純文学5誌総合スレ第69巻目
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純文学5誌総合スレ第68巻目
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1541391841/
主に「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」「太宰賞ムック」
「たべるのがおそい」掲載作品の話題も可です。
新人賞受賞作 芥川賞受賞作を各論で批評することもOKです。
文芸誌の感想は、書いても書かなくてもOKですが、あるとなお可です。
受賞作決定前の候補作の批評は普通に本人・出版社工作員のステマと見做されますから気をつけてください。
文芸誌の話題にとどまらず、新人賞選考委員の評価・クレームなどもOKです。
さらには文学のありかた、これからの文学は、そもそも文学とは? といった総論や大きなテーマも歓迎です。
次スレは970を踏んだ人が建てて下さい。
985行っても建ってなかったら、他の人が建てても可。 お、砂川文次、単行本出版予定出てる。
本出してもらえるんだな。よかったな。 予想通りすぎる
このスレでも今回は町屋が大本命で上田が次点扱いだったよね 奥泉光
「率直に申し上げて、3作の評価はかなり低かった。実は今日私が会見に出てきたのは、他の方がみんな×を付けた中で、私だけが△を付けていた、という理由がありまして。
私が△を付けたのは、鴻池留衣さん(31)の『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(新潮9月号)と、古市憲寿さん(34)の『平成くん、さようなら』(文学界9月号)です。
(3作には)たいへん厳しい意見が多く、厳しくないのは私だけでした」 続き
「『平成くん−』は、安楽死法が実現している架空の日本というのがポイントです。その設定がどこまでわれわれが今生きている世界に対して批評性を持ちうるのかという問題がありまして。
私個人は一定の批評性を認めてはいいのではと考えました。しかし選考の場では、ほとんどの選考委員がそこに批評性はない、その設定が必ずしもわれわれが生きるこの時代、平成の時代に対する批評性を持ち得ていないという意見が大勢でした。
特に安楽死について、本来死ぬことができない人のためのものなのに、この小説では死にたい人のためのものになっている。この扱いは雑なのでは、という意見がありました」
「あとは、時代の先端をいくアイテムが出てくる割には、小説自体としては古めかしいのでは、という意見もありましたし、
女性の語りというスタイルに見合うだけのリアリティーが小説に感じられないという意見もありました。私としては、主人公が母の遺骨を神社に捨てにいくシーンや、歩道橋の上で高架に触れるシーンなどの細部に魅力があると感じたのですが、
もっとそういうシーンがほしかった、そのシーンが目立つのはむしろ他のシーンがもう一つだからではないか、という厳しい意見も出ました」 0665 名無し物書き@推敲中? 2019/01/15 19:49:12
上田が群像掲載作「ニムロッド」で芥川賞。
業界的にはそうなっている。
北条のダメージはこれでチャラ。
選考員ふくめた業界が講談社を助ける。
文学界=新潮>文芸>群像>すばる=太宰
だろうな。 >>223
太宰はそんなに良い文芸誌か?
そんなに芥川賞候補出ないし るいるいジャップ・ン・ロールおもろいで
直木賞はモリミー一択 >>223
別に講談社を助けたわけじゃないでしょ。
新潮枠が強いだけで。
新潮掲載作+新潮出身作家。圧倒的権力矢野さん。
上田さんは町屋さんと前から知り合いだったのかな。
二人とも文藝で落選歴あり。
長年候補等に名前が残ってた町屋さんが報われたのはいいことだと思う。
高卒の普通の人が受賞って久しぶりじゃないの。 ニコ生はおっさんふたりが疲れてやつれてたせいかテンション低めで
あまり面白くなかったな。
栗原氏みたいな生活ちょっと憧れる。仕事しながら引きこもり。 栗原は頭が白くなってきたね
一方はハゲてきてそれを隠すようなヘアスタイルだった 上田さんは会見トーク凄かった
あれだけ堂々と的確に話せる受賞者かつていたか?
地頭いいな 仮想通貨と小説は似てる、皆が価値あると思ってるから価値がある、みたいなこと言ってたけど、それだったら従来の通貨も同じなんだよね
むしろ仮想通貨の画期性が分かっていない 相変わらず文学バカの発想は貧困だな
小説は危険なんですとか
小説は実は新しいんです
仮想通貨も同じこと
偉そうに語る 現代企業が舞台なのにもかかわらず
題名が「ニムロッド」というと読みたくなるけど
一般の人はピン来ないと思う
たしかアニメ版バビル二世の最初の方には出てきたと記憶しているのだけど
欧米あるいはユダヤ人ならともかく
普通の日本人にはなじみ深いものではない
しかしそういう狭い世界で通用するネタで盛り上がるのが文学なのです
まあ、この板でもそれほど盛り上がってはいないんですが 古市は論文すら書いてない社会学者。
編集者に手伝ってもらってまずは論文作成をしてから
小説書けば。 候補が発表される前から町屋が受賞するだろうとは言われてたね
上田はあまり話題を聞かなかったがよく考えれば12月号の作品だから当たり前か
候補が発表されてからは上田も有力視されるようになったし
妥当な結果だったんだろうな 「塔と重力」のテーマが失われた可能性で
「ニムロッド」のテーマが万物斉同による代替可能だそうだから
この2作品は姉妹作なんだろうね
まずは「塔と重力」から読んでみることにする >>245
羽田圭介も町屋って言ってたな
上田は>>223かな 古市の小説は読んでないが、ニムロッドと言うと諸説入り乱れてるが、返し矢で命を落としたことと、バベルの塔の建設が俺的には思い当たる。
まあ、人間として神を恐れない不遜な野望を抱いた王というイメージかな。 ニムロッドつータイトルはアメリカだかのバンドの曲かアルバムいうてなかったけ 古市がhitomiと対談しているけど。ファンなのか。 @retsudan_jp
残念ながら今回も芥川龍之介賞獲れませんでした。
まあそれとして、古市氏が芥川賞獲ればよかったのに。
今更芥川賞に権威もクソもあるかバカタレ。
前回も世界のなんとかの女が直木賞獲ればよかったんだ。
つうか森見氏にとっとと直木賞あげてやれバカタレ。 @retsudan_jp
残念ながら今回も芥川龍之介賞獲れませんでした。
まあそれとして、古市氏が芥川賞獲ればよかったのに。
今更芥川賞に権威もクソもあるかバカタレ。
前回も世界のなんとかの女が直木賞獲ればよかったんだ。
つうか森見氏にとっとと直木賞あげてやれバカタレ。 >>249
でも芸術選奨新人賞受賞作である「塔と重力」
つまり代表作では文明の礎としての「塔」がモチーフになっている
続編とも言うべき「双塔」では祭祀王とかにも言及している
でもまあ、言語、祭祀、文明というのは旧約聖書はもちろん
SFでは野阿梓が30年ほど前に「バベルの薫り」でやっている
情報ネットワークを介して個別性が溶解するというのは
サイバーパンクノベルのお家芸で日本だと柾悟郎かな
いずれにせよそれほど目新しいものでは無いね
純文学界隈は化石脳だから周回遅れのトップランナーを最先端としてしまう 振興会を人間に例えると、ボケのはじまった年寄り?
話題になって評価された作品は候補にならないで、その後の作品を候補にする傾向とは。 文芸誌含め、本は知り合いの古本屋に提供するかメルカリで売ることにした。
あとは寄付。ブックオフさよなら。 今年のセンター試験の評論が沼野充義の「翻訳をめぐる7つの非実践的な断章」で
沼野にそんな名前の著書あったっけ?と思って調べたら
25年前の平岡篤頼が編集担当してた頃の早稲田文学から引っ張ってきたらしい
その号の目次見てたら平岡門下の渡部直己の名前もあって
平岡もまさかその渡部が25年後に早稲田文学を潰すとはゆめにも思わなかっただろうな さっき朝井リョウが文芸誌について熱弁してた。
合評でなんか言われたの根にもってるのか?って感じだった。
褒めてもらえてばかりの自分でありがたいみたいな話もしてたな。 >>257
うちの近所のブックオフは文芸誌0円やで @retsudan_jp
森達也/すべての戦争は自衛から始まる #読了
ナチスもクメール・ルージュもオウムも、周りの過剰な忖度で悲劇が起きた。
自衛意識から仮想敵を作り出して戦争になる。
これには本当に同意する。
タイトル通り戦争の話が多く、読むのが辛かった。でも読んでよかった。 バグダッド包囲戦は自衛じゃない
略奪で食ってるんだから相手の意識は関係ない
アホか 豊崎由美らの芥川賞直木賞トークイベント
登壇者も客も3人で笑った
同じB&Bでも『82年生まれ、キム・ジヨン』のトークは
100人近く入ったとか 554 名前:花火 [sage] :2019/01/20(日) 13:39:26.85 ID:ROiAIz/B
藤田ニコル「私、韓国やK-POPが好きでSNSに趣味の事を書くとネトウヨに荒らされる。まじきもい」
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1547958409/
モデルでタレントの藤田ニコル(20)が20日、TBS系の生番組「サンデー・ジャポン」に出演し、
“嫌韓”コメントがSNSに寄せられた経験を打ち明けた。
藤田は「私が例えば韓国旅行に行ったりだとか、K−POPの音楽とか聴いてるだけで、一部の人からけっこう言われたりします」と告白
司会の爆笑問題・田中裕二から「韓国旅行に行ったら『行ってんじゃねえよ』みたいな?」と聞かれると、「韓国旅行に行ったら、
なんかそういう言葉を、日本でです。ツイッターとか、インスタグラムとかで来るので、こういう感じなんだなあと」と、
趣味の分野にまで批判的なコメントが寄せられることを明かしていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00000053-dal-ent
まあ私もK-POP好きだからね
女の子ってメイクやファッションやアイドルとか韓国好きな子多い
だから嫌韓のおじさんって絶対女の子にモテないよ
まあ一生独身でいいならネトウヨやってればw
555 名前:花火 [sage] :2019/01/20(日) 13:40:39.45 ID:ROiAIz/B
女の子ってそーいうネトウヨみたいな話嫌いだからね
軍事の話とか超つまんねえし
絶対モテないよ
ネトウヨとか女の子と何話すわけ?
まあ話す機会がないかw 藤田ニコルって母親が在日だろ
韓国好きとかいうのはこんなのばっかだろ
まともな政治感覚があればそんなこと言わない ニムロッドそんなによかったかねえ
町屋のあれはまあ、わかるんだが >>265
前回は14人くらいいなかったっけ。やっぱ開始時間が早まったのが
影響したのかな。
個人的にニコ生でじゅうぶんな気はする。 百田のウィキ純文学が来て又吉大絶賛
とかアクロバットはまだまだ続くのかな…暗いな… あの料金払ってまで行きたいと思うか?
俺は思わない。 上田の「ニムロッド」読んでるよ。
純文は短いからいいよね。
110ページだから、買って読んでる。
ビットコインの話だね。
後で、古市も読もうと思ってるけど、未定。 上田「ニムロッド」は350位/825作品くらいだね。
この人、39歳なのか。
そんなことより、ラノベの新人たちの題名一覧が知りたい。 古市の「平成くん、さようなら」は170ページと長いので読まない。 ううむ。読むもの、いっぱいたまってるけど、
大江の「洪水は我が魂に及び」はカタカナで書かれたところが読みにくくて、
他へ行こうかと思う。
「原典訳ウパニシャッド」もあんまり面白そうじゃないから、どうしたものか悩む。
ラノベをやっぱり読むかなあ。 大変だ大変だ大変だ
3月10日 日曜
東大の野崎歓の最終講義だ
晩年にバカを晒してしまった野崎か。まあ、そういうこともある。 >>265
キム・ジヨンは小説そのものの力もあるが、若手で売り出し中の人気書評家
倉本さおりが登壇したのも大きいかもね 倉本も上手くやってるよな
ささあつとの黒い噂もたっていたが >>249
日本人のバンドです。
高橋弘希もpeopleの曲モチーフで作品書いてます。
群像の短編でした。これ、すごくよかったんですよね。 people in the boxと高橋弘希と上田岳弘で鼎談してほしい。
群像さんお願い。 野崎歓の最終講義、行ってみたいが、部外者でも入れるのか?
当方、私大出(といっても一流私大だが)の阿呆なんだが…… 何故、おれだと分かった?
ぶっ○○すぞ
まああるがな、
inferiority complex
って奴だ。
小川某、調子に乗るなよ。
ちんこ >>291
私大の分際で一流もくそもないだろう
早稲田は二流以下だよ
あ慶応の医学部とかか そうか
野崎歓
東大教授辞めるんか
一時代が終わったような
なんか寂しい >>296
東大教授の肩書きがなくなったら魅力は半減するな
文芸誌によく登場したけどインパクトはなかった 美しい顔を手放しで称賛してしまったのが汚点となってしまったな 町屋くんやタナシンは高卒じゃないか
町屋くんは高卒なのをカバーしその分がんばってダンスやボクシングを習って小説にしてこの結果だ。 河出がまた求人出してる。
3年ぽっきりの更新なし契約社員。 質問です。
ひょっとして、大江健三郎の代表作って、
「M/Tと森のフシギの物語」なの?
すごい評判いいみたいだけど。 >>309
一般的には「万延元年のフットボール」「個人的な体験」「飼育」だと思う
大江って普通の作家なら代表作レベルの長編連発してるけど、どの作品も認知度は低いような気がする いい加減に万延元年のフットボールはちゃんと文庫化してくれないかな
なんだよ講談社文芸文庫って、誰も買わねぇよあんなん >>311
文庫とかいって2000円以上とったりするから
舐めてるわ 飼育って太宰治の晩年の中に似たよう話があったと思うけど何か関係があるの? 「罪」のアント(対義語)は「信仰」だよ、太宰君。
(*´▽`*) >>309
>大江健三郎の代表作って、「M/Tと森のフシギの物語」なの?
「同時代ゲーム」以降の神話的枠組みを援用した作品群の総括的作品だけど
それを考えたら「同時代ゲーム」や
「いかにして木を殺すか」「懐かしい年への手紙」などの方が傑作でしょう
というか一般に難解で評価が下しがたいとされる80年代の諸作品はいずれも凄い
ああいう作品を書ける作家は当分出てこないでしょうね
「同時代ゲーム」から「燃え上がる緑の木」までの大江は本当に凄いんだけどねえ 分析哲学の入門書で何かオススメある?
ガチの初学者なんだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています