>>14
0時までとのことなので6話までながら。

まず読みにくい。
改行と文の切れ目が安定しない。
文の途中でもどんどん改行が入るし、一方で句点から改行無しで次の文が続いたりもする。
あるいは句点が入るであろうところで省略されていて、文を続けたいのかどうなのか分かりにくい。
そのあたりの取っ付きにくさをクリア出来る文章にすれば
もう少し定着するユーザーが増えるかも知れない。
ただしクリアするには必ずしも他の作者が書いているような文章と合わせないというわけではないし
自分で適した文体を探せば良いと思う。

それぞれのネタとしてはそう悪くないけど、誰が何を言っているのか分からない部分もちらほら。
例えば2話ラスト、単純に考えれば市長が派遣業者の男と喋っているんだろうけど
市長が学校はともかく父親の仕事にまで対応するというのはどうも理解出来なくて
市の方から何処かへ出向したのかと勘繰ってしまう。
また4話で「私は決して女子を悪く言うつもりはない」と言っているのは誰なのか。
第三者視点の地の文に突如として人格が現れている。

あと、冒頭で一般論のように「鉄と言えば聞こえは良いが」としているけど
必ずしも聞こえが良いとは限らないので要注意。
例えば鉄という例えは融通が利かないこと、冷徹であることの喩えにもなる。
「鉄」という例えでどういった状態を表現したいのか分かりにくいし
グニャグニャ動く状態を通常「鉄」とは表現しない。
もし鉄という表現を使いたいのなら

> 人の絆は鉄のように固いと言われる。
> しかし鉄といえども一度火が通ればグニャグニャと動く。
> そのまま形を変えて冷えてしまえば、鉄即ち絆も昨日とは異なった形になる。

としておけば、絆に対して鉄と比喩した主体とこの文章の主体が仕分けられる。