>>1

ふと、思ったんだけど
フェルネスティーネ物語がインパクトの割には物語の中で機能してなかったと思ってあれが与えた影響について考えてみた

ヒルデブラント
自分とロゼマに似た設定の恋物語をロゼマ自身から渡されて自分へのラブレターだと誤解した?
でもヒルデブラントが自分達は両想いだと誤解している描写はなかった気がするしフェルネスティーネ物語に煽られての暴走と受け取れるような書かれかたではなかったような

レスティラウト
ダンケル夫人が言ったようにフェルネスティーネ物語を地雷さんからのSOSだと誤解して暴走した?
ダンケル兄妹の前で自分はモデルではないと否定したけど信じなかった可能性もあるね
でも奉納舞で惹かれて次期アウブを目指してないことを確認しての求婚だから違うよね
きっとフェルネスティーネ物語がなくても求婚してる

エグランティーヌ
もしかしてフェルネスティーネ物語が地雷さんのSOSだって誤解して行動したのはこの人?
地雷さんがフェルネスティーネ物語を配る前の台詞に「とても大事にされていると思います。わたくしの我儘を聴いてくださって、このように領地内でわたくしが好きな本を作ることを許してくださいましたし、図書館もいただきましたから」ってあるんだけど
このようにわたくしが好きな本(自分モデルのSOS小説)を作ることを許してくれるくらい大事にされている(小説の内容に気づかないくらい無関心という皮肉)とも受け取れる
エグは地雷さんがエーレンから出たがっていると思ってた可能性がある?
エグの立場からだと王子のモデルになった地雷さんの好きな人は仲良しのアナ王子かヒル王子か領地対抗戦で親密な距離を見せつけてきたフェルだと考えると思われる
でもフェルとヒルデは婿入りが決まっていて望んでいても結ばれない
グル典取得の可能性がある女性が二人もアナに嫁ぐのは情勢的に無理
だから地雷さんの好きな男性が誰であれ地雷さんの恋は叶わない
地雷さんはジギに嫁ぎたくないと言っているけどフェルネスティーネ物語のように地雷さんと王子のモデルになった男性が結ばれることはない
だから意地悪な義母や婚約者がいるエーレンで結婚するよりも次期王と結婚するほうが幸せになれる
好きな人と結ばれるのを夢見てジギとの結婚を拒否しているのかもしれないけどフェルネスティーネ物語のようにはいかないのよって目で見たのが聞き分けのない子供を見る目だったのかも(好意的解釈)

あとエーレンのことをローゼマインを始めとする優秀な貴族を冷遇して飼い殺しにする領地とみて印象最悪だったからエーレンに塩対応だったとかあるかもしれない
地雷さんがいくらエーレンの立場を訴えてもエグにとってのエーレンの印象は地雷さんを冷遇した領地で悪いから地雷さんのエーレン擁護を流したとか

地雷さん冷遇説を真に受けた人が救おうとして暴走するかもしれないとか
フェルネスティーネは地雷さんがモデルだと誤解されるよとかでてきた割には作中で決定的な影響はなかった気がするけど
実は大きく影響して登場キャラの言動を変えたけど地雷さん視点だと見えてなかっただけかもしれないと妄想してみた