うっ、出遅れた。
他の人の感想と被ってるかもしれませんがご容赦を。

まずケイが全然主人公に感じられない。救出とか潜伏を可能にするための便利ツールにしか見えない。

話の筋はわかるけど、どこを面白がる話かわからない。
なんか、これはこうで、こういうことがあって、っていう設定集を見せられてるみたいです(プロットだからかもですが)。

ついでに回想主体にする必要もないような?
死んだと思われてたエラが実は生きてた! って導入シーンをなくせばエラの幼少期の回想だけで済みそうな気がする。
一流パフォーマーであるエラの夢が、実は後ろ暗いものだったっていうギャップもそっちの方が生きるのでは。

最後にケイが代わりの死体を用意したって点が気になります。
いったい誰で、どうやって死体を手に入れたのか。黒焦げなんで若い女性でなくてもいいのかもだけど、一人の人間の存在を奪って、憎まれる死刑囚として終わらせるって主人公にあるまじき外道行為だと思う。

なんか辛口になってしまいましたが、娯楽がテロ扱いって設定は面白いと思いました。