【自薦】カクヨム晒しスレ Part.8 [無断転載禁止]©2ch.net
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カクヨムで公開されている作品を自薦で晒し、誰かが感想を書くスレッドです
次スレは >>950 が立てる事。何らかの事情で立てられない場合は、誰かが宣言して立ててください
また、スレ終了前に晒しまとめを行い、次スレに張り付けてください
[注意事項、書き手用]
・>>1の内容を把握した上で、テンプレに従って晒す事
・タグまたはあらすじに「晒し中」と付け、本人証明を行う事
・他人の晒し中も続いて晒しOK、ただし前の晒しの感想が一段落するまで待つ
・晒しは一スレにつき一作者一回まで。前スレに晒した作品は今スレでの投稿を控える
・短編でも連載でも可。コンテスト応募作品はスレの空気を読んで
・晒しを終える際には〆宣言をする事
・〆まで1日〜数日の期間をみて下さい(スレ立て時点のスレ速度を参考)
・他薦は読み専スレへ
[注意事項、読み手・全般用]
・暴言や人格批判を行わない事
・相互フォローなど、作品以外の観点から叩かない
・荒らしはスルー(荒らしに構う行為も荒らしです)
テンプレ
【タイトル】
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【紹介・希望する指摘点】
※関連スレ
【KADOKAWA・はてな】カクヨム185【小説投稿サイト】 [無断転載禁止]©2ch.net
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1491539936/
※前スレ
【自薦】カクヨム晒しスレ Part.7 [無断転載禁止]©2ch.net
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1475319859/ ただでさえ集1本2本しか晒しの無いスレを分割してどうする
まずルール改変案についてどう変えるのか説明も無く24時間すら経たないうちに
一人でこっそりスレ立てとかまともな頭じゃないわ
それに変更点について聞いたら改変第2案としていつの間にか指摘箇所が斜め上の方向に変わってるとか
ちゃんと考えて作った改変案だとはとても思えん
「カクヨム放送局&晒しOK」とか新規スレタイで立てるんならともかく
同じスレタイで立てるなよ >>1
乙。
新スレたてられそうになったら埋め始めるってどういうこと? こちらは感想者同士でレスしあうのを容認しているスレです。
感想者同士でレスしあってほしくない作者様は
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1491709994/
こちらへどうぞ ここはカクヨムで公開されている作品を自薦で晒し、誰かが感想を書くスレッドです
カクヨム放送局の話をしたい方は>>4へどうぞ ※NotFoundの作品を除外
前スレ40作品中7作品が削除済みでした。 バタバタのせいで説明逃してた。
晒しテンプレのラスト1件を
「一言紹介」から【紹介・希望する指摘点】に変更してます、悪しからず。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 でもなろうで複垢してたの。それでも大丈夫なのかな・・・。 スレルールとしては「作品以外の観点から叩かない」てのがあるから
ルールが守られていれば問題ない 分りました!
後、コンテストにも応募しているのですが
晒している間はそれも外しておいた方がいいですか?
さっきから質問ばかりですいません。 そこも特に縛りはかかってない
その代わりここは住民が少ないから
コンテストに好影響が及ぶほど閲覧数が伸びることは無いのでそのつもりで わかった。ありがとう。優しいな君は。
【タイトル】さよなら太陽
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882865809
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】現時点に於いての、純粋に思った事や感じた事を知りたいです。
辛口で大丈夫です。 よろしくお願い致します。
ドキドキする。 …18の1話で詰め過ぎ言われるのか(自分の小説を読みながら うーん書き直すか 詰め過ぎなのか。疲れてしまうって駄目な事ですよね。
ご指摘ありがとうございます。 一話読んだけど、内容よりも改行とか3点リーダーとか――の使い方気を付けよう
創作論・評論のランキングの奴見てから直そう >>18
最初に年表はなー、書籍なら我慢するけどwebだと読者ついてこないよ
今の一話目を消して二話目を一話目にしたほうが読まれるんじゃねえかな
あと、あらすじがふんわりし過ぎかな
どんな物語かわかんないから、何を期待して読めばいいのか、自分の好みなのか、読者がわかんねー
主人公を軸に、もう少し具体的にしたほうがいいと思う お前ら本当に読んだのなら1行目の誤字を指摘してやれよwww にゃー!寿命がちじむ。
皆さまありがとうございます。基本を学びやり直したい。
一行目の誤字って?晒したなら一日中何ですよね。長いな、一日。 >兵士達が鬼の様な道化師な様にも似た顔をして。
>道化師な様
誤字はこれのことだろう
けど誤字指摘は作者によってはあれもこれもと出てきて感想どころじゃなくなるからしたくねえわ まあ誤字脱字って作中最も興を削がれるというか幻滅する要素だからね
出来る限り無いようにするのは物語を楽しんでもらうのが目的なら最低限度のポイントでしょ >>18
斜め読みした感じでは面白そうなんだけど
ちゃんと読もうとするとすごく読み辛いんだ
むっちゃ目が滑る
二話目以降PV付かないのは内容より文章が原因だと思う
言い方は悪いけど、あまりにも稚拙な文章で残念な気持ちになる
でも、文章力っていうのはいくらでも鍛えられる
たぶん、読書量が圧倒的に足りていないのだと思う
あとは「書く」って経験
今後たくさん読んで、たくさん書けば良いものを作れるようになるんじゃないかな
とりあえず、一度自分で音読することをオススメする
音読し辛い文章は、わかりづらい文章だよ >>18
4話目まで読了。
文体について。
2,3話は端正な文章を目指している印象。
所々に不安定なところが見受けられるも狙いは基本的には概ね悪くない。
ただこの時点で筋が見えない上に、3話末尾のアストン主観になると語尾が不安定になる。
そして4話になると地の文そのものが崩れていく印象が。
内容について。
1話が詰め込みすぎと言われるのは話が頭に入りにくいせいもあるかと。
冒頭で戦闘シーン、実はこれがテレビのヒーロー物でした、母親の言葉が被る、
そしてヒーローの台詞に続いて「以上が視聴者からの言葉である」。
それとどう関連するのか「我が国、今だ(未だ、の誤字か)革命軍に傾かず」。
単文ごとの主観がころころ変わるし直後の文で関連性が見えないしで
誰が何を指して何を言っているのか分からない。
まずは「視聴者からの言葉」が何なのか分かるようにして、
それと実際の軍との関連やそれぞれの動向を示すのが第一か。
また百道連光の言葉(抜粋)の部分についても何が「嘘八百」なのかよく分からない。
また流れや発言内容からして百道の立場は時の政府と協調しそうなんだけど
全方向に喧嘩を売ってるようにも見えて状況がさっぱり見えない。
その次の年代記の項目でも一都市が「世界各国の政府に対して」反発するという意味が全く分からない。
例えば東京の住民がアメリカやロシアに対して何らかの武力攻撃を行ったところで
それを「各国政府に反発」って表現するのか、っていう。
年代記を含めたこの辺は一から見直しかけた方が良いと思う。
1話末尾に現れる青年の今後を予見するような表現でも入れて
ストーリーの方向性を見せるようにすれば多少読者の期待を煽ることも出来るんじゃないかと。
最後に、言葉や漢字がおかしいところがやたらあるけど
これはタイプミス編集ミスから漢字変換、覚え間違いまで原因が色々あるしきりがないなあ。
> 話たがたい
> 一切に
> 喋りたがり何だろう
この辺が一例か。 皆さまありがとうございます。ちょっと一から出直して来ます。
大分為になりました。今日はもう寝ます。明日の八時頃には〆ます。
それでは、おやすみなさい。精進致します。 最後まで読んだ
だんだん文章がこなれていって、いい
でも、ところどころで変な表現がある
頑張ってかっこよく書こうとした結果、つんのめってる感じ
>>30も指摘してるけど、誤用か誤変換かわからん部分が多い
全体的には「しっちゃかめっちゃか」という印象
書きたい場面が先行しすぎて、話が話としてまとまっていないように見える
ただ、細部を見ると「おっ」と思わせる部分があるのは確か
あと、毎話の「引き」は良いと思う >>30さん
ありがとうございます。練り直します。ちょっと感動した。
それではまた。 >>18
情報の出し方が上手くない、時系列で参照すれば混乱しないんだろうけど
文章の流れで理解しようとすると内容が乱れるから読み辛い
壁の描写は近づくを禁じ、とあるのに次の文では又幾人かと入ったともされるとか
出る事は一切に許されなかった〜たった一人いたという描写からの「六年前この籠の都から出て言った者達がおった」とか
私己俺は意図的としても矜持寺百道連光、百道連光達とか夏目芽衣とメイ・ナツメなど、A3Fを連合軍で表記してる所もあった
読み直してやっと特に説明の無かった百道連光が坊主だったことに気がついた
日本のようでまるで違う陽ノ国を舞台にしているのだから、何が共通で何が違うのかは明確にしないと
革命戦争から僅か5年たらずで本の価値がほぼ無価値になるくらい識字率が悪化するとか無政府状態というだけでは想像できん
本の価値が分からないくらい識字率が悪いって事は華都と陽ノ国ではもう文明が断絶して別世界に見えるレベルで別物なのだから
中と外の差は諸外国がどうの世界各国がどうのよりも先に明確にすべきだよね
特にA3Fが統治機構として機能しているならそれによって国がどうなってるか、とかね
あと気になったのは時間の取り扱い
たとえばプロパガンダ作品だけど、幼児向けに作られているのに14歳のメイが見て悪役悲しそうとかいう感想で心に残ったわりには4年で忘れたり
先にも言ったけど数年で本の価値が薪になったり
マルヤマが遥か左の山に走って行ったのに、その直後トラマサが尋ねてきてそのすぐ後にが来て生き残りを殲滅しよっ!!!って言っただけなのに
刀が宅配されたんだ、Amazonより早い 昨日の>>18ですが、〆さして貰います。
皆さん本当に細かな部分までご指摘して頂きありがとうございます。自分一人では気付かない部分が沢山ありました。
基礎からちゃんと学びたいと思います。
ご鞭撻ありがとうございました。それでは失礼致します。 人います?
最初の目標だった10万字を超えたので、晒して感想もらいたいのですが…… このスレは
晒して1日〜数日放置→来た人が読んで感想を書く
というのがデフォの流れなので はいこちらが大畑勇貴大先生の華麗なる一次落ち記録集です
一次落ちをまとめて何の意味があるかはわかりませんが…
20年間連続一次落ち記録を更新し続けるレジェンド大畑大先生!
https://kakuyomu.jp/.../1177354054882930774 カクヨム系全スレに投げ込んでくつもりか?
一次落ちばっかりでもないし、なにがしたいんだろう。
一本だけだけど読んでみたが、そこらのWeb小説()より断然文章巧いし、
そう易々と中傷できるようなシロモノではなかったのだが。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 >>41
ならなんでこんなアクセス数が少ないんだろうなあw
自演なんかして情けなくならんのかね?w 無関係なスレにコピペ爆撃するような奴が情けなさを語るのか(呆れ 【好きなあの娘がなんじゃらほい】
【https://kakuyomu.jp/works/1177354054882847370】
【ラブコメ】
【初恋の女の子と風俗で再会する話。文章に自信がないのでその辺りを指摘していただけると助かります。また話全体のレベルも簡単でもいいので教えていただけると嬉しいです】
上の方の晒しが無効ならこちらを読んで頂きたいのですけど失礼でしたかね……
停滞していたのでいいかなと思ったんですけど、やめた方がいいなら無しにします。 >>47
問題ないと思うので今から読みにいきますが、早くも概要にミスありです。「再開」→「再会」 >>48
ありがとうございます。
誤字脱字が多いのは治したいと思っています…… >>47 好きなあの娘
独特な文章です。
ケアレスミスがちょいちょいあるのは自分で読直せば直せると思うのでスルーしますが、コメディ色の強い作品なのでさほど問題でもないかと。
登場人物の年代が必ずしも見込み読者の年代でもないですが、ちょっと上狙いですかね。
内容は面白いっちゃ面白い、けれど読者の合う合わないでの弾かれ方も激しそうなイメージ。気にせずこのままいけばいいと思います。
問題はこのあとの構成です。初恋の人がいなくても成り立つような話になっていっている、主人公のキャラが立つのはいいことだけど、この場合他のキャラが優劣なく登場してヒロインの必要性が迷子。
作品の入り口、看板には確かヒロインがいたけれどなかで待っているのは別の展開。これでは読者は作品の方向性に迷います。なので今後が重要か、概要の手直しが必要か
気になるのはそのくらいです。
ご参考までに >>50
ありがとうございます。
添削やら校正が苦手なので課題ですね。
ターゲットは確かに上を狙いました。というか書いた当初は本当に下品極まりないものを書いてやろうと意気込んだんですけで途中でヒロインを持て余してしまいました。そのせいで、ご指摘の通り方向性が……
一応終盤の展開はヒロインメインにするつもりなんですけど、それまでにもう一山話を作りたいです。
ご丁寧にありがとうございました。 >>47
うーん、なんというか中途半端だなぁ
決しておかしいわけじゃないけど、なんというか目指す方向性に合わない文体だと思う
コメディなら小説なら、文体ではなく、もっともっとネタや舞台設定そのもので笑わす意識が欲しい
口調や言い回しの奇抜さでコメディ感を演出してるようなそういう小手先感を感じる
地の文の硬さとかけ離れたキャラクターの頓珍漢な行動のギャップで触りを掴ませ、
行き脚の早さ、展開の強引さで面白くしようという意識は感じるのだけど、
それが必ずしも成功してない……というよりも、全体的に独りよがりでギャグの意味がよくわからなくなってる
例えば二章の「具合はどうだったね。森泉の」「痴れ者!」という掛け合いは、
作者以外には全く前後が繋がらない、ギャグじゃなく単なるついていけない掛け合いになってる
こういうツボを飛ばした掛け合いが延々と続くんで読む方がついていけない
やるならもう少し万人のツボを確実におさえる密度の濃い面白い掛け合いを期待したい
ヒロインに何度も何度も逢いにいって、その度にフラれて、だがその度になんか新しい要素を手に入れてくる、
そういう主人公の勢いと七転び八起きはいいと思うので、そこを意識して書き直せば化けるかもしれない
要するにもう少しギャグを引っ込めて、ラブストーリー的なところをしっかり立ててほしい
現状ギャグシーンがほぼ全部苦痛なので、そうした方がよく読めると思う >>52
ありがとうございます
コメディはナンセンスくらいしか書いたことないので勝手が分からずどうにも困っていました。具体的に指摘してくれると大変ありがたいです。
確かに勢いで誤魔化してるのはありますね。自分で書くと、なにが面白いのかたまに分からなくなります。
やっぱりネタに走らず真面目にロマンスを書いた方が無難だったかもしれません >>47
珍客まで。
比較的独特な作風で誤字・表現の怪しいところも多めだけど良くまとまってると思う。
確かにストーリーとしては雑多なイメージでネタも下卑た方向に寄ってるけど
それぞれのパートは首尾一貫した話に出来ている。
ただ森泉についてキャラのイメージが1話と以降で若干違ってしまっている印象が。
というか冒頭の「エキセントリック」の方向性が性的な方向にも開いていたというのが
冒頭の段落を読んでも掴めないのが主な要因じゃないかと。
あと、彼女のフルネームが1話後半になって出てくるまで出て来ないせいで
「もり・いずみ」だと思っていた。
「しんせん・とうこ」だよね? だったらフルネームをもうちょっと頻繁に出してみたり
最初の段階でフリガナを振ったりしておいた方が良いと思う。
あとはやっぱり読者を選ぶ作品だから、取扱注意の意味も込めて
キャッチコピーや紹介文でもっと作品の色が見えるようにしておく方が良いんじゃないかな。 >>54
ありがとうございます
表現はちょっと捻ってみよう!っていう頑張ってる感がでちゃってますね。
ヒロインは持て余しちゃってます……途中からやっちまった感が半端なかったですね……
紹介文は確かには変えた方がいいかもしれません。奇異な女達とのドタバタインモラルコメディみたいな。 皆さまありがとうございました。丸一日たちましたので>>47は締めさせて頂きます。
今後頂いたアドバイス等をうまく活用したいと思います。 【タイトル】 流されるまま、枯木のごとく
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882953276
【ジャンル】 ホラー
【紹介・希望する指摘点】誤字以外ならなんでも指摘してほしいです >>58 流されるまま、
二話まで読みました。
まず概要について
『20〷年某日、』表示されない文字を含むようです。
よく使われますが「過去であるか未来であるか現代であるか」「近い時代か遠い時代か」を指し示すためのもので、特にこの作品において重要でなければあえて書く必要のない情報になります。
『とあるアパートで爆破事件が起こる。狙われたのは何の変哲もない女子大生、古子。手段も動機も不明、しかしその裏には理解不能な秘密が隠されていた。』
本編を読めばわかることでも読者が概要を読む時点ではまだ本編を知らないので爆破事件とだけ聞けば事故の可能性も浮かびます。
そこからすぐ『狙われた』のくだりに入るのは話が飛ぶので文章としては強引で、その後はさらに不明瞭……とこの辺りで興味がわかずブラバしそうです。
本編ですが、登場人物が退屈である時間は読者はもっと退屈です。まして冒頭です。
必要が無さそうに思える場面の話が長く、肝心な場面に入ると短い。ここに何らかの意図がある場合はいいのですが。
ホラーはさほど読まないのですが、ホラーである以上は読者が何かゾッとしたり、想像を駆り立てられるなり、追い詰められるなりがあるかと思うのです。
描写にも、登場人物の言動にも、状況にも
読者を怖くさせる要素が見られないので、少し意識して盛り込むといいかもしれません。 >>58
いいんじゃない?
これはいいと思う。ちゃんと書けてる。褒め言葉になってるかわからんけど、プロとしての書き方が出来てるな
痒いところに手が届く描写の正確さ、キャラクターの立ち方、言い回しや語彙力、不足はないと思われる
無駄な日本語がないのも高得点。ホラーによくあるやりすぎな描写や言い回しのくどさは特に感じなかった
このテンションを維持できれば自ずとさぞいい作品に仕上がることだろう。期待したい
ただ、わかってやってることとは思うけど、ネタ的にもテンション的にも、やっぱりホラーではないな
確実にこれはミステリーとして読まれる。扱うネタに関係なく、手馴れてるからこそそう感じる
現状、作風が確固としすぎてるので、逆にここからホラーになったら勿体ない気さえする
間違ってたら悪いのだけど、わざとファンタジー的な建前を立てるために
あえてミステリーではなくホラーというテーマを扱ってる気さえする
何はともあれ、今後に何が待ち構えているかで決まってくる作品であるだろう
あまりこの批評のいうことを気にせずにどうぞそのままのテンションで書き続けてほしい
その方がよほど良い作品になる気がする >>59
早速ありがとうございます
あらすじは苦手なもので…ストーリーを簡潔に、ネタバレにならないよう書いたら
そうなってしまいました。精進します。
冒頭、長く退屈にしておけば後々が読みやすくなるかなと思ったのですが
そもそも退屈だと後々に行ってくれないことを失念していました
ホラーは…これは正直ジャンル不定な部分があるので一番それっぽいのを選んだのですが
3話以降はもうちょっとホラーっぽいです、はい >>61
ほんとですね。前作『毒々〜』の時はかなり個性的なハイテンションホラーを感じたのですが、今作『流されるまま、〜』は最初こそ大人しいのであれでしたが最後まで来て全体像がつかめると「なるほど」となりました。
これは概要をまとめるのは難しいですね。
最終話の一文から
『大錆町連続爆破事件は、三件、犯人は不明、目的は不明、すべて不明のまま、迷宮入りすることになる。この件について真相を知っているものは、この世にいないとされている。』を紹介するとミステリアスでいいかもしれませんね。 >>58
読了。
文章についてはほぼ文句なし。
主観視点が変わった時にちゃんと切り替わったのが分かるし
それぞれキャラが崩れもしないので読みやすい。
ただ、話の流れについてはちょっと……。
冒頭の主人公が置いてけぼりになって事件を起こした側の人々の話に移ってしまう。
冒頭も退屈と言いながら緻密に日常を描いてあってちゃんと読めて
話が移った後もこっちはこっちでしっかり描かれてるのが口惜しいというか。
それぞれ別個の話として構築されていれば問題の無い仕上がりだと思う。
エピローグでちょこっと古子視点に戻ってるけど、出来ればここは古子主観で
冒頭と同じ雰囲気で続けて欲しかったかな。
1話のボリュームとまでは言わないけど、事件を古子視点で総括して
文句のひとつも垂れて欲しかった。
カテゴリーについては確かにホラーじゃなくて現代ファンタジーの異能バトルものかな。
情報が全く足りていない古子主観のまま最後まで完走したらホラーでOKかも知れないけど。
ミステリータグについても異能の力押しっていう解答を持って来られると
推理としてのミステリーとは違うような。
毒毒の人か。
あの作品でも世界観をひとつ仕上げてちゃんと描き上げてる人っていう印象があったので
最後までブレずに作品仕上げて欲しいな。 <<62
まさか疲れて書いた最後の文章が概要になっているとは… ごめんなさい、今ちょっと徹夜明けでおかしいですね
>>63
読了ありがとうございます
確かに最後ちょっとテキトーだったかもしれないです。ずっと書いてたので
疲れてあっさり終わらせてしまったもので…書き直せたら書き直そうとは思っております。
前後半のギャップがある話にしようと思っていたので古子視点のままだと
どうにもアクションし辛いなあと思っての途中退場でしたが、やっぱり無理やりにでも
ついていかせたほうがよかったようですね。流石にいきなり登場したキャラで
引っ張るのは無理があったか…書いてた時はフロム・ダスク・ティル・ドーン
みたいでいいじゃんと思ったものですが、古子はもうちょっと大切に扱うべきでした。
反省します。 あ、折角の日曜なので〆は24時にしたいなあと思っております
ご容赦ください 今回の>>58『流されるまま、枯木のごとく』への感想は現在以下の三件です
一人目>>59>>62
二人目>>60
三人目>>63
それぞれの思う感想でいいと思います。スレの健全な活気を願いみなさまのご参加をおまちします やだ、入力途中で書き込みしちゃった
とか思ったけどおおむね言いたいことは言い切ったか…… 感想書きの振興策なんだろうけど逆効果としか思えない
何人が感想書いたから良いというもんでもないだろうし
良い悪いなんて書き手や読み手それぞれによって評価違うだろうし 作者が二番目の感想に気づいてたか定かではないけどまぁいいや
現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 他薦は読み専スレにってあるけど、今そのスレないよね
もう他薦はできないの? >>71
ここは作者がさらして作者に感想するスレだから、他薦したいときは別のスレになるかな。カクヨムの本スレに相談してみては? 本スレって最初の頃は見てたけどキモいイメージしかなくて、他薦どころじゃない感じだったけど今はどうなのかねえ 本スレじゃない方のカクヨムスレとかなら相談にのってくれることもある あれ。なんかごめん、本スレってもはやどこかわかんないけど、一番スレのナンバー伸びてるのが本スレかとおもってたわ。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 現在晒し中の作品はありませんにゃ。
晒しご希望の方は注意事項をご覧の上>>1のテンプレを書くのにゃ。
いつでもどうぞ。にゃん。 一ヶ月近く音沙汰無しの時もあったけど、落ちなかったな 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 最近製作意欲がわかなくて晒しに来てみたのですが・・・
誰か居ますかね? 人が居ないようですが晒していきます。
【タイトル】探偵 神門十夜 物怪奇譚
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054881732753
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】 純粋に思った事や感じた事を知りたいです。
宜しくお願い致します。 >>85
文章はともかく。構成が悪いせいで面白さが全然出てこない。
スタートで退屈な話を聞かされるくらいなら、その事件があった場面をまずぶちこんだ方が動きもスピード感も出る。
「説明」は場面を見せたあとの方が、読者を楽しませる気がある作品だとわかり、安心して先を読めるけど、現状だと難しい。
パッと見誤字脱字もないみたいだし丁寧に書いてるのかもしれないけど、最初を面白くしないと。 どうも85です。
今確認しました。86さん貴重なご意見ありがとうございます。
なるほど構成と始まり方が読み手を引き込ませる内容になってないということですね。
今後頑張って取り入れたいと思います。 >>85
3話序盤まで。
まずすべての改行を手動改行で賄おうとしているのがどうも読み辛い。
句点で終わっているのならともかく読点で改行かかってたり、あるいは文字から直接改行かかっていたりと
読みやすさよりも自分ルールが先行している印象がある。
ちなみにスマホのカクヨムアプリから見ると一行の字数を超えて自動改行かかっているので、あまり意味の無いルールじゃないかと思う。
あと会話がすべて二重鉤括弧なのもちょっと違和感が。
内容については、事件そのものと描写についてはまあ良いとして
部屋の描写や世界観説明があっさりし過ぎていて主人公の背格好や名前すら分からないのはストーリーに入り込みにくい。
退屈な状況も丁寧に描けば読者はその描写を楽しんで飽きないけど、
退屈と言うだけだと読者も退屈。
あと、例えば
> この街は人と人外が一緒に暮らしている。
> だがそんなものは皆端から分かりきったことだ。
> だから早々に怪奇事件なんてのは起きやしない。
これで世界観説明が終わっちゃってるので、人と人外の関係についてどういうイメージを作りたいのか見えない。
例えばワンルームマンションの隣に人外が住んでいるのか、存在する人外の多くが使い魔なのか、
あるいは人外が常に街を徘徊しているのか。それによって描かれる世界も全く違った形になるんじゃないかと。
また「そうそう起きない」と頻度や程度を表す時には「早々」という漢字は充てないので注意。
あと気になったのが、3話冒頭の傍点。
使い魔のいつもの行動を際立たせようとしているんだろうけど、
蛍光ペンを引きすぎた教科書みたいに無駄に目立つだけで意味がない。
具体的な内容は数行読み進めれば分かるので、すぐに読み取れる意味意外に何か特別な意味でもない限り止めた方が良いと思う。
あとネーミングのハードルが高いなあ……。
財閥の名前や名字とか、後で引き続き読むときにちゃんと読めるとはとても思えない。 どうも85です。
88さん読んで頂きありがとうございます。
自分ルールが先行、そうですね他と違う色を出したい、という感情が前に出過ぎた様です。
やはり盛り上がりに欠けるといった総評ですね。
PV数がかなり増えていたのでここで読んで下さった方々でしょう、
本当にありがとうございます。
貴重な意見頑張って参考にしたいと思います。
明日の朝7時頃に〆ます。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 【タイトル】ひんみん
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054880755722
【ジャンル】日常・短編連作
【紹介・希望する指摘点】
一話完結系の短編連作です
日常系なので全体としての起承転結は弱いのですが、一応完結させました
22話ありますが、6〜17話は日常回なので、全体の流れ的には飛ばしても大丈夫です
GJ部のようなものを目指したのですが(日常の中にも起承転結があり、キャラが立っている)、できているかお願いします
今のところアクセスと☆も少ないので何か悪いと思うのですが、なんらかの形で絵をつけたほうがいいと言われたことはあるのですが、
つけるにしても小説単品でも読めるものにしたいので、お願いします >>91
6話まで。
序盤で脱落するのはやっぱり設定のせいかと。
記憶喪失でストリートチルドレンの仲間入りしてさらに有名私立の生徒と比べられて……と重い設定重ねておいて
その上で日常物というのは読者側が受け入れにくいと思う。
それ以上の内容で言うと、2話で主人公が記憶喪失の割に記憶に拠った地の文が多いのが気になるか。
「曖昧な記憶」と前置きしてはいるもののやたらと細かい心理描写を描いている印象。
あとは深く掘り下げない展開で悲壮感を出さないようにしてるのかも知れないけど
生ゴミ食って都市部の汚れた川で泳いで洗濯に替えてるのはドン引きするほどキツい。
この辺の展開を「飛ばしてもいい」と言われても、これじゃ読者は脱落するだけじゃないかと。
ついでに、このあたりの読み味の軽さでは序盤の設定説明で出た重い内容に対する解決にたどり着けるとは思いにくくて
その意味でも読者が付きにくい作品か。
この設定と軽さで読み物として先まで読ませるには、まずは記憶喪失について「そのうちどうにかなる」じゃなくて
もうちょっとアクティブに対策させることで話の縦糸にするくらいか。
あとはあまりハードすぎる設定を見せない、例えば食事については成功例の方をリアルタイムに見せて
生ゴミを食べるようなシーンは回想でさらっと流しておくとか。
ある意味で日常物を成立させているのは基本的な生活に対する不安や義務感からの隔絶でもあるので
(学生身分によるモラトリアム、授業シーンの不在、大人が介在しないなど)
その不安に直面せざるを得ないストリートチルドレンを描く本作は日常物としては成立しづらいと思う。
ほんとに日常物にするんであればそれこそ「視点がストリートチルドレンというだけで衣食住に不安を感じていない」
すなわち「特にお腹を空かせることもなく着替えの必要も感じておらず健康問題にも言及しない」
くらい非現実じゃないといけなくなって、そうなるともうストリートチルドレンであるというのがただの記号になりそう。 あとGJ部立ち読んだ時、自分が感じたのは「これ起承転結どころか起結くらいしかないよね」だった……。
これはスレ主旨から外れるので余談として。 >>91
6話まで、とラスト4話を読みました。
途中までサラサラ読めて楽しめたのですが、キャラの名前が出るたびに誰だっけ? と思うので、キャラ立てはいまいちだと思います
絵をつけたら、と言われたのはそういう理由もあるかも
漫画だけど、荒川アンダーザブリッジ読んでると「こいつら気楽でいいなあ」と思うので、自給自足生活の楽しさをもっと出してみては、と思いました
お嬢様の学校生活の忙しなさと対比させるといいかもしれませんね >>91
序盤辺りと結末といくつかランダムには読んだけど
本人が好きで書いてるぶんにはいいんじゃないかな。でもこっちに読みたいって気にさせる部分はなかった
大方92と同じ感覚で、自分は感想も言いにくい感じ 少し読みました。
地の文が読みづらい。登場人物もあまり印象に残らない、髪型や服装をつらつら説明されても、そのうち、あれ、誰だっけこれ、てなる。
貧民娘が警察とかに行かないのは「いらない子、面倒な子」てきな説明ありましたけど、普通に保護は義務です。
まだ先の話は読んでませんが、誰かしらがこの娘達を発見したところで通報の義務も大人はありますし、その辺の違和感のような矛盾が気になって、読みません。
フィクションだけど設定がゆるすぎて気になる。
子どもで女子で貧民するには、納得できる理由や清潔感がないと厳しいですね。 >>92
設定と日常系の食合せがよくないということですかね
日常モノって以外とむずかしいですね……
先を読みたくなる展開がないのがweb小説的にもマイナスなのかなあと思いました
ありがとうございます
>>94
絵があれば誰が誰というのはすぐにわかるというのはありますよね
誰が誰かわからなくなりやすいというのは、やはりそれぞれに特徴が少ないのかなあと思いました
「楽しさ」に関してももっと出せるようにしたいです
ありがとうございます
>>95
感想言いにくいっていうのは問題ですよね
好きで書いているというのはありますが、やはり面白いと思ってほしいというのが先にあるので、
読みたい気分にさせる工夫は必要かと思いました
ありがとうございました
>>96
設定の問題ですね
現代の日本でなければ大丈夫かなと思ってそのあたりは言及を避けていたのですが、
現代の日本じゃないっぽいよということを早めに出したほうが良いのかなと思いました
ありがとうございました 【タイトル】混沌戦記バビロニア 〜リバース・オブ・ナイアーラ〜
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883113073
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
1話の文量がやたら多めな神話ファンタジーです。
文章の読みやすさや描写のわかりやすさ、ぶっちゃけ次が読みたいか……などなど、純粋に感じたことをお聞かせください! >>98
文量が多目とは思わなかった。まだ二話までしか読んでないけど最後までツラッと読めるレベル。面白いし分かりやすいし読みやすい。多分勢いがあるから追い風で進む感じ。内容がバカだけど。
せっかくの可愛いショタらしいが、ショタぶってた部分は場面としてハショられて本性の部分しか登場してないのが残念。最初に読者も船長もろとも騙してくれてよかった。
でも面白い。これ晒し関係なく普通に読んで楽しむわ。 ちなみに『ホーリーソード〜汚れを貫く洸の剣〜』もためしに読んでみたんだが……どうしたんだこれwww同じ作者が書いたのかと思うとびっくりするんだが、とてつもなく頭悪そう過ぎだろwww
いや、バビロニアはもう少しちゃんと作られてるから、大丈夫wでもあっちから読んでたらバビロニア読んでなかったわ、危ない危ない。
面白いやつだな。実はすごく頭いいんだろ?ってなる。 >>99
ありがとうございます!
ただ3,4話から出るヒロインの背景がシリアスなので、問題はそこからだと思われます。
重い世界観、ヒトの悩みを、主人公がクソみたいな発想と荒唐無稽な方法でクリアしていくのが本作の特徴となっておりますゆえ・・・。 >>98
5話の途中まで読みました
作品全体に好感は持てるんだけど、3話で主人公不在のまま前触れなく初登場キャラのストーリーを延々と流されるのはきつい
せめて2話の結末付近でヒロインの存在を匂わせて3話につなげるとかしたほうが
シーンが切り替わった後に、話の行き先どこー? になるのはつらいです
あとシリアスで重い世界観には見えなかった
エピソードを重ねて新キャラをたててから、濃い戦闘シーンにつなげないと読者は物語に入り込めないと思う
テンションの高いキャラと展開の連続で疲れるので、チェイサーになるキャラが必要かも
細かいことだけど「まるで一切」は重複表現じゃないかな
「刹那のうちに」は意味は分からないでもないんだけど「刹那に」でいいじゃん、とか、とにかく全体的にテンションが高いから、文の無駄なところはできるだけスマートにしてバランスとった方がいいんじゃないかと思った >>102
あー、3話は完全にロマ子の話オンリーなのでたしかに唐突ですよね・・・!
主人公が2話で武器やらパクりまくった後で、「これならあの『監獄島』にだって攻め込めるぜー!」的な台詞でも言わせてみようと思います!ありがとうございました!
それとチェイサーになるキャラですか!一応ロマ子が精神崩壊後に元の性格に戻るので、6.5話では陰キャラ呼ばわりされる程度に落ち着いてますが、
やはり3・4話は色々と唐突すぎましたよね。気を付けます! >>98
単純にストーリーがつまらん。
計画性がない。セリフが痛い。
久しぶりに長文レスでもしようかなって思ってたけど心折れた >>98
一通り読んだ。
テンポは良い。誤字も多少見つかったけど文章量に比べればまあ仕方ない程度かと。
ただ、地の文に主語の欠落が多い。
単にこれだけなら問題ない場合もあるけど、この作品に関して言うと視点が主人公・相手・客観とコロコロ替わるので、
地の文に書かれている状態が誰が何を指して言っているのか分からないことが多い。
これに関連して、台詞も誰が言っているのか分からないことも多々ある。
あとカクヨムは表示の書体が紙書籍に近い形に出来てるので、
ネット向きの空行多用や強意のためのスペース挿入はあまり有効じゃない。
話に関しては、他の感想にもあるように3話の展開に戸惑う。
どういう意図で2話-5話の流れに3話-4話を挟んだのか分からないけど、普通に時系列にした方が良いんじゃないの?
カノンが竜巻に巻き上げられる→異能に目覚める→コロッセウムに激突寸前、女性騎士の姿を見て引き
→次の話でコロッセウム内の話
としておいた方が読者も理解しやすいと思う。
さらに6話もカノンが偽名を使って公爵寄りの視点で話が進むのでストーリーの連続性が弱い。
もうちょっとカノンが自己主張しても良さそう。
全体の流れとしては前半と後半で1話の字数の差があまりに大きく、
前半のペースで話数を想定すると後半を読むペースが崩される。
1話2000字→3000字→7000字→以降15000字というのはバランスが悪いので、
プロット段階でもうちょっと場面転換として話数を切りやすい展開を想定しておけば良い。
あとやりたいことを詰め込んでるんだろうけど、サブキャラは設定や展開なども含めて
ある程度軽量化しておかないと、読者としては何を読まされているのか分からなくなる。
ハーレム計画の道筋を失敗・横道含めてきちんと立てておいて
傍系の話を書くにしてもあまり離れすぎないように書いた方が良いんでは。 >>106
なるほど・・・!すごく参考になりました、ありがとうございます! 前の方が〆宣言されていないようなので、晒すのは控えた方がよろしいでしょうか。 前の晒しに対する感想が一段落しているので問題ないかと
>>1のテンプレや注意事項に目を通して晒して下さい 【タイトル】東京511クロスオーバー・イフ・オフライン
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883132280
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】 読んで思った事や感じた事を知りたいです。
またできれば誤字脱字などのご指摘もお願いしたいです。 いかがでしょうか?
諸事情によりスマホで書き込ませていただきます。先ほど晒したモノです。 すみません。こちらの諸事情で〆させていただきます。大変申し訳ありません。 >>110 〆たらしいけど、晒しタグもついてたのでとりあえず読んだとこまで。
(別にレスはいらない)
『世界人口は70億人を超し、人類の黄金時代はより安泰なものだと思われた。
』→人工増加で安泰は話が飛躍しすぎで「?」
『事実、俺もそれを疑わずにこれまで生きてきた。そしてこれからも、こんな地獄のような毎日が続くと、半ば失望していたのだ。』→やはり飛躍。最早何をいってるかわからないレベル。
『今まで沢山の人に裏切られ、そして沢山の人を裏切ってきた。だからこそ願っていた。こんな世界さっさと滅びますように、と。そしてどうせ叶わないと確信しながら。』
→何があったか知らんけど主人公の心情としては理解できる。
『こんな生き地獄はそうそう終わらない。上手く生きられる人には天国のような生活が。そうではない人には無間地獄のような生活が待っている。』
→根拠なく安直で読む価値が無さそうだと思わせる
『さらにそれには運や親、家族といった己では決して変えられない運という要素まで組み合わさり、より絶望的な難易度となる。』
→普通に間違えてる。
『ある人は言った。この世界は『クソゲー』だと。』
→現実世界の説明がぐだぐだすぎて、だったらもうこれだけでよかった気がする。
『とある研究チームが偶然開発したVR機器』→とあるとか偶然とか、ないわー
『旧世界の小説にのっとり』→楽な説明。雑な説明。チープな表現。全体的にイントロがね。
以降のアクション始まってからは別に悪くないから、冒頭の適当すぎる説明をもっと誠実にしたらいいんじゃないか、と思える今時の若者っぽい作品。 そうみたいね。あっちではべた褒めみたいだから悪いことしちゃった。
しかも誤字っちゃったよ
×人工増加→人口増加 【タイトル】あるエルフの追憶
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883171533
【ジャンル】異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】文章の読みやすさという点で何か問題があればご指摘頂きたいです >>116
流れを理解する意味ではわかるから「読みやすい」けど、全体的に説明的で面白さは殺されてる。
あとから台詞で「あのときこうだったんだ」と登場人物に説明させるくらいなら、読者が読み返したとき「こうだったんだ」と理解できるよう冒頭に感情を盛り込んでおくほうがいいし
細かいこと言えば、二人きりの場面は自分か相手かしかいないのだから 間違って途中書き込み……
二人しかいないのだから
『彼の大きな顔を見上げて言った。』→『大きな顔を見上げて言った。』で余計な説明を減らしていける。 切り株に腰掛けた彼は、膝の上で手を組みながら答えた。
「台詞」
「台詞」
彼は組んでいた手を胸の前に突き出し、何事か唱えた。
手を組んでいたことを二度も入れるのはくどい。
冒頭でおまじないが出てきたら終盤でその力がいかされるのかと期待。 >>116
こいつも放送局スレとのマルチか
なんかしらんが消えてるけど 晒します、ご意見お願いします。
テンプレ
【タイトル】
トーアと原初の魔女
【URL】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883168938
【ジャンル】
異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
キャッチコピーやあらすじ、タイトルなどどうパッと見はどう思うか
本編の読みやすさなど、ご指摘ください マルチでも良いと思うけどね、お互い干渉せずやってるんだから >>121
スチームパンクもファンタジーも好きだから、内容は面白そう。ただ、タイトルやコピー、概要ではとくに魅力がない。
本編は時々不思議な文章がある。
『進軍するかのような、それは音だった。』とか。わざとならいいけど。
擬音が多い。『メタリックな金属』とか細かい部分でちょっと直しを入れたい感じ。でも話は好きだから続き読みたい。
あとこれは個人的に素朴な疑問で
よく見かけるタイトル
「始まりの魔女」「始元の魔女」みたいな作品が時々あるけどこれは何かのブームなんだろうか >>123
ありがとうございました
大変参考になりましたが残念ながら今後活かすことはできそうにないです
他所で散々に言われてモチベーションが失われたので
具体的にアドバイス頂いて本当に感謝していますが申し訳ありません >>124
さっそくありがとうございます
メタリックと金属の重複は推敲ミスなので直します
表現どちらがいいかを悩んでいるのをそのままにしていたものかと……
擬音の多さは視覚的に音がわかりやすいかと思ってのことでしたが(古いラノベ的手法?)
テンポや読みやすさを阻害するようならそちらも要検討します
ご指摘の文章表現は当方のクセというか好きな作家さんからの影響です
読み辛いようならそこも直していこうかと思います
タイトルやあらすじ、キャッチコピーは苦手すぎてどう書けば良いかわからず
その点についてこちらでアドバイスなり頂ければと思った次第です
好きだと言っていただけたのは嬉しいです、ありがとうございます
流行りについてはあまりよくわかりませんすみません……
数日ほどここで晒させて頂きますので引き続きよろしければご意見ご感想よろしくお願いします >>125
おおう……誰に何言われても自分の持ち味は武器になると思うから、また何か書いたら読ませてくれよな >>126
文章も擬音も書き手が自覚や意識してる分には全然大丈夫。
これは単に俺の持論にすぎないけど、好きな部分や考えて取り入れてるならそれは今後も磨かれていくと思うんだ。だから続けてほしい
指摘に対して「無意識でした」とか「気付きませんでした」っていうやつは、素直に直した方が無難になるだろうけどさ >>121
一通り読了。
キャッチコピーは曖昧すぎて引きになるとは思えない。
中身を読んでも「理不尽な結末」「ほんの始まり」が何なのかはピンと来ないし
もうちょっと具体的に劇中をイメージ出来るコピーにした方が良いんじゃないかな。
あらすじについても曖昧にぼかしておくところが多くて、期待よりも先の見えなさが先立ってしまう印象。
話の筋を一本通しておいて、そこに期待させるような書き方の方が良さそう。
本文の内容をそのまま書いて字数費やすのも何なので
「街のしきたりに従いスリの罪で腕を落とされるところを少女に助けられる」
くらいにしておいた方があらすじとしてはスッキリすると思う。
本文については……ちょっと読み辛いかな。
1話第2パートの1段落擬音4連発はちょっと重いけど個性として置いとくとしても
見える情報をその場ですべて説明し尽くしてしまおうというのが各所に見えて理解が追いつかない。
例えば2話3パート冒頭、ロッソと部下の会話シーン。
> 豪奢な部屋の一室で、金糸銀糸をふんだんに使って贅を凝らした装束を纏う浅黒い肌の男が、
> ゆったりと椅子に深く腰掛けながら足を組み、
> 部屋の真ん中に緊張した面持ちで佇むくすんだ色のローブを纏った男に静かな声で尋ねる。
新たなシーンで初登場する男二人が名前も無しで服装の特徴すべてを一文で紹介されている。
これはもうちょっと情報を小分けにしておいた方が読み手にとっても分かりやすい。
(あと肌の色以外の身体的特徴も見えるとシーンが浮かびやすいか)
例えば
>豪奢な部屋の一室で、浅黒い肌の男が椅子にゆったりと腰掛けて足を組んでいる。
>贅をこらした装束を纏い、これ見よがしに大きな宝石の嵌まった見るからに高価な指輪をすべての指に嵌めた彼は、目の前に棒立ちになっている男に目をやる。
>顔色に似つかわしいくすんだ色のローブを纏ったその男に、彼は静かな声で訪ねる。
こんな風にしておけば一文ずつで一人ずつの風体を把握できると思う。
他にも2話でロッソが酒場に行くシーンは最初から名前を挙げておいた方が良い。
酒場に入るところでようやく名前が出るまでキャラの繋がりが曖昧。
すぐに名前を出すか、前のパートで「とにかくポントリーの奴のところへ出かけるぞ」くらい言っておけば
話の繋がりが見えるかな。
あとは各話が長いかなあ。
展開ごとにいくつものパートに分かれてるんだから
もうちょっと小分けにした方が読む側も取っ付きやすいんじゃないかと。 >>129
具体的なご指摘ありがとうございます
キャッチコピーやあらすじ、いろいろこねくり回してみましたが、どうにも難しいですね
仰る通り単純明快に短くしてみようと思います
描写についてですが、詰め込みすぎる悪癖が思い切り出たようです
特に具体的にご指摘いただいた商人の部分は修正してみました
ほかにも色々、読者視点ではわかりにくい詰め込みすぎ部分ありそうなのでまた推敲
してみようと思います……
各話が長いとのことなので、一話ずつを分割して再掲しました
平均して一話4000字程度、これでもまだ長くて見辛いかもしれませんが……
至らない部分の丁寧なご指摘とても参考になります!
ありがとうございました! 具体的なご指摘やアドバイスも頂けたので、〆させていただきます
ありがとうございました 現在晒し中の作品はありません。
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【ジャンル】現代ドラマ
【紹介、希望する指摘点】
改行、空白の使い方は適切か、説明不足になっていないか、ストーリーに対する感想を中心にお願いします。 >>134
まず読んで引っかかったのは
ママが私に色んなものを分けてくれるのは、優しさじゃない?
なら、何だ?の一文
なら、何だ?じゃなくてダイエットの為っていうのは薄々気が付いてるよね
この場合何だ?だけではなく、ダイエットを何の為にしているか、とか
その後の私のママは美人だ……からママに当て馬にされてる事に明確に気が付く一文が欲しいかな
最後の部分が唐突感ある
「今どんな気持ち?」と「どうせ読んでるんでしょ、この日記も」
ママは寝ていてるのにリアルタイムで今の気持ちは、って来るのはなんか違うよね
それと前段階で日記を盗み見られている事に気が付いているからどうせ〜と一文が出たはずだから
SNSを盗み見た事を日記に書いた上での文章でママの反応を予測しているなら納得がいく
ところでこの日記って紙媒体じゃなくてネット上にアップしてタグ付けする性質のもの?
心のタグって表現使ってたけど紙媒体だとタグはやらんよね、SNSはママのものしか触れてないから
自分のSNSがどういう扱いなのかを軽く触れておくのもいいかも
急にロープと自殺しろって暗喩のメモが出てくるのも唐突、元々自殺願望があるわけでもないのに用意されてるのは何故?
怒りのボルテージがあがっていくのを#憎しみ#殺意の3行で済ましているのがもったいないから順序を入れ替えたりして気付きと感情の変化を順序に沿って書いていくといいよ >>134
二人で食事してるシーンから始まるんだけど、親子だから家でご飯食べてるかと思ったけどそうではなかった。母親は料理が苦手だからとか今日は特別とか何かワンクッションあれば。
改行空白は個性もあるから適切云々は難しい。書籍のような作法からちょっと外れるとすぐ読みにくいというひともいる。ただせっかくカクヨムで出すなら字下げ機能もあるから下げた方が見やすいのかも。
『でも、私はパパは単身赴任であんまり会わないし、』は『でも私は、パパが単身赴任中で』などにしないと『私はパパは』
展開はやや大雑把なので主人公の心の動きの書き方はもう一工夫あると濃くなる。ビフォアアフターの表現の為に描写を丁寧に入れるなど
現段階では話の流れはわかる。あとは表現が足りない印象
ラストのざっくりした終わり方は個人的にはすき
死んでほしいと主人公はいってるけど、ママは自殺はしないだろうし、もしかしたらママに自分を殺させようとしてるのかな、とか勝手に解釈出来る余地がある
主人公はママに自分を見てほしいだけなのかなーと
ママが死んでも一人になるだけだし、自立しそうな要素もないし
日記見られて怒ってないのも見られてたいってことだと
『ママも見てるんだから私も見ちゃうよ、って覗いたら崩壊した』とかでも面白いかと 134です。稚拙な作品を読んでくださり、またご感想をくださり、本当にありがとうございます。
日記は紙媒体という設定で、タグという表現は、色々な感情を薄っぺらい言葉ひとつで表すこと、の比喩のつもりで使っていたつもりでしたが、今思うと、分かり難すぎでした。
最後を書きたいがための作品だったので、終盤にかけてどんどん雑になっていくのは心あたりがあります。
ラストは、色々な解釈があると思いますが、ちょっと過激なことを書いて、ママの反応を見てみたい主人公、というのを想定していました。 引き続きすみません。134です。
ロープが用意されてるのは、日記が書かれた段階と今、読者の方が読んでくださっているときとの間にタイムラグがあるという設定なので事前に用意してあったということです。
最後に読者目線はママ目線だったということが伝わればいいなと思ったのですが、完全に説明不足です。すみません。 >>134
正直、穴は多い。
最初の「こんなに優しい」の理由があっさりし過ぎているとか
親子の会話と別に展開する主人公のモノローグがオーバーラップするあたりが
予告なく始まるので頭の中で仕分けしにくいとか
1.5人前がドットじゃなくてカンマで区切られてるとか
時候と状況を表すためだけにクラスメイト女子の名前が単発で出て来て
この後のストーリーに絡むのかと混乱させられるとか。
けどまあ作品としてやりたいことは
主人公の心の中が現状への理解で陽から陰にひっくり返ることだと思うので
そこはある程度出来ていると思う。
女子高生のキャラを守りつつその転換を見せるのはちょっと難しいかな。
字数を減らすだけだと説明不足になりがちなので
情報を削るなら不要な情報から削った方が良い。
例えば「ホノカがマツモトくんと付き合い始めて」じゃなくて
「ある女子がクラス人気No.1男子と付き合い始めて」にしておけば
出てくる男子と女子がストーリーに絡んでくるような誤認は起きないと思う。
タグについては際立たせるために「#殺意」同様に全部改行しておいた方がいいんじゃないか。
そしてそれに時系列の変化が見えるように少しだけでも
主人公の行動を書き添えておいた方が。
あるいはダミー程度、○月×日みたいな形でも日付を入れておくとか。 >>138
なるほどそういう意図を持って書かれた文章だったのか
それを読者に伝えるには文章中に仕掛けを施す必要があるね
日記である事を強調するだけなら冒頭に日付でも入れておけば
これは文章ですよ、というのを表現できるけど
ラストで実は読者がママの目を通して見ていたんだよ!って表現をやりたいから
そういう分かりやすい表現は避けたかったんだね
ならどういう仕掛けが必要かっていうと、読者への語りかけ
唐突って感じたのはそこまでの文章が読者へ向けて書かれた文章ではなかったのに
急に実は日記でした、という表現をしたからだと思う
文中にある呼称とか感情のリアルタイム感が強くて日記を読んでいるという実感は無かった
ママの思惑に気が付いて、読むであろう事を前提にして書かれた文章であるなら
最もインパクトを与えられる部分は携帯を覗いて浮気を突き止めた部分と
当て馬にしている事に気が付いた部分、さらに日記を盗み見ていた事を知っていた部分だから
そのあたりを意識してネタバラシの順序を考えるといいと思うよ The small wonderlandはどうですか?よかったら感想やレビューお願いいたします。
作者 kaedezero >>1の注意書き・テンプレに従って晒しを。
晒しタグは自晒しであることの証明でもあるので。 >>139
具体的なアドバイスありがとうございます。カンマ、すぐ訂正します。
また、女子高生(女性?)の話は一般性がないよな、と思い、無意味に固有名詞をだしてしまったのですが、唐突でしたね。
>>140
ありがとうございます。
なるほど、そうすれば良かったのか!
すごく参考になりました。時間はかかると思いますが、修正したいと思います。
次の方もいらっしゃるようなので、今日いっぱいで〆させていただきます。
たくさんの貴重なご指摘、本当にありがとうございました! ★★★△今の農業生産を維持することは、美しい国土を守る上で最もコストの安い方法である★★★
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晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 【タイトル】僕の生活は、すごくささやかなものだ
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883193334
【ジャンル】純文学・エッセイ
【紹介・希望する指摘点】
純文学を書いてみたいと長い間思ってて書き始めました。
ただ読者を惹き込むような表現ができず苦しんでます。
結局は掛け合い漫才がウリのエッセイテイストになってしまっていて……。
正直方向性が決まらず、書き続けるかどうか悩んでます。
面白いかつまらないかでも構いませんので、忌憚のない意見を頂ければと思います。
よろしくお願いします。 >>146
実話なの?創作なの?
ジャンルが現代ドラマにあるから創作の類いなのかとは思うんだけど、エッセイと純文学のそれぞれの意味はわかってるよね?
読む前に一応確認 >>147
創作です。
純文学を書いたつもりです。
ただ結局エッセイ調になってしまったなと思って、ジャンルのところに追加しました。
わかりづらくてすいません。
定義は理解してます。 >>146
感情の発露が足りない、もっと心理描写を濃くしなければ
純文学は感情を煮詰めたコンフィチュールのようなものと捉えているが
メテムとユウキの感情、動作に絞ると驚くほど情報量が少ない
掛け合い漫才に終始してしまうのは二人が何を考えてるのを見せていないから
ユウキがメテムの事をなんとなく好きでなんとなく一緒に暮らさないかと切り出した事しか伝わらない
料理の話は一見瀟洒に見えるんだがそれだけで話を回す事は出来ない
料理を通して行われる対話だけならそれこそ掛け合い漫才だしそれこそよくある話
対話や所作のその先に何かを考えたり思いつめたりする様を見たいんだ
メテムの魅力をユウキの目を通して語りたいんじゃないのかな?
そうでなきゃハンドルネームとヒロインの名前を一致させたりしないと思ったんだ
キャラクター設定は思考の土台ではあるんだけど同時に包装紙のようなもの
理想像みたいなものはあるだろうから感情を表に出したとき、どういう反応をするか
それに対してどういう思考をしてどんな答えを返すかを詰めていくといいんじゃないかな >>146
エッセイではないよね。
文章は悪くないから楽に読めるんだけど、物語というかドラマというかテーマというか思惑というか、そういう意味では動きがないよね。
乱暴な言い方をすると内容がない。
日常を書くのはうまいけど日常から何が見えてくるかというその先があるようには現時点では期待できない。
書き手が目指すこれを書きたいという地点がないからこその迷いなのだろうし、作品からもそれは伝わる。
伝えたい主張なり、核がないとね。もしエッセイだったらなおのことそこに終始するように思う。 >>149
ご意見ありがとうございます。
確かに僕自身は二人の感情や間柄は分かってはいるのですが、それを表現してるかと言われるとできてないかもしれません。
対話や所作の先……。
なるほど。
非常に参考になります。
その先に表現したいものがまだ出来上がってないから僕の小説は薄っぺらいんでしょうね。
>>151
言われてみれば確かに内容がまるでないですね。
前作も日常物の軽いのを書いてたので、その延長ではじめてしまったので……。
仰る通り、自分の中で着地点がない状態だから迷ってるんだと思います……。
おふた方、感想ありがとうございました。
たった二つですが、正直思った以上に考えさせられる二つでした。
自分の迷いやスッキリしない点が客観的に浮き彫りになったというか……。
これ以上感想を頂けても多分同じになりそうですね。
正直おふた方の感想が全てですし。
というわけで一旦締めます。
ありがとうございましたー! 【タイトル】命の形、咲いた華
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883378315
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
スキルアップのために書いた短編
原稿用紙三十枚以内になんとか収めたので、サクッと読めるはず
前回の作品で指摘され、意識して書いたところ
・ストーリーが薄い
・周囲の描写、世界観の練りこみが甘い
・ヒロインのキャラが弱い >>153
前作が置いてないので比較してどこがよくなりましたね的な話はできないのだけれど、
概要『そんな花達を、命花を墓とともに植える世界。彼は薔薇を主としたローズセンターで命花の世話をしていた。』の部分はもう少しわかりやすい表現にした方が好ましく思います
前編
・『その花に命花めいかと名付けられ』→その花は
・『墓とともに植えられるのが』→墓に植えられる
疑問点)墓は個人ではなく一族代々の物だが、どんどん命花が増えていくのか
疑問点)墓を持たない仏壇派などの場合は?←現実的に増えつつある
・『三十年前』『二十三年前』必要な情報か
・『辛気臭くて近寄りがたい墓地が、一気に華やかとなったのだから。』
疑問点)墓参りは供養。植物園観光気分で気軽に来る意識にシフトしたのか
疑問点)そもそも墓に花はあった。短命の切り花→根付く植え込みになっただけ
つまり設定上の魅力はそんなことではない
細かい指摘をすると先に進まないのでざっと読んだ
足りない説明を入れて主人公の主観を削った方が作品はスッキリする印象
多くのひとの命花は薔薇となる場合が多いこと
色とりどりで見応えもあるが死後も世話が必要であるため従来の墓地とは違う施設があること
命花があるために故人に会いに来るひとが多いこと
読めばわかるからと説明を省いて主人公の主観を聞かされると反感や疑問が生まれるので、そうした芽は早めに摘むのがいいかと
『赤々とした曼珠沙華』『異形の花』くらいしか書かれていないけれど、名前だけで誰もがイメージできるとは限らないので描写で伝えるべきところ
この作品において、この花は重要
・いいところ
「命花ってのは花の形を模った粘菌の一種なんですよ。どちらかというとキノコに近い存在でして」
「だから?」
「だからですね。命花かそうでないかは、知っている人からすれば簡単に見分けがつくんです。そもそも必要な肥料や世話がまったく別でして」
「……」
「もちろん、このセンターでは普通の花も受け付けています。でも、先ほど言ったとおり別物ですから、お墓の場所だけで命花かそうでないかが見分けがついちゃうんです。普通の花を、命花と偽るのは無理なんですよ」
「では薔薇の命花は余っていませんか? 無縁仏の一つくらいあるでしょう」
「……命花を他人名義にすることは法律で禁止されています」
曼珠沙華
読み方:まんじゅしゃげ
読み方:かんじゅしゃか
天界に咲く花という意味
赤い花や天上の花という意味も
おめでたい事の兆しに赤い花が降るという話が理由
彼岸花は別名の多い花でそのなかで『曼珠沙華』は縁起のいい名前。『地獄花』『毒花』などなど
後半も読むと何となく作者のやりたかったことが見えてくるのだけれど、序盤からもっと明確に切り込んでもいいように思う
現代の読者が曼珠沙華に悪いイメージをたいして持っていないので、まずは毒々しいイメージを植え付ける
→一般的にそうだと刷り込む
→命花を世話する主人公はそれをどこか残念に受け止めている
→曼珠沙華をもっとも毛嫌いする母親登場。いっそ「そんな花」とか「毒が」とか偏見とか言わせちゃう
→後編で払拭する
いい作品だけど、詰めが甘いのと主人公が少しチャラいのが気がかりでした 余談だけれど曼珠沙華は昔墓地に植えられることが多かった花。死体をあさりに来る野性動物や虫を毒で追い払う的な。時代が変わって火葬が一般化して墓地に根付く植物はタブーみたいになって切り花を飾る、からの逆転なので
でもアレですね、遺体にはえた花を掘り起こして?鉢植えとかからの移植だとすると……あるいは土葬? >>155
命花が既存の花の姿で現れるってところがアレですよね。実際の花ではないのに不思議。そのうち、誰もみたことのない不思議花が現れて……みたいにイメージ広がります。場合によってはパニックホラー系も書けるし、素敵なラブロマンスにもなるおいしいネタだと思います >>154
>>155
>>156
批評ありがとうございます
>>多くのひとの命花は薔薇となる場合が多いこと
色とりどりで見応えもあるが死後も世話が必要であるため従来の墓地とは違う施設があること
命花があるために故人に会いに来るひとが多いこと
読めばわかるからと説明を省いて主人公の主観を聞かされると反感や疑問が生まれるので、そうした芽は早めに摘むのがいいかと
短編ということで、そこらへんの世界観はなんとなく想像がつく、でいいかなと思ってたのですが、
習作だということを考えると、確かにそこらへんの詰めが甘かったかもしれません
>>後半も読むと何となく作者のやりたかったことが見えてくるのだけれど、序盤からもっと明確に切り込んでもいいように思う
これはまさしくおっしゃる通りですね
穏やかな雰囲気にこだわるあまり、テーマ性が薄れているみたいです
>>主人公が少しチャラい
仕事は真面目とのギャップを作るためだったのですが、あまり成功していませんでしたか >>153
死者に花が咲く、その花が生前の死者を物語るかもしれない、というアイデアは、とてもいいと思います(「世にも奇妙な物語」の心温まる系で出てきそうなくらい)。
しかし、前作で指摘された弱点は今作にも感じます。ヒロインのキャラが立っておらず、そのためドラマが薄いようです。
御作をよく考えてみますと、ポイントはヒロインの葛藤になると思います。
ヒロインの葛藤は、「姉の遺した命花:曼殊沙華を愛おしむ vs 曼殊沙華の世間的評価は低い」ですね。
世間的評価の低さを具現化するのが、ヒロインの母親。主人公はこの母親に対する反対者になっていきます。
葛藤とその解決に対する配置はよさそうです。しかしドラマが薄い。予定調和的にすんなり解決してしまっているからですね。
葛藤の解決の弱さは「主人公の両親と弟の命花が曼殊沙華である→曼殊沙華も悪くないな」とヒロインが簡単に納得してしまう点ですね。
この納得、ヒロインが主人公に全幅の信頼を寄せていないと不可能のように思います。
かつ、主人公も曼殊沙華でヒロイン同様に悩んだ体験があるなどしないと、(ヒロインにも読者にも)説得力にも欠けます。
ヒロインが解決に至る前の、「命花は生前の状況に関わらず、さまざま」が提示されている点はいい具合だと思います。
偽の解決がいったん提示され、否定される流れですね(こういう、本当の解決前に現れる偽の平和/安寧/勝利といったパターンは効果的で多用される)。
本当の解決が説得力を持つには、偽の解決をぶった斬るくらいの迫力が必要ではないかと思います。多少重くなるくらいでは弱い。
すぐにいい代案は思いつきませんが、例えば主人公が悩むヒロインを見て、自分の両親と親の偽の命花:薔薇を投げ捨てるとか、思い切った行動が必要と思います。
もし尺が長いなら、ヒロインが主人公を信頼する流れをじっくり描くとよいのですが、掌編サイズでは難しい。
文章技術的には、映像を思い浮かべて、それをそのまま正確に描写して効果をあげようとする傾向があるように思いました。
それもいい方法なんですが、文章の特徴から反するような部分もあり、気になります。例えば、主人公とヒロインが最初に鉢合わせするシーン。
ジョウロの変化(取り落としそうになる→逆さ)を克明に描いてますね。映像ならそうあるべきでしょう。
でも文章の特徴を活かさないと、映像には負けます。文章の特徴は「読者が単語ごとにイメージ想起する」ことです。
イメージを組み立て終えてから表現する作者と、単語を頼りにイメージを再現する読者と、非対称性があります。
逆のそのことを活かしてもいいのです。例えば、字面を追うと、いったんはジョウロが上手くキャッチされたかのように書いておく。
それから、ジョウロが上下逆なことを明らかにする。落語なんかでは多用される手法です。
この辺りは、書き慣れて来ると自然と改善するテクですが、意識して行えば急速に身に着きます。
あれこれ貶すようなことを申し上げてしまいましたが、面白くなりそうな作品だと思いました。
伸びしろも感じますし、何度か改稿すれば、かなり面白い作品に仕上がると思います。頑張ってください。 >>158
予定調和すぎではないかと、確かに自分でも思ってました
>>本当の解決が説得力を持つには、偽の解決をぶった斬るくらいの迫力が必要ではないかと思います。多少重くなるくらいでは弱い。
墓地で暴れたり、物をぶっ壊したりするのは、人としてどうだろうかと思ってましたが、
そうなると、やはり迫力が落ちるのは当然ですね
主人公をヒロインと同じ訪問客にすれば、違和感なく派手な方法がとれたかもしれません
ヒロインが母親の元に帰りそうになったところを、
ドアをぶち破って、警報が鳴る中で曼殊沙華のところに連れていくとか
>>例えば、字面を追うと、いったんはジョウロが上手くキャッチされたかのように書いておく。
それから、ジョウロが上下逆なことを明らかにする
後だしじゃんけんのようで、この手法は敬遠していたのですが
よくよく考えたら一度やって、気に入らなきゃ書き直せばいいのだと感じました
次の作品からは
一考にしてみます
>>155
納棺付近で胸から生えるとイメージしていましたが、
土葬でもイメージ膨らみますね
だけどスペースの問題があるし、華やかにはなりにくそうだから、話が別物になるかなぁ
放置された墓地を訪ねる主人公と、それを出迎える様々な命花といった感じに >>153
「華やかとなった」→形容動詞なので「華やかになった」
「通りがかった」→通りがかりと濁るのは名詞形のみ、「通りかかった」
「完全装備な俺は」→「完全装備の俺は」
「膝の上には〜鉢植えを載っている」→「載せている」
最初のひと目でこれだけ細かい日本語のミスがあって目が滑って
前編だけで読むのを止めようかと思った。
以降にもTypoに限らない日本語のミスが多い。
主人公を軽薄に見せようとするにしては文章が硬いので
思い切って砕けた書きやすい地の文にしても良いのかも知れない。
それ以外にも「田中さん」って誰なのかと。既出の老人の名前をここで唐突に出しているのはやっぱり書き損じか。
短編だからご都合主義なのは多少構わない部分はあるけど
今の風景がどうなっているのか分からないのは不味い。
後編で少女を連れて入った「センター」は屋外?屋内?
LEDランプを「地面の中へ」埋めているというから屋外かと思ったら
次のシーンでは何の大きな転換もなく「大部屋の中」を横切る。
多分読者の多くは墓地=屋外と受け取ると思うので
今の場所がどういう場所なのか明示的にしておいたほうが良い。
「センターって言ってるんだから当然屋内」と思っているのかも知れないけど
スポーツセンターと呼称するグラウンドその他の総合施設もあるので。
まずは冒頭で、センターがどういう姿で墓地として機能していて
花がどういった形で(鉢植え?プランター?それとも室内の床がすべて地面?)植えられているのか
といったあたりを端的に描写すべきかと。
無数に並んだ個室の奥に薔薇が咲いていても恐らく「華やか」にはならないと思う。
あとは既に指摘されているけど、曼珠沙華が忌避される理由が不明瞭。
ここを明確に見せないとどんなドラマを展開しても茶番になる。 一日半たちましたし、
批評もないようなので、〆にさせていただきます
次に晒したい方がいれば、どうぞ >>160
批評に気が付かず、丸一日以上放置し、あまつさえ〆宣言して申し訳ありません短編だからご都合主義なのは多少構わない部分はあるけど
>>今の風景がどうなっているのか分からないのは不味い。
後編で少女を連れて入った「センター」は屋外?屋内?
LEDランプを「地面の中へ」埋めているというから屋外かと思ったら
次のシーンでは何の大きな転換もなく「大部屋の中」を横切る。
ヒロインとと出会った大部屋と書いておけば、そういった混乱が少なくなったかもしれません
>>まずは冒頭で、センターがどういう姿で墓地として機能していて
花がどういった形で(鉢植え?プランター?それとも室内の床がすべて地面?)植えられているのか
といったあたりを端的に描写すべきかと。
無数に並んだ個室の奥に薔薇が咲いていても恐らく「華やか」にはならないと思う。
確かにおっしゃる通りです
描写のための習作で、そのあたりが抜けているのは反省しなければならない点です
>>あとは既に指摘されているけど、曼珠沙華が忌避される理由が不明瞭。
ここを明確に見せないとどんなドラマを展開しても茶番になる。
自分でも、ストーリ−が薄いな、と思っていた理由そのものですね
雰囲気重視の為に、悪意や胸糞描写から逃げるのは自分の悪い癖のようです 本スレから誘導されてきました。
【タイトル】ヒマなぺろぺろ軌道
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883171662
【ジャンル】いちおうハードSF
【紹介・希望する指摘点】
人類が太陽系全域に進出した程度の未来。
あぶれものの青年将校ともっさりロリ兵が、二人でのんびりセクハラしながら惑星間軌道で通商護衛をする話しです。
リア友は、書き手勢はあんまり興味を示してくれなくて、ラノベ読む専はわりと面白がってくれています。
ワナビリア友に影響されて初めて書いた小説です。
ゼロコン応募中ですけど、いいですか?
analyticsによると表紙のみ、1話のみがわりといますので、
タイトルあらすじに問題が無いか、
序盤で投げたくなる内容で無いか、
作風が古くないか、
読み続けるのに必要なインパクトが足りないか、
が気になります。
リア友書き手勢にもいわゆる一次は突破できるレベルだとは言われていますが、
そこから先はよくわかりません。
10万字行ったら、本審査前にガバッと推敲してリライトしたいと思っています。
なにかアドバイスいただければうれしいです。 >>163
セクハラは犯罪です。
また世間にはセクハラやパワハラに悩んでいる女性が大勢います
それを茶化したり助長するような物語は正直言って不愉快です。 >>163
3話まで読んでみたのですが、各種設定とこれからどういう話をするのかを紹介しているだけという印象です。
話は個人的には食指が伸びないタイプと予想しました。それはともかく、3話めでもまだストーリーが始まってくれないのには弱りました。
ストーリーが動くのは何話めくらいか、ドラマが発生するのは何話めくらいか、作者視点で教えて頂けますでしょうか。 >>164
>>166
お読みいただきありがとうございます。
> 3話まで読んでみたのですが、各種設定とこれからどういう話をするのかを紹介しているだけという印象です。
なるほど、SFだからと甘えてしまったようです。
> それはともかく、3話めでもまだストーリーが始まってくれないのには弱りました。
> ストーリーが動くのは何話めくらいか、ドラマが発生するのは何話めくらいか、作者視点で教えて頂けますでしょうか。
ベースは日常ものラブコメフォーマットで作っていますので、
ストーリードラマ的なものは最初のほうは薄くしてあります。
ラブコメ成分は最初から入れているつもりですが、感じていただけないのでしたら反省事項です。
バトルに向かう緊張は3話から匂わせ初めて、明確に物語がバトルモードに入るのは12話です。
これは20話(18話まで書き溜めています)まで続ける予定です。
20話で第一章完で、21から第二章の計画になっています。
大体6時間程度のTRPGセッションに相当するシーン配分でやっています。 >>167
TRPGからの落とし込みなら鈴森くんって作品参考に読んでみれば? CoCベースの小説ですか、見てみます。
それとよろしければですが、紹介文を3ver切り替えているのですが、
PVが少なすぎて良し悪しがわかりません。
なにが意見をいただければ助かります。
・ver1
人類が太陽系全域に進出した程度の未来。
航路の安全を守るステルスコルベットではネットも酒も禁止、孤独で退屈なものであった。一人艦長は副官のアンドロイドに促され、下士官を迎えることにした。
人生回り道の青年将校と、もっさりつるぺた娘、犬耳アンドロイドの三人は退屈な時間を過ごすことになった。
基本的に、この三人でまったりいちゃらぶをするだけの話しです。
いわゆる超技術の存在しないハードSF世界です。そのうちバトルとかあるかもしれませんが、主要キャラがどうにかなるような鬱展開はないとお約束します
・ver2
惑星間航路の安全を守るステルスコルベットではネットも酒も禁止、退屈なものであった。
うっかり船員になってしまったロリチョロインは、飛び級才女で頭でっかち。セクハラ艦長相手に今日も……すーはー、いい匂いです。
もっさりつるぺた娘、犬耳アンドロイド、人生回り道の青年将校との三人は退屈な時間を過ごすことに……。
基本的に、この三人でまったりいちゃらぶをするだけの話しです。
いわゆる超技術の存在しないハードSF世界です。たまにバトルとかもありますが、主要キャラがどうにかなるような鬱展開はないとお約束します。
・ver3
惑星間航路の安全を守るステルスコルベットではネットも酒も禁止。
青年艦長は決意した……やることないからセクハラできる部下を雇おう。
飛び級才女は……卒業単位をかけてクラスメイト達の乗った艦を監視することにします。
自称新型変態軍事犬耳アンドロイド……AI様は陰で全てを操らせていただきます。
今日も……すーはー、いい匂いです。あれれ? なんかおかしいですね。ㄘんㄘんが予定の航路を外れていますよ。
超技術の作れなかった退屈な未来、それが我慢ならないのか、謀略を計画するテロリスト達と相容れない国家間の価値観。 >>163,167
>>166です。3話までしか読んでなかったのに、質問にお答えいただいてありがとうございました。
6話目まで読んだのですが、ドラマが動き出すと仰る12話まで読み進めるのが、ちょっと自信がなくなってきました。
キャラが実際に目立つ動きをしてくれたのが1話の最初の部分のみという感じです。それ以降、基本駄弁りか独白のみになっているかと。
その駄弁り・独白も、内容が特に目を引くものではないようです。例えば第5話(幕間・演習艦いそなみ)前半の盟鈴パート。
絵としては盟鈴が延々と腕立て伏せしているだけ。鬼教官のカウントがめちゃくちゃですが、だからといって興味が湧くほどではありません。
盟鈴の独白で目を引くものになる可能性のあるのが、二股事件ですが、盟鈴としも「らしい」レベルの伝聞。
喋っている盟鈴がビッチキャラですし、伝聞内の二股女もそれほど性質がいいとは思えない。
なので、「そんな人にはそんなこともあるんだろうな」程度にしか響きません。興味をかき立ててはくれないわけです。
これが例えば、独白→再現ドラマ風と切り替わる進め方でしたら、迫真な感じになって熱を入れて読めたかもしれません。
盟鈴のキャラとしては、らしからぬな感じの独白だったのが「ビッチはみんなを幸せにしてこそのビッチ」ですが、掘り下げてはいない。
結局、なんか駄弁ってるな以上の感想が持てません。5話めまでも、そんな印象を受けます。この先の予感含めて、引き込んでくれるものが弱いんですね。
ですので、なんとか読んでいこうと、こちら(読者)側で気合入れていかないといけなくなってくるのです。
御作を拝読してて、ちょっと思い出したのが、B型H系という4コマ漫画ですね。見たのはアニメのほうですが。
B型H系は主人公(ヒロイン)が「セクレフ(H友)100人作る」などと言いつつ、異様に奥手、純情なのがポイントでした。
主人公の台詞は(微)エロ系としてはテンプレで陳腐ですが、キャラとの落差で笑えるものになってました。
御作では、台詞とキャラがほぼ一致しているようです。ですので、テンプレなエロ台詞が陳腐なだけになっています。
どうにかして、読者が「おや?」と思うようなものを工夫しないと、読者を選んでしまうのではないでしょうか。
紹介文のほうは、まだ本編の読み進めが足りてないので、どういう内容がいいかはまだ言えません。
しかし、お示しの紹介文は共通の難点があるようです。名詞、それもテンプレな惹句のものが多すぎるようです。
内容をまんべんなく盛り込もうとしておられる感じですが、アイテムが多すぎて読んでいて目が滑ります。
記憶テストで、写真に写ったいくつもの物を覚え、写真を伏せて物の名前を言うってありますよね。
たいてい、いくつか忘れるし、思い出せるものも考え込んで思い出します。興味がないものは頭に入らないからです。
紹介文もそんな感じがします。まだストーリーもキャラも知らないのに、キャラ属性や設定を言われても、頭に入りません。
まんべんなくの逆で、一つだけ目立たせる、例えばですが、青年艦長を紹介するつもりでリライトしてはどうでしょうか。
そうすれば頭に入りやすくなります。頭に入りやすければ、興味も持ちやすいのです。
なぜなら、頭に入る=何かが分かった・イメージできた、ということですから。 >>163
これもう〆たの?
書き手勢はあんまり興味を示してくれなくて、ラノベ読む専はわりと面白がってくれています。
ここに答えが出てる気がするけどね、
小説やSFを語られたら読む気しない。そういうレベル。完全にふざけて書いたっていうなら話は別だけど、真面目に読めって出されたら殺意わく。
概要は三パターンとも大差ないけど最初のがまだ不快指数は低い。
自分のブラバポイント、
タイトルブラバ、概要ブラバ、第一話ブラバ、念のため読んだ最終話ブラバ。
とはいえどんな作品だって、それが好きって言うタイプの読者もいるだろうからこれはあくまで俺個人の感想で俺には受け入れがたかったというだけの話。大多数がこちらだろうけど。
理由は色々あるけど、これ以上時間をさいて付き合いたい作品じゃない >>163
CMには好印象を持たせて、視聴者の好感度を上げて記憶に残すタイプと、
不快感をMAXまで引き上げて、そっち方面で印象に残すタイプがあるけど、
この小説が後者を狙っているなら成功しているんじゃないか?
でも小説の場合、CMと違って強制的に見せることができないとは思うけど。
これが感想です。
そしてさっさと〆ろ。 お前ら少しでも評価の高い作品晒されたら嫉妬して叩くの止めろ >>163
これ評価つけてるの複垢に見られるかもしれねえから友人?に他もフォローいれるなり評価いれるなりしてもらった方がいいよ >>163
>>166,170です。13話まで読み、飛んで最新話(18話)を読みました。たぶん、これで最終の感想になります。
12話から明確にバトルモードとのことでしたが、そのような印象は受けませんでした。
ずっとエロ日常系ですね。エロといっても、卑猥語を並べる程度でしかない印象です。
描写的に少年誌レベルと超えるものもあるにはありますが、内容的には少年誌のテコ入れでお色気入れたレベルでしょうか。
書く人に不評だけど、読み専では高評価してくれる人がいるとのことですが、そうなり得る要因はあるように思います。
書く人は他人の作品でいいところを盗み、まずいところを避けようと思って読みます(明確にそう意識しないことも多い)。
一方、読み専の中には、面白くないところは目を滑らせ、興味があるキーワードに注意する方もいます。
読むというより眺める程度で目を走らせ、美味しいところだけつまみ食いということですね。
眺める程度だと思って見てみると、SFっぽい用語(≒ギミック)があり、エロっぽいキーワードがあります。
それらを頼りに適当に妄想し、雰囲気を楽しめるわけですね。そういう観点からは、そこそこいいという評価もあり得ます。
念のためですが、これはそういう読み専さんをバカにして言っているのではありません。むしろエンタメの楽しみ方としては王道です。
(↑ただし、これがうまくいっているとは必ずしも言えない。もっと引っかかりをなくすべき。)
ですが、作者さんの言葉を一語も読み漏らすまい、作者さんの思い描いた光景を自分も再現しようとする読者だと事情が違ってきます。
SF的な用語は使い方が浅い(中には、この作品世界内用と割り切ってももどうかと思う間違いもある)。
エロ描写は曖昧で甘く、きっちり書いたR18作品には遠く及ばない。だから、どちらも売りが売りになってない。
舞台設定は日常系に不向きですし、せっかく設定した飛行中の宇宙船という閉鎖状況も有効に使ってない。
(↑ただし、だから駄目とはいえない。各要素の盛り方を手入れすればなんとかなりそうでもあるので。)
何も考えずに眺めて雰囲気を楽しんでもらうか、内容で唸らせるか、まずは方針から再考すべきではないかと思います。
言い換えれば、幅広く受けるのはいったんあきらめて、狙うべき読者層を絞り込むということですね。 >>175
(この人はすごい創作に対しても人に対しても誠実で愛情深い人だと思う。嫌味でも何でもなくて心底すごいな、と思う。理想。今回俺が三秒で諦めたこと
173 残念だが嫉妬できる要素は一ミリもなかったぞ。もとより評価には興味もないがあまりにお粗末だ >>176
>>評価の高い
人は自分が理解できないものが評価されてると嫉妬するんだよ、知らないうちにな
スルー出来ないのが何よりの証拠 どうみても176は嫉妬
折角晒してくれた作品に寸評もせず貶してるだけ つーか、たいして評価高くもないじゃん・・・
☆27でレビューなし、最新話のPVは1
そのうえ☆いれてるアカはどれもこれにしか入れてない
リア友以外からは全く読まれてないと言っていいんじゃね、これ だからそうやって何の根拠もなしに作品叩くから嫉妬って言われるのよ?
読めないなら大人しく読めませんでしたかスルーでいいだろ嫉妬厨 >>163
5話までざっと読んでだるいと思ったのは一話ごとに視点が変わるとこだな
一話がだいたい3000-5000字くらいか?視点変更の間隔としては頻繁に思うね
あと展開が遅い、だるい
出だしはまあまあ良さそうだったけど途中で脱落 嫉妬って言い方は違うだろw
まあ、カクヨム式のあんま叩いてやんなよって意味の言葉なんだろうな
2chの草とかと似た感じの
それなら納得できる 俺は嫉妬だと思うよ
この作品の星が0ならこんなに荒れてないと思うし >>181
いや、だからがんばって『読めませんでした』をいってるだけなんだが
批判を受け入れられないからって騒ぐなよ 星30未満に嫉妬ってかなり痛いレベルだぞ
せめて3桁からにしてくれよ 嫉妬してる奴は嫉妬と気づけないのは、本スレで明らかだから気にするな。
もうスルーしとけ。 確かに「一次突破できる」という友人の評価をつけてなきゃもう少しだけまろやかにコメントできたかもしれないが、それを真に受けてるとしたら、いろんなコンテストに参戦してる奴らがやるせない気持ちになるだろうな、と思う
嫉妬というよりは嫌悪だな。でもそのうちそんな甘くはないってこともわかるだろうから、別にここでしつこく言う必要はないんだよ
なのに何で絡んでくるのお前は。援護にみせて追い打ちなの?星投げたやつらと同志なら、ちゃんといい評価のコメントしてやれよ
ここは個々の感想を書く場所だ
違う評価でいいんだよ
お前の価値観まで否定しねえよ 175さんとかに作品読んでもらいたいけど晒したくないw >>163
下ネタならもっと突き抜けてほしい
タイトルから勢いを感じられない
スペース・フ○ック・オペラがみたい 他のカクヨムスレでも文句つけるとナイス嫉妬とか言われるのみるし、そのままの嫉妬の意味で捉えなくていいんだろうな 月曜になってからこんなに反応いただけるとは驚きました。
ありがとうございます。
〆ますね >>171
>小説やSFを語られたら読む気しない。そういうレベル。完全にふざけて書いたっていうなら話は別だけど、真面目に読>めって出されたら殺意わく。
なるほど、ありがとうございます。
自分の中では、もう少し読者市場があるかなと思っていたのですが、
そうでもなさそうですね。
勉強になります。
>>172
>この小説が後者を狙っているなら成功しているんじゃないか?
すみません、これでも前者のつもりでした……。
>>173
お義理以外で評価してくださった方は、ほんの数人いらっしゃるようなのですが感謝の限りです。
>>174
>これ評価つけてるの複垢に見られるかもしれねえから友人?に他もフォローいれるなり評価いれるなりしてもらった方がいいよ
友人の何人かは他の作品も読んでフォローしたりしているようです。
システムをよく理解していないのでフォローや☆になってないのかも知れません。
せっかくの評価が他の方に入っていないのでしたら申し訳ないので確認して見ます。
>>175
>内容的には少年誌のテコ入れでお色気入れたレベルでしょうか。
ご丁寧にありがとうございます。
私は、例えばROOM NO.1301とかのさじ加減が好きなのですが、
自分で書いてみたらこんな感じに落ち着きました。
読者市場があるかはわかりませんが、やりたかったことの一つです。
>作者さんの言葉を一語も読み漏らすまい、作者さんの思い描いた光景を自分も再現しようとする読者
そうですね。最近は自分自身もそういった真面目な読み方ができなくなってきたので、それが細かいところの雑さにつながっているのだと思います。
そこで、雰囲気エンタメ方向を目指してはみているのですが『もっと引っかかりをなくすべき』と言うのは強く刺さります。
まだ〆切まで日数がありますので、雰囲気エンタメに絞って推敲していきたいと思います。 1ヶ月おいて前半を読み返しますと、
TRPGでは顔芸やその場の勢いでごまかせたところが
小説だとうまく行かず滑ってしまっているようですね。
>>182
>あと展開が遅い、だるい
ここは今更、変えられなそうですので、次回作で頑張りたいと思います。
折角挑戦してみたラノベ書きですので、もう少し続けてみたいと思います。
次は、非エロの男女友情ものとかにしようかと。
>>189
すみません。
変なことを書いてしまいまして、たぶん、友人補正なのでスルーしていただければと思います。
とりあえず、
第一の目標である挫折せずに10万字書いて完結させると言うことは
達成できそうですので、残りの日数をよりよい作品にするべく
頑張りたいと思います。
それでは、改めてありがとうございました。 この作者の対応には敬意を感じる。
晒してくれてありがとうな。誹謗中傷に負けるなよ。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 本スレであれだけ評価するなって雰囲気なら
このスレで嫉妬が渦巻くのもしょうがない
全員被害者だわ マジで嫉妬厨は死んでほしいわ
何時まで粘着してんだよ >>205
作者を巻き込むのやめろよ
どうみても感想同士のレスバトルだろ やべー読者がついてるやべー作者だと思われるのが落ちで可哀想だからやめろ >>208
印象操作やめてやれよ
お前作者が自演してるとか思っちゃってるの? レスバトルしても良いけど双方
作者を出汁に使うのはマジで止めろ >>209
まるで作者が自演してるみたいな言い方はやめろ
作者は書くので忙しいんだから、読み専しかいないだろ >>213
もっとマシな奴かと思ってたがただのキチガイだったのね >>208
>>209
>>213
この流れ自演にしか見えねーな スレ主さんも叩きたかったのな
もう全部吐き出しちゃえよw 星30未満な上にほとんどが身内票でしかない晒しがちょっと不評だった瞬間から、嫉妬してるだのなんだのわめく単発がわらわら湧いて出てきて、
その後にようやく作者が登場したけど、作者と単発は何も関係ありません 事実を列挙しただけだが……
あ、作者が登場して晒しを締めたあとも単発がわいてるってのを忘れてた 作者さんはマジで関係ないよ
俺の自演だからさ
謝るからなかったことにしてくれ
すまなかった >>219
>>その後にようやく作者が登場したけど、作者と単発は何も関係ありません
これどう読んでも悪意の塊 よーし!この空気を打破するために晒しちゃうぞ!
と思ったけど晒せる作品がねぇ その後にようやく作者が登場し(まるでIDコロコロしてて出てこれなかったように見え)たけど、作者と単発は何も関係ありません(と単発は言ってる)
事実以外のなにものでもない つーか、本当に作者さん関係ないから
今日本スレで遊んでた、単発の俺の仕業だから気にしなくていいよ まぁ、晒せる作品がないってのは前スレでも前々スレでも晒してるからなんだけど
前々スレで晒した改稿して公募に出す予定のもうカクヨムでは誤字以外に修正しない予定の奴で良ければ晒すよ
公募向けにアドバイスも欲しいしね
いいかな? >>1のテンプレなどに従っていつでもどうぞ
他の方も>>1を参照して下さい
> [注意事項、読み手・全般用]
> ・暴言や人格批判を行わない事
> ・相互フォローなど、作品以外の観点から叩かない
> ・荒らしはスルー(荒らしに構う行為も荒らしです) 【タイトル】新人死神と最悪の不死者
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054880471566
【ジャンル】異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
死神になったばかりの少女が今まで数多くの死神が殺そうとして殺せなかった不死者の担当になってしまい奮闘するお話です
指摘は気になった点があればそこを
期間は月曜日の夜22時までで >>231
4話まで読了。
何か見覚えがあると思ったがやっぱり過去に晒した作品だったか。まあそれは良いとして。
漢字に怪しいところがちらほら見える。
数舜→数瞬。舜は瞬の置き換えじゃない。
メモは取ってないけど他にも幾つか誤変換の類いが。
あと、地の文・台詞ともに主人公の語尾に丁寧語が入る/入らないが
話数によってどちらか一方だったり混在したりと安定しない。
展開によって語尾が変わるなどの意図も見えないし、統一した方が良いかと。
4話までの時点で見えないものとして気になったのは以下の3点:
・具体的な風景。とりあえずファンタジー的な映像を思い浮かべれば何とかなるけど
主人公の家が建っている周囲の風景(奇妙にぽつんと家が建っている)ところなんかも描写しておくべきか。
各キャラの外見なども、年格好くらいの説明しかされていない。
・死神が魂の回収を旨としていること。
主人公の行動動機は早いうちになるべく説明しておくべき。
ターゲットの能力の謎を解く展開でもあるので、
それ以外に引っ掛かるところは出来る限り減らしておいた方が良い。
・各キャラクターの感情(特に主人公)。
封じたはずのターゲットが翌朝普通に生活しているとかで
主人公の気持ちが全く揺らがないように見えるのは読んでいて違和感が強い。
今後の展開で感情に変化を持たせていく布石だったとしても、感情変化が大人しすぎる。
ある程度慣れてからならともかく、最初の数回くらいは驚きを見せても良いんじゃないか。
また、村人が不死者をボコって畑にすき込むシーンはホラーかと思った。
それを普通のノリでやる村人はむしろ逝かれているように思える。
あとちょっと気になったところは、
不死者の殺し方のひとつに「不死者を出現させて云々」っていうところ。
恐らく後者はゾンビのことなんだろうけど、同じ単語を使うと混同してしまうので
明確にゾンビと書いて分けてしまった方が良い。
1話(各パート)の字数が1000字程度と軽くて読み進めやすいけど
ひとつの展開があっという間に終わるので逆に物足りなさも感じる。
また延々分析作業が続く感じで、先々への興味はいまいち引かれない。
もうちょっと時系列の変化や最終的な目標に対する短期目標の達成を入れてみては。 >>231
なんと申しますか、話の段取りを良くし過ぎて、話が盛り上がって行かない感じがします。かつ、設定説明過多でもあるようです。
段取りですが、ヒロインのテロリカはこういう死神キャラです→彼女のすることはこれです→対象者はこういう人です→……となっています。
イベントらしいイベントは、「1話:遭遇」の「遭遇5」でようやく発生します。ヒロインと彼氏キャラ(リベル)の遭遇がその1つ前。
遅いのではないでしょうか。ヒロインと彼氏の遭遇〜イベントまで、延々と舞台や設定の説明が続く感じで、ちょっとモチベの維持が難しい。
説明なのでツカミとして弱いのです(設定のオリジナル性が高くはない感じだし)。「いつまで設定の勉強が続くんだろう?」みたいな気がしてしまいます。
例えばですが、プロローグでヒロインがいきなり彼氏キャラを殺してしまってはどうでしょう(そのとき、ヒロインが軽く自己紹介的な独白をする)。
明らかに不死者とみて、サクッと殺してしまうわけですね。で、任地先に移された家に言ってみると、彼氏キャラが平気な顔で居座っているとか。
2話〜5話は各々の最初と最後の話だけ読みました。不死の彼氏キャラを殺すために考えたアイデアを並べているようですね。
でも、一貫性は特に感じられませんでした。なので、彼氏キャラの不死性が強まることもないし、ヒロインとの仲も進展する感じがしない。
「もしかして、この先はずっとこんな感じで、殺そうとして殺せませんでしたの繰り返し?」と不安になりました。
6話以降は飛ばして、最終章の15話の1と10(最後)、エピローグを読んだのですが、不死の彼氏キャラが最終章でようやく死にますね。
かなりあっけない。その前を読んでいないのであてずっぽうですが、「ラストで突然の新ルール出して終わらせた?」と勘ぐってしまいました。
不死性のアイデアに対するちゃぶ台返し、いわゆるデウスエクスマキナですね。突如として物語や設定を棄却するレベルの存在が出現するというもの。
エピローグでヒロインが彼氏キャラの死で泣き出すのも、流れとして不自然に感じました。突如として悲劇性を持たせた感じがします。
その直前の「不死の終わり10」で、ヒロインが必殺の武器と化して彼氏キャラにぶつかるわけですよね。
そのシーンでヒロインは我が身のことだけ考えており、彼氏キャラに対する気持ちが描写されていません。
もちろん、「失ってようやく分かる喪失感」ということだとは思います。それを感じさせる工夫が少し足りなくて、読んでいて実感することが難しいのです。
ベタなアイデア例ですが、「不死の終わり10」でヒロインの内心での迷いを入れておいてはどうかと思います。
「彼を失うのは嫌だ!」ではなく、「これでいいのか? この後どうなるの?」みたいなものですね。
ちゃんと通しで読めば、14章までにヒロインと彼氏の交流が描かれ、2人の気持ちが分かるようになっているかもしれません(が、月曜までに目を通せそうにない)。
そうだとしても、彼氏キャラが本当に死ぬかもと思ったときのヒロインの心情が描かれておらず、エピローグの途中の重さが何か不自然なのです。
なお、そのことはラストで彼氏キャラが死神となってよみがえったことでは回収できません。泣いた理由がフォローされていないからです。
(文字数制限により分割します) >>231
>>234より続き。
説明が多い点に関係しますが、どうも説明の仕方が分かりにくい部分が少なくないようです。少し例をあげて説明してみます。「遭遇2」から。
> 「リベルさんはいい人ですよ、農作業も彼が来てからとても楽になりました。魔物が出た時も、身を挺して村を守ってくれるんですよ。
他の村より住みやすそうですよね。魔物の害すら寄せ付けない感じですから。でも、
> 如何せん不死者がいる村ですから、村の生活が良くなっても村に人が増えるということはないですけどね」
と人口は増えない。不死者が嫌われているということなんでしょうけど、そこに具体性がありません。
村長さんが大物でも説明になっているとはいえない感じです。他の村人もいますからね。
村人が出ていくか、不死の彼氏キャラが出ていくか、などの想像が働きます。でもそうなっている様子もないし、「あれ?」という感じです。
設定が多く、一つ一つ説明している割には、そういうところが抜けているように感じました。
きつい言い方になりますが、作者さんの考えたストーリーの都合のためだけの設定、という感じがするです。
作品知識のない、作者さんの作風も知らない読者が不自然さを感じないような配慮を、しつこいくらいにやっておく必要があると思います。
(↑単に説明を書き足すという意味ではありません。逆に、不自然となる記述を削る手もありますし。)
飛ばし読みですので、勘違い、誤読などが多々あると思います。「この部分だけでも読んでおいて」などのご要望があればどうぞ。 晒し主の綯夜です
>>233
序盤の平坦さは元から修正予定だったので、指摘されるとは思ってました
当時は書きはじめたばかりでまだ未熟だった故ですね(言い訳でなく反省)
キャラクター(特にテロリカ)の感情の動きや風景の描写を強化しようと思います
ご指摘ありがとうございました
あと言い忘れてましたが
あくまでこの物語の作者は私です
なので「こういうシーンを挟んだらどうか」みたいな提案は基本的に無視します
「ここがこうだから気になるよ、どうにかした方がいいんじゃないの」という形の指摘をお願いします
納得できない指摘も無視します
上記の「ここがこうだから」の部分が不明確だったり根拠が妄想である場合です
無視するというのはレスを返さず、作品へ反映させないという意味です >>237
そうそう、そのくらいで丁度いいよ
晒した弱味につけこんで言いたい放題に貶す奴多すぎる
作家さんの姿勢に賛同する。 >>235
不死者は忌避されているが村人は他所へ出ていかない理由に関しては
今村に住んでいる人は基本的に生まれたときから村に不死者が生活を支える者として存在していて村の外の人達とは不死者に対する感覚が違うということ
これをもう少し分かりやすい描写で入れることにします >>231,239
やはりきちんとと思い、第2章から飛ばさずに読み直しています。第5章「破壊神きたれり」を読了したところです。
ですので、記憶が鮮明な第5章からちょっと感想を説明してみたいと思います。申し訳ありませんが、難点についてです。
全部挙げていくのも長くなりますので、イメージがブレてしまって、がっかりしたところについて。
とりあえず、メインアイテムの「決意の書」のみです(このアイテムは、後でも使われているようですね)。
作品内の記述順ではなく、物語上での時系列では、破壊神(ファボス)が二度記入していますね。
一度目(昔):「リベルと戦う際にリベル以外の物を破壊しない」
二度目(今):「リベルを殺した後もこの世界を破壊しない」
こうなっていますから、破壊神は登場時に既に(リベルを殺すアクションでは)何も壊せないですよね。
事実、「あれだけ破壊力がある攻撃をした割に周りに被害が出ないわけだ。」と地の文で述べています。
でも、その前の節ではどうだったか。
> 近づくとファボスの圧力がやばいです。拳がリベルに当たる度に周囲にはものすごい衝撃が発生しています。その衝撃を受けるだけでも普通なら死ぬでしょう。
これだけの衝撃があるわけですよね。普通なら死ぬほどと分かるには、何かが破壊されるのを見ないと無理のはずです。
御作を拝読する読者は一生懸命、言葉通りではどういうことがあるか想像を巡らせて読みます。
だって、イメージしていかないと分からないですから。分からないと楽しめないですから。
上記に続いて、こう描写されていますね。
> しかし、私が持っているアイギス・レプリカの性能は驚異的で、持ち主を害する可能性のある要素をすべて遮断しています。(中略)それが無ければとうに死んでいたでしょう。
アイギス・レプリカの守備範囲では何も起こっていない。このことも、周囲には破壊があるとの想像を強めます。
なのにです。実は破壊神は何も壊せない、つまりダメージを与えられないと、そっけなく述べてくるではないですか。
(文章から想像するのが難しかったことも手伝って)がっかりします。叙述トリックといったことでフォローできる類のものではありません。
このがっかり、まだ続きます。場面を盛り上げようとされたのか、次のような描写がありますね。
> 今まではファボスの拳の勢いと釣り合っていたアイギス・レプリカから放出されようとしていたエネルギーが上空に向かって放たれた。
> 「危なかった、あのまま受け続けていたら溜まったエネルギーが爆発して、この周辺一帯が何もかも木端微塵になるところだった」
「決意の書」の二度目を大事なところを強調して再掲します。「「リベルを殺した後『も』この世界を破壊しない」」
もしかして、リベルを殺してはいないから破壊できる、という条件のすり抜けが成立すると思われたんでしょうか。
作者的な設定ではそうかもしれません。でも、「後『も』」なんです。『も』なんだから、その前だって壊さないはずでしょう?
読者は「この条件で何が起こる?」と思い、注意して読み、一生懸命考えるわけです。
『も』の一字だって見逃しません。なのに、あっさり裏切られた。「決意の書」の発動条件はかなりいい加減だった。
裏切られたと思った読者は作品内だけに理由を求めることができなくなります。だって、裏切ったのは作者さんなんだから。
読者はこう結論します。「この作者さん、設定を濫造しすぎて、自分でも扱えなくなってるな」と。
これは、読むモチベを著しく下げます。念のためですが、上記は一例にすぎません。ここまでも、いくつもこういうものがありました。
(それでも邪推かもしれないと思い、それを確かめようと読み進めてはしまうんですが。でも最後まで読んで、やはり邪推ではないと思ったら……)
(上記の「読者」は、私だけとお考えください。作者さんとの対比で「読者」としました。) >>231
酷評してしまったので、そこも書くのはどうかと思ったんですが、さらに読み進めて感想を申し上げる自信がありません。
ですので、付け加えておきます。ギャグ要素は御作では重要なものですね。
ギャグでノリをよくして読み進めてもらおうという意図が感じられます。
滑っているとか、それほどでないギャグは多いです。でもそれは問題ありません。
雰囲気は作れますから。でも、雰囲気を壊す書き方をしている箇所が少なくないように思います。
それは何か。ギャグを説明してしまっていることです。これだけはやっちゃいけません。
ギャグを言って誰も笑わなかったとき(実はシラケている)、今のはこういうギャグだと説明したら、凍り付きます。
反応に困ってしまうのです。ギャグは説明してはいけません。せっかく考えたギャグだからと惜しんではいけません。
当たらろうが当たるまいが、すぐに次のギャグを繰り出すべきです。数撃ちゃ当たるです。 >>240
決意の書に書いたルールに関してですが、少しわかりづらかったようなのでわかりやすくなる記述を本文に追加しようと思います
以下が決意の書に書いた内容の本来の解釈です
1つ目の「リベルと戦う際にリベル以外の物を破壊しない」という記述に関してですが
「リベルを攻撃する余波でリベルの肉体以外の物へは破壊という形での影響が出ない」という意味での記述となります
なので、周囲に衝撃波が発生し物体は吹き飛ぶが破壊はされないという現象が発生し、衝撃は可視化されているというのを分かりやすくしようと思います
2つ目の「リベルを殺した後もこの世界を破壊しない」という記述に関してですが
物体を破壊することはできるが、世界が滅ぶほどの大規模な破壊を行わないというルールです
1つ目は物理に干渉しますが、2つ目はファボスの意思に干渉する記述として扱われます
2つ目を書かせた理由はリベルを殺した後にファボスがこの世界を滅ぼすのではないかという不安から書かせた保険のようなもので
「破壊神をリベル殺害の道具として利用できるようにしつつ、無害化する」という破壊神きたれりという話の目的達成を表しています >>242
>>240,241です。
念のため、繰り返しになりますが、そこ(決意の書)だけではない、ということはご理解ください。むしろ、「至る所がそんな感じ」というのが正直な感想ですから。
もし感想を一部なりともお取り上げくださるのなら、少なくとも第5章までは全て同様とご理解をお願いします。
(もし、面倒くさい感想だ、自作はきちんとできていると作者的にはお考えなら、感想は全て打ち捨ててください。部分的に修正するとバランスが崩れますから。) >>243
今回の晒しは全体的に調整しながら改稿する際に「作者の目線では気づかないおかしな点」を知るために行っています
上記の解説も物語として理由は存在しているがきちんと伝えきれていない点を整理するために返事として書いているものでありいわゆる言い訳、反論の類ではありません
なので気になった点はどんどん指摘していってください
無視せずレスを返す指摘は全て作品を良くするために使われます >>244
分かりました。できるだけのことは、してみるようにします。 >>231
>>234その他です。まだ読了できず、感想はもうちょっと後になりそうです。すみません。
作中の説明が分かりにくい点があることは申し上げましたが、ちょっと具体例を説明できそうです。
以下、第7章「勝負」の「勝負5」から。
01> 「なんでリベルはそう、一言多かったりするんですか」
02> 「いや、ちょっと癖になっててね。相手を怒らせると躊躇せずに殺してくれるからさ」
03> そういえば、最初に会った時も勝手に部屋に入り込んでましたね。あれも私に殺されるように仕組んでたんでしょうか。
04> 「え、なんなん?このリベルとかいう神に無礼なこいつ、殺してええんか?」
05> その発言を受けて、トラトは驚いたように確認してくる。
06> 「いいですよ。これ、殺しても死なないんですもん」
05が04の発言を受けていて、「確認してくる」の発言内容が06であるように、一瞬感じられてしまいます(その後、イメージ修正することになる)。
そこで、↓のように並び方を変えてみます。
01> 「なんでリベルはそう、一言多かったりするんですか」
02> 「いや、ちょっと癖になっててね。相手を怒らせると躊躇せずに殺してくれるからさ」
03> そういえば、最初に会った時も勝手に部屋に入り込んでましたね。あれも私に殺されるように仕組んでたんでしょうか。
05> その発言を受けて、トラトは驚いたように確認してくる。
04> 「え、なんなん?このリベルとかいう神に無礼なこいつ、殺してええんか?」
06> 「いいですよ。これ、殺しても死なないんですもん」
これでもまだ、03の長い独白が05の邪魔をしていて、台詞がスムーズにつながりません。もう少し変えてみます。
01> 「なんでリベルはそう、一言多かったりするんですか」
02-1> 「怒らせると躊躇せずに殺してくれる人って、割といたもんで――」
03> そういえば、最初に会った時も勝手に部屋に入り込んでましたね。あれも私に殺されるように仕組んでたんでしょうか。
02-2> 「初対面の相手いじるの、ちょっと癖になっててね」
05> その発言を受けて、トラトは驚いたように確認してくる。
04> 「え、なんなん?このリベルとかいう神に無礼なこいつ、殺してええんか?」
06> 「いいですよ。これ、殺しても死なないんですもん」
個人的にはですが、こんな風だと引っかかりにくいように感じます。以上、ご参考までに。 晒します
【タイトル】クロイツ×イデアル
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883473686
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
少し未来の剣と魔法のファンタジーです
辛口でも耐えられます >>237
>>233だけど何を今更。
「納得いかないところでも読者様からの指摘なんだから全部聞け」なんてことは微塵も思っていない。
ただ読者として違和感を感じるところ、作品に踏み込めないポイントなんかは指摘して
書き換えるならこうしては、っていう提案は入れていく。
作者はそれを無視しても聞き入れたり次回作に生かしてもいいし
むしろ逆張りしたり全く関係ない方向へ書き換えても構わない。
それは読者の許可とかそういう話じゃなくて
作品を書く権利は作者にしかないという当たり前の話。 >>248
0で早々に■■という名前らしきものがあるんですが、これは何で、なぜそのように? >>250
その名前がと言うより伏せ字にしておくことが後々の展開の布石にしてます >>249
>>237です
当たり前のことなのですがこのスレの治安に不安があったので一応明言させていただきました
>>233に向けてではなく全体に向けた発言です
>>233は参考になる良い指摘でした >>231
>>234その他です。(大図書館1)の記述が「決意の書」と合わないようです。
> ファボスが軽く、に見える感じで押すと門は開かず、ズゥウンと大きな音を立てて中に倒れた。(中略)
> 「これは開いたんじゃなくて、壊れたって言うんですよ」
ファボスの「決意の書」記入内容は、
一度目(昔):「リベルと戦う際にリベル以外の物を破壊しない」
でしたよね。上記シーンではファボスはリベルを殺しに来ています。殺すために門を開けた。壊したわけですね。
一人称主人公もそう請け合っている。読者はファボスの行動の縛りを覚えていますから、またおかしいと思いますよ。
次のように「決意の書」の記入内容を詳述するように改稿されるわけですね。
一度目(改):「リベルを攻撃する余波でリベルの肉体以外の物へは破壊という形での影響が出ない」
これで上記シーンを成立させるのだとすると、「リベルに当てる攻撃の余波は〜」と拡張解釈する必要に迫られそうです。
大事なことなので繰り返しますが、「決意の書」のみに拘って申し上げているのではありません。
「決意の書」は例として挙げています。他にもおかしい点がたくさんあります。どうおかしいかは共通しています。
それは「その場その場の都合でアイテムや設定が濫造され、一貫性がない」というものです。
そのため、「連想的に思いついた設定やアイテムをメモしている」状態に近く、物語の体を成していないとすら感じます。
もしかすると、「同一主人公の四コマ漫画集みたいなもの」とお考えでしょうか。それならそれで工夫が要ります。
現状では、ストーリー物としても、オムニバス的としても、成立しているとはいいがたいような気がします。ひたすら思い付きの羅列ですから。
(今日の22時までには、たぶん最後まで読めない。どうも読んでてしんどい。まとめ読みしてはいけないのかもしれない。) >>231
(大図書館2)では「決意の書」にしている。
そして次節を読んで、目が点になりました。
> 短く息を吐いて、ファボスが本棚を思いっきり殴る、がビクともしない。
> それもファボスがここにきているというのが、リベルを殺すことの一環。その状態ではファボスはリベル以外の物を害することができないというのが、決意の書に書き込まれたファボスを縛るルールだ。
こちらでは「決意の書」の壊さないという強制の誓いが有効。おかしいですよね。
無理に理屈づけるなら、門は壊れずに倒れただけ、とするしかなさそうです。
でも、それは一人称主人公が否定してますよね。台詞とはいえ、一人称主人公です。設定に近いものがありますよ。
さすがに、連続する節で矛盾してしまっては、どうしようもないのではないでしょうか。 新人死神と最悪の不死者を晒していた綯夜です
締めの時間になったので感想指摘を締め切ります
レスを返した指摘は作品をよくするのに使われます >>231
(テロリカ2)ここで、先ほど申し上げたフォボスの「決意の書」についての矛盾のつじつま合わせを試みたようですね。
> 「(略)魔神の力の源も人々の望みなんだよ。現世には世界の破滅を望んでいる奴らがゴマンといるから存分に力を発揮できるが、
これによると、その世界の憎悪が魔神のパワーだということになりますね。
> 天界には一人もいなかった、それで破壊力が全く出せなかったというわけだ。
天界には憎悪を持つ者がいないので、魔神も力が出ないと。ということは、天界では魔神に力はないことになります。で、
> 最初の門は現世から移動したばかりだったから壊せたがな」
ということですから、最初の門は非常にヤワだったということになりますね。城を守る最初の要なのに。
じゃあ、本棚は?城を守る門より頑丈だったんでしょうか。しかし、そこは割とどうでもいいのです。
こういう理屈で門は壊せて本棚は壊せないのなら、「決意の書」はもう関係ないじゃないですか。
なぜなら、パワーがないから壊せなかったと魔神が言い、ヒロインも是認しています。
じゃあ、そもそもなぜ「決意の書」があるのか、ということにもなってきます。
ね、アイテムや設定が粗製乱造でしょ?読者を混乱させてしまいます。混乱した読者は考えます。
「言葉通りに考えて、齟齬や矛盾をきたす。大きな考え違いはないはず。ならば、作者さんが間違っている」
ついでに、読みながらメモしたものを少し残しておきます。
(不死者狩り7)師匠キャラ、ヒロインが苦手な戦闘を見せると言い、ターゲットが難敵の魔王だと告げる(訓練の一端)
→(不死者狩り8)師匠キャラはヒロインに見えない場所で声、音だけ聞かせて倒してしまう
→あれ、ヒロインの修行は?となります。
(かつ、「実は強さは、師匠キャラ>>魔王」という台詞と不一致のギャグを狙ったらしいが、滑ってる。この手法はアニメなどならうまくいきやすいのですが。)
(原初神族)神の神といったところですが、そこまでの『肩書』を不死の彼氏キャラに付与する必要があったのでしょうか。
作風がコメディタッチですから、「とにかく死なない」でも問題なさそうなのですが。
しかも、原初神族だからこうなっている、といった有効な使い方がされているようにも見えません。
なんだか「これくらい凄そうなんだからいいでしょ」と言われてしまったような気分にもなってしまいます。
>>256
必要に応じて、引き続き感想を書くかもしれません。 >>231
メモ続き。
(原初神族6)不死彼氏キャラを殺す=魂だけ冥界へ連れて行く手段ですが、肉体を消滅させて魂を冥界へ持ち去るのでOKなら、
そこまででも何度も実行可能だったとしか思えない。もし不可能だったとしても、その理由は作者さんの中だけにあった気配が濃厚。
(原初神族6)ヒロインが不死彼氏キャラ(リベル、原初神族)を殺す理由、気持ちの変化が唐突すぎる。
そこまでの変化があったと推測はできるけど、作者さんの中だけでヒロインの変化を進めていた気配がする。
(勝負8)ヒロインのテンプレな料理下手シーン:衆人環視の中、しかも注目されて行っていることを失念したかのような描写。
いかにもヘンテコな料理になる手順は大勢に見られているのに、トラトが「なんかよーわからん匂いが混じり合ってえらいことになっとる」と、匂いしか言わない。
フィクションで、そのような常識外の調理を見せつけるものはあると思うけど、誰も見ていないキッチンでヒロイン一人で調理している。
だから、他のキャラが(匂いに首を傾げつつも)知らずに食べたりする。
衆人環視という設定をしたら、誰も気づかずにゲテモノ料理になっていたというギャグは成り立たない
。成り立たせるとしたら、ヒロイン以外が気がつかない状況を作る必要がある。もしくは、自分の料理は自分で食べるルールにするとか。
(頻出)「死にたくなるほどの殺し方」など、不死をいじるギャグが陳腐で、さらにツッコミまで入れられると、読んでいてつらくなるほど。
→関西風の定型化ギャグ(ルーティンギャグ)にしてしまう手もある(嫌う人もいるのが難点)。
天命の書の万能性:復活できないよう殺すと書きこめばいいのでは?
→これは作中で実行していた→しかし何の描写も説明もなく失敗とだけ
(例えば、大きい字で「この契約は絶対に実現する」とあり、よく見ると、小さい字で続けて)
(「よう、前向きに善処いたしますが、責任は負いかねます。」とか、「と思う。」などと書いてあったとするとか。)
(契約履行が失敗すると、高額な同種の上級契約書の宣伝文句が浮き出て来るとか。)
(頻出)安易なアイテム濫造(無理に障害作って、無理に解決している感じが強い)
→読者は作者が期待するほどにはオリジナルアイテムを面白がらない、むしろ面倒くさがる(設定を練ってないものは特に)
→入れられるところには全て、思い付きの(物語的に使い捨ての)アイテムを突っ込んでいるような感じがする。
→アイテム過多は、ドラえもんを参考にすれば、うまく処理できるかもしれない。殺そうとしたヒロインが必ずひどい目に遭うとか(ドラえもんののび太パターン)。 >>231
メモ続き。
(全般)正直なところ、ランダムに思いついた設定をメモしたものを読んでいる感じしかしない。
ストーリーに沿うとか、アイテム間の整合性とかいったもが感じられない。
かつ、何か自慢げに見せつけているような雰囲気が出てしまっている。
つまり作者だけが面白がってしまい、読者が面白がるかどうかの配慮が全くない。
これが、多少なりとも知られているものなら、作者が読者と共有している知識をどう扱ったかに興味が出る可能性がある。
が、そういう面が全くなく、どこに興味を持っていいかすら分からない。
自分の思い付きを延々としゃべる人の話を聞きたくなるかどうか、どの程度なら我慢して聞いていられるか、よく考えてみると分かると思う。
(読み手の想像次第ながら、部分的に、コンピュータ技術っぽいものを暗示させていると思えるものもある。)
(が、しかし全く掘り下げていなくて、イデアみたいなものを混ぜた挙句、ダジャレレベルに留まってしまったと思う描写もあった。→「概念」等々)
(全般)台詞が誰のものか分かりにくい(地の文と台詞の並べ方がまずい、発言内容で判別しにくい等が原因)。
(全般)ヒロインの台詞が地の文で展開されており、独白としか思えないので、外面的に非常に無口に思えるが、活かされていない。
(全般)作者さんが「設定」を「魔法」のごとく扱い、を恣意的に行使しすぎているのではないか。以下のように考えないとカオスに陥りがち。
設定:作者が従うべきルール。
魔法・アイテム:ストーリーに困難をもたらし、ドラマを作るもの。
御作では次のようになっているように思えます。
設定:ドラマの解決のため、自由に行使する便利グッズ。
魔法・アイテム:一見、困難をもたらしそうに見えて、同上。 >>231
メモ続き。
・好感度な点
ヒロインが不死の彼氏キャラ(リベル)について、「殺すが魂は確保」と条件突きであること。
→制限があることで、逆にドラマが生まれる(可能性がある)。
こういういい点、しかも大枠で全体に好影響があるものは、最初から感じてはいます。
ですが、次々に感じるおかしな点との遭遇で、好感度がかき消されてしまうのです。 >>258
作者さんの自由だと思いますが、無視されるのがもったいない感想ですね
特にオリジナルアイテムのくだりは個人的に非常に参考になりました
(自分もアイデアを詰め込む癖があるので。オリジナルアイテムはしんどいという意見には目から鱗でした)
横から失礼しました >>248
・「クロイツ×イデアル」感想
内容面で申し上げたいので、誤字脱字などの単純なものは、できるだけ指摘なしにします。
(拝啓 見知らぬあなたへ、二千年の時を経て 0)
01)技巧的な表現
まず冒頭の最初の1行ですが、
> 真上を見上げると名前も知らない無数の光が群青の天板に瞬いている。
と読むと、室内を想像します。天板ですからね。しかも群青という、ちょっと特別な色表現もされている。
2行目でそれが間違いと気がつくのは、「夜風が体に凍みる」になります。「ああ、外か」と(続く3行目で、もっとはっきりする)。
大したことなさそうと作者的にはお考えになると思いますが、イメージがブレるという現象は軽くありません。
作者は全体のイメージしてから言葉で説明しますね。対して、読者は単語ごとに個別イメージを起こし、全部を組み上げて全体を把握しようとします。
イメージが間違っていたと気がつくと、今あるイメージを壊してから、前に何が書いてあったか思い出しつつ、再チャレンジになります。
かなり苦痛になります。イメージのブレが有効に使われてでもない限り(かなり高等テクニック)徒労に感じます。
のっけから技巧を凝らすのは損です。読者は作品も作者の書き方も知らないから技巧とは分かりませんから誤解します。
読者にイメージの作り直しをさせてはいけません。「やり直せ」と言われた気がしたら、読むのをやめてしまいます。
02)まだ意図が不明な伏字(らしきもの)
「■■」の使用は非常に疑問ですが(伏線だと作者から説明を受けられないのが普通だし)、何の効果か分からないので保留。
03)本編と異質なプロローグ
このプロローグの次は、おそらくメインの舞台とキャラのものと思われる日常が始まっています。明らかにつながっていない。
プロローグの、本編ラストかエピローグの先取りのような印象があります。もし、このプロローグが長く回収されないなら、内容は忘れてしまうでしょう。
なぜなら、劇的なイベントはなく、単に感傷に浸っているだけですし、読者は登場するキャラについて何も知りません。
覚えていられるはずがありません。結果として、「無駄に読まされたような」という印象だけが残ります。
ツカミとなるべき出だしで、こういうのは損ではないかと思います(先を知る作者的には書いていて楽しいものではあるんですが)。
(STEP1 日常を慈しみ 1)
01)一人称の明示
プロローグと雰囲気が違いますから、(読者から見て)視点キャラは不明です。
加えて、三人称一視点か一人称かは「僕」を見て、ようやく定まります。
繰り返すようですが、既にイメージで分かっている作者と違い、読者は単語ごとにイメージするしかありません。
読者がイメージするのをできるだけ助けるため、一人称の明示は早いほどいいです。
02)細かすぎる日常描写
顔を洗う、髪を整えるのに、一つ一つ詳しく説明しています。読者としては、まだキャラの大きな特徴も知らないのに、ごく日常的な描写をされても印象に残りません。
キャラの個性を描写する意図かもしれませんが、ごく普通の所作ですので退屈です。
03)料理手順の詳述
主人公の料理上手を演出する意図でしょうか、レシピ本の記載みたいな文章が長々と続いています。
これ、読んでいて楽しいと思われますか?料理に興味がある人しか読まないレベルじゃないでしょうか(かつ、その程度か、と思わるかも)。
例えば、英語がペラペラのキャラがいるとします。そのキャラの日常会話が英文台詞で書いてあって、読む気になるでしょうか?
確かに、主人公のキャラを具体的行動で説明できているかもしれません。でも、それ自体が面白いわけではない。
御作では、料理上手というためだけにかなりの文章量をレシピ風で割いています。興味を持たれそうにないものは削るべきです。
読者はこの描写を読んで予想するはずです。「この先、これに類するものが何度も出て来そうだな」と。結果、読むのをやめてしまいます。
かつ、この後(2)では主人公の料理が評価されていません。料理上手を印象づけるなら、食べた人の感想ではないですか?(ここも読者の離脱ポイントになるかも) >>248
・「クロイツ×イデアル」感想
(STEP1 日常を慈しみ 1)続き
04)祖父の寺襲撃事件
「僕」も居合わせた事件ですね。単に1か月前の出来事となっていて、日向の怪我の理由(と治癒魔法)を説明する程度にしか機能していません。
ですが、可能性としては、ようやくでてきたイベントらしいイベントとなります。何があったか知りたくなります。
おそらく、この事件をプロローグに持ってくるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。
05)キャラ数
主人公含めて4人が初出で登場してますね。正直、本編開始早々では多いかなと思います。しかも、特徴的ではないせいで覚えにくい。
日向は性別すら記述なし(プロローグで伏字を使っているため、明示されないものはイメージが揺らぎがちです)。
花蓮は「明るく長い髪」と「彼女」(性別)のみです。桜は性別と主人公の幼馴染以外は、ほぼ名前のみ。印象付けるものが不足し、そのため覚えにくいですね。
作者さんはキャラ設定を済ませているから分かる。でも読者は書かれた単語ごとにイメージを起こします。
きちんと印象付けるか、この節で紹介するキャラ数を減らすべきです。
(日常を慈しみ 2)
01)食事について
前述した通りです。ここで主人公の料理を評価していないため、調理シーンが単なるロスになってしまっています。
02)絶対防御結界、通称(アキレウスの鎧)
このアイテムは物語を進める上で、非常に危険です。小説内で危険を及ぼすということではなく、設定的に破綻しかねないということです。
少なくとも運動エネルギー(力学的エネルギーと言い換えても可)は防いでしまう。物理打撃系の魔法は全て無効ですよね。
そんな便利なもの、学校の授業でしか使わないとは、読者として思えません。「この世界では魔法打撃は無効」としか想像できません。
もし「高熱も分子運動という運動エネルギー」みたいに敷衍されるのでしたら、ほぼ万能無敵の防御になります。もう魔法戦闘はあり得ません。
現実的に想像してみると、例えば「どんな銃弾もダメージなしで防ぐ防弾チョッキ 学生専用」なんてありえないですよね。警察も軍も即採用するはずです。
(さらに、学校で使えているが、実用化を目指しているのが不可解だったりもするけど、この後で上記不安とともに解消されると期待。)
(日常を慈しみ 3)
01)まだ状況説明が続いている
イベントらしいイベントは3まで読み進めても、まだありません。これから物語が進む舞台、キャラの生活習慣等の説明のみです。
もう少し読んだら面白くなるかもしれないと、頑張ってモチベを維持してきた読者も、さすがに退屈になるのではないかと心配になります。
02)初出のキャラ、名前が多い
キャラとしては、桑田華隊長(桑田先輩)、蔦原、司馬がこの節で出て来ます。
名前としては、未希、白雪、春原が出て来ますが、読者は読んで初めて知るわけですので、混乱してきます。
繰り返しますが、作者さんはよく知っている。どのキャラが大事で、誰がモブかとかもですね。
読者は知らないのです。矢継ぎ早に名前が出てきても、頭で整理するのが手間です(仮に属性付けして覚えておくしかない)。
誰が大事なキャラなのかも分かりませんから、とりあえず平等に覚えておくしかありません。暗記です。つまらない作業ですよね。
読者は「なんか、よく分からなくなってきた」と思って、読むのをやめたくなるかもしれませんよ。
(この名前が続々登場する傾向はしばらく続いてしまっており、かなり骨折って読まなければならない感じがします。) >>248
・「クロイツ×イデアル」感想
(日常を慈しみ 4)
01)呼び方
桜が「未希先生」と言ってますね。よく考えれば、話している相手=主人公を皮肉って呼んだと分かります。
でも、考えてからなんです。先生とは誰だ、この場にいない教師か、いや前の節で出た名前だな、そうか、みたいな感じです。
しつこく繰り返すようですが、作者さんは桜の思考内容まで分かって書いていますよね。だから迷わない。
読者は違うのです。先にキャラの思考は分からないのです。キャラの言動、行動から推測するしかありません。
いちいち考えてイメージのブレを修正するのは、先にも申し上げましたが、ちょっと大変なのです。もっと読者をいたわって頂けないでしょうか。
02)特徴でのあだ名(好感度高し)
> 学食のラーメンに手をつけようとしている『眼鏡』がいる。
とありますね。他に眼鏡キャラがいなければ、読んですぐ印象付けて整理でき、容易に記憶できます。眼鏡に加え、この場ではラーメンも効果的です。
こういうのですと、まさに「一読して分かる」感じになります。かつ、これ以上説明してもややこしくなります。過不足なしで、いい感じですね。
03)まだ状況とキャラ説明が続くだけ
後述します。
(STEP1 日常を慈しみ 5)
01)読者への直接の語りかけ(メタ的手法)
地の文で「さっき少し言ったけど、」「先ほど中立機関は三つあると言ったけど、」とありますが、メタ的な言い回しです。
地の文の主人公が読者に直接語りかけているからです。物語に没頭して来た読者、せっかく夢中になって読み始めた読者を、
「ああ、そうか。自分は今、小説を読んでるんだ」と現実に引き戻してしまいます。特殊な効果を狙うとき以外は避けたほうがいいと思います。
02)文字含めての外国語使用
「Einverstanden(承りました)」というドイツ語がありますが、普通は不利です。
スムーズに読んできても、ドイツ語部分でいったん止まってしまい、テンポが乱されるからです。
そこで目が留まって欲しいときなど以外は、極力避けたほうがいいのではないでしょうか。
03)新キャラ:鉄拳の姉御(好感度高し)
ネーミングからして風貌が見えて来る感じで、一読して印象に残ります。加えて、顔が傷跡だらけ、左腕喪失ですしね。
先程のラーメンの眼鏡さんと同じく、覚えやすい描写になっています。ところどころ、こういう上手くて、読むのが楽なものもあるんですよね。
(もし、ラーメンの眼鏡さんが重要キャラでないなら、その特徴を主要キャラに回してもいいかも。)
文章描写である以上、記号的な特徴ではあるんですが、絵文字的な覚えやすさがある感じがします。
絵的にキャラ立ちさせて、すかさず言動、行動の特徴を続けて描写してくれれば、読者としてもイメージをほぼ完成させることができます。
(鉄拳の姉御については、かなりやれている感じです。)
04)まだ状況とキャラ説明が続くだけ
読者としては頑張って5まで読み進めました。しかし、イベントらしいイベントはありません。
なんかこう、作者さんから「イベントは、こういう場所のこういうキャラで起こすから、きちんと頭に入れてね」と言われているような気がします。
楽しもうと思ったら、お勉強を言い渡された気分ということです。ちょっとモチベの維持が難しくなってしまいました。
(でも、できれば、ここでの感想を続けようとは思っています。)
(ここまでの全体的な印象)
目立つイベントはなく、何らかのイベントを起こすための事前説明を延々とやっている感じがします。
作者さん的には「もう少し先で面白くなるから!」という算段があると思いますが、読者はそこまで読み進めないと何も分かりません。
今読んでいるものを敷衍して予想するだけです。結果、この先も退屈と思い、読了を諦めてしまうのではないでしょうか。
個人的な、しかも勘ですが、ここまででかなりの読者さんが脱落したんじゃないかと思います。
冒頭に目立つツカミを入れませんか?それも、八割がたは分かるけど、残り二割が謎で知りたくなるような。
そういうものがあれば、いったん盛り下がっても読み進める意欲になります。
(とりあえずここまで。続きはまだ読みます。) >>265
ご意見ありがとうございます
現在いろいろな方から浴びせられる厳しいご指摘を糧に、一から見直してブラッシュアップ作業を行ってます
やはりプロローグの掴みが弱いと言う意見に自分自身なるほどと思う部分があったので、完全に新しいものを作り直してます
一つご指摘して頂いた中で、絶対防御結界の設定なのですが、
「実験=学校で試験運用を行っている段階」というように書いたつもりなのですが、うまく伝えられていなかったようです、このアイテムは物語の根幹に関わってくるので、正しいニュアンスを伝えられるように直してみます >>265
さらに厚かましいのですが、いくつか質問をさせて下さい
一人称視点であるため、僕自信としてはあまり登場人物がでる度に「彼の名前は○○、身体的特徴は〜」といった、説明文を付けないようにしたいのですが、
ごく自然に「ああ、このキャラはこう言う名前で、こんな見た目なのか」というように見せる、テクニックまたは工夫などはないでしょうか? >>266-267
出だしからしばらくが、御作については改良の肝になると思いましたので、かなりしつこく感想を出しました。申し訳ありません。
絶対防御結界については、学校で試験運用、つまり学生程度の魔法ならなんとかなる程度、みたいなことだったようですね。
それなら、実用化を目指しているという文言と齟齬はないですね。低性能に留まる限り、設定を壊したりはしないでしょう。
> 一人称視点であるため、僕自信としてはあまり登場人物がでる度に「彼の名前は○○、身体的特徴は〜」といった、説明文を付けないようにしたいのですが、
(注:以下、全くの個人的見解、独自研究、個人的経験です。このようなことをまとめて述べた資料等は知りません。)
残念ながら、説明すれば分かる、覚えられるというものではないです。単純なことで、一度にたくさんは無理ということです。
読者は作者よりバカな癖に「全く未知のことを一読しただけで理解させろ、記憶させろ、楽しませろ」と無茶振りする、わがままな存在なんです。
> ごく自然に「ああ、このキャラはこう言う名前で、こんな見た目なのか」というように見せる、テクニックまたは工夫などはないでしょうか?
一度に出すキャラの数を減らすことが、抜本的な解決になると思います。一読して一度に覚えられるようにするわけですので。
鉄拳の姉御が出し方は上手かったじゃないですか。あれです。まず、新たに出すのがたった一人。
そして、見た目の特徴をごく少なく語り、外見とマッチするような言動、でしたね。
キャラを絵的特徴(外見)→性格的特徴(言動、行動)でイメージ喚起しておけば、以降は、そのキャラは楽に動けます。
読者が覚えてくれさえすれば、再登場ごとに改めてイメージ喚起する必要性が低くなるからです(その代り、あだ名だけ覚えられたりするけどorz)。
キャラの特徴の示し方(設定の仕方でもある)は、今後登場予定を含む、他のキャラと差別化する点を挙げておくといいですね。
要は「被らない」工夫。その差別化した特徴描写は、後々まで使えるものにもなってきます。読者が覚えてくれてますから。
いくつまでなら瞬時に、楽に識別できるか≒記憶できるかについては、3つだと考えておけばいいと思います。
(↑心理学実験などでも出て来る限界値。例えば、信号がたいてい3つ以下のランプなのは偶然ではない。)
特徴は3つまで、同時に描くキャラは3人まで、同時に登場するアイテムも3つまで、といったものになります。
もちろん、記憶術みたいのもありますから、4つ以上なら絶対だめということはありません。
4つ以上なら、読者が楽に識別できて覚えられるという工夫がいるだけのことですから。
でも、常に特別の工夫をして無理して多数を同時に出すより、シーンごとに数を減らしておくほうが書くほうも読むほうも楽だと思います。
初出のケースを含めて、どうしても大勢、多数のアイテム・設定がが同時に出て来ざるを得ないときもありますね。
難しいことではあるんですが、「メリハリ」をつけるしかありません(このメリハリ、説明が難しい、うーん……)。
例えば、そのシーンで大事なキャラ/ものだけ強調し、明快に描き、他は曖昧にしてしまうといったことになります。 >>248
STEP1-3まで。
日本語表記で気になるのが、完結した文を読点でさらに他の文に繋ぐところ。
字面だけ見ると完結した単文なのに次の文へ繋がって、
続く文は元の文と主題が違ったりで繋いでいる意味が分からなかったりする。
他の感想でも触れられてるけど、料理シーンが重い。
主人公の料理スキルが主題に関わったり事あるごとに料理が出て来たりするんならともかく
1シーンしかないのであれば頑張って書く必要は無いんじゃないかと。
(っていうかそれだけ料理頑張ってるのに味噌汁の出汁は顆粒なのか)
どうしても主人公が料理で来ますよっていうのをアピールしたいんであれば
主人公が「ふぅ」とひと息ついた目の前に料理が仕上がっている、という状況を作って
一品ずつ一文で説明するくらいがちょうど良いんじゃないかな。
ストーリーで言うと、ここまでで今後何が起きるのかほぼ見えない。
名前を一切呼ばれない主人公があらすじで語られている人物なのかも怪しくなってくる。
プロローグの舞台が分からないのもあいまって方向性も見えない。
もうちょっと早い段階で話を動かして欲しい。
プロローグが1話以降の舞台から遥か未来だというなら、それを象徴するような描写が欲しい。
例えば人為的破壊ではなく風化で崩れてツタやコケに覆われた現代建築とか。
あと、1話で自分のキャラ紹介だけ済ませて
その次に登場するも名前だけで処理されていて絵の浮かばないキャラがいるせいで
主人公とサブキャラどちらの台詞なのか判別出来ない箇所がある。
台詞をもっとキャラ立てしてみたり、あるいは台詞に合わせてキャラを動かす描写をすることで
キャラを識別させつつ解説出来るかと。
1-3で隊の番号まで説明するんじゃなく概要説明くらいにしておいた方が。
説明しすぎは話の流れにとってブレーキになるので注意。
字数を取って説明する場合は、授業や説明会など
説明用の話の流れを作っておくのが無難か。 ここではないどこか違う世界で、日常的な所作を書くのはこの世界の住民もほとんど変わらない生活してますよアピールで重要なファクトだと思うけどね 食べて寝て排泄する以外に「(自分たちと)変わらない生活してる」を示すファクトなんて無いんだよなあ
「何食ってるか」とかいう具体的な部分はファクトじゃないだろうに 何食ってるかは重要だろ
あらすじ読むとレーションを集団食堂で食ってるようなイメージだが
主人公達が自由な環境で暮らしてる事を示唆できる あかんわ単発の擁護みると自演で説明してるみたいに思えてしまうw >>274
それって作者を一方的に殴りたいって意志が根底にあるよ
反論されるのが嫌なら書き込まないことさ >>276
俺は作品読んでないし感想指摘書いてないんだけど
レスの並びをパッと見てそう感じただけよ
つか、半分ネタのレスに殴りたい意志(キリッ)ってマジレスかぁ…… >>278
笑えるネタにしろよ
勇気をもって晒した作者を辱しめてネタでしたとか
お前は人間のクズか? >>277
こんにちは
改定前は読んでいません、改訂版からの参加になります
『誰しも夢の中の出来事は時間が経つと跡形もなく消えるらしい。』
おそらく小説の本筋からは重要ではない一文かとは思うのですが、読んで「え?」と思った箇所です
いくつか忘れていない夢を持つ私のような読者は、この一文がくると主人公の彼より自分が特別で奇特だと言われた気分になり以降いくら彼の話をされても目が滑ります
・三年前、三月下旬
過去シーンも現在進行形で書かれてますが特別意味がなければ、回想とした地文の語りでいいと思います
読者にそれが過去であると伝わりにくいからです
過去シーンも現在進行形である場合、現在に場面が移っても同じ空気になりメリハリなく平淡な印象になると最悪場面が変わったことに気付かない読者も出てきます
いくら出だしに三年前、現在、と情報を出しても読者全員の意識にきちんと映るとは限りません
なので、『あれは三年前、当時、〜だった』と地文のところで過去を臭わす表現が無難かと
『ドイツのブラウンフェルスの一角、そこに僕の職場がある。
今は僕は分厚い報告書の束を抱え、雇い主のもとへ向かっていた。
この紙束はボスが増やした大量に僕のデスクに残っている紙の山のうち、ボスに回す案件だ。
まだ、紙束の処理の途中だけど、ボスから連絡があったので、取り敢えず混入してたボス案件もついでに持っていくことにした。』
町の一角から突然もう切り替わるのですが、主人公がどこに要るのかわかりません
大きな情報と小さな情報に繋がりがないので読んで迷子になります
場所情報から彼の位置情報と場面に近付けてから先にいかないと足りない情報を読者は勝手に想像します
そうでなければ要らない情報として無視されます
ブラウンフェルスといわれてもどんな場所かイメージが浮かびません、単発で何故その名を出した、という気分です
ざっくりここが日本じゃないんだなとだけ認識して進んでも何せ家から職場に向かう途中なのかオフィス内の移動なのか、場面がスッと頭に浮かびにくい
読者にもいろんなタイプがいるとは思うのですが、あくまで私のような画をイメージしながら把握して読むタイプには疲労度が少し高めの作品である可能性があります
情報の出し方やまとめ方はもう少し工夫できそうですね、
書類にまつわる部分の説明は地文から省いて登場人物のやり取りの中で表現することもできます
例えばですが『地文は事実状況、台詞は感情や人間性』とわけて扱うと情報はすっきりする場合もあります
ちなみに、第一声の「Dr.アート、来ましたよっと」は読者がまだ登場人物の把握をしてない現段階で、自分が名乗ったのか相手に呼び掛けたのかわかりません
序盤は読者を惑わすことのないわかりやすい情報を吟味してみてください
ストレスなく読める、これが「読みやすい」「楽しめる」の第一歩になると思います
冒頭のみですがなんだかたくさん書いてしまったのでこのくらいにしておきます
何かひとつでも参考になるようなことが書けていればいいのですが、あなたの作品において必要でない部分の指摘は聞き流して忘れてください
一読者の戯言です 追記
ここで出てくる「雇い主」は「ボス」でイコールでしょうか。わざわざ表記が変わるので別にいる「雇い主=依頼主の客」という可能性も読者の脳内にはあります
主人公の職業をまだ知らないからです >>281
ご指摘のあった通り
そもそも日本人にとって身近でないドイツの固有の地名なんて言われて「ああ、あそこかぁ」なんてなるわけ無いですよね
それとよく「お前の話はイメージしにくい」とも言われます
情報過多になり過ぎないように、情報を減らすと逆に情報が不足しがちになってしまうのも反省点ですね 情報量というよりもシーンの繋ぎ方と言葉選びの粗雑さだと思う
上手い文章てのは映像みたいに「動き」が脳裏に浮かぶけど、この作品の文章はまるで4コマ漫画みたいだし
後者に至っては呼び名がころころ変わってたり、セリフも機械みたいな説明口調で冗長
あと「命を引き取る」って箇所は思わず笑っちまったぞい >>277
なんかつまらんから流し読み
イベントらしいイベントがなかなか起きないからかな
だからSTEP1-2があるのかもしれないが、過去の話だからな
読者としては現行のスリルが欲しい >>284
見返してみると凄く恥ずかしい誤用ですね……見つけてしばらく、こんなのを公開したことを後悔しました
やはり自分の文章力ないし読書量が足りない故に動きのある文章の書き方というものが身についていませんね
もし、この作品の「動き」の文がすごいというような作品があれば参考までに教えて下さい
カクヨムだけでなく、出版物でも構いません >>285
やっぱり、つまらないと言われるのは応えますが、そう言ってもらえて助かります
読む人に続きを読ませるために、序盤の引きとなるイベントは重要だと思ってましたが
過去ではなく現在起こっていることの方が先の展開に期待を持ちやすいですよね >>277
>>263その他ですが、最初の作品は放棄し、改稿後の作品で感想が欲しい、ということでしょうか?
私としてはですが、できる/できないは以下の通りです。懸念もあります。
(可能:どちらか一つ)
1.最初の作品で感想を継続(改稿後で改善された点は考慮しない)。
2.改稿後の作品で仕切り直し(前作は基本的には忘れる)。
(不可能)
・最初と改稿後を詳しく比較検討しての感想。
(懸念)
・改稿までの期間が極めて短く、あちこちで言われた点にとりあえず対応してしまっていないか?
(改稿による類似作を連発すると、読者が飽きてしまい、作品に対する印象が悪くなりかねない点は、要注意と思います。) >>288
僕としては改訂版を前のとは別のものとして感想が欲しいです
ご指摘のあった改訂版が早すぎないかという点ですが、取り敢えず指摘されたし直しとことか、つまらんて言われたし消しとこっていうことではないです
ここ数日午後からの時間に余裕ができ、そして、何より今まで独りよがりの話に誰かが意見を下さっていることがガソリンとなって、
昼から朝まで試行錯誤している状態です
晒し期間が終了すれば公開中のクロイツ×イデアルは一旦削除します
今回はあくまでも読んでもらって素直な意見が欲しく投稿しました
もともと未完成の作品なので、最後まで書いてこれで誰も文句ないやろ、って物が出来たら再び真クロイツ×イデアルを出すかもです >>285
俺ふだん読書するより映画見る人間だけど、少し前に話題になった『少年の名はジルベール』はいいと思う
口語体で平易な語り口なのに、五十年も前の事が頭の中にすっとイメージとして湧き上がる上に、単純に物語としても面白かった
漫画の描き方がよもやま話みたいな感じで端々に挿入されてるけど、漫画だけでなく物語を創る人全般にとって薬になるから一読の価値がある >>288
> 僕としては改訂版を前のとは別のものとして感想が欲しいです
分かりました。これは感想者全員向けですね?このスレッド冒頭の注意事項に従ったほうがいいでしょう。
>>1
> ・他人の晒し中も続いて晒しOK、ただし前の晒しの感想が一段落するまで待つ
> ・晒しは一スレにつき一作者一回まで。前スレに晒した作品は今スレでの投稿を控える
> ・晒しを終える際には〆宣言をする事
同じ作者さんですが、同じ作品の改稿なので、「一作者一回」はセーフだと個人的には思います。
しかし、元の版は〆宣言して、改稿作をテンプレに従って再投稿しておいたほうがいいと思います。
でないと、テンプレのある投稿の元の作品へ感想が集中してしまいかねません(改稿通知のレスに気がつきにくい)。
> ここ数日午後からの時間に余裕ができ、(略)昼から朝まで試行錯誤している状態です
これは分かるのですが、いかんせん元の作品から改稿作まで中一日です(このスレッドでの日付)。心配しているのは、
1.改稿作はアイデアレベルでは既にあった→問題ない(単なる選択のし直し)
2.感想を貰ってから改稿作のアイデアが出た→感想に流されている恐れあり
のどちらだろうということです(これ以外の可能性もある)。
もし要因として2が大きいのでしたら、ちょっと立ち止まってはどうかと思います。
元の作品はそれなりに時間をかけて、力を尽くして執筆されたはずです。本来、簡単に改善できるものではないはず。
2の感じだと、つい次々と改稿して感想を求めてしまいがちです。すると、読んで感想を申し上げる側も困ってしまいます。
例えば、読んで感想を考えているうちに次版が出てしまうと、感想を言うに言えなくなってしまうからです。
もし改稿作で感想をお求めなら、感想を〆るまでは、これ以上の改稿は避けたほうがいいと思います。
(個人的には改稿作は参考作品とし、元の作品で感想を求め続けるほうがいいと思っています。)
(改稿作はまだきちんと読めてなくて、ざっと一通り目を通しただけですが、元の作品よりぎくしゃくした感じで、いかにも急造な印象です。) >>291
改稿先として、大きく変えた部分であるプロローグと1-2は元から構成があったもので、そこにこう意見があったし、こうしたらどう見えるかを考察して書きました
細かい部分の手直しはおっしゃるとおり、急造の出来損ないと言われても仕方がないものですね
やはり、自分で意見を吟味し取り入れるにしても、突貫工事が過ぎました
やはり、書き直す積もりで直したほうが良かったですね >>290
いや、ルールで言うと「前スレで晒した作品は今スレでの投稿を控える」の方にも触れないかと。
「改稿したから読んでね」を繰り返した場合、スレがその作者や作品に占有されてしまい
他作者の晒しがやり辛くなる可能性もあるので、その対策としてのルール。
作者さんは一度感想に目を通して
それらを作品に反映するにしろしないにしろ
プランを練ってから改稿にかかってみては。 >>292
なるほど、改稿しては投稿の繰り返しなどを考慮してのルールだったんですか。すみません。
言われてみると確かに、前スレでもまずいなら、同じスレならもっと気を付けないといけないですね。
改稿作への感想は今回は遠慮しようと思います。>作者さんへも言上(次々スレで期待してます) 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 【タイトル】月々さんの人を喰った話とカーニバルデイズ
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883527996
【ジャンル】現代ファンタジー?
【紹介・希望する指摘点】
一人称の物語を書いたことがないので、習作として書きました。以下の点についてご意見をいただけたら嬉しいです。
@引き込むものはあるか
Aつっかかることなく読めるか(頭に入ってくるか
B見込みがあるか(続きを読みたくなるか >>297
すみません、手厳しくなります。異常な状況を描こうとしておられるようですが、うまくいっていないようです。
作者さんの描写がおかしく、イメージが不足なのか、状況が本当に異常なのか、分かりづらいのです。
描写以前に文章としておかしいな、と思う例を挙げてみます。イメージせずに文章化したための間違いが出ています。
A> 『ちゃんと情報収集しなきゃ。こんな危ない世の中なんだから、この先生きのこれないよ!』
B> 「先生のきのこがどうしたって?」
スマホの口頭の会話のはずですよね。Aは「コノサキイキノコレナイヨ」と発音しているはずです。決して「センセイキノコレナイヨ」ではない。
なのに、Bは「センセイノキノコ」と応じています。おかしいですよね。聞いた通りに応答していない。
書き言葉で「この先生きのこる」とか「明朝体の疲れが抜けない」が誤読を誘うといった話があります。でも口頭では生じません。
(LINEなど文字ベースなら、この手のギャグが使えたかもしれなかった。)
なにか面白いことをと思うあまり(←これは純粋にいいこと)、状況をきちんとイメージできなくなってないでしょうか。
面白いことを言って読者を引き付けようとして、ちょっと滑ってるような表現もちらほらありました。
しかし、最も驚くべきイベント「クーラーボックスに人の手」かつ「それにキャラが驚かない」の扱いが軽すぎる気がします。
作中のキャラは驚かなくていいですけど、読者には驚いて欲しいですよね。しかも二段構えの驚きが用意されています。
手首の発見→それに驚かない主人公たち、というものです。これが冒頭のツカミになり、しかも作品世界を簡潔に紹介もしています。
無理に笑いを取ったり、イベントを出し惜しみする必要はないと思います。読者が見限る要因になります。
作者の「この後、面白くなるからね/するからね」は読者に通じません。全力でもなかなか繋ぎ止められないのに、出し惜しみしてはなおさらです。 1.3 冒頭の掴みは途中のようなので、判断できませんでした
ドアの前に死体があるにも関わらずやけに冷静な主人公と、隔離された東京とはどんな所なのか、というクエスチョンはありました
2 読みやすいと思いますが、おかしいと思われる文がいくつか
〉僕は明らかに混乱していたが、いつも混乱しているようなものなので大して変わらず冷静だった。
この文、かなり混乱しました
うまく説明できないのですが「大して変わらず冷静だった」への繋がりが分からないのです
〉閑古鳥が死滅した商店街
これだと賑やかな商店街になってしまいませんか?
後は主人公に常識があるように見えないので、粗筋と矛盾してるなあと思いました >>298
一読ありがとうございます。
先生きのこは口頭で言うかぎりでは間違えることはない
→
有名な読み間違えですので、メタな共犯的笑いを誘えるかと採用しました。
お約束的な感じで、口語ではありえなくても構わないかと考えてはいましたが、その辺りが引っかからないよう、改善してみます!
最も驚くべきイベントが軽い
→
深刻に描写するよりサクッと語られるほうがより異質かなとほくそ笑んでいました...
笑いをとる能力が自分にあるとは思えないので、もう少しシリアスめに状況を表してみようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m >>299
一読ありがとうございます。
僕は明らかに混乱していたが...
→
混乱しているので主人公の独白たる文章にも混乱が生じている、という表現がしたかったのです。
しかし伝わらなかったということは、足りなかったのだと反省しております。
僕は明らかに混乱していたが、いつも混乱しているようなものなので、大して変わらず冷静だった
→僕は明らかに混乱していたが、いつもどおりといえばいつもどおりで、どこをどう混乱しているのか
とするか、もう極端に、
僕は明らかに混乱していたが、混乱いつも混乱しているようなもの混乱なので、大して変わらず混乱せず混乱していた。あれ、混乱ってどんな意味だっけ混乱。
というふうにめちゃくちゃにするかのどちらかにしようかと思います。
閑古鳥が死滅
→指摘されぐふっとなりました。妙ちくりんな表現を使おうとして自爆してますね。
もう売るとすれば閑古鳥しかないような商店街、
くらいにしようかと思います。
ありがとうございました! >>297 月々さん感想
・引き込むもの/見込み
これらについては自分はまだわかりません。序盤なのでこれから書かれる部分ではっきりしてくると思いますが、逆に言うと現時点でブラバしたいという明らかな拒絶もないのでまだまだいけます
何か不穏な日常が当たり前になってしまった社会が舞台で、その中で感覚の麻痺した高校生が何をするのか
スマホ社会から察するに文明的には現代とさほど違いもなさそうなので、要は何か犯罪臭のするその病気が蔓延していることが問題なのだな、とまでは読み解けます
(誤解があるかもしれませんが)
比較的読みやすくわかりやすい印象です
・つっかかることなく読めるか
これは些細なことでつっかかります。普通に読む分には流せるのですが、せっかくなので自分がどういったとこでつっかかったか書きますね
『こういうの』どういうの?
些細なことです、本当に
『顔の表面がぱりぱりとする』
仮に最低気温(ここでは−1度)でも外に出た途端そんなすぐに冷めるかな
洗った顔を拭かずに外気にさらしたのだろうか
『転がっている』
置かれている、では駄目かな。横転しているイメージになるけれど
『気になっていた』
ちょっと前から存在に気付いていて、そこに立ち尽くして時間が経過のしたのだろうか
『48p×30pくらいだろうか』
目検討にしては細かい。日頃からそのサイズに慣れ親しんでいることの補足がない限り不自然。くらいというなら48→50
『そもそもこの三階建てのアパートには僕のほかに入居者はいない』
どういうことかわからないので、読者的保留事項。何このアパート。家族は?などなどの謎が生まれる一文。つっかかっていいところ。
『とある事情で生涯ベジタリアンを強いられている僕』
読者的保留事項2
『僕には思い当るふしがある』
少し展開が早い。他の人もいってるけど読者は驚いたり引いたりする部分なのでさらっと流されると気持ちがついていかなくなる
もう少しゆっくり観察なり思考なり吟味なりしてから、でも主人公は驚かない理由がある〜の流れに進んでほしい
なのでこの一文は混乱云々のあと月々さんに電話する直前でようやく出てくるのが恐らくベスト
『先生のきのこがどうしたって』
この先生きのこれないのネタをネタとして使う場合、読者がそのネタを知っていなければいけない。知らない読者がいても話が通じるためには、月々さんが多少の解説的突っ込みを返さなくてはスムーズに流れない
さほど面白いネタでもないのでわざわざいれない方が無難にも思う
『追想に限りをつけて』
かぎりに読めてしまうので、切りにするかルビをふるかがオススメ
以上です >>302
一読ありがとうございます。
アパート、ベジタリアン
→あれ、おかしいな、と思わせるつもりで配置しました。
48センチ×30センチ
→その後の黄金比、という説明のために細かく書きました。まったく要らない部分ではあります……
顔の表面がぱりぱり
→指摘されてびっくり、寒すぎますね。ちょっと変えてみます!
転がっている
→適当な感じに置かれている
に変更してみます。横転しているわけではなく、乱雑に置かれていると表現したかったのです。
気になっていた
→視認していたけど、嫌な予感がしてすぐに事象に向き合わなかった
という筆者にしかわからないニュアンスがあります……。すみません、適当すぎました!
改善してみます。
読者もこれでわかるだろ!と雑に書いてしまっている箇所が多いのですね。
情報がゼロの状態で、理解できるかを見直したいとおもいます。
先生きのこ
→改善してみました。
僕には思い当たるふし
→配置をあとに変更してみます。
たしかに性急すぎました。
ありがとうございます! >>300
> 最も驚くべきイベントが軽い
> →
> 深刻に描写するよりサクッと語られるほうがより異質かなとほくそ笑んでいました...
もしかすると誤解される申しようだったかもしれません。手首の件はサクッと語っていいのです。そこが驚きになるわけですから。
申し上げたかったのは、この冒頭内で重大イベントとして扱うという意味です。その意味で「深刻に描写」なら誤解はありません。
他の方からのご指摘に対する検討について、一つだけ。
> 閑古鳥が死滅
> もう売るとすれば閑古鳥しかないような商店街、
「閑古鳥すら死滅」でもいいんですよ。でも「閑古鳥」云々は思い切って削除したほうがいいような気がします。
この冒頭で目立たせたいのは、手首なのか、情景なのか。情景なら手首の件は次節に譲ってはどうでしょうか。
手首なら情景などの誇張表現やくどさは削除したほうがいいと思います。他にも同様の表現があります(他の方のご指摘と被る点、ご容赦ください)。
> 顔の表面がぱりぱりとする。
表皮が凍ったかのような印象です。寒さをそこまで印象付ける効果はなく、削ってはどうでしょうか。
> さわやかな冬の空気は僕のやる気を奪うに十分だったが、
「さわやかな冬の空気」は寒さに対する皮肉でしょうか。「僕」のモチベもこのシーンでどうこう言っても意味はなさそう。
> 完成された美が宿るという黄金比の長方形を
くどく表現してみたけど、ここ以外に使ってないですよね。余計です。
> 親切なおとなりさんが、昨日釣った魚でもおいてくれたのかと思ったが、そもそもこの三階建てのアパートには僕のほかに入居者はいないのだった。
くどくど言って、実は無意味というギャグだと思いますが、特に効果はあがっていません。
> まさか爆弾でも入ってないだろうなと警戒しつつ、僕はクーラーボックスを足先でつついた。
爆弾を警戒しているのに、足先でつつくというのは、どうも意味不明な行動です。
> 地面のコンクリと擦れてざりっと音。そこそこ重たい何かが入っているようである。
つついただけで、ざりっと言う音を立てた。動いたんですよね。では、軽いはず。しかし、そこそこ重たい何か。
じゃあ、相当強くつついたのか。でも爆弾に警戒している。矛盾をさらに広げてしまっています。
状況を頭の中でシミュレーションできていないんじゃないでしょうか?臨場感とか効果だけ考えてしまってないでしょうか。
言葉を紡ぐ作者には問題ないかもしれません。でも、言葉をつなぐ読者としましては、書いてあることだけが頼りなのです。
上記シーンだと、作者は中身を知っています。読者は知りません。主人公も知りません。作者だけが知っていることをキャラが使ってはだめです。
> すわ玉手箱かと思ったがそんなことはなく、
確かに玉手箱は開けると白い煙が出て来ます。そのことはたいていの人は知っています。だから意味不明ではない。
でも、なぜ主人公がこのシーン(中身が爆弾かと疑ってるんですよね?)で、玉手箱を連想しますか?
連想するかもしれません。しかし、そのことを読者に伝える必要はあるのでしょうか?あるとしたら、その効果は?
と考えると、玉手箱は言わないほうがいいと思います。おそらく、ぱっと思いついて入れたのだと思いますが、不自然な流れになってないか注意が必要でしょう。
> 関西人はマクドと呼び、関東人はマックというアレの袋である。
持ち帰りの袋をこうまでして印象付ける理由、必要性はなんでしょうか? >>297
あらすじだけ見てると、西尾維新とか入間人間のみーまーの影響受けてるのかなと
あの辺の真似は相当文章力とか物事を俯瞰視できる感性がないときついと思う
読んだことなかったらごめんね >>304
ありがとうございます。
ストーリーに関係のない贅肉的でぶよぶよな、主人公のいい加減な思考が紛れ込んだカオスな文章を書いてみたかったのです。とりあえず、ご指摘いただいた部分をざっくりカットして、出来る限りシンプルにした習作を書いてみました。 >>305
西尾さんはずいぶんと昔ですが読んだことがあります。舞城王太郎とかも。
好きなのは田中ロミオとかです。
影響を受けているかはわかりませんが、個性的な文章に魅力を感じています……。むずかしそうですが。 >>300
表現的な狙いについて、こちらで仰ることに不安があります。主人公の混乱ですね。
> 混乱しているので主人公の独白たる文章にも混乱が生じている、という表現がしたかったのです。
混乱した文章(地の文)にすれば混乱が伝わるだろう、というのは、まず間違いなく失敗します。
読んでも分からないからです。作者さんが下手なだけだと思われますし、読んで分からない文章に付き合って読む人はほぼいません。
「これは主人公が混乱しているせいだ」と知っているのは作者さんだけです。無意味な文章ではそれが読者に伝わりません。
混乱していることがすっきり分かるように書かないといけないのです。リアルタイムで表現するのは、大変な高等テクニックになります。
簡単にやるには三人称なら容易いんですが(語り手が冷静であればいい)、一人称では工夫が要ります。
例えば、「過去の自分を振り返る一人称」ならできます。例えば「このときの僕は、この手を落とし物として届けようかと無意味なことを考えていた。」とかですね。
あ……。改稿を確認しました。すみません、一つだけ申し上げて打ち切ります。
(すぐ変えられると、読み直して整合性とか新たに考え直さないといけないけど、前の版が記憶に残っているので難しい。)
> 「この先生きのこるがどうしたって?」
これは「コノサキイキノコル」(この先、生き残る)と読めます。ですから「コノセンセイキノコル」にはなりません。
作者視点の心づもりをいったん置いて、読者視点でどう見えるか確認すべきでしょう。 中学1年の頃からベジタリアンを強いられている僕にとっては、縁がない袋だ。考えてみればもう8年も肉を食べてない
…………あれ、
勝手に高校生くらいをイメージしてましたがもしかするともっと大人
いやでも学ラン着てるしな、あ、私服が学ランの場合もあるか
学ラン大学生……まだ世界観もわからないからな……
そんなことより月々さんがいつ登場するんだろう >>309
ぶふっ....
単純ミスです、ごめんなさい >>297
>>288その他です。
ドライアイスも作者の知識を主人公が使ってしまっている点も、やはり申し上げておいたほうがよさそうです。
ドライアイスからは白い煙のようなものが出る。それはいいのですが、クーラーボックスから漏れ出て、すぐドライアイスと分かるか。
分からないはずです。「なんだろう?」となって、例えば冷気を感じて、ようやくドライアイスのものかなと推測する程度でしょう。
その辺りを含めて、少し改稿案を出してみます。混乱の部分もできるだけ処理するようにしてみました。
マクドナルドは主人公周辺から既になくなって久しいと考え、過去形にしてみました。
(右手のようだ→左手を掴みあげた、は混乱描写かもしれませんが、割愛しました。)
---------------
やはり気合が大事だ。意を決してボックスのロックを外し、ふたを少し開けてみる。もわもわと白い煙がこぼれ出て、手に触れた。思わず手を引っ込めたが、冷たかったのに気付いた。
ということは、なま物を冷やしてるだけだったのか。思い切ってクーラーボックスのふたをがばっと開け、中をのぞき込む。底に敷かれたドライアイスの板の上に、茶色い紙袋が一つ。
袋をつまみ上げて眺める。この赤いM字のロゴは……ああ、ファーストフード店として有名だった、あそこのか。懐かしい気もするが、ある事情でずっとベジタリアンを強いられている僕には、もう縁がない代物だ。
考えてみれば、もう五年も肉を食べてない。感慨深いものを覚えながら、慎重に中を確かめる。
「これは――」
人の手首だった。真っ白で、かちこちに凍った小さな右手。十歳くらいの子か。
ポケットからハンカチを取り出し、その手首をつつむようにして掴みあげ、眺める。布越しに触れているのに、指先が痛いほどに冷たい。
「うーん、お前……この色白、まさに美白だな!」
さらに解剖学的に観察してみる。なるほど、手首の神経や動脈はこうなっているのか。興味深い……な。
――何やってんだ、落ち着け僕! こんなもの慣れっこのはずだろう?
はっと我に返り、慌てて手首をクーラーボックスに戻した。
---------------
第2話がありましたので拝読してみたんですが、物語の核心の問題の設定説明ですね。書いていて、楽しかったんじゃないでしょうか。
でも、楽しいのは作者さんだけということもお忘れなく。自分で考えるから楽しいのが設定です(イケア効果などと呼ばれる現象)。
出来上がった詳細設定を読まされても、楽しくはないのです。楽しくないから粗ばかり気になります。
序盤では読者が離脱する原因になります。「人間性を喪失させ、異常行動を起こさせる疾病」くらいで充分です。
設定は徐々に出し、疾病の各段階の設定は、該当するキャラが出て来るときでいいのではないかと思います。 >>311
ご指摘ありがとございます!
改訂分を読まさせていただきました。
ドライアイスのついてもそうですが、読者にどの程度、情報を提示するか、どの情報が必要なのか、の判断が自分には足りてないのだと痛感しました。
簡潔に、わかりやすく、読者を意識して。
以上のことができていないので、どうやらスタートラインにも立てていないようです。
小説以前の問題ですので、もう少し、勉強してから書き始めようと思います。
本当にご丁寧にありがとうございます。
勉強します! >>297
〆ます。
皆様ありがとうございました。
もう少し読める者になりましたら、また晒させてください。 以前このスレで晒した者なのですが、やはりスレルールにあるようにもう一度晒すのは駄目なのでしょうか。
前回から手直しと一応の一段落がついた事もあり改めて、意見欲しいんですよね。
何より今書く気力が湧かないので、気合を入れたいんですよね。我が儘言って申し訳ないです。 >>314
スレとは関係なく読みますよ
タイトルだけでも教えくれれば スレルールは守るべきだろ
どうしても晒したいなら本スレか放送局スレでやればいい 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 【タイトル】そして、かませ犬はマウンドに上がる
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883564253
【ジャンル】現代ドラマ
【紹介・希望する指摘点】
野球部でエースとして頑張る兄と、マネージャーを務める双子の妹の物語です。
天使によって人間の運命が好き勝手に弄られ、兄は「かませ犬役」にされてしまいます。
代わりに「主人公」に抜擢された男子生徒は、兄からエースの座を奪い、暴君として振る舞っていきます。
純粋に思った事や感じた事を知りたいです なんで一括投稿しちゃうんだろなぁ……
もうよっぽどじゃない限り読まれないよ え、まずかったか……某新人賞で1次落ちした作品を、そのまま投稿したんです あらすじもう少し捻って。
誰が主人公で、どこで、何をしようとして、何が、どのように起こるのかを簡潔かつ面白そうに
キャッチフレーズももっとキャッチーに 新着に載せるしか狙ってトップページに出す手段がないからね とりあえず、キャッチフレーズとあらすじを弄ってみました >>318
大変申し訳ありませんが、とても読みにくいと感じました。そのせいか、第一章【六月一二日(日)】幕間でいったん止まりました。なぜかすいすい読めません。
何で読みにくいんだろうと考えながら、もう一度最初から読み直すと、以下のようなことがあるせいではないかと思いました。
一つには時間が行きつ戻りつの描写になっていることです(章ごとの日付のことではない)。
まず「プロローグ 【六月一五日(水)】 惨敗」の書き出しからみてみます。
01> その試合は、最悪な結果だった。
02> 甲高い金属音を奏でた打球が、鋭い弾丸ライナーとなって飛んでいく。グラウンドの端にある柵を超え、あっという間に見えなくなってしまった。
01の「だった」で試合が終わったような印象を受けます。しかしすぐに続けて「甲高い金属音を」です。
ちょっと考えて、「あ、終わった試合を振り返る手法か」と分かりますが、スムーズではありません。
02以降は25点目のホームランと顧問による試合終了宣言が短いながら実況的ですね。あえて結果を1行目で言う必然性はなさそうです。
ですので、01も実況的にしてもいいかも。例えば、最小変更では「その試合は、最悪な結果を迎えようとしていた。」
試合直後にヒロインや部員がジョージ少年に突っかかるのと、試合の惨敗を振り返るのとが交互なのも臨場感を下げている感じがします。
同様のことが「第一章 【六月一二日(日)】 第一話 練習試合」にも。
01> 「はっはっは、三重で最強の打線という話だったが、身構えるほどでもなかったな!」
02> 野太い笑い声が、部室棟のプレハブ小屋の前で発せられる。(略)
03> それが選手ならば指導者が叱るべき場面なのに、問題は声の主が野球部顧問の教師であることだった。(略)
04> 「この調子で立ち塞がる敵を全て蹴散らしていけっ。野球は勝ったやつが正義だ」
05> 試合を終えた志堂高校野球部は、三重海西高校野球部の乗るバスを見送った後、ミーティングを行っているところだった。(略)
時系列なら、05→01=02ではないかと思います。しかし、上記のように描写されているため、04でシーンが切り替わったかのような印象を受けます。
もちろん、すぐにそうではなく連続した描写だと気づきはするんですが、時系列を乱す効果はなさそうです。
印象的な台詞で始めておいて、その状況を説明するというのは効果的でよく使われますが、さすがに05は離し過ぎかと。
01> 「はっはっは、三重で最強の打線という話だったが、身構えるほどでもなかったな!」
02> 野太い笑い声が、部室棟のプレハブ小屋の前で発せられる。
05> 試合を終えた志堂高校野球部は、三重海西高校野球部の乗るバスを見送った後、ミーティングを行っていた。(略)
03> それが選手ならば指導者が叱るべき場面なのに、問題は声の主が野球部顧問の教師であることだった。(略)
04> 「この調子で立ち塞がる敵を全て蹴散らしていけっ。野球は勝ったやつが正義だ」
要は、時系列を読者側で再整理する必要に迫られるため、よく考えながら読まないと分からなくなるのです。
なお、こうしても03はまだ浮いています。おそらく、狙った効果は「野太い笑い声が実は監督だった」でしょうか。
読んだ時点で映像が見えるだろう、そこまでに思ったイメージと違うので驚いてもらえるだろう、だと思います。
そういう効果は出せないと思います。まず絵を見せるアニメやコミックでは使える手でも、文章では難しいです。
単に名詞の明示を遅らせるだけだと、読者としてはとりあえず「仮」の人物を置いてイメージし、読み進めます。
後になって、その人物が明示されても、イメージ中の「仮」の状態を解除して、その人物に置き換えるだけです。
読みにくいだけで意外性はないのです。なぜなら、その場のキャラ、特に視点キャラから全部見えているからです。
そうなると読者にも最初から全部見えている感じが生じます。下手に叙述トリック的手法を使うのは危険です。逆効果にすらなるかもしれません。
読者が作者意図を察すれば「わざと隠す安い手」、察しないなら「描写が下手」と思われかねなません。どちらも「がっかり」になります。
(↑ここ以外にも、ヒロインの先輩の告白の後に男子部員が現れるシーンも、同じことがいえる。)
もしやるんなら、視点キャラ(ヒロイン)からも隠してしまう手があります(例えば、視点キャラを監督が見えない位置から見える位置まで歩かせる)。
なお、監督と顧問は同一人物だと思いますが、ほぼ名前の代わりなっていますので、統一したほうがいいと思います。
(続く) >>324
>>318からの続きです。
第一章 幕間までで、気になった点を詳しく説明すると、分量的に多くなりますので、具体的に説明申し上げるのは、とりあえず以上で。
その他の気になる点をメモして羅列的に書き出すと、以下のようなものがありました(大小雑多ですみません)。
・ヒロイン(玲)が女子生徒と明かすタイミングが変→既に見えているキャラを作者が意図的に隠しているだけ(上記と同じ。長い睫毛の伏線が余計に嫌味かも)
・視点(カメラ視点)のブレ(どこから見ているか分かりにくく、そのためイメージしにくいような)
・嫌われキャラが被っている(ジャージ少年と顧問=監督など)
・主役カップルの名前の音的な酷似(レン、レイ)のため覚えにくく間違いやすい。
・「惨敗」でのジャージ少年チームがたった二人→バントすれば勝てるのでは?みたいな野球の疑問(詳しくないのでよく分からないですが)
・主役キャラを犬に例えているのは、狙いが「噛ませ犬」だからとは思うけど、侮蔑的なニュアンスを感じ、印象がよくないかも。
→人を犬に例える誉め言葉はたぶんない。
→ヒロインが兄を下に見ているようだし、ヒロインは語り手から下に見られている感じ。そのためキャラに感情移入しにくい。
→闘犬は褒めたつもりかもしれないけど、犬自身からしたら無駄に戦わされる哀れな存在でもある(ので凄いというより、悲しい印象になる恐れがある)。
・料理の描写が細かいわりに大雑把(貝の味噌汁、新しいタイプの揚げ物)→ポイントとなる揚げ物だけ詳しく言及してはどうか。
・豆柴のように垂れた目?(豆柴は、お目めぱっちりのような気がする)
・ヒロインとその兄の持ち上げ方がわざとらしいか?
・漫画的な誇張(膝を額で擦り付けるほどに頭を下げた、当人の不安を表現するかのように、玲の束ねた後ろ髪が後頭部で丸をつくる。)
→文章は必ず単語ごとにクローズアップして見えてしまうため、絵による表現とは違い、まともに見つめてしまう感じになり、異様な感じしかしなくなりがち。
なお、申し上げるまでもないかもしれませんが、あくまでも個人の感想です。「読者」と便宜的に記しましたが、基本は私のみとお考えください。 >>318
しまった、不満点だけアップしてしまいました。すみません。期待したくなる点も、もちろんあります。
概要によれば、「 二人の約束は果たされるのか。」で締めくくられていますね。
プロローグ「惨敗」で、既にコテンパンに叩き伏せられたことは提示されています。
となると、神の気まぐれの試練に立ち向かうことは期待しますし、最終的に勝ってくれるとも期待します。
ラノベなどでは、今時珍しいといってはなんですが、「燃える展開」になりそうです。しかも、おそらく逆転劇ですよね。なんか、わくわくします。
しかも、双子の兄妹の間の心情もポイントになりそうです。ストーリー的には興味が湧きます。構想的なツカミはOKではないでしょうか。 >>324
>>325
>>326
ありがとうございます!序盤から直すべき点が多いですね……
期待については、まあ、その、某新人賞で1次落ちの作品でして。
あまり期待なさらないでください。
他のスレで晒したところ、「主人公が主体的に動いていない」というご指摘を受けまして。
全然ダメダメな作品だなあ、と我ながら思いました >>318,327
ひょっとして、これ女性読者向けですか? 女性向けだと、どう読むかがちょっと変わって来るもんで、教えて頂ければ助かります。 いえ、特に男性向け女性向けと明確にして書いたつもりはありません。
もし女性向けとした方が作品に合うというのであれば、
投稿する賞を間違えたかも…… >>329
そうでしたか。やたらバスト描写があるといった部分からは、男性向けと思いました(ただしやり過ぎか?個人的にはマイナスと思う)。
しかし、ヒロインの盛り方、双子兄に扱いなどで、少女向けな感じが部分的にしたもので、狙いを外して読んではいけないと思ったのです。
なお、もし賞が求めるのが、特に性別を明記していなくても、ターゲット読者層は考えておいたほうがやりやすいと思います。 なるほど。ターゲット読者層がどちら向けなのか、今回の作品の場合自分でもよく分かりません。
次の作品では、賞に合わせた作品作りをしたいと思います >>331
ターゲット読者を絞り込まずに、作品の狙い、訴求ポイントは作りにくいと思います(作品でアンケート取るみたいなことになる)。
まだ読了てきていませんが、御作は「男子高校生に受けたい」に狙いを絞ってはどうかと思います。
もしそうするなら、有能な選手でもある女子マネ視点(女性向けかなと思った点の一つ)は、ちょっとやりにくそう。
仰るように、確かにまずは「どの賞に応募するか」ですよね。賞ごとの晒しスレもあるようですよ。
すみません、もう一つお伺いしたいことがあります。この作品は作者さんの何作目でしょうか?
もし処女作(ただし長編として)だとしたら、腑に落ちそうな点があったもので。 >>318
>>324-325,>>328その他です。読了しました。念のためですが、以下は全て個人的な感想です。他の方は異なる感想を持たれると思います。
全体的な感想ですが、簡潔に申すと「作者意図に反して、最も魅力的なキャラは悪役:広瀬だった」というものになります。
主役2名(双子兄妹)は、あまりにも小綺麗に飾られ、兄は一応は「噛ませ犬の脇役」に落とされますが、たいした苦労もなく復帰しています。
ヒロイン(妹)はずっと聖女然としています。兄よりもピンチがない。主役2名が(作者=作品の真の神により)過保護の印象です。
御作のテーマは「努力が運(命)に勝つ」のように見えますが、実際にはそのような描き方になっていません。
主役2名を神と使徒のいたずらでどん底に落とすのをためらったのではないでしょうか。引っ張り上げるのが難しそうとかで。
そのため、主役2名の翻弄のされ方がさざ波程度で、しかもごく簡単に解決していますね(ヒロインがアイテムを1枚破って全て解決)。
これ、ドラマになっていません。悪役の広瀬や監督を嫌われるよう念入りにこれでもかと極端化して描くために、一時的にどいただけの印象です。
広瀬が相対的に実によく描かれている結果になっています。彼が泥沼から這い上がって、また泥沼に落ちる様子が克明です。
そのため、感情移入が広瀬に対して起こってしまいました。似たような悪役:監督を押し切るような流れも好感度を上げてしまいます。
劣等感でいったん堕ちたキャラが運とはいえ這い上がり、また堕ちて足掻く。人間臭いじゃないですか。作中で唯一、生きている感じがするキャラでした。
作者が好意を持つキャラの持ち上げ方がテンプレで強引だったことも、そういう広瀬を浮き彫りにするのに役立ってしまっています。
主役2名が道徳の教訓話に出て来るキャラのようで、悪役:広瀬がイソップ寓話の主人公みたいな差が出てしまっています。
さらに、広瀬を本気で憎めない要因としては、シンリィ及び神です。この2名が御作では真の悪役、ラスボスになっています。
なにせ全てを操作したのはシンリィで、そうするよう命じたのが神ですから。
しかし、シンリィと神との間でひと悶着あったものの、具体的は描かれていません。
人間を操作するアイテムも欠陥品で、欠陥はドラマ上の都合で無理に入れてある感じもします。
もし主役2名(と悪役:広瀬)が解決すべきドラマがあるとすれば、シンリィと神をどうするかでしょう。
もちろん、直接対決せよということではありません。「努力」がテーマなら、努力で運命を跳ね返すとかでしょうか。
以上、簡単で済みません。以下、読みながらメモしたものを残しておきます。メモですんで、分かりにくいと思います。
もし「ここ何言ってるか、説明が欲しい」とかありましたら、仰ってください。できるだけ、説明するようにいたします。 >>318
---以降、メモ書き---
変に凝ったり、ぎこちない表現。→小説だから変わった言い回しがいいと思ってないか?→よく「文章は上手くなくていい」と言うけど、「平易に、分かりやすく」の意味。
→例:投げた球を刃に例えているが、刃と球は形状が違うため、むしろイメージが湧かない。刃なら打者のバット、投手なら腕などではないか?
→大袈裟すぎる形容を用いている表現が散見される。「さすがに言い過ぎなんじゃない?」と冷める。
→数値的な凄さの提示(200km/h超の速球とか)は、むしろあり得なさを誇張し、いくら神業としてもリアリティを失う。
→そこまで凄かったら、すぐプロにスカウトされるのでは?などとも思ってしまう。) →いくらプロテクターがあっても、200km/hの球を頭部や腹部に受けて、作中程度のダメージで済むのがよく分からない。
好意的に見せたい女性は、胸ばかり強調しすぎではないか。また、文章では見た目をそのまま記述しても効果が薄い。
→それを見たキャラの反応などを工夫してはどうか。気持ちを伝えるなら、文章は絵に勝るので。
・第一章 【六月一三日(月)】 第四話 怪しい本と謎の光
> 玲の疑いの視線に気づいた女は、慌てて笑顔を取り繕う。
> そのまま玲に背を向け、全力で逃走を図る。履いているヒールのせいでモタモタと危なっかしい走りであり、何度も躓きかけていた。
> 「あははは……と、とにかく、さよなら〜っ!」
> 取り残された玲は、呆気に取られながら女の後ろ姿を見送った。
↓(描写順序は正しいものの、なんだかイメージが狂う。キャラの演技を少し変えてみる)
> 玲の疑いの視線に気づいた女は、慌てて笑顔を取り繕う。
> 「あははは……と、とにかく、さよなら〜っ!」
> そのまま玲に背を向け、全力で逃走を図る。履いているヒールのせいでモタモタと危なっかしい走りであり、何度も躓きかけていた。
> 取り残された玲は、呆気に取られながら女の後ろ姿を見送った。
> 玲が手を軽くあげると、蓮もそれに気づき、彼女の隣に寄り添って立つ。玲は子犬に対するように、蓮のくせ毛を撫でた。
> 『玲はマネージャーでありながら、自宅での素振りを毎日欠かしていない。そのため、細いその手はしなやかさを保ちながら、同時にスポーツ選手独特の引き締まった美しさも併せ持っていた。』
→『 』部分は余計な感じ。
> ボールを返球するキャッチャーは、見下した視線を広瀬の後頭部に向けている。
→イメージできない。広瀬は「ひょろ長の身体」のはず。なのに(仮に立ったとしても)キャッチャーが見下ろすとは、どういう状態?
第一章 【六月一三日(月)】 幕間 シンリィと神(1)
> 周囲の女達が彼に心奪われるように、『脇役』となる女達の恋愛関連の運命もまとめて操作した。
→精神操作系は不快感を与えかねないので危険。シンリィが嫌われキャラになりかねない(神は嫌われても、たぶん問題ない)。
作者が主役二人を可愛がれるように操作しているようで(リスペクトがない)、操り人形の感じがしてしまう。
→玲に対する作者(作品世界の神)のえこひいき→構造としては「玲と、玲に尽くすキャラ」という感じか。
→作者の玲への感情移入は、読者の玲への感情移入をかえって妨げている印象。 >>318
第二章 【再び六月一五日(水)】 第三話 最悪の紅白戦
> 玲のキャッチャーミットに視線を向けた。彼はある一つの法則に気づいたようだ。その仮説は間違っていない、と玲は無言で頷き返す。
→悪役:広瀬に対する反抗アクションですが、フェアプレーをヒロインが踏みにじっています(他で持ち上げているだけに、一気に冷めるかも)。
→この後、ど真ん中(の同じ高さ)の投球のみという種明かしがありますが、シリアスなシーンにはそぐわないかも(その場の大勢が気づいてないとか、ちょっと)。代案として、「構えたキャッチャーミットの位置に投げている」などがあると思います。
→再びですが、野手がいないのにバントを試みない点が不思議。もしバントでも球が避けると、話運びが難しいのかもしれませんが、無理矢理な感じは否めません。
(バント程度では当たるとして、広瀬は二軍を起用して1塁以外を超前進守備させるといった手があると思う。、)
球がバットを避ける(昔々の野球漫画でにそんな魔球があった)のと、剛速球は効果が相殺しているような印象(を別々に印象付けたほうが広瀬に凄みが出そう)。
・キャラの構成があまりにシンプルか?(分かりやす過ぎて作為的に感じる)
正義:主役2名(特に玲)
無力:他のチームメンバー
悪役:広瀬だけでなく、上記以外の全員(これでもかと嫌味にしてある)
広瀬が自分の急変に少ししか驚かず、一挙に極端に横暴になるのは、ちょっと不自然な運びに感じる(威張っていても、内心で疑問、不安があるほうがリアリティが出そう)。
第二章 【七月一八日(火)】 第六話 暴君
・唐澤の存在による問題点
唐澤は野球部員として横暴キャラですが、まずそこが変化後の広瀬と被る(性格的には変化前から)。
唐澤が広瀬に叩き伏せられるシーン、広瀬とその一党が嫌な感じは確かですが、なんとなく広瀬に爽快感も感じてしまいました。
なんでだろうと考えました。おそらく、広瀬を嫌われる方向にあまりにも強引に持っていく点があるようです。
不自然に感じるわけですが、するとつい考えてしまいます。「なぜ広瀬はこういう性格なんだろう?」と。
広瀬は努力する前から諦めてますよね。努力嫌いは努力に対する恐怖のようにも考えられます。努力に見合う成果が出せないからでしょうか。
正確には、「努力してもダメじゃんwww」と周囲から揶揄、非難され続けたということですね(リアルで心当たりがある)。
揶揄、非難するタイプとして、唐澤がかなりマッチしてしまいそうです。唐澤(のような奴)が広瀬を追い込んで、あの性格にした。
だからなんでしょう、唐澤の災難に爽快感も感じてしまったのは。因果応報、天罰覿面といった感じですね。
唐澤の災難イベントがあったので、具体的にそれで説明してみましたが、その部分だけではありません。
全体的に(作者が)持ち上げるキャラと貶すキャラの扱いがあまりに作為的で、「そんな単純で一方的なのは、どこかおかしいのでは?」と思えてしまうのです。
別の観点でいえば、「このキャラを嫌ってくれ」と作者から強制された気がして、反発したくなるということもあります。
そうしたことは、キャラの性格などの印象にも影響してしまうようです。結果、キャラのスタンスや評価ポイントが分裂してしまうんですね。
第二章 【七月二六日(水)】 第十一話 蓮の出発点
ずっと感じていた印象が、この節で強く出ています。それは「双子兄(蓮)がヒロイン(玲)からみた理想化されたキャラ」だということ。
(この場合、玲が偽善的に見えかねない危険はある。否定してもらえる前提での罪悪感の告白にも見えるので。)
ボーイフレンドに言って欲しそうなことをそのまま言っている。その辺りにも、少女向けっぽさを感じます(いい悪いではなく狙いの問題)。 >>318
【七月二七日(木)】 第二話 チェイスバトル
> 玲は外敵を追う猟犬のように、シンリィの背中を全力で追いかけ、その差を縮めていく。
→「猟犬」が追う(探す)のは獲物なので、「外敵」は違和感が生じ、引っかかってしまう。
> 制服のスカートがめくれ、桃尻を覆う純白の下着が危うく見えそうになるが、気にしている場合ではない。
→こういうお色気描写を入れるようなシーンではない(絵だとさりげなく見せられるけど)。この一文のせいでスピード、緊迫感が削がれてしまっている。
→入れるとしたら、玲がシンリィをとっ捕まえてからではないか?(シンリィが再び逃走するまの間)
神聖具の聖書が簡単に崩壊しすぎ。この聖書が鍵であるなら、効力停止に条件を設け、条件クリアするためのドラマを入れてはどうか。
第三章 【七月二七日(木)】 第三話 主人公役、失墜
前節から案の定な感じで、がっかりする展開です。単純に広瀬を否定して終わり。
第三章 【七月二七日(木)】 第四話 苛立つベンチ、〜エピローグまで
この節以降も広瀬に駄目出し。かなり駆け足で、枚数制限を気にして無理したような進め方です。
その割には、ことさらにヒロインの善人ぶりを強調したり(残念ながら偽善者にしか見えない)、事実上のエピローグが長かったり。どうも迷走しています。
(以上、お粗末な感想メモで済みません) >>333
> 二作目です。処女作よりも出来が悪い気がします……
なるほど、そうだったんですね。二作目だと、書いている最中にも実力が上がると思います。
そのせいだったんでしょう、最初は読みにくい感じがしたものの、後に行くと楽に読めるように感じました。
(その他に、作者が作品に沿って書き慣れて来る、読者としても語彙含めて作品に慣れて来るなどもある。)
処女作は拝読しておりませんが、おそらく文章技術的には出来が良くなったんじゃないでしょうか。
次はもっと上手くなるはずです。10作くらいまでは、書くごとに上手くなるようです。これからも頑張ってください。 >>338
ありがとうございます、次は少しでも今作よりも良くなるよう頑張ります!
そろそろ、晒しを〆てもよろしいでしょうか。 >>339
いつ〆かを判断するのは作者さんですよ。他人から〆ろとか〆るなとは言えません。
もう感想は充分とか、これ以上出そうにないと思った時点で〆にする方が多いようです。 >>340
重ね重ねありがとうございます。それでは〆させていただきます。
読んで下さった方、感謝です! 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 晒します、宜しくお願いします!
【タイトル】潜り人〜クグリビト〜
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883452769
【ジャンル】異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
物語はまだまだ序盤なのですが長編なのでかいつまんだ感想でも嬉しいです。
これから物語の核心に少し触れていくのでシリアスというか重めの話になっていきます。
なので、クッションとしてコメディちっくな話を最新話付近に入れています。
雰囲気に合っていない、単純に笑えない、くどい。
など読者の方がどう思われるかが知りたいです!
また、初めて書いた小説でもあるので全体的な感想も貰えたら嬉しいです! >>343
それでは、最初の村を旅立つまでを全体的に見ながら、感想を述べさせて
いただきます。初小説ということなので、小説作法とかそういうのは抜いて、
単純に物語の構成とそれに伴う印象について。
導入〜異世界転移まで
少し変わった雰囲気と序盤から結構、サスペンスでぐいぐい進んでいくので
当初はこのペースでどんどん進んでいってくれるのかと期待しました。
なので、導入部としては結構いい感じだと思われます。
目覚めてから、鬼との本格的な最初の戦闘まで
目が覚めてから、世界観の説明と各主要キャラとの絡み。これは必要なので
いくらかの分量をかけるのは致し方ないです。で、問題なのはそこからの修行
シーンと最初の戦闘までの間。長いです、これは漫画でいえばただただ普通の
修行シーンが何週間も続いているような状況です。アンケ順ならとっくに打ち
切りゾーンに入っている頃です。この辺から「応援する」が減っているのも、
その影響ではないかと考えます。やはり、修行開始の早い段階で主人公の危機と
それを救う師匠の活躍がないと、読者は退屈してしまいます。と同時にシキの
強さを見せる場面が寝ていた小オニ一匹の寝首をかくだけでは弱いです。
なので具体的な方策としては、主人公が村の周りを走る修行の途中で小オニ
を見つけるか追いかけるか何かして逆に囲まれる展開になる。→この段階では
到底、かなわないので絶体絶命の危機に陥る。→シキがさっそうと登場し、
小オニたちを瞬く間に打ち倒していく。→シキさん、かっけー!
これくらい強キャラ感を出して、現時点での主人公との差を見せないと、
そのあとの修行シーンでどれくらい主人公が成長したのかを読者に知らせる
ことができません。強いキャラはもっとはっきりと強いところを見せた方が
いいかと思います。そして、魔法の解説とその習得ですが、おそらく作者様的に
もっとも力を注いでいる部分だと推察します。しかし、それを読者に見せる
ときは、やっぱり説明だけではなく、実戦で表現しないと読者には十分に魅力が
伝わってきません。これには、せっかくライバルキャラが出ているのですから、
鬼との戦いの前に模擬戦という形で見せ場と魔法の使い方をあらかじめ読者に
提示した方が興味を維持できると思います。
防衛戦〜旅立ち
ここはテンポもよく、アクションシーンの連続なので見ている側としても
爽快でした。作者的にはここで一気に動かすためにその前がかなり地味な
シーンとなっているのでしょうが、なかなかここまで来るのは大変ではないか
と心配しますw 戦闘の結果と旅立つ理由などは、なろう辺りですとストレス
はブクマがはがれると心配されるでしょうが、カクヨムはどうなのでしょう。
まあ、この作品の雰囲気ですと個人的には納得できました。
一章全体を見て
作者様的にはきっと長い長いお話のプロローグとして構成されているのだと
思います。ただし、観ている側としてはこれから長いお話が続いていくとして、
冒頭から色々と我慢して読んでいかないと理解できない魔法の説明や絵的に
地味な修行シーンが続くのは、読み続けるのに壁となると心配します。読者には
常に楽しませること意識して流れを作っていってほしいと思います。淡々とした
日常的な異世界譚であれば、同じペースで物語が進んでいくのが正しいですが、
この作品はそうではないと判断しますので、出来る限るドラマを作ることで物語
を起伏にとんだものにする工夫が必要だと指摘させていただきます。 以下は冒頭部における校正点の指摘。プロの原稿ではないのですから、ここまで
気を遣う必要もないのですが、文章を綴るうえでのひとつの基準として。
あくまでも公募などに提出した場合、こんなところ見られてますよ、という例で。
追いかけっこ
>一瞬迷ったがここまで来て収穫なしでは、何のために汗をかいているのかと
>小腹を立て、少しだけ笑みを浮かべて鳥居を潜り後を追う。
小腹は一般的には【すく】ものとして利用されていると思います。文章の意味
としては「少し腹が立った」という感じで表記されておられるようなので、
ここは素直に「少しだけ腹が立った。薄く笑みを浮かべて〜」でいいのでは。
>下校中から黒い狐の追いかけていた時間を考えたらもう数時間かで陽は
>落ちるだろう。
黒い狐の追いかけて→黒い狐【を】追いかけて
単純ミスですかね? 他で「てにをは」の間違いはあまりないので
恐怖
>もう身体も精神も擦り切れれてしまい、
擦り切れれ→まあ、ただの消し忘れでしょうか。
> 少しは眠れただろうか、身体が軽くなった気がする、と同時に腹の虫が
>鳴った何も食べてないのだから当たり前かと寝ぼけ眼を擦る。
鳴った何も食べてないの→鳴った【。】何も食べてないの
これもまあケアレスミスでしょうか。
>なぜか草場から見える部分は真っ白に見える
草場というと、どうしても「草葉の陰」という言葉が連想されてしまいます。
ここは「草むら」などの方が言い回しとしては良いかと思います。
>恐怖で縺れる足と草が邪魔だがとにかく走る、
縺れる→こうした一般的ではない感じ漢字にはルビをふるか、「もつれる」
と漢字を開いてあげた方が読者のストレスは減ります。
>伊駒は木で背を支えて立っているので精一杯だが
なんとなく松葉杖をついているけが人を連想してしまいました。
「伊駒は樹木に背中を預けて立っているのが精一杯だが」
身体全体を支えているのが自分より大きい物体ならば、「預ける」と表記した
方が自然だと思います。
旅立ち
>左足の脹脛に青黒い丸い跡がいくつもあった。
ここまで一般的でない漢字を使う意味はないと感じます。【ふくらはぎ】で
いいでしょう。たとえ、ルビを振ってもそれを漢字にする必要性を感じる
読者は多くないと思います。
>ヨイナの話を聞きイコマは益々混乱した。
ここからいきなり【伊駒】の表記が【イコマ】に変わりますよね。
作者的には異世界に舞台が移ったので、それに合わせて表記を変えた
のでしょうが、まだこの先を知らない読者には唐突に感じてしまいます。
こうした場合、何らかのキャラクターに、「イ……コマ? イコマか」
と、伊駒と呼べないから【イコマ】という表記に変わったのだという
セリフを言わせましょう。何事も作者の都合ではなく読者の目線で物語
を進める工夫をしないと読者は付いてきてくれません。
こまごまとした注意で申し訳ありません。別に応募原稿でなければWEB
では更新速度>正確さですから気楽に書いてください。
以上、拙速ですが意見させていただきます。 す、凄いです!
ど素人の私には目から鱗の連続で大変参考になりました!
プロローグが長いかと心配していたのですが問題はその次だったのですね。。
早速序盤を練り直してみようかなと思います。
また誤字脱字や読みやすさからの指摘もありがとうございます! 晒します、宜しくお願いします!
【タイトル】潜り人〜クグリビト〜
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883452769
【ジャンル】異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
物語はまだまだ序盤なのですが長編なのでかいつまんだ感想でも嬉しいです。
これから物語の核心に少し触れていくのでシリアスというか重めの話になっていきます。
なので、クッションとしてコメディちっくな話を最新話付近に入れています。
雰囲気に合っていない、単純に笑えない、くどい。
など読者の方がどう思われるかが知りたいです!
また、初めて書いた小説でもあるので全体的な感想も貰えたら嬉しいです! 343と347自分です、すみません!
携帯でブラバしてたら同じ書き込みしてしまいました。
無駄スレ消費ごめんなさい。
あと一日二日は晒してるので宜しくお願いします! >>349
たった1〜2日は短いですよ。そこそこ文章量ありますんで、1週間程度でお願いできませんか。 >>350
あわわ、すみません気付かなかったです。。わかりました!
では状況もみながら一応19日の23:00頃に〆ようかなと思います。
特に急いでいるわけではないのでまだもうちょい時間が欲しい、という事があれば延長しますね。
あと、早速改稿したり次話の投稿と言うのは控えた方が良かったでしょうか? >>351
連載ですから話の続きをやるのは問題ないですが、既に書いた文を改稿されると読み直す必要が出てしまいます。
そうなると、新たに書き直した文と、改稿前との比較をする必要も生じ、感想を申し上げるのが難しくなります。
今まで書いたものがどうかという評価をお求めなら、改稿は〆後がいいのではないかと思います。 >>352
はい!ありがとうございます!
申し訳ないのですが指摘頂いた誤字だけ既に直してしまいました。
とりあえず以降の改稿は一旦待つ事にして次話は入れていく様にします。
ハラハラしながらコメントお待ちしています! >>353
失礼しました、誤字脱字の訂正は問題ないです。むしろ、気がついたらすぐ直したほうが読みやすいですし、細かい指摘も不要になりますし。
避けて頂ければと思った改稿は、表現方法の見直しとか、エピソードの流れを変えるとかいった、大きな変更についてのつもりでした。
言葉足らずですみません。 >>354
私の方こそ理解力が無くてすみません。
とりあえず物語は通常通り進め、誤字等は指摘頂いた時に修正していきます。
〆た後に加筆や話を削ったりしようかなと思います! >>347
・タイトル
「潜り人?クグリビト?」の「?」は特殊な文字のようです。特にその文字に拘らないなら、通常の文字の「〜」のほうがいいでしょう(タイトルを他の場所で紹介するときなどで問題を生じにくい)。
・プロローグ 追いかけっこ
01)人称のブレ
三人称と一人称が混在しています。基本は三人称(の一視点)と思いますが(主人公について「伊駒が」とか、「こちらに向いて」などの表現がある)、
> 黒いためよくわからなかったが狐、だと思う。
という表現は一人称的に感じます。他にも似たような表現ではないかと思われるかもしれません。私もここがどうして一人称的なのかうまく説明できません。
説明できなくて申し訳ありませんが、例えば以下のように変更してみると、三人称(一視点)と感じます。
→ 黒いためよくわからなかったが狐、だと伊駒は思う。
→ 黒いためよくわからなかったが、狐らしい。
02)くどさや、読点と句点、漢字の使用法など(提案)
個人的な感覚の面が大きいので、作者さんのお好みが第一ですが、読者(の私)としては以下のようでもいいかなと思います。
(以下はかなりの部分が、私の好みによるものが大きいです。ご参考程度として、ご笑覧ください。)
ほとんど全文にケチつけてんじゃん、とお思いになるかもしれませんが、私の脳内で「こう書いてもいいかも」と思っているうち気がつきました。
段落(改行を入れた後)でないと、「。」を使わず、「。」の代わりに「、」を使う癖があるようです。
そのことを示してみるためにも、いちいち書き出してお伝えしたいと思いました。「、」「。」以外は、多分に個人の好みですので、ご斟酌をお願いします。
(次節以降をまだ読まずに、勝手な変更をしてしまっています。不整合があると思いますが、あくまでも文章サンプルですので、ご了承をお願いします。)
> 中学の頃と一緒で部活には入っていない、体を動かしている時は楽しいと思えるが毎日行かなきゃいけないと考えると気が滅入る。
→ 中学の頃と一緒で、部活には入っていない。体を動かしているときは楽しいと思えるが、毎日行かなきゃいけないと考えると気が滅入る。
→ 中学の頃と一緒で、部活には入っていない。体を動かしているときは楽しいが、毎日行かなきゃと思うと気が滅入る。
→ 中学の頃と一緒で、部活には入っていない。体を動かしている間こそ楽しいものの、毎日行かなきゃと思うと気が滅入る。
(場合を示す『時』を『とき』としたいのは、かなり個人の趣味ですので、あまり気になさらずに。)
> それで『小学校の時は』部活をサボりがちになり、気不味くなって辞めてしまった。
間違いではないんですが、前文で「中学の頃と一緒で部活には入っていない」とあって、「それで」とつないでいます。
これだと、中学の頃から引き続いて何かあるように思ってしまうんですが、小学校の時となって戸惑います。
→ 小学校の頃からそう思うようになり、部活をサボりがちになって、ついに気不味くなって辞めてしまった。
> それからは、最初から入らない事にしている。
小学校の頃からのことを述べているわけですが、その前の部分で「中学の頃と一緒で」と高校時点の話をしています。
おそらく、時系列通りに並べたほうが、すっと頭に入りやすくなるのではないかと思います。その部分全部の改稿案を考えてみます。
→ 小学校のときに部活をやめて以来、部活には入らないことにしていた。体を動かしているときは楽しいと思えたが、毎日行かなきゃいけないと考えると気が滅入ってしまったからだ。
「中学の頃と一緒で部活には」〜「最初から入らない事にしている。」がこれだけかとお思いでしょうが、まだ感情移入できない主人公の説明は少なくすべきです。
(感想)冒頭ですから、主人公に興味を持てるかどうか、読者にはまだ判断できません。ツカミにならない説明するのは不利です(読者が離脱してしまう)。
この部分だけでなく、プロローグ全体を見てもツカミはありません。「この後、いろいろ起こるよ」と思えるのは作者だけです。
読者は先を全く知りません。感覚的な予感はしてしまうもので、読んでいるものと似たようなものが続くと思えてしまいます。
このプロローグの調子でずっと続いたら、読む気がしなくなってくるのはお分かりだと思います。飽きっぽい人の気を引くように書く必要があると思います。
(続く) >>347
(続き)
> 昔から争い事が苦手でそもそも起きない『様』、八方美人に立ち回ってきた。
→ 昔から争い事が苦手でそもそも起きないよう、八方美人に立ち回ってきた。
→ 昔から争い事が苦手で、八方美人に立ち回ってきた。
> そんな生き方をしてきた為か浅く広く友達は多い『、』『ただ』親友や彼女『という繋がり』には縁が『無』かった。
→ そんな生き方をしてきた為か浅く広く友達は多い『が、』『』親友や彼女という繋がりには縁が無かった。
→ そんな生き方をしてきた為か浅く広く友達は多い『。』ただ親友や彼女という繋がりには縁が『な』かった。
→ そんな生き方をしてきた為か浅く広く友達は多い『が、』親友や彼女『』には縁が『な』かった。
→ そんな生き方をしてきた為か浅く広く友達は多い『が、』親友や彼女『』は『いな』かった。
(存在しないの意味での「無い」の使用は、ほとんど私の趣味ですので、あまり気になさらないでください。)
> 勿論十代の男の子ではあるので告白だってしたことはある。
→ もちろん十代の男の子ではあるので、告白だってしたことはある。
> 伊駒は学校からの帰り道、錆の目立つシャッターが並ぶ商店街を黙々と歩む。
→ 学校からのいつもの帰り道、伊駒は商店街を一人で歩いていた。あちこち錆びたシャッターを閉じたままの店が多い。
> するとガサガサと何やら漁る様な音が聞こえ、路地裏へ目を向けると鷲かと思うぐらい大きな鴉がゴミを漁っていた。
> 物珍しげに見つめていたがこちらに向いて鴉が低めの声で一鳴き、ちょっとだけ怖くなり視線を戻して足早に通り過ぎる。
> しばらく帰路を進むと十字路の交差点に差し掛かかる。
→
突然、ガサガサと何やら漁る様な音が聞こえた。立ち止まって目を向けると、異様にでかいカラスがゴミを漁っている。
伊駒が物珍しげに見つめていると、カラスがこちらに向いて一鳴きした。低めの鳴き声と目ががちょっと怖くなり、思わず視線を逸らす。
そのまま足早に通り過ぎ、十字路の交差点に差し掛かかる。
> そこで伊駒の視界の右端に黒い物が目に入る、歩みを進めるとそれは黒い犬、横断歩道で信号を守って伊駒の歩む先へ向かって歩いてきた。
→ 視界の右端に黒い犬が目に入った。横断歩道で信号待ちをしている。青に変わると、伊駒の歩む先へ向かって歩いてきた。
> ただ近づくにつれてその黒い犬が犬ではないことに気付く。
→ だが、近づくにつれて、黒い犬はないらしいと気付いた。
> これは先ほどの鴉の比ではない程の珍しさだと胸が高鳴る。
→ 黒い狐。珍しさに胸が高鳴る。
> 確か真白になるアルビノは遺伝子の疾患が原因で、逆に真黒になるのがメラニズムという。
→ 真白になるアルビノは遺伝子の疾患が原因で、逆に真黒になるのがメラニズムだという。
> 驚きと要らない思考で時間を止めてしまっていたのか黒い狐は目の前を通り過ぎていく。
→ 驚きと要らない思考で時間を止めてしまっている間に、黒い狐は目の前を通り過ぎてしまった。
> 携帯のカメラ機能を起動させ、伊駒は黒い狐を追いかけた。
→ 伊駒は黒い狐を追いかけつつ、携帯のカメラを起動させた。
> 全速力では逃げてしまうような気がして駆け足で黒い狐を追うのだが、なんだか追いつけそうで追いつけない。
→[削除してもいいかも]
> おちょくっているのか黒い狐は時たま立ち止まり、こちらを見やるとまたそそくさと駆けていく。
→ おちょくっているのか、黒い狐は時たま立ち止まって振り返り、またそそくさと向きを変えて駆けていく。
> シャッター街を右往左往、何人かお店の人がチラチラ見ていたような気がする、何となく高校生がこそこそと動物を追いかけているというのが、少し子供っぽくて恥ずかしいと思ったが、ここまできたのなら写真に収めたい。
→ シャッター街を右往左往する伊駒は、お店の人にチラチラ見られたような気がした。高校生にもなって、こそこそと動物を追いかけるなんて少し子供っぽい。何となく恥ずかしいと思ったが、ここまできたのなら写真に収めたかった。
> 走りながらでは写真はブレてしまい碌に撮れてはいないのだ。
→ 走りながらでは写真がブレてしまう。どこかに追い詰めないと。
> 気付くとなかなか必死になって追っていたのか息が切れる、じわっと汗でシャツが肌に張り付いている。
→ 次第に夢中になって追っていたが、気付くと息が切れ、じわっと汗でシャツが肌に張り付いていた。
(続く) >>347
> こんな道があったのかという小路をいくつか曲がると、シャッター街の裏にある名前のない小山の麓に来ていた。
→ こんな道があったのかという小路をいくつか曲がり、シャッター街の裏にある名もなない小山の麓に出た。
> そこには見たことのない苔の生えた灰色の鳥居があった、だいぶ古いのか白や緑の苔と汚れが見てとれる。
→ そこには見たことのない苔の生えた灰色の鳥居があった。だいぶ古いのか、白や緑に苔むし、かなりの汚れも見てとれる。
> 少しは奴も疲れたのか休んでいるようだ、毛繕いか手を舐めながらこちらに気付くと、今度はゆっくりと歩いて鳥居を潜って行った。
→ 奴も少しは疲れたのか、しばし休んでいるようだ。手を舐めては毛づくろいしていたが、ちらりとこちらを見たかと思うと、ゆっくりと歩きだし、鳥居をくぐって行った。
> 一瞬迷ったがここまで来て収穫なしでは、何のために汗をかいているのかと少し腹を立てる。
→ 狐の行く先は獣道だ。一瞬迷ったが、ここまで来て収穫なしでは、何のために汗をかいたのか分からない。
> 薄く笑みを浮かべて鳥居を潜り後を追う。
→ 覚悟を決めて鳥居を潜り、後を追う。
> 山中の獣道を駆け足で登る、黒い狐は早歩きだが大分これは辛い、黒い狐を見失わないようにするのが精一杯だ。
→ 坂を駆け登るが、黒い狐は軽々と早歩きして行く。伊駒はさらに息が切れ、離されないようにするのが精一杯だ。
> 草木による擦り傷が頬にもいくつか出来た頃、広い平野に辿り着く。
> 息を整えながら黒い狐を草を掻き分けて探す。
→ 生い茂る草木が、伊駒の頬にいくつも擦り傷を作る。ようやく広い平野に辿り着いたが、狐を見失ってしまった。息を整えると、草を掻き分けて狐を探し始めた。
> 草が腰ほどにも高いせいか見当たらない、15分程粘って探して見たがどうやら居ないようだ。
→ 草が腰ほどにも高いせいか、見付けられない。15分程粘って探してみたが、どうやら逃げ去ってしまったようだ。
> 制服の汚れや手と顔の擦り傷を親になんて言い訳しようか考えながら獣道を帰る。
→ ふと気が付くと、制服は泥で汚れ、手や顔は擦り傷だらけだ。親になんて言い訳しようか考えながら、伊駒は獣道を戻って行った。
> だが、いくら歩いても麓にたどり着かない、登っただけなのだから下るだけですぐ降りられると考えていた、小山だろうし遭難なんてするはずは無かった。
→ だが、いくら歩いても麓にたどり着かない。少し登っただけだから、すぐ鳥居まで戻れるはずなのに。ましてや、こんな小山で遭難なんてするはずもない。
> 陽はまだ明るい、どうしたものかと思案しながら手に持つ携帯に目が止まる。
→ 幸い、陽はまだ高い。どうしたものかと思案していると、ふと手に持つ携帯に目が止まる。
> すぐにこれだと思い、GPSで自分がどこに進んだら良いか確認する。
→ すぐにこれだと気が付いた。GPSで自分がどこにいて、どっちに進んだら良いか確認すればいいはずだ。
(↑ここで「確認する」としてしまうと、携帯が作動したイメージになり、後の電池切れとつながりません。)
> それでもダメなら最悪は親や警察にでも電話すれば何とかなると携帯を操作しようとする。
→ それでもダメなら最悪は親や警察にでも電話すれば何とかなる。そう思って、携帯を操作してみる。
> 反応してくれない、カメラを開きっぱなしにしていたせいか電池が切れてしまったようだ。
→ ふっと画面が暗くなった。カメラを開きっぱなしにしていたせいか、バッテリーが切れてしまったようだ。
> 効果はあったようで、少しだけ冷静になった。今が何時か知りたいと思ったが、現代っ子らしく、伊駒は腕時計を持っていない。
> 下校中から黒い狐を追いかけていた時間を考えたら、もう数時間かで陽は落ちるだろう。
→ ただ、もう陽が傾いていることくらいは分かった。間もなく夜が来る。
> とりあえず小山なのだ、歩いていれば何処かに降りられると進むことにした。
→ たかが小山、降って行きさえすれば大丈夫と思って、そのまま進むことにした。
> 黒い狐の事を考えたら少しづつ腹が立って来たので。その気持ちをぶつけるように草木を倒しながら大股で歩いて行った。
→ 黒い狐のことを考えていたら、少しづつ腹が立って来た。その気持ちをぶつけるように草木を倒しながら、大股になって歩いて行った。
(とりあえず終わり。乱文乱筆失礼いたしました。次からは、もっと先まで読んで、内容の感想を申し上げたいと思います。) >>347
>>356でやはり特殊文字が文字化けしました。
> ・タイトル
> 「潜り人?クグリビト?」の「?」は特殊な文字のようです。特にその文字に拘らないなら、通常の文字の「〜」のほうがいいでしょう(タイトルを他の場所で紹介するときなどで問題を生じにくい)。
「〜」と似た文字が「?」になってしまいました。この掲示板のフィルターが、そうしたようです。
こんな感じで、見せる場所によっては、特殊文字が正しく見えないという現象が起きます。 >>356
とても丁寧な指摘に感謝です!
そして恥ずかしさで爆発しそうです。。
三人称で書いてみたいと思い立ったはいいものの、書きながら何が三人称なのか書きながら混乱しておりました。
結局とりあえず勢いで書いちゃえ!と走っていました。
また、繋げて書いてしまうのも区切りながら書くとテンポが悪いかなぁと、素人考えでやってました。
例文を参考にしながらwebで三人称等ちゃんと勉強してきます!
読み辛い文章で申し訳ないですが楽しみにお待ちしています。
改稿するのが楽しみになってきました! >>347
文章面で前に書き忘れたのですが、空行の入れ方がどうも無目的、適当になっている感じがします。
→読みやすさを考えるとか、台詞の前後に入れると決めるとか、作者さんなりのスタイルを作ってはどうでしょうか。
・プロローグ 追いかけっこ
主人公の平凡な部分の紹介から始まっており、イベント(黒狐追跡)まで長い。
→読者はなじみのない主人公に興味は湧かないので、いきなりイベントで始めて主人公に興味を持たせるべき。
黒狐追跡イベントは、狐が黒い以外に特に目を引く点はない。
→ごく普通に起こり得ることのみの感じになるので、黒狐をもうちょっと神出鬼没とか、不思議さを感じる描写を入れてはどうでしょうか。
・プロローグ 恐怖
(句読点の用法)もう一度だけ句読点について。
> それでもこの山の中での夜は怖すぎた、震えながら這い寄る虫と草木の揺れる音に怯え、不安に夜を過ごす。
これは、「震えながら這い寄る虫」が一塊に見え、這い寄る虫が震えていると、いったんは受け取られかねません。
なんかおかしい考えてから、震えているのは伊駒だと気が付くわけですが、多義性を活かしているわけではなく、単純に損です。
読点を使ったり、単語の位置を変えたりして、誤読を防いだほうがいいと思います。例えば、以下の感じでしょうか。
→ それでもこの山の中での夜は怖すぎた。震えながら、這い寄る虫と草木の揺れる音に怯え、不安に夜を過ごす。
→ それでもこの山の中での夜は怖すぎた。這い寄る虫と草木の揺れる音に怯え、震えながら不安に夜を過ごす。
(注:上記二つは、何に「震えながら」なのかが異なっています。)
「 ---」で時間経過を表したと思うのですが、必ずしも理解されないと思います。「 ---」は行ごと削り、次の行を、
> 少しは眠れただろうか、身体が軽くなった気がする、と同時に腹の虫が鳴る。
→ はっと目が覚めた。いつの間に眠ったのだろうか。身体が軽くなった気がしたと思ったら、腹の虫が鳴った。
> (1)白い人の顔が見えた。/ (2)正確には見えてはいない。/ (3)白い人に顔は無かった。
(描写手法)描写を遅らせることで、のっぺらぼうだと突如見せる、怪談なんかで使いそうなテクニックだと思いますが、ちょっと疑問です。
視点キャラから見えているものを描写しているからです。絵自体を見せる場合は、似たような手法は有効です。
でも文章作品です。読者には、(1)[未描写]と書いてある顔が最初に見えます。(2)は情報不足でイメージは[未描写]のまま。
(3)まで読み進んで、目鼻がないと理解します。目鼻のない顔は突然現れてはくれません。こういうイメージの現れ方は、文章特有だと思います。
ですので、振り向いたら目鼻がないといった描写を工夫すべきです。話だけで語る怪談などでも、同様にしているようですよ。
(多義性)それと、「正確には見えてはいない」は「見え方が曖昧」か「正確に表現すれば、見えていない」か分かりません。この多義性は持たせなくていいと思います。
(語義)
> 伊駒の足を貫いていた。
「貫く」は「突き通す」という意味ですので、牙の先が足から出てしまっているようにイメージされてしまいます。
(ピンチ時に回想)白い人に噛みつかれて、さあどうなるか、となったところで、主人公が過去を回想していますね。
回想の終わりにあるように、「なんでもない記憶だ。」でしかありません。この部分で主人公の説明をするのは盛り上がりに水を差し、不利です。
それでようやくアクションに戻るかと思いきや、今度は主人公の思考を長々と語ってしまっています。その描写の最後が、
> 死にたくない。
> 死にたくない、死にたくない、……(最後まで…の連続)
ですが、文字を絵的に使って主人公の遠のく意識を描写する狙いだと思います。ですが、読者にはすっと分かるものではありません。
文章的には無意味に近いといってよく、描写意図通りに楽しんでくれる読者は少ないのではないかと思います。むしろ、目が滑るだけです。
(どこかで似たようなものを見たことがあり、擬音語、擬態語を長々と繰り返すものだった。読者からは、不評以外はなかった模様。)
繰り返すようで申し訳ありませんが、読者はまだ、見知らぬ主人公に感情移入できず、内面語りに興味は持てません。痛みなどの感覚込みのアクション主体にすべきです。
(人称)この後もですが、どうも一人称の書き方の感じが強くしてしまい、「伊駒」と出てくると違和感すら感じることがあります。
(続く) >>347
(続き)
・旅立ち 生還
(作者しか知らない)キャラが作者の知識を使ってしまっています。
> 衣服は麻で編んだものに着替えられていて、肩回りと両手、左足に包帯の様に布が巻かれている。
→なぜ麻と分かるのか。三人称の語り手次第であるものの(全知の語り手の可能性とか)、ちょっと不自然。
→「麻で編んだらしいもの」にするか、肌触りのみ言うか。麻製なのが大事でないなら、着替えたことのみ言うのもアリ。
> 「…起きた…お前はどこから来た」
> フードの付いた長いローブを纏った表情の読めない妙齢の女性が訪ねて来た。
×「訪ねて来た」→○「訪ねてきた」
(作者しか知らない)語り手次第ですが、前節まで「伊駒」だったのが、何らかの意図で地の文まで「イコマ」なのは違和感しか生じません。
(↑たぶん、異世界だからということでしょうけど、そう感じさせる効果があるようには思えない。)
この節では、状況が一変し、異世界に来たらしいことが分かります(流行りですし、読者は異世界とすぐ断定するはず)。
元の世界での主人公の状況や生い立ちとか、かなり語ってあったことは(しかも平凡)、この節でほとんど効果を出せません。
ですので、読者としては無駄に読まされたという感じがしかしません。
主人公の性格などを描写するのは、生い立ち説明などの裏付けを語るよりは、異世界での実際の行動、言動で見せたほうがいいのではないかと思います。
イベントで見せておいて、興味を持ってもらってから、背景を語るといいと思います。興味が出たら、説明も苦にならなくなってきますから。
--------------
・ユウセンへの旅路 ラホアの町11日-ヒヒ討伐の依頼
「もしかして、これは」と思うものがあり、連載最新話を拝読してみました。やっぱりそうだったのか、という感じです。
文章が格段に上手くなってるんです。句読点などの最初に感じた問題点は、若干残ってはいるものの、かなり改善しています。
そういえば、初めてお書きになった小説でしたね。書いた量に応じて上手くなっていくのも頷ける話です。
もしかして、文章や小説の書き方の参考書などもご覧になったのでしょうか。もしまだなら、適当に選んでみて読んでみてもいいかもしれません。
最新話だけ読んだのでストーリー的な感想は申し上げられませんが、現時点でこれくらい書けるなら、文章の細かい話はしなくてよさそうです。
次からは、文章技術よりも内容について考えて、感想を申し上げるようにします。 >>362
ひぃっ!
色々と耳が痛いですが助かります!
プロットというのもおこがましい内容なんですが、出来上がった瞬間から手探り状態で進めていたのでご指摘有り難いです。
最近は他の作者さんのカクヨム作品を読んでまして、多分それが影響しているのかなと思います。
とりあえずコメントを待ちつつ内容を読み返してみます! ・旅立ち 潜り人
> イコマは何度も不安や淋しさから涙を流しては、嗚咽する声を布団被って抑えていた。
→静かなシーンで、いきなり激したかのようで、描写的につながらない印象を受ける。涙を流すまでの感情変化を入れておいたほうがいいかも。
> ヨイナはイコマが起きているのを分かってベッドに腰掛ける。
→三人称一視点(イコマ視点)では、イコマ以外の思考は推測的に述べるか、略すほうがいい。でないと、視点がブレて分かりにくくなる。
→ ヨイナはイコマが起きていると分かったらしく、そのままベッドに腰掛ける。
→ ヨイナはそんなイコマに構う様子もなく、ベッドに腰掛ける。
村長→イコマ、ヨイナ→イコマへ説明の形で、状況説明のパートになっている。
→異世界でも事件性イベントで目を引いてからのほうがいいかも。まだ興味が湧いてないのに、いきなり説明されると退屈だし、覚えられない。
→事件性イベントはヨイナ絡みで起こしておけば、ヨイナとイコマがプライベート含めて話すことに、説得性が生じそう。
・旅立ち これから
(箇条書き的)
> 1.日本に帰る事。/ 2.この世界を知る。/ 3.恩返し。
→イコマが頭を整理するように見せて、読者に整理して見せたのだと思うけど、まるでプロットを読んでいるように感じる。小説感がない。
特筆事項のない日常描写と、設定説明しかない。
→どちらも退屈。特に設定説明は、これから起こるイベントを理解するため、予習させられているような気がしてしまう。
→これから起こるイベントを気持ちよく進めるためには必要と思って書いたのかもしれないけど、書いても覚えてもらえない可能性が高い。
→いきなりの設定説明は、設定を考えた作者には楽しいが(自慢に相当)、読者には苦痛(無意味なものの暗記に相当)。
→おおむね、作者が楽しいと読者は退屈、作者が楽だと読者はしんどい、になりがちなので注意したほうがいいと思う。
・旅立ち 村人と魔法
(で、続けてこの節を読み始めたのに、前節の説明内容はもう忘れてしまってるしorz。閑話休題。)
新キャラ:ダスカと妹のネスカ
→1文字違いでは覚えにくい(どっちがどっちだったか、分からなくなる)。兄妹だから名前を似せたいのは分かるけど、覚えやすさ優先で。
→(好感度)ネスカが妹であることを、兄妹の会話台詞に入れた点はうまい(セオリーでもある)。自然に設定紹介できるし、印象に残りやすい。
> 家を出てすぐ、とても大柄で口を真一文字に結んだ頑固そうな大男に話しかけられた。
→「大柄」と「大男」は重複的な表現。「大男」だけでいい(この男の名前代わりにもなっている)。
→(好感度)この節での、大事なキャラには名前、他のキャラはおおまかな特徴だけ、というメリハリはうまい。何に注意して読めばいいかよく分かる。
→前から登場している「村長」、初登場の「老婆」も同様。「名前で覚えるまでもないんだな」と分かり、読んでいて楽。
→ただし、裏設定としては名前をつけておいたほうがいい(作者が読者よりしんどい点の一つ)。
→なぜなら、いつ名前を呼ぶ必要が生じるかもしれず、節ごとで違う名前になったりすると困るから。
魔法の説明が長々とあるけど、覚えられない。覚える気にもならない。
→こういうのは作者だけが面白がっている。読者は目が滑るか、苦痛なので注意したほうがいい。
→この節なら、魔法がある、という程度で充分。後はイベントとセットで小出しにする感じで出していけば、読者としてはなじみやすい。
→四大エレメント(地・水・火・風)とか、五行説(木・火・土・金・水)みたいな、既存の有名なものならある程度は可だけど、やはり簡潔に。
→(当たり前のこと)読者は楽しみたいのであって、勉強したいのではない。作者が設定を押し付けるのではなく、読者の知識を借りるつもりで。
(好感度)キャラの口調の差が分かりやすい(イコマと老婆)
→老婆だからこれだけの差を出せているのではあるけど、こういう口調の特徴がはっきりしていると、誰が言ったかが台詞だけで明快で読んでて楽。 (↑すみません、アンカー入れ忘れました。)
>>347
・旅立ち 師
(よくある誤用)
> イコマも身を持って実感していた。
→ イコマも身を以て実感していた。/ イコマも身をもって実感していた。
→手段や方法だと「以て」(この場合は、自分の体を使って、だから)。常用外なので、ひらがなが無難かも。
老婆が魔法の師匠になるらしいこと以外は、薬を含む魔法の設定説明でしかない。
→繰り返すようですが、作者は設定を書くのが楽しいけど、読者は読むのが苦痛です。退屈ですから。
→説明ではなく、行動や動作で効果を見せておいて、興味を示した主人公への簡潔な説明を入れてはどうか。
(1.説明:老婆の魔法は空気から炎を発し、敵兵を倒すことができる。)
(2.行動:老婆は空気から炎を作って、敵兵へ放ち、倒した。これが魔法だ。)
(3.動作:老婆は手のひらを敵兵へ向け、すっと目を閉じた。その刹那、手のひらから炎が放たれ、為す術もなく倒れる敵兵。
老婆は目を開くと言った。「これが空気から火を生む魔法じゃ」)
→この節のシーンだと、例えば、
「老婆を薪がないかまどを指さすと火が入って調理が始まり、偶然乱入してきた害獣を指さすと燃え上がって倒れる。主人公は感心してその術を教えてくれと頼む。」
みたいな流れも可能のような気がします。
(誤読を誘発しかねない誤字)
> 「…まずは体作り、村を5週。…これを走る」
→おそらく「5周」の間違いだけど、走る訓練期間が5週間と勘違いしかねない。次節にも「5週」とあるので、癖になってないか注意。 >>347
・旅立ち 訓練
(設定検証:村の広さ)ほぼ杞憂ですが、一応気にしてみることにします。
> 人口も村とは言うが6000人程が暮らしている、村の中ではとても大きい方だ、1周にすると約10km。
楕円形となっていますが、簡単化のため、正方形で考えてみます。1周10kmだと、1辺が2.5km=2500mですね。
面積は6,250,000平方mとなり、総人口6000人とすると1人当たりの面積は、1042平方m。正方形だと、1辺32mになります。
もちろん、住むだけなら高層建築がないとしても、充分な広さです。でも、農業による食糧自給は可能でしょうか。
たぶん無理です(直感的に分かる人もいる)。ただ、読者としてはそれに気が付かないか、「お約束」としてくれる人が多いと思います。
例えば、人口密集の都市が閉鎖的になってるものなんかでは、もっとおかしいわけですから。ゾンビパニックでインフラ崩壊してるはずのものも同様。
ですから、村のこの設定を突っ込む人はいないと思いますが、例えば、あまりに物資潤沢にしたりすると違和感が出る恐れがあります。
現実の歴史では、このタイプの居住地はがっちり守る村だと、防壁外に広い農地を持っているなんてのが、実際にもありました。
同様にしてもいいと思いますが、化け物が徘徊しているとなると、「比較的安全な昼に、警備隊巡視付きで農耕」みたいな設定も必要となるかもしれません。
今のところ、そんなややこしいことはしなくても大丈夫ですが、後々、描写が詳しくなってくるようだと注意しておくべきでしょう。
(この辺り、設定は実は作者が守るべきルール、ということになる。いったん設定したら、都合が悪くなってもうかつに変えてはいけない。)
(フルマラソンは世界的)
> これは日本の世界でいうフルマラソンの距離を超える。
→フルマラソンの約42kmは世界標準です。日本と限定すると変な感じですので、「元の世界でいう」などに。
(トレーニング内容)持久走(有酸素)だけでなく筋トレ(無酸素)も示唆されている。(好感度)
→多少、トレーニング経験のある人だと、持久走だと筋力が上がらない、下手すると下がることを知っています(マラソンランナー見ても分かるけど)。
→有酸素+無酸素というトレ内容の示唆により、体力的にオールラウンドタイプになることが示されています。後で活躍するシーンに説得力を与えそう。
(ちょっと端折り過ぎ?)
> 慣れてきた筋肉痛が痛みを増していった。
→考えたら分かりますが、一読して即分かるようにしたほうがいいかも。
→「ランニングに慣れて筋肉痛が治まって来たのに、今度は筋力トレーニングで筋肉痛の毎日。」など。
(名前:ダスカ・ダルマ)
> 朝のダルマか、と思いながら声を掛ける。/黙って走るイコマにダスカは負けねえぞ!/一周目、ダルマが離脱。/(略)
→作者さんは、イコマが冗談で(ないしは間違って)ダスカをダルマと呼んだとはっきり分かるでしょうけど、読者はそうではありません。
→ジョーク以外は、きちんと名前を統一しないと、作者よりはるかに作品に不慣れな読者に不親切になります。この表記の揺らぎは、それほど面白くはないですし。
(ついでながら、「一周目」みたいな漢数字があること。他ではアラビア数字が多いので、統一してはどうか。)
(30kmの壁の示唆)(好感度)
> 必ずと言っていい程3周目から身体がぐんと重くなる、初めの内はそのまま倒れこんでしまった。
→本気のフルマラソンでよく言われる、30kmの壁というやつですね。さらっと書いて、くどくど説明しない。いい感じです。
(不明の話者)私の読解力が低いせいではあるんですけど、以下の台詞を誰が言っているか分かりませんでした。
> 「…遅かった…もう少し早いと思った」
> 「…明日から…ここに来て」
(退屈)トレーニングなどを延々と語り、事件性のイベントを起こしてくれない。
→かなり読み進んできたはずですが、プロローグでののっぺらぼう襲撃イベント以降、主人公の準備段階を続けている。
→繰り返すようで申し訳ないですが、いかに異世界でも普通の生活(運動部活の学生程度)では興味は起きません。読者としては飽きて来ます。
→村外の化け物とか、目立つイベントを起こす要素はありますから、サブ/モブキャラが主人公を守る形でもいいので、何かで目を引いてはどうでしょうか。
(こうして感想を書こうという目的があっても、どうしてもモチベが崩れていく感じがしてきています。が、まだ読みます。) >>366
仕事でも無いのに苦労しながら読んで頂いているようですみません、ありがとうございます!
表現等参考にしながら改稿しています。
晒す際にも書いたのですが、長めなのでかいつまんだ感想でも大丈夫です。
勿論最後迄読んで下さるのが一番嬉しいです。
明日は覗きに来れないのですがまたのコメントをお待ちしております。 >>347
(内容の感想に重点を置きたいので、誤字脱字などの細かい文章技術面はできるだけ省きます。もっと後の節は上手くなってますし。)
・旅立ち シキー1
(過度の体力設定?)
> 30分と少しで戻ってくる、肩で息をしながらシキの元へと戻る。
→10kmを30分強だと世界レベルのランナーになりそうです。ちょっと盛り過ぎ?
(退屈)ゲーム的な言い方をすれば、ジョブやスキルの説明が長い。ゲームを始める前に、ゲームの取説を精読させられている感じがする。
(もったいない)シキがイコマに稽古をつけるのが説明で済まされている。
→せっかくのアクション入れるチャンスなのにもったいない。
→初日にボコられるシーン、かなり後ではそこそこやれるシーンを描けば、イコマの成長をアクションで語れそう。
→こういう説明で済ますのって、「本当に面白いのは、この先にあるから!」と作者が思っているせいかも。
→説明でわくわくできるのは先を知っている作者の特権であって、何も知らない読者にはイコマの修行より辛く単調。もっと読者をいたわってください。
(好感度)この節辺りになると、文章がはっきり上手くなってきていると思います。読者側の慣れもあって、かなりすいすい読めます。
→今の筆力でプロローグから書き直せば、読みやすくなり、集客と読者離れ防止に役立つかも。
(食料:兎)兎を仕留める、さばいて調理、といった描写は後でも使うのか?
→先を知らずに申し上げますが、食料入手も物語・冒険のポイントでないなら、省くべきかもしれません。
→(セオリー)「前半で拳銃を明示したら、後半でその拳銃を使わなければならない」というものがあります。無駄な明示は読者の負担になるのです。
→もし、「この異世界の冒険は大変なんだよ」と思わせるためだけに兎のシーンを入れるのは得策ではありません。そういうのこと説明で済ますべき。
・旅立ち シキー2
(見たこともないもの)
> イコマが目を細めると谷の間に白い半透明のウネウネした紐みたいなものが空中を泳いでいた。
→オリジナリティや見たこともないもののインパクトは大事なんですけど、この「ムタチ」にまで必要でしょうか?
→読者は暗記するしかありませんから負担になります。できるだけ、「読者の引き出し」(読者が知っている事柄)を使って、負担を減らしてください。
→「半透明の白蛇」では不可でしょうか? 「(白)蛇」とせず、固有名前も必要ですか?
→村長、老婆に名前を与えていないことや、この節の「コオニ」(←小鬼を想起させる)と、命名バランスは取れていますか?
(暗記は嫌ですよ)独自のアイテム名は覚えられないものです。
> ちなみに銅貨二枚でロッゲンが一つ買える。
→「ロッゲンって?」という感じで、全く分かりませんでした。最初から調べ直すと(←手間で苦痛です)、イコマが異世界に来たとき出てきたパンでした。
→「いや、ちゃんと書いてあるじゃん」はナシです。それだと、「一語も漏らさず覚えておけ」になります。くどいですが、楽しみたいのであって、勉強はしたくありません。
→例えば「パン」としておけば、そんなことにはなりません。種類別に、「安い黒パン」「高い白パン」等とするといった手もあります。
→それでも、オリジナルアイテムでオリジナル命名に拘るなら、作中に頻出させる必要があります。
→「ロッゲン」の価値を明示したほうがいいかも。ロッゲン1つで1食分か1日分か(さらに何人分)、とかですね。そうすると、通貨の具体的価値も分かります。
・旅立ち 雄鹿
(好感度)鹿を狩る具体的なアクションシーン。ようやく見ものになるシーンが来た。
→こういうのを、もっと早い段階で入れたほうがいいと思います。鹿への止めはシキに任したり、運よく仕留めたでも可。
→きっちりイコマ視点で、もっと目に見えるように、イコマの感情も交え、迫真の狩りになるよう、納得いくまで改稿していいと思います。 >>347
・旅立ち アダツの儀
(忘れてた1)
その後少しグンガとの訓練の話や互いの近況を話して、またな!とダスカは帰っていった。
→「グンガって何だっけ?」となり(人名かどうかも分からなかった)、この後を読み、前を調べなおして、ダスカの師匠キャラと確認しました。
→主人公と直接の関りがなく、グンガを登場させずに説明していたため、印象が薄く、したがって覚えていられなかったようです。
(忘れてた2)
> 試しにと、暖炉の火を動かそうとキコロに伝える、バチバチと音を立てて木を燃やしているだけで微動だにしない。
→これも「キコロ」が一瞬ですが、人名に思えて、誰かに頼んだようなイメージになりました。繰り返しますが、読者は暗記しません、できません。
(無駄遣い)せっかくの儀式イベントが、滞りなく終了してしまっていますね。
→もったいないです。ベタですが、多少の異常を起こして、「主人公はただ者ではないかも」感を出してはどうでしょうか。
・旅立ち 鬼ー1
(描写力の暗黒面)作者さんの描写力が上がって来ていますが、全てを平等に描写してしまう傾向が出てきています。
→目に見えるように描写できるようになってきて、それが面白くなってきたんじゃないでしょうか。
→いいことなんですが、描写する面白さに引きずられて、なんでもかんでも同じ重みで描写してみる傾向が感じられます。
→すると、どれも印象に残らない結果になりがちです。取捨選択、省略と誇張、緩急といったことを考えてみてはどうでしょうか。
・旅立ち 鬼ー2
(多義性)スピードあるバトルでは、単語順に一読してイメージが一つに定まるように工夫すべきです。
> 大オニはシキを信じて任せイコマは2匹のコオニに集中する、一匹は短剣、もう一匹は棍棒を持っている。
→「大オニはシキを信じて任せ」は、「大鬼がシキを信頼しているので(何かをシキに)任せた」と誤読する可能性があります。
→「そんなバカな、戦ってる相手なのに」とお思いかもしれませんが、緊張感が高まると、読者も自然と体感的な速読になります。
→すると、普通の文の「主語が最初」のつもりで読む可能性が高く、少し読み進めてイメージ修正するようになります。感覚的な速度低下です。
→作者はイメージを作ってから文章化しますが、読者は白紙状態から単語ごとにイメージを起こすわけです。
→スピード感ある場面ではテンポを損なわないよう、後戻りしてイメージしなおす可能性のある表現は避けるべきです。
→ですので、「イコマは大オニの始末をシキに任せ、2匹のコオニと対峙した。」といった感じに。せっかくのバトルですから描写に力を入れましょう。
(速度低下)
> 絶命しているかは首を掻き切って確認する。
→シキの戦闘をよそに、イコマが動きを止めてコオニを見ている感じです。
→速度感を維持して、「すかさず、首を掻き切って止めを刺す。」などでどうでしょうか。
(表記の不統一?)コオニと大オニはちょっと違和感があります。コオニとオオオニか、小オニと大オニでしょうか(オニを大小で分類すると分かりやすく覚えやすい)。
(評論語り)深みを出そうとして、何か哲学めいた評論を述べるのは危険です。
> 初めは人に近いコオニの皮膚を切り裂く(略)日本もこの世界も弱肉強食は変わらない。
→主人公の思いを複雑にして深みを出そうという狙いだと思いますが、こういう点については「読者は作者より賢い」と思ったほうが無難です。
→ここを語らなくても、オニたちの様子でもう伝わっています。「ナイフを抜いて眺め、また鞘に戻した」みたいな動作描写でも充分です。 ・旅立ち 調査
> バタン!
> 「原因なら分かってる!その女と潜り人が大オニを殺したから!だから恨まれて!っだから、だから、ウルガは死んでしまったの!」
> 先ほどの子供の母親が突然部屋に入って来た。
> 涙で赤くなった目に憎しみを込めてシキとイコマを睨み、震えた声で叫んだ。
→作者は一連の言動、行動を分かった上で描写しているので齟齬を感じないかもしれませんが、読者は読んだ順に理解しようとします。
→「バタン!」は何か分からないし、続く台詞も誰のものか分かりません。「母親が突然部屋に入って来た。」でようやく理解します。
→さらに、続く一文の「震えた声で叫んだ」が、その次の台詞「「イルよ、〜」を指しているようにも、いったんは思えてしまいます。
→それらを避けるには、例えばこういう↓書き方もあると思います。
> バタン!
> 先ほどの子供の母親が突然部屋に入って来た。
> 「原因なら分かってる!その女と潜り人が大オニを殺したから!」
> 涙で赤くなった目に憎しみを込めてシキとイコマを睨み、震えた声で叫んだ。
> 「だから恨まれて!っだから、だから、ウルガは死んでしまったの!」
(「ウルガ」がこのシーンの後で使わない名前なら、「夫」「お父さん」などにする手も考えられる。)
・旅立ち イザナ村防衛戦ー1/2/3
(視点のブレ)集団戦闘を描いたためか、少なくとも表現上は、視点がブレています。具体例を挙げて説明してみます。
> ぎりっという音が下にいるイコマの耳にまで届く。
→「下にいるイコマ」という記述は、誰かがイコマを見下ろしている視点だと感じます。
→集団の動きを表現するからこそ、逆にしっかりイコマ視点を保つ必要があります。
→でないと、作者さんが動かしたカメラ視点に読者がついていけません。その結果、「何が起きているか分からない」になる恐れがあります。
> 今回は確実に矢がコオニの無防備な体や四肢を貫いていく、その数40。
→これは、高い位置にいる指揮官の視点を思わせます。具体例はこのくらいで。
→カメラ視点を動かしたほうが描写には便利ですが、カメラの動きは文章に現れにくいものです。
→アニメや実写、コミックなら、カメラ視点を自在に動かして、何がどう見えているかを絵で直接示せますが、文章から絵をイメージする小説では不可能に近いと思います。
(感想)盛り上げ損ねている感じがします。集団戦闘と個人戦闘のどちらも生々しく描こうとして、どちらも中途半端になってしまったようです。
→乱戦の中でシキやイコマが奮戦する、という狙いなのだと思いますが、集団の乱戦は背景扱いにしておいてはどうでしょうか。
→その代り個人戦闘に注力して、イコマが見える範囲だけ描き、特に因縁のある大オニとイコマの対決に特化すると、前に沼に沈めて仕損じたフォローにもなります。
→その大オニは、沼に沈められた戦闘で特徴のある傷を負っておくようにすると、イコマが一目で見つけて、「お前か、お前が!」的な展開にしやすいと思います。
→基本的に感情移入は主人公に対して起こります。コマが戦闘の傍観のみなのは不利です。緊張感が高まりません。
→シキやグンカが戦闘で重きを成すにしても、主人公が、例えば我が身の危険を生々しく感じるようにしないと、読者も単なる観戦で終わってしまいます。
→化け物の脅威を、説明的に数だけで語ってしまっている面があり、かえって緊迫感を損ねている感じがあります。
> 時は少し遡る。
→一連の戦闘シーンで、回想は緊張感をなくします(結果が既に出てからという感じが強くするので)。
(心配)これで「大オニを倒し損ねると仲間を呼んで復讐する」が事実上の設定になったと思いますが、後々、整合性を保つ必要があります。
・旅立ち 罪と旅立ち
(視点の交代)途中からシキ視点になっていますが、禁じ手くらいに思ったほうが無難です。
→視点移動すれば描写は楽ですが、視点を自由に移動して迷わないのは、イメージが先、文章が後の作者だけです。
→文章が先、イメージが後の読者は、まだ見えていない視点を自由に動かすことができません。
→仮に視点移動についていけても、視点主(ここではシキ)に感情移入が起きてきて、作品の印象がブレてしまいます。
・旅立ち 外伝ーグンガの日記
作者さんもお書きのように、読み飛ばしてもよさそうな節でした。だったら書かないほうが得策です。
→キャラに対する作者さんの思い入れなどで、書きたくなるのは分かります。
→しかし、ぐっとこらえて、書きたいことの中から、読んで面白いことを選んで書くべきです。 >>347
↑すみません、アンカー付け忘れました。
(ここまの全体的な感想)
個々にはあれこれ申し上げましたので、簡単に申し上げてみます。
大小の山場の前に必ず準備、説明段階を長く入れてある点で、興味を持ちにくくなっています。段取りが良すぎて、分かりやすいけど退屈になるのです。
最大の山場は、村を襲うオニ軍団ですが、上記のように盛り上げが期待するほど高まりません。「これで目いっぱいか」と感じて、読むのをやめたくなるかもしれません。
設定のでかさ、数の凄さで語るのではなく、主人公の見える範囲を生々しく描くほうが、文章作品には向いていると思います。
(↑ある名作ファンタジーの原作小説と映画化でも感じたもの。例えば、地を埋め尽くして押し寄せる敵軍団などは、映像と音響でこそ迫力を感じる。)
後の山場を多少犠牲にしてでもツカミの小山場を先に、文章でうまく表現するためには映像イメージを譲歩してでも、という妥協も必要だと思います。
(次章は読めるかどうか自信がなくなってきましたが、感想を申し上げるとすれば、章全体についてになりそうです。) 細かな矛盾点の指摘ありがとうございます!
途中まで調べてなあなあで書いてしまっていた部分けっこうあります。。
ロッゲンや果物の独特の表記ですが物語に絡む伏線の一つだったりするので迷います。。思い切って無くしてしまうか、意味ありげに匂わす努力をしてみるか。
当たり前の事ですが、小説ってこんなに読者に伝えるのって難しいんだと感じました。
先月何と無く思い立って書いてみましたが独りよがりが酷いなと思い知らされました。多分これから読まれる部分はただ書くのが楽しくなってしまっていた話が殆どです。
(ラト村のエピソード、これは飛ばしてしまっても良いです。他にも多々……)私もこの話いるかな?と思って切ってしまおうかと思っています。
グンガの日記も同じで、当初は載せず個人的にメモに残していたものでした。後日上手く活躍させられなかったグンガに悪い気がして載せてしまいました。。
戦闘描写のコメントも成る程と勉強になりました!見せ場まで持っていく事しか考えておらず、物語の組み立て方を全く気にしていませんでした。
コメントを読みながらだからこんなに自分の小説は話がやたら長いのかと納得でした。
やりたい事がとても増えてしまったので、晒し後はコメントをじっくりみながら一旦改稿に専念しようかなと思います。 【タイトル】 ねんねんころりよねころりよ
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883616028
【ジャンル】 青春ミステリー
【紹介・希望する指摘点】
全三章とエピローグからなる、連作短編形式のミステリーです。
完結済みで、約53000字あります。
面白かったか、驚けたか、文章は読みやすかったかなど、忌憚なき意見をいただければ幸いです。
よろしくお願いします。 >>373
別所ではできるだけ穏やかに感想を申し上げたのですが、どうもあちこちにマルチポストされているようで。
それなら本音で。以下、手厳しくなります。好意的な感想をご希望なら、読まないようにしてください。
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あちこち、あれこれ強引すぎて話になりません。作者が自分の作品に酔ってはいけません。
状況的な考証としては、例えば人をめった刺しにして、殺人者が大量の返り血を浴びていながら、現場に痕跡が残らない。
キャラの不自然さとしては、例えば、登場人物が殺人者を野放しにするか私刑にするかしかしない。どちらも極めて奇妙です。
「こういうトリック(?)を思いついた」で書き上げてしまい、状況もキャラも強引にアイデアに合わせにいったせいではないかと思います。
そのトリックが余りにも凄いと思ってしまったんでしょう。さんざん使いまわすだけでなく、飾り立てるために人間関係も奇妙に仕立て上げた。
主要キャラのメンタルもおかしいのばかりですよね。最初から最後まで、あれもこれも異常なわけです。冒頭からずっと話が暴走してるんですから、驚かないですよ。
よくできた推理物って、だまし絵に似ています。よく見ると2通りに見えたり、一部を隠すことによって本来の形が見えたり、というだまし絵ですね。
常識的にはこうだろうと思える状況が明らかに書いてあり、しかし名探偵は別の見方ができ、それが真相だと解明する。
まとまった情報と思えるものの中に、無関係のノイズが混ざっているために、わけが分からないが、名探偵がノイズ除去するとすっきり見える。とかですね。
見れども見えずだったから、読者も驚き、かつ納得するわけです。手紙を隠すなら状差し、という推理物の古典通りですね。
作者は任意に情報の見せ方を制御できるんですが、見過ごすように工夫するわけです。隠さないし、見せびらかしもしない。
隠すのはフェアでないし(読後に怒りを買う)、見せびらかすのは興ざめになります(読了前に退屈する)。
御作だと、いかにも「ほら、こういうトリック凄いでしょ!」と作者さんが大喜びで見せつけて来る感じです。
話の盛り上げにトリック開示を使ってますよね。自慢するときによくあらわれる特徴です。そこはこらえてオチに使わないと。
さらに、不自然さへの不安からか異常性のあるトリックに説得力を持つだろうと、異常性のあるキャラばかりを配したり、やたらエピソードを付け加えまくる。
推理物では「読者は作者より賢い」と思ったほうが無難です。アイデアや伏線を顕示したい欲がないからです。純粋に「どうなっているのか」と考えます。
今まで、短編時を含む御作を他人に見せて、なかなか感心されなかったんじゃないでしょうか。
その理由は上記の通りです。たいていの人なら気が付くことだと思います。気が付かないのは、自分のアイデアに夢中になってしまった作者さんだけです。 >>374
ご感想ありがとうございます。
手厳しい意見は(落ち込みはしますが)とても貴重なものです。感謝します。
一応、殺害現場には痕跡が残る形として描いています。伝わっていないのは私の技量不足と思います。
キャラの心情にも理由はつけてはいるのですが、サイコパスばかりなのは確かですね……
また、「警察無能すぎない?」とは自分でも思います。
短編時に頂いた感想は賛否両論でした。「私刑にする」下りは、否のほうが多かったように思います。
一応、某賞で四次選考までは残ったので、膨らませられればより良い物になるのでは……と思い今回執筆した次第です。
重ね重ね、ご意見ありがとうございました。言い訳ばかりですみません。
改稿の参考にさせていただければと思います。 >>375
> 一応、殺害現場には痕跡が残る形として描いています。伝わっていないのは私の技量不足と思います。
書きようが悪かったようで申し訳ありません。ソッコーで警察が逮捕するレベルの痕跡、という意図です。 >>376
なるほど、理解いたしました。補足ありがとうございます。
やはり「警察が無能過ぎる」という弱点を抱えているように思います。
改稿による修正を検討したいと思います。非常に難しいですが…… いろんなとこで晒してるから厳しくいくって論理が怖いな
気に入らないと判断したら180度態度を変える
境界性なんちゃらとかいうやつか? >>377
恐縮ですが、話が通じていないようです。ここでの最初の感想(他スレ合わせて二つめ)で、「あちこち、あれこれ強引すぎて話になりません。」と申し上げております。
よろしいでしょうか、「あちこち、あれこれ」です。例えば、返り血を浴びると描写して、「そのとき地面は?」「麻袋は?」とお考えにはならなかったのでしょうか?
そんな考え落としがあちこちにあると申し上げているわけです。「これと、あれと」と列挙するのが手間がかかり過ぎるので、あえて分かりやすい部分を例示しました。
登場人物をひとくくりにサイコパスとだけ言っている点も気になります。サイコパスはそんなに一様ではないし、登場人物もサイコパスに限られる感じではない。
その辺り、例えば精神医学書(通俗書でなく大学などで用いられるもの)で下調べはされたのでしょうか。なんとなくの知識でのイメージでやらかしていませんか?
もちろん、作中ではそう言っていないわけですが、こちらでの仰りようから非常に気になります。知らないゆえに分かったつもりになっていないか。
それは種々の心理学調査から明らかになっています。あることについて、知識が少ない人ほど理解している自信が深いという現象です。
そのことが御作に現れている感じがするのです。「こういうことなら、そういうもののはずだ」となって、他の可能性を考えていない。
もう一度、申し上げます。推理物では「読者は作者より賢い」のです。普通は逆ですけれどね(作者が既に熟知する作品内常識を、読者は事前に知らないため)。
それでも作者が優位であるのは(でないと物語を語れない)、事前に情報を知り、取捨選択、強調と省略等を使えるからです。それだけです。
事前に知っている情報(≒構想)に漏れ、穴があれば、読者から欠陥を指摘されるだけの結果となってしまいます。
また、御作は、「受け要素を足せば足すほど加点される」という誤解があるようです。トリック+異常性+人間関係+…ですね。横溝正史でもそこまでやってなかったような。
受け要素を足してもいいですが、まとめ上げなければ無意味です。御作では受け要素を無秩序に積み上げてしまい、途中から崩壊してしまっています。
それが既に第一章で起こっています。第二章以降で再構築できず、さらに崩してしまっている。つまり、作品として破綻しているのです。
破綻している/していく様子を別の観点で説明してみます。イメージして文章を起こさず、言葉のイメージだけでつないでいってしまっています。
コミックなら、見栄えのよさそうな構図の絵を適当につないだものに相当します。よく読んでも、コマとコマの間がうまくつなげられないようなコミックですね。
自分の作品では実感しにくいことが多いので、以前に見たアマチュア作品の失敗例をあげてみます。
その作品では、主人公と敵の対決を描くのに、次のような配置を用いていました。
・主人公:地面に伏した安定な姿勢を取り、スコープ付き遠距離狙撃用ライフルで敵を狙う。
・敵:歩兵用対戦車ミサイルランチャーを構えて主人公を狙う。
さらに、この状態で普通に会話していました。距離数メートルで上記武器と姿勢で狙い合ってる。バカバカしいですよね。
好みの武器で接近戦の対決を描きたい、だけで脳内シミュレーションをせず、言葉だけ並べて破綻したシーンを作ってしまったわけです。
別のアマチュア作品例では、冒頭で主人公が以下のように行動していました。
・真っ暗で何も見えない路地で、大男と小柄な少女が争っているのを見て、
・気を失った少女を助け、担いで運ぶ(のだがやけに重い)。
・宿屋に戻り、少女をベッドに寝かせ、よく見てみると大剣を背負っているのに気づき、道理で重いはずと思った。
(動く)絵的にイメージできていたら、こんなシーンは書きません。言葉だけで、なんとなく考えたせいです。
上記描写をした作者の方々には、そのことを正確に伝えましたが、鼻で笑ってました。こちらの作者さんにも、こうまで言っても通じないのかもしれません。
なお、別スレではこれから公募に出すようなことを言い、こちらでは四次選考に残ったと仰る。作品外のことで作品を盛るようなことをしても無意味です。 >>379
ご返信ありがとうございます。根本に誤解があったようです。
全体的に考え不足であるという点、反省します。
改稿あるいは自作に活かしたいと思います。
受け要素を足していったつもりはあまりなく、自分の中では自然とこのようなストーリーとキャラ設定になっています。
これから長編として公募に出すのは確かです。
もともとの第一章「殺人少女とシング・ア・ソング」は、過去に電撃大賞に短編として投稿し、四次選考に残っています。
作品外の要素で着飾るのが無駄というのは間違いありませんが。 >>378
そこでの感想が不満だったからマルチするんだろ
ぬるい感想が不満なら、厳しくやったるわってなるのはおかしくないわ >>382
>>1を参照してテンプレ等に従って晒してください。 >>347
「潜り人〜クグリビト〜」
・第2章(ユウセンへの旅路)
「ユウセンへの旅路」に入ってから、物語がブレている印象を受けました。以下のメモ書きをご参照ください。
この章は、大陸の紹介のようであったり、生活習慣の紹介のようであったり、事物をカタログ的に並べてみたり、と目移りしている感じがあります。
反面、元の世界への帰還については出て来なくなっています。要は、何の物語なのか、見えなくなってきてるということです。
とりあえず感じるのは、目を引きそうなものを、思いつくままに、とりあえず並べている雰囲気です。
この物語全体で、何をどうしたいのか、作者プランをきっちり立てておく必要があると思います。
この物語で何をしたいのかというテーマが見えないと、読者としては途方に暮れます。読者にも、目的意識がないと読むモチベが保てないのです。
---------
以下、個別メモです。メモのこととて、言葉足らずがありますので、「それはどういうこと?」とかあれば、言ってください。できるだけ説明します。
(異世界の雰囲気が曖昧)時代、地域がはっきりしない感じがする。
→中世ヨーロッパのようであったり、和風のようであったり、なぜか中南米の雰囲気もする。
→どうもイメージしにくい。風景、情景をちょこちょこ描写しておいてはどうか。
(動機付けが不足)イコマが「僕は弱い」と自覚、後悔する出来事を入れては?
→シキの負傷などを契機に、強くなることに興味を示すのが自然になり、修行系イベントに説得力が出そう。
(コンピュータRPG的雰囲気)ファミコンRPG以来の系列のコンピュータRPGの雰囲気。
→可もなく不可もなくだが、なんか古めかしいかも。
→最近、魔法陣グルグルアニメ(原作はファミコンのドラクエから発想されたようなコミック作品)のリメイクがあるけど、そんな感じかもしれない。
→第2章以前はコンピュータRPG的な印象は薄く、第2章から雰囲気が違うのは、多少違和感がある。
(旅番組みたい?)ひたすら、村や町を巡っているだけのような印象がある。無目的に漢感じて、読むモチベを保ちにくい。
→コンピュータRPGにもよくあるように、最初の村辺りで当面の目標を提示してはどうか。
→例えば、「[町の名前]では[モンスターの名前]がよく出るようになって困っている」と村人から聞きこむ、とかですね。
→途中の村や町では目標に関する補足情報やアイテム入手のイベントなどを入れて、読者に退屈させないようにするとか。
(描写の間)例えば、トーファ(リンゴ)を貰ってから、旅人らしき四人を描写し、「---」(時間経過?)の後、いきなり「シャリシャリ」では、読者としては面食らう。
→「貰ったトーファをかじってみる」みたいな一文を入れておいたほうが読んでて楽。
(重点/売りは何?)食うことや金勘定(←これもコンピュータRPG的)に関するシーン、描写が多くなっている。亜人を殺すことについての嫌悪感描写も増えている。
→第1章(旅立ち)はかなりシンプルに訓練を含むバトル中心だった。
→この物語全体のテーマをきちんと決めておいてはどうか。その大枠の中で、各章のサブテーマを決めておくと話がブレないと思う。
(元の世界の知識)異世界に来て、異世界に馴染むだけになっているけど、イコマが元の世界の知識を使わないのは惜しい。
→身近なものでよく、例えば衛生面で考えると、手作り石鹸やアルコール消毒(異世界に蒸留酒があればOK)、煮沸消毒など。
→それに関しては、傷の化膿や感染性疾病が細菌、ウイルスと知っているだけでもずいぶん話が作れる。
------------------
以上で感想を終えます。これからも執筆がんばってください。 >>386
本当に私の今の悩みが的確に当てられてびっくりしています。
物語のラストと大体のあらすじは決めていたのですが、私自身が書きながらあっちこっちに話を広げてしまってどう纏めるか迷っていました。
初めの方にご指摘頂いたぐらいの段階で章毎に起承転結で構成し直している所でした。
読者にもそのまま伝わるものなのですね。
世界観も仰る通りで、理由があってその様にしているのですが、描写不足があると感じています。削るなり加筆するなりしながら分かりやすくしていきたいと思います。
現代知識の活用も、すっかり入れる事を忘れてしまっていました。設定を上手く活かせていないですね。
頂いた感想に細かく返事をしたいのですが長文になってしまうので、この辺りにします。後日改稿しながら参考にしていきたいと思っています。
とても参考になりました!晒して本当に良かったです。晒さなければこのまま迷走して行ったと思います。。
せっかく書くなら楽しんで貰いたいのでもっとお話をネリネリしつつ楽しんで書いていきたいです!
そろそろ他の作者さんの晒しも出て来ている様ですし、コメントももう無さそうなので19日に〆る予定を早め、明日の12時にしようかと思います。
もっと早めた方が良ければそうしますので教えて頂けると嬉しいです。
皆さんの批評本当に嬉しいです!ありがとうございました!! クグリビトの作者です。
改稿中で置いておく予定の一話を間違えて載せてしまいました。
もし今読まれていたりこれから読んで感想入れるぞ!という方がいらっしゃったらすみません。。
カクヨム内でしか文章を保存していないので復元出来ないんです。
念の為報告でした! 【タイトル】YOU乗す労働スター 社畜とバブルの物語
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883380881
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
はたして受け入れられる作品なのか。
異世界の話みたいになっていますが、
日本です。
文章の読みやすさ、物語の内容など、
ご指摘、批判等、頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
>>389
面白く読めたけど構成が下手。登場人物の動機付けが弱い。エピソードのタイトルが素っ気なくてもったいない。バブル期のことをもっと調べたほうがヒロインをさらに魅力的にできると思う。物書き初心者なら上出来。一〇作以上書いてるならもっとインプットを増やそう。 >>389
最新話の6話まで読みましたが、ツカミが遅くて弱く、山場もなだらかで盛り上がりに欠けるような印象でした。
ツカミは自分がロードスターだと称する少女(後の楼留子さん)の登場ですね。そこまでが主人公の辛さを語っています。
これは下げておいて上げるテクニックになっていて、単にロードスター少女が現れるよりもインパクトを出すことが可能です。
が、主人公が辛さを嘆く語りが長い。しかも、原付の前は400ccに乗ってて車よりバイクのほうが好きとか、車を買う段取りの語りまである
ツカミとなるロードスター少女の登場(初台詞)まで、カウントすると約2500文字(原稿用紙6枚強)です。
第一の山場は、直属上司の坂本リーダーと対決して勝利するものですね(6話まで観た限りでは山場はそれだけの印象)。
なぜその山場がなだらかかといえば、坂本リーダーが弱すぎるからです。(作者さんにより)強みが少なく、逆に弱点満載になっています。
(強み1)下位の者を暴力で支配することに長けている。→裏返せば(弱点4)だし、(弱点1)が相殺要素。
(強み2)社内他チームのリーダー(対等)との連携がある。
(弱点1)実は臆病。取り巻き(後藤ら)も同様。
(弱点2)社長(上位)に対して弱く、サボりなどのバレたらまずい常習行為がある。
(弱点3)極度のマザコンであり、それがばれることを恐れている。
(弱点4)暴力などの違法性がある(労基や警察沙汰、司法の場になれば負ける)。
強み2は坂本チーム内ではさほど効きません。社長という上位者もいますしね。ですので、対主人公としては強み1だけです。
ところが、主人公がロードスター少女の仲介により、強面・剛腕の仲間を得て、まず力で坂本を撃退してしまう。
止めとして、主人公が弱点2、ロードスター少女が弱点3を使ってしまう。確かに極度に嫌な奴に勝ってはいます。
しかし、坂本が弱すぎますよね。いつでも勝てるように設定してあり、勝つための手段もすんなり手に入れてしまっています。
しかも、坂本と同じレベルで争って勝ってます。目には目を、とは言うけれど、殴って脅して止めただけ。ガキの喧嘩ですよね。
その後も、主人公に対して手を出すのがまずいと思った坂本に対して、主人公が嫌がらせを始めてしまう。ガキの仕返しですよね。
(この状況だと、退職理由がなくなってしまっている感じもしてきてしまう。主人公の意思を強く妨げる存在がいなくなったので。)
ザコをいたぶってもつまりません。敵は強くないといけません。でないと、勝っても主人公の凄さは感じられず、感情移入もできず、カタルシスも得られません。
ですので、坂本はどう対処していいか分からないほど強いほうがいいんです。第一の山場なら、逃げる(退職する)のが精いっぱいでも充分かもしれません。
坂本は弱点をいったんは突かれるけど、追い込もうとしたら次のようになる、みたいな設定も考えられると思います。
(弱点2)→本気で働き出したら、主人公に倍する実務能力がある(だから社長に買われている)。
(弱点3)→二度目にいじると、もう隠さず「ママをバカにするな!」とキレて、以前より手が付けられなくなる。
(弱点4)自慢話通り、元暴走族であり、警察に捕まることを恐れない無法者の仲間が多数いる。
本当のドラマ解決前には、偽の解決を入れることがよくあります(作劇セオリーの一つ)。いったん、ホッとさせておいて、本当の山場へ持っていくわけですね。
御作なら、坂本の撃退(作中通り)→本気の坂本の逆襲、みたいな感じでしょうか。
それでも退職できるか、あるいは逃げる(退職)のでないなら、坂本が心底「負けた」と思う段取りにしたほうがいいかと思います。
ロードスター(と、その擬人化キャラ)の魅力については、その後でじっくりやればいいかと思います。
別の点では、テーマが見えてこないことがあります。テーマは作者のためだけでなく、読者が話のポイントを感じて読むモチベを保つためにも必要です。
今のままだと、「社畜の反乱」なのか、ロードスターなのか、擬人化キャラなのか、人間ヒロインなのか、話の焦点が定まらず、無目的に読まされる感じがします。
と貶すようなことばかり申し上げましたが、最後まで一気に読んじゃってます。文章がすらすら読める感じだからです。
思ったことを言語化する力はお持ちです。誰が何を思い、何がどう起こっているかが、一読して分かります。その筆力がうらやましくなります。
ですので、いいアイデアを思いついたり、うまくプロットを立てられれば、そのまま面白くお書きになれるだろうと思います。 コメントの途中ですみません。
クグリビトの作者です。
たくさんのご意見ありがとうございました。時間になりましたので〆させて頂きます。 まだ>>389が晒してから間が無いのでもうしばらく様子見を >>389
2話まで。
2話以降はまあまま調子良く読めるけど、そこに入るまでは辛い。
まず1話2万字が重すぎる。
内容としても社畜生活の重い内容が続き、どれだけ送っても進まないスクロールバーにブラバの可能性大。
以降で詳細に語るにしても、序盤ではもうちょっと象徴的な単語だけでで
さらっと進めておく必要があると思う。
少なくともこの時点で、ロードスターが自分の生活を改善しようとする行為の理由が見えない。
単に「オーナーを幸せにする」ということだけでこれだけの行為が出来るというのは
読んでいて不自然。
キャラクターとしてそういう行動を取る具体的な理由が欲しい。
例えば過去のオーナーが激務のせいで倒れて車を手放したので、二度とそんな経験をしたくないとか。
展開としては会話を録音しておいて云々というのはベタだけど
実際には会社の上層部に色々ぶちまけるという行動を取っているわけで
元の仕込みと実際の行動が噛み合ってない印象。
また仕込みとその後の行動に間があるので、一貫した行動と捉えづらい。
最終的に主人公は能動的に動き始めているが、その心境変化が見えない。
主人公が厳しい状況を甘受しているところから反骨精神を顕わし始める展開が欲しい。
それぞれの文に特におかしい部分はないけど、
文章としてみると全体の推敲が足りない印象。
例えば
> 今日は休日だったのだがサービス出勤となってしまった。
>夕日に包まれる様に原付を飛ばす。
> シフトでは休みだったのだが、今日中に終わらせなくてはならない仕事が(以下略)
仕事の話が前後にあって、その間に現在の風景を示す一文。
最初の一文で状況を済ませて風景描写に移ったのかと思いきや、
また前の文の内容を掘り下げられて何を読まされているのか混乱する。
例えば最初の一文を
「休日の夕刻、夕陽に包まれるように原付を飛ばす。遊び帰りではない、サービス出勤帰りだ。」
と風景→内容という流れにしておけば以降に混乱がない。
やりたいことは悪くないとは思うけど、見せ方が足りない。
各キャラが何をしようとしているのかを明確にして
それをベースにプロットを組むのをお勧めする。 389です
>>390 3作目でございます。なるほど動機付けですか。
ご指摘ありがとうございます!(^^)!
>>391 これはこれは細かく素晴らしいご指摘ありがとうございます。
特にテーマが見えてこないというご指摘はもっともでございました。
以後そこに気をつけていきたいと思います。
本当にありがとうございました( ;∀;)
>>396 推敲が足りないというご指摘ごもっともでございます。
本当にありがとうございます。
序盤ももっと簡潔にしたいと思います。
ご指導有り難く思います!(^^)!
全体にプロットが弱い、推敲が足りないというのがよくわかりました。
ご指摘いただき本当に感謝しております。(^◇^)
373ですが、ここで〆とさせていただきたく思います。
ご感想ありがとうございました。 389です。
次の方も来たようなので、
本日夜をもちまして〆させて頂く予定でございます。
すばらしいアドバイスと指摘。
プロの編集者の方なのかもしれませんね。
390様、391様、396様本当にありがとうございました。 393です。一段落はついたのかなと判断しました。
早かったら申し訳ありません。
【タイトル】 大学将棋一直線!
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883170440
【ジャンル】 現代ドラマ
【紹介・希望する指摘点】
キャッチコピー、タイトル、あらすじ、プロローグのブラバポイント。
将棋が全くわからない方にも内容が伝わるか。
小説を初めて書くので最低限読める文章なのか。
優しくお願いします。 >>400
[大学将棋一直線!]
2話め(2手目 宣戦布告)まで読んで、表現方法で気になる部分がありますので、とりあえずそこだけ申し上げてみます。
・初手 着手
> 長いような短いような受験勉強が終わり、ぼくは晴れて叡城(えいじょう)大学の学生になることができた。
> 授業の簡単なガイダンスを終え、キャンパス内を歩いている。
ここに続くクラブの新人勧誘から、「授業の簡単なガイダンス」が入学式のものかなと想像はつきます。
しかし入学式であれば、「授業の簡単なガイダンス」の代わりに「入学式」と書いてしまってはどうでしょうか。
もし「授業の簡単なガイダンス」で入学式の退屈さを表したいのなら、「退屈な入学式」と書いてしまえば済みます。
> 「しっかしお前が将棋部に入りたいなんて言い出すとはな。」
> 「いいじゃないぼくが何部に入ったって。それより隣にいるなら助けてよ火村君。さっきの空手部の人背も大きいしちょっといかつくて怖かったんだから。」
> 「何いってんだよ木下。お前は怖がるような玉じゃねぇだろ。」
> 彼は火村光平(ひむらこうへい)。子供の頃からの腐れ縁だ。ぼくより頭一つは大きいスポーツマン。上下ともに真っ赤なジャージ。快活な言動と相まって今にも走り出しそうな勢いがある。
この会話の時点で、主人公が何人で歩いているかは明示されておらず、したがって読者には不明です。
実際、最初の会話文の「お前」で複数名と気が付くんですが、話者が主人公なのかどうかは読者には分かりません。
三つめの会話文の「木下」と、続く地の文の「彼は火村」をよんで、ようやくイメージが確定します。
何人いるのだろう、誰が誰に話しかけているのだろう、と思いつつ読み進めるのは結構労力がいります。
最初に地の文で「〜、ぼくは火村とキャンパス内を歩いてみるる。こいつは子どものころからの腐れ縁だ」のように描写に混ぜて、少しずつ紹介しておいてはどうでしょうか。
もしそうするなら、
「火村の真っ赤なジャージが目立つせいか、やたら勧誘の声がかかる。」
「ぼくは火村の顔を見上げて答える。」
のような描写に混ぜた紹介も考えられます。
> ハッとした表情で前屈みになった姿勢を正し、こちらに振り替える。
主人公視点でどう見えるかを動作でイメージしなかったか、気にしなかったかと思われる一文です。読者としては戸惑う表現です。
最後に「こちらに振り返る」(振り替える、は誤字)となっています。振り返る前は表情は見えないはずです。主人公視点では、例えば以下のようになるはず。
「 肩がビクッとしたと思ったら、前屈みになった姿勢をすっと正し、やおらこちらに振り返る。」
実は、こちらに振り返ったのが誰なのか、読んですぐには分からない感じになっています。
01> 「すんませーん。そこに立たれると将棋部入れないんすけど」
02> 火村君が不躾に言葉を投げ掛ける。
03> 「もー、火村君。そんな言い方したら失礼だよ。」
04> ハッとした表情で前屈みになった姿勢を正し、こちらに振り替える。
05> 「いや、すいません。ぼーっとしてて」
06> 男は申し訳なさそうに頭を下げる。
台詞01は、地の文02によって話者が明示されています。台詞03も「火村君」から主人公の台詞なのはほぼ分かります。
しかし、「火村君」と呼びかけた次の文04が「ハッとした表情で」であるわけです。
台詞に応答していると思うのも自然で、火村君がハッとした表情になったと誤認する恐れがあります。
そのことは、表情を先に描写してしまったことも誤認を促してしまいます。ここで顔が見えているのは火村君だけですから。
以下の感じに変えてみてもいいと思います。
03'> 男は肩がビクッとしたと思ったら、前屈みになった姿勢をすっと正し、やおらこちらに振り返る。
(↑「男」としたのは、少し前に「男」とあるのをそのまま使った。) >>400
[大学将棋一直線!]
・2手目 宣戦布告
> みずぼらしい外見とは裏腹に中身は絢爛豪華な、とはいかないけれど結構ちゃんとしてるなというのが第一印象だった。
「絢爛豪華な、とはいかないけれど」という表現に、主人公ではなく、作者の思考が反映されてしまっています。
みすぼらしい(み『ず』ぼらしい、は誤字)外見と異なっているとき、なぜ「豪華絢爛」という「みすぼらしい」という対極のイメージが出て来るのか。
主人公はもう「結構ちゃんとしてる」部屋を目の当たりにしています。主人公にとってはそれが「みすぼらしい外見」との対比になっています。
「豪華絢爛〜」は「対比させたいけど、どのくらいかはっきりさせたい」「イメージを揺らせて意外性を出したい」という作者の都合でしかありません。
もし「豪華絢爛〜」を活かしたいなら、前節最後で火村に「いや、外見がこういうとこに限って、中は凄いんだよ、きっと」などと言わせておくなどの工夫が要ります。
> 新しい部屋ではないが清潔感は保たれており、畳も痛んだりはしていない。
ここで畳部屋とのイメージが確定しますが、ちょっと遅い。畳は部屋を見た最初に入れておいたほういいでしょう(「結構ちゃんとしてる畳部屋だな」など)。
> さすが野球部声が大きい。軽音部の騒音に負けていない。
ここでいきなり軽音部の騒音が出ていますが、火村の台詞に合わせて鳴り出したはずもなく、、最初から聞こえていたんじゃないでしょうか。
最初の台詞、
> 「おー君たち新入生?狭いとこだけど座って座って。いやー、一人も来ないんじゃないかと心配したけど君たち合わせて3人だよ。よかったよかった。」
で軽音部の騒音に触れておくと、情景がはっきりしそうです。この台詞に「あー、ちょっと軽音部がうるさいね」と入れるか、地の文で語るか、聞き返すか、などですね。
> 杉下先輩はカップのコーヒーを一口啜りながらぼくを指さす。
この少し前で、杉下先輩は左手で「髪をいじりながら」右手で指さしています。そのイメージがまだ残った状態で、この地の文を読みます。
すると、イメージがブレてしまうんです。もう「コーヒーを啜りながら」になってますから、動作が連続してないんですね。
とはいえ、いちいち描写しているわけにもいきません。ですので、コーヒーを飲む動作が重要でないから、コーヒーは削除してもいいかも。
杉下先輩の癖を描写で示しておく狙いなら、啜るまでは諦めて、「コーヒーのカップを手に取りながら」などとする手もあります。
> 杉下先輩はパーマの具合が気に入らないのかワックスで整えながら、ぼくたちより先に部室を訪れていた子を指さす。
「ぼくたちより先に部室を訪れていた」は上記の「豪華絢爛」と同じく、作者の思考が反映されてしまっています。
部員を初めてみる主人公には、誰が部員で誰が入部希望者なのか分からないはずです。なのに、一目で見分けている。
作者だけは知っているからですね。だから作者視点でつい見分けて書いてしまう。これは不自然になります。
読者は主人公に感情移入してますから、自分が分かるわけないことを、すぱっと言い切ったような気になり、変な感じがしてしまうのです。
未知のキャラ紹介の感じで、この後の描写も使い、「暗い雰囲気で正座している子を指さす」などとする手もあります。
> しかし、「二段」ということは相当強いのだろう。五級の火村君が項垂れている。
「項垂れている」(「うなだれている」のほうが読みやすいかも)の「ている」は、状態を表す表現です。
いつからうなだれていたかは曖昧です。ですので、もっと明示的に、「聞いた途端、五級の火村君がうなだれた。」などとする手もあると思います。
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内容の感想は、もっと拝読してから申し上げたいと思います。連載がまだあまり長くないので、最後まで読めると思います。 [大学将棋一直線!]
・全体の感想
概要では「将棋の腕を競い合っていた少年、田中一心と遠藤将太。」とあり、読み始めると一人称語り手(主人公)が木下。
正直、面食らいました。読み進んで後のほうになると、一人称語り手(主人公)が頻繁に入れ替わるのをみて、ようやくどうしたいかは見えて来はしました。
ただ、後述しますように一人称語り手の変更は、禁じ手と思ったほうがいいです。感情移入がブレ、作品イメージもブレてしまいます。
その結果、読者視点では何を描きたかったのかが見えなくなりがちです。状況を想定してから書く作者さんにはなかなか実感できないかもしれませんが。
将棋盤内の描写に頼る面があり、将棋をかなりやる人向けかなと思います。将棋を知らないとちんぷんかんぷんで、盛り上がってるかどうかすら分からないでしょう。
(なお、私の棋力は「Bonanza ver.6相手だと、序盤から一気に終盤になって負けてしまう」レベルです。orz)
将棋の強さを肩書で語る面が感じられます。肩書でもなく、指し手でもなく、キャラで語らないと読者に伝わりません。
後のほうになると、一人称語り手が恣意的に交代したり、一人称語り手のものでない内心台詞が混ざったり、読みにくくなっています。
作者が楽をすると、その分は読者の負担になります。不自由に感じても、人称、視点はブレさせないようにすべきでしょう。
主要キャラに大学生(以上)を選ぶと、経験則ですが難しいことが知られていると思います。いろいろ要因があるんでしょうけど、一つには成長物語を描きにくいことです。
その要因の一つが、思春期が終わって安定していることでしょうか。思春期後半は激動の時代なんて言われたりします。
それは「自己同一性」(イメージしている自分や理想像と、現実の自分のすり合わせ)の確認ということが起こるからで、メンタルの成長が自然となるからです。
御作では棋力については成長させらても、そのことによる人格的な成長を描くのは、かなりテクニックが必要ではないかと思います。
将棋が強くなって面白いのは将棋ファンだけで、その他の読者としてはキャラの人格成長が自然、必然に起こらないと、なかなか興味を持ちにくそうです。
藤井四段の活躍などで、10代の少年棋士もよく知られるようになりました。主人公の年齢設定に利用するチャンスではないかと思います。
もっとも、まだ未完の作品ですから、この後どうなるかでかなり感想は変わるかもしれません。ただ、さらに読み進むモチベはちょっと得にくい感じがしています。 >>400 (↑アンカー忘れました、すみません)
[大学将棋一直線!]
以下、節ごとの感想です。
・初手 着手
ツカミが弱いような気がします。後で猛者ぶりを発揮する田中一心を、もっと特徴的に描いてはどうでしょうか。
→そうすることにより、「このキャラはどんな人?」という疑問が湧き、疑問解消しようと読み進めたくなるはずです。
・2手目 宣戦布告
(ザコ敵をいたぶる)噛ませ犬的な橋詰の登場ですが、このキャラの将棋の強さがネット将棋の肩書のみなので、強そうな印象が生じていません。
→ネット将棋の設定を生かし、過去の快勝の棋譜を見るシーンを入れるなどして、強さを印象付けてから、王城先輩に撃破させてはどうでしょう。
・3手目 部活破り
(山場の前の静けさ)次の節の準備段階であり、戦いの前の静けさですね。いいと思います。(好感度)
→何か入れるとしたら、盤外戦はここから始まってもいいかも。
→何か削るとしたら、まだ読者になじみのない主人公の過去経験の空手での例え。
(↑まだ興味を持てるかどうか分からないキャラの経験には、興味が湧きにくいため)
(↑例えるとしたら、思い切って誰でもなじみのあるものがいいかも。それなら読者にも分かるし、興味も湧きやすそう。)
・4手目 段級位
(なぜ分かる?)将棋のルールが分かる程度で、なぜ駒組の良さが分かるのでしょう?
> 強力な駒が二枚ともいないにも関わらず、密集した中央の駒達は十分に機能しているようで橋詰君の攻撃にびくともしない。
→これはルールを覚えた程度の初心者の意見とは思えません。火村君か杉下先輩が解説すべきでしょう。
→もし「天性の素質」といった狙いならば、もうちょっと後で、例えば将棋を指し始めたら不思議に強かった、みたいでないともったいない。
(対局の情勢描写)主に駒組の特徴で語っているのは、描写的に損なのでは?
→素人の私はもちろん、将棋をよく指す人でも、おおまかに言われても感じ取りにくいのではないかと思います。
→王城先輩は終始余裕だとしても、最初は自信のあった橋詰の変化で情勢を表現してはどうでしょう?
→橋詰が、対局開始と同時に緊張から自信の表情に、次第に緊張、焦り、混乱に変わる、などですね。
(盤外戦?)王城先輩が将棋外で橋詰の動揺を誘うのは、学生王将の肩書の効果を下げるのでは?
→この節のサプライズは飄々とした雰囲気の王城先輩が実は学生トップレベルだと思います。
→しかし、橋詰を寄せ付けず撃破したことが、心理的揺さぶりで実力を出させなかったような描写でした。
→そのため、下手すると「学生王将って(この作品世界では)大したことない」という印象になってしまう恐れがあります。
→橋詰も弱くはない、という救済(後で強さを見せるため?)かもしれません。しかし、この節で肩書抜きでキャラが最も立っているのは王城先輩です。
→ですのでこの節では、王城先輩の指し手の実力、か、学生王将を伏せる、のどちらかでで割り切ってはどうかと思います。
・5手目 七級
(一人称語り手の交代)禁じ手と思たほうがいいです。
→《サークル棟 休憩スペース》のところから、何が起こったか分からなくなりました(通常の読書だったら、そこで読み進むのを諦めていたと思う)。
→ずっと読み進んで、どうやら直前で語られていた「田中一心」に一人称語り手が交代したと気が付きました。
→読者にきちんと分かるように一人称語り手を変えないと、作者にしか分からない小説になります。
→でも、仮にきちんと切り替えつつでも、一人称は感情移入を半ば強制されますので、読者の負担になります。
→一人称語り手を交代させるくらいなら、三人称を検討してはどうでしょうか。 >>400
[大学将棋一直線!]
・6手目 所作
(なぜ分かる?)
> 特に《美濃囲い》は見た目にも美しく、王城先輩らしい戦法の選択だなと感じた。
→まず美濃囲いが「見た目にも美しく」という判断がルール覚えた程度の初心者の評言ではありません。
→「見た目に『も』」ですから、一応の堅陣と分かり、かつ駒組の美しさすら感じ取っている。初心者とはいえないですよね。
→まだ問題があります。「王城先輩らしい戦法」です。主人公は王城先輩をさっき知ったばかりのはずです。なぜ「らしい」と分かるのか。
→いずれも、主人公(作中のキャラ)が作者の知識を借りてしまっていまって、あり得ない状況や判断が描写に生じています。
→作者はキャラになったつもりで書くため、ついやってしまいがちな現象ですが、キャラの思考は自分(作者)と切り離してシミュレートする必要があります。
(なぜそこまで知ってる?)
> 田中さんの視線は王城先輩に向けられ、持ち前の三白眼で敵意をさらけ出し、野獣のような眼光で威嚇していた。
→主人公は直前の杉下先輩の台詞で田中一心について、具体的に知ったばかりのはずです。
→三白眼が「持ち前」と、すっと出てくるのは不自然です。作者の知識を借りたとまではいえませんが、作者の意見、意識が出てしまっています。
・7手目 元将
(誰の内心台詞?)一人称主人公の地の文が、ここでも突如交代しています。こちらのほうが分かりにくい感じです。
> (普通に考えたら王城先輩が負けるはずがない。(略)しかし、現に今局面をリードしているのは田中君だ)
→前後から判断し、カッコ付きで杉下先輩の内心を台詞描写したらしいと分かります。
→しかし、読み進めているときには主人公の地の文がなぜかカッコ付きとしか思いません。
→作者さんにはこうしたほうが便利なのでしょうけど、読者には不便になります。読みにくいのです。いちいち考えて解釈せねばなりません。
(この後にも、王城先輩や田中一心と思しきカッコ付き台詞がありますが、上記と同様です。)
(なぜ分かる?)初心者の主人公としては、判断が高度過ぎないでしょうか。
> むしろ、形勢が悪い王城先輩のほうがミスを起こしやすい局面が多いだろう。
(視点ブレ)以下で「目があった」は、視点が王城先輩に移ったと感じます。
> 盤上のみを静かに見つめていた王城先輩が顔をすっとあげ、三白眼でギョロりと目をむく田中さんと目があった。
・8手目 野獣
(誤字? それと穴熊で?)
> 攻める手でも受ける手でもない。自玉の『稼働』範囲を広げる一手。
→「自玉の『可動』範囲」ではないですか?
→田中が穴熊から突如、自玉の可動範囲を広げる意味がよく分かりません。
→単純に想像すると、穴熊が崩れそうで脱出を考えた、となりそう。でも情勢は田中の有利のはずでは?
(なぜ分かる?)以下の地の文(語り手は素人の主人公のはず)の感想は、もう上級者としか思えないものです。
> 田中さんの最後の着手は精魂尽き果てた脱力からくるものだろうか、静かで、そして綺麗なものだった。
> この人もこんな指し方ができるんだ。
(一人称語り手の交代)《名陽大学 キャンパス》も先述の《サークル棟 休憩スペース》と同様の問題があります。
→やはり、三人称で書き直したほうがいいんじゃないでしょうか。そのほうが、作者さんの描きたい手法に向いていると思います。 389です。
ここで〆させて頂きます。
本当にありがとうございました( ;∀;) >>401-405
詳細なご指摘ありがとうございます。
題材に関しては小説が書きたいのではなくて、大学将棋を舞台に作品をつくりたいのでご勘弁願います。
基本的なことができていないと痛感しました。
将棋を知らない方がどう受け取られるかもよくわかりましたので、全面的に書き直したいと思います。 400です。
本日夜で締めにさせて頂きます。
詳細なご指摘ありがとうございました。
時間をかけて書き直したいと思います。 【タイトル】魔界、再教育。
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883657234
【ジャンル】異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
まだ完結していない作品なのですが、現時点で続きを読みたいと思える作品なのか。
読み難さや、矛盾などがありましたら、ご指摘お願いします。
他にも、何かお気付きの事がありましたら、ご指摘・
ご意見お願い致します。
>>409
>>1の注意事項にある通り↓、「晒し中」と付けることが求められています。
> ・タグまたはあらすじに「晒し中」と付け、本人証明を行う事
これが必要なのは、他人が面白半分に晒すからなんです。面倒だと思いますが、「晒し中」表示をお願いします。 >>410
失念してました。
今、タグに「晒し中」を表示しておきました。 >>409
読みました。文章、内容について評価させて頂きます。
まず文章について、崩壊した文法やわかり辛い表現はありませんが、個人的に「」(会話)内で5行以上続く場所は読む気になれません。
魔界ラヂオの部分だとか仏壇の前で喋るあたりです。まあ、魔界ラヂオの部分は仕方ないですが。
といっても他には細かい点で(?)とか()内で説明するのは個人的には地の文で説明して欲しいと思います。
それと会話を遮る時
「はい。現代の人間界に対し、我々の知識や耐性が伴っていないため、昔のように仕事をしていくのは不可能と存じます。ここは、人間界に使者を派遣し」
「人間界に使者は、派遣しない。人間にこちらに来てもらうのだ。適任者は、もう見つけてある。」
の部分は……を付けると途中で寝て遮られた感じが出ます。
それか「 し「」」
みたいに「の中に「を入れる技が使えます。
続いて内容に関してですが、最初の1、2話で夏目友人帳みたいな感じかなと思ったら神悪魔が出てきて6話魔界来て世界を救うって書かれて、そして10話でまだ地球。
異世界物で例えると1.2話でようやく死んで4話で神様と対談10話にしてまだ異世界行かない。
こんな展開遅い話なんて誰も読まないでしょう?
カクヨムやなろうなどで読む人は辛抱強い人で3話。大抵1話で面白くなかったら読むのをやめます。
一話の時点でこの話の概要は伝わりますか?
最悪でも一話時点で幹部の悪魔がドアをノックしないと続きは見たくなりません。
そしてできれば2話。遅くても3話で魔界飛ばさないとやっぱり続きは見たくなりません。
1話あたりは2倍にしてもまだ大丈夫だと思うので1話を長くしつつ話を削り3話で魔界行けるよう頑張ってください。
そして最後に私情ですが、10話で主人公がキレるのはちょっと思い描いて居た主人公像のイメージが寡黙な感じからキレやすい人みたいな感じで変わってしまって個人的には何もせず見守ってて欲しかったです。
が、ドア開けたところで幹部の2位を吹き飛ばしたあたりの伏線から主人公はかなり強いと想像できますのでこれから先の展開次第では良い方に転ぶかもしれないので無視してください。
全体的に辛口になってしまってすいません。
執筆応援してます^ - ^ >>412
どっちかって言ったら「」内が長すぎて読む気が失せるのは悪魔が魔界についてだとか説明するあたりかもしれません。
基本的に説明は会話で済まさず地の文で分散させながら説明していくか、会話にしても途中で行動を挟んで「」を区切るなりすると読みやすくなると思いますよ^ - ^ >>413
ご指摘有難う御座います!
異世界ファンタジーの「主人公が異世界に行く」という設定は、初めて書くのでだいぶ悩んでいたのでスッキリしました。
他の異世界転生物と、ちょっと違う感じで書きたいというのが、悪い方向に出てしまったようです。
ホラー(妖怪変化とか)を多く書いているので、出だしの部分は引き摺っているのかもしれません。
魔界についての説明の部分は、都度その場面に出くわしたら説明にするか、ある程度説明があってから物語を進めるかで迷って、今に至るのでさしあたって必要じゃなさそうな部分は都度説明に変えて、必要な部分は地の文で分散させてみます。
あとは、うまく短く出来るか…が問題ですが、頑張ります!
本当に有難う御座います! >>409
3話まで。
かなり辛い。
日本語そのものはきちんと書けているように見えて、情報の出す順番その他が不安定で
読んでいても情報がすんなり入ってこない。
例えば1話最初の段落で言うと
> 死んだ祖父母によく言われたものだ。
↓
> 高校三年生になったばかりの時、祖父母は事故で亡くなった。
↓
> 私は、祖父母には言わなかった。
死んだと既に言われた祖父母が事故で亡くなったと言われ、
その祖父母に能力のことを言わなかったという話が出てくる。
見るからに情報が整理されていない、とっちらかった印象。
> 両親は忙しく、ろくに構ってはくれなかった。
↓
> 亡くなった後、両親から毎月、お金を振り込んで貰い(以下略
このあたりでは事情がよく飲み込めず違和感だけが残る。その後で両親が碌でなしの類いと判明する。
両親からの愛情が薄かったということを早々に明記しておいた方が。
このあたりは情報の出す順番を整理して
・自分自身の能力
→家庭環境(両親の愛情の薄さや祖父母のこと)
→能力と環境の兼ね合いで起こること、例えば人に能力の話をしなかったことや祖父母の死を知らせてくれたことなど
みたいな流れにしておいた方が読み進めても理解しやすいと思う。
また能力表現や風景描写についてもほとんど情報がない。
自分にだけ見えるその存在がどのような姿なのか、古いラジオがどんな外見なのか、
2話の「窓の外から見つめる影」「大きな影(主人)」「よくわからない生き物」もどんな生物なのか、など情報が全くない。
そもそも主人公が女性であると認識できたのは2話中盤の
「彼氏も出来たし」〜「普通の女子大生を気取っていた」のところ。
2話の前半および3話は別キャラ視点になっているが、切り替わりのポイントはしばらく読まないと気付きにくい。
あからさまに分かるように文体をがらっと変えてしまったりした方が良さそう。
「今」がいつなのか判別しにくい。
1話冒頭では高校三年生と書かれているが、その後の展開はモノローグで処理されて
いつの間にか25歳までジャンプしている。
冒頭で現在の年齢を明記せずに過去を何となく回想する感じで同じように進めれば
2話の末尾で年齢が判明する、という仕掛けで良いんでは?
全体を通して感じられるのが、思いつきで書かれている印象。
それぞれのポイントで何を読者に伝えるべきかを考えながら書いてみては。 >>415
ご指摘有難う御座います!
能力の部分は、変わってしまうので、さらっと流そうと思いそうしたのですが、良くなかったですね。
ご指摘の通り、思いつきの部分が大きいです。
思いつきで書いてしまったからこそ、情報が整理されていない。背景描写が不十分。になっているのだと思います。
だんだん書いていくうちに、上手くまとめられてるのでは?という妄想があって、此方に晒すことで目を覚まそうと思った次第です。
お陰で、現状直さなければならないところと、今後も気をつけていかなければならないところが、明確になりました。
こうしてキッチリ言ってくれる人が、周りにはいないので、本当に助かります。
予約で公開設定している部分もありますが、ご指摘頂いた事を踏まえて編集していきます。
有難う御座います! >>416
追記で申し訳ないです。
主人公の性別の部分ですが、菖蒲という名前で女性だと認識してもらえるだろうという甘えがありました。
名前が出るのが、2話目冒頭なので、そこも踏まえて修正したいと思います。 >>409
[魔界、再教育。]
・第1話
(視点キャラ)一人称(私=荒良木菖蒲)、高校三年生、性別不明。
(無駄に長い)魔界ラヂヲのリスナーからのハガキ(?)紹介が長い
→魔界の役割や、割と軽いことの設定紹介を、設定語りにせずにやろうとしているのは分かります。
→こういうことを申すのは恐縮ですが、正直なところ、特に面白いといえないと思います。
→主人公が内容をかいつまんで紹介するか(説明重視)、アナウンサー(DJ?)とゲストの会話にしておくか(雰囲気重視)、でしょうか。
(祖父母と両親)状況がほぼ不明です。設定を作った作者さんにしか分からない。
→「一緒に暮らして居た死んだ祖父母」では、両親と別居とは分かりません。三世代同居と思うのが普通でしょう。
→そのため、以下の説明の一文がなかなか理解できません。よく考えてから、ようやくずっと両親と別居だったのかと推測することになります。
> 亡くなった後、両親から毎月、お金を振り込んで貰い、私はそのまま祖父母の家に一人で暮らすことになった。
・第2話
(視点キャラ)冒頭はいきなり三人称に変化し、途中からまた一人称に戻る。
→正直、最初は何が書いてあるのか分からず、読み返してどうなっているか、ようやく理解しました。かなりの手間、労力です。
→ほぼ禁じ手と思ったほうがいいかと(読者が自然についてくるレベルで使いこなすのは非常に難しい)。
→作者さんが描写したいことにとって都合がいい、楽なは分かります。でも、その分は読者の負担になることをお忘れなく。
→読者は、作者さんが何を書いたか必死になって理解したいのではありません。読みにくければ読むのをやめます。
(主人公年齢の変化)高校を卒業してしまっている。
→第1話では「高校三年生になった今でも」であったのが、もう高校卒業して大学生です。ちょっと飛びすぎです。
→「それから、二つの影は菖蒲を監視する事となる。」で年月変化を示唆したのだと思いますが、空行一つでは読者には伝わりません。
→ここに限らず、作品世界について何も知らない読者に対して、作者さんが状況を過不足なく伝えることができていません。
→そうなると、話がよく分からなくなり、読了断念される確率を高めてしまいます。
(主人公年齢の変化)さらに大学卒業して社会人になってしまう。
→この年齢が物語開始になっていますので、そこまでは回顧で簡潔にしたほうがいいと思います。
→読者は(言葉足らず気味の)作者さんの説明を一生懸命読んでいるわけです。こういう運びは無駄に読まされた徒労感を生じかねません。
(遺産)遺産相続がどうもおかしい。設定をよく練っていないのではないでしょうか。
→高校三年になったばかりの時点で祖父母が死去、大学卒業時に両親からの仕送りストップ、主人公が遺産相続時に(遺産を狙っていた)両親からの連絡は途絶。
→上記から素直に判断すると、大学卒業時に遺産相続と考えざるを得ません。
→しかし、葬儀してすぐくらいに(親戚などの協力もあり)単独相続したような描写があります。おそらくその旨の遺書もあったんでしょう。
→両親の遺産狙いの行動(自分の娘を祖父母に預けた)も理解不能です。我が子を預けると、なぜ遺産が自分に転がり込むと思うのか。
→それに関して、以下の連続する2文が矛盾していて、なお分からなくなります。
> きっと、遺産を得るために、繋ぎとして祖父母に私の面倒をみさせていたのだろう。
> (略)祖母の介護の手伝いをしていた私の生活を知っていたため、相続することに反対はしなかった。
→祖父母が主人公の面倒をみていたのか(祖父母の負担)、主人公が祖父母を介護していたのか(主人公の負担)。
→最初から後者なら、遺産狙いということも分かります。思い切って、「介護のため祖父母の家に出された」とでもしておくべきかと。
→こういう、よく考えていなさそうな点が散見され、気になります。状況を分からなくするものであり、読者離脱の原因となります。
(続く) >>409
[魔界、再教育]
(>>418の続き)
(無秩序な設定羅列)干からびた生物、高校卒業、大学生活、就職、両親との関係、遺産、退職&引きこもり等。
→高校〜就職は時系列になっていますが、一気に時間が進んでいます。一方、両親との関係や遺産などは時系列を乱しています。
→そのため、この節で伏線でありポイントでもある干からびた生物の発見時期などが不明になってしまっています。
→作者さんは作品構想に従って、自由に時間も視点も移動できますが、読者にはできません。まだ2話では読者は五里霧中なのです。
→作者が思いつくまま突っ走ってしまうのではなく、きちんと作品に無知な読者の手を引いて、作品世界を案内してください。
・第3話
(視点キャラ)主人公から見えない、知らないシーンのため、三人称になっています。
→そう、すっと分かるのは作者だけです。読者は読み進めてから理解し、この節の冒頭からイメージし直します。
→一人称と三人称を切り替えられると、読み解く(←こう表現したくなる)のが結構な手間、労力です(読者離脱の原因)。
→このシーンが必要不可欠かどうか、再考の余地があると思います(第10話まで読んでみて、不要な感じがしました)。
(相反する描写)ミスマッチを狙うときにはよく考えて使って効果をあげられますが、普通は想像できない描写になります。
> 諸悪の根源のような美男子
→作者さんは何らかの具体的イメージを思い浮かべてこう表現したと思いますが、読者にはほぼイメージできません。
→なぜなら、読者との知識共有がないからです。読者は作者さんが「諸悪の根源」でどういうイメージを抱くのか、全く知りません。
→もっと平易で即物的な表現にするか(「禍々しい」等)、「[読者が知っている確率が高いキャラ等]のような」といった比喩を用いる必要があります。
(名前代わりの特徴)キャラの長めの表現をして、このシーンの名前代わりにしています。
→特徴で名前を代替するのは覚えやすさになり、一読してキャラの見分けがつきやすくなります。
→しかし、「諸悪の根源のような美男子」「優し気な美青年」でも長いし、不健康キャラは表記が揺らいでいます。
> 不健康が服を着て歩いているような、ひょろりとした男(これは初出キャラの説明なので可)
> 不健康なひょろりとした男(1回)
> 不健康そうなひょろりとした男(2回)
→長いし揺らいでいるのでは、同一キャラと楽に認識することが難しくなります。くどいようですが、読者は作品ついて知識がないのです。
→無知(作品を読み始めたばかり)で怠惰な(作品を楽しみたいのであって勉強したくない)読者をいたわってください。でないと、読んでもらえません。
(突然に「神」)描写になかったものが、突如として出てきています。
> 屈託のない笑顔で、神と呼ばれた優しげな美青年が言った。
→「優し気な美青年」が既に「神」と呼ばれたと、上記一文で出て来ますが、その前を再確認しても、そう呼ばれた描写がありません。
→読者としては、「あれ、どっか読み落としたか?」と思い、「おそらく大事な設定だろうから確認しよう」と思います。
→すると、神と呼ばれた形跡がやはりない。そうなると、記述の不親切さを感じてしまう恐れがあります。
(言わずとも分かる)以下の説明文は不要のように思います。削除してはどうでしょうか。
> どうやら、人間が思い描いているような関係性は、(略)人間が思い描くような所ではないのだろう。
→ここまで読んだら分かることです。この後でもそうですね。分かることを改めて説明するのは、ギャグがスベるのと同じような感じがします。
→こういう説明は、そこまでの描写であるイメージをさせておいて、ひっくり返すようなときには有効でしょう。
(↑例:荘厳な異界にいるいかにもな魔王を描いておいて、魔王が読んでいたのがコミックだったと明かした直後、とかですね。)
(続く) >>409
(>>419の続き)
[魔界、再教育]
・第4話
(空白の使用)地の文で三人称と一人称が無秩序に混在しています。
→例えば、以下は空行なしの2文で切り替わっています。
> 菖蒲は怪訝そうな顔をする。
> 私が視えたり、聞こえたりするのは、幼少期に祖父母に言っただけ、祖父母だって周りに言って回るような人ではなかった。
→切り替えがすっと分かるのは状況をイメージして言葉にする作者だけです。言葉から状況をイメージする読者にはできません。結果、わけが分からなくなります。
(主人公が剛腕すぎる)ドアを開けて「不健康そうなひょろりとした男」を一撃して倒してしまっている。
→コミック・アニメ的表現ですが、文章でやると物凄く力が強いように見えてしまいます。超人のような印象が生じる恐れがあります(主人公のイメージがブレる)。
→(案出し)ただし、この後で主人公が魔力を持っているとなっていますので、魔界の者に対しては異様に強い、と設定できるかもしれません。
(空白の使用)発音できない、ないしは聞き取れない名前に空白を使っている。
→すっと理解できるものではありません。聞き取りにくいときによく使う「…」(三点リーダー)で代用してはどうかと思います。
→もし、現実世界では魔物の名前が言えない、聞き取れないという設定が必要不可欠でないなら、省いてしまうのもアリだと思います。
→作者オリジナル設定(←真名は秘すというパターンはあることは承知)は、読者はたいてい面白がりません。暗記を言いつけられたみたいな気持ちがします。
→設定は作者が従うルールであり、読者に見せつけるためのものでない、くらいに考えたほうが無難です。
(台詞末尾)ここまでずっとですが、台詞が「〜。」となったり「〜」となったりしています。
→表記は統一したほうがいいです。表記の揺らぎは、読者からすると何らかの意図があると思ってしまいます(これも読む負担を無駄に増やす)。
(見えない/見えるを意識した描写)ドアを開ける前後の「不健康そうなひょろりとした男」(好感度)
→ドアを開ける前は正体不明で描写し、ドアを開けて姿を見てから、「不健康そうなひょろりとした男」と描写していますね。
→主人公の視点、見え方をきちんと意識し、イメージした描写で、読んでいてすっとイメージできます。
→こういう配慮を全編にわたって行って頂けると、もっと読みやすくなるように思います。
(ようやく出たツカミ)主人公とベルゼブブが遭遇し、この辺りからようやく異世界絡みの展開が見え始めます。
→これがやっと出てきたツカミだと感じます。第3話までは、この遭遇のための説明だったと感じます。
→第3話までで、1,200字以上、原稿用紙3枚強になります。それがツカミの前の準備、盛り下げにしかなっていません。
→ツカミは読んでいる体感時間で30秒、遅くとも3分で出さないと、読み進めてもらう確率を著しく下げると思います。
→もちろん、一番いいのは1行目から「なんだ?」と思えるような出だしです。
→(ご参考)誰かの格言めいたものに、「作者はプロローグを書くのが大好きだが、読者はプロローグを読むのが大嫌いだ」というのがあります。
→いろいろ理由はありますが、「先まで作ってて、全部知っている作者」と「読んだところまでしか分からない読者」という非対称性が大きな要因の一つです。
(最新話の第10話まで拝読していますが、第5話以降と全体の感想は、また後で書きたいと思います。) >>420
詳細なご指摘、感謝しかありません。
成る程、読んでいて納得致しました。
今の状態じゃ、完全に作者の暴走。っていう感じなのですね。
どうしても変えたくないところは、ご指摘を踏まえて修正。
現在修正しようと思っている箇所も、ご指摘にあった事を、しっかり考えた上で、修正しようと思います。
本当に、ここまで詳細に言ってもらえるとは、有難いです。
有難う御座います! >>409
[魔界、再教育。]
・全体の感想
描写が分かりにくい点が多く、特に台詞主が分かりにくい点は、台詞が多いだけに不利になっているように思います。
短編〜長編としての情景描写では、即物的なものが少なく、どういう状況かイメージしにくくなっています。
芝居でたとえれば、大道具、小道具、背景がない感じです。能とか狂言みたいな感じです。読者(観客)が自分で想像しないといけないわけですね。
掌編なら情景描写は省くべきなんですが(アイデアやキャラのみが売りになるため)、短編以上では感情移入の不足になりかねません。
キャラの言動、行動、感情の動きに無理があり、いわゆる「操り人形」という状態になっている感じがします。
これは、「こう話を運びたい」「こういうシーンを見せたい」という作者の思いが強すぎるときなどに起こるようです。
キャラにも自由意志がありますし、モブや取り巻いているはずの描かれていない不特定多数のキャラにも自由意志があります。
キャラの自由意志は奪うことはできません。キャラを無理に従わせると、不自然になります。「こういうときは、普通はどうなるか?」等を慎重に考える必要があります。
小説の概要がちょっと簡素過ぎるかもしれません。とりあえず、全ての魔族の長たる魔王からスカウト、などとしてはどうでしょう。
さらに、「魔族の救世主と思ったら講師として雇われる?」みたいな、ちょっとした意外性も有効に使えそうな気がします。
目次で各話が番号だけなのは、損です。サブタイトルを入れておけば、イメージが湧きやすくなり、読んでくれる人を増やせる要因になります。
各話をうまく特徴づけて、かつ「どういう話だろう?」という疑問を起こすようなサブタイトルを工夫してはどうかと思います。
(続く) >>409
(続き)[魔界、再教育。]
以下、各節ごとの感想になります。
・第5話
(長台詞)この節の冒頭に設定説明を兼ねた、ベルゼブブの長台詞があります。
→一人のキャラが喋りまくるのは退屈になりがちです(リアルでも、会話が独占されたときに感じるもの)。しかも、それが設定説明です。
→しかも、主人公は既に魔界ラヂヲでおよそ知っており、読者も第1話で断片的ながら既読で雰囲気だけは分かっています。
→さらに、ベルゼブブがリアルでのイメージと異なるかどうか、主人公は気にしていないのに、ベルゼブブがまくし立てている感じです。
→つまり、退屈なうえに、唐突で不自然なわけです。
→ベルゼブブの説明台詞を入れるのであれば、適宜主人公に割り込ませ、身振り手振りなども描写するといいでしょう。
> 「違いますよ。確かに階級は正解ですが、私は蠅の王でも糞山の王でもありません!」
> 「だって、昔からそう言われてて」
> 反論しようとした菖蒲に、ベルゼブブは右手の人差し指を立てて見せる。
> 「よろしいですか、我々、魔界の住人達は、人間たちから本来とは違ったイメージを押し付けられてですね」
> ベルゼブブはしょんぼりとうつむき、ぼそっと続ける。
> 「非常に迷惑しているのです」
> 「そうですか。まあ、なんて言うか、いろいろ大変ですね」
> 菖蒲が慰めると、ベルゼブブはがばっと顔をあげる。なんか嬉しそうだ。
> 「それにですよ! 魔界と天界の仲が悪いとか、悪魔と天使の仲が悪く戦争したとか言われていますが」
> 「違うんですか? だって、悪と善では」
> 「いーえ、そんな事は一切、決してありません! そんな事をしてしまったら、お互いの仕事に支障をきたすだけで、何の利益もありませんし。だからですね」
> 話が長くなりそうなので、菖蒲は話をぶった切る質問をした。
(てにをは)細かいことですが、てにをはの使い方でニュアンスが違ってきます。上記に続く台詞を例に取ります。
> 「ところで、ベルゼブブさんは、何を飲みますか?紅茶とコーヒーと麦茶、あとビールがありますが。」
→「ベルゼブブさん『は』、何『を』飲みますか?」だと、飲み物を出されることが前提で、飲み物以外にはないニュアンスが生じます。
→主人公が飲み物を半ば強制して、長台詞をぶった切りたいわけですから、これでもいいと思います。ただ、個人的にはちょっと不自然に感じます。
→普通の聞き方だと、「ベルゼブブさん、何か飲みますか?」とか、「ベルゼブブさん、お飲み物でもどうですか?」などだと思います。
(できるだけ短く)前後から分かることは、できるだけ略すほうが読みやすくなります。台詞はことにそうです。自然な会話の感じにもなります。
> 「お待たせしました。ミルクとお砂糖は『必要ですか』?」
→コーヒーを求められて淹れたのですから、「お待たせしました。ミルクとお砂糖は?」で分かります。
→全部言うなら、「必要ですか?」だけぞんざいな感じですので、「お入り用ですか?」などに。
(台詞主の明示)作者は誰が何を言ったか考えてから書きますが、読者は台詞と地の文から読み取ります。読者視点でどう読めるか、注意が必要です。
01> 「お待たせしました。ミルクとお砂糖は必要ですか?」
02> マグカップを二つ机に置き、菖蒲が質問した。
03> 「両方ともお願いします。」
→台詞途中で地の文を挟むことはよくあるので、01と03が一続きの台詞、02が台詞中の動作と誤読する恐れがあります。
→02が「〜置き、菖蒲が〜」と読点で区切っているため、動作も一区切りに感じやすく、「質問した」が次の台詞と思い違いしやすいことも影響します。
→例えば、02を「マグカップを二つ机に置きながら菖蒲が訊くと、ベルゼブブは即答する。」などとすれば、誤読しにくくなります。
(続く) >>409
(続き)[魔界、再教育。]
すみません、NGワード規制になり、ちょとテストします。
(描写の連続性)「すかさず」と描写したら、その言葉通りに描写しないと、誤読される恐れがあります。
01> 「ええっと、どこまで話しました?」
02> 首を傾げるベルゼブブに、すかさず菖蒲は牽制をかける。
03> これ以上長話されたのでは、この後の予定が大幅に狂ってしまう。
04> といっても、そこまで重要な予定など、ありはしないのだが。
05> 「お話があったのではないですか?」
06> ベルゼブブは、パンと手を叩き、頷いた。
(続く) >>409
(続き)[魔界、再教育。]
NGワードを推測しながらの投稿になります。すみません。
(描写の連続性)「すかさず」と描写したら、その言葉通りに描写しないと、誤読される恐れがあります。
01> 「ええっと、どこまで話しました?」
02> 首を傾げるベルゼブブに、すかさず菖蒲は牽制をかける。
03> これ以上長話されたのでは、この後の予定が大幅に狂ってしまう。
04> といっても、そこまで重要な予定など、ありはしないのだが。
05> 「お話があったのではないですか?」
06> ベルゼブブは、パンと手を叩き、頷いた。
→02で「すかさず」とあるので、読者はその語の近くの描写が「すかさず」行われたはずと思います。
→02の「すかさず」が指すのは05の台詞ですが、03〜04の主人公の思考が挟まってしまっていて、遠くような気がします。
→そのため、01の台詞が「すかさず」に対応すると勘違いしてしまう(その後、やっぱり変だと思ってイメージ修正することになる)。 >>409
(続き)[魔界、再教育。]
NGワードを推測しながらの投稿になります。すみません。
→そこで、文の順序を入れ替えてみます。
01> 「ええっと、どこまで話しました?」
02> 首を傾げるベルゼブブに、すかさず菖蒲は牽制をかける。
05> 「お話があったのではないですか?」
03> これ以上長話されたのでは、この後の予定が大幅に狂ってしまう。
04> といっても、そこまで重要な予定など、ありはしないのだが。
06> ベルゼブブは、パンと手を叩き、頷いた。
→こうすると、今度は06の「パンと手を叩き」という、すぐに反応したような行動が浮いてしまいます(06は次の台詞につながるので、最後に置く必要あり)。
→いろいろと対応方法は考えられますが、ベルゼブブの行動が遅れる記述を入れると、以下のようにもできると思います。
01> 「ええっと、どこまで話しました?」
02> 首を傾げるベルゼブブに、すかさず菖蒲は牽制をかける。
05> 「お話があったのではないですか?」
03> これ以上長話されたのでは、この後の予定が大幅に狂ってしまう。
04> といっても、そこまで重要な予定など、ありはしないのだが。
06> ベルゼブブは目をしばたいていたが、突然パンと手を叩き、頷いた。
(誤読を招く誤字)単純な誤字でも、下手をすると誤解されて読み進まれてしまう恐れがあります。
> 「そうでした。荒良木菖蒲さん、貴方にお願いが『合って』来たのでした。」
→ここは「あって」(有って)が「合う」はずです。このままだと、「主人公とベルゼブブの願いが合う=同じだから来た」と誤読される恐れがあります。
(お願いの数)ベルゼブブのお願いが複数あると、読者によく分かるように表現したほうがいいと思います。
> 「もう一つですが、貴方がお持ちのラジオについてです。〜」
→「もう一つですが」は、どうも唐突です。この直前でベルゼブブ「お願いがあって」とのみ述べています。
→二つ目があることが主人公にとって既知の事項であるような言い方は読者が混乱します(何か読み落としたのかと思ってしまう)。
→ベルゼブブが最初に「いくつかお願いがあって」と言うか、上記を「もう一つありまして」とするか、でしょうか。
→次節でまだお願いしていますので、だらだらとお願いし続ける感じを出すなら、「もう一つ」として、次節で「まだありまして」などに。
(↑定型的やりとりですが、「まだありまして」→「いくつあんのよ!」→「いや、これが最後」→「本当に?」→「ホントにホント」といった感じにもできます。)
→こういう描写は作者の思考をキャラが借りている恐れがあります(願いが複数と分かっている)。読者が状況を分からなくなる原因になります。
(続く) >>409
(続き)[魔界、再教育。]
・第6話
(描写の連続性)冒頭の「だが、その目はどんよりと〜」は前節から続くものですが、その後の台詞に活かす手もあります。
01> だが、その目はどんよりと濁っており、現代社会に愛想が尽きた事を物語っていた。
02> 「そうですか。最後にですが、我が魔界の住人全員からお願いが御座います。」
03> 「お願いですか。」
04> 「はい、貴方はこの世界に、愛着や未練や後悔がないと、お見受け致します。どうか我が魔界の危機をお救い下さい。」
→04は、ベルゼブブが主人公の「現代社会に愛想が尽きた」を見抜いたような台詞です。これに「目がどんより」を対応させることもできます。
→文の順序を変え、記述もそれに応じて少し変えてみます。
02> 「そうですか。最後にですが、我が魔界の住人全員からお願いが御座います」
03> 「お願いですか」
01> オウム返しする菖蒲の目はどんよりと濁っており、現代社会に愛想が尽きたと物語っていた。ベルゼブブはその目を覗きこむようにして言う。
04> 「はい、貴方はこの世界に、愛着や未練や後悔がないと、お見受け致します。どうか我が魔界の危機をお救い下さい」
(台詞主の明示)もう詳しく書くことはしませんが、『「成程、私は二つの条件は』〜「崩壊の危機にあっているのです。」』の台詞主が分かりにくいです。
(長台詞)ベルゼブブが長台詞で設定語りをしています。かつ、設定紹介が中途半端です。
→この節に必要なものだけに留めるように、地の文で簡潔にしてはどうでしょう。
→後の都合はあると思いますが、作者の都合であって、読者の希望ではありません(今読んでいるところを面白くしてほしい、暗記はしたくない)。
→読者中心の構成にしないと、読まれにくくなります。繰り返しになりますが、読者は無知で怠惰です。まだ作品を好きになってもいません。
(ツカミからの展開が遅い)この節に至って、ようやく主人公が異界行きを承諾します。ちょっとスロー過ぎないでしょうか。
→この後、第11話に至って、ようやく準備が完成しているようです。ベルゼブブとの遭遇のツカミ効果はもう薄れています。
→序盤でもっと引き込まないと、読み進むモチベが保てません。
→例えば、各シーン(節)は「8割分かって、2割の疑問を残す」ようにすると、疑問解消が読み進む動機になります。
→その辺りの感覚は、先まで想定して書いている作者にはなかなか実感できず、うっかりしがち。作品知識皆無の読者を、できるだけシミュレートしてください。
(節と節のつなぎは良い)展開は遅いのですが、節の冒頭が前節の最後を引き取る形になっています(好感度)
→このことに読者が気が付くと、「次の冒頭はどうなるんだろう?」という気持ちが生じます。次節を読ませる手法になっていますね。
(続く) >>409
(続き)[魔界、再教育。]
・第7話
(お願いの数)この節の菖蒲の願いが複数あることを、なぜかベルゼブブが知っていて不自然な感じ。
→菖蒲が最初に申し出たのが、「悪魔として永久就職」で、ベルゼブブは悪魔化は当然の前提条件だと思っている。
→ベルゼブブは菖蒲の悪魔になりたいというのが願いだと判断し、それはもう叶ったも同じと思うはず。
→しかし、ベルゼブブは(互いに首を傾げるコントの後)、願いは何かとさらに問い質している。
→これは、ベルゼブブが菖蒲の願いが悪魔化以外にもあると知っていないと不可能な言動で、ベルゼブブは菖蒲の願いを知らないはず(でないと質問するわけがない)。
→これは、菖蒲に関する作者の知識をベルゼブブが使ってしまっている恐れがある。
→ベルゼブブが何を知っていて、何を知らないか、きちんとシミュレートしないと、読んでいて不自然になります。
(資産の使い道)主人公が突然、資産の使い道を考え始めます。
→これは、主人公が現世的、世俗的に死ぬと分かってないと、おかしな行動になります。
→しかし、この時点で現世的に死ぬと主人公が理解しているとは思えません。ベルゼブブも悪魔化を軽く請け負っていますしね。
→これも、作者の知識(この先の構想、設定)をキャラがうっかり使ってしまっている恐れがあります。こういうのは不自然になり、読者に理解しにくくなります。
(突然の激情)仏壇に向かって手を合わせ、祖父母に報告しつつ感情があらわになるのも、上記と同じ問題を含んでいます。
→さらに、まだ本当に興味を引くイベントは起こっておらず、したがって読者の主人公への感情移入は不充分です(感情移入していいか迷っている段階)。
→感情移入できていないキャラの激情は、共感できず、むしろ引く要因になりかねません。読者はまだ主人公がよく分からないという前提で描写を工夫すべきです。
・第8話
(会社設立)菖蒲の会社を設立するのはいいのですが(後々使いそうな設定)、注意点もあります。
→菖蒲が現世的に死ぬのであれば、オーナーを誰にするかの問題が生じます。
→菖蒲が現世的に死なないのであれば、前節の描写が不自然になります(現世でも暮らすなら、資産はそのままでもよいはず)。
→この後次第ですが、菖蒲が自分がどうなるかをよく理解してから(読者に明かしてから)、資産に関する意思決定描写をしたほうが自然になるように思います。
(主人公が知り過ぎている)この後、異世界で何をするかがよく分かってしまっているような台詞があります。
> 「私の講習だけでは、どうしたって理解できない部分があります。
→こう言えるのは、どういう相手に何を教えるかが分かっていないと、こうもスパッと言えないはずです。非常に不自然です。
→これも、キャラが作者の知識を借りてしまっている恐れがあります。
(会社の規模と基礎)設立しようとして会社がちょっと不自然かもしれません。ただし、細かいことです。以下は、一応、念のため申し上げているとお考えください。
→会社だと、監査だのなんだのと社会的な監視下に置かれます。密かに異界の住人を置く目的は疑問です。
→もし、問題なくやれて異界に対して利便性があるのなら、悪魔などが既にやっていそうです。
→例えば、プライベートな偽装施設で、運営資金などは異界から、といったものが順当ではないかと思います。
(魔王陛下)座っても部屋の天井を突き破りそうな巨体なのに、主人公が笑いをこらえている。
→いかに体育座りとはいえ、人間に数倍する巨体のようです。最初は恐れるのが普通ですが、なぜか主人公は恐れず、その姿に笑いそうになっている。
→不自然です。これも、キャラが作者の知識(魔王は怖くない、害がない)を借りてしまっている恐れがあります。
→最初は恐れるか、このシーンのまま活かすなら、魔王に「度胸があるな」と感心させるかでしょうか。
(意味不明の描写)誤字だと思いますが、笑いすぎと分からない描写になっている箇所があります。
> その前に、菖蒲の顎の筋肉と背筋が壊れてしまいそうだ。
→笑いすぎなら腹筋を持ち出すのが普通でしょう。また、直前で「笑いを堪えるのがいっぱいいっぱい」ともあり、さらに分からない描写になっています。
(続く) >>428
わかりやすく、細部までアドバイス頂き感激です。
自分の中で納得でき、修正もスムーズにいきそうです。
続くとありますので、428様の次のコメで〆させて頂きます。
ご指摘くださいました皆様、本当に有難う御座います! >>409
(続き)[魔界、再教育。]
・第9話
(魔王の描写)最初のほう(第3話)で「諸悪の根源のような美男子」と描写していたのが、この魔王ではなかったでしょうか。
→前節では、角がある体育座りした巨漢のように描写し、サイズを小さくしたこの節では「ナイスミドルでダンディな、筋肉隆々で半裸の、角の生えた男」です。
→描写に統一感がないため、魔王のイメージがブレ、同一性が損なわれます。
→サイズ以外はイメージ統一すべきでしょう(がらっと変わるほうが印象的だけど、絵で見せられない文章のつらいところ)。
(台詞主の明示)この節は台詞主も分かりにくいものが多いようで気になります。台詞と地の文の順序、口調、現在形/過去形の使い分け等々に注意してみてください。
(表現:諸悪の根源)先にも申し上げましたが「諸悪の根源のような面構え」はイメージ不能です。
→また、この節では「ナイスミドルでダンディな(略)」と表現し、前節から主人公が可笑しがってもいます。
→これではイメージに統一性がなく、さらに分からない感じになってしまっているようです。以下の描写も統一性を欠きます。
> 『居酒屋のおっさん』か。と言う突っ込みは胸にしまって、最後の質問に移る。
(主人公の思考の齟齬)第7〜8話で現世での資産の整理を考えた主人公は、この節で契約の「生前」に疑問を持っている。
→疑問を持つようなら資産の整理は考えないのが自然で、資産整理や激情からすると「生前」は当然と思いそうです。
→どうも描写がブレます。おそらく、主人公が作者の知識を借りたり借りなかったりでブレているのではないかと思います。
(冗長)契約までの段取りがどうにも長いようです。ようやく終わるかと思ったら、魔王が下半身だけ残すギャグ。
→笑うよりイラっと来る恐れがありますし、暴力コントは主人公のキャラがブレる恐れもあります(目がどんより曇っていたキャラにそぐわない等)。
・第11話
(視点移動)状況を写すカメラ視点が主人公に固定されておらず、戸惑います。
→三人称で菖蒲視点のはずですが、以下は菖蒲以外の視点での描写です。
> しかし、菖蒲の体の真上に菖蒲そっくりの半透明の物体が浮かんでいた。
→半透明の物体に菖蒲の意識と視覚があるはずなのに、位置が「体の真上」になっている。
→半透明の物体の視点ではなく、視点キャラが違うのかと思って認識を改めると、その後すぐ、菖蒲視点に戻ります。
> 下を見れば、自分自身が転がっている。
→これは、半透明の物体=菖蒲の視点です。視点が短い間にあちこち移動してしまっています。作者がカメラ視点を移動しまくっているんですね。
→これは文章を読んで状況を理解する読者には、分かりません。コミックでは可能な構図でも、文章ではできないものもあるのです。
(イメージ困難)文章を追ってリアルタイムに理解できれば、ダイナミックな印象になるシーンが、描写のせいで効果が削がれています。。
> 激痛と苦しみで蹲った体を、思い切り開いた。
→蹲るのは分かりますが、その体を開くとは? 続く描写でようやく分かります。
> 大の字で宙に浮かぶ菖蒲の姿
→「ああ、そうか。蹲った体勢から手足を伸ばして大の字になったのが『思い切り開いた』の意味か」と考えてから理解することになります。
→後の表現から、その前の表現を理解するというのは、文章を読みながらのリアルタイムの理解、進行を妨げます。
------------------
感想は以上です。NGワード、埋め立て規制などでもたもたして、申し訳ありませんでした。 前の方が〆られたようなので晒させていただきます。
【タイトル】異能変質『BREAK』
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883610537
【ジャンル】現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
異能力バトルモノです。
気になったところ、分かりにくいところ、読者が帰ってしまうだろうポイント、アドバイスなど指摘してもらいたいです。 >>431
冒頭から読み進めて感想を考えようとしましたが、どうも試し読み程度では判断しかねていまして、少し長めに晒して頂けると助かります。 >>432
>>431です。
では〆は水曜、ぐらいで大丈夫ですかね?
勝手が分からないので、長すぎたりする場合は言っていただければ。 >>433
はい、そのくらい期間を頂ければ助かります。 >>431
まず冒頭の
『二ヶ月前より連続して起きている大量失踪事件ですが、昨日も引き続き十三名の行方不明者が出ており、これで被害者の数は六百人に上りました。警察は捜査を続けておりますが、依然として犯人の足取りは掴めておらず――』
というニュースがいろいろとおかしいです >>436
>>431です。
カットした方がいいですかね。そこのニュースは悩んだので、カットして地の文で言わせた方が違和感は出にくかったかもしれません。 >>431
4話まで読みました。
テンポが良くて分かりやすいですね。お父さんとの台詞のかけあいも面白かったです
ただニュースと地の文だけでは、能力者が跋扈する世界観が伝わってこなかったので、読み進めるための推進力が弱いかもしれません
冒頭は朝食のシーンではなく、大男に襲われるシーンから始めたらいいのにと個人的には思いました (補足)
少し言葉足らずでした
早めに危機感を演出した方がいいのでは、という意味です >>438
確かに最初で結構読者が離れてるので、そうやって掴んだ方がいいですね。
ありがとうございます。 >>431
とりあえず5話まで。
単文でおかしな表現は目立たない。
不足があるとしたら全体の流れかな。
まず冒頭にニュースが流れる朝食風景。そこで予告なく飛び出す異能。
この時点ではこの親子・家庭が異常なのか世界で一般的に異能が使われているのか判別出来ない。
例えばニュースの中で犯人が異能を使用していると思われることを挙げておけば
この能力が世間に知られているものであると読者に伝わる。
2話、唐突な強気ヒロインの登場。座席を奪い去る流れは実際のところ不当で
ヒロインに対してヘイトが溜まる。
5話まで読んだところではヒロインに対してそこまで強気キャラを立てる意味は感じないけど
以降で何か意味が発生するんだろうか?
3話〜5話のヒロイン像はツンデレと復讐心で上手くバランスが取れていないように思う。
全体のプロットがテンプレ的なところから抜け切れていない感じがするのと
その構成に対してヒロインが嵌まりきっていない印象。
ひとまずはそんなところか。 >>441
>>431です。
ニュースの中で能力が一般に普及していると読者に伝えるのは盲点でした。参考にさせていただきます。
ヒロインについてですが正直強気にし過ぎました。後半の流れ的に強気にした方がいいと思って強気なヒロインにしたのですが、もう少し和らげた方がいいですね。
ありがとうございます。 >>431
一話のみ読みました。気になる点をいくつか
一般的にニュースは5W1Hを伝えるのが基本です。いつどこで誰が何をどうした、ですね。
例えば
『昨日(場所)どういった集団である十三名が行方不明になった、予定時刻を過ぎても到着しないため発覚し、誰とも連絡が取れていないことから警察は以前から多発する他の失踪事件との関連もないか、あわせて調査をすすめる方針です』
のような流れです
実際どんな事件かはわかりませんが、本人の意思でいなくなったのか何らかの事故なのかわからないからこその行方不明及び失踪なのであって、
すでに何者かの仕業で誰か犯人がいるものと特定して報道するには目撃証言や声明文など他の要素が不可欠です
次にここでの表現として相応しくない『完膚なきまで』『衝撃波』は変えた方がいいと思います。衝撃波とはそういうものではないので一度調べてみてください
『遅刻しそう』→『遅刻するような息子』→一悶着→ゆったりタイム→『遅刻の気配を感じる』
この流れに引っ掛かります
『(まだ余裕はあるがこのあとのことを考慮すると)遅刻しそう』→毎朝の親父の言いがかり→終了→『(本格的に)遅刻の気配』と、ちょっと一言二言足すだけで統一性のある流れに変わるかと
『別に遅刻じゃなくても攻撃してくるだろうが、お前は!』というより『お前のせいで遅刻してるんだ』くらいの方が説得力がありそう
一話に関しては以上です
軸になる部分は問題ないと思います >>443
>>431です。
ありがとうございます。参考になります。やはり自分のイメージだけで書くのはだめですね。 >>431
[異能変質『BREAK』]
・全体の感想
いろいろ見るべき点はあって、セオリー、ツボといったものを押さえているように感じました。ネタとしては新規性は低めながら良質な感じです。
しかしながら、まずい点が2つあって、かなりの打ち消しになってしまっています。欠点の原因は共通のものだと感じました。
欠点は、一つには、強引ということです。あるイベントが発生したとして、それがどうなるかの可能性がいろいろある(と読者には感じられる)。
しかし、なぜかストーリーの運びに都合のいいものだけが選ばれ、なぜ他の可能性はつぶれたのかを疑問に感じてしまうほどです。
もう一つは、設定の不備です。御作は(ある種の悲劇性を伴う)異能ものに分類できると思うのですが、その異能の扱いがちょっと雑ではないでしょうか。
登場する異能が多彩で、発動する力が異なりますから、自然と異能発動と阻止というバトルになってくるわけですね。
「とある魔術の」なんかでもよくあることですが、敵の異能の発動を敵にも読者にも意外ながらも、納得できる形で潰したりします。
御作だと意外なんですが、納得できない感じになってしまっているものが散見されます。詳しくは各節ごとの感想にて申し上げてみます。
上記欠点のいずれも、「こういうシーンを描きたい」「キャラにこう言わせたい」「こんな絵が欲しい」という作者の願いが強すぎるためと思います。
もちろん、見映えのするシーンや印象深いポイントというのは、作品を面白くする必須の要素ですから、作り込むのは必然です。
ただ、シーンに合わせて設定を曲げたり、キャラの台詞に合わせてストーリーをないがしろにしたりすると、デメリットが上回りがちです。
しかし、見せ場の都合に合わせて作り込むのが作者の腕前でもあるわけで、要は匙加減ですね。そこがちょっと、ご都合に流れた面があるような印象です。
異能の行使描写ですが、必殺技を叫ぶというのは、もしかすると「昭和のヒーロー、ロボットものみたい」という不評があるかもしれません。
これがコミックかアニメだったら、黙って異能を行使したほうがいいかもしれませんが、いかんせん文章作品です。
もし、いちいち異能の特徴を描写していたら、くどいし、誰がどの異能持ちかなどが分かりにくくもなりそうです。
作中の異能の種類は無数にありそうですが、実際に使われるのは少数です。覚えるのは苦にはなりません。
ですので、異能行使に技名という記号化(技名で異能の具体的描写を代用してしまう)は、アリだと思います。
(ただ、しっくりこないといった読者の批判にも耳を傾けてください。それも実感でしょうから、改稿や次作の参考になるはずです。)
文章技術的には、冒頭からラストまで、ほぼ一定の筆力と感じました。だいたいは一読して分かりますので、技術は低くはありません。
しかし、ところどころ分かりにくい点、イメージがうまく浮かばない点などがあったように感じました。
冒頭とラストで筆力がさほど変わらないことから、書き慣れていて、書いて行けば上達するとはいかないようです。
文章技術の参考書などで、いろいろ書き方を試す時期に入っておられるのではないかと思います。
全体をざっくり申し上げてしまいましたが、どうしてそう感じるのかは、なかなか伝わらないと思います。具体的には以下、各節ごとに申し上げてみます。
(できるだけ、感想に必要な節に絞り込もうと思います。他の節も、類似の問題点があるとお考えください。)
(続く) >>431
[異能変質『BREAK』]
以下、各節ごとの感想となります。
・第1話『日常』
(事件紹介)ニュースで2か月前から600人の行方不明者が出ていると報じている。
→1日平均で20名で、たとえ全国規模でもちょっと尋常ではない数です。
→(リアルでは多いが)現実には警察が把握する行方不明者は年間8万人くらい(特異事故、災害を除く)、1日で200人以上行方不明です。
→しかし、特に報道されませんよね。事件性があると認識されるものは、ほとんどないのです。
→しかし、作中の行方不明は「大量失踪事件」で一つの事件と見做されています。だからこそのニュースだし、警察の捜査であるわけですね。
→事件性のある行方不明が1日20人。リアルの現代日本と比べて、尋常ではない治安悪化のイメージです。しかし、主人公も父親も気にしていない。
→冒頭のこの短いニュース描写が、全編に渡って(印象として)影響してしまいます。ニュース一つでも要注意です。
(設定紹介)冒頭から、1年前に異能が生じてほぼ全ての人に行き渡ったが設定説明される。
→これはこの物語のベースとして必要ですので、早めに紹介するのは当然だと思います。日常化していること含めてですね。
→ただ、攻撃や影響のありそうな能力が描写され、それが日常的に、お遊び感覚で行使されている描写は、やはり以降の雰囲気に影響します。
→なぜなら、全市民が武装しているような状況とも思えるわけです。ニュース描写に加えて、こういう異能の描写続いているわけですので。
・第2話『転校生』
(治安の悪さ)主人公が転校生と席でもめるとき、異能を警戒しています。教師が喧嘩を咎め、異能について黙してもいますね。
→これも前節の印象を強めます。学校内ですらもめるときに異能を気にする学校。第1話では父親の異能は負傷してもおかしくない攻撃力でした。
→しかし、おかしな記述が出て来ます。転校生がが校内では異能禁止だから使わないと言っている。
→なら、校外では許されるわけですよね。校則で禁止、国法では許容という、おかしな状況を感じてしまいます。
→これはつまり、設定のバランスが悪いのです。それがなぜかは、次節以降で作者さんが見せたい絵(バトル)の都合のため。
→これが、設定の不備であり、話の運びが強引という一例になります。
(目立つモンスター)化け物が出現するわけですが、黒いから目立たないというはずもありません。家の近くにコンビニがあるような環境ですから。
→この節以降での話の流れでは、化け物が世間的には秘匿されているようですが、無理な設定でしょう。
→読者は異能やモンスター以外は、現代日本を想像します(記述されていないところは、身近なものと同じと想像するため)。
→防犯カメラがあちこちにあり、人はカメラのあるスマホを持っているというのが、現代日本です。
→こんな目立つ化け物が、それでも世間的にはバレていないとするには、相当に設定を練る必要があります(残念ながら、御作では不足)。
→でないと、夜間はもちろん、日中でもうかつに出歩けないはずなのに、なぜか誰も気にしていないという、不条理な状況を読者は想像せざるを得なくなります。
→異能の法規制のおかしなに加え、そういうあり得ない状況も思い浮かべたまま、読み進むことになります。
(続く) >>431
[異能変質『BREAK』]
・第3話『正体不明』
(黒ヘルのバトル)謎の男のバトルは、戦闘結果を示してから、動きを説明していますね。(好感度)
→よくある失敗例は、一連の動作を刀身の見映え含めて描写してしまうというのがあります。物凄く遅く感じます(アニメならスローモーションで可能だけど)。
→このバトルでは一瞬の間に起きた感じを、まず化け物の首が落ちたことで表し、改めてどう切り落とされたかを述べています。
→謎の男の素早さが感じ取れます。よく考えて描写されたのか、バトル動作の描写に慣れておられるのか。ともかく、お見事です。
(ヒロインの心情)ヒロインが最初に主人公に会ってからずっとですが、かなりわざとらしい言動、行動になっています。
→この節では、主人公が化け物を倒したと勘違いしたとはいえ、所属を秘匿すべき組織構成員が簡単に素性をばらしています。
→さらに、化け物退治に誘ってしまってますよね。いかに異能が当たり前、ヒロインが化け物について知っているとしても、無理な感じです。
→最小限の変更だと、せめてヒロインが主人公の異能と腕前を確認してからでしょうか(それでも強引ではあるんですが)。
→こうもいきなりなのは、さっさとヒロイン側、ヒロインの組織側につけたいという、作者さんのストーリー運びの理由、都合からとしか感じられません。
→そう感じると、最初の遭遇(席争い)からして、このシーンに持ってくるための作為も感じてしまいます。
・第4話『勧誘』
(不特定多数の自由意志)ヒロインが化け物について、「情報規制」されているから、世間が知らないと述べている。
→これは、既に述べた世の中にゴマンとかるカメラの問題も関係しますし、ネットの存在もあります。
→SNSなどに情報が出てこないわけがないのです。この2chだってそうです。一人が画像付きで流したら、ぱっと広まり、抑えようがありません。
→そういう自然の成り行きが、不特定多数の自由意志の一つです。作者は作品世界の神ですが、描写されていないキャラの行動は制御不能と考えるべきです。
→でないと、読者が感じる自然の成り行きと齟齬をきたし、リアリティを感じにくくなってしまいます。
→後で明かされる化け物の設定含め、化け物は多数、人知れず出現しないと話が成立しないですから、この辺りは設定を考え抜く必要があると思います。
(異能バトル系で、周囲の時間を止めたり、異世界に移動したり、犠牲者に替え玉が用意されたりするのは、こういう無理を避けたい狙いがある。)
・第5話『空槍』〜・第8話『強襲』(前半)
→主要キャラの情報開示で、小出しにしていく手法は自然ですし、読者も楽に理解できて、覚えやすくなっています。バトル描写もまずまず。
→しかし、読者は先述の疑問(化け物や組織の秘匿が不可能、秘すべき所属を簡単に言ってしまう等)はずっと持ち続けています。
→結果、よく分かるだけに、あり得なさ(リアリティの欠如)もより深く感じてしまうことにもなってきます。
・第8話『強襲』(後半)〜・第11話『疑心』
→主人公通う学校に化け物(ラスター)多数出現、主人公と仲間で撃退、黒ヘルに関してさらに情報開示など。
→繰り返しですが、読者は異能以外は普通の高校を想像します。化け物についても、秘匿されていた設定は頭に入れてます。
→学校襲撃で、生徒に複数惨殺されています。これ、読者としては「大事件だ。警察の急行、現場閉鎖、周辺の厳重警備、外出禁止等々あるはず」と思います。
→例えば「野生のライオンが学校に多数現れ、複数の生徒を食い殺した」という事件が起こったとら、一頭残らず処理されるまで一帯はほぼパニックですよね。
→そういう状況が全く作中に現れていないわけです。あり得なさが目立ち、どうにも不自然です。
→作者さんが思い描いた見映えするイベントを見せつつ、結末まで持っていきたいあまり、イベントに付随して何が起こるかを忘れてしまったのではないでしょうか。
→作者さんが見せたい以外のものも、読者は見てしまいます。感情移入して作品世界に入り込むうためのリアリティが欲しいからです。
→読者が、「なるほど、そうなりそう」と思える状況を作るか、考える暇を与えないパワーとスピードを持たせるかしないと、読者は冷めてしまう恐れがあります。
(続く) >>431
[異能変質『BREAK』]
・第12話『疑問』
(無理)先述したように、世の中の至る所に人もカメラもあり、ネットもある世の中では、以下はどう考えても無理です。
> ラスターのことが、俺達の学校のことが、一切メディアに出てこないのだ。
→もしこれが可能なほどの情報統制ができるとなると(スケール的に巨大)、ラストの解決(個人レベルでの解決)があり得なくなります。
・第13話『問答』〜第17話『父親』
→ラスト前の盛り下げで、大事件の後、最後の山場には必要。ただ、無駄に目立つキャラ(和服メイド)など、読者の負担になる部分もある。
→読者が飽きないように工夫したのだと思いますが、読者には何が大事で覚える必要があるのか分からないのです。
→後で分からなくなると困ると思い、出たものは全部覚えようとします。もっと短くして省くか、メリハリをつけてモブと分かるような工夫を。
・第18話『乙女』〜・第19話『好機』
(馬鹿げている?)主人公がヒロインの内情偵察するのはいいですけど、さすがにこういう資料ではちょっと無理があり過ぎではないでしょうか。
> 【レボルス 行動方針 概要】
→さすがにこれは呆然としました。まるで学校の入学案内に配る資料名みたいです。所属を秘すような組織とは思えません。
→読者に、敵味方が子供の遊びかと思わせ、著しく迫力、緊迫感の低下を招く恐れがあります。秘密はきちんと秘密のように描写すべきです。
→例えば、せめて「USBメモリに暗号化されて記録された」などではないでしょうか。解読したら、断片的ながらレボルスとうかがわせるものがある、とか。
・第20話『開戦』〜・第22話『代償』
(設定破綻?)異能の設定が理解不能に近くなってしまうバトルがあります。
→ヒロインがカーテンで身を包んだので、目視しないと発動しない主人公の異能が無効になる。
→さすがにこれはちょっと。では、衣服、ブーツ、フルフェイスのヘル等で身を包んでも主人公の異能は無効化される?
→こういう運びに持っていきたいという作者の願いが強すぎて、せっかく作った設定に譲歩させてしまっています。
→そうなると、「異能の性質からして、戦術は」と考え、展開を期待して読者は裏切られた気持ちになります。
→「それでいいなら、なんでもありじゃん」「どうなるか考えても仕方ないし、わくわくもできない」となってしまいます。
→設定は作者が真面目過ぎるくらい従わないと、読者は作者の恣意性、ご都合主義を感じてしまうということです。
→設定は作者を縛るルールで読者に見せつけるものではなく、異能(や魔法)は困難を作るもので解消するためのものではない、くらいに考える必要があります。
(バトル形態はいい)心理戦主体になっていますね。(好感度)
→有名作品「とある魔術」のアニメでよく言われたのが、「異能バトルじゃなくて口喧嘩でほぼ決着」というものです。
→原作が文章作品だからなんですね。言葉で描く戦いは、絵的には映像作品には敵わないですよね。動きや絵主体で見せようと思ったら劣ってしまう。
→その代り、絵では直接語れない内面描写は文章が有利です。なので、心理戦は映像より迫真にできるわけですね。
→御作でもここぞというバトル(まさにこの節のシーンやラストのバトル)に心理戦を重視していて、文章であることをうまく使っていると思います。
(↑ですので、もし「とある魔術の真似みたいじゃないか」と貶されても、誉め言葉と思って大丈夫です。)
(続く) >>431
[異能変質『BREAK』]
・第23話『母親』〜・第24話『決着』
(設定破綻?)ここも異能の設定が理解不能に近くなってしまうバトルがあります。
> これが未来視対策、猫だまし。目の前で突飛なことをされると思考に空白が生じる、らしい。つまり考えさせないことで未来視する余裕を奪う。
→刀をふわり放ったのが予想外(←ここ!)だったので、未来視ができず、敗北した。ちょっと待ってください。
→予想外がないのが未来視(与知表記だが、いわゆる予知)のはずです。そこまでの描写ではほぼ100%予知できていた。
→現状からの高精度予測でも、相手の思考を読むわけでもないですよね(思考を読むのなら、ふわりと放るのも読めてしまうけど)。
→一応、関わる人数が多くなるほど精度が落ちると記述されてはいます。でも、1対1の状況ですよね。その場にいる人間含めても精度が落ちない範囲のはずですし。
→最も盛り上がって緊迫すべき最後のバトルでこれをやられると、がっかり感は非常に大きいです。
→読むモチベをなんとか維持してきた読者だと読んだ苦労が報われない徒労感で、怒り出しかねないのではないかと心配になるほどです。
・終話『誓い』
(可もなく不可もない)形は整えたという印象です。いかにもエピローグらしい〆方といったところ。
→落語のオチでいえば、「面白いとはいえないけど、終わる形を作るためのギャグ」といった感じです。
→ここまでが面白ければ、納得感が生じるでしょうし、ここまでがつまらないと思えば、取ってつけたようなオチと思うでしょう。
-------------------
感想は以上となります。まずいと思う点をきちんと伝える必要があると思い、あえて酷な言い方にしました。お詫びして、ご了解をお願いいたします。 >>431
[異能変質『BREAK』]
しまった、書き忘れが一つありました。異能の設定が甘い一例です。
(瞬間移動)黒ヘルが水平方向には移動できても、垂直方向は無理として、ヒロインの部屋に侵入できないとしていますね。
→ヒロインの住む階まで上がって、そこから瞬間移動して部屋に侵入できるんじゃないか、と読者は考えてしまいます。
→これも主人公がヒロインから情報を盗み出すストーリーにしたいため、強引に不可能を理屈付けたように感じられます。
→こういう粗さがありつつ、距離と時間に数字的で細かい制限を課してみたりしていますね。ピンチの演出のためと思いますが。
→読者には見抜かれます。ストーリー上の要請を満たすためだけの設定に感じられ、ご都合主義になってしまっている印象になってしまいます。 >>445
ありがとうございます。
設定の緩さは自分でも自覚してはいたのですが、どう緩いのか、どう手を付けたらいいのかがよく分からず結果放置という形になっていました。なので今回の細かな指摘がとてもありがたいです。強引さに関しても同じく。
今になって考えればパワープレイができるよう設定を緩く作っていたのではないかと思います。その甘えを直す意味でも今回の指摘は参考になりました。身に染みる思いです。
まだまだ至らないことをしっかり思い知らされ、いい勉強になりました。
恐らく推敲というよりはこの作品をプロット代わりに一から書くことになると思いますが、そのときにしっかり役立てたいと思います。
本当にありがとうございました。 カクヨム甲子園に投稿した作品の批評が欲しいんですが、今って晒しても大丈夫な感じでしょうか? コンテスト中だからダメということはない
その代わりここに晒したところで閲覧爆伸びするわけでも星がガンガン付くわけでもないけど
適用するルールとしては直前の晒しの感想が一段落しているかどうかで
場合によっては主観によるから何とも言えん >>454
なんだったらカクヨム隔離スレで晒してみたら?
なんだか皆さんカクヨム甲子園関係の作品で盛り上がりたいみたいだし
晒す前にタグに本人証明の晒し中を付けるのを忘れない様にね?
211の方ね。
158が本スレだけど不正者糾弾スレだから
あと横レス禁止の晒しスレが、もう一つあるよ?
丁度〆られたみたいだから、そっちでもいいかもね。 >>431
すいません、言い忘れてましたが水曜過ぎたので〆で。ありがとうございました。
次の方どうぞ。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 エブリスタ代表取締役社長の芹川太郎氏
大いに語る!
前編
http://magazine-k.jp/2017/04/18/contemporary-web-fiction-01/
後編
http://magazine-k.jp/2017/05/10/contemporary-web-fiction-02/
後編より
昨年の出版界のベストセラートップ10の中になかに入った新人は、
「小説家になろう」さん出身の『君の膵臓をたべたい』の著者、住野よるさんだけです。
昨年の文芸で注目の新人を生みだしたのが唯一ネットだったということを考えると、
もうその垣根はなくなっていると思います。
芥川賞や直木賞をネット発の人が獲るのも、時間の問題のはずです。 ちょっと早いけど今のうちに相談
前スレ今スレと俺が立てたときにそれ以前のスレに従って晒し作品一覧作ってたけど不要だったかな
リストがあったところで誰かが感想を書くわけでも無いし
永久晒しになることなんかを考えるとプラスよりマイナスの方が大きいなら
もう止めといた方がいいのかなって思ってる
意見求む 俺はあそこから見に行ったことないし、なくてもかまわんなー 自作品を晒します。
【タイトル】paranoic love
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883699918
【ジャンル】SF
【紹介・希望する指摘点】
心のない機械ロボットは人の世に何をもたらすのか?
という着眼点で作品を書きました。
よろしくお願いします。 >>465
これで完結?
最後まで読んだけど、どこを取っても尻切れで終わってる
事件の結末、政治と金の話とか思想の事とかあちこちに話が飛びすぎ
しかも各々の抱える問題に結論を出さないまま投げ出すように終わったように感じた
内容についてなんだけど既存の問題を広げて問いかけをしただけに思える、目新しいものがない
結論を導くよりも、思考する過程そのものに意味を見出すタイプに見えるが
前提条件を出す事に終始してドラマ性がないように感じた
むしろ各登場人物が各々内面だけで物事を完結させすぎているので纏まりがないように見える
はっきり言うなら問題提起だけで完結している、これだけ設定を積んだのに勿体無い
政治の部分はしっかりとしたものが書けているのにこれが人物とか身の回りになると途端に
像がぼやけるというか常に当事者意識が欠けたような振る舞いになるのが惜しい
身近な奴は最後の律のように他人事なのにメディアなんかの大局的な奴は些細な事でも鋭敏に推移してる
まるで望遠鏡で世界を見ているようだ、社会情勢なんかは書いてあるのに学校から外が見えない
最後の話は勢いで書いてるのか荒が多いのでもう一度見直して欲しい
地球の固有震動波を利用した外部からのアクセス〜古いロボットを一掃とかそれぞれの話がどれも噛み合ってない
何故アクセスと同時にロボット狩りが終息したのか
全ロボットを破壊するから半年前から企業では回収?何故ニュースにもなっていないのか
パスコードは噂なのに最新版にはさもあるかのような話になっている、古いロボットを一掃する話はどこからでてきた
蓄積したデータがセンターに送られているから何だというのかなど、雰囲気で書いているのかちぐはぐな部分が多い
美恵子の自害プログラムのシーンであと一時間があっという間に残り5分になったとか
ここそんなに重要な箇所じゃないの?
会話密度から言えば律が20時間くらい話して美恵子とは自害プログラム発動前にわずかに話をした感じになるんだが
ハーフコートの男が自殺する為に唐突に出てきたサバイバルナイフとか、常に持ち歩いてたの? >>465
「1」まで読んでみて、ちょっと質問があるのですが、主人公はロボットですか? >>465
1を読みました
この作品の場合は
一度プロットを起こして全体を整理すると、書き手自身が構成を掴みやすくなると思いました >>465
大変恐縮なのですが、非常に手厳しい評価しかできません。自信を得たいといった目的で晒されたのでしたら、以下はスルーしてください。
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伊藤計劃(あるいは古くは一時期の押井守)に影響されたような印象を受けるものですが、御作を作品と呼べるかといえば、ちょっと無理かなと。
思いついたアイデアや設定を延々と一人称の地の文含むキャラに喋らせているだけなんで。それも未整理で垂れ流しのように感じました。
科学考証は浅く、SF考証はないに等しく、哲学的考察は独りよがり等々。ペンを持つ人の戒め、「原稿用紙は言い返してこない」を強く思い起こします。
物語(ストーリー、ドラマ)がないのです。テーマや設定を考えたら、物語で描写してみせるべきですが、できていない。
どうも、アイデアは思いついたものの、物語にしようとして上手くいかず、すぐに設定語りに逃げ込むことの繰り返しのように感じました。
設定を語って面白いのは作者だけです(※)。読んでも面白くないし、設定を覚えても作品外で知識を使えたりはしません。
(※ 自分が作ったもの、手を加えたものには高い価値を感じ、他人はむしろ価値を減じたと感じるという、実証された心理学法則。)
AIが興味を持たれている現状では、AI関係のトピック(※)を浅く入れても、感心してくれる読者は皆無と考えるべきでしょう。
(※ チューリングテスト〜中国語の部屋、哲学的ゾンビ、機械的知性論、自我、自由意志等々)
しかも、文章はかなりシュールで読みにくいものです。かなり考えないと、キャラが何を言っているか、どういう状況かが読み取れませんでした。
文章がシュールな点が、先に主人公がロボットかとお尋ねした理由の一つです(人が喋っているように感じられない)。
もちろん、それだけではありません。「1」でロボットが主人公をかなり強く殴っており、しかしロボットは人を害さないと設定語りしています。
ですので、1.主人公は人ではない 2.人を害さないプログラムが無効化されている のどちらかです。それでお尋ねしました。
ただ、2はちょっとなさそうです(作中描写からの判断ですが、具体的理由は割愛します)。あの時点で「1」までですが、既に設定破綻を疑いました。
いずれも、知識やアイデアを得て気が逸り過ぎて、物語まで熟成するのを待てなかった雰囲気を感じます。アイデアだけ叩きつけて来る感じです。
もっと単純な題材、テーマで、もっと平易に書いてみて、読者から「何の話を書いたかよく分かる」と言われるまで練習を重ねるべきだと思います。
掌編〜短編サイズ(原稿用紙10〜20枚程度)が練習に適すると思います。まずは内容で唸らせる必要はなく、分かりやすく、情景が目に浮かぶように。 >>465
「僕が」「僕は」「僕を」
「○○さんは」「○○さんが」
これはプロでも抜け切れない人もいる有りがちな癖だけど、一文に1回レベルの頻度で人称名詞出すの止めた方がいい
冒頭だけでこの小説は「僕」の一人称なんだって読者は理解するんだから、逐一「僕は」だの「僕が」だの、
目の前にしている相手をいちいち「○○さんが」だの書かんで良い >>465
1、2、を読んで7を読んだ。ごめん全部読むのしんどいわこれ。
まず会話がひどい。主人公が中学生に思えないどころか全てにおいて自然な会話というものが書けていない。これじゃ全員ロボットって言われたほうが納得できる。
次にプロットがひどい。書きたい設定の裏付けが脆弱すぎる。
学校に行かせたいから行かせる、自害させたいから自害させる。データでやりとりできる地点でどちらも意味がない。AI全体でデータを共有したり初期化したりできるはず。
やりたいことに後付けで設定を付け足すから人権や軍事利用の設定はぐらぐらで目も当てられない。PLUTOとか読んだ方がいいよ? >>465
あと言葉の確認が二つ。人間を模して作られたロボットはSF用語でアンドロイドって言うんだけどあえてロボットで統一してるのか、それとも知らないだけなのか。何度か出てくる「目を細める」は完全に思い違いをしているから一度辞書で調べてみてね。
でも致命的なのは会話だなー。全部しゃべらせようとするから不自然になるんだよ。「あのさ、もう少し……」でいい。離れてくれませんかまで言わせなくていい。会話を短切るよう癖つけていけばなんとかなる……んー、どうだろうなあ。 >>465
やはり、文章が非常に分かりにくい点を具体的に申し上げたほうがよさそうな気がします。
例えば、「5」の以下の描写は理解不能に近いです。一文ごとで見てみます。
> 父が叫んだ瞬間、頬に違和感を覚えた僕は、首が九十度、意図しない方向に捻じ曲がっていた。
普通の速度で読むとほぼ意味不明ですが、この文及び前後からよく考えると、おそらく主人公が殴られるんどしたんだと思います。
読んでみて、「こういうことが起こった」とは、なかなか分からない。なぜ分かりにくいか。もう少し分解してみます。
> 父が叫んだ瞬間、
これはどういうときに、これ以降に描写してあることが起こったのかを表していて、特に問題ありません。
> 頬に違和感を覚えた僕は、
「頬に違和感」では曖昧過ぎて、何が起こったか分かりません。作者はシーンをイメージしてから書きますが、書いてあることのみが頼りの読者には判断不能です。
ただ、父親の行動(殴打)が突然だったので、主人公に分からなかったという意図なら、問題ないでしょう。主人公に分からないことは読者も分からなくていい。
ただし、すぐに状況を明示するフォローを入れる必要があります。でないと、読者は「頬に違和感」を覚えていられません。理解できないことは記憶できないのです。
> 首が九十度、意図しない方向に捻じ曲がっていた。
ここが最も分かりません。直前の「違和感」はここで明示すべきなんですが、首の方向しか描写されていない。
しかも、「意図しない」とある。正直、一読して「は?」というほど、分かりませんでした。「意図って何?」という疑問が起こるのです。
前後含めて読み返すと、どうやら殴られたためらしい。確かに顔の方向は変わるでしょう。そこをきちんと押さえて読者に伝わる描写が必要です。
でもそこがポイントでしょうか?主人公が意図したかどうかがポイントでしょうか?読者に首や意図云々と伝えれば、殴打されたことが分かりやすいですか?
違いますよね。それでは全然分からない。特に「意図」なんて、かえって意味不明にしてしまうだけです。
同様に、「九十度」と書いたために分かりにくくなっています。仮に突然殴られて、自分の顔が一瞬で90度回ったとしましょう。
そのとき、90度だと分かりますか?心の内で「90度首が回った」と思いますか?そんなことを殴られた瞬間に思うなんて、非現実的です。
視覚なら、見えている景色がいきなり変わるんですよ。一瞬、視界がブレて、パッと見えたのが一瞬前と変わるわけです。
そして、最初に衝撃を感じて、遅れて痛みを感じますよね。そういう感覚的なものも描写されていない。再び「違和感」ですが、このシーンには非現実的な表現です。
大事なことなので繰り返し。「九十度」も「意図」も読者が状況を理解するためのポイントをついていません。むしろ目くらましになっている。
一瞬何が起こったか分からなかったという狙いの描写なら、きちんと脳内でシミュレートして、別の表現を考えるべきです。
もう一つ問題があって、90度捻じ曲がるという描写は主人公視点ではないということです。主人公以外のカメラ視点になる客観的描写です。
誰がどこから見てるんだ、みたいな分からなさになります。主語は「僕」ですから、主人公が見ているようではある。
すると、下手をすれば、「主人公が、自分が撮影された動画を見ながら解説している」みたいな受け取り方になりかねません。
だから、上記の描写は分からないのです。どう書けばいいかは割愛します。商業作品や人気作品で、殴られた描写を探して、参考にしてみてください。
(続く) >>465
(続きです)
> そして僕の意志とは関係なく、体は宙を舞った。
ここも、読者の理解を拒絶しているのは「意志」です。なんでわざわざ「意志」と言うのか意味不明です。
おそらく、掴んで投げられたのかと思います。殴って体が浮くのはゲームの誇張表現、実際には起こらない。宙に浮くほどの力で殴打すると人体が壊れるだけ。
しかし、誇張表現として使えないわけではありません。殴られて倒れるたんだけど、感覚的には宙を舞ったような気がする可能性もある。
主人公がどうなったんだ、ということは表現しておかないと、読者は「?」になってしまうのです。
この一文も、視点が主人公以外にあると強く感じます。このシーンで主人公が見ているものではない描写になっていますから。
イメージしてから言語化する作者はうっかりしがちなんですが、読者は書いてあることしか分かりません。
「頬に違和感〜」の一文もですが、もし「突然だったので、何をされたのか主人公に分からなかった」という描写意図なら、そう書かねばなりません。
それなら、「意図」「意志」はもちろん、状況を正確に表す表現も不可です。いきなり殴られたショックから立ち直ったときに推測の形で書くべきです。
> 食器棚にぶつかった僕は棚の取っ手に背中を強く打ちつけたらしく、鈍い痛みを感じた。
ここでは「鈍い痛み」と痛さを表現しています。では、さっきの殴打は痛くなかったかのような印象になってしまいます。
しかも、さっきの客観的、断言的な描写とは逆に、「打ち付けた『らしく』」と推測になっています。
正確さについてのバランスを欠いているわけで、読んでいて分からなくなる原因の一つになってしまっています。
しかも、ほとんどの文がまるで他人事のようです。主人公の動作を説明してあるけど、感情や痛みは描いていない、むしろ排除してあるかのよう。
(説明する気力が尽きました。すみません、この辺りで。) 横槍になってしまうか、少し迷ったのですが
【タイトル】クレハレポート改訂版
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883569576
【ジャンル】sf
【紹介・希望する指摘点】
設定が多くなりがちなので、文体を軽くして、軽く読めるSFを目指しています。
まだ冒頭部分だけなのですが、興味を引くかどうか、辛口でお願いします。 >>475
すげー横槍だな
せめてもう一つの方行くとかすればよかったのに >>475
[クレハレポート]
最新の章(クレハ・エンゲージ)まで、ざっと目を通したのですが、ギクシャクした印象を受けます。要素別に原因を考えてみます。
1.設定のための設定語り
設定多めと自覚されておられるようですが、正確には設定を語るのが多めということになるかと思います。
テーマ的に必要な設定語りはよいのですが、テーマ以外の目を引くファッション要素としての設定は不可と考えるべきです。
御作では、アクションを入れる前や途中で、そのアクションに関わるマシン設定を毎回語っています。
アクションを見ようとしたら、作者から「ちょっと待って! こいつの性能はですね〜」と、いちいち横槍が入ったような気がしてしまうのです。
これではスピード感も緊迫感も台無しですし、小説ではなくて、登場メカのプレゼン、CMといった感じがしてしまいます。
しかも、オリジナル設定です。作者さんが思うほど、読者は面白がりません。読者は設定なんか覚えたくないのです。
設定集などを夢中になって読むことはありますが、必ず作品自体(ないしは類似作)を面白いと思ってからです。設定先行で面白がることはありません。
ストーリーの進行に必要な設定語りだとしても、アクション中は極力控え、目を引く活躍をさせて興味を掻き立ててからでしょう。
2.キャラ立ちさせる段取りが逆
ゆっくりしたシーンでも、例えば羊羹ひとつにあれこれ説明を入れられては読む気が失せて来ます。
まだ主人公のキャラが立っていませんから。これが例えば、主人公が食い物にうるさいことが描写によって面白く示された後なら別です。
食い物にうるさいというキャラが立てば、食い物にあれこれ言うのは自然だし、読者としても期待します。
逆は不可と考えたほうがよいです。食い物をくどくど説明させたら、キャラが立つわけではありません。
(→例えば「美味しんぼ」では、主人公が他のキャラから驚かれ、嫌味なキャラをやりこめたりしてから、食い物理屈を述べています。)
(→逆では面白くなりません。実際、理屈を先にこねたら、作中事実によりやり込められるという展開も多かった。)
2.漢字・カタカナ表記の不統一
漢字とカタカナの使い方も一定していません。主要メカの重装歩兵(ホプリテス)などは、最初に重装歩兵と書いて、後はホプリテス。
これは作者さんのオリジナル設定のメカで(←古代ギリシア題材なのは承知)、読者は暗記するしかないタイプのアイテムです。
その主要メカの表記すら揺らいでしまっては、読者として何をどう覚えておいていいかすら戸惑います。
また、オリジナル設定部分ではカタカナ語はイメージしにくいです。カッコよさげだけど何のことか分からない、に陥りやすいので要注意と思います。
3.キャラ名からのイメージしやすさ/しにくさ
キャラの名前も注意してください。例えば、姓では男女の区別がつきません。下の名なら区別するようにできます。
予めキャラを設定して熟知している作者さんには感じにくいかもしれませんが、同じキャラが何度も登場するまでは読者はどんなキャラか分からないです。
人間ヒロインと思しき「久保愛梨」だと、性別不明の「久保」よりは女性と分かる「愛梨」を用いてもらうほうが、読者は楽です。
一度出したんだから分かるはず、は通用しません。読者は楽しみたいのであって、勉強したいのではありません(これは設定語り、カタカナ語にも言えること)。
全体の印象や、一読して気になった点は、とりあえず以上です。各節は節ごとにまた感想を申し上げるかもしれません。 >>478
丁寧なご指摘ありがとうございます。
詳しく解説頂いて、とても参考になります! >>478
1.肝に銘じて解説グセを直します
2.羊羹のくだりも解説グセのほうかもしれません
主人公の偏屈なところをだしたんてすが、遠回りがすぎました
3.名字と名前でキャラ毎の心理的距離感を出したのですが、(これは後々出る要素です)人名は自分でも覚えにくいのでおっしゃる通りです。あだ名でやってみます。 >>476
そんなこと言い出したら、>>465なんてマルチポストだし、多少はね? >>475
うーん、意欲作だが情報の出し入れが下手くそなんだよな……。情報量が多い分、交通整理が必要。勝手な感覚で言えばポプリテスの七割は機体に置き換えられるし、教官の名は鬼木さんでいい。書きたいことがあるのは分かるがシンプルにシンプルに。
あとは構成。クレハの出すタイミングが微妙だしやりとりが助長すぎる。戦闘において真価を発揮するものなら戦ってる時に出てこないと物語のスピード感が失われて話が死んじゃうよ? >>475
日時を入れるのが現状ギャグにしかなっていない。これをやるならオープニングは時間軸を動かしてどかんと行きたい。
物語は終盤の戦闘シーンから始める。主人公とクレナのコンビが完璧で、重力装甲の優れた性能を描き、自動化攻撃もガンガン使いこなして戦場を駆けるシーンを書く(ここで一行だけ羊羹の下りを入れる!)。そっから時間を巻き戻して学生時代をやる。
これなら日時を入れる意味がある。(読者にとって)退屈な講義の時間の描写も減らせる。軍事用語を使いたいだけで使っちゃいかんよ。使うなら意味がなきゃ。 >>475
情報の話で言えばコクピット内の様子がみんなロボットもの好きだから詳しく書かなくても分かるよねってスタンスで書かれていて姿勢やらなにやらが見えにくいとか、キューシュー州の歴史や人口規模や文化背景がすっとばされてるとか、必要な情報はもっとちゃんと書こう。
傍点がすべて必要ない場所に使われているとか、重要な情報のはずなのに「なぜか敵もポプリテスを実用化して」で済ませちゃってる(多分ここ物語の肝だと思うんだけど、ならこんな痩せた文章で書いちゃ駄目)とことか情報の提示が本当に空回りしてる。もっと頑張れ。 >>475
ケチをつけまくっておいて何だが、扱っている題材や物語のノリ、ギャグの入れ方は嫌いじゃない。それだけに情報の見せ方をもっと工夫しないと。
おそらく文章はどんどん書けるタイプで書くことは苦じゃないんだと思う。それだけに手癖で書き飛ばしがちなので、もっと練って考えてから書いてほしい。うん、嫌いじゃないのよほんとに。 >>482-485
ありがとうございます!
たしかに出すべき情報とシンプルにすべき情報の整理をすべきですね
>>478さんの指摘とも共通している気がしました
日時については思惑があるのですが、
この版では意味がないものになっていました
プロローグに戦争開始時の戦闘描写を入れた名残です
このままでいくと蛇足になりかねないので扱いを考え直します
小説になっていない説明書みたいな駄作を改稿したものなので、
>>485のようにコメントいただけたことは嬉しいです
2-3章は元々の文から、情報を削って書き直したもの
1と5章は解説グセを直すよう意識して、後から書いたものです。
手癖で書き飛ばしがちと見られたところは、説明書にならないようにあえて飛ばした結果、
重要な描写まですっ飛ばしたということだと思います。
やはり、ご指摘の通りに情報の整理が必要だと認識させられました。
プロットを切り直して、情報の整理と分散化を図ろうと思っています。
ありがとうございます >>475
[クレハレポート]
>>478です。今度は節ごとで感想を申し上げてみます。
・復讐者、まどかちゃん
(サブタイが意味不明)サブタイトルと本編内容が一致していない。サブタイの集客効果を失ってしまいかねません。
→羊頭狗肉ならよかったんですが、無関係となるとちょっとまずいのでは?
→読者としては「サブタイが無意味」と思って、目を引くサブタイがあっても無視してしまう恐れがあります。
(分かりにくい喩え)喩えは理解を促すべきで、見た目が思い浮かびにくい、迫力を削ぐといったネガティブな効果にならないよう注意すべきです。
> その全身は、何枚もの板金が階段状に重ねられていて、まるでダンゴムシか何かの外骨格のようだ。
→「階段状に重ねられ」だと、階段のの形に曲げられた板金が積み重ねてあるイメージになりかねません(そして「おかしい」と思ってイメージし直す)。
→「ダンゴムシ」は作者さんの思い描いた形状には合ってるんでしょうけど、読者はリアルのダンゴムシをまず想像します。
→スケール(小さい)や迫力(弱い)の点でまずい第一印象となります。
→この後を読むと、腕や体幹と言っており(人型を想像させる)、イメージがブレてもしまいます。
→いずれも、イメージしてから言語化する作者さんには実感しにくく、つい説明の都合優先になりやすいものだと思います。
→読者は最初は白紙状態で、言葉からイメージを起こしますから、喩えに用いたものをまずイメージする点に注意が必要と思います。
(文の順序)一つ一つの文が正確でも、並べ方でスピードや分かりやすさが違ってきます。原文では、例えば以下はかなり損だと思います。
01> 大田(おおた)が動いた。
→初出のキャラが動いた。誰か分からないけれど、まず動きがあり、それがどうなるか期待します。
02> 目の前のホプリテスのパイロットだ。
→ところが、そのキャラが誰なのかを説明(200mが「目の前」については割愛)。これだと、いったん動かしてから止めているも同然です。
03> 左手のでかい円盾ラウンドシールドに身を隠すように、俺の左手に回り込もうとする。
→また動かした。今度こそ目を引くアクションが始まりそうと期待します。
04> どこへ動こうとも、ホプリテスの全天球警戒システムが、相手を見逃すことはない。
→ところが、読者には未知なメカの説明になってしまう。また動きが止まってしまった。
05> 全身に配置された微小撮像素子マイクロカメラの映像がリアルタイムで合成、分析される。
→さらにそのメカの詳細。アクションを止め続けてしまっています。
06> その結果はヘルメットのバイザーから、複合現実視野MRビジョンを介して俺の網膜に届く。
→まだメカの詳細。もうアクションはいったん死んだも同然とすら感じてしまいます。
07> 右足のペダルを踏み込む。機体が左へ加速する。
→すると、また動き出す。
動かそうとしては止めて、の繰り返しになっています。非常に損な描写で、下手するとイラっとすらきます。
即興の一例ですが、順序をちょっと変えてみて、それに合わせて文言も少し変えてみます。
02> 目の前のホプリテスが構える。パイロットは大田だ。
04> どこへ動こうとも、ホプリテスの全天球警戒システムが、相手を見逃すことはない。
05> 全身に配置された微小撮像素子マイクロカメラの映像がリアルタイムで合成、分析される。
06> その結果はヘルメットのバイザーから、複合現実視野MRビジョンを介して俺の網膜に届く。
01> 大田(おおた)が動いた。
03> 左手のでかい円盾ラウンドシールドに身を隠すように、俺の左手に回り込もうとする。
**> 「させるか!」
07> 右足のペダルを踏み込み、機体を左へ加速させる。
(続く) >>475
(スピードを殺す言い直し)素早いアクションを「つまり」で言い直しては速度感が台無しになります。
> 敵は回り込むように、『つまり』、遠回りをしている。
→「敵は弧を描いて迫る。」などでいいのでは?
> 俺の意図を理解したホプリテスは、速度を高度に変換する。『つまり』、飛んだ。
→「俺の意図を理解したホプリテスはジャンプする。」などでいいのでは?
(なお、「つまり」がない描写でもかなりゆっくりな感じです。上記を解消すれば全体が改善されるということではありません。)
(全て描写する?)敵と直接接触しても、操作から機体への信号伝達、それに従う機体の動きまでを描写してありますが、遅い感じになります。
→パイロットと機体は文章作品でのメカ戦の難しいところです。どちらも描きたくなるのは分かります(操作系も設定したでしょうし)。
→読者に伝わりやすいのは、機体の動きがもたらした攻撃・防御効果と、パイロットの心情です。
→逆に、読者に未知な操作系装置を名前付きで操作されても、まったく分かりません。イメージされるのは「何かしているな」程度です。
→つまり(極論ですが)、「パイロットが『一生懸命/必死で/余裕で』何かしている」+「機体の攻防結果」でいいのです。
→言葉を変えると、原文だと「アニメ/特撮を見て、動作を書き起こしてみた」感じになっています。
→これだと、1.伝わらなくて 2.かつ伝わり過ぎる、というものになりがちです。
→1.伝わらなくて:文章から正確に絵をイメージするのは至難の業です。書くほうも、読むほうもです。ダブルで不可能という感じです。
→2.かつ伝わり過ぎる:読者には単語からイメージされるものが、一つずつクローズアップされます。
→絵だと複数が同時に見えたり、ちらっと見て気にしないということができます(そのように描けもする)。文章とは根本的に伝わり方が違うのです。
→ですので章作品では、読者が見たこともないものを迫真で見せるのは、作者も読者も相当に技量が必要です。
→エンタメでは、楽に読めることも必要ですから、取捨選択、強調、さらに読者が見たことがありそうなものを使うなどする必要があります。
(メタ台詞、描写順序)一人称ですから地の文も主人公(作中キャラ)の台詞です。読者を没入させつつ、分かりやすく書くべきです。
01> 「ダイノ……ジョー……メッサツ……メッサツ」
02> お察しの通り、かなりのポンコツだ。
→「お察しの通り」が誰に向けてのものかといえば、読者になりますよね。主人公が作品外へ出てきてしまうタイプのメタ台詞です。
→読者に「今、フィクションを読んでるんだよね」と告げる効果があり、読者の作品への没入を妨げます。メタ台詞は注意して使用すべきです。
→念のため申し上げますが、「だからリアルで喋っているのと同じに」とは申しません。それでは分かりにくくなってしまいます。
→実は説明でありながら、会話しているかのようにという難しいことなわけで、匙加減をよく考えて、といったことになります。
**> (03〜07略)
08> たまに物騒な事を言う。
→01を指して「物騒」なのでしたら離れすぎで、02の直後が適当ですし、01でないのなら「それ以外にも物騒な事を言う」などでしょう。
(以上、特に目のついた点のみ、申し上げてみました。上記以外に問題点がないということではありません。)
(続く) >>475
・ひとくち羊羹、やどりぎ
(前節で指摘したことと類似の問題がありますが、繰り返しません。それ以外の問題点に絞ります。)
(生々しい暗示)リアルと接点がありそうな状況設定、特に議論が分かれそうなことは避けるべきです。
→作品に没入して読んでもらうのがベストのはずです。意識をリアルに引き戻すようなことは避けるべきです。
→「キューシュー州が共和国連盟に占領」「マンモスを狩ってた頃の話を」「自由連合は動かなかった」で「ジャパンは、『多大な犠牲』」等々。
→おおよそ、どれが何を指しているか分かってしまいますよね。下手すると、「あれこれdisりたくて書いてるの?」と勘ぐられかねません。
→アイテムなら問題ありません。戦車でも爆撃機でも、意図を付与できない道具はたいてい問題になりません(核兵器だと微妙だけど)。
(感情移入がまだ)まだまだ冒頭で、読者が感情移入していない主人公の心情告白は引かれる恐れがあります。
→この時点ではまだ主人公は読者にとって「見知らぬ赤の他人」です。赤の他人の不幸話を聞かせられても共感は起きません。
→リアルならば、「そういう大変な境遇の人がいる」と同情するかもしれませんが、いかんせんフィクションです。
→面倒くさく感じてしまうのです。架空の人ですから同情したって意味はない。無意味に不快な話を聞かされて、興味が起きるわけないですよね。
→主人公が活躍したり、ピンチに陥ってハラハラしたりすると感情移入が起きて来ます。すると、どういう人かを知りたくもなってきます。
→その際にダメ押しで境遇を語るなどすべきではないかと思います。興味が起きたから理解したくなる、という心理をうまく使ってください。
(設定の齟齬?)主要メカたるホプリテスについて、その場その場の都合で設定が異なるように思える描写があります。
> モーターで駆動するホプリテスは、体格や筋力の差が問題にならない。
→習熟さえすればよさそうに思える描写ですが、前節ではこう言っていました。
> それでも、一瞬、内臓が置いていかれる感覚は、なかなか慣れるものじゃない。
→かなり身体的にハードですよね。これで筋力が要らないとは思えません。
→主要メカの設定イメージが揺らぐ感じがしてしまうと、読者は困惑します。見えていない機体を言葉だけで必死で想像しようとしているのですから。
(サービスシーンの挿入)段取りがどうも文章向きではないような気がするものがあります。例えば以下。
> 両腕に寄せ上げられて乳房が柔らかくその形を変えた。/これはけしからん……ベストが邪魔だ。
→この直前で主人公は自分の境遇を(我を失うほど)愚痴っています。「おやつ」で話題転換したくらいで、バストのサービス描写はちょっといきなりすぎ。
→映像作品(特にアニメ)なら可能な描写です。大きなバストを見せても、見ることを強制してはいませんから(強調してもさりげなく、にできる)。
→文章では読まないといけません。必ず、はっきりと乳房が意識されます。結果、直前の雰囲気と齟齬をきたします。
→齟齬が起きるのは、主人公が境遇も乳房も、能動的に意識している内容だからということがあります。
→さりとて雰囲気は変えたいからこその描写ですよね。こういうときは、例えば事故を使う手があります。ラッキースケベですね。
→主人公が自ら思考を変えるのではなく、変えさせられたのなら、不自然にはならず、齟齬も起きません。
(羊羹)先に申し上げた通りです。
(頑張って!)ロボットSFは文章作品では少ないそうです。不人気なのではなくて、難しいからのようです。
→それでも挑戦されたことには、素直に敬意を抱きます。上記、あれこれ欠点をあげつらうようなことを申し上げましたが、難しいからこそでしょう。
→人間キャラを重視されているようですから(例えば、欠点ながらパイロットの操作を入れたことなど)、そこはポイントを押さえてあると思います。
→メカ的には、主人公が思考的に分かることよりも、感覚的に感じることを描写すると、もっと真に迫る描写になりそうな気がしました。
(完結していないことですし、とりあえずここまでにしたいと思います。) >>487
詳細にありがとございます
ダンゴムシは自分でも悩んだのですが、いい例えがないなら例えないという手もありましたね
スピードが途切れる文章は今まで気づかなかったことなので、特に意識してみます
ご指摘の通り、映像を想像して人形を使ったりして文章を起こしていました
そう甘いものじゃなかったんですね
戦闘シーンはなおさら取捨選択を心掛けたいと思います
生々しい時代設定はこういうのにありがちな地球外生命体との戦争みたいにしたくなかったからです
敵にもシャア的なやつが出てきて、一方的に悪いようにするつもりはないのですが、やはり直接的すぎますね
政治色強くなっちゃいそうなのでご指摘どおりに避けようと思います
感情移入するまえに境遇語っちゃうところは、前回のご指摘に通ずる物があるように感じました。
キャラ立ちや動かした後に情報を出すように心掛けます
内臓が置いていかれるけど、筋力はいらないというのは、
「ジェットコースターに乗りながらゲームをしてるようなものだ」
で想像がつきやすくなるでしょうか?
実際にはGへの対応はムキムキに筋力が居るのですが
戦闘シーンを冒頭においても次章のPVが増えない理由がなんとなくわかってきたように思います
色々と試行錯誤していきたいと思います。ありがとうございました。 >>465
1こ前の晒しだけど途中ながら読んだぶんについて。
1話途中で断念。
細かい感想は他の読み手が幾つも返しているのでざっくりと。
そもそも主題は何?
主人公とロボットの交流を描きたかったんだろうけど
その関係をどう転がしていくのか先が全く見えないので読むモチベーションが維持出来ない。
本編で出来ないのなら、せめてキャッチコピーやあらすじ・章タイトルなどで
作品の本筋や展開を予想できるようにしておけば多少は我慢も出来るが。
文章表現や会話について色々指摘されているが、
もっと分かりやすいポイントとして以下の一点。
・主人公の敬語が安定しない。
このせいで会話のキャラ判別すら難しいところも頻繁にある。
あと小説自体ではなくツールとしてのサイトの使い方について。
1話2万字は重すぎる。
読者は一旦閉じて後で開き直すと前回読んだところを探すところから始めないといけないので
継続して読もうという気は失せる。
作風にもよるが、数千字程度で章立て・小見出しを付けることで中断・再開しやすくしておき
サブタイトルを付けて参照しやすくしたり先の雰囲気を予測出来るようにしておくと
内容が同じでも多少食いつきは良くなる。 晒させて頂きます
【タイトル】鮭さんのショートショート
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883455812
【ジャンル】短編
【紹介・希望する指摘点】
シンプルに書くことを心がけています。よろしくお願いします。 >>493
ごめん晒しに対する正しい回答じゃないかもしれないけど言わせて。
前にもう一つのスレで晒してた時よりも格段に上手くなってるよ。
単に感想が具体的で良かったってのもあるかもだけど、それにしてもめちゃくちゃ上手くなっててびびった。
頑張ってください、陰ながら応援しております。
それだけ 確かに自演ぽさはある
でも決めつけるほどでもないかな
俺はショートショート二つでもういいやってなったけど、好きな人はいるような気がした >>499
前にもう一つのスレでこの作品晒されててさ
その時は正直読めたもんじゃねぇと思ったんだけど
今回新しい話読んだらちゃんと話になってて感動したってだけ
まあ自演と思いたけりゃご自由にどうぞ
言いたいことが言えて満足だ 折角なので別の作品も評価お願いします
【タイトル】iPhoneを茹でた始末書
【URL】https://kakuyomu.jp/works/1177354054883752670
【ジャンル】エッセイ
【紹介・希望する指摘点】
思ったことを述べて頂きたいです >・晒しは一スレにつき一作者一回まで。前スレに晒した作品は今スレでの投稿を控える 遅レスだけど、どこが上手くなってんのかサッパリ分からない。前のと同じにしか見えない。
例えば、描写は無いままだだし、自称は揺れてるままだし(僕、私、etc)とかいろいろ同じ。
もし「ここをこう推敲した」とか教えてもらったら分かるかもしれないけどさ。 >>506正直私もそう思います。自称、気を付けさせて頂きます。 >>499
俺だけ感性がずれてるわけじゃなさそうで安心した
「で?」ってなる。オチがないというか ショートショートなんて大抵大した意味はない
というか、意味を求めるもんでもない
視点や発想を楽しむものだと思ってる 面白さが理解できないやつにはこう言ってやれ
「お前みたいなのは対象じゃねーから!」ってな! 作品を連載してて、感想がほしい。
けど、このスレで一度読んでもらっているから、次のスレまでお願いできない……
早くスレが進んでほしい さすがにこの停滞具合なら仕方ない気もするけどね
同じ作品ならちょっと堪え性なさすぎというか、向上心も感じられねえって感じだけど >>513
連載してるのは、全くの新しい作品です(前のと比べて進歩してるとは言わない)。
9月の上旬頃に完成する予定なので、それまでにこのスレが終わって、
次のスレになってくれたらいいなー、と思ってるんですが。
さすがに今のスレ進行速度を見てると、無理っぽいなあ。 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 いますよー(一瞬、「ひどい(酷い)ねえー」と言われたのかと思ったw)。 晒させてください。
【タイトル】 涅槃寂静
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883735480
【ジャンル】 短編
【紹介・希望する指摘点】
小説を書き始めて約一年です。
「もう一歩」から脱却したいので,忌憚なきご意見をお聞かせください。 >>519
すみません、何を描こうとしたのですか? 念のためですが、各シーンは何が起こっているかは分かります。
読み返しても、この話を書いた目的やテーマが見えません。なぜいろいろあったらしい中から、各シーンを選んだのかもです。
何を読み取ればいいか分からず、妙にいらいらさせられるだけのような気がします。
それには、知識の単なる羅列や、特に使わないアイテムの細かい描写も原因になっている気がします。 >>519
個人的な感想です
1.死後の世界(?)
1-1.バスに乗る
1-2.乗客なんかうざい、これって現実世界とおなじ?
2.現実世界では末期癌患者
2-1.同じ境遇の人いないかなぁ
2-2.なにこれ、怪しい新興宗教もどきか、超うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
3.そしてまた死後の世界(?)
3-1..このババァ、うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
大まかなプロットもどきにするとこんな感じだと思うのですが、
3のオチをどう引き立てるかという事が目的ののはずなのが、2の部分の内容がほぼ状況説明で流れてしまっているため、
1の部分にも3の部分にも絡まらず、結果として3が引き立たない。従って「よくわかんない」と言う感想になります。
説明過多、表現の重複がいくつも見られますので、そうした部分を切り捨てて、軸になる部分のボリュームを増す方向にする。
要は一度細かく分解して再構築(書き直し)してみてはいかがでしょう? >>519
「もう一歩」というのがどの程度のレベルなのかは不明だけど
そんなに推すべきところなんだろうか。
そんなことよりもキャッチコピーや紹介文でやるべきことがあると思う。
それとも、キャッチコピーに書くことが無いほどにこの短編の主題を作者が意識できていないのか?
あと、「短編小説新人賞」だけでは一般名称に近い。
他のレスと同じ感想になるけど、やっぱりメインで見せたいものが何なのか分からない。
生前の話がやたら長いけど、これをメインで見せたいのなら前後の死後の世界が邪魔。
死後の世界を見せたいのなら生前の話が邪魔、かつ短編としては「一号館」の存在で
話を引き延ばそうとしているように見えるのも邪魔に感じる。
生前の話だけを分離したとしても、その中での主題がよく見えない。
患者会で主人公と周囲の人々を対比しているんだろうけど、
周囲の人々も一様ではないので主人公だけが「孤独を癒したい人」とは言い切れない。
例えば宗教の勧誘も、内輪で盛り上がる人々も孤独から逃げているのかも知れないし
そもそも主人公以外の「新参者」だって主人公と同じ孤独な人と考えられる。
親や友人の態度にしてもさらりと流されていて、主人公が何に対してどういう不満を持っているのか判然としない。
周辺の人々の姿に対比して主人公の心中を表現するのが基本的な手法だと思う。
例えば主人公の孤独を表現するために患者会の人々を和気藹々とさせたり、
死を受け入れて人生を達観しようとする姿を表現するために
人々が世俗にまみれている姿を描いたり。
周囲の人々が雑多であるために主人公が誰とも対比出来ずにぼやけた存在になっている。
死後の話でいえば、老婦人の印象のブレがあまりに大きい。
喚き散らす割には席を移動した主人公を追って来ないあたりにも違和感。
他に不足を感じる点としては、生前の終盤で「お嬢さん」という言葉が出て来て
ようやく主人公が女性であることを知った。
もっと序盤で分かるように仕掛けておくか、あるいはこの作品に主人公の性別判定は不要と考えれば
「お嬢さん」は「お子さん」に変えて性別無関係の話にしておいた方が良さそう。
メインのストーリーを生前の風景にして
幕間劇として死後の話を進めるようにしておく手法もあるけど
それをやるには生前と死後の話の繋がりが密接すぎるか。
おかげで生前シーンのラスト、主人公が死ぬシーンは重みに欠ける。
文章そのものは引っかかり無く読めるので
何を書きたいのかを意識してプロットを組むのが良いと思う。 >>519
まず普通に場面転換が多すぎ
1万文字くらいの短編なのに、「死んでバス停前にいる場面」「癌にかかった時の場面」「患者会に行く場面」「死ぬ場面」「再びバス停前にいる場面」で5つもシーンが切り替わってて普通に読みにくい
それから他の人も言ってるが、描きたい事がはっきりしてないように見える
「1号館の話」が描きたいなら主人公の過去回想とか癌がどうとかそんな下りは丸ごと脇道でしかないし
逆に「涅槃寂静の話」が書きたいなら癌の設定も1号館の設定もいらない。生きてた時に人間関係煩わしくて天国に行ってもそれは変わらなかったみたいな話だけでいい
静かな所で眠りたい〜みたいなテーマ自体は割と良かったと思う
けどだからこそ、何を描きたいのかはっきりしてない所みたいなのが気になった
場面転換が多すぎなのも描きたい話が定まってないからだろうし、もう少し内容を整理出来ると思う 519です。
読んでくださってありがとうございました。
「短編小説新人賞」というのはコバルト文庫で2か月ごとに募集されているものです。
同じ賞に応募している人の作品を検索することが多いので,書いた次第です。
これは一年ほど前に書いた初投稿作品で,自分でも引っ掛かる点はあるのですが,
具体的にどうしたらいいかわからず,ご意見を募った次第です。
説明過多というのは,その通りです。
頭の中で描かれる「絵」をあらわすのに,説明してしまいます。
これはどうにかしてなおして描写できるように頑張ります。
書きたかったのは「涅槃寂静」。
死ぬまでも死んでからも,静かに眠れないものだなーということです。
だから,患者会の場面と最後の老婆との会話の場面は外せません。
患者会以前の話を全く削ったら,もう少しマシになるでしょうか。
主人公の年齢が若いというのもポイントのつもりでした。
他人との違い(若い人が死ぬことは一般的でない)
が孤独を生むという描写をしたつもりでした。
でも,それは「涅槃寂静」と関係ありませんね。
おっしゃる通り,患者会での和気あいあいや世俗にまみれている場面を描いたほうが
「涅槃寂静」を表現しやすいと思いました。
短編を主に投稿しているのですが,
どの作品も場面転換が多いことに気が付きました。
主題をはっきりさせ,場面転換を少なくしてみることを心がけようと思います。
これでいったん晒し中タグは外させていただきますが,
他に何かあれば,よろしくお願いいたします。
ご意見をくださったかた,読んでくださった方,
ありがとうございました。 コバルトなら受賞作が公開されているので、それを読んで分析するのも良いと思う
しかし、涅槃寂静をテーマとするには、今のままでは厳しい
一度全部捨ててリビルドした方が良いかも
諸行無常・諸法無我という部分をどう表すのかがキーになるので
その部分をどうするかが書き手・読み手にとっての最大のポイントだと思うよ
もう少しその部分に関していろいろ情報集めてから消化させた方が良いと思うが
まぁ、頑張れ! >>519
[涅槃寂静]感想
(使わない描写)冒頭から後で使用しない、無駄な描写が延々と続いています。
> 死んだ人は三途の川を渡るというけれど、実際はそうではないようだ。
〜(略)〜
> 多分としか言いようがないのは、この状況がそれ以外のことで説明がつかないからだ。
→三途の川を含め、作品を書くために設定するのは必要です。しかし、読者に見せる(書く)かどうかはよく考える必要があります。
→三途の川は渡るのではないと思いつくはいいです。描写に影響する可能性が高いから、はっきりイメージすることも必要。
→でも、この後で三途の川が一般的なイメージと異なることを使ってますか?使ってないですよね。
→読者としては「書いたことをイメージしたのに、無駄に読まされただけだった」と徒労感が生じます。
→御作は掌編に近い短編サイズです。使うものだけ描写したほうがいいです。残りはイメージはしても書き込まない。
→要は「読者をいたわってください」ということです。でないと、このサイズでも途中で読むのを中止してしまいます。
(情報の提示順序)情報の出す順序が乱雑です。知らない人分かるように書かねばなりません。
01> 死んだ人は三途の川を渡るというけれど、実際はそうではないようだ。
→死後の情景を見ていることを断定しています。
02> 「川を渡る」のではなく、「川沿いをバスで延々と上流方向へ上っていく」のだ。
→いきなりバスを出している。作者さんは既にイメージづくりを終えて書いていますが、読者はこれからイメージを作るんです。
→読者としては面食らいます。読み進むと07以降にバス停で待っているという描写がある。情報出しとして07が先ではないですか?
03> どうして私がそれを知っているのか。
→問いかけですが、キャラづくりを終えて書いている作者さんと違い、冒頭ですから読者には未知のキャラ、赤の他人です。
→まだ興味は起きません。興味のないキャラが問いかけても面倒くさいだけなのです。
04> 私が死んだからだ。
→01で死後の世界にいることを提示していますよね。くどい感じしかしませんし、03の思わせぶりがこれではがっかりもします。
05> ―――多分。
→04で断定しておいて、いきなり揺らがせる。よく考えてみてください。読者にとっては、赤の他人が何か喋り出したわけです。
→そのキャラが同じことを繰り返したり、言うことを揺らがせたりする。聞く気になるでしょうか?ならないですよね。
06> 多分としか言いようがないのは、この状況がそれ以外のことで説明がつかないからだ。
→循環論法的になっています。01で死後と断定的に述べておいて、判断理由が死後の世界のようだから。
→03以降、支離滅裂気味の主人公独白でも、結論に向かうのかといえば、これではちょっと。読み進むのに不安を覚えます。
→聞いて(読んで)分かるような話をしてくれるんだろうかと。
07> いつの間にかバス停の横に立っていた私は、ここでバスを待たなければならないことを理解していた。
→ここでようやくバス停にいる、という状況が示されました。いきなり「バス」を提示した02からずいぶん離れています。
→読者の記憶力は高くありません。作品の描写を整理もできません/しません。
→ですので、06以前は07を読んだときに忘れられる可能性が高いです(死後らしい、くらいは残りますが)。
→しかし、「なんか無駄に読まされたな」という感触だけは残ります。非常に損な導入部になっているようです。
(無駄なものを目立たせる)異様なバス停や不思議な感覚を細かく描写してありますが、後で全く使っていません。
> バス停には時刻表のようなものはなかった。(略)そう確信していたのだ。
→この後で、バス停の形状を使うわけでもないし、なぜか乗る必要があると思っていたことも使ってない。
→読者は無駄に読まされることが大嫌いです(普通、徒労は嫌なもの)。設定したことを無秩序に書くのは損です。
→作者としては設定したことを書くのは楽しい(誰しも自分の作ったものに価値を感じてしまう)だけに、要注意です。
→作者が面白がって書けた部分は読者は嫌がってしまう、くらいに考えたほうが無難です。
→さっさとバスを来させて、乗り込ませれば済む話です。あるいは「ふと目を覚ますと、なぜかバスに乗っていた」でもいいはずです。
(続く) >>519 (続き)
(無駄な情景描写)繰り返しますが、しっかりイメージして書くのは大事ですが、読者が面白がるものだけ描写すべきです。
> 目の前の川は川幅が広く、河口付近のようにもみえた。
〜(略)〜
> 乾いた薄茶色の大地がどこまでも続いていて、「空(くう)」と表現すべき世界だった。
→簡潔に言えば、曇り空の砂漠に川、ですよね。気だるい感じで「空(くう)」を表現したかったのでしょうか?
→そうだとしてもしなくても、印象的な描写とはいえず、むしろ読むのがだるくなるだけです。
(無駄で無秩序)必要性の低い描写のうえ、情報を提示する順序が混乱していて、とても読みにくいです。
01> 間もなくして、バスが川下から走ってくるのが見えた。他の騒音が全くないと、ずいぶん遠くのバスの音も聞こえるものだと思った。
→バスの走行音だけ聞こえてるんですよね。その他の物音はしていない。そう明記してある。
02> それと同時に、それまで何の音も聞こえていなかったことにも気が付いた。
→バスの走行音以外がないと言った直後、他の音がないと気づいている。これはおかしいでしょう。
03> 生きているものが全く存在しない死の世界は無音だった。
→たとえ砂漠だとはいえ、無生物となぜ分かるのでしょう?これは「主人公が作者の知識を借りた」という現象です。
→主人公が何を知っていて、どう判断しているかをうまく想像できていないのです。
04> 川の流れさえ音を立てていないのだ。
→「今ごろ気づいたの?」という感じです。この少し前に、流速が速く覗き込むが怖いという描写がありましたよね?
→覗き込むのが怖いという感情が生じるくらいには近づいたはずです。ならば、音も気が付くはずです。
→ここはイメージせずに書いてしまった感じがあります。きちんとイメージしようとした読者としては「あれ?」になります。
05> 私がこれを三途の川と認識したのも、そのせいかもしれない。
→音がしていないなら三途の川、という判断理由もよく分かりませんが、冒頭の判断(死後の世界と三途の川)に対してトートロジー的です。
→描写狙いは主人公の「ここは死後の世界だ」→「いや、なぜそう思うんだろう?」の揺らぎでしょうか?
→そうなら、混乱した思考を垂れ流してはいけません。たとえ、時系列に追って行くと、そういう思考になっているとしても、です。
→混乱した思考を、混乱したままに表現しても、文章が下手なだけにしか見えません。当然、読む意欲を削ぎます。
→混乱していることが分かるように書く必要があります。一人称ではかなり工夫が必要だと思います。
06> もしかしたら、この川は流れていないのかもしれない
→流速は明示的に述べてしまってますよね。この辺りで、「狂人のうわごとか?」という疑念すら出て来ます。
→そうなると、読む意欲は失せます。無意味な言葉の羅列を読むのは苦痛だからです(言葉遊びがよほどに面白ければ別ですが)。
07> ――などと脳裏に浮かんだけれど、それを確かめたところで、何になるのだと首を振った。
→読者はここまで、分かりにくい描写を一生懸命読んできたわけです。それが全てどうでもいいと主人公(≒作者)から言い渡されてしまいました。
→こういう書き方だと、まるでからかわれたような気分になり、怒りすら覚えてしまいかねません。
(無駄な描写と設定)ボンネットバスとか、ラストでも明かされない「一号館」とか。
→繰り返しますが、克明にイメージしてから書くことは大事です。しかしそれを全部、あるいは無秩序に書き込んでは駄目です。
→読者が読んで、イメージして、記憶してみた甲斐があるものだけ、書くようにしてください。でないと、膨大な無駄の羅列という印象に陥ります。
(続く) >>519 (続き)
ストーリーの本筋に入る前に、これだけあります。これらが全部、無駄な描写になっています。しかも分かりにくい。
具体的にカウントすると、文字数にして1,300字、原稿用紙3枚強です。全体(9,407字)の14%にもなります。
目を引き付けるべき冒頭で、こんなことをしていては、なかなか読んでもらえないのではないでしょうか。
御作の尺では描きこむには不足で、情景は能や狂言みたいに、受け手(読者、客)の想像に任せたほうがいいと思います。
その代り、アイデアとキャラの気持ちを際立たせるといいと思います。読了してみると、そこが狙いのようでもありますので。
文章的な欠点はここ以降も同様ですので割愛し、プロット的に感想を考えてみたいと思います。
(0.無意味な冒頭は割愛)
1.主人公と老婦人がバスで会話する。
2.老婦人は自分を含むバスの乗客が死んだことをはっきり知っており、主人公は死んだと感じつつもはっきりは知らない。
3.老婦人は個人的なことをやけに立ち入って尋ねてくる。
4.時間をさかのぼって、生前の回想に入る。主人公は末期がんだった。
5.末期がんステージ4の説明。(←無駄)
6.高齢者なら死期が分かっても構わないと言い出す。(←悪印象)
7.不治と悪化が確実な場合の患者のたどる心理の説明。(←無駄)
8.一度だけ行った患者会での出来事。
9.一般的ながん治療についての説明。(←無駄)
10.病状が悪化する主人公。
11.母親の態度。
12.病状の悪化、症状に痛みも加わって来る。
13.死亡する描写。
14.死後のバスの戻って、老婦人との会話。
15.主人公の老婦人への反発。
16.目的地と思しき一号館が見え、静かに眠りたいと思って終わる。
山場はありません。強いて言えば老婦人への反発ですが、反発して男性がフォローしただけなので、盛り上がりは感じられません。
6は主人公に対する悪印象を決定づけている恐れがあります。確かに、「老いてくれば死期が分かっても大丈夫かも」と思うかもしれない。
しかし、言ってしまうと悪い印象がが生じかねません。地の文は読者に語りかけているのです。
端的に申せば、主人公が読者に「老人ならさっさと死んでもいいよね」と同意を求められた感じがしてしまうのです。
読者としては、「そう思ってしまう瞬間もあるかもしれないが、口に出して言うことじゃないよね」と思います。
なぜなら、この主人公はまだ読者と親しくないですから。赤の他人がそんなこと言ったら、嫌な気がするし、たしなめたくもなります。
共感とは逆方向になるわけです。たった1行でこうまで言うか、とお思いかもしれませんが、短い尺で強い印象のものですので、詳しく申し上げてみました。
そのうえ、欠けているものがあります。主人公がどういう人間なのかという描写です。
なにか「もうすぐ死ぬ哀れな主人公」「やっぱり死んじゃった哀れな主人公」だけで、印象が伝わり、共感されると安易に考えていないでしょうか?
正直なところ、赤の他人の生死をそれほど気にしますか?毎日、若い人だって大勢死んでいますよね。
でも、ある一人の亡くなったがん患者を取り上げたドキュメント番組が心を打ったりもします。なぜか。
その患者の生きて来た軌跡を示すからですよね。どういう人が自分の死に接したのかも伝えてある。決して、死期が迫って来た時の不満や愚痴だけ取り上げたりはしません。
御作では、要は「心静かにしていたいのに、周りがうるさい」と主人公が愚痴っているだけです。
これでは「涅槃寂静」と何らかの関連性(反意的でもいい)は見出せません。単に不快な感じで始まり、不快な感じのまま終わってしまっています。
繰り返しになりますが、主人公がどういう人物なのかを描けていないからです。がん罹患以前のエピソードなども必要です。
読者に共感を生じさせてから主人公を死なせ、読者が納得して死後の世界へ同行する工夫をする必要があると思います。
さらに、死後の主人公の感情、感覚にかなり違和感があります。体は衰え、死の直前くらいになると痛みすらあった。
死後、それらの苦しみはどうなったんですか?主人公はまだ苦しい?それとも病の苦痛だけは楽になった?
楽になったらなったで、主人公はそのことをどう感じ、何を思っているのでしょうか?その辺り、何も描写されていません。
生前シーンでのがんの臨床的な説明といい、主人公が自分の病に対して、他人事な感じがしてしまいます。
簡潔に申せば、主人公がいわゆる操り人形です。作者さんが思いついたことを語るためだけに存在させられています。
感想は以上です。 すみません、>>529で意味を変えてしまう誤記がありました。以下のように訂正して、お詫びします。大変申し訳ありません。
誤> 端的に申せば、主人公が読者に「老人ならさっさと死んでもいいよね」と同意を『求められた』感じがしてしまうのです。
(↑読者が主人公に何かを求めたように書いてしまいましたが、以下↓のように主人公が読者に求める、のつもりでした。)
正> 端的に申せば、主人公が読者に「老人ならさっさと死んでもいいよね」と同意を求めた感じがしてしまうのです。 遅ればせながら〆ました。これは言い訳になってしまいますが、三週間ほどネットができない環境に置かれていまして、結果放置状態でした……。 興味深い感想を複数頂きありがとう御座いました。
かなり胃に来た次第ではありますが……。
拙作の構成力がないことは熟知しておりますので、設定が活かせていないという御指摘は納得できます。
むしろこんな中途半端な作品を最後まで読んで頂いた>>466 の方には申し訳ない気持ちで一杯です。
書いてから十年置いておきましたが、結局自分の力量は上がらず、的確な修正は無理との考えから新人賞は無謀だろうと思い、ある程度の加筆修正でネットに投稿した次第です。 「蓄積したデータがセンターに送られているから何だというのか」という指摘ですが、あれはロボットには心がないという設定のため修正してしまった部分です。
前に書いた文章では「決して無駄ではなかったと思います」と言うだけでセンターがどうとかは書いていませんでした。
根拠のない推論を行うのは人間的であり、よりロボットらしくという判断から変えてしまいました。
(そのあたり、ドラマがないという複数の指摘に繋がるのかもしれませんが、敢えてそうしています。)
その関連で、>>472 の「離れてくれませんか」ですが、ロボットにはきちんと最後まで言わなければ理解されないので言う必要があります。
プログラムは1から10まで書いていなければ実行できないように。 それと>>472 の目を細めるに関してですが、嬉しくてという意味だけではなく、単に目を細めるという意味もあるはずです。
そうでなければ老眼の老人が新聞を読むときに目を細めたら喜んでいることになってしまいます。
あと>>473-474 のご指摘ですが、あれは離人症の状態の心理を描いているのです。
ロボット依存症の父親が何をするか、主人公はだいたい把握しておりますので、心を守るための防衛反応として心を閉ざした(現実から引き離した)のです。
分かりにくくてすみませんが、あのシーンはそういう心境に切り換わった状態を描いたものです。
そのため、>>467 の方の「主人公がロボットではないか」という指摘も間違っていない、というより、作品の重要なテーマです。
>>492 の方の「主人公とロボットの交流を描きたかった」というのは序盤のミスリードで、本当はロボットを愛してしまう人間こそがロボットなのではないのか? という問題を考える作品ですので。 本当に分かりにくくてすみませんでした。
作品の解説は作者の傲慢で、本当はやってはいけないことと思っておりますが、欲に逆らえず、こんな駄文を披露してしまいました。
お目み汚し失礼致しました。 具体的な指摘をありがとうございました。
こうやって他者の目を通して感想をおっしゃっていただけると,
自分がいかに読者目線になっていないかを痛感しました。
女性読者を想定して書いているので,主人公もしくはストーリーに「共感」
してもらえることが重要だと考えているのですが,
考えるほどに共感とは何かが分からなくなってしまいます。
ですから529で指摘されている6については本当にまずい表現ですね。
好印象の主人公は描いているつもりもないですが,
共感に相当するものがないと読者に魅力的には映らないですね。
前半の部分に無駄な記述が多いことは,みなさんが指摘されていますので,
本当に要らないのだと痛感しました。
あれもこれもと欲張って要素を入れようと考える傾向があると自覚しました。
「作者さんが思いついたことを語るためだけに存在」というのはおっしゃる通りですね。
だから無駄が多くなるという悪循環。
だから,物語になっていない。
何がだめなのか,明確になってきました。
私の稚拙な文章を読んで下さり,本当にありがとうございます。
これまで,カクヨムにあげても誰も読んでくれませんでしたので,
読んでいただけただけでもうれしいですし,
ましてや感想や指摘をいただけるのはありがたいことです。
いただいた感想は何度も繰り返し読んで,今後に役立てたいと思います。
529で無駄と指摘された部分を削除し,それ以外のところの話で
どうにかして本題につながるように再考したいと思います。
これからの投稿作品として書いているものについても,
これと全く同じ傾向があるので,もう一度考え直してみます。
こんなに感想をいただけるとは思わず,本当にうれしく思います。
ありがとうございます。 >>534
> あと>>473-474 のご指摘ですが、あれは離人症の状態の心理を描いているのです。
一点だけ。それだと矛盾がありますが。意思とか意図とか、内面を把握してこそのことが書かれていますよ。 >>537
あくまでも感覚的なものなので……、何か伝わらないでしょうか?
伝わらないのであればどうしようもないです。
自分も読者目線でないのかもしれません。
しかしそれ以上に、根源的に読者との感覚的な差異があるような気がしてなりません。
読者のフィーリング的な理解(どちらかというと、それは詩に近いものかもしれませんが……)を前提として考えると、小説はとてつもなく難しいです。
フィーリングにズレがあるとどうしようもないので……。
胃に来たのはそのせいかもしれません。
自分などは場末の端くれに過ぎませんが、一表現者として絶望的な心地になります。 >>538
> あくまでも感覚的なものなので……、何か伝わらないでしょうか?
文章がシュールと申し上げたはずです。全体的なことだと分かるはずです。しかし、どうシュールなのかお分かりでないかもしれない。
そこで、シュールということが分かりやすい部分をサンプルとしてあげて、詳細に説明申し上げたわけです。
詳細に説明したところだけ説明なさって、それで問題点が解消されたかのように言われるのは、不本意です。
申し上げたはずです、シュールだから主人公がロボットのように感じると。ある一部分ではなく、全体的な印象だからです。
(ロボットが人間を害せないのに主人公を殴った件、設定的にどうだったんでしょうか。スルーされてますよね。)
> 伝わらないのであればどうしようもないです。
どうしようもないということは、>>469で既に申し上げました。後付けで説明を加えても仕方ないことはお分かりのはずです。
> 自分も読者目線でないのかもしれません。
> しかしそれ以上に、根源的に読者との感覚的な差異があるような気がしてなりません。
それは当たり前なんです。作者たろうとする者、誰でも感じることです。きちんと書いたつもりなのに読者に伝わらない。
なぜなら、伝えたいのは本当には言語化できないイメージ、さらには気持ちだからです。
作者はそれらを先に作ってから書くけれど、読者は読んでから再生しようとするのです。差異があって当たり前なのです。
> 読者のフィーリング的な理解(どちらかというと、それは詩に近いものかもしれませんが……)を前提として考えると、小説はとてつもなく難しいです。
詩に近いなら詩が好きになり、詩を読みますよね。作者さんがお見せになったのは、小説であろうとする作品のはずです。
小説のはずだから、小説として読んだ。それは私だけではないはずです。勝手な前提を置かないでください。
> フィーリングにズレがあるとどうしようもないので……。
フィーリングにズレがあるのは当たり前なんですが。つまらなかったと感想を言った読者のせいにしていてはどうしようもありません。
ズレがあるけど、どこかにある共通点を掘り起こすわけです。もちろん、掘り起こしはたいてい失敗です。
しかし(ちょっと誇張的表現ですが)、読者100人中にに1人、いい作品と思う人がいればヒットします。
> 胃に来たのはそのせいかもしれません。
何度も仰いますね。失礼ながら、冷たく返します。それは、作者さんご自身だけの事情で、他の誰の責でもありません。
だって、晒したのは作者さんですから。褒められなかったら健康を害したようなことを言い立てるのは不遜です。
> 自分などは場末の端くれに過ぎませんが、一表現者として絶望的な心地になります。
いったん、あるいは何度も絶望する人のほうが多いというのが、個人的な観測範囲での事実なんですが。で、気を取り直してまた書く。
手慣れた人と同じように、何の準備もなしに最初からやれるのは天才だけでしょう。
我々は全力のトライアンドエラーを繰り返すしかありません。事後に言い訳するのは無駄です。
目の前にいる、読んで感想を言った読者だけ説得しても、良い作品に変わったりしないのです。次に活かしてください。 >>539
お手数かけてすみませんが、人間がロボットを害さないと書いたのは具体的にどの部分ですか?
スルーというより、そんなことを書いた覚えがないのです。
馬鹿だから見つけられないだけかもしれませんが……。 >>540
いい加減にしてほしいのですが。ご自分で書いたんじゃないんですか? 例えば「1」の以下の美恵子さんの台詞。
> 「それは違います。私たちのAIはそのようなことが発生しないよう、二重三重のプロテクトが施されています。
> もし仮に乗っ取られるようなことがあったとしても、私たちには人を傷つけないようにと物理的なプログラムも組まれています」
予め申し上げておきます。これは銃限定といった言い訳には耳を貸しません。
なお、軍事用AIの可能性は>>469で既に申し上げています(そんなもんが既にうようよいるなら、さらに設定破綻でしかない)。
さらに申し上げるなら、そこしか反応しないんですか。ずいぶんな態度だと思いますが。 まあそれぐらいでいいんじゃないですか
3週間放置の地点ですでにあれですから >>541
ありがとうございます。
確かに設定が甘いことを認識しました。
大変勉強になりました。
そこしか反応がないとのことですが、正直に申せば文体の細かな問題に関しても、自分の理解の範疇を超えたもので、未だに理解できていません。
誰しもあなた様のような高い知性を有しているわけではないということでご理解下さい。
それが自分の表現者としての限界だったとしても、それが神から賜った才能ならば仕方のないことです。 このやり取り見てると作品の設定が云々と言うより
書き手自身に問題があるとしか思えんのだが 作者が糞だとは思うが長文で指摘してる奴も要点まとめろよと思う 叱咤されてありがたく感じたはずなのですが、それが文章に全く反映されませんでした。
「指摘されたことをよく吟味して、次回に活かすよう邁進致します。」
という風な感じに書くつもりだったのですが、なぜあんなひどいことを書き込んだのか、自分でも良く分かりません。
申し訳ありませんでした。 こっちは長文さん専用スレだし
向こうは人いねーし
好きにすればいいと思うよ、作者の人も >>546
いや、謙虚に受け止めたやつには長文さんはマジでありがたい このスレで二作目なんだけど、晒しいいかな?
某大賞1次落ちを改稿したものなんだけど >>551
自演じゃないよ。
証拠はないけど。
長文だからじゃなくて、叱咤に心がこもっているからありがたいと思ったんだよ。 >>549書き込んだのは電撃1次落ちマンのワイやで 晒したい……けど、既にこれで二作目。
次のスレに移行するころには、冬が近そうだな スレ進行滞ってるし個人的にはいいとおもうけど
他の人はどうでしょうか? 感謝です!では……
【タイトル】 義母は悠久を生きる妖狐です
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883755981
【ジャンル】 現代ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】 気になったところ、分かりにくいところ、ご指摘いただければ幸いです
ちなみに、作品は削除しましたが、以前晒したのは、>>318です >>564
タグかあらすじに「晒し中」を表示してください。面倒ですが、本人確認が必要ですので。 失礼しました、晒し中のタグを入れました。
よろしくお願いします >>564
本編2話まで。
序盤から日本語が怪しくて集中力を削がれる。
・吐き捨てられてきた
→言葉であることを明らかにするなら「吐き捨てるように言われてきた」だし
口調を規定することで発言者が一人のような錯覚を与えるので要再考。
・初印象 →一般的には「第一印象」では?
・警察丁内 →警察庁内?
他にも特に序盤で日本語の怪しいところが散見される。
全体の流れとしては、まずプロローグが長い。
進行が遅い上に場面展開まで入ることで重すぎるプロローグになっている。
導入にするにはもう少し母親との出会いを象徴的にした上で文章は軽量化しておいた方が良いかも。
少年時代の主人公の境遇がどこまで本編に絡んでくるのか分からないけど、
ざっくり切っても良いんじゃないかと思う。
何より「妖怪と養子縁組」ということ自体が非現実的なので、
字数をかけてリアリティを追求する必要はあまり……。
本編に入ると親子のキャラがブレる。
10年の成長があるのは当然だけど、それでも性格のブレだけじゃなく
主人公が身長2mって。眉なし三白眼って。
しかもそのキャラで「本当にっ、ごめんなさい!」という子供じみた台詞を吐くのも違和感が。
本編の展開でも、1話から2話の繋がりに疑問。
警察官が出勤したところで1話引き→2話、神社のシーンからスタート。
これは主人公の勤務先が警護対象者のいる神社であるということを分かっていないと
別のエピソードが始まったと思ってしまう。
せめて1話の引きの時点で「勤務先である神社の前にたどり着く」ことを示しておいて欲しい。
先のサブタイトルを見ると母親との関連が縦糸になるみたいだけど
プロローグはともかく本編冒頭では母親がモブとまでは言わないけど単なるサブキャラ。
もう少し先々を予想させるような特徴ある親子関係を早めに見せて欲しい。 >>564
一つ質問して良いですか?
この作品、公開するまでに何回くらい推敲しましたか? ありがとうございます!
>しかもそのキャラで「本当にっ、ごめんなさい!」という子供じみた台詞を吐くのも違和感が。
これは誤解を招く地の文でした。あの場では主人公ではなく、少女の方が言った言葉です。急ぎ、訂正しました。
母親ヒロインの出番が本編序盤に少ないのは、ご指摘の通りですね。
どうにかして出番を増やし、彼女が物語のヒロインだと読者に認識してもらう必要がありそうです。
養子になった経緯やそのときの心情については、主人公の抱く問題の核にも関わってくるので、
軽量化は難しそうです。……でも、ご指摘の通り、今のままではプロローグが長いですし。
推敲は投稿する前に3,4回したんですけど、全然ダメでしたね。すみません 実は推敲の回数が気になったのではなく
推敲が生かされてないと感じたから確認させていただきました
もし実施されていたら今更で申し訳ないのですが
推敲は、書き上げてからある程度時間をおいてから行った方が良いと思います
その方が頭切り替わってますから(私は最低一日は空けてます)
確かに日本語がおかしいところが多々あります
要するに「語句の正しい意味を把握していない」と言うことなのです
ですから、そのまま使ってしまい、「おかしい」と言われます
軽量化が出来ないとおっしゃってますが
これはただ文章量を少なくすれば良いと言うことではないですよ
もっとテンポを付けろ、という事だと思います
テンポが悪いから長くなるのです
テンポが良ければ「ある程度長く」ても読み手は「長い」と感じない物です 語句の正しい意味を把握してないならいくら推敲しても無駄じゃね?
つーか、すげーえらそうで笑った、何様だよ
そこまで言うなら全部書き出してやれよ >>564
[義母は悠久を生きる妖狐です]感想
(前作との比較)前作と共通の長所、弱点があるように感じました。
・どういう要素を盛り込むかの選択がうまい反面、各要素の際立たせ方(メリハリ、優先順位等)が弱い。
・主人公と主人公とサブキャラが、作者により過保護でピンチに陥っても緊張感が不足気味になってしまっている。
→敵側のほうが、生き生きとしたキャラになりがちで、主人公らの印象を薄めてしまっている。
(真之)ドラマ上の主人公として機能していない。真之が見ているキャラ(特に妖狐:紺、芹那)が実質的な主人公になっている。
→シャーロックホームズシリーズのワトスンと同じで、多少の活躍はしても、基本は語り手になっている。
→主人公の来歴も語るプロローグで、このキャラがどうなるんだろうという期待をしますし、「ありがとう」が鍵と匂わせてもいる。
→しかし、ドラマがない。11歳→21歳といきなり成長させているせいか、成長物語も感じられない。
→義母(養母、妖狐)に「ありがとう」と言えないのがなぜかが不明で、それゆえ言えたことに感動もない。
→信頼していたらしい先輩:芹那の裏切りも、ストーリ的な波乱要素だけで、真之の心情的なドラマになっていかない。
→言い換えると、誰の何の話なのかが曖昧なため、どう読めばいいか分からず、読むモチベが保てません。
→この点が御作の性格(全編通したテーマが追及されていく)からすると、最大の弱点かもしれません。
(情報量)尺に対してアイテムや設定、キャラ背景などの情報量が過多のようです。
→例えば、プロローグの怨霊巨人襲撃は、出現してさあどうなる、というところで切られ、後で状況説明があるだけ。
→もったいないです。冒頭のツカミとなる大事件で、最も緊迫するはずのシーンを省いちゃったわけですので(非常にがっかりした)。
→それ以外にも、「〇〇とは〜」的な説明が多い。設定説明の合間にキャラが多少演技する感じで、ドラマをぶった切ってしまう。
→つまり、設定説明が主、ドラマが従(≒設定説明用のサンプル)になっている印象が強く、下手すると設定書を読んでいる気分に。
→小説用の設定は自ら作った作者は書いていて面白いけど(考える過程も楽しむから)、読者はつまりません(無意味に覚えさせられる感がする)。
(使わない設定)詳しく、あるいは何度も描写しておきながら、後で使っていない設定が複数あります。以下は例です(全てではない)。
→主人公:真之の幼少時の家庭環境。親戚中をたらい回しされた過去、この尺にしては詳しいですが、後で使ってない。
→主人公:真之が巨躯で強面で初めて見た人が恐れおののく描写を何度も出しながら、使い捨てのギャグ程度でしかない。
→こういうものは、無駄に読まされた徒労感が強いです。これだけ描写してあるから大事だろうと、注意して読み覚えるからです。
→でも、それでどうなるんだと思っていたら、全然使ってくれない。頑張ったぶん、裏切られたような気分になります。
(過保護)繰り返しですが、前作同様、主人公側に甘くしすぎでしょう。少し、負傷で例をあげます。
→真之の肩に矢が刺さる重傷をさせておきながら、さしたる支障なくアクションできてしまう。
→バイクの速度程度の風で傷が痛むとしておきながら、バイクぶん回すわ大暴れするわで、主人公の苦境が記号でしかありません。
→こういうものが随所にあると、読者は「こんなご都合主義じゃ、どうなるか考えても仕方ないな」となってきます。凄く損です。
→作者が「ピンチを作ってみたけど、切り抜けようがない」と悩むほどのピンチなら、ようやく読者にわくわくが生じます。
(続く) >>564
[義母は悠久を生きる妖狐です]感想(>>573の続き)
(リアリティのバランス)普通なら対処しようがないと設定できる霊的事象を、作中ではほぼ解明済み。
→工業製品にできるほど、霊的なもの(神、怨霊等)が解明され、実用化されていますよね。理学どころか工学まで来ている。
→それでもいいんですが、それならそれで怨霊巨人などは、現代技術で対処可能でないと、リアリティがありません。
→怨霊巨人が復活したらどうしようもないというピンチを演出したいなら、解明されていない必要があります。
→類例作品では、2001年のゴジラ映画(ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃)があります。
→ゴジラが「太平洋戦争で死んだ兵士の怨念の集合体」とされていて、そのため現代兵器で対処できないと設定されています。
→そのため、同種の怪獣がゴジラ撃退の鍵になる、という怪獣バトルを自然に導入できています。
(↑対艦ミサイルの威力などが知られてきて、「怪獣とはいえ、生物。現代兵器で倒せないなんて」という批判が高まったのが一因らしい。)
(バトルのテンポ)リアルタイムの動作を細かく、順を追って説明しているため、非常に遅く感じます。
→まるで、殺陣の段取りを事前に説明しているような錯覚にとらわれそうなほどです。
→三人称視点キャラからはよく見えているとしても、一般人(読者)の感覚で描写すべきです。
→映像作品なら、スローモーションを使って強制的に詳しく見せることが可能ですが、文章作品では不可能です。
→例えば、少し前にここで拝読した作品では、まず一瞬で結果を示してから、改めてどうなったかを示していました。
→その他、アクション前後ではわざと一文を長くし、アクション時には体言止めを使ってでも短く、といった工夫もあります。
(怪獣映画)怪獣映画的な巨大な敵は印象的にできますね。(好感度)
→上記で怪獣映画を持ち出しましたが、やはりサイズ100mの巨人が町を破壊して暴れまわるのが、いかにもそれっぽいからです。
→牙狼シリーズでも、ラスト辺りで身体が巨大な敵と渡り合っています(設定的には、牙狼のほうが御作に近いかも)。
→大きさだけでも、対処に困る、どうしようもないという感じが出せる設定だと感じました。
(もっとも、描写が充分とはいえない。せっかく出したのにもったいない感じがします。)
(キャラ配置)主人公側(紺、真之)と敵側(芹那、ヒスイ)が好対照ですね。(好感度)
→このキャラ対比を使って、プロローグでの主人公の背景描写を敷衍し、具体化することが可能でした。
→紺の真之に対する溺愛は行き過ぎ、芹那も度を過ぎた冷酷で、主人公・敵をうまく相互作用させる余地がありました。
→これについて、紺の元夫=怨霊巨人、死んだ紺の幼子もあり、有効に使えば掘り下げることが可能でした。
→この辺りも、尺に対して情報量過多で端折る弊害が出ている感じがします。とにかく、いろいろもったいないです。
(文章技術)既に指摘が出ている誤字、誤用の他に、受身表現や語彙の少なさもあるような印象を受けました。
→数が多いし、御作での具体例を修正しても、仕方なさそうな感じがします。次に書くとき、別のものが出て来そうです。それくらい多い。
→受身表現は一例だけ。「やられたい放題」だと、やられる側が望んでやられているという意味になります。状況を不明にする御用です。
→逆に言えば、(他作品、特に商業作品を)読んでは書き、書いては読むで、めきめき上達、改善しそうです。
→その際、できれば、一応は知っている語句でも、ときどき辞書で確かめてみるのが手間でも近道だと思います。
→PCで執筆(や読書)をされているなら、ネット辞書が便利です。コトバンクやWeblioなどだと、複数の辞書を一度に示してくれます。
感想は以上です(章、節ごとの感想までは行きつけませんでした。すみません)。 >>564
[義母は悠久を生きる妖狐です]感想補足
やはり、アクションシーンでもったいないなと思う例を一つくらいは、あげておこうと思いなおしました。
「プロローグ 第1話 その日、僕は義母と出会いました」より。
01> 一体、前方で何が起こっているのだろうか。真之が目を凝らした、次の瞬間。
02> それは現れた。
03> 「へ?」
04> 運転手と助手席の親戚達が、間の抜けた声を重ねる。後部座席の真之は、声こそ発さなかったが、代わりに鋭い両眼を大きく見開いた。
05> 目の前で衝突事故を起こした車二台の真上から突然、巨大な裸足の足のような物体が降ってきたのだ。
01〜02は後部座席の真之が見たままですね。続く03で前部の親戚夫婦が驚いている。真之もおそらく同時に驚いたはず(04)。
驚いた対象は上から踏みつけた巨大な足ですね(05)。よく考えると、前部座席と後部座席では、どの程度上が見えるかは違います。
前方が急に混雑してきてますから、ドライバーが前に身を乗り出すようにすれば、なおさら上方への視野は広くなります。
もちろん、上方に注意を払わない可能性はあるし、暗くて見えにくいということもあるでしょう。
実際に起こったら、後部座席からと同じタイミングで、同じものを見る可能性は高い。でも可能性が高いだけです。
上記描写で、前に身を乗り出したドライバーが上方を見て驚き、助手席の女性が続いて驚く(そして逃げ出そうとする等)という描写も可能なはずです。
しかし、まだ後部座席の真之だけは何が来るか見えず、不安だけ募り(直後に足)、という描写も可能でしょう。
ベタな即興ですみません。ともかく、怨霊巨人の初登場シーンですから、効果的に使えるものを工夫して、緊迫感を演出するようにしてはどうかと思います。 ありがとうございます!
んー……まずまずの出来だったら、どこかの新人賞に送ろうかとも思ったのですが。
これは細かい箇所を直しても、大した効果がなさそうなくらいにダメダメな作品でした。
これは読み返すのも恥ずかしくなるなあ。でも現実を見て精進せねば。
ご指摘、本当に感謝です!
それでは、〆させていただきます 二個スレがあるようですが、どちらに投下したらいいんでしょうか? >>577
晒した作品の感想を書いてくれる人達のレスバトルを見たくない場合は、あちら。 >>578
そもそもほぼ発生しないレスバトルを禁止していないのがこっち
禁止した上で人を増やそうとルールを変えたりカクヨム放送局実況とか盛ったのが向こう
>>577
こっちの方が晒せば人は集まると思う
感想レスを見てどんな感想を貰えるか雰囲気を探れば良いんじゃ無いかと >>571
>>572
自演乙ってことになるのが嫌なら向こう
長文さんの意見が聞きたいならこっち ただでさえ過疎ってるのに>>1未読晒しとかやめてくれ… >>581
本文全く読んでないけどタイトルのセンスがない
だっさいタイトル
他人が晒してんじゃないの? 現在晒し中の作品はありません。
晒しご希望の方は>>1のテンプレと注意事項をご覧の上でいつでもどうぞ。 >>586
俺も思った
マルチといい放置といい、評判下げる行動しかしてない けど、あれを有料で押し付けようとしてた感性だからなぁ 晒します、よろしくお願いします。
【タイトル】 最強チートのヒトバシラ
【URL】 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154918345
【ジャンル】 異世界ファンタジー
【紹介・希望する指摘点】
希望する指摘点は箇条書きで失礼します。
・転生前の描写が読んでいて精神的に重いかどうか
・女性キャラに魅力はあったか
・主人公がしっかり努力しているように見えたか
・主人公に無双、チート、ハーレム要素が垣間見える描写はあったか
・ストーリー展開は遅くないか
・設定に齟齬は無いか、また魅力的な設定になっているか
せっかくなので評価は辛口でお願いします。 >>594
[最強チートのヒトバシラ]につきまして。
プロローグが、やたら長いですよね。物語がようやく動き出す、主人公が川で気を失うまが、文字数にして約1万7千文字、原稿用紙にして43枚ほどです。
しかも、1行が読点で改行されたりして短いので、原稿用紙に書いたとしたら、82枚にもなります。
しかも、地の文が99%もあります。台詞は1%しかありません。その地の文は一人称主人公の主観語りがほとんどです。
ほぼ愚痴と言い換えてもいいでしょう。読者としては、主人公はまだ未知のキャラです。つまり、赤の他人。
読者から会いに行った(読んだ)とはいえ、赤の他人が原稿用紙数十枚分も愚痴を言い出したら、聞く気にはなれません。
読者はまだ、主人公に興味を持っていいかどうかすら分からないわけですから。
作者視点としては、こういう前書きを置きたくなるのは分かります。せっかく考えたのだから書きたい。
そういう欲求があるので、読者に状況を説明してから、ストーリーを進めたほうが分かりやすい、などと言い訳考えたりもします。
でも、間違いです。ストーリーが進みだす、ドラマが起こるまでに原稿用紙数十枚分読んで、頭に入れてねと言われたら困惑します。
長めの短編1つ分ほど、何の面白みもないのに読まないといけないわけですから。重い軽い以前の問題です。
なお、重くてもいいです。読者として知識や気持ちが共有できる部分があれば、重いとか、深刻な話でも興味が湧いたり、共感できたりします。
どこにも共有するものがない、あるいは、あるかどうか判断がつかないから、単に面白くないだけになります。
第1話までなんとか読みましたが、いったん力尽きました。主人公が異世界らしきところに行き、ようやく話が始まるかと思ったら……。
例えば、n元素世界(n=1, 2, 3, …)とかオリジナルの何かが出て来る。世界観の基礎からして、これからなのかと、先が思いやられました。
そこまでも、例えば四則計算も怪しいとしておきながら、数学の本を拾って読んだことになっていたりする。設定が揺らいでる感じがします。
あるいは、主人公の当面の目的(行動の動機)が箇条書き。説明的な既述すら放棄していて、もう小説ではないですよね。
文章も無意味に改行が入っており、読みにくい。読点で改行したりすると、句点と読み間違えそうになります(すると、違う意味と取りかねない)。
感想をお求めになるため、匿名のこちらに晒されたわけですから、できればもう少し先までは読みたいと思いますが、気力が戻りますかどうか。
もし読み進められたとしても、「第1話 「人生のサイシュウワ」」までは感想は申し上げられません(「まるごと削りましょう」以外にない)。 まるごと削らなくてもいいと俺は思う
普通の読者はまず主人公のキャラクターを気にするもんだから
愚痴っぽくて自虐的なキャラクターに共感する人もいるだろう >>596
貴重なご意見ありがとうございます。
やっぱりそうなんですね、読む気力がプロローグで力尽きているというのは各話ごとのPVを見ながら何となく感じていました。
しかし、明確な指摘を頂かないと認めたくないのもありまして今まで修正していなかった部分でもありました。
ここに晒しにきた甲斐がありました、直ちに切れるだけ切って修正してみます。
読点改行は確かにそうですね、文章に関してご指摘頂いて久しぶりに読み直したらひどいものでした。
単なる推敲不足です、本当にお恥ずかしい。
では、修正作業に行って参ります。 >>597
そういうキャラクターだと思って頂けたなら幸いです。 失踪と取られかねない去り方をしてしまったのでご報告。
0話と1話、ニ話分の25000文字からプロローグを八割切って5000文字にしてきました。
少々唐突に始まってやしないかと心配ですが。 >>594
なんかさあ、
一元素世界で四元素世界の住民である神
とか早口言葉みたいな文が多すぎて疲れる。
女性キャラはまさに空気。 >>594
流し読みだけど2章まで読んだ
まず晒してくれてありがとう
最近過疎りまくってるからちゃんと書かれたものが晒されるのはありがたい
・転生前の描写が読んでいて精神的に重いかどうか
上の人も書いてあるが
「重い」というのはそもそも問題ではない
つまらない上にダラダラ長いというのが問題
あと、消した事について
確かに読み辛かったが、だからといって全部消してしまうのでは何の意味もないと思う
設定の説明ってのは必要な部分でもあるんだから、消すんじゃなくて退屈させない工夫をして欲しい
何か見せ方をこだわるとか、出来る限り必要のない情報をそぎ落とすとか、そういう感じの方向で
・女性キャラに魅力はあったか
あまりない
1話のエクスパとかが特にそうだが、好感度を持てる所がない
いきなり主人公の事を死なせかける。そしてその事について特に謝罪もない。こんなキャラを好きになれない
(案内役の面目丸潰れですよぉ!)じゃない。話の展開の為にやってるんだろうけど、こういう所から好感度は下がっていく
ヒロインの魅力っていうのはまず人間としての魅力なんだから、女の子ぶったり裸を見せたりしてるだけでそこに魅力が生まれたりはしない
例えば、最初に出てくるケヴィンってキャラ
こいつは、冒頭で命の危機にあった主人公を助けてくれて
その後もずっと主人公の面倒を見続けてくれて
5歳になった主人公にお守りとして一級品の剣を渡してくれて
この世界での主人公に初めて人としての温もりを与えてくれて
しかもおまけに、海賊なのに人情に厚いという設定のギャップまである
こいつの爪の垢を1%でもいいからエクスパに飲ませたいというか、どう考えてもこいつがヒロインをやるべきというか、好感度の配分がおかしい
ヒロイン達もこのケヴィン船長を見習って、何かもう少し「可愛さとか以前に人間として好感が持てる所」みたいなものを見せて欲しい 602の続き
・主人公がしっかり努力しているように見えたか
見えない
というのも、努力しているという設定も描写も感じられない
例えば、主人公は10歳になるまで全く剣の修行をしていない
「…ケヴィンさん。俺に戦いかたを教えて下さい」じゃない。努力してるって設定にしたいなら普段からそのくらいやっとくべき
そしておまけに、描写も全然ない
10歳になってやっと修行するのかと思ったら
>あれから一週間掛けてケヴィンから直々に戦いかたを教わった俺だったが、やっと基礎が出来てきた程度だった。
この一文章だけで修行のシーンが終わりになってしまう
努力の話を書きたいなら、この一文だけで一話分書くくらいはやるべきだろう
この話の後も、同じような感じで
試験受けるのにやった事が3日準備しただけったり、サーシャと訓練をしたという描写が相変わらず一文だけで流されたりしていく
設定と描写が両方伴っていないせいで、実際に頑張ってるようにはあまり見えない
・主人公に無双、チート、ハーレム要素が垣間見える描写はあったか
全くない
それは狙ってやっても出すのが難しいもので
みんなそれを描写する為に苦労したりしているものなんだから
作者が狙ってやらないようにしていたら、当然そんなものは生まれる訳がない
・設定に齟齬は無いか、また魅力的な設定になっているか
世界を救うために努力するみたいな設定は王道でいいと思う
一元素世界がどうたら辺りの所は、正直わかりにくいだけだし微妙だと思う
辛口希望なので厳しい事を言ったが
ファンタジーを書きたい気持ちみたいなのは見てて伝わってきたし
設定とかもそれなりに凝られてるので、設定の把握さえ出来たら割と楽しく見れる所とかもあったと思う
転生ものなのに主人公が一切チートなしで頑張っていくっていう所は熱かった
頑張って下さい >>594
1つ抜けてたから、602と603の追記
・ストーリー展開は遅くないか
遅い
というかめっちゃ遅い
おそらくやりたい事を全部やってるのが原因と思われる
「主人公が10歳まで海賊船で過ごした」という展開とか
作者的にはただの序章のつもりだったんだろうけど、本来ならここだけでラノベ1冊分になるくらいの内容量がある
描写しないといけない事が多すぎるせいで、話を飛ばしまくってるのに話が進まないという自体になってるように見える
書きたいもの全部書いてたら話なんて永遠に進まないんだから、海賊船の話は全部カットして最初からバウ帝国から始めるくらいの事はしてもよかった気がする
ケヴィン船長とか確かにめっちゃいいキャラだから
このキャラを消してしまうのは惜しいという気持ちは分かるが… >>604
やりたいことを全部やっていることが原因……なるほど参考になります。
確かに思い当たる所がありますね。 >>602
ご意見ありがとうございます。
面白くない上に長いというのはもう苦行ですね。
今までレビューを書いてくださった方々は「重い」と表現することが多かったので私はなにか勘違いをしていたようでした。
読み直したところ、初めて書いた文であるせいか「た」で終わる繰り返し表現が多過ぎました。
そういったところも文を単調にさせる原因になっているのかも知れません。
まずはそこから直してみたいと思います。
女性キャラの魅力については、反省すべきところですね。
アニメや漫画と違い、具体的なイメージが無い小説のヒロインは一体何をさせれば魅力が出るのかと試行錯誤をしていましたが、実に安易な失敗でした。
人間的魅力には欠けていましたね、ハーレム無しを掲げているので無意識に女性キャラに重要な配役を与えていなかったのかも知れません。
最新話付近でもキャラを増やしたはいいのですがダメですね、キャラを増やした結果さらにさせることが少なくなってキャラクター性が薄くなってしまっています。
一度キャラ全体の見直しをする必要がありそうです。 >>594
[最強チートのヒトバシラ]感想
かなり話数が多いので、読み切ってから感想を申し上げるのが難しそうです。できるところまで、各話ごとで少しずつ申し上げてみたいと思います。
(第1話 「人生のサイシュウワ」)
・「はじめに」から、この死んだ後の話に入るようになりましたね。前置きの長さ的には適度だと思います。
・主人公と神の会話での「 」の使い方。
→一人が喋り続けている台詞を、複数の「 」を使って改行・空行入れしてしまっています。
→これだと、「 」ごとで話者が交代したように見えてしまいます(その後、気が付いてイメージ修正することになる。
→いったんはこんな感じの会話だと勘違いしてしまうということです(「主」は主人公、空行は削りました)。
01> 主「すまない、そっちも名乗って貰っていいか?」
02> 神「おお、そうであったな、これはすまなかった」
03> 主「私は四元素世界人、そなた達の世界で言うところの「運命」、もしくは「神」だ」
04> 神「そうだな、名はヨンとでもしよう」
05> 主「まさか神様とはな、当分話し相手には困らなそうだ」
06> 神「すまんのぅ……そんなに暇ではないんじゃ、成さねばならぬことがあるのでな」
06> 主「そうか……」
→03が主人公だと勘違いが起こります。変なこと言い出した感じがしてしまう。
→そのまま04を読むと、神が言い出しそうな台詞で、すんなり受け入れてしまう(実際、神の台詞。
→05以降も、実際の台詞主通りになっていて、そのまま自然に受け取れますね。
→03が主人公の台詞ではないと気づければ、02〜04が神が喋り続けた台詞と気が付くとは思います。
→しかし、運次第です。なんか変だと思っても、考えずに読み進めた場合、主人公が四元素世界人と誤解したままになる恐れがあります。
→最も単純な処方は、連続する台詞は一つの「 」に収め、改行も入れないというものです。
→しかし、台詞が長いことが気になる場合は、いったん「 」で区切って、台詞主の動作や主人公の思考を入れる手があります。即興ですが、以下のような感じ。
> 「すまない、そっちも名乗って貰っていいか?」
> 「おお、そうであったな、これはすまなかった」
> 鎖に繋がれた男は、人差し指を立てて見せた。
> 「私は四元素世界人、そなた達の世界で言うところの「運命」、もしくは「神」だ」
> コイツ、何言ってんだ? 怪しむ俺に構う様子なく、男は続ける。
> 「そうだな、名はヨンとでもしよう」
> 「まさか神様とはな、当分話し相手には困らなそうだ」
> 「すまんのぅ……そんなに暇ではないんじゃ、成さねばならぬことがあるのでな」
> 「そうか……」
・プロローグを削ったことへの対応が必要。
→長大なモノローグをバッサリ削って読みやすくなったのですが、必要な情報提示も考えておく必要があります。
→以下の部分が設定を紹介してはいるんですが、内容的にやや簡潔に過ぎ、主人公の気持ちももう少し伝えたいところです。
> 俺がその才能のせいでどれだけ人に迷惑を掛けたと思ってるんだ。
〜(中略)〜
> 憤りを隠せない俺の肩にヨンは手を触れた。
→上記部分を、例えば主人公が過去のの報われない努力について神との会話で出し、次第に怒って行くようにする手もあると思います。
> 「じゃあ、いくら勉強しても一晩寝たら忘れちまい、テストがいつも零点だったのは」> 「徒労の才能のせいだな」
> 「てことは、野球の部活をいくら頑張っても、筋力しか身につかなかったのだって」
> 「それも最強の才能のせいだな」
> 「結核になっちまって、その筋力だってなくなったんだぞ!」
> 「力すら失ったのか。なかなか完璧な才能だったようだな」
> 「いや、でも徹夜勉強の一夜漬けならなんとか覚えていられたのは」
> 「ほほう、最強の才能にもバグがあったか」
> 「ふざけるな! いや、ちょっと待て。川で溺れてた、あの子を俺が助けられなかったのは、まさか」
> 「言っただろう? 努力が報われない、結果を出させない才能だと」
> 言葉がぐっと喉に詰まった。生まれて初めて、殺意が沸いた。
> そんな俺の肩に、ヨンは手を触れた。
・名前の表記(細かいことだし、作者の好みでもあるものの)
→姓名の間に空白を置くと、ちょっとスムーズに読めない感じがします。誤読しそうにないので、詰めても問題ないでしょう。
(続く) >>594
[最強チートのヒトバシラ]感想(>>607の続き)
・キャラ(主人公)が作者の知識を借りてしまっている。
→例えば以下の一文。
> この性質を利用して、俺は二元素世界で神の使徒として人々の運命に介入し、俺と同じ神の力への耐性を持つ協力者を増やさなければならない。
→この時点で、邪神(←仮称、主人公を人柱にした神)を倒すことは、主人公の意思として決定しています。ヨンも助力を約束している。
→しかし、情報的に詳しすぎます。例えば、主人公と同種のキャラの存在があるとされてしまっている。
→運命に介入するというのも同様ですね。さらに、「増やさなければならない」と必要、ないしは責務的に述べてしまっています。
→これらは、作者が主人公にさせたいことで、主人公が作者の心づもりを知っているような描写になってしまっています。
→これらは、劇中で主人公が学んだり、自ら思い付たりして、意思決定すべきものです。
→ですので、主人公が意思決定するプロセスをきちんと描写しないと、不自然になります。
→設定紹介が段取り良すぎるかと思えば、うっかり端折り過ぎたりしています。ここ以外にも、ちらほらあるようですので、要注意と思います。
・あまりにも設定紹介パートの感じで、目を引くイベントがない。
→「今読んでいる感じが今後も続く」と感じることが多いので、ブラバされる原因となります。
→設定したキャラ、アイテム等に全て理由付けや背景を持たせるのは、段取りを入れ過ぎる結果になっています。
→かといって、後で使わないような目立つものを入れても、読者の負担になります(読者は覚えようとするため)。
→負担にならずに目を引く工夫が思いつきませんが、次節の冒頭(赤ん坊にされて海に放り出される)を本節ラストに入れるとかでしょうか。
(その他、この節を、神との遭遇パート・主人公の使命決定パート・パートナー誕生パート等に分ける手もあり得そう。いろいろ工夫はできそうです。)
(第2話 「転生のダイイチワ」)
・主人公の成長や普段の生活紹介が長く、ほぼそれしかない。
→第1話同様、目を引くものがありません。正直、飽きて来ます。
→次節冒頭も、まだ10歳であることを示してあり、ざっと眺めた感じでは設定紹介。
→事件性のイベントから始めてくれるくらいでないと、読むモチベが保てません。
→作者視点では、自分の作った設定は面白く感じるだけに要注意です。作者が面白がるとき、読者はあくびをします。
・主人公が、幼児(0〜5歳)の喋り方ではない感じがする。
→精神もう大人なので、地の文は年齢相応でOKですし、会話も同じように可能なことは明らかです。
→しかし、3〜5歳児が、大人びた口調で話したら(最初に発した言葉からしてそう)、周囲は怪しみませんか?
→周囲が最初は主人公の口調に怪しむか、主人公がわざと幼児喋りするようにしないと、不自然な感じになってしまうと思います。
(この辺りで、どうも気力が尽きそうです。第3話もざっと眺めた限りでは平板な感じだったことも、読むモチベ減退に輪をかけています。) [最強チートのヒトバシラ]の作者さんが、この程度の感想で断筆されることはないと思います。理由は以下の通りです。
>>596で、プロローグが長すぎることについて、多少具体的に申し上げてみると、即座にほぼ全削除されました。
作者さんも前から思うところがおありだったとは思いますが、分量から考えて、相当の労苦で書き上げた部分のはずです。
普通、全削除まではできません(過去に遭遇した類例では、むしろ書き足してしまう方が少なくないように思う)。
本来の意味の断捨離(自らが最も愛するもの、大切にするものを切り捨てる)を、創作でおやりになれるということになります。
そういう覚悟がおありの方に、気持ちをなだめるためだけの誉め言葉などは、かえって失礼になるかと存じます。
そう考えまして、>>607-608を投稿しました。感想として拙いのは事実ですが、私なりに力を尽くしたものです。 詳細に作り込まれた世界観や最初の重さから徐々に解放されていくストーリーに何の面白さも感じなかった?
別に気休めを言えと言ってる訳じゃねーんだけど この作者さんは割と寛容に受け入れてくれてそうだが
やりすぎると人こなくなるだろうから抑える事は大事だろうな >>607
会話の中の受け答えで前世にあったことを説明させるといった手法は目から鱗です、確かにこれなら会話の中で主人公と読者にテンポよく情報が伝えられます。
台詞の違和感のご指摘ありがとうございます、自分で読むとどうも脳内補完してしまうため気付きにくい部分なので助かります。
プロローグの文字数は5000で行きたいと思います。
プロローグは情報の欠落を防ぐためにもやっつけで削るよりはしっかりと一から作り直す方が良さそうですね。 >>608
この主人公、最初のプロローグで書いた通りに行けば自らの成功体験の少なさと責任感と罪悪感に支配された歪なキャラになる予定だったんです。
しなければならない、情けない、申し訳ない、が口癖のような。
しかし、私はキャラを舞台装置にしすぎなところがありますね。
主人公の口調に怪しまない周囲、これは主人公を人と業務的に敬語でしか話せないキャラにするための導入でしたが不自然でした。
一応5歳で半人前、10才(酒の飲める年齢)で一人前のような描写は追加してみましたが、三歳で敬語を話すキャラを別に出さない限りは違和感が残りますね。
事件性のあるイベント、これも序盤に足りていません。
前にラノベの入りは戦闘シーンから書くべきという記事をどこかで読みましたが、そういった刺激的なイベントを入れることが重要ということでしょうか。
これについてはせっかくケヴィンがサファイアサーペントと戦ったというイベントが語られていますのでそこを冒頭に入れてみるなどして工夫してみようかと思います。 晒した人って作品を人質に捕られたサンドバッグだからね
反論なんて出来ないよ
長文さんは義務感から読むんじゃなくて興味から読んであげなよ 私に、褒める感想を書けとだけ言い、作品の感想をお書きにならない方がいらっしゃるようですが、どういうことでしょうか?
遠回しに、「自分はその作品のいいところが見つけられない」と言っているも同然だと思うのですが。
もし、「そうではない。いいところがあるから言っているんだ」ということであれば、いい点が分かる感想を、自らお書きになるべきです。
お書きになれないのであれば、遠回しにdisっているということで、確定してしまうと思います。
繰り返すようですが、いいところがあると思うのなら、ご自分で感想を書いてください。自分では書かずに、他人に強いるのは作者さんへの侮辱です。 >>617
反論までいちいち長ったらしいと、なにかの病気に見えるよ
余計な部分を省け、と批評するなら、御自分の批評も多少は推敲するべきだと思うが >>617
面白くないけど晒されたしょうがなく読んでやってる
これも作者への侮辱だから これだけ説明したにも関わらず、誰も好感度の感想は書かないということのようですね。
私は削除前のプロローグも精読しましたが、おそらく他の方は読みもしていないようです。
そのような、作者さんを遠回しに愚弄する方々とは、これ以上、話はできかねます。以後、返信はしません。 筋トで免疫力が下がるとか知らなくてネットで調べてへーと思ったさw
でもそこまで一気病気になるのかどうか専門じゃねーしな 筋トで免疫力が下がるとか知らなくてネットで調べてへーと思ったさw
でもそこまで一気病気になるのかどうか専門じゃねーしな >>621
お前はもう無理に人の作品読むな
ブラバポイントまで読んでそこまでの感想を書いて差し上げろ
見てて不愉快だわ プロローグの全切りは正直悪手だと思うわ
残しておいて短縮バージョンに切り替えるべき (ご参考)
運動と健康の関係についてあまりご存じでないなら、補足くらいはします。
あくまでも例えばですが、以下のような調査事例、事実があります。
・有酸素、無酸素を問わず体力増強のトレは、週2.5時間までは健康増進になるが、それより多いと疾病率が上昇する。
・休養日も重要で、感染症については、週1日→5日までは発症率が下がるが、毎日(週7日)の運動は、運動なしと同程度まで上がってしまう。
・原因の一つとして、テストステロンレベルの低下が関係している可能性が高い。
・適度な筋トレはテストステロン上昇につながるが、過度だと下がる。長時間の有酸素運動もテストステロンを下げる。
・長期間の調査事例では、平均寿命が非アスリート66歳に対し、アスリートは60歳だった。
(注1:現在より短い寿命なのは、調査期間がかなり過去にも渡るため。昔は短命だった。)
(注2:激しいトレをしたはずの五輪メダリストなどは逆に長寿。これは、富裕による効果とみられる。)
近年、結核が増加傾向にあることを合わせると、主人公の結核発症についての考証は無理がないと考えられます。
もし無理があれば指摘するところですが、考証が正しいことを高評価することはしません(正しいのが当たり前なので)。 要約すると筋トレでグルタミンを消耗し
免疫細胞に栄養がいかず免疫不全に陥るってこと
いちいち嫌味ったらしく長文書くのやめーやw 作品的にはこの程度の説明はあった方が良かったかもな
いや余計に長くなるけど
それか筋トレして筋肉ついたけど、その際骨折った位の話に変えた方が分かりやすいか
あと長文お前アスペだろ?
煽りじゃなく一回診断受けてみろ 良い点悪い点、両論書くのって結構大事だと思うんだ
もちろん丁寧な感想はそれだけでありがたいけどな アスペルガー症候群は、臨床で最もよく用いられるDSM最新版(5)から削除されています。多様すぎてひとくくりにできないためです。
ICD-10にはまだ分類として残っていますが、ICDは以前から診断には用いられていません。診断としてはもうないと考えるべきです。
したがって、非難のために用いることはもちろん、確認のために聞いたとしても、無学を笑われることになりますので、注意が必要です。 >>630
貴方は自閉症スペクトラムですか?
いくつか確認させてください
貴方の感想を不愉快と感じられた方は
どの部分でそう感じられたと思いますか? >>630
ごめんなさい。
もうこのスレには来ませんのでお許しください。 まず、他人の感想にケチを付けて変えさせようというのは根本的に無駄
人にはそれぞれ読み方や感じ方や過去の読書体験があるんだから
自分が優秀だと思うからそれを評価しない奴はゴミ、なんていうのは
ただの自己中でしかない
あとこのスレだと10行程度のレスは普通。5行の返事で長文と詰るとか意味が分からない
ていうかまだ自分で切りの良いところまで読めてないけど
緻密……かぁ? >>625
そうですね、番外編かエピソード0として残す方針です。
初めて書いたものですから、名残惜しいところもありますし。 >>594
[最強チートのヒトバシラ]感想
(〜第2話 「転生のダイイチワ」)(補足)
・目を引く事件性イベントが欲しいと思ったものの、第3話以降も拝読してみると、難しい気もしてきました。
→主人公が無才能からスタートする点に魅力があるわけですから、最初から大活躍しては齟齬をきたしてしまいます。
→削除されたプロローグでは、知らずに宿命を負わされた主人公の現世での死亡は、溺れる子どもを助けようとしたこと(しかし、失敗)。
→第2話では、赤ん坊にされて海に放り出され、重いバックグラウンドを持ちながら、気のいい船員、船長らに救われる。
→この対比的な状況を使えば、ツカミの盛り上げと、主人公の異世界での動機付けと強化が可能になるような気がします。
→例えば、「子供の救助中に死亡」⇒「異世界で子供の死亡を知る」⇒「悔しい」⇒「主人公が似た状況で救命される」
→としておいて(イベント的には原作通り)、主人公が「人を助けられる男になりたい&諸悪の根源を断つ」と決意する、とかですね。
→その場合、子供の救命と、主人公が救命されるシーンは、主人公の気持ちを含めて、きっちり描きこむ必要があると思います。
(第3話 「初めてのタタカイ」)
(調理シーン)類似性を鮭だけ紹介するのは惜しいのではないでしょうか。
→シャリコは、米飯の異称シャリから想像がつきますが、ポタとハビ(マムシ?)はちょっと分かりません。
→元の世界の知識:和食ですから、読者が知識共有できて、親しみが湧くチャンスです。類似性で目に浮かぶようにしてはどうでしょうか。
(鏡を見るシーン)犬耳を触ってから気が付くのは、鏡を見る前が適するのでは? もしくは最初は犬耳を寝かせておくか。
→もし犬耳が立っていれば、一目で気が付いて驚くところだと思います。
→気が付くのを遅らせるなら、人の耳の位置に耳がないことに気が付いたときに、犬耳が立ってしまう、とかでしょうか。
→主人公が剣と同名の「ウルフ(バート)」と名付けられていることからすると、狼耳としてもいいかもしれません。
(三人称)主人公が去った後の描写のため、一時的ですが、一人称が突然三人称に切り替わっています。
→イメージしてから書く作者さんは迷わないでしょうけど、読者は読んでからイメージを切り替えます。
→作品に没入して読んでいると、一瞬混乱してから、作者的に考えてイメージを切り替えることになります。
→これは、いったん「今、フィクションを読んでいる」と意識をリアルに引き戻されて興が冷めてしまいます。非常に損です。
→できれば、主人公が去った後のシーンは、主人公が後で知るとかして、一人称を崩さないほうがいいと思います。
(バトル)蹴りなのに、切り傷に塩水が染みるという描写がある。
→細かいことですし、蹴りで切り傷もできることはあるのですが、蹴りの描写と少し間が空いていますので、剣で斬られたと誤解される恐れがあります。
→単に「傷」としておいても、特に緊迫感などが下がることもなく、誤解もされにくいと思います。
(単語表記の統一)細かいことですし誤解も起きないのですが、一応、気にはなりますので。
→同士(4か所)と同志(1か所)がありますが、同じものでしょうから、どちらかに統一すべきでしょう。
→10歳などのアラビア数字と、一・五倍などの漢数字はできればどちらかに統一したほうがいいかと(ただし、二十数人などだと漢数字が読みやすい)。
(この節のラスト)主人公ピンチに助っ人登場、で次節へ。(好感度高い)
→主人公が剣の力で一太刀は返すものの(いったん偽の勝利というセオリー通り)、すぐに劣勢になり、剣も使えず絶体絶命。
→そこで、ゴバンが頼もしい助っ人の予感をさせつつ登場、となって次節へ。キリがいいし、期待できるし、ですね。
→次の話も読ませる、上手いテクニックだと思います。きちんと使うのは結構難しいですが、この節のは成功だと思います。
(続く) >>594
[最強チートのヒトバシラ]感想(>>635の続き)
(第4話 「平穏にサヨナラ」)
(救出される:2回目)ゴバンが主人公を、どうやってチンピラから救出したかについて。
→前節ラストで主人公が気絶したので、この節の冒頭は気が付いたら背負われていたと、時間的に経過させていますね。
→ゴバンがどう活躍したかは、省いて正解だったと思います。主人公の印象を深めることはできず、ゴバンが無駄に目立つことになりそうですから。
→ただ、今の記述だと、事情が説明しただけの感じです。主人公がゴバンにどう感謝するかを入れておくと、リアリティが出そうです。
→設定次第ですが、もしゴバンがチンピラと戦って退散させたのなら、ゴバンの顔にあざがあったとして、格闘の様子を暗示するなどの手がありそうです。
(→削除されたプロローグとの関連では、主人公と好意的な関係になりそうだった女性のエピソードと対比ができるかも。)
(迎えた船員の態度)船に帰り着いた二人を迎える船長らの描写が簡潔に過ぎるかも。
→修理代の金より主人公を心配したことを、もう少し詳しく記述すれば、船長らの性格、主人公に対する心情が出そうに思います。
(書籍による情報提示)当面の敵と思しきバウ国について、情報量が一気に多すぎるようです。2つの要因があります。
→単純に多いことがまず一点。設定をあれこれ考えた作者と違い、読者はいきなり情報に接し、覚えるわけですが、これだけあるとちょっと辛い。
→それでも、バウに興味が湧いていれば読む気になりますが、作中のキャラと違い、読者はまだ興味を掻き立てられていません。
→しかし、この時点である程度は分かったほうがよさそうではあるので、悩ましいところです(以下、後述)。
(この次の話から波乱がありそうで、いよいよ面白くなりそうなのですが、とりあえずここまでで。)
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(ここまでの全体的な印象、感想)
・文章は(先述の形式的な難点はあるものの)、一文ごとの描写もよく分かるし、緩急含めてかなりテンポがよく、割とすらすら読み進められます。
→初めて執筆されたようですが、今までの読書で身についたものでしょうか。それなら、まだまだ筆力は上がりそうですね。
・一方、構成や情報提示の取捨選択は不慣れな面があるように感じます。取捨選択、省略と強調に気を付けるだけでも、さらに面白くできるはずです。
→例えば、いったんばっさり削って頂いたのですが、プロローグの溺れた子の救助は、ツカミのイベントとして使えそうです。
→衣服を浮き代わりにするなど、緊急時のサバイバルの知識が活かされたシーンでしたし、努力が報われないことを象徴するように描けるものでした。
→死後、自分の命に代えてすら救えなかったという、作者さんが狙っておられる重さも出るイベントですね。
→ですので、救助シーンをもっとスリリングに、主人公の必死さをもっと訴える描写にすれば、効果的になると思います。
→そして、死後に救助失敗を知り、生前のあれこれも思い出して、いったんは鬱展開と重くする。
→しかし、邪神が仕組んだと知って激高し、テンションを上げると落差の効果が出せそうです(ツカミに対するフォローで、ツカミ直す)。
→以上、あくまでも一例、ご参考までに。生前に好意的な関係になりそうだった女性も、工夫次第だと思います。
→異世界で赤ん坊となった主人公が海賊船(実は流民船)に拾われるシーンも、例えばバウ国を絡ませる手もありそうと思いました。
→バウ艦隊に追われている海賊船が、漂流していた主人公に気が付いて拾い上げる、とかですね。
→書きよう次第ですが、バウ国が恐るべき敵であること、海賊船の船長・船員が実は気のいい奴らであること等をイベントで語れます。
→現状だと、単に主人公が異世界で暮らし始める段取りでしかなく、もったいないと思いました。
→こんな感じで、使えそうなネタ、仕込みがいろいろあるのに、単なる描写、情報として放置されてしまっているように思います。非常にもったいないです。
→例えば、いったんプロットまで戻って、訴求できそうなイベント、単なる情報提示イベント等に分類しなおしてみてはどうでしょうか。
→必ず、もっと面白くできる手法が見つかると思います。 >>635
自主企画が終わるまで忙しくてなかなか確認できずすみません。
水死した主人公を転生先で海に放り出すというのはもとより対比を狙ったのですが生かしきれていなかったようですね。
料理はこの先出てくる設定の中で重要要素になっているのでもっと読者様に親しみを持ってもらえる工夫は確かに重要になって来ると思います、参考になります。
ウルフバートなので狼耳、これは裏設定だとそうです。
名前は転生前の苗字「大神」からウルフとつける初期設定でしたが、調べてみるとヴァイキングの使っていた剣に「ウルフバート」というものがあったのでそれを使いました。
細かい所は直しておきます。
現在、三話までの話を一から書き直そうかと思っているのでついでに修正ですね。 >>636
書籍による情報開示はこの先も勉強の描写として多く使っているので難しい所ですね、個人的には少なくできない部分です。
船員の態度はストーリーの犠牲になってますね、その先の状況の一変をさっさと
するために飛ばしてしまっています。
船員の暖かさを再確認したところで事件発生、主人公にとっての海賊たちはどのような存在なのかということを心理描写→絶対に失いたくないとしてこの話のラストに繋げるという形にしてみるのもいいと思いました。
ゴバンはあえて目立った外傷は描写しないことでかなりの実力者であることを書き、後の展開の絶望を際立たせようとしました。
しかし、ちょっと傷があったくらいで描写するといかにウルフバートを助けることに必死だったかが伝わって、海賊達の魅力に繋げられるかもしれません。
もったいないと言って頂けるのは素直に嬉しいです。
ところで、割と過疎っているのでそろそろ〆たいと思います。
近々ご指摘頂いた部分を参考に序盤の物語をリニューアルするのでご興味があればぜひ。
では、ご指導ご鞭撻どうもありがとうございました。 >>594
第4話まで、ちょうど読んでる途中だったので〆後ながらレス。
とは言え多くの点で既に他の読者が付けたレスとも被るので、適当なところを掻い摘まんで。
まず話の縦糸が見えない。いや確かに1話で明記されてるんだけど、
神への復讐そのために具体的に何をするのかが見えない。
そして転生後を見てみると、やっていることはその社会への順応に関する記述ばかりが続いて
主人公の目的って何だっけ、ということになる。
ようやく縦糸が進んだかと思ったら「目的はバウにあり」と意味深長すぎて解読不能な預言。
親代わりの海賊団はその国と事を構えるのは明記されているが、
その中で主人公が何をやるつもりなのか、神が何をするつもりなのかが全く見えない。
またその国の特殊性について情報の出し方がちぐはぐ。
大国を一週間で滅ぼした軍事国家と言われて普通なら精強な兵を多く擁しているイメージが先行するけど
国の詳細に入ると当初の兵力は王を含めて6人。
さらにそいつらが犬型獣人。そして無生物も人になっているとか。
書籍のみで追加される情報を頭の中で何度も上書きする必要があり、情報に振り回される。
例えば
主人公が裏通りに入ってチンピラにボコられてるときに擬人に出会して
一人でチンピラ全員ぶちのめす→ようやく到着した船員が「バウ兵かよ」と驚愕
くらいの展開を作って、その姿とワンマンアーミーぶり、それが船員の敵であることを
シーンとして見せておけば情報もすんなり入ったかと思う。
情報の出し方がおかしいのは他にもけっこうあって、
例えば変更前の学校生活のシーンだと努力が身につかない事に対して
主人公は無感情に努力を続け、ノートを盗まれたことに対してもろくな反応を見せていない。
かといって主人公がその現実に何も思うところがないのかというと、死後に怒りを露わにしているわけで。
作者が見せたいものを最優先してただひたすら細かく書き連ねているだけで
緻密と言えば緻密なんだろうけど、それが読者にとって必要充分じゃない部分がかなりある。
○元素世界という説明もしっくり来ない。
一般語としては元素は世界の構成要素で原子と同義、
またファンタジーで言えば四元素(東洋では五行)が無いと物質そのものが成立しない類いのもの。
作中の独自設定として用語を使うのであれば端的にでも説明した方が良い。
全体的に何をやりたいのか分からない。
早い段階で「神への復讐」の具体的な方向性や手段を打ち出して、
それに対して必要な情報を随時充当していくようした方が良さそう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています