>>251
> ぼくはカラマーゾフの兄弟を読むにあたって、どうしてもイワンを中心に読んでしまう
> これは単純に好き嫌いのレベルからきているとおもう

イヴァンのどういうところが好きなの?

> ただ、この物語は間違えなくアリョーシャの物語だ
> そして彼を解き明かす鍵はコーリャクラソートキンとの関係性にあると考えている

おれはいつもアリョーシャがゾシマの教えをどう受け取ったか?、そして兄たちへのアプローチの仕方に注目してた

> コーリャ「みんながそういう人間でもですか?」
> アリョーシャ「ええ、みんながそういう人間でも。君だけはそうじゃない人間になってください。君は事実みんなと同じような人間じゃないんだから。……」

古典の世界は、現代人には理解しがたい枠組みがある場合があるが、ここの所はそうじゃない。
時代も民族宗教も超えた普遍的な何かなのだろう。

たとえば、後輩コーリャに こう指導することも可能だった。
> コーリャ「みんながそういう人間でもですか?」
> アリョーシャ「みんなに合わせなくちゃダメだね。みんなはあんな人間だけど、ちゃんと深いワケがあるのさ。損な生き方をすることになるよ?」