本来なら出版社が保管している筈の原稿を
担当編集者が宝物として私物化していたというケースで
所有権の帰属については筆者か出版社かという争いがあるのだけど
この場合は単純に出版社の管理が杜撰で
担当者による売却で明るみに出た

文学作品の場合は担当者が企画や訂正・加筆で関与しているケースが多いので
ああいう作家や作品に思い入れの強い編集者が
この様な行為におよぶのも何となく心情的には理解できる