気に共産主義になってしまう
その場合は共産党独裁になるのだが
反対は軍事独裁政権による独裁しかない
南米はこのパターンが多い
特に軍事独裁政権による圧制が

リョサはどちらでもない
欧米先進国のような議会制民主主義の定着を訴えたわけだ
カテドラルでの対話はそういう政治思想で書かれたものなのだけど
あんなにわかりにくい書き方では駄目だと思う
0384吾輩は名無しである2018/08/08(水) 01:16:43.67ID:Sr4PIiXQ
あれだけ象徴的にドン・フェルミンとドン・カジョを扱っているんだから分かりにくくはないでしょ
カテドラルの良さは良いところも悪いところもどちらもフェアに描いているところだわ
政争によって平気で遠くの人間を傷つけていくドン・フェルミンも半径数メートルに人間に優しい
作中の言葉を借りれば碌でなしの顔をしていない本当の碌でなしだけど、厳しさしかないドン・カジョよりはマシなんだなと思わせてくれる
0385吾輩は名無しである2018/08/08(水) 13:24:08.99ID:8DWj3aui
結局のところ、バルガス・リョサでは『緑の家』と『世界終末戦争』が残るだろう
0386吾輩は名無しである2018/08/08(水) 14:04:14.96ID:sXOzT5Be
水を得た魚もよい
青年時代の自己分析なんか舌を巻いた記憶
いつか読み直したい
0387吾輩は名無しである2018/08/08(水) 18:27:05.03ID:6QdnGekB
緑の家がなぜ評価されてるのかわからない
欧米じゃ別に代表作でも何でもないだろ
0388吾輩は名無しである2018/08/08(水) 18:46:04.42ID:wedsEXkI
ウィキペディアではカテドラルが
代表って書きようだな
0389吾輩は名無しである2018/08/09(木) 07:02:14.02ID:6u1RMsOp
「緑の家」でロムロ・ガジェーゴス賞を取り、
受賞スピーチで「文学は熱い炎」とか言って、
作家として名前が知られたんだよね。
世界に名を売った代表作といっていいんじゃない?
0390吾輩は名無しである2018/08/10(金) 00:58:04.06ID:lMRJWpTk
>>375
>カテドラルを読んでて思うのは、学生運動をやっていた
>(もしくはそれを近くで見ていた人)
>人間が冷静なになって当時を総括してんだよな
>歩んだ歴史や状況が違うから一概に比べられないんだろうが、
>そうれでもこういうのは日本だと全然みないな

大江健三郎の「河馬に嚙まれる」がそれに近いような気もするけれど
高橋源一郎や笠井潔のようにのめり込んでいた人の書くものはそうでもない
矢作俊彦もどうだろうかね
平井和正や山田正紀といったSF作家が挫折体験に基づく人間不信を
SFという形で何とか書いている
本当は柴田翔あたりがキチンと書けば良いのだけど
学生の書生談義では終わらない裏社会がらみの話が多いからなあ
0392吾輩は名無しである2018/09/01(土) 00:22:13.40ID:eJjngQ5Y
ネルーダの大いなる歌の完訳が出るそうだが
詩は守備範囲外だからあんまりありがたみがわからない
0393吾輩は名無しである2018/09/01(土) 22:46:08.09ID:I3ZH3BTQ
ラテンアメリカ文学選集の誤字率は凄いな
下手すりゃ自費出版並にあるぞ
0394吾輩は名無しである2018/09/04(火) 00:37:14.54ID:9XrBcSM3
>>392
詩の翻訳は半分しか伝わらない
意味だけで響きは度外視だからな
0395吾輩は名無しである2018/09/06(木) 20:24:54.97ID:q6NN+Tno
「汚辱の世界史」いいな
悪、アンチヒーロー、こういった言葉のイメージやニュアンスを次々変容させていく
文学ってええわあ
0396吾輩は名無しである2018/09/11(火) 09:32:58.77ID:XujWwrSt
中古で安くオスカーワオ手に入れて興奮している。
0398吾輩は名無しである2018/09/19(水) 07:06:00.04ID:m8kRY38h
>>397
セクハラ暴露されて終わったろ
もともと主要なアイデアはマルケスのパクりだし才能あるようには思えなかった
0400吾輩は名無しである2018/10/05(金) 02:09:02.91ID:2DXDUPNw
夜のみだらな鳥、読んだわ
思ってたよりするする読めた

後半はちょっとゆるくなったな
3分の2くらいまでがカオスを極めてたわ
ラストはベケットっぽくもあって、この一冊読み込めば他が物足りなくなりそうね
場面転換がとにかくうめえ
0401吾輩は名無しである2018/10/05(金) 02:10:55.20ID:2DXDUPNw
オスカーワオは俺にはおもんなかったな
あれならピンチョンとかボラーニョ読んでおけばよくね?
0402吾輩は名無しである2018/10/05(金) 02:38:10.86ID:hUML+/ZH
オスカーワオごり押ししてた訳者は信用してない
俺は短編も読んだからな、しかも連作だからちゃんと全部読んだ
あの頃まとめて新しい世代の本読んだけどどれも時間の無駄だった
そろそろまた新しい世代の本読もうかなと思っている
時の侵食作用ってやつでねその世代ごとの物語のサイズやテンポもあると思うんだ
あくまでも表面的なことでまったく時間の無駄なことが多いけど
夜のみだらな鳥読むわ、ベケットうまく使ってそうなだけで惹かれた
0404吾輩は名無しである2018/10/09(火) 15:41:51.33ID:kAzqnj4E
時間の無駄て…
こういうのもいるんだな
0405吾輩は名無しである2018/10/10(水) 17:56:22.78ID:siSR4yXz
>>392
ネルーダの分厚い訳詩集が本屋で売っていた
買わなかったけど
0406吾輩は名無しである2018/10/10(水) 18:54:45.31ID:aqIiqf79
曖昧なあやしい統計だが世界文学の固定ファンが日本で3000人だとか。論拠はアレだけど感覚値としてそんな違和感ない。

ラテン文学だと500とかなんだろうか。
俺も昔は読んでたけどいま文学って趣味としてもあまりにも味気なくて時間ばっか取られてもう手に取ることはないな。
0407吾輩は名無しである2018/10/10(水) 21:47:04.56ID:EckryBKu
狭く深くて愚直な奴より広く浅くて小器用な奴のほうが面白い奴扱いされる時代だからしょうがないよな
0408吾輩は名無しである2018/10/11(木) 02:09:18.00ID:7nZ6jeZQ
スレ違いだけどこんなに小説が駆逐されるのはスマホの影響かなやっぱ。
時代の流れだからどうしようもないけど

少数派だろうと多数派だろうと個々が楽しいと感じればそれでいいと思うけど。実がなくても。でもやっぱ小説って数ある文化系娯楽の中でも飛び抜けてつまんないよね。俺はもう二度と小説読まない気がする。
若い頃ラテンや海外文学読み漁ったアラフォーおっさんのボヤキです。
0409吾輩は名無しである2018/10/11(木) 09:02:22.11ID:k0vb6s/u
スマホの影響だね
とびぬけてつまらなくはないよ
本は長持ちするのがいいね
0410吾輩は名無しである2018/10/11(木) 09:56:37.04ID:7pjHtjvH
ジュノ・ディアスはもう50歳になるおっさんなのに若い世代呼ばわりする人って今いくつなんだろ…
0411吾輩は名無しである2018/10/11(木) 16:25:10.22ID:g9OpR5Xp
深夜のノリで気持ち悪いのは認めるがそれくらいだな
お前もネチネチと暗いな
0412吾輩は名無しである2018/10/11(木) 19:28:21.27ID:hfuceaeS
>>410
「若い世代」なんて誰も書いてませんよ
ポスト“ラテンアメリカ・ブーム”世代のことを「新しい世代」と言うんじゃないですか?
寺尾隆吉先生も自分より年上の作家を新世代と呼んでいますよ

寺尾隆吉(1971年- )
オラシオ・カステジャーノス・モヤは、ボラー
ニョやロドリゴ・レイローサと並んでラテンアメリカ文学新世代の代表格
http://www.jca.apc.org/gendai/html_mail/oshirase35_2.pdf

オラシオ・カステジャーノス・モヤ(スペイン語: Horacio Castellanos Moya、1957年 - )
ロベルト・ボラーニョ・アバロス(西: Roberto Bolaño Ávalos、1953年4月28日 - 2003年7月14日)
Rodrigo Rey Rosa (born November 4, 1958)
0413吾輩は名無しである2018/10/11(木) 21:38:25.84ID:sRUAoW9I
カテゴライズはどっちでもいいんですがそもそもまるでブームになってないですよね?

すいません。文句垂れて。
0414吾輩は名無しである2018/10/11(木) 22:31:25.71ID:D/Ms7/pW
都甲幸治ってジュノ・ディアスをかなりプッシュしてたけどセクハラの件て何かコメントした?
どう思ってるのか気になるんだが
0415吾輩は名無しである2018/10/12(金) 09:32:12.95ID:Ma+Z9rc+
もう老いてるんだもの
新世代の作家は受け入れられないよね
自分の青春時代を共に過ごした作家には愛着あるだろうし
0416吾輩は名無しである2018/10/13(土) 00:41:16.93ID:5jp6oMs7
正直読み手としてはこれくらいの規模の方が有難いわ
自分だけが知っているという特別感が味わえるし
当たり前のように石蹴り遊びや2666が読まれるような世の中なんて簡便
0417吾輩は名無しである2018/10/13(土) 01:27:18.04ID:ON71gsM/
規模がないぐらいの規模でしょ?
せめてアンダルシアの犬とかカルト映画ぐらいの固定層はあって欲しくないか?

慎ましすぎるよ
0418吾輩は名無しである2018/10/13(土) 02:03:44.19ID:ON71gsM/
もう読んでたのはずっと前だけど
結果今心に残ってるのはオクタヴィオパスだな
今でもあの世界観は好きだ
ガルシアマルケスなら初期の短編かな。

どの作家もだけど長編はビックリするぐらい何にも後に残ってない
0420吾輩は名無しである2018/10/15(月) 19:55:01.54ID:7qZzE5rA
俺は10代の頃、サンリオから出てたラテンアメリカ文学の短編集を読んで
ラテンアメリカ文学にハマった。
最近そういうアンソロジーが出てない気がする。
いきなり2666は無理でも、短編集ならきっかけになると思うんだけどなあ。
0421吾輩は名無しである2018/12/12(水) 21:50:44.43ID:bsH7Y2Lh
『緑の家』1年前に読み始めて中断があり、ようやく今月読み終わる
失望もないけど、とくに感動はないな 
0422吾輩は名無しである2018/12/13(木) 17:42:44.06ID:8smcLBrx
>>414
そういえばそんなことあったと
今夜はnew yorkerの記事の読むわ
ありがとう
0423吾輩は名無しである2018/12/16(日) 11:20:23.83ID:IfK7o3lE
クラリッセ・リスペクトールの邦訳はほとんどないね

独文学や仏文学に比べるとポルトガル語の専門家が少ないということか
0424吾輩は名無しである2018/12/16(日) 12:23:12.50ID:RXsvPWN8
重訳は悪みたいな意識もあるんじゃないかな
世界文学の英訳本集めているけど
そういうことだと思う

古典語学者には英語やドイツ語に頼っているけど
それを表に出さないっていう人もいる
作業は重訳なんだけどw
0425学術2018/12/16(日) 13:38:11.64ID:wk0b/GTf
百年の孤独飲んだよ。あれ?焼酎の銘柄じゃないの?
0426吾輩は名無しである2018/12/16(日) 16:57:09.58ID:zv4x17Gw
つか翻訳に関してはどういう基準で選んでいるのか分からない
カルペンティエールはそこそこあるのにノーベル文学賞作家のアストゥリアスなんて四冊しかないし
0427吾輩は名無しである2018/12/17(月) 03:57:57.90ID:07B7AuCs
『ROMA/ローマ』(Roma)は、アルフォンソ・キュアロン監督・脚本による2018年のドラマ映画である。
キュアロンの自伝的な内容であり、1970年代のメキシコシティを舞台に中流家庭とその家政婦に焦点が当てられる。

ワールド・プレミアは2018年8月30日にヴェネツィア国際映画祭で行われ、
2018年12月14日よりNetflixでストリーミング配信される。

アルフォンソ・キュアロン・オロスコ(Alfonso Cuarón Orozco、1961年11月28日 - )

監督
最も危険な愛し方 Sólo con tu pareja(1991年)
リトル・プリンセス A Little Princess(1995年)
大いなる遺産 Great Expectations(1998年)

天国の口、終りの楽園。 Y tu mamá también(2001年)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 Harry Potter and the Prisoner of Azkaban(2004年)
トゥモロー・ワールド Children of Men(2006年)

ゼロ・グラビティ Gravity(2013年)
ROMA/ローマ Roma(2018年)
0430吾輩は名無しである2019/05/02(木) 16:49:32.20ID:G+f+BYHi
鼓さんの訃報ここみて知ってビックリしたよ(4月のはじめだったんだね)
後は岩波赤から20世紀ラテンアメリカ短編選出てるねっていう報告(過疎)
0431吾輩は名無しである2019/05/08(水) 22:27:29.81ID:1x2Uq9zL
鼓さんがいなければマコンドに入ることは出来なかった。
読み直すか
0432吾輩は名無しである2019/06/26(水) 23:18:19.80ID:BnT638OQ
七つの殺人に関する簡潔な記録
単行本 – 2019/6/20

マーロン ジェイムズ (著

史上初 ジャマイカ出身作家のブッカー賞受賞作!
世界が瞠目した巨大小説

1976年12月3日、ボブ・マーリー暗殺未遂。
事件は襲撃犯の思惑を越え、暴力の連鎖を引き起こす。
聞こえるか? 歴史から消された者たちの声が。
1976年12月3日、レゲエ・スターにしてジャマイカの英雄ボブ・マーリーが襲撃された。
その日は、高まる政治的緊張を鎮めるためのコンサートの2日前であり、総選挙が控えていた。
ボブ・マーリーは一命を取りとめるものの、暴力は加速する。
国を二分し、やがてアメリカ合衆国をも巻き込んでゆく。
襲撃したギャング、裏で操る政治家、CIA工作員、アメリカ人記者、
事件を目撃してしまった女性、さらには亡霊まで、70名以上の人物が闘い、
血に塗れながら己が見た真実を語る。
現実の事件をもとに、語られざる歴史をつむぐ途方もない野心、
禍々しくも美しいディテール、多彩に鳴り響く音楽的文体に、 世界の文学ファンが狂喜した!
ジャマイカ出身の作家では史上初のブッカー賞を受賞した巨篇。
0433吾輩は名無しである2019/06/28(金) 13:58:32.94ID:WSxB8pUq
>>432
原書まじで難しくてビビった記憶がある
チンプンカンプンな英語
よく訳せたなー
0434吾輩は名無しである2019/06/28(金) 23:58:00.49ID:QEvm/9cC
気になってるけど、値段がすごい高いよね
分厚いからしょうがないのかもしれないけど
0435吾輩は名無しである2019/07/20(土) 19:48:55.12ID:ELmN4CpG
かきくけ7
0440吾輩は名無しである2019/08/30(金) 13:46:29.00ID:RrCT04Yv
このスレできいていいことか分かりませんが、昔すばるで取り上げられてたメタフィクションの海外文学の作品をさがしています

「小説を書いている男(自分)を小説に書いている。またその小説を書いている男を小説に書いている男を小説に書いている。小説を書いている男を小説に書いている男を小説に書いている男を小説に書いている〜」

みたいなあらすじの何だかマトリョーシカみたいな印象の短編です

たしかラテンアメリカ系の作品だったと思います

先日ふっとこれを思い出して無性に読んでみたくなったのですが果たして何年前のすばるの何月号だったか、その作品は短編か長編か、作者は男性か女性か、本当に中南米文学だったのか鮮明な記憶はほとんどないんですが、文学ガチ勢の方いらっしゃったら教えてください

本当に、何をどうググっても、ラテンアメリカ傑作選メタフィクション傑作選みたいなのを見ても見つからないんです

五大文芸誌スレで聞いても分からず図書館で聞いても分かりませんでした
どなたかよろしくお願いします
0441吾輩は名無しである2019/08/30(金) 14:21:40.12ID:FppDITXH
「包誠(パオ・チエン)による歴史」かな?
0442吾輩は名無しである2019/08/30(金) 21:50:14.42ID:KBgmRUsz
小林恭二の「小説伝」もそんなものだよ
0443吾輩は名無しである2019/10/14(月) 01:18:47.91ID:6z6hrt/e
アルテミオ・クルスの死  カルロス・フエンテス 木村榮一 岩波文庫 1320円  11月16日
0445吾輩は名無しである2020/03/10(火) 14:20:50.78ID:D9KocXyn
『テラ・ノストラ』誰か読破したかな?
0447吾輩は名無しである2020/03/16(月) 20:36:04.28ID:dVMtmUmB
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031601080
中国、ノーベル賞作家に反発 感染源めぐり、米も非難
2020年03月16日20時12分

【北京時事】中国外務省の耿爽副報道局長は16日の記者会見で、
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に関し、
ペルーのノーベル賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏が
中国に対して「無責任な言論」を行ったとして、「断固とした反対」を表明した。

中国国営メディアCGTNによると、同氏はスペイン紙への寄稿で
「中国が(今回の)ウイルスの起源」と強調。
中国政府の初動の遅れや情報隠しが世界への感染拡大を招いたと指摘した。

発生源をめぐっては、同省の趙立堅副報道局長がツイッターで
「武漢にウイルスを持ち込んだのは米軍かもしれない」などと客観的根拠を示さず主張。

米側が抗議したが、耿氏は「米国の高官や議員は中国に泥を塗る言論を発表している」と述べ、
逆にその場で抗議したと明らかにした。
0448吾輩は名無しである2020/03/17(火) 12:56:58.27ID:exOQI2sV
ノーベル賞作家、中国が「独裁国家」でなければ事態は違った 新型コロナ
2020年3月17日 10:42 発信地:リマ/ペルー [ ペルー 中南米 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3273713
https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/e/1000x/img_4eb6591eb49d96cdff921926321d095f125332.jpg

【3月17日 AFP】ペルーのノーベル賞受賞作家マリオ・バルガス・リョサ(Mario Vargas Llosa)氏(83)が新型コロナウイルスの流行について、
中国が民主国家であれば、新型コロナウイルスの流行は違う展開をたどっていただろうと言及した。
中国政府は16日、リョサ氏が「無責任で偏見に満ちた意見」を表明した可能性があるとして、同氏を非難する声明を発表した。

2010年にノーベル文学賞(Nobel Literature Prize)を受賞したリョサ氏は
最近スペイン紙パイス(El Pais)とペルー紙レプブリカ(La Republica)に執筆した論説で
「もしも中国が独裁国家ではなく自由な民主国家だったら、今世界で起きているようなことはどれも起きていなかったかもしれない、
とは誰も指摘していないようだ」と記した。

一党独裁国家で反体制派に容赦ない弾圧を加えていると人権団体などから広く批判されている中国は、
このリョサ氏の言及に激怒し、在ペルー中国大使館が抗議声明を発表。
「わが国は表現の自由を尊重しているが、そのことは恣意(しい)的な中傷や汚名を受け入れることを意味するものではない」と述べた。
また中国大使館はリョサ氏に対し、「著名人として、無益で無責任、偏見に満ちた意見を広めないよう」求めると述べた。
0449吾輩は名無しである2020/03/17(火) 12:57:20.81ID:exOQI2sV
>>448

リョサ氏は同じ論説の中で、「少なくとも一人、あるいは複数の高名な医師が、
十分に時間がある段階でこのウイルスを突き止めたにもかかわらず、中国政府は対応する措置を取る代わりに
情報の隠蔽(いんぺい)を試み、そうした声、良識ある声を黙殺し、情報を抑え込もうとした。
すべての独裁国家がそうするようにだ」とも述べている。

リョサ氏はまた新型コロナウイルスは「中国が発生源」とも表現しているが、中国大使館はこれを「不正確」だと指摘。
「世界保健機関(WHO)は現段階まで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生源を特定できていない」と反論した。

新型コロナウイルスは中国湖北(Hubei)省の省都・武漢(Wuhan)の市場で発生したというのが大方の見解となっている。
0450吾輩は名無しである2020/03/17(火) 20:55:14.64ID:iuUrlSUb
>>448
>中国が民主国家であれば、
>新型コロナウイルスの流行は違う展開をたどっていただろうと言及した。

独裁国家だから強権的な手法で抑え込んでいる
しかし官僚国家でもあるので
現地責任者が隠ぺいに動いて初動が遅れた
民主的透明性があれば…とリョサが考えるのも分かるが
であるのなら中国からの感染拡大に対して民主国家が
その透明性で迅速に対応できるのかな?
0451吾輩は名無しである2020/03/27(金) 01:23:08.00ID:IYR9EC3I
1年前に岩波文庫から『20世紀ラテンアメリカ短篇選』が出ていたんだな
このスレにも書き込まれてないから、初めて知った
0453吾輩は名無しである2020/07/07(火) 10:44:23.26ID:FVum+euO
★ 世界一の殺人率(日本の400倍)
  南米、ベネズエラの首都カラカスのスラム街:
 https://www.youtube.com/watch?v=CJ9akbpsBgE
0454吾輩は名無しである2020/07/07(火) 21:55:27.74ID:ru1cYtd1
30年以上積読していた集英社版『夜のみだらな鳥』を読み始めた
0455吾輩は名無しである2020/07/07(火) 22:13:18.05ID:AyOQ+nas
それだけ経ってて読もうとするのが凄い
文学何ざに興味湧かなくなるだろうに
0456吾輩は名無しである2020/07/11(土) 07:36:55.45ID:5ofZgcnJ
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★ 武漢新型コロナウィールス 第三波か★★★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
0457吾輩は名無しである2020/07/11(土) 08:47:35.86ID:5ofZgcnJ
メキシコ、ティファナ、米国との国境の街、
人口164万人、
ギャングが支配する無法地帯の中心街、
https://www.youtube.com/watch?v=A0v0_wxlrWM
0458吾輩は名無しである2020/07/20(月) 15:42:26.57ID:MVSpW1XI
>>455
仕事辞めたとか
入院したとか
暇になるときっかけになる場合がある
04594552020/07/20(月) 17:36:09.60ID:6m6/bC1W
>>458
気が付かなかったな
確かに俺も無職のころは本ばっかり読んでたな
『夜のみだらな鳥』は未だに積んだままだけどw
04604542020/07/22(水) 12:50:06.75ID:S1bWaPSX
>>458
正解だね
退職して半年以上失業手当をもらいながらコロナ自粛もあって
自宅にこもって積読本を読みまくっている
若い頃のフリーター時代のように読める
正社員の仕事を持っていると休日でも読めなかったんだが
0462吾輩は名無しである2020/08/11(火) 18:00:41.11ID:IpEWsN3R
ケアレとラナウェイか
0463吾輩は名無しである2020/10/09(金) 12:05:28.09ID:lp28W2zL
『石蹴り遊び』100P近くまで読んだが意味不明すぎてイライラしてきた。作者の写真もキチガイみたいな顔してるしな。
2通りの順番で読めるとの触れ込みだが、こんなストーリーも無いような小説でそんな仕掛けをやられても、全く凄いと思えないな。
0464吾輩は名無しである2020/10/12(月) 00:13:36.47ID:uIUAcDES
「石蹴り遊び」普通の読み方で最後まで読んだけどつまらんし主人公が何言ってるのか全然わからんしもう読まんわ・・・
この手の、小説的言語によって何かを達成しようというのではなく、
哲学から得た思想を具体例に当てはめる場として小説を利用している奴は偽物の芸術ではないかと思う
0465吾輩は名無しである2020/10/14(水) 12:31:33.00ID:U3LparcQ
コルタサルは短編が本領の作家というのが大方の評価になっている
自分も昔『石蹴り遊び』は期待して読んだが、つまらなかった
ダレルの『アレキサンドリア四重奏』とともに期待外れの凡作だった
一方、ハクスリーの『ガザに盲いて』は今日あまり評価されていないが、
各章が魅力的な断片であり、さらにそれらが集積して統一した全体を
見事に形成しているという20世紀前衛小説らしい傑作だと思っている
0466吾輩は名無しである2020/10/16(金) 00:27:25.85ID:JJF93Jzg
短編は多分だいたい訳されたけど長編はほぼされてないな
ブームの頃に懸賞くらいは翻訳されてもよかったんじゃないだろうかと思うんだが
0467吾輩は名無しである2020/10/18(日) 06:52:02.63ID:vjNDymtZ
過疎ってますな
コルタサル好きだけど、石蹴り遊びは最後まで読めなかったわ
0468吾輩は名無しである2020/10/18(日) 23:14:09.03ID:vjNDymtZ
質問!
ここにいるラテンアメリカ文学好きが、好きな現代作家って誰?
0469吾輩は名無しである2020/10/20(火) 17:40:51.79ID:0AN9mTZq
フリオ・リャマサーレス
0470吾輩は名無しである2020/11/26(木) 01:38:47.18ID:loz2Xb8i
おい、誰もいねーのか?
0471吾輩は名無しである2020/11/26(木) 01:46:42.26ID:loz2Xb8i
最近の作品で、なんか面白いのないかね?
0472吾輩は名無しである2020/11/26(木) 20:56:05.18ID:hFYTXIF7
はい、います!

スペイン・ポルトガル系だけど、なんとなくラテンアメリカ文学っぽさもあるかな。
ジョゼ・ルイス・ペイショット「カルヴェイアスの犬」
アグアルーザ「忘却のついての一般論」
アチャーガ「アコーディオン弾きの息子」(映画化されるらしい)
0473吾輩は名無しである2020/11/27(金) 15:49:00.66ID:AaTtocll
>>472
ダンケ
今度読んでみる

俺もなんかおススメしたいが、ボラーニョで更新が止まってる
0474吾輩は名無しである2021/03/20(土) 20:45:48.87ID:hQTzaYH9
On the road を英語で読んでるがこれ3週間で書いたんだよな
作者が書いた時間より読み終わるまで時間かかりそう
0476吾輩は名無しである2021/03/21(日) 09:40:52.90ID:GOWzC7uZ
ラテンアメリカ文学は色々読んだが、いまだ好きな作家が現れない
0477吾輩は名無しである2021/03/21(日) 09:43:50.51ID:8Bsl33C1
コルタサルの短編集はええぞ
ラテアメ臭ないし
0479吾輩は名無しである2021/03/23(火) 09:06:54.36ID:nbXPFeLE
ペドロ・パラモは圧倒されたな。あの独特の雰囲気がすごい
0480吾輩は名無しである2021/03/23(火) 10:16:17.59ID:p7pU3TGd
嘘かもしれないが、大江健三郎がメキシコシティに滞在して講義をしていた1970年代、
ある酒場で彼に話しかけてきたのがフアン・ルルフォだったという
後日ルルフォから大江宛に著書が送られてきたらしい
0481吾輩は名無しである2021/03/23(火) 20:49:51.65ID:/oHJd9Vj
Discord新装開店しましたのでにわか様も有志様もぜひ遊びに来て下さい🦉
もちろんDiscordした事ない方も大歓迎です、VCもあり多機能で幅広く楽しめます♬
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0482吾輩は名無しである2021/03/23(火) 22:17:47.45ID:QT5ZBn5Y
>>480
インタビューで嘘言ってんならさすがに耄碌ジジイすぎるわ
嘘のようなホントの話だろ
0483吾輩は名無しである2021/03/24(水) 11:10:01.84ID:HXyG0zRH
>>482
大江は講演でもホラ話をさも実際あった話のように話すからな
0484吾輩は名無しである2021/03/25(木) 10:57:53.81ID:vmECl/lA
ブラジルがリアル族長の秋
0485吾輩は名無しである2021/04/19(月) 01:44:29.36ID:YhgQI2r2
https://www.nikkansports.com/general/news/202104180001537.html
ノーベル文学賞作家バルガス・リョサ氏がケイコ氏支持表明 ペルー大統領選
[2021年4月19日0時12分]

ペルー出身のノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏(85)が18日までに、
6月6日の大統領選の決選投票でアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)を
「まし」な候補だとして支持すると明言、有権者にも支持を呼び掛けた。
在住するスペインのパイス紙やメキシコ紙のコラムで述べた。

バルガス・リョサ氏は1990年の大統領選に出馬し、当時無名だったフジモリ氏に決選投票で敗北。
反フジモリ派で知られるが、対抗馬の急進左派カスティジョ氏(51)が当選したら
「共産主義的な社会になってしまうことは明らか」と懸念を示した。
一方、ケイコ氏が当選すれば「ペルーの民主主義を救う可能性がある」と指摘した。

(共同)
0486吾輩は名無しである2021/04/19(月) 16:22:55.90ID:4f655FBN
そんなに共産がこわいならピノチェトみたいなのをアメリカ様に送って貰えばいいんでは?
0487吾輩は名無しである2021/05/29(土) 07:06:17.97ID:OBVK7O8Y
>>486
そういう他力本願の考えはやめよ
自分の国は自分たちで決めるべきだ
0488吾輩は名無しである2021/06/23(水) 23:12:34.65ID:SSwTZjUF
ラテンアメリカの小説は欧米先進国の小説にはない独特の価値観や要素が含まれていておもしろい
なにが違うのか具体的にいうことができないもどかしさがあるけど、たくさん読めば分かってくるかもしれない
0489吾輩は名無しである2021/06/30(水) 13:36:45.50ID:bg2WOBaQ
現代企画室の本は奥付に発行部数が書いてあるんだね。1000部とか泣けるよ
0490吾輩は名無しである2021/07/01(木) 09:01:09.44ID:ibSRkNMv
>>488
頭の悪い奴はたくさん読んだって何も分かりゃしないよ
面白い、つまらない、これだけさw
0491吾輩は名無しである2021/07/09(金) 10:26:05.52ID:3pCEogKS
ホセ・ドノソの境界なき土地を図書館で借りて読んだらとてもおもしろかったので夜のみだらな鳥を衝動買いした
楽しみだ
0492吾輩は名無しである2021/07/14(水) 20:48:40.46ID:zuVSmBxV
ボルヘス初めて読んだけどむずかしいね。何度も読み直さないと把握できない話が多い
でも味わい深くてスルメみたいだ
0493吾輩は名無しである2021/07/16(金) 09:05:42.82ID:vlnaQVDE
>>492
「裏切り者と英雄のテーマ」は読んだかな?
それを映画化したベルトルッチの「暗殺のオペラ」も見てほしい
0495吾輩は名無しである2021/07/16(金) 10:28:40.43ID:YmihrdXE
>>493
いまアレフを読んでて伝奇集はまだ読んでないんだ
暗殺のオペラは何十年も前に映画館で見たけどボルヘスが原作とは知らなかったよ。見直してみるよ。ありがとう
0496吾輩は名無しである2021/08/07(土) 17:18:50.15ID:OYHqEZe6
コルタサルの動物寓話集おもしろかった。読みごたえあるわ
0497吾輩は名無しである2021/08/07(土) 18:10:59.25ID:8cICyVkq
石蹴り遊び面白すぎ。Spotify でプレイリストを作りつつ読むの楽しい
夏はラテンアメリカ文学に限るな
0498吾輩は名無しである2021/08/08(日) 10:46:01.50ID:uwXMRvB5
ボルヘスはこんなの書いてみたよ、分かるかな〜って挑戦されてる感じ
コルタサルはまたこんな変なの思い付いて書いちゃったけどまあいいよねって言われてる感じ
0499吾輩は名無しである2021/08/09(月) 22:43:19.59ID:a6A6e3U6
コルタサルは本人が「分からないように書けるようになった!」と喜んでいたらしいし、
フエンテスは読んだ父親が「わけがわからないじゃないか!」と怒って本を壁に投げつけたというし、
そんなの私にわからなくて当たり前だよなあと開き直りながら読んでいるw
0501吾輩は名無しである2021/08/10(火) 10:23:02.43ID:lzbCRmtl
>>499
たしかに胸にストンと落ちる話は印象に残っていない。なんだこりゃと何日も引きずるような話は頭に残ってる
小説の作り方としては分かんないように作る方が儲かるのかもね
0502吾輩は名無しである2021/08/14(土) 08:44:55.09ID:llIGBvA2
ガルシア=マルケス亡き後のコロンビア文学の雄バスケスの大作、
『廃墟の形』の邦訳が水声社から刊行されたね
相変わらずこの出版社の本はamazonでは取り扱いなし
0503吾輩は名無しである2021/08/14(土) 10:31:12.20ID:INoALtaq
お、廃墟の形でたか
e-honで品切れと言われたテラノストラ、水声社に直接メールしたら送料サービスで買えた
0504吾輩は名無しである2021/08/14(土) 10:42:22.85ID:1YdhUyYW
別にアマゾンを使わなくとも水声社の本は紀伊國屋やジュンク堂で買えるしそれらの通販でも手に入る。特に不便なことはない
0505吾輩は名無しである2021/08/14(土) 10:51:04.32ID:llIGBvA2
水声社が今もamazonを敵視していることを指摘したかった
別に不便だと言いたかったわけではない
0507吾輩は名無しである2021/08/14(土) 12:07:33.61ID:INoALtaq
Amazonで売ってない本を読み始めてからが本当の戦いなんですよ
0510吾輩は名無しである2021/08/18(水) 06:28:35.29ID:mkM4i+sp
テラ・ノストラよみおわったー
すごいことやってんだけど小説としてはおもしろくなかったような気もするけど今後の人生で何回も振り返りそうな気がする
石蹴り遊びのオリヴェイラが出てきたとこがうれしかった
今日仕事する気が出ねえ
0511吾輩は名無しである2021/08/20(金) 15:11:17.92ID:zOmDtT5z
今後何度もってのは長すぎて今はそう思うだけってことはないのかな?
最近長いのに面白くないってのは罪深いという気がするんだよね
0512吾輩は名無しである2021/08/20(金) 16:11:10.32ID:59bAeMX6
その作品の面白さは人それぞれでいいじゃないですか
0513吾輩は名無しである2021/08/20(金) 20:49:57.79ID:0HYsOm8I
テラ・ノストラは長いとは感じなかったな。もうちょっと感情移入できるように書いてほしいとは思ったが
むしろラテンアメリカって短すぎるような。アルテミオ・クルスの死とか緑の家とか、あの倍の分量ほしいわ
失われた時を求めてとか特性のない男みたいな大河小説をメキシコシティかブエノスアイレス舞台でやってほしい
0514吾輩は名無しである2021/08/21(土) 00:05:18.75ID:oV0KE7xu
長くもなくて面白くもないなら折に触れて思い出さなくないですか?
つまらなくても長々と読んだ時間が自分の人生の一部に刻まれて思い出されるということなら私にもありましたが
でもつまらないものはやっぱりつまらないと切り捨てていいんじゃないかと最近思うようになったのです
何かを思い出すといっても丸ごとではなく人は忘れながら思い出しますしね
0515吾輩は名無しである2021/08/21(土) 09:44:09.55ID:8c/FeoHt
ラテンアメリカ文学は一応気になるから、いろいろな本を買って読むんだが、
圧倒的な感銘を受けた作品がまだ一つもないんだよな
なかなか優れた作品とか好きな作品はあるんだけどね
どこかに自分と相性ばっちりの傑作が転がっているかもしれないから、
今後も読み続けるけどね
0516吾輩は名無しである2021/08/21(土) 11:46:32.03ID:JyKLxz5P
読書には面白くもないものでも受け入れるしかないという時間が結構あるよね
極端な言い方をすると
本を読まない人は刺激的な部分を特に印象的な記憶として蓄積するのに対して
本を一冊読もうとするせいでつまらない時間も持続的に記憶する習慣が生まれる
本当は一冊のうちのほんの一部だけしか自分にとっては必要のないものかもしれなくても
とりあえず一冊や一作として記憶しておくことになる
しかもそれが自然現象や現実的な状況とは異なり、
たった一人の著者の頭によって作られたものだったりすると
なぜ自分はそんなものにこうまでして付き合わなければいけないのだろうと思わないでもない

まあたしかに少なくとも日本で翻訳されているラテンアメリカ文学にはそこまで長い小説はないから
気楽に読めばいいんですが
0517吾輩は名無しである2021/08/21(土) 16:03:45.64ID:+ghhLWaV
長文で自分語りを始めると私小説化して日本文学っぽくなるのでやめてください
0519吾輩は名無しである2021/08/21(土) 16:44:45.20ID:vsddZa7I
たしかに「今日仕事する気が出ねえ」みたいな自分語りほどくだらんもんはないな
しらんがな
0520吾輩は名無しである2021/08/21(土) 16:46:32.78ID:oRaahWRW
>>518
ほんまやな
長文レスが嫌なら1行レス読んどけばいいじゃない
0521吾輩は名無しである2021/08/21(土) 17:48:17.25ID:ntNMHj9P
長文での自分語りはラテンアメリカ文学にも少なくない
『アルテミオ・クルスの死』にもそんなパートあるし『チリ夜想曲』とかもそう
自分語り=私小説という発想こそ日本文学にどっぷり浸かっているから出てくるというべきだな
0522吾輩は名無しである2021/09/18(土) 15:22:48.44ID:fS7Prmbd
『ケルト人の夢』マリオ・バルガス=リョサ 著 野谷文昭 訳 岩波書店
3,960円(税込) 2021/10/29発売予定
ISBN:9784000614740

一九一六年、大英帝国の外交官であった男に死刑が執行された。その名は
ロジャー・ケイスメント。植民地主義の恐怖を暴いた英雄であり、アイル
ランド独立運動に身を捧げた殉教者である。
同性愛者ゆえに長くその名は忘れられていたが、魂の闇を含めて、事実と
虚構が織りなす物語のうちによみがえった。
人間の条件を問う一大叙事詩。
0523吾輩は名無しである2021/09/24(金) 00:50:55.98ID:y0HNxr70
「赤い魚の夫婦」 グアダルーペ・ネッテル著 宇野和美訳 現代書館 2,200円

国際的な評価を受けているメキシコ人作家の、初の邦訳となる短編集。5編を収録する。
表題作の主人公は、2匹の金魚を飼いながら夫と暮らす女性。好戦的で共生が困難な種
類なのに同じ水槽に入れられてしまった2匹と、妊娠を機に関係が変化した夫婦の姿が
重ねられていく。
他の4編もそれぞれ虫、猫、菌、ヘビを題材に、人間の孤独や社会の息苦しさを浮かび
上がらせていく。日本では知られていない優れた作家が、世界にはまだ多くいることを
実感させられる。
0524吾輩は名無しである2021/10/11(月) 12:11:57.05ID:Y5kNoTJq
初リョサに都会と犬ども選んで正解だった
想像よりカラッとしてる青春ものだったなこれ
0525吾輩は名無しである2021/10/13(水) 11:54:35.66ID:TGv1Qx1p
リョサ数冊読んだけど、都会と犬どもとても好き!
いじめや左遷もかるけど、案外さっぱりしてるよね。
0526吾輩は名無しである2021/10/16(土) 17:06:09.83ID:t4Ix6xBq
>>525
読後感やたらと良かったからかな
粗筋の第一印象だともっと終止ドロドロ陰湿なのかと思って構えて読んだからいい意味で裏切られた
リョサ他のもこれから読むつもりだけど個人的には都会と犬ども私もこれたぶん好きランキング上のままな気がするw
0527吾輩は名無しである2021/10/20(水) 21:01:20.74ID:GuP/OxfP
バルガス・リョサは、緑の家と、世界終末戦争もぜひ!
官能の夢も文学エロスというかでなんか良いです。
0528吾輩は名無しである2021/12/14(火) 23:15:27.05ID:+INFS4zi
ガルシア・マルケスを読んだ方、インタビュー「グアバの香り」と、自伝「生きて、語りつたえる」お勧めです!
作家はどのようにして実体験と想像を物語にするのか。
「百年の孤独」のエピソードの元ネタも多数あり。
0529吾輩は名無しである2021/12/20(月) 00:04:43.36ID:v4pBHHKt
来年の国書刊行会の予定にパラディソがあるそうで、企画生きてたんだなぁ

もしかしたら本当に読める日が来るかもしれない
0530吾輩は名無しである2021/12/20(月) 08:54:28.58ID:xoCzW+Mw
『トラのトリオのトラウマトロジー』買ってあるが、まだ読んでないや
いつ読もうか?
0531吾輩は名無しである2021/12/21(火) 06:03:14.76ID:ZB22xH41
パラディソでるの?ラテンアメリカ最後の砦というかんじが
あとはコルタサルの長編とかの好事家むけしか
0532吾輩は名無しである2021/12/21(火) 22:23:28.04ID:AClG54JU
ロア=バストスの「汝、人の子よ」がとても良かったから、「至高の存在たる余は」を読みたいんだけと、翻訳されてないよね。
0533吾輩は名無しである2021/12/30(木) 11:13:40.07ID:tTccHe4M
英語でコルタサルの62 a model kitを読み始めたがこれは難しいなあ
いきなり石蹴り遊びの62章を読め、とか飛ばされるし
英語での評価を見る限り、一部の猛者には石蹴り遊び以上に面白いらしいけど
0534吾輩は名無しである2022/01/03(月) 09:01:58.34ID:FpVlfLO8
コルタサルの62 A model kit英語版を読んだ。場所も語り手も自在に入れ替わる実験的な作品だが、短編でも見せる文章のキレはさすがで、美しいシーンが印象に残る。百年の孤独や石蹴り遊びを英語にした名訳者による文章も格調高い。
リリカルな群像劇というメインの展開は石蹴り遊びとも共通するが、芸術論議ばかりしていた石蹴り遊びと比べると話に動きがあり、特に主人公視点の都会的だが抽象的な空間でのラブストーリーは村上春樹っぽさもある。
コルタサルの長編は日本語訳してくれる人がいなさそうなのだが、実験小説好きにはたまらない傑作で、英語レビューサイトではマニアたちが解釈を寄せ集めて盛り上がっている。読後これだけ誰かと話したくなる作品は珍しい。みんな読もう。。
0535吾輩は名無しである2022/01/03(月) 11:22:20.04ID:qqrmWApj
>>534
寺尾隆吉辺りが訳して欲しい。フィクションのエル・ドラードに収めてくれると
0536吾輩は名無しである2022/01/03(月) 11:37:03.35ID:FpVlfLO8
寺尾氏コルタサルとかフエンテスの実験的なもの酷評してるからなあ
0537吾輩は名無しである2022/01/03(月) 12:39:26.78ID:RLKp72XM
寺尾はコルタサルは基本短編の作家だと言ってたね
0538吾輩は名無しである2022/01/03(月) 16:24:07.90ID:FpVlfLO8
フエンテスでも、寺尾氏の評価するガラスの国境みたいな甘々の短編より、
聖域とか脱皮みたいなキレッキレの長編が好き、という人がいても良いと思うのだけど
木村栄一氏はもうリタイヤ気味なのかなあ
0539吾輩は名無しである2022/01/12(水) 18:55:00.14ID:8YGmamU2
光文社古典新訳文庫でバルガス・ジョサ『街と犬たち』寺尾隆吉訳で発売予定。おそらく3月発売
都会と犬どもの新訳?
0541吾輩は名無しである2022/01/12(水) 22:46:59.65ID:EX9vyaKa
えー最近ハードカバー買っちゃったよ。まあ傑作だし文庫化は喜ばしいが。
0542吾輩は名無しである2022/01/16(日) 00:20:07.17ID:vhpQQvlP
邦題都会と犬どもじゃなくなるのか
街と犬たちってこれまた角削がれて丸くなった感

自分も少し前に都会と犬どもと終末戦争ハードカバーで揃えたばかりだわでも文庫も買いそう
0546吾輩は名無しである2022/02/02(水) 18:13:34.59ID:NMpydwei
フエンテスのテラ・ノストラを入手したけど難しそう。スペインの歴史を前もって勉強しておいたほうがいいかな?
0547吾輩は名無しである2022/03/19(土) 17:06:20.68ID:7XDWNzke
もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法
仁平ふくみ (著)税込:4,950円
出版社: 春風社
発売日:2022/03/24
ISBN:978-4-86110-784-9
0548吾輩は名無しである2022/03/19(土) 21:37:55.41ID:HbCIyL7j
ルルフォはすばらしい。二作品しかないのが残念だ
0550吾輩は名無しである2022/06/26(日) 22:54:09.90ID:p9EBcRE7
>>549
石蹴り遊び手元に欲しかったのでありがたい
0551吾輩は名無しである2022/06/26(日) 23:03:12.66ID:CM0ByaUE
石蹴り遊びは何年も前に読んでまるでわけがわからなかった。
これを機会に再挑戦しようかなあ。
0552吾輩は名無しである2022/06/27(月) 10:34:56.52ID:xuGzkC1l
石蹴り遊びは積んであるので読もうかなあ。難解そうで後回しにしちゃってる
0553吾輩は名無しである2022/06/27(月) 17:42:55.20ID:8SYlnHyH
石蹴り遊びは難解ではない
虚仮威しの凡作にすぎない
アレキサンドリア・カルテットと並ぶ過大評価作
0554吾輩は名無しである2022/06/27(月) 18:55:49.02ID:0KYqyre0
石蹴り遊びの土岐訳って集英社文庫で出てたのと同一じゃないの?
0556吾輩は名無しである2022/06/28(火) 19:31:35.08ID:lSw9PCZW
集英社文庫版って品切れなのか
ラテアメ文学が充実してたなぁ
プイグとかフェンテスもあった記憶
0559吾輩は名無しである2022/08/01(月) 19:35:55.85ID:pmAqsJlL
エバ・ルーナ (白水Uブックス)
イサベル・アジェンデ (著), 木村 榮一 (訳), 新谷 美紀子 (訳)
税込:2,860円 出版社: 白水社
発売日:2022/09/30
ISBN:978-4-560-07242-4

岩波文庫の20世紀ラテンアメリカ短篇選に収められている『ワリマイ』は、本書の関連作品。
0560吾輩は名無しである2022/09/22(木) 14:55:01.79ID:j2aeAhmd
安倍晋三銃撃を受けてチボの狂宴を読み返したけど、結局ウラニータの出国願を隠してたのは誰だったの?
書いてあった?
0561吾輩は名無しである2022/09/23(金) 08:14:24.68ID:AcBQXVDM
>>558
これは買わねば
10月7日発売だね
0562吾輩は名無しである2022/10/27(木) 20:49:38.86ID:qmQCqG+F
エバ・ルーナのお話 (白水Uブックス 海外小説永遠の本棚)
イサベル・アジェンデ (著), 木村 榮一 (訳), 窪田 典子 (訳)
税込:2,640円
発売日:2022/10/28
ISBN:978-4-560-07243-1
0563吾輩は名無しである2022/10/29(土) 12:09:27.15ID:nl8F9mU0
『パラディーソ』購入した
旦敬介訳はバルガス=リョサの『世界終末戦争』以来だな
0564吾輩は名無しである2022/10/30(日) 10:19:00.53ID:SWRunA4b
>>563
ツイッターを見ると、続々と購入している
早くも読了した人もいて、待ちわびた人が多いのが分かる
0565吾輩は名無しである2022/10/30(日) 10:23:35.41ID:eaGvVKqS
早くも読了したと言ってもそいつ何読んでもろくなこと言わないやつだよね
何がしたいんだろうね、ああいう人って
0567吾輩は名無しである2022/11/06(日) 18:38:26.89ID:dm1Kctjl
買って読みました報告はメシ食ったんでクソしましたと報告してるようなもん
アホでしかない
0568吾輩は名無しである2022/11/07(月) 11:16:29.29ID:IIVQPJ31
>>567
お前のレスこそアホの極み
何か作品について書け
0569吾輩は名無しである2022/11/07(月) 11:18:51.57ID:927lpkHQ
>>568
買いました読みましただけで作品について書けない無能の極みオヤジw
0570吾輩は名無しである2022/11/28(月) 11:18:49.32ID:AbS77FMQ
フエンテス『脱皮』読了
これは失敗した実験作
ここまで錯綜させなくていい
0571吾輩は名無しである2023/01/15(日) 20:02:09.41ID:/b6tnOdl
>>556
ボルヘス『砂の本』とガルシア=マルケス『族長の秋』だけは2011年に新しいカバーデザインに変わって現行本だね
0572吾輩は名無しである2023/01/19(木) 11:54:54.19ID:qDsiiTFf
なぜか2011年の改訂新版でラテンアメリカの文学という冠がなくなったけどプイグの蜘蛛女もまだ集英社文庫で読めるよ
ラテンアメリカ五人集も2011年改訂新版組だけれど現在は品切重版未定
0573吾輩は名無しである2023/02/07(火) 10:14:07.98ID:QkCsxgF7
パラディーソ難しいな
3章まで読んで挫折したわ
0574吾輩は名無しである2023/02/07(火) 15:10:25.94ID:hpnSeHmV
>>573
マジか。持ってるけど出だしだけちょこっと読んだら楽しそうなんだけどな
0575吾輩は名無しである2023/02/07(火) 15:26:26.90ID:z7Y8FOgb
ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』絶版かよ
0576吾輩は名無しである2023/02/07(火) 22:13:31.97ID:h9VGnEJC
コロナの時代に!
とかなんとか適当なポップを付ければ売れそうなのにのう
0577吾輩は名無しである2023/02/08(水) 08:50:36.20ID:3dZjuhBM
>>575
ついこの前本屋で見かけた記憶
0578吾輩は名無しである2023/02/08(水) 09:38:44.46ID:GmciLaWY
>>577
もう版元に在庫はなく、重版しないから、書店在庫がなくなれば終わり
各通販サイトでは購入不可
0579吾輩は名無しである2023/02/08(水) 11:29:57.81ID:xNSnp7NW
新潮社の百年の孤独や族長の秋はまだネット書店で新品が買えるからコレラの時代の愛はよく売れたのかな
品切れになったのなら文庫化して欲しいものだ
そうしたら電子書籍も出るので一石二鳥だ
0580吾輩は名無しである2023/02/08(水) 13:05:24.85ID:cRPx/WxQ
ガルシア・マルケスはよく売れてる方じゃないのか。重版するか文庫化すれば売れそうなものだけど
0581吾輩は名無しである2023/02/08(水) 15:34:54.36ID:8uIB2PPO
>>579
新潮社はハードカバーで出した海外文学はまず文庫化しない
ナボコフ(ロリータを除く)、ピンチョン、デリーロ、ガルシアマルケスなど
0583吾輩は名無しである2023/02/08(水) 18:21:15.47ID:3dZjuhBM
>>581
デリーロのアンダーワールドの文庫化を待ってる人が多そう
0584吾輩は名無しである2023/02/08(水) 18:36:55.78ID:3dZjuhBM
マルケスとデリーロは1作ずつだけど、新潮文庫に入ってたはず
0585吾輩は名無しである2023/02/08(水) 18:40:26.38ID:3dZjuhBM
リョサの『緑の家』も新潮文庫に入ってた
0586吾輩は名無しである2023/02/08(水) 19:49:46.12ID:GmciLaWY
文庫化された例外を挙げても、大したことない
文庫化されないハードカバーが多数あることは間違いない
その文庫化は待ってもムダ
0587吾輩は名無しである2023/02/08(水) 20:03:16.32ID:GmciLaWY
『百年の孤独』と『重力の虹』は文庫化しないね
0588吾輩は名無しである2023/02/08(水) 20:42:30.33ID:xNSnp7NW
百年の孤独を文庫にしたら各方面の書評で取り上げられてバカ売れするだろうになぁ
族長の秋はまだ集英社文庫新装版が現役だからこちらを文庫にしないのは理解できる
0589吾輩は名無しである2023/02/08(水) 20:44:03.81ID:3dZjuhBM
重力の虹なんて文庫化したら何冊になるやら
0590吾輩は名無しである2023/02/09(木) 10:13:34.02ID:j9hfmSkX
>>573
『パラディーソ』は6月頃に読む予定
いかに読みにくとも、何年かかっても途中放棄はしない
それがわが読書の鉄則だ
0591吾輩は名無しである2023/02/09(木) 11:36:19.37ID:aaGd3gsy
『予告された殺人の記録』は新潮社文庫になっているのになぁ
0592吾輩は名無しである2023/02/09(木) 13:01:25.43ID:uTUalO2y
>>590
素晴らしい!
俺なんて放棄しまくり w
0594吾輩は名無しである2023/02/10(金) 10:39:07.34ID:tKVG9gIG
手元にある『百年の孤独』は1982年ノーベル賞決定後に増刷された版
定価1500円で、水色と白の表紙カバー
中を見ると、手書きで作成した一族の家系図が挟み込まれている
これは文庫化すべきではない
0595吾輩は名無しである2023/02/10(金) 11:18:41.90ID:hSwfjSR6
心配しなくても文庫化されるのは改訳版でしょ
0596吾輩は名無しである2023/02/10(金) 11:31:36.42ID:puZyvVOX
両方持ってたけど冒頭から訳ががらりと違ってたんで二段組で読みにくいボロ本は売り飛ばしたわ
0598吾輩は名無しである2023/02/10(金) 15:55:52.06ID:GPXIqInf
ドヤる前にそれをスペイン語で書けたらよかったけど読点の打ち方すら覚束ないようではね
0599吾輩は名無しである2023/02/10(金) 18:11:18.27ID:AwROTiEW
スペイン語で書いたらドヤってるようにみえると思うけど
読点もよくわからない指摘
0600吾輩は名無しである2023/02/11(土) 02:43:04.92ID:eWULQoZe
二段組で読みにくいと言えばハードカバーの旧都会と犬ども
新訳文庫の表紙が萎えすぎだしハードの装丁クールだし終末戦争と同デザインで並べてるの気に入ってるしで処分できない
0602吾輩は名無しである2023/02/11(土) 05:38:09.97ID:adp+vGXI
都会と犬どもは二段組でも字が詰まってないから読みにくいというほどではない
老眼なら辛そう
0603吾輩は名無しである2023/02/11(土) 05:58:25.06ID:VnMPDOgE
旧都会と犬ども?
「新潮・現代世界の文学」シリーズのことなら光文社古典新訳文庫と大差ないデザイン
カバー外しても味気ないし古臭い
改版のオレンジのワントーンのほうなら格好いいね、緑の世界終末戦争とも装丁もセットになっているし
でも旧と言ってるからには紅白のダサい本のこと言ってるんだろうな
新訳文庫だと街と犬たちだしな
0605吾輩は名無しである2023/02/11(土) 10:34:54.68ID:mZRIOEPY
>>590
パラディーソ退屈だって噂もあるんだよね
このスレでパラディーソちゃんと読んだ人いないの?
0606吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:05:12.84ID:IiVY2esl
>>603
ごめんごめん分かり難かった
そのオレンジのやつだよカッコいいよね
文庫新訳でタイトルが変わったからハード本にまとめて旧ってつけただけ
0607吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:17:23.26ID:nWp1TlDr
日本語下手だな
0608吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:20:42.30ID:D4U02gmy
さっさと全部文庫にして出せよ落ち目の出版社のくそども
0610吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:21:35.57ID:HV/UvH0s
>>605
パラパラとめくってみてつまらなそうだったから読まない
義務じゃないんだし
0611吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:23:13.07ID:UjHYQ88c
>>609
知らないから分からんだけだろう
無知は罪じゃないから気にすんな
0612吾輩は名無しである2023/02/11(土) 11:23:35.99ID:DEyHx3er
ダサい方の『都会と犬ども』持っている
文庫は買う気にならない
0613吾輩は名無しである2023/02/11(土) 12:32:15.97ID:sf4OPcND
光文社古典新訳文庫のカバーデザインは5chではどのスレでも不評だな
0615吾輩は名無しである2023/02/11(土) 12:42:02.91ID:S2NBiPvP
>>605
半分読んだところ
粗筋部分はわりとわかりやすいんだが、
全ての言葉に比喩が複数くっついていたり、さらに幻想的なのがわかりずらい…
翻訳者解説で「幻想的部分は飛ばしてでも、この面白い小説を読んでほしい」というけど、どこまで飛ばしてよいかわからないのでできる限りちゃんと読んでる。
0616吾輩は名無しである2023/02/11(土) 14:13:23.52ID:DEyHx3er
>>614
ホント、そう
あれだと装丁を悩まなくていいもんな
0617吾輩は名無しである2023/02/11(土) 15:09:08.81ID:PJGW/w9K
新潮・現代世界の文学シリーズも大概手抜き
色違いなだけ
0618吾輩は名無しである2023/02/11(土) 16:12:20.32ID:DEyHx3er
>>617
あのシリーズのラテアメ小説、何冊か架蔵している
百年の孤独(水色)、落葉(エンジ)、アルテミオ・クルスの死(エンジ)、世界終末戦争(黄色)、緑の家(緑)、その他数冊
0620吾輩は名無しである2023/02/12(日) 07:40:10.35ID:wEMQpDbJ
>>615
読書っていうのはそういうもんだよな
何ヶ月かかってもいいから完読して感想をここに書き込んでくれ
俺も今年中には読み終えるから、つまらなければここに書く
感動したら、amazonレビューを書くよ
0621吾輩は名無しである2023/02/12(日) 07:43:47.77ID:r7hGFdla
読書は苦行自慢ではない
暇人は勘違いしがち
0622吾輩は名無しである2023/02/12(日) 08:39:36.68ID:PgjLqAMr
-            ↓
-            ↓
-            ↓
-            ねるそん、灯火
-            ↓
0623吾輩は名無しである2023/02/12(日) 08:42:32.52ID:AACwtz03
投下だろアホ
0624吾輩は名無しである2023/02/12(日) 10:33:58.13ID:4NzISJPM
パラディーソを読んでるが、夜になるまえに、みたいのを
期待していたが全然違うタイプの小説だな…
0626吾輩は名無しである2023/02/12(日) 17:50:27.19ID:RPFLtqDN
光文社古典新訳文庫は言語別に装丁のカラーが決まっているのが厭
英語は緑、フランス語イタリア語は青、ドイツ語は茶色、ロシア語は赤(笑)、その他は全部ピンク
コルタサルやジョサの表紙もピンクになってしまった
スペイン語ポルトガル語にはもっとマシな色を割り振ってくれよ
0627吾輩は名無しである2023/02/12(日) 18:16:07.48ID:KUZYOnkO
男だからピンクは嫌とかいつの時代のセンスだよ
0628吾輩は名無しである2023/02/12(日) 19:21:13.88ID:wEMQpDbJ
男だけど、ピンクは好きな色だな
ベッドシーツはピンクだ
ネクタイもピンクを持っているし、ピンク映画も好きだ
0630吾輩は名無しである2023/02/12(日) 19:50:49.48ID:N/kORWKo
ぼざろのぼっちちゃんも
スパイファミリーのアーニャも
ピンクだから今の若い男はピンクを好む
0631吾輩は名無しである2023/02/12(日) 20:11:07.42ID:jF0rqbXI
どこで性別の話が出てきたんだ
小説のカバーにピンクが嫌って話じゃないのか
0632吾輩は名無しである2023/02/12(日) 20:47:55.88ID:1O3nAuPq
ピンクが嫌、もっとマシな色をとか騒ぐのはジジイくらいだろ
0633吾輩は名無しである2023/02/12(日) 20:53:12.48ID:jF0rqbXI
流石に会話がめちゃくちゃすぎんか…
0634吾輩は名無しである2023/02/12(日) 21:52:43.79ID:Rm+Xlph8
ほとんど動いてなかったスレが進んでるから何かあったのかと来てみれば…
0635吾輩は名無しである2023/02/13(月) 08:35:08.42ID:37rQg7oy
ジジイが馬鹿丸出しでピンクを嫌がったからしゃあない
0636吾輩は名無しである2023/02/13(月) 08:57:33.54ID:J85cKRah
>>626
紫はないのか
中国では紫が最も高貴な色とされていて、習近平はよく紫のネクタイをしている
中国文学が入れば、紫かな
0637吾輩は名無しである2023/02/13(月) 09:13:06.80ID:FHqfoo5U
魯迅はピンク
上でも書かれているように英仏伊独露以外は全部ピンク
日本もピンク
0638吾輩は名無しである2023/02/13(月) 09:58:33.92ID:J85cKRah
魯迅は入っていたのか
茅盾、老舎、巴金はまだ?
0639吾輩は名無しである2023/02/13(月) 21:48:57.94ID:f+wbbGyF
>>594
古本で買ったの? 手書きの家系図は前の持ち主の遺物?
俺も旧版「百年の孤独」読んだとき家系図作ったわ。確か改訳版には家系図が最初から付いてたよなあ。
0640吾輩は名無しである2023/02/13(月) 21:55:50.25ID:f+wbbGyF
最近ラテンアメリカ文学読んでいないな。十年前に岩波文庫からボルヘスの作品がまとめて出た時に全部買いして一気読みしてから、殆ど手を付けてないわ。
「続審問」「創造者」に感心したのも十年前か。時が経つのが早いなあ。

最近「記憶の図書館: ボルヘス対話集成」(国書刊行会、2021年)が出たらしい。ちょっと高いが、今年中に買って読んでみるかな。
0641吾輩は名無しである2023/02/13(月) 22:47:14.40ID:VhS/Mmvz
>>615
3/4読んだ!
「なるべく丁寧に読む」といったが、幻想的箇所、文学論、哲学的論争などはやはり飛ばしながらになってしまった、、

前半の二つの家の歴史、後半の大学生たちの生い立ちなどのお話の部分はかなり面白い、というか驚愕の連続です。登場人物もクセが強くて良い。
哲学的なところは意味不明すぎるので、やはりところどころ目を滑らせながら肩の力抜いて読んだほうが良いかも。

読み終わったらアレナス『夜になる前に』も再読する。
0642吾輩は名無しである2023/02/13(月) 22:55:30.34ID:J85cKRah
>>639
いいや、当時大学生だったが、新本を購入して、自分で考えて
家系図を作らないと訳がわからんと苦労しながら、読んだのだ
読み終えて、良い小説だなと思った
以来、売らずにずっと本棚にある
0643吾輩は名無しである2023/02/13(月) 23:03:26.65ID:f+wbbGyF
>>642
なる。

ホセ・レサマ=リマ「パラディーソ」、初耳だが興味あるな。
国書刊行会から出てるのか。俺も読んでみようかな。
0645吾輩は名無しである2023/02/14(火) 07:50:43.92ID:FahjKDmJ
なるほどの略だろ。
爺なのに勘の鋭い俺。
0646吾輩は名無しである2023/02/14(火) 07:52:54.45ID:CDD9rbPO
爺しか知らん死語でしょ
0647吾輩は名無しである2023/02/14(火) 11:17:49.10ID:1pgGyjfF
じゃあ流行らそうぜ。
お前らだってLineで「り」とか言ってるんだろ。
0648吾輩は名無しである2023/02/14(火) 11:24:13.59ID:1pgGyjfF
>>632
俺が光文社から依頼されたらピンクの表紙になるのか、とは思っている。
何語かはジーナと私だけの秘密。
0649吾輩は名無しである2023/02/14(火) 12:20:03.83ID:vKliE0eQ
>>647
もう古い
無理すんな
0651吾輩は名無しである2023/02/14(火) 17:07:17.70ID:PWs+OEKz
ウクライナの作家の本が出た場合、赤になってしまうのかね?
ポーランドは茶色になるか赤になるか
0652吾輩は名無しである2023/02/16(木) 10:15:20.27ID:qhrFPb4N
夜になるまえに、は少年時代に土を食べる場面がいいね
初体験(ホモ)の場面もいい。立ったままおしっこしたり
木に話しかけるおばあちゃんもいいね
たしかマルケスの悪口も書いていたね
0653吾輩は名無しである2023/02/16(木) 17:07:13.10ID:L0WxCu7m
>>652
カストロ派のカスペルスキーとガルシア=マルケスにはかなり辛辣。
キューバで迫害された時代を共に過ごした先輩作家ホセ・レサマ=リマとビルヒリオ・ピニャーラにはかなり好意的。
無理もないが。
0654吾輩は名無しである2023/02/19(日) 09:57:35.58ID:tlpb+qSC
『トラのトリオのトラウマトロジー』
誰か読み終えてたら感想書いてね
0655吾輩は名無しである2023/02/21(火) 20:24:54.17ID:2V/0HiY3
パラディーソ読み終わった!
前半は、スペインから独立の時期に、独立派と、スペイン派の一族の歴史、後半は、学生の友情というか…
性行為描写かなり多い
複雑怪奇だが、ラストは多分スッキリする終わり方

もし挫折しそうな人は、12章、13章だけ読んでも良いかも
ここだけでも独立した話としても読める
さらに「夜になる前に」を読むと、当日のキューバの様子、レサ=マリマがどんな人だったか、アレナスが語るパラディーソの価値もわかる
0656吾輩は名無しである2023/02/22(水) 10:45:08.67ID:vO3Nqauw
>>655
乙です。
また読み始めてみようかな…
0657吾輩は名無しである2023/02/23(木) 11:01:56.46ID:iolZO20S
>654
ハバナの歓楽街に集う人々が書かれるんだが、「飛び交う声を吹き出しのように書き言葉で再現する試み」ということで、けっこう入り組んでいる。
ある出来事を翻訳者風に書いたり、数人のキューバ作家の世帯を真似て書いてみたり。

原文では、キューバで話されているスペイン語、フランス語、英語、方言などなどを入り混じらせての言葉遊び、ゴロ合わせ、駄洒落や回文、などなどにより構築されているらしく、翻訳の苦労が忍ばれる 笑
画家の名前をもじって「ミセロ」「ドヤ」、
言葉をひっくり返して「男子はバカ⇔カバは死んだ」
などなど。
印刷でも、文字がくるくる丸くなったり、数ページ真白とか鏡文字とかになってたり。
当時のキューバの様相を感じ取る小説であり、理解するとか気負わなくていいのかなと思った
0658吾輩は名無しである2023/02/24(金) 10:01:06.95ID:UG2G4o+G
>>657
めちゃくちゃ面白そう
06596542023/02/24(金) 14:37:01.20ID:eVMZrPhd
>>657
おお、ありがとう
0660吾輩は名無しである2023/03/02(木) 19:43:33.22ID:l0A9vuZG
マルケスの伝記1万超え…
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b621824.html
ガブリエル・ガルシア=マルケス ある人生
ジェラルド・マーティン 著 |木村 榮一 訳
定価10,780円 刊行日:2023/03/28 9784000615884 A5 上製 カバー 766ページ
0661吾輩は名無しである2023/03/02(木) 19:57:23.32ID:sDo1FqeC
本当に伝記が読みたいやつなら原著で読めばいいとおもうし、何のために販売してんだろ、くだらね
0662吾輩は名無しである2023/03/02(木) 21:44:40.09ID:3Q84ntds
作家の人生にキョーミねえな
小説だけが重要だ
0663吾輩は名無しである2023/03/09(木) 11:33:07.42ID:ASOxx9/q
木村先生も御歳で最後のビッグプロジェクトだから引退興行みたいなもんだよ
0664吾輩は名無しである2023/03/12(日) 15:40:20.84ID:a81lyPzt
>>662
ガルシア=マルケスはキューバのカストロを支持する作家たちをまとめたグループを作って政治活動を行ったり、
優れた宣伝戦略でラテンアメリカブームをおこした大文化人であって単なる小説家のカテゴリを越えている
そういったものは小説だけを読んでいてもわからんぞ
0665死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:44:50.47ID:4sgeg+3e
文学の要素の網羅ということならルイスホルヘボルヘスも悪くない。
0666死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:45:43.31ID:4sgeg+3e
例えば聖書が神神術なら、ボルヘスは悪魔魔術。
0667死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:46:14.62ID:4sgeg+3e
重要な語句があるから入門や総ざらいに便利。
0668死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:46:42.43ID:4sgeg+3e
での百年の孤独は焼酎の銘柄じゃないんかい。
0669死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:47:23.89ID:4sgeg+3e
ボルヘスは殺人事件があるというところは文学的でないな。
0670死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 15:56:50.86ID:4sgeg+3e
南米が平和にからめとられているということ。日本弱体化の要因。
0671吾輩は名無しである2023/03/12(日) 16:29:05.48ID:0LyamGnY
>>664
そういう事柄を知ったからといって、小説の読解には関係しない
テクスト中心主義こそ文学の醍醐味
であり、
作家の人生から小説を読み解くのは古臭い
0672死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:29:51.33ID:4sgeg+3e
精神科で 平和恐怖症というなにがしかの兆候などあるものを診るとか。
PTSDとかに関係あるんとちゃうん。
0673死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:30:24.46ID:4sgeg+3e
刑務所や病院から出ていけないのが怖いとかはあるわけじゃん。平和だと。
0674死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:31:03.92ID:4sgeg+3e
ある意味戦争だと被と殺しても英雄扱いされるけど平和の場合は罰を受ける。
0675死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:32:23.62ID:4sgeg+3e
人。
0676死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:34:20.46ID:4sgeg+3e
現世に取り残されて孤立する仲間を偽善で呼ぶ
現実逃避の犠牲になりたくはないな。死に賭すが現実。あの辺りは安全だな比較的。
刑務所。精神病院のほうが怖いところさ、戦禍の時期なら。
0677死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:34:52.17ID:4sgeg+3e
ある意味弱い人間は平和に依存する。
0678死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:36:23.87ID:4sgeg+3e
その結果が戦敗になっているのにだ。太平洋戦争の惨敗。武装を解いた豊臣徳川が
犯人。おせおせの織田信長派は日露日清日中三連勝。
0679死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:37:58.70ID:4sgeg+3e
八十年代のベトナムで汚い女に豊臣徳川は殺そうと噂を聞いて思った。
0680死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士2023/03/12(日) 16:38:41.85ID:4sgeg+3e
汚い女性に対してということね。
0681吾輩は名無しである2023/05/03(水) 08:27:07.31ID:mfVqw7Sp
今月下旬いよいよ『パラディーソ』を読み始める
いつ読み終わるか、自分にも分からない
0683吾輩は名無しである2023/05/03(水) 11:24:43.28ID:dQL1koD8
俺は世界終末戦争を読むわ
0684吾輩は名無しである2023/05/03(水) 11:37:10.41ID:mfVqw7Sp
>>683
そっちも旦啓介訳だな
昔読んだ
バルガス=リョサで一番好きな小説
0685吾輩は名無しである2023/05/03(水) 12:10:46.83ID:dQL1koD8
緑の家はイマイチだったな
終末戦争読んだら夜のみだらな鳥にするよ
0686吾輩は名無しである2023/06/09(金) 19:55:47.05ID:AXDUKUJE
夏らしいジャズ・アンビエントから、じょじょにSF的な顏を出してくる流れ
なかなかオモシロくないですか?
//youtu.be/f0og1UrDFy0
0688吾輩は名無しである2023/06/10(土) 09:50:37.85ID:w0b9pMPV
『夜のみだらな鳥』自分はさして面白いとは思わなかった
0692吾輩は名無しである2023/06/11(日) 21:14:34.87ID:JtJ3DuXG
夜のみだらな鳥はエピグラフが一番いい
0693吾輩は名無しである2023/06/12(月) 07:45:51.51ID:Ok2zZqpd
>>692
タイトルをどこから持ってきたか、エピグラフでわかる
作家ヘンリー・ジェイムズの父親の言葉だね
若い息子たちに向けて人生の虚無という真実を教えている
0694吾輩は名無しである2023/07/14(金) 23:06:38.30ID:g5YBmUTK
4刷になってるね、持ってない人は今のうち
0695吾輩は名無しである2023/08/01(火) 23:21:06.31ID:tzifuTpc
フリアとシナリオライター
ttps://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309467870/
0696吾輩は名無しである2023/08/29(火) 23:02:27.17ID:GmiazvMT
閉ざされた扉
ttp://www.suiseisha.net/blog/?p=18521
0698吾輩は名無しである2023/09/05(火) 22:50:34.79ID:Lv1FE2yX
リョサのシナリオライターは、ドノソの隣の庭と同じくらい、ラテアメ文学の内情ぶちまけ本だね
どちらも小説としての評価は低いし、人によっては読まなきゃよかった(霧が晴れちゃった)と感じる可能性があるね
でもシナリオライターは、私の中ではリョサの名作第2位なんだな。ちなみに1位は、つつましい英雄です
0699吾輩は名無しである2023/09/12(火) 22:44:31.08ID:vPNIPvsk
ドノソはSF(ブルジョワオペラ)作家になりたかったのかな。何千円も払って別荘を買ったら、中身はまんま地球礁(数百円)だったでござ〜る!
0700吾輩は名無しである2023/11/17(金) 09:30:49.24ID:NCBCynZn
シェイクスピアの記憶 (岩波文庫)
ホルヘ・ルイス・ボルヘス (著), 内田 兆史 (訳), 鼓 直 (訳)税込:693円
発売日:2023/12/19
ISBN:978-4-00-377014-6
0701吾輩は名無しである2023/11/18(土) 11:07:40.29ID:o6b5t/AP
一九八三年八月二十五日と青い虎とパラケルススの薔薇はバベルの図書館の鼓訳なのかな
0702吾輩は名無しである2023/11/21(火) 07:35:37.08ID:UuMca6EY
ひと足はやくシェイクスピアの記憶を読ませてもらった
駄作だった
シェイクスピア研究家がシェイクスピアの実際の記憶を手に入れる話
しかし記憶の力が強力で人格を侵食するので他の研究家とタッグを組んで人格の崩壊直前で互いに記憶をパスし合い本を執筆することにする
もちろんお互いの狙いは頃合いを見て相手を殺し手柄を独占すること
最後、胸にナイフを刺され死んでいく相手の中で共に滅びていくシェイクスピアの記憶に対する未練と諦念が印象的だった

結構読んでてだるいところがあったからコンビで研究とかの件をカットして単純に記憶の支配力にビビってイタ電してパスっていうプロットにした方がいいかもしれない
そうすれば結構面白くなるはず
0703吾輩は名無しである2023/11/22(水) 00:46:27.40ID:vCEqBi91
藤原編集室 @fujiwara_ed 11月20日

岩波文庫の1月予定
クライスト『ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇』(山口裕之訳)
オクタビオ・パス『鷲か太陽か?』(野谷文昭訳)
カント『人倫の形而上学 第一部 法論の形而上学的原理』(熊野純彦訳)
マックス・ウェーバー『支配について 2 カリスマ・教権制』(野口雅弘訳)

岩波文庫頑張ってますね。クライスト新訳も嬉しい。
0704吾輩は名無しである2023/12/10(日) 21:52:20.24ID:jY3ndygF
来年には百年の孤独が新潮文庫入りですってよ
契約の問題で文庫は出ないと長らく言われていたけれどガルシア=マルケスが亡くなって事情が変わったのかな
0706吾輩は名無しである2023/12/14(木) 07:28:14.40ID:0c/57EJh
文庫化されれば既読組も手に取るから悪くない話だと思う
0707吾輩は名無しである2023/12/14(木) 11:13:49.58ID:MRKQ7qkm
ハードカバー持っているから、文庫はいらない
0708吾輩は名無しである2023/12/14(木) 12:47:03.05ID:ZPwAVMPI
読みもしない人間の言うことに振り回されなくてよろしい
0709吾輩は名無しである2023/12/14(木) 15:23:13.30ID:tYv8BjE0
英訳では普通にペーパーバック出てるんだからさっさと文庫で出して欲しいわ

>>705
971 吾輩は名無しである 2023/12/10(日) 19:46:38.28 ID:1Qp1ZQk0
百年の孤独、来年新潮文庫入り
ソースは今刊行中の『おすすめ文庫王国2024』
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