小林秀雄 その十
小林 秀雄 1902年(明治35年)4月11日 - 1983年(昭和58年)3月1日
東京市神田区(現東京都千代田区)猿楽町に生まれる
東京帝国大学卒
前スレ
小林秀雄 その九
http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/book/1458144771/ > 論理的に考え抜いた末には、信仰しか残らぬ。
文学みたいな「浅い」ことしかやってないから、こんな青臭い考えを持つに至るんだよ
数学や物理学のような「本物」の学問をやろうな >>163
学問とは答えのない道を手探りで歩むこと。
答えのある数学や物理は、学問ではなく技術。 >>164
うわ
やっぱ文学なんかやってる奴って気持ち悪いな
(文学やりたいけど崩れて2chしかやること無い人なのかも知れないけど) >>165
真実から目を背けてはいけない。
学問とは、価値観の分析と新たな価値観の追及。
答えのあるものは学問にならない。 小林と浅田が対談してたら怒鳴り合いになってたかな? >>167
中上が入ってくれば、二人と怒鳴りあいを止めて慌てて逃げ出すだろう。 >>166
2chで受験コンプ発散する生活は楽しいか? 長谷川泰子は、グレタ・ガルボに似た面長美人というから、現代でいえば、綾瀬はるかみたいな顔かと思ったら全然違ってたでござる >>172
それだと、小林は文章を書くのが苦手、とも読めるな。
まず、日本語をきちんと書く訓練から始めれば、小林の文章を理解するのは簡単。 【 告知 】 浜崎洋介『小林秀雄の「人生」論』新刊記念イベント:危機の時代に小林秀雄を読む―日本近代150年目の批評
215 回視聴2021/12/16
https://www.youtube.com/watch?v=VYvAaaEoPfs でも結局高校の国語で小林秀雄に鍛えられたという人は多いんじゃないかな。
浅田彰だって食わず嫌いで批判しているわけではないんでしょ? >>174
浜崎のその本、読んだけどなかなか良かった
これと山崎行太郎『小林秀雄とベルクソン』は小林秀雄の批評を理解するうえでオススメ
(ちなみに水谷真人『批評と文芸批評と』は上の山崎の小林秀雄論を真っ向から批判しており、
山崎と水谷の2冊を読み比べてみることによっても得られるものは大きいだろう) 小林秀雄「真贋」についてお尋ねします。彼が買った呉須赤絵の皿は結局、本物なのでしょうか?
@青山ニ郎に偽物と断定される。
A壺中居の主人が小僧にその皿を見せて「これイケないんだから見とけ」と言う。
Bまもなく佐々木茂策(作家)が購入。
C"青山が、どうしてあのときあんな間違いをしたか、いまだにわからない。"
@Aは偽物を示し、BCは本物であることを示しているように思います。 (記号を書き直し)
小林秀雄「真贋」についてお尋ねします。彼が買った呉須赤絵の皿は結局、本物なのでしょうか?
(1)青山ニ郎に偽物と断定される。
(2)壺中居の主人が小僧にその皿を見せて「これイケないんだから見とけ」と言う。
(3)まもなく佐々木茂策(作家)が購入。
(4)"青山が、どうしてあのときあんな間違いをしたか、いまだにわからない。"
(1)(2)は偽物を示し、(3)(4)は本物であることを示しているように思います。 >>150
レトリックに過ぎない文章を最初に批判したのが坂口安吾だな
王様は裸だと 俺は安吾のぶっきらぼうな単刀直入な思想のほうが好きなんだが通ぶりたい研究者はみんな小林を褒めるよね
教祖の文学で実朝の和歌なんて俺には全然おもしろくねえ、宮沢賢治のこの詩のほうが俺は感動する、と平易な言葉で書かれた詩を引用していた >>178
そのエッセイわかりにくいですよね。美術館巡りを趣味として20年の私なりの解釈です。
もちろん呉須赤絵の皿もよく知っています。
(記号を書き直し)
小林秀雄「真贋」についてお尋ねします。彼が買った呉須赤絵の皿は結局、本物なのでしょうか?
(1)青山ニ郎に偽物と断定される。←青山二郎は実物を見もせずに偽物だと断定している。なのでこの時点で青山の間違い。
(2)壺中居の主人が小僧にその皿を見せて「これイケないんだから見とけ」と言う。←小僧は修行中の身分、壷中居の主人は本物をあえて「偽物だ」と言って見せることで小僧に勉強させようとした。
(3)まもなく佐々木茂策(作家)が購入。←佐々木茂策氏はもちろん本物だと知って購入。
(4)"青山が、どうしてあのときあんな間違いをしたか、いまだにわからない。"←実物を見ずに小林の話だけで偽物だと早計に断定してしまったから。
ゆえに呉須赤絵の皿は本物です。小林秀雄は自分と同じレヴェルの頭と知識の持ち主と会話するように文章を書くので、その知識を共有していないと
文章がわかりにくいことこのうえないんですよ。 小林以降、重要な批評家といえば柄谷か
でも柄谷は今、文学とかかわってないからなぁ >>183
重要なのは吉本隆明だろ。
吉本と比べれば、柄谷はその他大勢のひとり。 小林とか吉本って外国で知られてる?
柄谷が引用されてるのは見たことがあるけど
よう知らんけど >>185
外国で知られることが内容の評価になる? >>183
そういやフランス語は小林秀雄より坂口安吾の方が上だろうと柄谷行人が言ってたな >>188
いや、それが評価のすべて、という考え方なら、それはそれでいい。
僕とは無縁の人だ。 日本の文芸批評って独特の性質があるからなぁ
外国だとそれに近い言論は「理論」と呼ばれるんだろうけど、厳密にはそれともかなり違う 歴史の無限旋律は、統失の人が新しいタイプのをつくって、後は発展という名のパクリ。そしてまた統失。 小林秀雄は数学とか物理は、大に苦手だったでしょうね
ま、掛け算、割り算ぐらいは出来たでしょう。
物理學はダメでしょうね。 >>194
小林直系の批評家と言えば、吉本隆明だろ? ぼくは正直 どれも数冊読んだだけなので・・・・
が どの人も評価すべき人ではある気がします。 >>197
江藤と吉本では文体がまったく違う。
小林の文体そのままなのが吉本。 >>199
思想的には真逆じゃん
小林〜江藤は保守反動
吉本はバリバリの左翼 >>200
吉本隆明というのは、左翼のようでいて、実は天皇崇拝の右翼。
ジェンダーフリー、自然保護などの左派的政策を強く批判し、旧ソ連、中国、そして日本の共産党に対して徹底して敵対していた。
元左翼の小林とも通じるところがある。 >>201
現代における吉本隆明は、
そうなると東浩紀あたりになるだろうか
茂木健一郎も近い気がするが(笑) >>202
東浩紀と似ているのは、糸井重里じゃないかな。
吉本の右翼志向は、戦前に天皇の姿を遠くから見たことによるようだ。
戦後は左翼に転向したかに見えたが、結局は右翼のままで、時代に合わせていただけ。
裏返して近いのは三島由紀夫だね。 天皇制は異常に強いからね。
あの辺見庸でさえ上皇をパレードで見かけた時に思わず手を振ってしまったことがある
ぐらい 小林秀雄が戦争について述べている文章のまともさに、
左翼史観で戦争を反省することが常に正しいと思っていた昔は気が付けなかった。 ゴッホの手紙の結論が読んでみなけりゃわからいって描いてあったからな
本居宣長は本居宣長の研究は今後の若手教育に期待と結論してたかな
最初から批評家は無視して原典をあたる大切さは学んだわ 『江藤淳文学集成〔新編〕』第2巻 小林秀雄論集 河出書房新社
I 小林秀雄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7→『小林秀雄』
第一部‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
第二部‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 134
参考書目‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 253
II 評論・エッセイ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 257
サルディスの壷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259→江藤淳『犬と私』
「作家の顔」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260→小林秀雄『作家の顔』(新潮文庫)解説
「Xへの手紙・私小説論」 ‥‥‥‥‥ 264→小林秀雄『Xへの手紙・私小説論』(新潮文庫)解説
「ドストエフスキイの生活」‥‥‥‥ 268→小林秀雄『ドストエフスキイの生活』(新潮文庫)解説
「無常といふ事・モオツァルト」‥‥ 272→小林秀雄『無常といふ事・モオツァルト』(新潮文庫)解説
「私の人生観」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 279→第四次小林秀雄全集『第九巻 私の人生観』解説
「ドストエフスキイの作品」‥‥‥‥ 286→第四次小林秀雄全集『第六巻 ドストエフスキイの作品』解説
「考へるヒント」‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 293→小林秀雄『考へるヒント』(文春文庫)解説
「考へるヒント」2 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 297→小林秀雄『考へるヒント2』(文春文庫)解説
「考へるヒント」3 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 301→小林秀雄『考へるヒント3』(文春文庫)解説
小林秀雄氏の「本居宣長」‥‥‥‥‥ 304→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
言葉と小林秀雄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 307→江藤淳『批評と私』、『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
III 小林秀雄との対談・講演‥‥‥‥‥ 317
美について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 319→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
孤独を競う才能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 329→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
歴史と文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 331→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
歴史について―現代人が見失ったもの‥‥ 349→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
「本居宣長」をめぐって‥‥‥‥‥‥ 388→『小林秀雄 江藤淳 全対話』 (中公文庫)
小林秀雄と私‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 401→江藤淳『批評と私』
*著者のノート‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 420 創価学会のルノワール事件にも通じる話。絵画や骨董といった美術品の場合、譲渡や相続の税金はどうなるんだろう? 価値(金額)を決めるのは鑑定士でしょ? なら、そいつに裏金を支払ったら?
本物を偽物だってことにしてしまえば、譲渡税、相続税が大幅に浮く。そういう商売をしていたのが小林秀雄