高橋弘希
芥川賞受賞おめでとう!!
本当は『指の骨』で取っているべきだったよ 「朝顔の日」を読んだ時に好きになった
指の骨も良いけど 最高傑作は個人的に『日曜日の人々』
高橋は「死への接近」を書き続けてる作家だと思ってるけど、これがその到達点の一つじゃないかな いい作家だよね。
何気にデビュー作から全作品読んでる。ランバーロールは家宝もの。
応援してます。 受賞をきっかけにロッキング・オンで連載持ったりしないかな 8月5日(日)NHKラジオ
まいあさラジオ 著者からの手紙コーナーに出演しますよ〜 >>9
インタビューよかった。
彼と将棋打ってみたい。 良し悪しとあるとおり、心配して過保護にするのもよくないし、気を留めるぐらいならわるくない。 ゴロウデラックスには出ないんだね。
島本理生がひとりで出てたけど。
そういうとこ好感もてる。 >>8
実はインディーズでCD出したことあるとかw
見た目バンドマンに近いもんね 村上龍は選考委員やめたのかな
送り火の選評読みたかった >>22
6月くらいに辞任してたような
美しい顔事件の真っ只中に 村上龍は多分、北条「美しい顔」を評価してたと思う。イメージ―テキスト関係に
大きくかかわる作家という点では共通してるということがある上に、仮に「美しい顔」を評価していなかったのなら、他の委員も評価してないし、何の問題もなく選考委員を継続してたはずだから。
俺も村上龍と同じで「美しい顔」を高く評価する者だから、村上の気持ちは大体わかる。 それは面白いし、おそらく当たっているのではないか。 こうやっていつまでも「美しい顔のときに受賞した人」って言われていく。 >>23
そうなんだね、残念。いつもなんだかんだ村上龍の選評楽しみにしてたのに。
>>24
なるほど面白い。それならなおさら読みたかった。 この過疎り方はひどいな
芥川賞がどれだけ世間に注目されてないかよくわかる 説明
内容紹介
第159回芥川賞受賞作
春休み、東京から山間の町に引っ越した中学3年生の少年・歩。
新しい中学校は、クラスの人数も少なく、来年には統合されてしまうのだ。
クラスの中心にいる晃は、花札を使って物事を決め、いつも負けてみんなのコーラを買ってくるのは稔の役割だ。転校を繰り返した歩は、この土地でも、場所に馴染み、学級に溶け込み、小さな集団に属することができた、と信じていた。
夏休み、歩は家族でねぶた祭りを見に行った。晃からは、河へ火を流す地元の習わしにも誘われる。
「河へ火を流す、急流の中を、集落の若衆が三艘の葦船を引いていく。葦船の帆柱には、火が灯されている」
しかし、晃との約束の場所にいたのは、数人のクラスメートと、見知らぬ作業着の男だった。やがて始まる、上級生からの伝統といういじめの遊戯。
歩にはもう、目の前の光景が暴力にも見えない。黄色い眩暈の中で、ただよく分からない人間たちが蠢き、よく分からない遊戯に熱狂し、辺りが血液で汚れていく。
豊かな自然の中で、すくすくと成長していくはずだった
少年たちは、暴力の果てに何を見たのか――
「圧倒的な文章力がある」「完成度の高い作品」と高く評価された中篇小説。
内容(「BOOK」データベースより)
少年たちは暴力の果てに何を見たのか?東京から山間の町へ引っ越した中学三年生の歩。級友とも、うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは―。第159回芥川賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/弘希
2014年、「指の骨」で新潮新人賞を受賞。同作で芥川賞、三島賞候補。17年、『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』で野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) >>30
歩(主人公)が父親の転勤で東京から青森に引っ越す
転校先の中学だか高校で、主人公が入ったグループのリーダー格の晃に稔ってやつがいじめられてる(ナイフを盗ませる、全員分のジュースをおごらせる、首を絞める等)
卒業間近の上級生のいじめっ子グループが出てきて、稔を瀕死の状態に追い込む
稔がキレて、自分の盗んだナイフで殺陣を始める(彼岸様降臨)
いじめに加担していなかった主人公を襲い、「お前が一番憎かった」という
理由がわからず困惑した主人公が逃げ回る場面で終り 上手なんだけど選考委員に「理不尽な暴力」の一言で片付けられてしまったよね 都会から僻陬の地に流された青年が
現地人のとの交流過程で前近代的な風習や暴力に巻き込まれる
という筋書きはよくある話で
小説では石原 慎太郎の「秘祭」があります
これは中上健次や深沢七郎でも似たようなものです
簡単に言うと「土俗性」の文学ですが
あまりにステレオタイプの作品だから新味は殆ど無い
まあ技術的には上手いと思いますが
基本的に田舎とはそういう理不尽がまかり通る世界であり
それゆえまともな人間は都会に出ていきます
こういうことは80代のお爺ちゃんたちでもよく分かっている事ですね
たとえば小林信彦のように疎開先で凄惨ないじめにあった世代なら
生ぬるいとすら感じることでしょう >>36
>都会から僻陬の地に流された青年が
>現地人のとの交流過程で前近代的な風習や暴力に巻き込まれる
>という筋書きはよくある話で
「性的人間」がそうですね 高橋が無意識にやっているのは
日本文学のパロディではないか?
それを許される位置にあるんだよ。
たとえば五十代の手練れの作家が
やってみせても誰も評価しない、
というような。 先行作品に規定されたところから始めるという姿勢は共感できる 送り火は中編なのにテーマを詰め込みすぎてる感じがした Pは読んでからおいで(苦笑
個人的にPには指の骨の感想聞きたい。
戦争文学はお好き?
薄いからすぐ読めるよ。 どちらも読んでないけど、できれば戦争文学で獲ってほしかった。 色々問題あるけど
安倍総理頑張れって思う
私は自民党と維新を支持している
byヒキ板ぬか子 ◆v0rRuL.yIXQ9 (´ー `) http://hikky.tm.land.to/upl/img/2478.jpg ごめん、間違えて文藝春秋3月号を買ってもうた。もうだめぽ… 「送り火」読み進めてるけど何だか凡庸だな。
風土記的な描写とか田舎出身の作者がわざわざする必要があるのか? 「送り火」読了。
全ては最終章の為にある! かのような。
圧倒的な不条理感は現代に相応しく、
文末に“了”の文字もなく終わる途切れた感じもかっこいい。
(文春に掲載されたものを読んだ) >風土記的な描写とか田舎出身の作者がわざわざする必要があるのか?
だからさ、手練れがやったら噴飯ものも、今はまだ許されるのさ。
どうやってそこを抜け出すかが、今後の高橋の課題だろうね。
大江でいえば『芽むしり仔撃ち』の時代なので、高橋の『個人的な体験』が
次の壁だろう。 サンデーピープル路線の小説も書いていってほしいな。 >>48
いや、最後まで読んだらこの風景描写の意図が分かった気がしている。
つまりは描写することで環境に順応し、乗り越えた気分になっている主人公が
最終章でちゃぶ台返しされたって感じのことなのかと。
といっても読んでいる最中はちょっと散漫な、冗長な感じは否めなかったけど。 むしろスイミングスクールが一番好きだが
あれぜんぜん評価されなかったよな 朝顔の日が好きなんだけど、みんなに暗いだなんだ言われてたな。 >>51
深読みしすぎだろ
描写なんて普通はリアリティのある舞台づくりためにするもの 高橋弘希さん「ローストビーフを食べて帰りたい」
島本理生さん「先輩作家に背中押された」
8/24(金) 19:32配信 産経新聞
第159回芥川賞・直木賞の贈呈式が24日、東京都内で開かれ、芥川賞に選ばれた高橋弘希(ひろき)さん(38)、直木賞の島本理生(りお)さん(35)がそれぞれ喜びと抱負を語った。
芥川賞を受けた「送り火」は、青森への転入生と地元の少年グループが織りなす日常が失われ、
暴力がむき出しになる瞬間を描いた作品。選考委員の小川洋子さんは「高橋さんの小説を読むと、
『日本語はまだこんな秘密を隠しているんだな』と思わされる。これからどんな作品を書くかが楽しみ」
と高く評価した。
高橋さんは「大変光栄であり、身の引き締まる思い。
この受賞におごることなく、これからも誠心誠意作品に向き合っていきたい」とあいさつ。
「今日はパーティーなので、ローストビーフを食べて帰りたいと思います」と飄々(ひょうひょう)と語り、
会場を和ませた。 「日曜日の人々」読み始める。
描写に力を入れた「送り火」と違ってこちらはナラティブ重視だが、
やはり文体が安定しているのは読みやすい。のめり込んでいけそうな予感。 「日曜日の人々」四章まで読み終える。
「指の骨」「送り火」と読んだけど、これの方が代表作に相応しいな。
描く対象に対する距離感の絶妙さが、絶妙な距離感が孕む緊張感が堪らない。 芥川賞取ってからあんまり書かなくなっちゃった印象。 2019年は本出してなかったんだね。
寂しいわ。もっと読みたいよ。疲れたのかい? 送り火文庫化おめ
短編2つはいってるみたいなので電子版買い直そう Twitterどうしたんだろうと思ったらアカウント凍結されてた
解せぬ。 もうだいぶ前からだよ。
なんか乗っ取られたんだかなんだかで。 文學界の裏表紙が文教大学の広告だった
高橋弘希と真藤順丈は同じ時期に学んだとか(だからなんだ) 「音楽が鳴りやんだら」を読んで興味を持ったんだけど
スレが止まってて、全く触れてもいないね。。。 新刊出るけど
叩くって書き下ろし?
海がふくれては懐かしいな。 新潮掲載時に読んだ話。タイトル変えて売るパターン。
でも内容はよいので二度読みになっても別に不満はないです。 文學界で連載してた近現代音楽概論?だっけ?
本屋で見たら、ぺらぺらの安っぽい感じでなんか悲しかったな。
予算がないのだろうけどさ。 1500円くらいでソフトカバーで気軽に買ってもらったほうがいいんじゃない。