平野啓一郎『決壊』
テーマ: 日本の作品
2012-01-04
https://gamp.ameblo.jp/classical-literature/entry-11126439456.html

平野啓一郎というのは、圧倒的に読まれていない作家だろうと思います。

平野啓一郎の小説に出てくる文学、政治、哲学的な議論をぼくはすごく表層的なものに感じてしまうんです。ひどく薄っぺらい。

平野啓一郎の小説における議論は一方通行です。ある人物がある事柄について語って、もう1人がそれを相づち打って聞いているだけです。それはまあいいとしましょう。