辺野古の土砂投入、中止署名10万人達成。ローラさんも「沖縄をまもろう!」

12月14日に始まった沖縄・名護市辺野古沿岸の新基地建設のための土砂投入をめぐり、アメリカのトランプ大統領へ建設中止を求めるインターネット署名が18日午後、10万筆を達成した。

今回の活動は、タレントのローラさんも12月18日、Instagramで署名への協力を呼びかけていた。

日本自然保護協会によると、辺野古沿岸には絶滅危惧種であるジュゴンの餌となる 海草(うみくさ)が広がり、最も重要な生息地の1つになっている。
辺野古への基地移設工事を進める沖縄防衛局による環境影響評価の調査でも、この海域で絶滅危惧種262種を含む5800種以上の生物が確認されている。

これは世界自然遺産に登録されている小笠原諸島や屋久島で確認されている3000〜5000種を上回る。

赤土を含む土砂が投入されると、サンゴ礁の死滅など生態系に大きな打撃を与える可能性がある

ローラさんは「We the people okinawaで検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。
名前とアドレスを登録するだけでできちゃうから、ホワイトハウスにこの声を届けよう」と書き込んだ。

ローラさんはモデル活動のほかにも、ごみが海に流れ出し生態系を壊す「廃プラスチック問題」に言及したり、ユニセフに1000万円を寄付したりなどの社会活動を続けている。

りゅうちぇるさん、アジカンGotch...芥川賞作家著名人が続々と

このほかにも、アジアン・カンフー・ジェネレーションのボーカル、後藤正文さん(Gotch)や、俳優の東ちづるさん、映画監督の塚本晋也さん、想田和弘さん、
芥川賞作家の平野啓一郎さんらが、署名を呼びかける投稿をリツイートしたり、直接言及したりしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00010005-huffpost-soci