星海社側がターゲットとかジャンルとかを明示しといてくれたらいいのにな
と思ったけど、明示するわけないよね。
編集部のほうからそんなことを発信しちゃうと、最前線は編集部の想像力の
限界までで終わっちゃうもんね。そんなんじゃなくて、読者と書き手と編集
が一緒になって文芸の未来を作って行きたいって思ってるんじゃないかな、
太田さんは。「最前線」っていう名前からしても。想像を超える未来が作ら
れる場所として考えてるんじゃないかな。(くさい表現だが)

プロ作家にいいもの書いてもらえばいいのにどうしてわざわざ新人賞なんて
いうしちめんどうくさいことをやっているのかなと思ってたけど、きっと
業界の手垢に染まってない新人さんがどんなものを書いてくるのか見たいん
だろうね。
最前線は編集部が敷いたレールにみんなが乗っかる場じゃなくて、webを
見に来る読者さんとか空気読まずに書きたいもの送ってくる新人さんとか
がリードして一緒に文芸界を引っ張っていく場なんだよ、きっと。

だから投稿者は傾向とか対策とかターゲットとかジャンルとか考えずに、
「自分がいま読みたいものはこれだ!誰も書いてくれないから俺が書く!」
っていうつもりで叩きつければいいんじゃないのかな。
それが編集部のセンスと合っていなければ一行コメントで切られて終わり
だろうけどさ。