>>292
ここのまとめで理解してくれ
基本は民族的な帰属だ
でこれはこの論文が展開する前の枕なので独創でなく基礎的な認識ということ

Most social scientists would agree that identities such as “Serb” and “Croat” in the former Yugoslavia,
“Aymara” and “Quechua” in Bolivia, “Baluchi, Pathan, Sindhi, Punjabi and Mohajir” in Pakistan,
“Black and White” in the US, “Yoruba, Hausa-Fulani, and Ibo” in Nigeria and “Zulu, Xhosa and Coloured”
in South Africa are all examples of “ethnic” identities.
(http://commonweb.unifr.ch/artsdean/pub/gestens/f/as/files/4760/42841_155803.pdf)

ここで重要なのは一定の世襲性だな
君は日本人でそのことを君は知っている
アメリカ人ではない
それは君だけじゃなくて君の親や子供も日本人だろう、という前提とつながっている
こうした特徴はたとえば君のマルクス主義者という自己認識と性質が違うものといえる
逆に部落民には世襲性があり内外意識が強かったので集団に民族性がある

でこのethnic identityは母語や社会的振る舞いと密接に結びついている
集団としての日本人は母語と国家と遺伝子的区分が明快に重なり合っているので同質性が非常に強い
個人的な思想信条における価値の多様さはその上に乗っかっているオマケみたいなものだ