王権神授説って割と後の方で成立した思想と言うか、ぶっちゃけ教会権力とか大貴族とかに比べて王権が弱いからこそ生まれたカウンター思想
歴代神聖ローマ皇帝は教皇と権力の座をかけて殴り合ってきたし、ボヘミアとかポーランドとか東欧圏は選挙王政の国が多いから相対的に国王の権力が弱いし。
イギリスに至っては、ジョン欠地王がマグナカルタなんておしつけられる始末

というか、王権が絶対なら英仏百年戦争とか起きてないし、フリードリッヒ2世もあんなに反乱祭りになっていない。

イヴァン雷帝みたいに、大貴族を粛正して絶対権力を確立した王様も居ることは居たけど。