物語を通して、底辺から頂点、地方から中央に至る社会システムを丁寧に網羅する展開が、
神々と魔力に支えられた礎の魔術による統治という、個性的で魅力的な世界観に圧倒的な
説得力を与えてくれました。

あらを見つける心配なく、どっぷりと世界に浸れる安心感は久々だった。
作者には心からありがとうと言いたい。
むしろマインの化身に見立てて崇拝したい。