「ナグ・ハマディ文書、第二巻、福音書」

五つの「福音書」と「三部の教え」からなる。「三部の教え
」では、作者(イエス)は「ロゴス(論理)」が受肉するという話を展開する。
これは、イエスが論理、つまり、物理法則を重要視していたためではないか。
しかし、第二巻までしか読んでないが、「ナグ・ハマディ文書」が「Q資料」なのは確実だが、
この文書群は現代的な幻想小説(ムアコックのファンタジーとか)よりつまらないのではないだろうか。
それでも「聖書」や「Q資料」を人々がありたがたるのは、キリスト教への過大評価でまちがいない。