三島が、自殺する約2年前に「現代青年論、弱い父親への反逆」と題したエッセーを残していたことがわかった。青年には自己処罰の欲求があるなど独自の若者論が書かれている。5日発売の「新潮」に掲載される。
1969年1月に京都新聞など一部の地方紙に掲載されたが、阪大の斎藤准教授が縮刷版で調べていて偶然見つけた。全集には同タイトルのエッセーがあるが、内容は異なっていた。