日本の文豪ベスト10と言ったらだれか
1.夏目漱石
2.芥川龍之介
3.谷崎潤一郎
4.宮沢賢治
5.太宰治
6.遠藤周作
7.加賀乙彦
8.有吉佐和子
9.岡本かの子
10.芝木好子 萩原朔太郎
西脇順三郎
石川淳
三好達治
安部公房
大岡信
大江健三郎
吉増剛造
津島佑子
村上春樹 >>33
なんこれきっつー
文豪って書いてるのに個人の趣味丸出し
アホだろ 漱石と谷崎しか思いつかない。あと頑張って大江かな。 詩人とか評論家入れていいなら…
森鴎外
夏目漱石
芥川龍之介
谷崎潤一郎
葛西善蔵
小林秀雄
坂口安吾
中原中也
福田恒存
花田清輝
戦後派以降はろくな作家がいないので 暗黙の了解で明治以降に絞っていると思うが、近松とか井原はダメ? >>39
スレタイには何も書いていないがまあ文豪といえば貴殿のいう通り近代作家に限定されるだろな。ただ大江とかの現代作家も許容するなら、江戸時代以前の作家も考慮して欲しい気はする。 宮沢賢治は文豪という感じじゃないな。「童話作家」という建前だし。 >>37
中原中也も文豪というイメージではないな。永遠の厨二病みたいで嫌いではないが。詩人だったら>>33が書いてある西脇順三郎の方がすごみがある。もっともこっちも文豪というイメージはないが。 日本で文豪って言ったら
鴎外以外いないな
イメージ的に やはり詩人が五人くらいは入ると思う。
鴎外、漱石、谷崎、芥川、川端よりも、
萩原朔太郎、西脇順三郎、三好達治の方が遥かに重要な文豪である。
彼らの詩によって、日本語文学は世界文学の中に安定した位置付けを
与えられた。特に、西脇の功績は極めて大きい。
ドナルド・キーンは日本語文学を見事に誤読してしまったのだが、
その誤読に世界中の文学関係者のみならず、日本の読者も引きずられ続けている。 世界の文豪だと10人はスラスラ出て来そうだが、日本の文豪となると意見が分かれるな。鴎外、漱石、谷崎は決まりでいいじゃない。あと7人どうする? 幸田露伴
室生犀星
石川啄木
田山花袋
泉鏡花
坂口安吾
埴谷雄高
椎名麟三
中上健次
阿部和重 >>45
三好達治は戦争協力でえげつない詩を書いてたから無理 森鷗外
夏目漱石
志賀直哉
谷崎潤一郎
川端康成
埴谷雄高
三島由紀夫
大江健三郎 >>252
概ね賛成だが芥川だけはな。彼は長編を書いていない(書けなかった)。海外の文豪といえばトルストイにせよドフトエフスキーにせよバルザックにせよゲーテにせよ長編作家だろう。 >>53
その通り
芥川は入れるのを迷ったが、他に入れるべき作家がいないので、入れたまで >>54
なるほどそれで最後なのか。俺も代わりは思いつかない。 東大出身で固めようとするやつはバカだから
>>49
このくらいのリスト作ってみろよ 漱石、鴎外、賢治を文豪に祭り上げたのは国語教育(実は道徳教育)の責任。
谷崎、川端、三島を文豪に祭り上げたのはノーベル賞とドナルド・キーンの責任。
芥川、太宰を文豪に祭り上げたのは新潮文庫の責任。(顔の良さ、自殺)
藤枝静男のような最も重要な小説家が忘れられている。 稗田阿礼 琵琶法師 紫式部 樋口一葉。 男性の偏り男女比守らない作家たち。 日本文学の中で名前が残る作家はバランス上明治期には寡少。 体育会最弱者の低文法からの反応動き。下の値打ちのモノはいらない。 上撰だけ目通しとく躾が大事だよ。下の値打ちのものは負ける。
決闘物とか。無名の。 東大が兵役で勝ったという噂は聞かない。だいたい慶應とか。 敷いていうなら軍医もの、普通の兵隊と軍医の能力は鴎外だけじゃない。
それは確勝。 軍医率が多い国が世界トップじゃないの。覇権。ドイツイタリア。 まあ作家より登場人物が引用される理由、好きな登場人物論のほうが。 田舎の人は簡単な東大をゆっくり難しいと思って読むさ。 東京教育大の古典とか、まあそんなものみると明治以降はまだまだ。推敲しないと。 東大作家は自由すぎるねウクライナのように。当局の検閲などない。 作品より仕事のほうが大事じゃないか。公文書私文書カルテ。なら鴎外だな。 仕事が出来ていることから作品が読まれると二次的な価値がある。 まあ作品は余興のようなものでしかないという作家も多い。 百年に一人まず選んだら、俺は乱世に現れた宗教家の宗教書がいいとおもう。親鸞など。
乱世には必ず僧侶など宗教家が世に出ている。 >>59
藤枝静男w
この作家を褒めてるの、蓮實くらいしかいないんじゃないのかな
たいした小説は書いていないと断言できる
一般的には私小説家に文豪はいない
マイナーだが、いぶし銀という存在だな 小谷野敦も藤枝静男を絶賛している。
私は蓮實も小谷野も大した文筆家だとは思わないが、
藤枝は素晴らしいと思う。
近い将来、藤枝が再評価される日はきっと来る。
莫言や閻連歌から東アジア文学を知った人々が
必ず藤枝を見つけるだろう。 >>91
俺が藤枝でいいなと思ったのは小説ではなく、批評だ
埴谷雄高の傑作『死霊』に詩人的才能を見出した点だ
藤枝しか指摘しえていないところだ >>91
藤枝は二人のような長編を書いてないからなあ 長編を書いていないアリス・マンローは大文豪である。
長編詩を書いていないビスワバ・シンボルスカも大文豪である。
文豪=長編小説というのは日本だけの勝手な思い込み。 文豪=ノーベル文学賞と日本人が思い込んでるだけでは? 松尾芭蕉とか俳句しか書いてないけど紫式部と並ぶ文豪だし >>97
いやいや紀行文でしょう。俳句と同じかそれ以上に味わい深い >>59
藤枝静男がどれだけのもんか知らんけど、
いったん忘れられて死後に再評価されて文名復活したのは坂口安吾ぐらいだぞ
これは70年代の角川文庫の功績 >>100
未完だった『復員殺人事件』も文庫で出してくれたもんな >>100
最盛期には角川文庫で15冊ぐらい出てたんだよな。
でも角川春樹の功績ではないみたい、
もしそうなら自伝でアピールしただろうし、
横溝正史の方は生きていたが、
ほとんど引退同然のところを春樹が復活させた。 >>102
『病院横丁の首縊りの家』を完結させただけでなく『悪霊島』まで書いてくれた。願わくば『女な墓を洗え』と『千社札殺人事件』も読みたかったが欲張りすぎか 角川文庫の安吾のなんか昭和33年に初版になってるから
死んですぐに出てたからあんまり関係ない
柄谷行人一人が評価してその影響じゃないか
他にそんないないだろう >>104
無知も程々にな
安吾は死後10年ぐらい忘れられた存在で、
昭和35年には江藤淳が「最近不当に閑却ざれている散文家」とまで同情されていたんだよ
角川文庫で3冊だけ出てたのも絶版寸前だった
ところが70 年に堕落論が改版されてからブームになって売れ出し、
最盛期には15 冊も出るようになった
柄谷が安吾安吾と言い出したのはずっと後の90年代だよ 表10人
森鷗外
夏目漱石
島崎藤村
谷崎潤一郎
志賀直哉
芥川龍之介
川端康成
埴谷雄高
三島由紀夫
大江健三郎 裏10人
幸田露伴
樋口一葉
泉鏡花
徳田秋声
横光利一
室生犀星
太宰治
福永武彦
高橋和巳
中上健次 中上健次は忘れられてしまったな。
石牟礼道子だってノーベル賞に推そうと騒ぎ出す人が現れたのは
池澤夏樹のおかげだし。 福永、高橋、中上は自分の好みだが、この3人を外して、
大岡昇平、安部公房、村上春樹を入れてもよい 日本文学は紫式部、清少納言、夏目漱石、川端康成の4人を読んでおけば
なんとかなる。 歌物語 古事記 竹取 伊勢 源氏 平家。それ以上にマイナーな古典もある。
とりかえばや、虫めづる姫君。アニメ日本昔話のアーキヴもゆずれない。
歌集 万葉 古今新古今 山家集、金槐和歌集。
僧侶なら五山文学など如何?ほかにも歎異抄、正法眼蔵、栄西の著作など。
明治なら夏目より格上森鴎外かなでも主人公はセクハラ。出世遅い。あやしい。
川端君はおじさんじゃないし、大江君もおじさんじゃないお姉さん。 大きな物語を クラブディスコ などの歌謡で恋情綴るなら歌物語は古典に現代生活でも外せない。 鴎外もセクハラ 源氏物語もセクハラ でいきどおりや同情感じないか? 枕草子は明るいひどい恋愛マナーでも日本人が表情をとりもどす。 専門は日記だが
土佐日記紫式部日記和泉式部日記蜻蛉日記更級日記とある。
海外の人たちが届きえない心情に届いている独自のモノだろう。 感情が強く 悩みが深い。暗い文学が多いのは恋愛の技術倫理観に男性が低いからだろう。
そういう抑圧の中でもいい作品を書いている。 日本は母系がよい。ドバイサウジも競馬も牝母系が成功している。 平安終わって以降明治も女流が減っていて、
武士などがさぶらうが、平安朝までが理想。
女性の読み物として男性のものは日記を見てもまだまだだろう。女性が女流を読む。
少女漫画みたいにという教養のありかた、聖母マリア伝があるなら建礼門院伝と。 女性が文学を書き出すなら女流がいいだろう。男性の先輩に発情しても困るだろ。
作家は本屋や図書館からも片づけないといけないし。コーナーや図書館員のガイド
レファランスが大事。禁止と。男女で綴ったものなら多少大目に見るけど。先輩として
しかし躾は家庭によっても地方によっても高校大学大学院によっても違う。 タリバン自体そういうことによく悩んで答えを出している。 日本の教育も遅れちゃいけない、というか海外の伝統が間違い? マイナーな 古典がお薦め。受験勉強で対応できるものを読んでもつまらない。 聖母マリア伝のほうが圧倒的なようでたいしたことないキリストに躓かず子育てにいい。 ナイチンゲール伝とかね。精神など看護の育成にいい。当時の神学書など類推できるか。 夫や男子として女性の読み物としての男性作家
のレベルが低く、その割に世の中にあふれている男子は飛ばしてる童貞など
ランボーボードレースとか精選して男子は男子が読みつなぎ。
女流を本棚に並べるべき。フェミ二スム、ウーマンリヴの視点。 女性の社会参加が過去の兵役だといって男性が過多に乗り込んで雇用のフレームの多様
性から取り残されているという現象がある。書店図書館にも。 ある意味そういう流れのモノでも公開非公開を性差できっちり。推薦図書の進化。 女性が男性性を受け継ぐというのは違う、女性らしさ。でないとバタくさい。 男性の視点で女性を綴ったものならいいものあるがさかしらぶってもてようとするのはだめだ。僕の文学も万葉和歌ニーチェのアフォリズムほどの字数で歌物語なども模範にしている。国文学研究科卒だ。 夏目漱石
森鴎外
内田百
正宗白鳥
芥川龍之介
谷崎潤一郎
葛西善蔵
坂口安吾
石川淳 石川淳が挙げられているが、これまで『普賢』『白描』『至福千年』『狂風記』
などを読み、ダメな作家だとバカにしていた
ところが、最近『紫苑物語』と『鷹』を読み、いいじゃないかと認識を改めた
彼は1950年代に再婚しているが、この頃の作品が優れているようだ 紫苑物語は昔新潮文庫に入ってたな
石川淳は忘れられた作家になりつつある
文壇では孤立していたし、
フォロワーは安部公房ぐらいだったから 丸谷才一や大江健三郎も石川の小説を愛読していた
講談社文芸文庫から石川の小説がかなり出ている
今は品切れの作品も多いが、『紫苑物語』だけは30年以上刊行されている
おそらくこれが彼の最高作なのだろう >>140
俺の持っている『紫苑物語』も講談社文芸文庫のものだ。三浦しをんのお母さんがこの本が好きでそこから名付けた話は有名。花言葉はたしか「永遠に君を忘れない」だったっけ。須賀敦子の『紫苑物語』についてのエッセイもあわせて読むと面白い >>139
俺が読んだのも古本屋で買った新潮文庫
これには、紫苑物語、鷹、善財が入っている
善財は凡作だが、紫苑物語と鷹は傑作
惜しむらくは短いことだ
長編にしてほしかった 新潮文庫は焼跡のイエスも出ていたな
死んだら2冊とも絶版か で結局石川淳は文豪ベスト10に入るのか? 俺は入れてもいいと思うが >>145
長編に傑作がないので、文豪20人にも入れられない
短編の傑作も芥川ほど多くはない >>146
なるほど。もし>>137のリストから石川を外して手直しするとしたらどうなる? >>146
うむ、ありがとう。この10人で未読の小説も山ほどあるからせっせと読んでみる そんなに日本の文豪読まないけど、埴谷雄高の死霊は一つ二つ抜けてズシンと来たな >>152
あれは読者を選ぶ小説
選ばれて良かったね >>146
再度の書き込みで申し訳ないが芥川を10大文豪に推すような傑作ってなんだろう? 無茶苦茶つまらないのもないがこれらは素晴らしいと思うものもないような気がする。高いレベルで安定しているので気がつかないだけか。パッと思いつく自分が好きな作品は『舞踏会』だが、世間的には『歯車』とかになるの? 文豪なんて意味ないだろ、文人だったら芸術史上の意味はある 編集者の郊外暮らし、旅暮らし
プロフィール
2014年4月30日
好きな文学
司馬遼太郎「梟の城」「城塞」「国盗り物語」他
井上靖「孔子」「敦煌」他
吉川英二「三国志」「新平家物語」他
陳瞬臣「アヘン戦争」「太平天国」他
城山三郎「零からの栄光」「男子の本懐」「落日燃ゆ」他
村上春樹「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」「羊をめぐる冒険」他
村上龍「五分後の世界」「半島を出でよ」「コインロッカーベイビーズ」他
浅田次郎「蒼穹の昴」「中原の虹」「日輪の遺産」他
北方謙三「あれは幻の旗だったのか」「三国志」他
平中悠一「She’s Rain」「Go! Go! Girls」他
好きな映画
ロマン・ポランスキ「テス」「戦場のピアニスト」他
ヴィム・ヴェンダース「ベルリン天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」他
クリント・イーストウッド
張藝謀「初恋のきた道」「単騎千里を走る」他
陳凱歌「覇王別姫」「北京バイオリン」他
大林宣彦「青春デンデケデケデケ」「時をかける少女」
宮ア駿「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」他 文学界の夏目漱石
漫画界の手塚治虫
アニメ界の宮崎駿
なんか態度が尊大、変な女しか描けない、等、共通点が多い 蓼科親湯温泉
2019.11.25
太宰治など所縁ある文人達10人の名を冠した客室「蓼科倶楽部」完成
イメージした各10室の文人たちはアララギ派、幸田文、高浜虚子、島木赤
彦、土屋文明、伊藤左千夫、斎藤茂吉、太宰治、小堀杏奴、柳原白蓮。
みすずラウンジ(みすす書房)や岩波の回廊(岩波書店)を擁し、全集の他、昭和初期の出版当時の装丁のままの貴重な本
なども含め3万冊の蔵書を手にとって閲覧することができ、クラシックなBarで当時を偲ばせる知的な空間を提供しております。 >>157
クリント・イーストウッドだけは具体的な作品名を挙げていないが全部好きということか? 日本語の文章を変幻自在、流麗に扱え、ある意味最高到達点に達していた作家は谷崎潤一郎だと思う。
「少将滋幹の母」など筋や構成、男の母性への執着、コンプレックス、憧憬の表現も完璧だが、すらすら流れる様に頭に入ってくる日本語の文章に驚いた。
ある意味特異な作家、泉鏡花の文章は金銀細工の宝石の様相。