個人的にはグルトリスハイト取得時に得たトラオクに殺害された無実の王族や貴族視点の情報でトラオクへの同情心が消えたんじゃないかと思ってる
アナやエグへの対応もクラッセンへの異常な低評価もグルトリスハイト情報から王族の義務や常識ラインを知ったことで彼等の対応が身分を考慮しても酷い対応だったと理解したのではないかな
いままで虐げてきた相手に力関係が逆転した主人公が強気に出て力を見せつけて相手を圧倒したり怯えさせてドヤったり主人公の望みを無理矢理押し付けたり
主人公がいい気分で相手を攻撃したりする展開は少年漫画でもあるがお前のほうが強くなっただけでやってることは弱肉強食の強者の押し付けで同じじゃねーかという感想は何故かでない
恐らく主人公側に感情移入できるかどうかが重要なんだ
だから本好き最終章は主人公の王族批判に正当性を見出だすだけの情報がないのが問題なのだろう
