現実的に考えるなら、ドラゴンという生き物はそもそも存在しえない。

人間を焼き殺すほどの炎を吐くこともできなければ、
身体形状と重量の関係で、どれだけ骨を軽くしようとも飛行することはまず不可能。

高高度を飛行し、その巨体で人間の村や町を蹂躙し、立ち向かうものを口からの炎で焼き殺す。
そういうドラゴンは既存の物理法則を超えた何か(魔法なりなんなり)がなければ成立しない。

である以上、「現実的に考えたら骨はスカスカ」という論理は通用しない。
ドラゴンの存在自体が現実的とは言えないからだ。