中央で研究できる環境に未練があった
父上が健在時から領外への脱出を望んでいた
ヴェロが生存する限り神殿で飼い殺しの人生を覚悟していた(兄には期待していなかった)
もうどうでもいいと全てを諦めていた
側近の証言は全員が地雷さんと出会った時期からフェルが変わった
エーレンで居心地がよくなったのは地雷さんのおかげ
名捧げの石を預けるのに地雷さんを選択
地雷さん行方不明時にエーレンが問題なく回っているのに不満そう
隠していたグル典の知識を王族との取引材料にすると踏み切ったのは地雷さんのため
供給の間で名捧げ石を返そうとすると不満そうだった
地雷さんが親切心からゲドゥルリーヒであるエーレンに帰そうとすると不満を訴えてくる
エーレンに帰すことを固執しているのは地雷さんで本人は地雷さんのいないエーレンに戻るつもりはない
三度名捧げをしてアレキごと地雷さんを守ると誓いをたてる
地雷さんは親友よりアレキを、アレキよりフェルを最優先するように要求する(名捧げした者は自分よりも親よりも主を優先する決意をしている)

フェルのゲドゥルリーヒは地雷さんの存在が大前提なのでは?
地雷さんと出会って知った思慕の念と父上やジルに向けていた感情は薄情なほど全く違うものだと断言してたし
ディードの話を聞いて自分の求めてるものは父上やジルでは得られないと気付いたみたいだし
作者さんの語るif設定でさえ王族すらも敵に回す魔王覚醒の条件は地雷さんらしいから
自分を偽らずに本心から求めたゲドゥルリーヒは結局のところ地雷さんなんじゃないかな