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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![79]
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0001ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 05:09:51.63ID:USjB3VWe
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点は75点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する[78]
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1504438389/
0002ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 05:28:08.15ID:USjB3VWe
第四十三回ワイスレ杯のルール!
名無しの書き込みを必須とする!(名乗った場合は通常の評価に移行する!)
設定を活かした内容で一レスに収める!(目安は二千文字程度、六十行以内!) 一人による複数投稿も可!
通常の評価と区別する為に名前欄、もしくは本文に『第四十三回ワイスレ杯参加作品』と明記する!
ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!

今回の設定!
飲食店にカップルが訪れた! どちらも穏やかな表情であった! 空いていた席に向き合う形で腰を下ろす!
ウエイトレスによって水の入ったコップが運ばれた! 直後に二人の様子に微細な変化が表れた! 唇が戦慄く!
ほぼ同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして一気に飲み干す! その後、急激に話が回り始める!
どのような姿の二人が、その店に訪れて何が始まるのか! 作者の素晴らしい発想を大いに期待する!

応募期間!
今から土曜日の日付が変わるまで! 上位の発表は投稿数に合わせて考える! 通常は全体の三割前後!
締め切った当日の夕方に全作の寸評をスレッドにて公開! 同日の午後八時頃に順位の発表を行う!

早朝にひっそりとスタート!(`・ω・´)
0004ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 09:54:10.25ID:USjB3VWe
お題に沿っていれば問題ない!(`・ω・´)
0005第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/02(月) 19:02:53.80ID:cl5FzOcq
ここは東京、神宮外苑の銀杏並木。黄葉にはまだ早いが、徐々に水気を失う葉が、秋の深まりを告げる。
一組の男女が、ゆっくりと道を歩いている。午後のほんのり金色ががった光の中、くっついたり離れたり、仲睦まじげな様子。
男性(バイオロジカル・メイル?)は古代でいう丈夫、180cmを超すくらいの身長。女性(バイオロジカル・フィーメイル)も170cmはある。
けれど、女性が男性に密着すると、まるで一つの生き物になったかのように、影も輪郭も溶け合って見える。
神宮球場の裏手から回り、そろそろ再び幹線道路に出るあたり。店先の黒板、「真牡蠣の初物入荷しました 季節のコースをどうぞ」に女性が反応した。

「ねぇ、ここで早めの夕食にしな……しませんか?」

「良いですね。初デートの締めには相応しい。楽しみです」

にこやかな店員が並木に面したテラス席を勧めた。温かみのある木製のテーブルと椅子に、向かい合って座る。ウェイトレスがメニューと水を持ってきた。
少々お高めの料金設定だが、女性も男性も金銭には困っていない。使う機会も限られているので、むしろ金額に見合う満足を与えてくれる店はありがたかった。
再度訪れたウェイトレスに、女性は季節のコースと、追加の生牡蠣、食後に本日のタルトセットを頼む。男性は季節のコースの他、追加に焼き牡蠣と、食後のコーヒーを注文した。
ウェイトレスが店内に去ったのを見て、二人は同時にコップを握りしめ、水を飲み干す。ほどよく冷えた水は、かすかに柑橘の風味がして快い。口火を切ったのは女性だった。

「で、いつまでそうしているつもりなのかしら?」

ジトリとした目で男性を睨む女性。なまじ目が大きいため、きつめの表情に変わると結構な迫力である。

「な、なんのことでしょう?」

唇を引きつらせ、それでもしらを切る男性。

「フゥン、よくできてるわね」

けれど、目が泳ぎかけている状況ではあまり意味が無かった。彼女が女性語を多用し始めたら要注意。一応今日が初対面のはずの男性は、そのことを身にしみて知っていた。

「メンテナンスが長引くとか言って、ちゃっかりヒト型のボディで外出してるんだもんねー」

男性は天を仰ぎ、諦めたように息を吐いた。ああ、緑が目(カメラアイ)に眩しい。

「いつから気づいていたんだい?」

「会って5分後。流石に一瞬はわからなかったけど、見た目を私の好みに寄せすぎたのがまず第一の失敗だったわね。でよく見たら動きはヒトにしちゃ流麗すぎるし、その割に変なところで止まるし? あんた基礎二足歩行プログラムをそのまま使ったでしょ」

反射の再現とか細いところは多分技師の趣味でプリセットされてたんでしょうけど、随意運動はね、と彼女は独言のように続ける。

「ひどいなぁ、せっかく君が喜ぶだろうと選んだのに」

「私を出し抜こうなんて100年早かったわね。だいたい、今日が初対面の相手にあそこまでベタベタするわけないでしょう常考」

頬を染めて横を向きつつ女性は早口に唱える。

「全くナンパなんて古典的な手段使っちゃって一体どこで覚えたのかしらでもちょっと嬉しかった」

最後の言葉を聞いて、男性は花が開いたように笑う。

「良かった、嫌われたらどうしようかと思った」

「あなたを嫌うなどあり得ないって、生命なき暗黒を往く朋よ。私を喜ばせようとしてくれたのは伝わったから。それにあなたと私は文字通り一蓮托生でしょう?」

ウィンクして、ちょうどよく運ばれてきた前菜と生牡蠣に手をつけ出す。哀れな地球の着生二枚貝は、あっと言うまに女性の胃に収まった。潮の香りがたまらない。

「あ、でもせっかくそのボディを手に入れたんだから、次の航海までにちゃんと使いこなせるよう訓練すること!」

ひどいなぁ、と男性ーー彼女の宇宙船の管理AIも兼ねる、東洋竜型自律ロボット(マキナアニマ・タイプ・イースタンドラゴン)は苦笑した。
今は25XX年。ヒトとAIは共に育ち、情報界(イデアル・アース)と母なる地球を自在に歩んできた。そして今まさに、空間跳躍による再びの大航海時代が始まりつつある。
かつての征服者(コンキスタドール)の悲劇を防止するため、惑星調査官は宇宙を駆ける。原住生命、あるいはその兆しを人間の悪意から守るために。
そんな重い責任を負う役職の二人だが、この瞬間は相棒と美味しい料理を楽しむとしよう、そう固く決めていた。
0006第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/02(月) 19:04:37.01ID:cl5FzOcq
ここは東京、神宮外苑の銀杏並木。黄葉にはまだ早いが、徐々に水気を失う葉が、秋の深まりを告げていた。
一組の男女が、ゆっくりと道を歩いている。午後のほんのり金色ががった光の中、くっついたり離れたり、仲睦まじげな様子。
男性(バイオロジカル・メイル?)は古代でいう丈夫、180cmを超すくらいの身長。女性(バイオロジカル・フィーメイル)も170cmはある。
けれど、女性が男性に密着すると、まるで一つの生き物になったかのように、影も輪郭も溶け合って見える。
神宮球場の裏手から回り、そろそろ再び幹線道路に出るあたり。店先の黒板、「真牡蠣の初物入荷しました 季節のコースをどうぞ」に女性が反応した。

「ねぇ、ここで早めの夕食にしな……しませんか?」

「良いですね。初デートの締めには相応しい。楽しみです」

にこやかな店員が並木に面したテラス席を勧めた。温かみのある木製のテーブルと椅子に、向かい合って座る。ウェイトレスがメニューと水を持ってきた。
少々お高めの料金設定だが、女性も男性も金銭には困っていない。使う機会も限られているので、むしろ金額に見合う満足を与えてくれる店はありがたかった。
再度訪れたウェイトレスに、女性は季節のコースと、追加の生牡蠣、食後に本日のタルトセットを頼む。男性は季節のコースの他、追加に焼き牡蠣と、食後のコーヒーを注文した。
ウェイトレスが店内に去ったのを見て、二人は同時にコップを握りしめ、水を飲み干す。ほどよく冷えた水は、かすかに柑橘の風味がして快い。口火を切ったのは女性だった。

「で、いつまでそうしているつもりなのかしら?」

ジトリとした目で男性を睨む女性。なまじ目が大きいため、きつめの表情に変わると結構な迫力である。

「な、なんのことでしょう?」

唇を引きつらせ、それでもしらを切る男性。

「フゥン、よくできてるわね」

けれど、目が泳ぎかけている状況ではあまり意味が無かった。彼女が女性語を多用し始めたら要注意。一応今日が初対面のはずの男性は、そのことを身にしみて知っていた。

「メンテナンスが長引くとか言って、ちゃっかりヒト型のボディで外出してるんだもんねー」

男性は天を仰ぎ、諦めたように息を吐いた。ああ、緑が目(カメラアイ)に眩しい。

「いつから気づいていたんだい?」

「会って5分後。流石に一瞬はわからなかったけど、見た目を私の好みに寄せすぎたのがまず第一の失敗だったわね。でよく見たら動きはヒトにしちゃ流麗すぎるし、その割に変なところで止まるし? あんた基礎二足歩行プログラムをそのまま使ったでしょ」

反射の再現とか細いところは多分技師の趣味でプリセットされてたんでしょうけど、随意運動はね、と彼女は独言のように続ける。

「ひどいなぁ、せっかく君が喜ぶだろうと選んだのに」

「私を出し抜こうなんて100年早かったわね。だいたい、今日が初対面の相手にあそこまでベタベタするわけないでしょう常考」

頬を染めて横を向きつつ女性は早口に唱える。

「全くナンパなんて古典的な手段使っちゃって一体どこで覚えたのかしらでもちょっと嬉しかった」

最後の言葉を聞いて、男性は花が開いたように笑う。

「良かった、嫌われたらどうしようかと思った」

「あなたを嫌うなどあり得ないって、生命なき暗黒を往く朋よ。私を喜ばせようとしてくれたのは伝わったから。それにあなたと私は文字通り一蓮托生でしょう?」

ウィンクして、ちょうどよく運ばれてきた前菜と生牡蠣に手をつけ出す。哀れな地球の着生二枚貝は、あっと言うまに女性の胃に収まった。潮の香りがたまらない。

「あ、でもせっかくそのボディを手に入れたんだから、次の航海までにちゃんと使いこなせるよう訓練すること!」

ひどいなぁ、と男性ーー彼女の宇宙船の管理AIも兼ねる、東洋竜型自律ロボット(マキナアニマ・タイプ・イースタンドラゴン)は苦笑した。
今は25XX年。ヒトとAIは共に育ち、情報界(イデアル・アース)と母なる地球を自在に歩んできた。そして今まさに、空間跳躍による再びの大航海時代が始まりつつある。
かつての征服者(コンキスタドール)の悲劇を防止するため、惑星調査官は宇宙を駆ける。原住生命、あるいはその兆しを人間の悪意から守るために。
そんな重い責任を負う役職の二人だが、この瞬間は相棒と美味しい料理を楽しむとしよう、そう固く決めていた。
0008ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 19:09:59.56ID:USjB3VWe
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6

只今、一作品!(`・ω・´)
0010この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 20:06:53.82ID:X84F2gBP
触りはできたけどこっからの面白い展開が思い付かないッ!!
今日は私の新しい歳の始まりだからなんとしてでも参加したいのにィィ!!
0011この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 20:30:19.90ID:UPEoAYh6
IPv6にはまだ対応していません。IPv4に切り替えてください
これが出て、パソコンで書き込まない
折角、ワイスレ杯の作品書けたのに‥‥

どうも5chになった弊害のようですね
切り替えってどうやるんですか?
検索したら、同様の質問がいくつかあるけど、まだ回答がないし
0012この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 20:37:23.29ID:JZTKDML6
>>10
お誕生日おめでとうございます。
ところでおいくつになられあっ何をする!離s・・・
0014この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 20:45:02.48ID:X84F2gBP
ありがとうございます。四捨五入して30かもしれないし、そうでないかもしれない……って話してる間に>>12 さんが憲兵に連れていかれちゃったわ。

とにかくネタ探そ。
0015ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 20:50:57.84ID:USjB3VWe
>>9
これは何かな?(`・ω・´)
0016この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 20:57:13.00ID:UPEoAYh6
どうもWi-Fiがいけないらしいが
ウチにはLANケーブルないしなあ。Wi-Fiで飛ばさないと如何ともしがたい
0017ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 20:59:37.33ID:USjB3VWe
(`・ω・´)(なるほど、お題が限定的に見えると作品数が減るのか!
      忙しい時に開催する場合にこの手は使える!
      今回は限定されているように見えて色々と抜け道を用意してある!
      投稿者の何人かは気付くことだろう! ワイは楽しみに待つとしよう!
      さて、チロリで湯煎した酒を飲みにいくか!)
0019この名無しがすごい!垢版2017/10/02(月) 22:07:26.68ID:S0Uc+OTH
>>10おめでとうございます(*´ω`*)

コンクール作品泥沼にはまりまくって
創作の闇どころか
ブラックホールに突入した俺は、疲れたので
今回は後半に1作品だけエントリーしようと
思います。
皆様ファイトですヽ(・∀・)ノ
0020第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/02(月) 23:20:38.32ID:+4QuWq6g
 ーー妻よ、なぜ裏切った。

 駅前のカフェにて。

 ーードン!
 空のグラスを叩きつけるようにして置いた。
 キッと向かいに座っている妻の香奈枝を睨みつける。
「おい! どういうことだよ!」
 ーードン!
 彼女も同じく威嚇するようにグラスを乱暴に置く。
「どういうことも、そういうことよ!」
 プチッと梱包材を潰したような音がした。
 逆ギレかよ。もう、許せねぇ!
「意味わかんねぇよ! まずは謝れよ!」
「隠してて悪かったわ! でも、今さらどうしようもないでしょ!」
「どうしようもないって言われてもこっちだって心の準備ってものがあんだろ!」
「心の準備ってなによ! どうせ怒るくせに!」
「あたりまえだろ! 俺たちまだ新婚だぜ? やっと一緒に暮らし始めたってときに……なんで……あんなこと」
「敏夫、私だって……」
「なんか怪しいって思ってたんだ! 一昨日だって電話越しで妙に浮ついてたし。出張に行っている間、おまえは俺を騙してたんだな! あんな奴を家に連れ込んで! あぁ、もうあいつのことを考えるだけで身体がどうにかなりそうなんだ」
「やめて! 鉄をそんなふうに言わないで!」
「おい、まさかあいつをそう呼んでいるのか」
「……それは」
「信じられねぇ。もう名前で呼んでんのか。そうか、俺のことはどうでもいいんだな! えぇ?」
「敏夫っ、お願いだから許してよ!」
「許すもなにも、香奈枝はどうせあいつのほうが大事なんだろ!」
「それは。…………」
「ーー嘘でも、俺のほうが大事って言えないのか……そうか。わかった! もういい!!」
 勢いよく立ち上がった。と、香奈枝がおもむろに腕を掴んだ。
「あぁ、敏夫、待って! 私敏夫が好き! でも、どうしても我慢できなかったの!」
「うるせぇ! もう知らねぇ!」
「敏夫っ、戻ってきて!」
 香奈枝の手を振り払うと呼び止める声も無視して店を飛び出した。
 許せねぇ! 俺のことなんか考えもせずに! なんでだよ、くそぉ! 俺これからどうすりゃいいんだ! 帰りたくねぇ! もう家には帰りたくねぇ! だって、家に帰ったらあいつがいるんだ!
 香奈枝の裏切り者!
 あんだけ猫は買わないと約束していたのに!
 ーー俺、猫アレルギーなんだぞ!!
0021ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/02(月) 23:34:21.26ID:USjB3VWe
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
>>20

只今、二作品!(`・ω・´)
0022この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 01:14:16.05ID:+MiBIO6B
第四十三回ワイスレ杯参加作品

 従業員は二人だけの小さな佇まい、昼下がりの喫茶店は、常連客の流れも絶えて今閑散とした雰囲気に包まれていた。
そんな中現れる中年の紳士は、ラフなポロシャツとジーンズ姿で窓際の目立たない席に着いた。
ゴシックメイドをたっぷりと意識した出で立ちのウェイトレスが黙ってテーブルに二つのお冷やを置くと、紳士の向かいに黒に染まったドレスをまとう若い女性が着席する。
居心地のよい店内で二人だけの男女は、ほっと一息つくと、ウェイトレスが運んだ氷の浮かぶ水のグラスを手に取り、揃って一気にその中身を飲み干した。
カタンと音を立ててほぼ同時にテーブルに置かれるグラス。
男は向かいの席の女性にほがらかに笑いかけたが、女のほうはグラスを置いたあとも動きを止めず、その手を振り上げていた。
「店長、あんたが昼飯作らな誰が作るねん!」
ばしこーんといい音をさせて、男の頭部を殴打するウェイトレス。
殴られた男、この店の店長は
「はい……」
と小さく呟くと、脱いだばかりのエプロンを腕に引っかけるように取りながら、すごすごと厨房のほうへと戻っていった。
0023ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 04:35:10.38ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
>>20
>>22

只今、三作品!(`・ω・´)
0024この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 05:40:24.70ID:qK8fs7PQ
ワイ杯始まったのか
参加してもどうせ上手く書けないし見てるだけにしておくか
0025ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 06:19:11.22ID:O9Fsndc+
>>24
ブラフなのか!(・`ω・´) 心理戦に突入なのか!

今日は米飯と納豆、とんぶり、卵焼きの朝ごはんにしよう!(`・ω・´)
0026第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 07:09:24.36ID:PXIFDE9y
「ふぅ……やはり喫茶店は落ち着くな」

壁際の隅のテーブル席で、そう独り言を呟いた。
せっかく海外に来たのだからある程度洒落込んでも問題ないだろう。それ位の権利はあるはずだ。
そんな邪な気持ちのようで、小心者のような事を思いつつ、優雅っぽくひと時を過ごす。

言動自体は恥ずかしい行動で満載だが、生憎さま生来の存在感の無さ故に誰にも気づかれることはない。
そんな嬉しくも悲しくもある技術を持って使いながら想いに浸っているとある男女が隣に座った。
そう【同じテーブル席の隣】に、だ。

「しまった……、これだと微妙に出れない……」

自分の存在感の無さのあまり空席と思い込んだのか普通に座り込んで来た。
こうなる事はある程度予想できたはずなのになぜ角の席の奥を選んでしまったのか。

(仕方がない、頃合いを見て逃げ出そうか)

そんな事を逡巡しているとウェイトレスさんが水を持って来た。
穏やかそうに見えている2人はその水を受け取り、一気に水を飲み干すと空気が変わった。

「なんで隣で修羅場るんだよ……」

その空気は以前に何度か見た事があるもので、すぐに察する事ができた。まぁあっちの嫁ズの方が怖いが……。
さっさとこの修羅場から抜けるに限るか、そう思い立ち上がった瞬間、女性の方が机をバンッ叩いて立ち上がる。

「いい加減にしなさいよ!何度目だと思ってるの!」

「常習犯かよ」

思わずツッコミを入れるが誰も聞いてやくれやしない。
しくしく哀しい気持ちになりながら重力魔法を使い天井を歩いて出るのであった。


なお自動ドアが反応せずぶつかりそうになった事をここに記載しておく。



>>24
なんでもいいから適当に書いてみるといいんじゃない?
俺なんてまだこれ合わせて三度目の投稿だし
0027ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 07:31:47.57ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
>>20
>>22
>>26

只今、四作品!(`・ω・´)
0028第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 07:50:13.16ID:GMkGVhVN
「し、し、審判ってなんですかあ?」
夜を彩る小粋なジャズをかき消すように雷鳴の音が轟き、それに負けじと声をはりあげた背の低いウエイトレス。あっけにとられた彼女に店内の衆目があつまる。ウエイトレスの目の前には水の入ったグラスをまえに緊張のおももちをした一組の男女。
「このひと、結婚詐欺師なんです。もう終わりにしたいんです」
女性は真剣なまなざしをウエイトレスに向ける。
結婚詐欺師にひっかかり、金の無心に応じつづけた女性。彼女がことの真相に気づいたとき、けれども詐欺師は女性に心底本気になっていた。
「おれは、別れたくない。きっかけは詐欺だったけど、金なんてもう、どうでもいいんだ。全部かえす。まともな仕事もさがす。ただ、こいつと、居たい」と男はウエイトレスを一瞥する。
この女性がグラスの水を先に飲み干せば、二人は別れる。男性が先に飲み干せば、何もなかったことにして交際を続ける。
より本気である側が勝つ。
「「その審判をよろしく」」
「困りますよおおっ」と叫んだウエイトレスに店内が大変なことがはじまったとざわついた。
がっとグラスを掴み、二人の唇が水を含む。おおっと人々が声をあげる。
しかし、最初の一口をどちらも飲み込もうとしない。グラスを飲む格好で、かたまっている。
その様子をみてウエイトレスは察した。このふたりは、どちらも迷っているのだ。
「か、彼氏さんは、本気で彼女さんのことが好きなんですか……」
本気であればこそ、男性は飲めない。女性が関係を終わらせたいと心から願っているなら、自分をころして終わらせてやるつもりなのだ。
「彼氏さん、こ、後悔しているんですか……?」
ウエイトレスに応えるように、ごくり、と男性の喉がなってグラスの水が減った。
かたや女性の水が減らないのは、自分の気持ちにふんぎりがつけられないことをしめしている。
「で、でも、彼女さんの方は許せない気持ちもありますよね……彼にこんな嘘つかれたらムカつきますよね……わたしにだって分かります」
女性の目が苦しそうにゆがんで、グラスの水がすうっと半分ほど減った。
「わ、わたしは第三者です。お二人がどれだけの時間をすごしてきたのか、何があったのか、知らない、でも」
近くでどかんと雷がなって、勝負の趨勢に夢中にらなっていた店内がわっとどよめいた。
「でも、お二人がどちらも真剣でいらっしゃることは分かります……」
女性の眉根が苦しそうにゆがんだ。
「そうじゃなきゃ、こんなに悩まれませんよ……」
男性の鼻がふっと空気をはきだし、グラスの水を飲み進めた。あと少ししか残っていない。
「ただ、彼女さんが被害者であったことは確かですよね……また裏切られるかもしれません。お、お仕事だって、これからだって言ってるわけで不安も……」
女性のグラスの水がぐぐっと減っていく。
それをみた男性の目からはみるみる生気がなくなっていく。おい仕事のこと持ち出すなんて卑怯じゃねえか、と中年男性の観客が悔しそうな声をだす。
「でも、お二人には、思い出があるのも確かでしょう……その事実は裏切れません」
女性のグラスの水が減るのをやめ、かわりに苦しそうな目からすうっと涙が頬を落ちた。
もはや互いの水は残りわずか。どちらかが誤って最後の一口を飲んでしまう可能性すらある。
静まり返った店内にウエイトレスの喉がごくりと音を立て、店内の緊張が最高にはりつめた瞬間。
突如、ががんと雷鳴が響いて電気が落ち、動揺が店内を支配した。
数秒後。
灯りがともって驚きの声があがる。
そこにあったのは、カラになった二つのグラス。驚いた男女はグラスの水を一気に飲んでしまったらしい。
しかし、結果は明らかであった。
抱き合う二人のまえをしたウエイトレスの目に涙がひかる。
「……この勝負、お二人の勝利です!」
彼女の声が地響きのような歓声を店内によびおこした。
0029ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 07:52:54.78ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
>>20
>>22
>>26
>>28

只今、五作品!(`・ω・´)
0030第四三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 08:12:13.42ID:fKOCeD/P
 私の趣味は人間観察だ。現に今もこうして、こぢんまりとした喫茶店で店員として働き、客を観察している。
大きなレストランや商業施設のフードコートも良いのかもしれないが、ぽつぽつと現れる客を真面目に観察するにはこちらの方がよい。
 今この店にいるのは、常連の老人が一人、女子会と思しき見慣れない女性の集団。……いや、あの一番右端の女は前に来たことがあった。
前回はこれを気に入っていたから、もし次回があればそっちのメニューをお勧めしてみよう──こんな風に商売の役にも立っているので、馬鹿にできない趣味だ。
 
 おや、客がきた。カランカランと音を立てたドアのベルに視線を送ると、そこにはカップルらしい二人組。
ふん、容姿は二人とも中の下だな。男の方はちゃらちゃらしているし、女の方も少しとがったファッションに身を包んでいる。まあ、お似合いだろう。私はこの手の人間が苦手なのだ。観察対象としては、悪くないのだが。
手早く空いてる席へと誘導する。
 カップの水とメニューを抱えて二人のいる席へと足を運ぶ。
 ──二人の話し声がする。
「あー、ほら、あの子だよ。あの子俺のめっちゃ好み。少しは見習えよ」
 男は、女子会集団の一人を顎と指で指しながら女に言う。無神経な男だ。
女の眉がピクリと動く。唇が強張った。
「あんたねえ、私が──あら、店員さん。ごめんなさいね」
 びりびりと不穏な空気。割り込みたくない、割り込みたくないが、私は二人に渡さねばならない。メニューを置き、カップの水を二つ並べる。
ごゆっくり、なんて言うだけいうと、すごすごと奥に引っ込む。
 いつもの観察スペースへとたどり着くかつかないかと思った瞬間、水音がした。ガチャンと僅かにずれて二つ、ガラスが木に叩きつけられる音が響く。
驚いて振り向くと、男女はそれぞれのカップを鷲掴みにしていて、もう水は残っていない。勘弁してほしい、そのカップは高いんだ。
 見渡して気付く。水を飲み干したのは、お互いの喉ではなく──それぞれの洋服だった。
濡れてみっともなく崩れた女の髪、男の透けたTシャツ。
 続いて飛んでくるのは、狭い店中に響くほどの女の叫び声だ。
「ふざけないで! 私、あんたが浮気してるの知ってるのよ! 私とあんたのペアリング、どこやったのよ!」
「なっ……浮気じゃねぇ、本気だ! だいたいペアリングだって俺が買ったんだから、好きにしていいだろうが! あげたよ、アキラに!」
 負けじと言い返した男からは、水か滴っている。いい男では、ないが。
「何ですって! ……その靴も鞄も、私があげたわよね? じゃあ、返してよ、今すぐ!」
 男はギクリとした表情を見せるが早いか、即座に靴を──薄汚れたスニーカーを、床に蹴り捨てた。
まじか。思わず声が出そうになる。どうやって帰るつもりだろう。
 続いて鞄の中身を出しながら、時折女が「それも私の!」と口を挟むのに一々舌打ちしていた。
そうして空になった鞄を女の方へやると、手元に残った小物類を大事そうに引き寄せた。裸で全部持って帰るつもりだろうか。
 自身が店員である、騒ぎを止めるべき立場であることも忘れて、私はそのカップル食い入っていた。
 ああ、老人が帰ってしまう。レジでの会計にクーポンとお詫びを添えて老人を送り出した私は、
女子会集団の様子──野次馬らしく、食い入っている──をちらりと見ると、痴話喧嘩を止めるのをやめた。もうどうにでもなれ。私はまるっきり第三者の気分で、老人の席を片付けながら男女を眺めていた。
「あー可愛くねえ! そんなんだから浮気されんだよ。それに引き替えアキラは良いぞ。気立ても良いし、可愛いし、おまけに頭も……いぶっ!」
 最後の方は、男の悲鳴によってかき消される。女のヒールが脛に刺さっていた。これは痛い。
「さっきは情けをかけてあげたけど、もういいわ。そのズボンも私があげたものだったわねえ?」
 女の意地悪い声が響く。女子集団はは口をバカみたいに開けながら眺めている
──ヤケになったのか、男はベルトに手を掛けると、一気にズボンを脱いで女めがけて投げつけた。女子会からは「キャー!」だの「やばくない?」だの悲鳴が上がっている。
「このクソアマッ! これだから女は!」
「なんですって! 私だって……あなたがホモだって知ってたら、つき合わなかったわよッ!」
 アキラ、男だったのか……。そんな私の思考をよそにそれだけ言うと、女は男から回収したものを鷲掴みにして店から出てしまった。
 残されたのは、ブリーフ丸出しの男が一人と
──むなしく響きわたる女子会集団からのカメラのシャッター音。
 私はどうすればいい?
 あと、せめて注文くらいして行け。
 
 
0031第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 09:03:48.16ID:Ud/wlckw
 白と黒、ツートンカラーの制服を身に纏いフロアに出る。もうじき開店時間だ。店長の雅さんがカランと玄関ベルを鳴らしながら店頭に出る。
 掛け看板をOPENに変えにいったのだろう。12月ということで、外は冷たそうな風が吹いている。
 雅さんは店の中に戻ってくると、柔和な顔に申し訳なさそうな色を浮かべる。
「ごめんね、花南ちゃん。突然シフト変更してもらって」
「いえいえ、急病じゃ仕方ありません」
 私は雅さんが経営するカフェで、ウェイトレスのバイトをしている。
 本来私のシフト日ではなかったが、本日のシフトに入っていたバイト仲間の風香が急病ということで、急遽駆り出されたのだった。
 だから、仕方ない。今日という特別な日にバイト三昧も如何なものかと思いシフトを外したが、どうせ彼氏はいないし、一人暮らしをしているので家族が傍にいるわけでもなし。特に断る理由もなかった。
「本当にごめんね〜」
 年齢不詳系美女オーナーの雅さんは、顔の前で両手を合わせて見せると、私の横を抜けキッチンの方へと歩を進める。何とはなしにその背を見送っていると、あることに気付く。
「あれっ? 花瓶に花を活けてない?」
 ふと空の花瓶が視界に入った。他の花瓶も見る。やはり花を活けてない。
 ……風香の件でバタバタして、花を活けるのを忘れちゃったのかしら? ……まあ、大した問題でもない、か。
 そんな風に自己完結すると、カランと玄関ベルが鳴る。
「いらっしゃいませ!」
 店内に入ってきたのは、シルクハットを被った老紳士だった。……今時、こんな帽子を被っている人が本当にいるのね。私は奥の席に案内する。
 暫くすると、カランと玄関ベルの音。団体客だ。何人ものお子さんと、そのお母さんたち。それだけなら普通のママ友の集まりだけど、珍しいのは皆外人さんだったこと。
 可愛らしい声を上げる西洋人のお子さんは、まるで天使のようではないか。眼福、眼福。天使がより輝くようにと窓辺の席に案内する。
 またもカランと玄関ベルが鳴る。入店してきたのは、男女のカップルである。美男美女ではないが、穏やかそうな雰囲気を纏った人たち。席に案内する。
 一旦離れて、水の入ったコップをカップルの席まで運ぶ。私が同時にメニュー表を差し出そうとした瞬間であった。ほんの一瞬、女性の方の唇が震えたように見えた。まるで緊張状態にあるように。
 でも、それも一瞬のことですぐに穏やかな顔に戻ったから、きっと見間違いだったのだろう。
「こちらがメニュー表に……うえっ!?」
 私は思わず奇声を上げてしまった。というのも、カップルさんたちはやわらコップを鷲掴みにすると、猛然と中身を一気飲みし始めたからだ。イメージはあれ! 銭湯での牛乳の一気飲みだ。
 ドンと、カップルさんたちはテーブルにコップを置く。
 えっ、何々? そんなに喉が渇いていたの? そんなわけないよね。だったら、私の対応に何か不満が? それにしたって、よくわからない不満の表し方だ。
 私がオロオロと立ち尽くしていると、カップルさんたちはそれぞれのポケットから何故かハンカチを取り出すや、空のコップを覆うようにかぶせた。そして、さっとハンカチを引き上げる。
「お、おおう……?」
 カップルさんたちの空のコップの中には、いつのまにか数字を象ったキャンドルが鎮座している。その先でゆらゆらと火が揺れる。キャンドルの数字は、1と9。
 ……訳が分からない。目を点にしていると、パン! と店の奥の席から音がする。慌てて振り返ると、あの老紳士が柏手を打った態勢で立っているではないか!
 そしてにっこりと笑うと、シルクハットをゆっくりと外す。途端、バタバタバタと、白いハトが勢い良く羽ばたいた。
 ……ホワイ? まだ終わらない。今度は歌声が響く。そちらに視線を向ける。あの天使ちゃんたちが、美しく清らかなソプラノで一斉に歌を奏で始めたのだ!
「ハッピーバースデイ トゥ ユー♪ ハッピバースデー トゥ ユー♪」
 歌声が響く中、カップルさんたちと老紳士は、どこからともなく色とりどりの花を取り出すと、空の花瓶に花を活けていく。……何だ、このカオスな空間は?
「ハッピーバースデイ ディア 花南ちゃん〜♪ ハッピーバースデイ トゥ ユー♪」
 そして店内に拍手が鳴り響く。私は目を白黒させていると、キッチンからホールケーキを掲げるように持った雅さんが姿を現す。その後ろには病欠したはずの風香の姿まで!
「19歳の誕生日おめでとう! 私たちからのサプライズバースデーパーティよ!」 
 ことここに至り、ようやく私は合点がいった。
「滅茶苦茶ですよ、こんなのー」
 呆れたように言葉を零しながらも、自然と口角が上がるのを抑えられなかった。
0032この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 09:13:39.32ID:Ud/wlckw
(誤)私は目を白黒させていると、
(正)私が目を白黒させていると、

すみません。こちらに修正願います。
0033ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 09:51:18.40ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
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>>26
>>28
>>31

只今、六作品!(`・ω・´)
0034第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 10:45:16.06ID:mBghQ1u+
 餃子屋で飯を食っていた俺は、それを見たときおいおい勘弁しろって思った。

 数分前、カップルが店内に入ってきた。カウンターで餃子を食ってた俺は何気なくそいつらを見ていた。穏やかな表情をしたカップルは、空いている席へ腰掛ける。
 ウエイトレスが水をカップルの元へ運んだ。と、突然二人同時に水をがぶ飲みしやがった。おいってなった。けど、まぁ喉乾いてんだろ、と思うことにした。
 俺は引き続き餃子を食いながら、こっそりカップルの様子を伺った。男のほうが手を挙げた。なに注文するんだろうと思っていた。
「お水おかわりください」
 おいーーってなった。いくらなんでもおかわり早くねぇか。まず注文しろよと思った。
 店員がやってきて、男のグラスに水を注ぐとテーブルへ置いた。瞬間、男が一気飲み。おいおい。さらに女のグラスに水を注ぐと置いた。同じく女が一気飲み。おいおいおい。
 さすがに店員もタジタジ。
「あ、あのおかわりいりますか?」
「「はい」」
 おーーーーい!! お、ま、え、ら、なんのために餃子屋来てんだよ!! おいおーーいってなった。思わず口に出しておいって言ってしまいそうになるほど、おいおいって思った。懸命に突っ込むのを堪えた。
 早く注文しろよ、なんかもう食べるのに集中できなくなってきた。だが、あんまり見るわけにもいかない。耳だけカップルのほうに傾けながら、餃子とご飯をかきこんだ。
「餃子と炒飯二人前」
 男の声にホッとした。ようやくおかわり地獄から抜け出せた感じがする。俺は安堵し、コップへ手を伸ばした。あ、水ねぇな。手を挙げた。
「すみません。水おかわり」
「あ、こっちもお願いします」
 男の声。テーブルに置かれたグラスは空。
 お、い。だから、お、いって。
 飲むの早いって。食う前に腹一杯になるだろ。腹壊すんじゃねえかって心配になるからやめろ。頼む。
 もう無理だ。さっさと食って帰ろ。注いでもらった水をぐっと飲むと席を立った。
「すみません」
 男の声。振り返る。目が合った。
「とおるくん?」
 俺の名前を男が言ったもんだからビビった。
「え?」
「とおるくんじゃない?」
「え、え、誰ですか?」
「僕だよ僕。ほら、小学校一緒だった武史だよ」
 そこで思い出した。
 あ、なんか見たことあるやつだと思ったら、そうか。小学校の同級生か。蟻とか育ててるやつですげー変わってるやつだった。
「あ、あぁ……なんとなく……覚えてる」
「いやぁ、恥ずかしいところ見られちゃったなぁ」
「み、水好きなんだな」
「好きっていうか実は僕、腎臓が悪くてね。水分しっかり取らないといけないんだ」
「そ、そうだったのか」
「嘘だよ」
 嘘かよ!
「ちなみにこの子は僕の妹だよ」
 妹かよ!
 なんかもういろいろ、おいってなった。
「あ、店員さん。お水おかわり」
 おい! 怖えからマジで勘弁してくれ。
0035この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 10:48:29.08ID:mBghQ1u+
訂正

もう無理だ。さっさと食って帰ろ。注いでもらった水をぐっと飲むと席を立った。

もう無理だ。さっさと帰ろ。注いでもらった水をぐっと飲むと席を立った。
0036ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 10:49:47.16ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
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>>34

只今、七作品!(`・ω・´)
0037ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 10:51:34.31ID:O9Fsndc+
>>35
ワイが参加作品と認める前なので修正を可とする!(`・ω・´) 中々の強運!
0038この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 11:41:31.24ID:01y9NkT/
セーフでしたね!
0039この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 12:12:01.12ID:PXIFDE9y
僅か1分のことであった
0040この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 12:19:10.02ID:fKOCeD/P
30番なんですけど、何かミスがありましたか?初めてなのでどこか間違えたかも……
0041第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 12:20:47.25ID:BlWE/nmc
「わたしとの関係は嘘だったの!?」
「だから誤解だって言ってるだろ!」

私はスプーンで珈琲をかき混ぜながら、横目で隣席のカップルの様子を見ていた。
彼らは険悪な様子で店に入ってきて、ウェイトレスが水を出すなり同時に飲み干すと、注文もとらずに喧嘩を始めた。

昼下がりの小さな喫茶店。そこの奥の窓際が私の特等席だった。
私がその店の常連になった理由は、ひとえに静けさのためだ。
駅から程よく離れており、車の通りが少なく、騒がしい若者を集めるような建物も周囲にない。
音と言えば、客や店員のわずかな話し声と、カチコチと秒針を刻む時計くらいのものだったが、
その時計も数日前に壊れて沈黙しているというのだからますます具合が良い。
そんな環境で、珈琲の香りを楽しみながら読書をするのが、私の何よりの楽しみだった。
こういうのを隠れ家的名店というのだろうか。

しかし、その静けさの中の幸福も長くは続かなかった。
最近になって、店に人気が出始めたのだ。
店に来た他の客から聞いたところによると、何でも芸能人がブログだかツイッターだかで、この店を紹介したらしい。それこそ、「隠れ家的名店」として。
そのせいで、この店は隠れ家としての機能を失っのだから皮肉なものだ。

私は生来運が悪いせいか、電車や飲食店で何かと騒音に出くわす。
たむろする学生、赤ん坊を連れた主婦、音漏れに気づかず大音量で音楽を聞く若者、電話で部下を恫喝するサラリーマン。

今、喧嘩しているカップルも私の不運が引き寄せたのだろうか。

カップルは三十分ほど聞くに耐えないやり取りを繰り返した後、女の方が男の顔に水をかけ、苛立った足取りで出ていった。
それに怒ったのか、それともよりを戻したくて泣きつくためなのかは知らないが、男もそれを追いかけて出ていった。
私も気分が悪くなり、冷めた珈琲を一息に飲み干すと、彼らに続くように店を出た。

一週間後、私は再び喫茶店を訪れた。
ブームが過ぎたのか、店内は静けさを取り戻していた。
私は安心した気持ちでいつもの席に座り、いつも通り珈琲を注文する。
ふと、カチコチという音が店内に響いていることに気がついた。時計が直っていたのだ。
残念だ。もっと入念に壊しておくべきだった。

備え付けのテレビからニュースが流れる。

『次のニュースです。○○駅のホームで男性と女性が二人揃って突き落とされた事件の続報です。監視カメラの映像から犯人が特定され......』

窓の外を見ると、白い車が止まっており、中から制服姿の男が数人、降りてきた。
しばらくこの店には来られないな。
刑務所の中は静かだろうか。
0042第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 12:37:20.69ID:/Q5e7yvC
 真莉亜は突然の呼び出しに何も言わずにつきあってくれた。僕のわがままな願いに文句一つ言わない彼女に感謝する。
 飾り気のない格好。心なしか、彼女の顔は少し痩せたようだ。
 
「こんなところに一緒に来られるとは思わなかった」
 席についてから彼女に言われて、自然と頬が緩む。
「僕だって、思っていなかったよ」
 顔を見合わせて笑っていると、ウェイトレスが水の入ったコップを運んできた。水を目の前にして、僕は少し強張った。
 喉が鳴る。
震える手を懸命に止める。当然ながら、真莉亜もそれを前にして緊張しているようだ。
 意を決してコップを掴み取り、口に運んだ。
 最高にうまい。臭くない水が、澄みきった水が、僕の身体にゆっくりと浸透してゆく。コップの中身はすぐになくなってしまった。
「この水一杯でさ、5万円だってさ。はは……。信じられる?」
 空になったコップを置いて問いかけた僕に、彼女は首を横に振り、うつむいた。
「でも、今日はせっかくのお食事なんだもの……」
 僕は周囲を見回す。高等なスーツを着た人々が、当たり前のように酒やステーキを口に運んでいる。僕は自分のスーツと見比べて、思わず目を反らした。
彼女のコップも、すでに空になっている。僕はおかわりをするために右手を上げて、ウェイトレスを呼び止めた。

 “飲食店”が庶民の手にとどかなくなってから、どれくらいの時が経っただろうか。
 核戦争の末に地球が危機的な状況に陥った状況下で、僕らのような庶民が飲食店に入る時なんて、限られている。よほど特別な場合を除いて、そんなことはできない。

「今日は本当にありがとうな。僕らの子供ができたって聞いたら、いてもたってもいられなくて」
 そう言って笑った僕に、彼女は幸せそうに頷いた。
「嬉しい。とても」
 彼女は屈託なく微笑む。僕はウェイトレスが運んできた水を手に取る。
「真莉亜、本当にありがとうな。水で悪いけど――乾杯」
「赤ちゃんがいるんだよ? お酒なんて飲めないわ」
 彼女も掴んだ。二人のコップが近づく。淵が触れて、チリン、と綺麗な音を立てた。
 注文はコース料理だ。
 パリッとした新鮮なサラダを堪能したあとは若鶏のグリル。こうしてきちんとしたものを口にするのは何年ぶりだろう。
 おぼつかない手つきでナイフを握る。肉を口にふくむと、塩味が身体に染み渡る。こんなに美味いものが、この世界にあったのだ。
 コース料理を全部合わせれば、僕の三ヶ月分の稼ぎも丸々吹き飛んでしまう。そんな考えも塗りつぶしてしまうほど、僕はその味に感激していた。
 彼女もおいしそうに食べている。僕の視線に気がついた彼女が、少し恥ずかしそうに微笑んだ。幸せだ。

 デザートが運ばれてきた。牛乳と卵を贅沢に使ったプリン。これは僕には少し甘すぎる。けれど、彼女はおいしそうに口に運んでいた。もう、言わなければならない。
「あの、さ」
 僕はスプーンを置くと、彼女に切り出す。
「今日、こうして誘ったのは、薄々わかっていると思うけど、僕、終身タイプの保険をかけてあるんだ。受取人は、君にしてあって。それで、これから――」
 彼女はプリンを楽しんでいた手を止める。それから、うつむいてしまった。口を横に結び、何も言わない。
「真莉亜」
 呼びかけると、彼女は視線をあげた。潤んだ瞳が、その視線が僕を突き刺す。ドキ、と僕の心臓は高鳴った。彼女は目を細めた。
「私、あなたと出会った時は、すごく嫌なことばかりあって、何もかも絶望していたの」
 彼女は懸命に言葉をつむいでゆく。決して口が上手い方ではない。一生懸命な感じだ。
「だから、どんなに苦しくても、どんなに辛くても、一緒にいようって言ってもらったの、嬉しかった。愛しているって言ってくれて、本当に、嬉しかったの。今日、一緒にいるのも、すごく幸せ」
 彼女はひとつ息を吸う。

「だから、生きましょう、一緒に。愛してる」
 僕は、しばらく呆然とした。何も考えられないが一方で、心の奥底で、こんな言葉を期待していたのかもしれない、とも思う。とんだ弱虫、甘ったれだ。
 独りよがりで“飲食店”に誘った僕を、こんなにも包み込んでくれる人を、勝手に残して消えようとしていた。自分を恥じた。
「真莉、亜……」
いい年をして、溢れる涙を止めることができない。それに気がついた人々が、ひそひそと嘲笑っている。でも、そんなことは気にならなかった。
 皮肉なことに、最期にと思っていた食事が僕を生かすことになりそうだ。頬を伝った雫の味はひどく不味いが、真莉亜の温かい心は、どんな美味い水や料理よりも、僕の身体にしみわたった。
0043ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 12:44:26.00ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>6
>>20
>>22
>>26
>>28
>>30
>>31

(`・ω・´)
0044ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 12:46:58.72ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>43
>>41
>>42

只今、九作品!(`・ε・´)
0046この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 16:47:32.62ID:1N2rmjeu
うほほほーい。

ジーンジェネシス2.0の結果が出たよ。2017年9月13日に返送してから、10月3日に結果出た。
Y染色体ハプロはOで、ミトコンドリアハプロはDなのは一緒。別に日本深層心理学協会が偽物と入れ替えてることはなさそうだ。
29800円。

細かい検査報告は、ほとんどの検査結果が普通。
筋力、普通。
握力、普通。
頭の良さも、普通で、まあ、どちらかといえば頭はいい方。遺伝的に。
反射神経だけ抜群に高い。中学生の時、二年生でレギュラーになって先輩に勝ったキーパーの実力は本当だったようだ。
気にしていた座高も、普通で、学年一座高が高かったおれはやっぱり、小学生の時に腹筋のやりすぎか?
精子について、精液の量は多く、無精子病になりやすかった。若い頃、オナニストで三十歳から精液少ないおれは遺伝か。
小学生の時に大腸ポリープになったが、大腸がんのリスクは極めて高かった。
あと、糖尿病にはなりやすい。
肥満傾向にはない。
アル中になりやすく、
いっちばん笑ったのが、心因性後天的ストレス障害に極めてなりやすかったこと。おれ、心的外傷を気にするのは遺伝だあ。
あとは普通だねえ。
0047この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 17:03:28.49ID:1N2rmjeu
理系おすすめ本。
これを全部やると、東大模試で数学偏差値80いくらしい。理三はもっと上だけどね。

東京工業大学数学入試問題50年―昭和41年(1966)~平成27年(2015) 聖文新社
0048この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 18:35:46.77ID:qK8fs7PQ
>>25
ブラフというか、前に参加してもダメだったから今回も無理だろうと思っただけ

>>26
適当か…てか三回も書けて凄いな
0049第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 21:10:14.00ID:mEf+H5Ke
その日、私、勅使河原蔦子は、純白のワイシャツに黒のベストを羽織り、『ル・トロ』の鏡の前でギンガムチェック
のネクタイを結んだ。『ル・トロ』は南フランスのニースにある料理屋である。テーブルにクロスを敷き、
花を飾ったりしていたら、開店時間が迫ってきた。雪がちらつく外に出ると、30代の男が2人立っている。一人は痩せ型で塾講師、
もう1人は頑健で肉屋といった風貌だ。私は柔らかい微笑みを作って挨拶。
それから『本日貸切』の掛札を扉にかけて、2人を招き入れる。窓側の席に案内して、向き合う形で腰を下ろした彼らに
注文を伺うと、肉屋が壁の注意書きを指差して、首を傾げた。「お姉ちゃんが障害物なのか?」「はい」
「壊しても構わねえ、てことだな?」「はい。壊される覚悟がおありなら、存分にどうぞ」私は笑顔を作った。
肉屋も豪快に笑ったが、目が氷の表面のように、ぬるっと冷たい。ちなみに注意書きには、
「銃火器の使用禁止。ウェイトレスは障害物として対応すること」としたためられている。
 当初、塾講師は珈琲だけを望んだが、私が残念な顔をしたので、「この店の特別な皿を一品だけ」と、
困ったように微笑んでくれた。少し嬉しく思いながら、壷蟻ソースのプディングをお出しする。一方、肉屋は蚕のサラダやら、
蝉と雀蜂のフリッター、タガメと梨のジュレ、野うさぎのロティ、壷蟻と豆乳のアイス、つまりフルコースを頼んできた。
『きもいな、うめえな、でもきもいな』と言う男の声が店内に響く。

 年配のカップルが来店した。男性は黒、女性は白のブランド物で全身を固めていた。肉屋たちから最も離れた席に
ご案内をする。紳士も淑女も穏やかな表情で、向き合う形で腰を下ろした。
 塾講師も肉屋も、寛いだ体勢で、
ティーカップ片手に沈黙している。紳士淑女にメニューをお渡しし、まずお飲み物を伺うと、食前のシェリー酒を
注文された。目の端で、肉屋が肩をすくめた。
 老カップルはフルコースを頼んだ。お出しした料理をゆっくりと切り分け、口に運んで行く。同じ位ゆっくり、
彼らは会話をする。主に昔話だ。補給部隊の全滅による飢餓、飢餓の中で共に食べた虫、政治家としての責任、
紳士の言葉を信じて死んでいった仲間たちなどなど。メインが終わってから、紳士は私を呼んで、水を頼んだので、
グラスを2人の席まで運ぶ。直後に二人の様子に微細な変化が表れる。揃って、唇が戦慄く。
ほぼ同時にテーブルに置かれたグラスを鷲掴みにして一気に飲み干した。
 これが開始の合図である。肉屋はテーブルを蹴り上げた。塾講師は横に転がって避ける。テーブルは砕け、
空のカップと小皿とテーブルクロスが宙を舞う。わたしはカップに駆け出し、食器類が割れる前に胸元に回収。
 肉屋は塾講師に馬乗りになる。スプーンを握った拳を振り上げた。刹那、私は残念だったな、と思った。
 塾講師が蛇のようにぬるっと肉屋の股から抜けて背後に回りこみ、両腕で首をロックして、
その細長い指先につまんだスプーンで目を抉り、奥の脳漿も抉り出したからだ。肉屋もそうすべきだった。
冷静に制圧して、屠れば良かったのだ。
「貴方の勝ちね。あたしは引退するわ」
「……僕も引退するよ。久々に、死を目の前にしたら、よく分かった。僕は老いた。もう、君の傍にいるくらいの気力しかないんだ」
 淑女は、信じられないといった様子で目を見開き、それから嗚咽を始めた。紳士はそんな彼女に、黙って微笑みを続ける。

 幸せな老カップルと、賭け試合に勝った塾講師をお見送りし、肉屋の遺体の搬出と、砕けたテーブルの
後片付けを終えてから、私は店長と珈琲を啜った。その際に、老カップルの素性と経緯も聴く。
彼らは東欧の革命政権誕生の立役者達らしい。紳士は穏健派で、淑女は過激派。2人は政権の今後について
意見が食い違ったため、『ラ・トロ』を使った。この店では、ごくたまに、裏社会の依頼で賭け試合が行われるのだ。
「愛し合うカップルが仲直りして良かった。虫料理を作った甲斐があったぜ」
「私はお気に入りの皿が割れなくて良かったわ」
 店主は満足げに笑顔を作り、私も微笑む。ここの食器は貴重かつ上品な物が多いが、試合で容赦なく叩き割られる。
 今回は皿たちは無事だ。出張った甲斐があった。この後、店主から、生ハムメロンをご馳走されたのだが、ふと、首をひねる。
「なんで、生ハムにメロンなんだろ?」「そりゃあ、あれだろ。熟成された塩加減、フレッシュな甘みがロマンチックだからだよ」
「そうなの?」「まあな、熟成された愛も、フレッシュな感動も、ロマンには必要ってことさ」
 私は何となく、メロンのポーションを口元に運ぶ彼氏の姿を思い浮かべて、妙に納得した。
0050ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 21:12:50.86ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>43
>>41
>>42
>>49

只今、十作品!(`・ω・´)……勅使河原……。
0052この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 21:19:17.28ID:mEf+H5Ke
>>51
間に合わなかったorz

意外とはやく書けたから、エントリーしました
(*´ω`*)b

枯れ木も山の賑わいって奴ですw

皆様ファイトですヽ(・∀・)ノ
0053この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 21:29:17.44ID:+5cWM8iZ
おバカ! よくワイさんに認めてもらえたなあ

勅使河原とその絵文字はコテハンみたいなものだろうよ
ワイスレ杯のコテハン禁止令を知らんのか。いや、明確にルール違反してるとは言えぬのかもしれんが‥‥

次回からはルールで、作中の登場人物に勅使河原と名付けるのが禁止になりそうだ
0055この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 21:57:49.98ID:Eo0gNs0C
おいおいちょっと待ってくれよ。
もしかして俺の抜けてないか?

>>34
0056ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 22:06:15.51ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>43
>>34⊂(・ω・´;)
>>41
>>42
>>49

只今、十一作品!(`・ω・´)
0058この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 22:19:46.97ID:mEf+H5Ke
今のところ
>>31
が一番好きです(*´ω`*)b

こういうほのぼの系って書けるかた羨ましいです。
0059第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 22:22:25.08ID:MOmLN68l
私の霊魂は戦後にいた。
 私が戦争で散華した後、魂は黄泉に行くことなく、現世を彷徨っていた。
 一人の女性の行く末が気がかりだったから。
 人生最後の日を思い出す。
 昭和20年4月25日、私は第一次御楯隊の雷撃機の操縦搭乗員として特攻出撃した。
 雲一つない晴れ渡った空、私の乗る雷撃機「天山」は同型機5機、急降下爆撃機「彗星」10機、
 露払いの護衛戦闘機は零戦10機、総計25機で出撃し、硫黄島沖の敵機動部隊を目指した。
 敵の護衛戦闘機に真上から襲われ、次々に火を吹きながら海上に落下していった。
 それでも私の天山は敵戦闘機を振り切り、白いウェーキを引きながら航行する敵機動部隊を見つけた。
 胸ポケットから一枚の写真を取り出す。
 私の愛する景織子さん、面長でお下げ髪の似合う美しい女性。
 数秒ほど見ると、再び写真をポケットに仕舞った。
 スロットレバーを引き、降下する。
 気付いた敵の艦船から雨霰の如く、対空砲火を打ち出してくる。
 間近で対空砲弾が炸裂すると、機体が震え、腹にも響く。
 低空で突撃しつつ、魚雷を投下。
 そのまま敵の空母に体当たりしようとするが、砲弾が機体に命中した。
 一瞬熱い! と感じたが直ぐに意識を失った。
 そのまま己の魂が現世を川に落ちた落ち葉の様に漂う。
 見える風景は焦土と化した都市、そこから立ち上がろうとする国民の姿だ。
 終戦になった日本。
 景織子さんは無事だろうか。
 真っ先に浮かんだのは彼女の事だ。
 青の日の事が走馬灯のように蘇る。
 出撃の一週間前、銀座のカフェーで貴女と過ごした一時(ひととき)は私の人生のピリオドを飾ってくれた。
 カフェーのテーブルに座って何も話すことなく、ただ穏やかな表情をお互いに見合っていた。
 女給さんがテーブルにコップに入った水を運んできた。
 それを私が一気に飲み干すと、
「今度ばかりは生きて帰れない」
 景織子さんの表情が一変した。
「嘘でもいいから、生きて帰るって言って!」
 涙を流し泣き崩れた。
 蓄音機からは雑音混じりのベートーベンの英雄第二楽章が流れていた。
 それから何を話したか記憶にない。
 私の霊魂は終戦から十年後の東京にいた。
 景織子さんは幼子と手を繋いで、復興した街を歩いている。
 幸せそうだ。
 左隣には夫であろうか、背広を着た男性がいる。
 微かな嫉妬を感じたが、彼女が幸せに生きている。
 僕はそれだけで満足だった。
 僕は彼女の耳元で「幸せになってよかった」
 そう囁いた。
 彼女は声に気づいたのか空を見上げた。
 目には薄っすら涙が浮かんでいる。
 彼女の青春の一時、僕を愛してくれた。
 ありがとう。
 これで、憂いなく本当の人生を終え、また新しい誰かとして生まれ変われる。
0060ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 22:24:14.99ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>43
>>34
>>41
>>42
>>49
>>59

只今、十二作品!(`・ω・´)
0061この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 22:25:53.18ID:MOmLN68l
 >そのまま己の魂が現世を川に落ちた落ち葉の様に漂う。
> そのまま己の魂が現世を川に落ちた枯れ葉の様に漂う。
に訂正出来たらお願いします!
0062ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 22:29:26.84ID:O9Fsndc+
>>61
>>2
>ワイが参加作品と書き込む前に作者が作品を修正する行為は認める!

(`・ω・´)
0063この名無しがすごい!垢版2017/10/03(火) 22:31:09.33ID:MOmLN68l
みんな、誰が誰の文体とか、推測できるのでしょうか?
0066sage垢版2017/10/03(火) 23:53:23.52ID:IKb6nfG+
 妻と二人で遠出をするのは久しぶりだ。
 今日は結婚して二十五回目の記念日。車を走らせ目指すのは、北関東の田舎にある小さなレストランだ。
 川を見下ろす高台にあるログハウスは、景色も良好で店内も落ち着いた雰囲気。そして何より料理が素晴らしい。ここ何年かは、結婚記念日に来るのが恒例になっている。

 店に着くと、窓際の眺めのいい席に案内された。
 眼下に流れるのは、東の四万十川と名高い那珂川の清流。そして彼方に望むは那須の峰々。その雄大な景色を眺めながら、ゆったりとランチを楽しむのだ。なんという贅沢。
 すぐにウェイトレスが水を持ってきた。
「お帰りなさいませ、ご主人様っ! 妖精の森の愛が溢れる泉で汲んだお水でーす!」
「「えっ」」
 私と妻は思わず顔を見合わせた。
「幸せいっぱい萌え萌えコースで御予約の中村様でございますね。私、本日のお世話をさせて頂きますキャンディですっ! よろしくね、うふっ!」
 ピンクの髪を見つめたまま固まっている私と妻に向かって、ウェイトレスじゃなくてメイドさんは「うふっ」と小首を傾げた。
「それでは早速ですがご主人様方、ニャンコとウサちゃんのどちらがお好きですか?」
「「は?」」
「どちらがお好きですか?」
「えっと…、じゃあネコ」と、私。
「じゃあ私はウサギ」と、妻。
「はいっ、では失礼しまーす」
 メイドさんは席の後ろに回ると、私の頭に何かを乗せた。
「ブッ」それを見た妻が吹き出す。
 続いてメイドさんは妻の後ろに回り、その頭にウサギ耳のカチューシャを被せた。「ブハッ」
 メイドさんが去ると、私と妻は同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして、愛が溢れる泉の水を一気に飲み干した。
「ちょっとちょっと、これどういうことよ」
 ウサミミの妻がこちらに顔を寄せ、小声で話しかけてくる。ウサギというよりもむしろバニーちゃんだが、悪くはないな。
「俺だってわかんないよ」
「あなたが予約したんでしょ? 幸せいっぱい萌え萌えコースって何なのよ」
「知らないよ。俺、コースって言っただけだもん。店の名前も変ってなかったし」
 改めて店の中を見渡すと、あちこちの席で若者とメイドさんがキャッキャウフフと楽しそうに会話をしている。
「どうするのよ、出る?」
「うーん、そうだなあ」
 と唸っているうちに、料理が運ばれてきてしまった。
「お待たせしましたあ。前菜の『夢見るハートのテリーヌ』と、『ミルミルミルキーウェイのスープ』でーすっ」
 運ばれてきたのは、前回来た時と変わらぬ美味そうな料理だった。
 どうやら、シェフの腕は変わっていないようだ。だったらこのまま食事だけでも楽しむか。テリーヌがハートの形だとか、スープの皿がピンクだとかいうことには、この際目を瞑って。
「では、これから美味しくなる魔法をかけまーす。美味しくなーれっ、萌え萌えキュンッ! はい、ではご主人様方もご一緒に!」
 妻の顔が引きつる。
「えっと、私もやらなくちゃ駄目?」
「はい、ダメでーす。奥様も旦那様も、こうやって両手でハートを作って。はい御一緒にっ!」
「「「美味しくなーれ、萌え萌えキュンッ」」」
 まさかこんな日が来るとは思わなかった。
 その後も料理は次々と運ばれてきた。『幸せ畑のポカポカお野菜(地元産温野菜のサラダ)』、『虹の国からやってきたピンクの天使(ニジマスのマリネ)』、そしてメインは『アユたんとキノたんのハートフルダンス(那珂川産天然鮎のムニエル茸ソテー添え)』。
 いずれも以前と変わらぬ絶品揃いだ。やたら目が疲れる盛り付けと、いちいち魔法をかけなければならないのはともかくとして。
 私と妻は半ばヤケクソになって、運ばれてくる料理に魔法をかけ続けた。最初はボソボソと呟くようだった声が、次第に大きくなっていったのは仕方のないことだろう。
 やがてステージでショウが始まった。私達も配られたサイリウムを振りながら、若者達と一緒に大声で歌った。
 そして最後にステージの上に呼ばれ、キャンディちゃんに「今日はこちらのご主人様方の結婚記念日なのでーす!」と紹介されると、店中が「「「おめでとうごさーいまーす!!」」」という歓声と拍手喝采で湧き上がった。

「有難うございましたー。またのお帰りをお待ちしてまーす」
 キャンディちゃんに見送られ放心状態で店を出た二人は、車に乗り込むと同時に「ハアアーッ」と大きな溜息をついた。
「疲れたな」
「ええ…」
「流石に五十過ぎてあれはキツかったな」
「ええ…」

「また来ようか」
「……ええ…」
0067第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/03(火) 23:54:25.85ID:IKb6nfG+
 妻と二人で遠出をするのは久しぶりだ。
 今日は結婚して二十五回目の記念日。車を走らせ目指すのは、北関東の田舎にある小さなレストランだ。
 川を見下ろす高台にあるログハウスは、景色も良好で店内も落ち着いた雰囲気。そして何より料理が素晴らしい。ここ何年かは、結婚記念日に来るのが恒例になっている。

 店に着くと、窓際の眺めのいい席に案内された。
 眼下に流れるのは、東の四万十川と名高い那珂川の清流。そして彼方に望むは那須の峰々。その雄大な景色を眺めながら、ゆったりとランチを楽しむのだ。なんという贅沢。
 すぐにウェイトレスが水を持ってきた。
「お帰りなさいませ、ご主人様っ! 妖精の森の愛が溢れる泉で汲んだお水でーす!」
「「えっ」」
 私と妻は思わず顔を見合わせた。
「幸せいっぱい萌え萌えコースで御予約の中村様でございますね。私、本日のお世話をさせて頂きますキャンディですっ! よろしくね、うふっ!」
 ピンクの髪を見つめたまま固まっている私と妻に向かって、ウェイトレスじゃなくてメイドさんは「うふっ」と小首を傾げた。
「それでは早速ですがご主人様方、ニャンコとウサちゃんのどちらがお好きですか?」
「「は?」」
「どちらがお好きですか?」
「えっと…、じゃあネコ」と、私。
「じゃあ私はウサギ」と、妻。
「はいっ、では失礼しまーす」
 メイドさんは席の後ろに回ると、私の頭に何かを乗せた。
「ブッ」それを見た妻が吹き出す。
 続いてメイドさんは妻の後ろに回り、その頭にウサギ耳のカチューシャを被せた。「ブハッ」
 メイドさんが去ると、私と妻は同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして、愛が溢れる泉の水を一気に飲み干した。
「ちょっとちょっと、これどういうことよ」
 ウサミミの妻がこちらに顔を寄せ、小声で話しかけてくる。ウサギというよりもむしろバニーちゃんだが、悪くはないな。
「俺だってわかんないよ」
「あなたが予約したんでしょ? 幸せいっぱい萌え萌えコースって何なのよ」
「知らないよ。俺、コースって言っただけだもん。店の名前も変ってなかったし」
 改めて店の中を見渡すと、あちこちの席で若者とメイドさんがキャッキャウフフと楽しそうに会話をしている。
「どうするのよ、出る?」
「うーん、そうだなあ」
 と唸っているうちに、料理が運ばれてきてしまった。
「お待たせしましたあ。前菜の『夢見るハートのテリーヌ』と、『ミルミルミルキーウェイのスープ』でーすっ」
 運ばれてきたのは、前回来た時と変わらぬ美味そうな料理だった。
 どうやら、シェフの腕は変わっていないようだ。だったらこのまま食事だけでも楽しむか。テリーヌがハートの形だとか、スープの皿がピンクだとかいうことには、この際目を瞑って。
「では、これから美味しくなる魔法をかけまーす。美味しくなーれっ、萌え萌えキュンッ! はい、ではご主人様方もご一緒に!」
 妻の顔が引きつる。
「えっと、私もやらなくちゃ駄目?」
「はい、ダメでーす。奥様も旦那様も、こうやって両手でハートを作って。はい御一緒にっ!」
「「「美味しくなーれ、萌え萌えキュンッ」」」
 まさかこんな日が来るとは思わなかった。
 その後も料理は次々と運ばれてきた。『幸せ畑のポカポカお野菜(地元産温野菜のサラダ)』、『虹の国からやってきたピンクの天使(ニジマスのマリネ)』、そしてメインは『アユたんとキノたんのハートフルダンス(那珂川産天然鮎のムニエル茸ソテー添え)』。
 いずれも以前と変わらぬ絶品揃いだ。やたら目が疲れる盛り付けと、いちいち魔法をかけなければならないのはともかくとして。
 私と妻は半ばヤケクソになって、運ばれてくる料理に魔法をかけ続けた。最初はボソボソと呟くようだった声が、次第に大きくなっていったのは仕方のないことだろう。
 やがてステージでショウが始まった。私達も配られたサイリウムを振りながら、若者達と一緒に大声で歌った。
 そして最後にステージの上に呼ばれ、キャンディちゃんに「今日はこちらのご主人様方の結婚記念日なのでーす!」と紹介されると、店中が「「「おめでとうごさーいまーす!!」」」という歓声と拍手喝采で湧き上がった。

「有難うございましたー。またのお帰りをお待ちしてまーす」
 キャンディちゃんに見送られ放心状態で店を出た二人は、車に乗り込むと同時に「ハアアーッ」と大きな溜息をついた。
「疲れたな」
「ええ…」
「流石に五十過ぎてあれはキツかったな」
「ええ…」

「また来ようか」
「……ええ…」
0069ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/03(火) 23:59:04.83ID:O9Fsndc+
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>43
>>34
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>>42
>>49
>>59
>>67

只今、十三、作品……(`=ω=´)
0073第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/04(水) 01:27:40.33ID:xGCvm4i8
 うちは美味しい水が売りの喫茶店としてそこそこ有名だ。
 通常のお冷とは別に、一杯あたり千五百円の水をメニューに載せている。
 店長である俺が五年もかけて見つけ出し、毎朝採れたてを直送してもらう契約を取り付けた代物である。

 今日も今日とて来店したカップルが注文したのは、この極上の水だ。
 おそらくネットか何かで噂を見たのだろう、初めて見る顔だった。
 そして今は日曜日の早朝、まだこの二人以外に客はいない。
 せっかくなのでと、俺はサービスでいつものグラスより、少し大きめのもので水を入れることにしたのだが……

「違うわ。私たちが求めていたものはこんなものじゃない」
「ああ……こんなに遠くまで来たオレらの苦労はこの程度じゃ報われない」
 なんだと……
 最高級の水を一息に飲み干したカップル共が、しかめっ面で悪態を吐きはじめやがった。
「お客様、何かご不満が!?」
 俺は思わずそんなことを聞いてしまっていた。
 水を探すまでに五年、店を開いてから四年。今まで水に不満を漏らした客は一人としていなかったからだ。
 しかしカップルたちは大きく頷き、矢継ぎ早に不満を口にしだした。

「まず店構えが気に入らないわ」
「うんうん。この店だと看板の色は白じゃなくて茶色にすべきだよな」
「ええ、店内の壁紙の色も一緒よ。センスがまるで感じられない」
 ……は?
「オレはウェイトレスのお姉ちゃんのスカートが気に入らないね」
「……と言いますと?」
 話がおかしな方向に向かっていることを感じながらも、俺はとりあえずカップルの言い分に耳を傾けることにした。

「オレなら……あと四センチ、裾を上げるね。色気がグッと上がるし可愛くなる」
「さすがだわジュンシロウ、そのとおりよ」
 俺と同じ名前でその発想はやめてくれ恥ずかしい。
「もちろん、問題はそれだけじゃないわ」
 ――いよいよか。
 女の言葉に、俺は気付かれないよう生唾を飲み込んだ。
 こんな態度になったのは水を飲んでからだ。よっぽど水に不満があったのだろう。
 俺が長い旅の末にようやく見つけたこの水に、落ち度があると思いたくはない。
 だが水の美味さで商売をしている以上、問題があるというのなら新たな水を探す旅にも出る覚悟だ。

「マスターさんの顔も、ちょっとね」
「スミコは面喰いだからなあ」
「そろそろ本題に入ってもらっていいですかねえ!?」
 つい叫んでしまった俺に、女が心外だというように唇を尖らせた。
「なによ、私はずっと真剣に話してるわよ」
「……すみません。ええと、水に何かご不満があったように見えましたが?」
 カップルは「ああ」と思い出したように頷いた。

「お水は大変おいしかったです。だけど不満点が多いのでお金は払わないわ」
「はあ?」
「逆にオレらへのアドバイス料として、さっきのお水をお持ち帰り用に貰おうか。もちろんリットルで」
「よし、お前らオジサンと警察行こうな」
 これ以上こいつらに構っていてもロクなことにならない。俺はそう判断して、カップル共をつまみ出すことにした。
 男がなにか喚いて暴れだしたが、こいつをおとなしくさせる作業なんて、長い旅で鍛えられた俺にとってはグラスに水を注ぐよりも簡単だ。


 後で聞いた話だが、あのカップルはイチャモンを付けて値切ろうとする常習犯ということで、一部では有名らしいことがわかった。
 しかしそのことはまあ、どうでもいいのだが……
「お父さん」
「ん?」
「わたし、上げちゃった」
 ウェイトレスとして店を手伝ってくれている我が娘が、少し裾の上がったスカートを履いてニコリと笑う。
「こっちの方が可愛いんだよね?」
 あの男を次に見かけたときは死ぬほど水を飲ましてやると、俺は心に固く誓った
0074この名無しがすごい!垢版2017/10/04(水) 06:14:56.65ID:xfAieUgw
ネトサポ報酬表の一部。

https://i.imgur.com/wcAW4EX.jpg ウヨ記事50円
https://i.imgur.com/JiXVrUs.jpg 動画作成80円
https://i.imgur.com/zYIfc6R.jpg 共産民進批判800円
https://i.imgur.com/s9NPLH4.jpg 女叩き700円
https://i.imgur.com/VmdS3OC.jpg ウヨ動画視聴54円
https://i.imgur.com/Jp7LZCr.jpg ウヨツイッター閲覧43円
https://i.imgur.com/e8EcAYv.jpg リツイート10円
https://i.imgur.com/zzYfIrc.jpg 風刺画作成5000〜10000円
https://i.imgur.com/ZMe0oIb.jpg 麻生太郎の武装難民射殺発言を擁護するコメント32円
0075ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/04(水) 06:35:31.39ID:guAzhbou
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73

只今、十四作品!(`・ω・´)
0076第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/04(水) 15:54:02.88ID:hs9zaroM
 むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。ふたりは互いのことを良く知る間柄で家も隣どうしでした。
 ある日、おじいさんはしばかりの帰りに、おばあさんの家へ立ち寄りました。太陽の光がさんさんと降りそそいでいます。
「おばあさんや。甘味処へ行かんか」
「あぁ、これはこれはおじいさん。甘味処ですか」
「そうじゃそうじゃ甘味処じゃ。たまにはいいじゃろう」
 そう言ってニコニコとおじいさんは笑います。
 おばあさんは川で洗濯をしようと支度している途中でしたが甘味処へ行くことにしました。むかしからの友人であるおじいさんからの誘いが嬉しかったのです。
 ふたりは歩いて甘味処へ向かいました。とても楽しそうな雰囲気がただよっています。
 太陽がちょうど真上に来た頃、甘味処へ着きました。山のなかにポツンと店が建っています。店内を覗きましたが、だれもいません。
「だれかおらんかのう」
 おじいさんが声をかけました。反応はありません。
「はて、どこか買い出しにでも出とるんじゃろうか。おばあさん、どうしようかのう。あきらめて帰ったほうがいいじゃろうか」
 その問いかけにおばあさんが目を細めます。
「おじいさん。わたしゃ待つのは一向にかまわんですよ。きっとじきにもどってくるでしょう」
 おじいさんとおばあさんはしばらく待つことにしました。外にある腰掛けへ向かい合うように座ります。日当たりも良く、ほのぼのとした時間が過ぎていきます。
 おばあさんは空をぼんやりと眺めていました。雲ひとつない空はいつもより高く感じます。
 そうやって見上げながら、死んだおじいさんを思い出していました。伴侶であったおじいさんが死んだのは、もうずいぶんとまえのことなので悲しみはありません。ただ、なんとなくおじいさんと過ごした日々のことを思い出していました。
「おばあさんや」
 呼びかけに目線をおろしていきます。柔らかな表情をしたおじいさんが視界に入りました。
「なんですか。おじいさん」
 風がふたりを優しくなでていきます。
「おばあさんや。ワシらはお互いに夫婦の契りを交わした相手を亡くしてしもうた。独り身どうし、これまでと変わらず声をかけあって、困った時にはたすけあう。ワシはこれはこれで、いいとおもうんじゃ。これはこれでじゅうぶんしあわせなんじゃ」
「おじいさん、なにを言うとるんですか」
「ワシらは年寄りじゃから、そんな形にこだわったところでなんの意味もないかもしれん。けどなぁ、やっぱりワシはこだわりたいんじゃよ」
「おじいさん?」
「おばあさんや」
「なんですか?」
 おじいさんは言いました。
 夫婦にならんかと。
 風がそよそよと吹いています。静かな時間が、ゆっくりと、ゆっくりと流れていきます。おじいさんもおばあさんもとても真剣な顔つきです。
 そのとき、店の奥から人が出てきました。
「あぁ、気づかなくてすみませんね。ちょいと奥で仕込みをしとったもんで。お団子ふたつでいいですか。すぐに持ってきますから」
 そう言いながら白湯の入った湯のみをふたつ置くと、また奥へと消えていきました。
「おばあさんや」
「……なんですか」
「ひとりよりも、ふたりのほうが楽しいじゃろう」
 おじいさんが口もとをゆるめました。おばあさんが唇を震わせました。おじいさんがさらに微笑みました。おばあさんの目から涙が溢れだしました。
「おばあさんや。喉が渇いたじゃろう。お白湯でも飲まんか」
「……はい」
「ワシも喉が渇いた」
 おじいさんとおばあさんは合わせるように湯のみを手に取ると傾けました。おじいさんの目からひとすじの涙が流れていきます。
 穏やかな昼下がり、おじいさんとおばあさんは夫婦となりました。笑顔の絶えない仲むつまじいふたりは、同じ屋根の下でいつまでもしあわせに暮らしましたとさ。
0077ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/04(水) 16:15:35.39ID:guAzhbou
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73
>>76

只今、十五作品!(`・ω・´)
0078この名無しがすごい!垢版2017/10/04(水) 23:35:05.12ID:hs9zaroM
皆、脳内で素晴らしい発想を練り練りですか。
どうですか。
皆、脳内で素晴らしい発想を。
兎にも角にも、ワイさん旅行には行かれたのですか。
どうですか。
0081ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 06:13:42.21ID:8FNZ+ZpD
日帰りの小旅行のあと、風邪を引いた!
今は布団の横にPCを置いて寝ながら執筆を続けている!
とにかく喉が痛いので固定電話はずっと留守電にしてある!
連絡は文字のみ! 元気を装うことが容易なので何かと助かっている!

そんな時でもしぼりたての生酒は美味い!(`・ω・´) 季節を感じる!
0082ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 07:05:00.61ID:8FNZ+ZpD
>>80
読んでいない論を語るのか!
タイトル詐欺に等しい!

君、何がしたいの?(`・ω・´)
0083ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 07:22:01.03ID:8FNZ+ZpD
>>9
>〜名前も聞かずに若者を上に上げた。
>まだ十七八であろうか、まだあどけなさが残る。
(重複が目に付く!)

語りに終始した話であった!
最後に若者の名前が明かされる!
今回の話が慶安事件にどのように関わっていくのか!
続きの部分が話の肝なのではないだろうか!
故に今回の部分は伏線や前振りの類いに見える!

遅ればせながらワイの感想!(`・ω・´)
0085第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/05(木) 09:13:01.02ID:kt+8XCvp
口笛を吹いてたら、てっちょんぴーったんだよ。
わかるかなぁ。
わかんねぇだろうな。
とにかく気分がよくてさ、口笛を吹いたんだ。
てっちょんぴーってさ。
穏やかな気持ちだったなぁ。
すごく心がふっかふかしてて、スコンって落ちる感じ。
わかんねぇかなぁ。
そんな感じで歩いていたらなんか良さげな喫茶店を見つけた。
こういう店は、最高にすまっちょな珈琲を出してくれんだよなぁ。ためらうことなくコスコスと喫茶店に入った。
いー感じの店だった。
えー匂いがすんだよ。
「マスター。美味い珈琲を淹れてくれ」
「かしこまりました」
空いてる席にツーテンポール。
ウエイトレスがお水の入ったグラスをぶるんとぅす。
おい、嘘だろ。
レモン水に違いねぇ。
これ、レモン水だろぜったい。
だって、カットレモンがモレロしてるからそうだ。
嬉しくて、もうなんだか最高な気分だ。
俺はグラスをわんようせっちゅうすると一気に飲み干した。
美味い。レモン水めっちゃハニカムボーイ。
「正樹……レモン水だしてくれるところ、久しぶりに出会えたね。嬉しいね」
目の前にツーテンポールする彼女もおなじ気持ちだったようだ。空のグラスをツタンカーしたまま微笑んでいる。
やっぱり俺とお前は相性ばっちりだ。
あぁ、もう堪らなく気分がいい。こんな日は、いやこんな日だからこそ伝えたい。
俺は立ち上がると行動へ出た。
まず、ともねいばさんしした。そして、かっちょんとにっちょんをぬこぬこ紛らわしたあと、マスターへプルタブリス。そのままの流れで、ゲタバコゴリス。ぎざぎざになってしまわないよう気をつけながら柔らかい口調でくっちょんした。
マスターは嬉し泣きしていた。
本当によかった。
レモン水に感謝感謝だよなぁ。
生きててよかった。
そんな俺、実は今日マラライブなんだ。
0086この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 09:14:56.96ID:kt+8XCvp
>>81
お大事に。
0088ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 09:24:51.41ID:8FNZ+ZpD
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73
>>76
>>85 

只今、十六作品!(`゚'ω゚'´)
0090この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 11:50:30.98ID:700lFVoe
>>82 なんだと。このやらあああ。
0091ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 12:46:25.76ID:8FNZ+ZpD
寒さに耐えながら力うどんを啜るとしよう!(`・ω・´)
0092この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 16:05:01.71ID:m4RPpaLu
今回のお題は難度高いよ
0093この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 16:33:55.85ID:8psQHhcV
>唇が戦慄く!

この一文が足を引っ張る。
店に入る時は穏やかだったのに水が運ばれてきた途端、唇が戦慄くわけでしょ?
ここを合理的に辻褄合わせるのがなんとも。
0094この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 17:12:13.95ID:FKjAUc6D
>>93
確かに慄くの部分は難しい
多くの参加作品が無視してるしね
でも、中には何とか頑張っていれてる作品もあるよ
0096この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 18:50:03.85ID:R/xUkAZt
戦慄く:寒さ、恐れなどのために、体がぶるぶるとふるえる。おののく。by国語辞典先生。
この意味合いで考えると、店内がとても寒い、或いは恐れを喚起させる状況があるという事。
恐れ:恐ろしく思う、怯えるby省略
恐ろしく思い怯えるような状況を抱えるカップル。
しかし水がくるまでは穏やかだった。

水に関する共通のトラウマを抱えていた。
あるいは恐怖におののく事情を抱えながらも、穏やかさを装っていた。
つまり、装えるだけの技量がある人々。

人に恐怖を喚起させるのは、死や加害、暴力、被害の予測、または道徳的な逸脱。
コップを鷲づかみ、一気に飲む。
鷲づかみ:乱暴に物をつかみとることby省略
飲食店において恐怖を隠す技量のある男女が、乱暴にコップを掴み取るという動作をする。
マナー違反をいとわない。マナーよりも動作を取る。

つまり水を飲むという動作に何らかの意味があり、それは、死や加害、暴力、被害の予測、または道徳的な逸脱
と関係する。
水を飲むという動作が何を招くか、男女は知っているからこそ彼らは戦慄き、そして一気に成し遂げる。
結果、予想通りの惨事、死、加害、暴力、被害、または道徳的な逸脱が発生する。

あるいは、水を同時に飲むことで緩和させられる類のトラウマである。
ではどういうトラウマか。

国語辞典先生と相談すると、こんな感じになると思われます。

皆様の健闘をお祈り申し上げます。
0099この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 20:07:30.10ID:iFJSG4cq
デジタル大辞泉によると、
恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえる。
となっていて緊張も明記されているけど、「など」とあるから範囲がよくわからんね

「からだがふるえる」という意味からすると、唇が戦慄く、というのは一般的な表現なのだろうか、ということも少し気になる
どうなんでしょうか
0100この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 20:25:08.02ID:R/xUkAZt
恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえる
わななきが、
全身に走るところを、唇という局所に限定して発生させることで
強い恐怖・緊張・寒さなどの表現になっているのだと思います。

かつ、体全体でないということは、唇に押しとどめるという、抑制的意識が
強くでていると考えられます。

ということは、
抑制しつつも唇に出るほどの、恐怖、
あるいは
抑制しないといけない事情を抱えていることになります。
それがトラウマなのかどうかは、書く人の好みでしょう。

こういう事情を考え論理的にトラウマの内容を構築し、しかも魅せて面白い内容にする
というのは
難しいというか、自分の力量では厳しいですが、だからこそ、一読者として期待するものが
あります。
0101この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 20:41:29.90ID:R/xUkAZt
ああ、でも、「など」
だから、「戸惑うほどの淫靡なる快楽」
でも良いんですよね。
夫婦で監禁されてツインベッドに別々に縛り付けられて
絶食させられて薬を打たれて、
水を与えられながら強制スワ○ピング
で、麻薬なのか水の潤いなのか、陵辱の悲哀なのか、屈辱なのか
わからない物がいっしょくたに押し寄せてそけいぶや腰の
奥から昇ってきてそれは渇きになってコップに手が伸びる、
でも、戦慄きになるのかもしれません。
などの範囲は確かに難しいですね。
0102この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 20:51:04.93ID:iFJSG4cq
なるほど
「唇が戦慄く」にはそういった意図がありそうですね

ただ夫婦で監禁されるスチュエーションはまったく穏やかではないので、
今回のワイ杯で扱うとしたら、それこそ難しそうに見えます……工夫次第でいけるんでしょうかね笑
0103相模の国の人垢版2017/10/05(木) 21:08:46.50ID:Ir06qYa3
ワイさん、ワイ杯中に有難うございました!
さすがに、慶安事件の丸橋とお気づきいただき、嬉しいです。将来のネタに取っておきたいと思います。
本城惣右衛門と丸橋の関わり、意外に面白いかと。
0104この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 21:10:32.97ID:Ta8zvPNf
今回のは「穏やか」からの「鷲掴み」で苦しんだ
「鷲掴み」なら水を荒々しくがぶ飲みする背景が欲しいのに「穏やか」が調和しなくなるという罠
0106この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 21:56:21.69ID:R/xUkAZt
>>102
敬虔なクリスチャン夫婦がトラウマのフラッシュバックならいけると思いますよ。

やばい人とトラぶって仮面の謎の男女に拉致監禁されて、暴行後に解放される。
クリスチャンの精神で彼を許したつもりで一年後。
夫婦でふらりとおとずれた飲食店でグラスを見ると、暴行時に使われたグラスと同じものに
水が注がれて出てきた。
夫婦揃ってフラッシュバック。何故あの時のグラスが?
この店がてがかりか? でも今更知ってどうする?
いや、違う。復讐だ。復讐すべきだ。これは神の御意志だ。

 みたいな感じならいけると思いますが、俺の筆力では無理です。
 2000字しばりがきついですね。
0107第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/05(木) 22:07:13.91ID:luz1Ply9
 なんでもこのカフェには不思議なメニューがあるらしい。
 名前は清算水。向き合った二人が同時に飲むことで、その関係がどんなものでも清算されるのだとか。それを友達の恭子から聞いたとき、あきれるほどつまらない名前だなと私は思っていた。
 ……それと一緒に近い将来、陸とそれを飲む日が来るんだろうかと、ぼんやり考えていたことも記憶に新しい。ウエイトレスさんの後ろ姿を見送りながら、私はそんなことを思い出していた。
 陸はとてもいい人だった。
 中学三年生の秋に口下手な陸から告白してくれて、それからずっと付き合っていて、高校も同じで、いつもすごく優しくしてもらったことをよく覚えている。
 そんな彼が変わったのは、二年生の終わり頃からだった。
 乱暴になったとかそんなわけじゃない。ただ私に関心がなくなったのだ。
 話しかけても上の空なことが多くなった。メールをしなくなった。一緒に帰らなくなった。土日に遊ぶことがなくなった。
 学業に集中したいのかなと、真面目に勉強の話を振ってみてもまるで意味なし。目も合わせてくれない。
 一年経ってもそれは変わらず。私は悩んだ末にとうとう彼をここに誘ってしまった。
 彼もお水の話は知っているらしい。
 なのに一言も文句がない時点で、清算なんて必要ないのかもしれないけれど。
 ……もう私たちの関係は、終わっているのかもしれないけれど。
 せめて、終わるなら明確な終わりが欲しかった。
「それじゃあ、飲みましょうか」
 私はそう言ってはみたものの、実は困っていた。ここまでずっと笑顔で平静を装ってきたけれど、ここにきて手と口元の震えが止まらない。これは私が望んだことなのに、どうして震えているのだろうか。あるいは、陸が拒んでくれることを期待でもしていたのだろうか。
 何を馬鹿な。私は一年かけて諦めた。今さらそんな期待なんて――
「奈々」
 私の名前を呼ぶ声。私は顔を上げた。前にこんな優しい声で呼ばれたのはいつだっただろう。
「安心して。大丈夫だから、一緒に飲もう」
 私と違って、とても落ち着いた顔。
 なによ。
 そんなに私と離れたいの。いいわ、いいわよ。おかげ様で、覚悟ができたもんね。
 唇の震えも止まった。勢いに任せてコップの水を流し込むように飲んだ――
「――――ぁ」

 なに、これ。
 走馬灯のように、とでも言えばいいのだろうか。そんな経験したことがないからわからないけれど、見えてくる。
 陸の考えていたこと。陸がやってきたこと。陸が私に向けてくれていた想い。
 なによ……
 私と釣り合うために、いい大学に入ろうと勉強してたって。
 馬鹿じゃない。
 私はそんなこと気にしないのに。
 馬鹿じゃない。
 私、そんなことも気付かずに、一人で落ち込んでいたなんて。
「これ、本当は一緒に飲んだ相手の本心が、少しの間だけ伝わるようになる水なんだって。別れる事が多いからこんな名前になったらしいけど」
 陸は照れくさそうに笑って、それから申し訳なさそうに目を伏せた。どっちの表情も、いつも見ていた陸のものだった。
「僕は口下手だし、自信もないから」
「……うん」
「大学の合格が決まるまで、何も言うことができなくて」
「……うん」
「いざ合格がわかっても、今度はどうやって話を切り出したらいいかわからなくなって」
「……うん」
「だから恭子に頼んだんだ。奈々にこの店のことを教えてくれって。ここなら上手く気持ちを伝えられると思って」
「うん」
 全部わかってる。全部、わかった。
「こんなやり方は本当に情けないんだけど」
「そんなことない」
 私は顔を思いきり、何度も横に振った。
 そこではじめて、涙が止まらないみっともない自分の姿に気付いたけど、陸が気にしていないことがわかったから、私も気にするのをやめた。
 テーブルに置いていた私の手を、陸が握る。中学生のときに見た覚えのある、真剣な顔をしていた。
「もう二度とこんな真似はしない。奈々に、寂しい思いは二度とさせない」
「……うん」
 私、本当に馬鹿だった。一人で悩んで、空回りして、
「だから、この先もずっと一緒にいてほしい」
 陸はこんなにも、私のことを思ってくれていたのに。
 水の効き目はいつの間にか終わっていた。だから、私も陸の手を強く握り返して、しっかりと目を見て答えた。すれ違いなんて、二度と起きませんようにと祈りながら。
「ありがとう。これからも、よろしくお願いします」
 心が見えなくなっても、もう私が陸を想う気持ちは変わらない。それはきっと、陸も同じ。
 壊れそうになっていた私たちの関係は、無事に清算されたのかななんて、私は思った。
0109第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/05(木) 22:23:24.47ID:luz1Ply9
 なんでもこのカフェには不思議なメニューがあるらしい。
 名前は清算水。向き合った二人が同時に飲むことで、その関係がどんなものでも清算されるのだとか。それを友達の恭子から聞いたとき、あきれるほどつまらない名前だなと私は思っていた。
 ……それと一緒に近い将来、陸とそれを飲む日が来るんだろうかと、ぼんやり考えていたことも記憶に新しい。ウエイトレスさんの後ろ姿を見送りながら、私はそんなことを思い出していた。
 陸はとてもいい人だった。
 中学三年生の秋に口下手な陸から告白してくれて、それからずっと付き合っていて、高校も同じで、いつもすごく優しくしてもらったことをよく覚えている。
 そんな彼が変わったのは、二年生の終わり頃からだった。
 乱暴になったとかそんなわけじゃない。ただ私に関心がなくなったのだ。
 話しかけても上の空なことが多くなった。メールをしなくなった。一緒に帰らなくなった。土日に遊ぶことがなくなった。
 学業に集中したいのかなと、真面目に勉強の話を振ってみてもまるで意味なし。目も合わせてくれない。
 一年経ってもそれは変わらず。私は悩んだ末にとうとう彼をここに誘ってしまった。
 彼もお水の話は知っているらしい。
 なのに一言も文句がない時点で、清算なんて必要ないのかもしれないけれど。
 ……もう私たちの関係は、終わっているのかもしれないけれど。
 せめて、終わるなら明確な終わりが欲しかった。
「それじゃあ、飲みましょうか」
 私はそう言ってはみたものの、実は困っていた。ここまでずっと笑顔で平静を装ってきたけれど、ここにきて手と口元の震えが止まらない。これは私が望んだことなのに、どうして震えているのだろうか。あるいは、陸が拒んでくれることを期待でもしていたのだろうか。
 何を馬鹿な。私は一年かけて諦めた。今さらそんな期待なんて――
「奈々」
 私の名前を呼ぶ声。私は顔を上げた。前にこんな優しい声で呼ばれたのはいつだっただろう。
「安心して。大丈夫だから、一緒に飲もう」
 私と違って、とても落ち着いた顔。
 なによ。
 そんなに私と離れたいの。いいわ、いいわよ。おかげ様で、覚悟ができたもんね。
 体の震えも止まった。勢いに任せてコップの水を流し込むように飲んだ――
「――――ぁ」

 なに、これ。
 走馬灯のように、とでも言えばいいのだろうか。そんな経験したことがないからわからないけれど、見えてくる。
 陸の考えていたこと。陸がやってきたこと。陸が私に向けてくれていた想い。
 なによ……
 私と釣り合うために、いい大学に入ろうと勉強してたって。
 馬鹿じゃない。
 私はそんなこと気にしないのに。
 馬鹿じゃない。
 私、そんなことも気付かずに、一人で落ち込んでいたなんて。
「これ、本当は一緒に飲んだ相手の本心が、少しの間だけ伝わるようになる水なんだって。別れる事が多いからこんな名前になったらしいけど」
 陸は照れくさそうに笑って、それから申し訳なさそうに目を伏せた。どっちの表情も、いつも見ていた陸のものだった。
「僕は口下手だし、自信もないから」
「……うん」
「大学の合格が決まるまで、何も言うことができなくて」
「……うん」
「いざ合格がわかっても、今度はどうやって話を切り出したらいいかわからなくなって」
「……うん」
「だから恭子に頼んだんだ。奈々にこの店のことを教えてくれって。ここなら上手く気持ちを伝えられると思って」
「うん」
 全部わかってる。全部、わかった。
「こんなやり方は本当に情けないんだけど」
「そんなことない」
 私は顔を思いきり、何度も横に振った。
 そこではじめて、涙が止まらないみっともない自分の姿に気付いたけど、陸が気にしていないことがわかったから、私も気にするのをやめた。
 テーブルに置いていた私の手を、陸が握る。中学生のときに見た覚えのある、真剣な顔をしていた。
「もう二度とこんな真似はしない。奈々に、寂しい思いは二度とさせない」
「……うん」
 私、本当に馬鹿だった。一人で悩んで、空回りして、
「だから、この先もずっと一緒にいてほしい」
 陸はこんなにも、私のことを思ってくれていたのに。
 水の効き目はいつの間にか終わっていた。だから、私も陸の手を強く握り返して、しっかりと目を見て答えた。すれ違いなんて、二度と起きませんようにと祈りながら。
「ありがとう。これからも、よろしくお願いします」
 心が見えなくなっても、もう私が陸を想う気持ちは変わらない。それはきっと、陸も同じ。
 壊れそうになっていた私たちの関係は、無事に清算されたのかななんて、私は思った。
0111この名無しがすごい!垢版2017/10/05(木) 23:17:47.45ID:R/xUkAZt
>>108
じゃあ、土曜日あたりにでも書いてみますね。
今回は1作品だけ応募って事に決めてるんで、投稿しても
お師匠様にはスルーをお願いする予定です。
後、期待なさらず。俺の得意ジャンルはスタイリッシュなバイオレンスなのです。
エロではないのです。
0112ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 23:37:07.93ID:8FNZ+ZpD
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73
>>76
>>85
>>109

只今、十七作品!(`・ω・´)
0113ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/05(木) 23:44:51.10ID:8FNZ+ZpD
ここでワイの独り言!
お題の拡大解釈は認めている!
お題を完全に無視すると参加作品として認められない!

お題を忠実に守ると加点が満点となる!
話の内容が凡庸であっても加点の力で上位に選ばれることがある!

ギリギリで参加を認められた作品にはほとんど加点がない!
ただし内容が良ければ上位に食い込むことがある!

どちらを選択するにしても作者の腕と発想が問われることに違いはない!(`・ω・´) さて、寝るか!
0115第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/06(金) 00:20:10.01ID:ZC+R7o6K
 それは、一見して品の良さそうな老夫婦だった。
 カランカランというベルの音にウェイトレスが振り向いた時、男性は小振りのステッキを片手に、ドアを抑えて夫人が店に入るのを助けていた。
 だが彼の方も一杯いっぱいらしく、足元がフラついておぼつかない様子だ。それを見たウェイトレスが、入り口の所へ駆け寄って行く。
「いらっしゃいませ。どうぞ、私が抑えていますからお入りください」
「ありがとう、お嬢さん」 老紳士は帽子を取ってウェイトレスに礼を言うと、ステッキを突きながら中に入ってきた。
 
 二人は穏やかな表情で、空いている席に向かい合って腰を下ろす。ウェイトレスは、そのテーブルの上に水とおしぼりを置いた。
「ありがとう、さっきは済まなかったね」
「いいえ。ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」 ウェイトレスはそう言って、にっこりと微笑んだ。
「じゃあ、僕はアメリカンコーヒーを。おまえは?」
「私はお紅茶を頂くわ」
「かしこまりました。では少々お待ちを」
 ウェイトレスは深々とお辞儀をすると、オーダーを伝えるためにカウンターへ戻った。
 なんだか、お似合いの夫婦だな。ウェイトレスは伝票を置きながら、微笑ましい気持ちになった。
「感じのいいお店ね」
「ああ。それにしても、今日は疲れたね」
「いっぱい歩きましたものね」
 老夫婦はそう言いながらコップに手を伸ばした。
 だがその手付きはぎこちなく、一直線に口元に持っていくのは難しいようだった。二人とも何とかコップに口を付けようと頑張っているが、その唇はプルプルと慄いている。
 ウェイトレスがその様子をハラハラしながら見守っていると、二人は意を決したように同時に両手でコップを鷲掴みし、中の水を一気に飲み干した。
「ふう」
 だが、コップの水は半分以上毀れて、二人の服を濡らしていた。 ウェイトレスは慌てておしぼりを手に飛び出した。
「大丈夫ですか?」 彼女が老紳士の服を拭く。
「ああ、これは済まないね。本当に優しいお嬢さんだ」
「いいえ、これくらい何でもありませんよ」 ウェイトレスは続いて婦人の服におしぼりを当てながら、微笑んだ。

「ああ、あの子が生きていたらお嬢さんと同じくらいの歳だったなあ」
「えっ?」
 突然の言葉に、ウェイトレスが戸惑う。
「あなた!」
 婦人が顔色を変えた。
「そういえば、顔つきもあの子にそっくりだ」
「あなた、およしなさい」
 だが老紳士は婦人の言葉に耳を貸さず、懐から一枚の写真を取り出した。
「ほら、ごらんなさい。これが元気だった頃のあの子だよ」
 ウェイトレスは、夫人の顔を窺いながらおずおずとその写真を覗き、そしてそれを目にした瞬間に言葉を失った。
「え……」
 老紳士が取り出したのは、犬の写真だったのだ。
「なーんちゃって」 老紳士が、表情も変えずにウェイトレスに言い放った。
 なーんちゃって? その一言にウェイトレスは心底訳が分からなくなり、瞬間的に脳の活動を停止してしまった。
「あなたっ!」 婦人が声を荒げる。
「ごめんなさいお嬢さん、この人はいつもこうなの。相手も場所も弁えずに、こんな悪戯ばかりしているのよ」
「えっと……、はあ?」 まだ事態がよく呑み込めない。
「またそんなことをして。あなた、覚悟はよろしいのですね」
「え? ……いや、その」 婦人の怒りに満ちた言葉に、老紳士がバツ悪そうに頭を掻く。
「私、言いましたわよね。今度こんなことをしたら離婚しますって」
「えっっ!」
 ウェイトレスが声を上げた。まさかそんな!
「おお、奥様。それはいくらなんでも」 オロオロと、声を震わせながらなんとか場を取り繕うとするウェイトレス。「すまなかった、このお嬢さんがあまりにも可愛らしかったのでつい。許してくれ」
 老紳士も、テーブルに手を付いて頭を下げる。
「そう言ってまた何度でも同じことを繰り返すのでしょう。そのつまらないイタズラで、お嬢さんがどれほど心を痛めたかあなたには分からないのですか? もう我慢なりません、離婚です」
「そんな……」
 ウェイトレスは狼狽え、婦人に涙声で訴えた。
「おお、奥様! お願いします、ご容赦下さい。どうか私に免じて!」

「お嬢さん」
 婦人はウェイトレスの顔を真っ直ぐに見据え、静かな声で、だがはっきりと言い放った。
「なーんちゃって」
0116第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/06(金) 00:24:29.19ID:ZC+R7o6K
 それは、一見して品の良さそうな老夫婦だった。
 カランカランというベルの音にウェイトレスが振り向いた時、男性は小振りのステッキを片手に、ドアを抑えて夫人が店に入るのを助けていた。
 だが彼の方も一杯いっぱいらしく、足元がフラついておぼつかない様子だ。それを見たウェイトレスが、入り口の所へ駆け寄って行く。
「いらっしゃいませ。どうぞ、私が抑えていますからお入りください」
「ありがとう、お嬢さん」 老紳士は帽子を取ってウェイトレスに礼を言うと、ステッキを突きながら中に入ってきた。
 
 二人は穏やかな表情で、空いている席に向かい合って腰を下ろす。ウェイトレスは、そのテーブルの上に水とおしぼりを置いた。
「ありがとう、さっきは済まなかったね」
「いいえ。ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい」 ウェイトレスはそう言って、にっこりと微笑んだ。
「じゃあ、僕はアメリカンコーヒーを。おまえは?」
「私はお紅茶を頂くわ」
「かしこまりました。では少々お待ちを」
 ウェイトレスは深々とお辞儀をすると、オーダーを伝えるためにカウンターへ戻った。
 なんだか、お似合いの夫婦だな。ウェイトレスは伝票を置きながら、微笑ましい気持ちになった。
「感じのいいお店ね」
「ああ。それにしても、今日は疲れたね」
「いっぱい歩きましたものね」
 老夫婦はそう言いながらコップに手を伸ばした。
 だがその手付きはぎこちなく、一直線に口元に持っていくのは難しいようだった。二人とも何とかコップに口を付けようと頑張っているが、その唇はプルプルと慄いている。
 ウェイトレスがその様子をハラハラしながら見守っていると、二人は意を決したように同時に両手でコップを鷲掴みし、中の水を一気に飲み干した。
「ふう」
 だが、コップの水は半分以上毀れて、二人の服を濡らしていた。 ウェイトレスは慌てておしぼりを手に飛び出した。
「大丈夫ですか?」 彼女が老紳士の服を拭く。
「ああ、これは済まないね。本当に優しいお嬢さんだ」
「いいえ、これくらい何でもありませんよ」 ウェイトレスは続いて婦人の服におしぼりを当てながら、微笑んだ。

「ああ、あの子が生きていたらお嬢さんと同じくらいの歳だったなあ」
「えっ?」
 突然の言葉に、ウェイトレスが戸惑う。
「あなた!」
 婦人が顔色を変えた。
「そういえば、顔つきもあの子にそっくりだ」
「あなた、およしなさい」
 だが老紳士は婦人の言葉に耳を貸さず、懐から一枚の写真を取り出した。
「ほら、ごらんなさい。これが元気だった頃のあの子だよ」
 ウェイトレスは、夫人の顔を窺いながらおずおずとその写真を覗き、そしてそれを目にした瞬間に言葉を失った。
「え……」
 老紳士が取り出したのは、犬の写真だったのだ。
「なーんちゃって」 老紳士が、表情も変えずにウェイトレスに言い放った。
 なーんちゃって? その一言にウェイトレスは心底訳が分からなくなり、瞬間的に脳の活動を停止してしまった。
「あなたっ!」 婦人が声を荒げる。
「ごめんなさいお嬢さん、この人はいつもこうなの。相手も場所も弁えずに、こんな悪戯ばかりしているのよ」
「えっと……、はあ?」 まだ事態がよく呑み込めない。
「またそんなことをして。あなた、覚悟はよろしいのですね」
「え? ……いや、その」 婦人の怒りに満ちた言葉に、老紳士がバツ悪そうに頭を掻く。
「私、言いましたわよね。今度こんなことをしたら離婚しますって」
「えっっ!」
 ウェイトレスが声を上げた。まさかそんな!
「おお、奥様。それはいくらなんでも」 オロオロと、声を震わせながらなんとか場を取り繕うとするウェイトレス。
「すまなかった、このお嬢さんがあまりにも可愛らしかったのでつい。許してくれ」 老紳士も、テーブルに手を付いて頭を下げる。
「そう言ってまた何度でも同じことを繰り返すのでしょう。そのつまらないイタズラで、お嬢さんがどれほど心を痛めたかあなたには分からないのですか? もう我慢なりません、離婚です」
「そんな……」
 ウェイトレスは狼狽え、婦人に涙声で訴えた。
「おお、奥様! お願いします、ご容赦下さい。どうか私に免じて!」

「お嬢さん」
 婦人はウェイトレスの顔を真っ直ぐに見据え、静かな声で、だがはっきりと言い放った。
「なーんちゃって」
0118ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/06(金) 05:41:02.43ID:N8Yz+Kre
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73
>>76
>>85
>>109
>>116

只今、十八作品!(`・ω・´)
0119この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 08:00:38.58ID:rq9mMh01
>>111
楽しみです
せっかく投稿するのにワイさんの評価を貰わないのはもったいないと思いますが、
こだわりがあるんですね
0121第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/06(金) 10:51:01.15ID:OOwbi+na
 それは塩の嵐が酷い日だった。女は疲労の限界を迎え男は絶望していた時だった。谷間に佇むこの店を見つけた事は幸運以外のなにものでもなかった。GPS衛星の大半が宇宙のゴミとなり、測位精度はあてにならかったからだ。
 玄関を開けると鳴り響いたカウベルの音に驚いて首をすくめた二人は、音の理由に気付いてすぐに警戒を解いた。キョロキョロとしながら、天井の高い木造の店内を見回すと、人はいないが店内は清潔に保たれ、人の気配が感じられた。二人は窓際の席に
向かい合って座り、ベルを叩いた。ヒュウヒュウと音をたてて窓を叩く風の音以外何も聞こえない静けさに少し不安の色が出た時だった。奥からコツコツと音がして出てきた長い黒髪のウェイトレスに二人は安堵した。顔を見合わせる二人の口元が自然と緩む。
 席まで来たウェイトレスに何があるのか聞こうとした瞬間、不意に出された水の入ったコップに。一瞬絶句して唇を振るわせた二人だが、コップを掴むが早いか一気に飲み干した。喉が渇いていた。しかしその水について、女が質問しようとしたが
男が女の手を握って制した。「いらっしゃいませ、ご注文は」男は注文書きにチラリと目をやってからウェイトレスを見上げた。「オススメはナニデスカ」ウェイトレスは少し視線を斜め上にやると「カレーか、トンカツ定食ですね」
 男はゴクリと唾を飲んで言った。「トンカツテイショクフタツ」「かしこまりました」そう言ってウェイトレスが去るのを見送ると、二人はガバっと手を固く握り合いながら顔を寄せた。「間違いない、ここはジパングだ」
「ええ、レストランに入ればとりあえず水が出る、伝説はは本当だったわ、私達ついにやったのね、これで銃の無い平穏な生活が手に入る!」「ああ、だがジパングのヤマト人は無類のエイリアン嫌いだ、異邦人だと知れればガイジンだと罵られて
追い出されるかもしれん、お前は喋るな」「わかったわ、もう少しの辛抱だもの、内地に紛れ込みさえすれば」二人が沸き立つ気持ちを抑えつつ、これからの事等をひそひそ話しをしているとウェイトレスが戻ってきた。
 再び姿勢を正し、すまし顔で料理が置かれるのを目で追う。ウェイトレスが去り、二人は目の前にある未知の料理に目を見開き、かねてより練習を重ねていた箸を取った。

 ジパングの料理を満喫した二人がコーヒーを飲みながらくつろいでいた。外の嵐も治まり、わずかに青空が覗く。数ヶ月ぶりのまどろみを感じて二人は眠気をもよおしていた。しかしそれはすぐに違和感に変わった。眠い目をこすろうとしても手が動かない。
 口から垂れたよだれを拭く事もできない。その時ウェイトレスの声が聞こえた。「ごめんなさいね」男は目だけで見ると、その先でアサルトライフルを構えたウェイトレスがいる。「私はジパング海軍、雨宮二等海曹、お前達を防衛識別圏侵害……」
 衝撃の展開にその先の話は二人にはよく聞こえなかったが、ドタドタと音がしてエプロン姿の雨宮の左右に兵士4人が展開した。女は思う。ああ、私達の旅はは失敗したのね……。ぼんやりと考えながら女は天井の梁が大きくて、湾曲していることに
感心していた。雨宮が語調を弱めて静かに言った。「こんな事したくない、でもわが国は数千年間平和だったのよ、それをあなたたち入り乱れるガイジンが奪った、挙句の果てに陸続きになった事で人は外を出歩くにも警戒が必要になった」
 雨宮はアサルトライフルを隣の兵士に渡すと、力なく天井を見上げる男の懐に手を突っ込んで銃を抜いた。「ほらね、やっぱり持っていた」「ボクタチアナタにキガイクワエナイ」雨宮は鼻で笑った。「それを確かめる術は無いわ」男は言った
「コノタビニハヒツヨウダッタ」雨宮は銃を目の前で激しく振り声を濡らして叫ぶ。「しらねーよ! この国を殺意で汚すんじゃねぇ!」安全装置が落とされスライドを引く音が響く。再び風が強くなって窓を押している。女はひたすら梁を見つめていた。
 ヤマト人の家の梁が歪んでいるなんて思っても見なかった。でも美しい。そう考えていた。男がままならない口調で訴える。「オンナノコダケタスケテ」「むしのいい事を言うんじゃない! やられる前にやれ、それはあんたらが持ち込んだ作法なんだよ!」
 男は沈黙した。うつろな目の女と悲壮な目の雨宮が同時に大粒の涙を流した。その刹那、数発の乾いた銃声が響いた。血が飛び散りガラスが割れて一気に風と塩が吹き込んだ。雨宮の長い髪がなびく。しばしの静寂の後、また防衛識別圏に接近する者がいる
アラートが響く。女は目を動かして雨宮を見た。雨宮は静かに言った。「ここを片付けて女を奥に連れていけ」
 雨宮と女がまた同時に涙をぽろりとこぼした。雨宮はスカートをたくしあげ、腿のナイフを抜いて、柱に3つ目のキズをつけた。
0122ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/06(金) 11:29:27.09ID:N8Yz+Kre
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>69
>>73
>>76
>>85
>>109
>>116
>>121

只今、十九作品!(`・ω・´)
0123この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 12:41:47.39ID:Q2qu8OGE
 俺は今日のためにとっておきの一張羅を身に纏ってきた。最高に粋な白いスーツにド派手な赤いシャツ。ネクタイは締めない。第一、第二ボタンと大胆に開ける。中々様になっていると、自画自賛したくなる装いだ。
 翻ってどうだ? 俺の横を歩く女は。今日という特別な日に常と変わらぬ服装をしている。お前は役人か何かかと問い質したくなるような、一部の隙もないお堅いスーツ姿だ。遊び心の欠片もない。この女の名をビアンカという。腐れ縁だ。もう見飽きた顔だ。
 隣り合って歩く俺らは、傍目にはどのように映るのか? 凸凹カップル? いや流石にカップルには見えないか? どうだろう。まだ二十になる前に一度、何かの間違いで付き合ったことがあるから、もしかしたらカップルだと思う者もいるかもしれない。
 俺たちは無言のまま、裏路地にひっそりと構えるカフェの前で足を止める。古めかしい玄関扉には既に閉店したことを表す看板が出ていたが、戸惑うことなく押し開ける。
 カフェの中にいた男たちの視線が一斉に俺たちに注がれる。どう見ても堅気じゃねえ面をした奴ら。どいつもこいつも悲壮な顔をしてやがる。これから行われる儀式のせいだろう。
 ふん。内心鼻を鳴らすと、俺は連中と違い穏やかな表情を浮かべて見せた。情けないとこは見せたくない。これが最後かもしれないなら尚のこと。ちらりとビアンカの顔を見る。流石だ。こちらも穏やかに微笑んでやがる。
 俺とビアンカは向かい合って中央のテーブル席に腰掛ける。ほどなくウェイトレスが現れた。
「アドリアーノさん、ビアンカさん。何かお持ちする飲み物にご要望は? 出来る限りご要望に応えさせてもらいます」
 その声音には悲壮さと、確かな敬意が込められていた。
「ご要望と言ってもなあ……。儀式の都合上、同じものを頼まなくちゃならんだろ。おい、ビアンカ、何か希望はあるか?」
「別に……。水でも何でもいいわ」
「だとよ。水で頼むわ」
「はい……」
 ウェイトレスは一旦離れると、ほどなくして水の入ったコップを二つ運んできた。トン、トンと、二つを丸テーブルの中央に並べて置く。俺はそれを睨み付けた。……このどちらかに毒が入っているのか。

 先日、俺たちの組織はとんでもない失態を演じてしまった。失態を演じるといえば、往々にして下っ端の人間がやらかすことが多かったが。今回は違った。今回は上の、そうトップの……。
 だが、イタリア最後のドンと呼ばれるエンリコの名に泥を塗るわけにはいかない。エンリコに責任を求めるわけにはいかないのだ。ならば、誰かが代わりに責任を負わなくてはならない。
 事が事だ。下っ端の一構成員が取れるような責任じゃねえ。ならば幹部だ。しかし、古参の大幹部というわけにもいかない。だから白羽の矢が立ったのは、最近幹部と呼ばれる立場になった俺とビアンカだった。
 儀式のルールは簡単だ。二つの内どちらか片方が毒杯だ。同時に飲み下し、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬ。それだけのこと。
「勿体付けても仕方ねえ。とっとと終わらせようぜ」
 そう言って片方のコップを取ろうとした。その時であった。
「待って!」
 鋭い制止の声。対面のビアンカだ。
「勝手に選ばないで頂戴。私にも選ぶ権利があるでしょう。私もそのコップを選びたかったの」
 ……ビアンカは女だてらにマフィアの幹部になった程だ。肝は据わっている。そこらの女みたいに未練がましいことを言ったりしない。そんな女がこんなことを言ってくるということは……。
「……いいぜ、譲ってやる」
 俺はコップをビアンカに差し出した。……昔からビアンカは目端の利く女だった。恐らく、ウェイトレスの仕草か何か、俺の気付けなかった兆候を掴み、どちらが毒杯かを看破したのだ。
 その成果を横取りする真似はいただけねえ。それにクレバーなビアンカが生き残った方が、度量以外に見るべきとこのない俺が生き残るより、よっぽど組織のためになるってもんだ。
 俺たちは同時にコップを鷲掴む。これで死ぬ。そう思えば、流石に恐れから唇を震わしてしまった。情けねえ、だが唇だけだ。大目に見てくれ。ビアンカの顔を見る。奴も唇を震わしていた。はっ、俺の死に、そんな顔を見せてくれるのか。悪くねえ。
 ビアンカと同時に一息にコップの中身を飲み干した。俺は背もたれに身を預け両目を閉じる。悪くない。悪くない人生だった。…………おかしい、いつまでも終わりがやってこない。
 俺は両目を開ける。信じられない光景を俺の瞳は映した。ビアンカが、ビアンカが、テーブルに突っ伏している。ぴくりとも動かない。
「ビアンカ、何故……」

 その女幹部の覚悟と献身に、カフェにいる男たちは皆静かに涙を流したのだった。
0124第四十三回ワイスレ杯垢版2017/10/06(金) 12:48:40.73ID:Q2qu8OGE
 俺は今日のためにとっておきの一張羅を身に纏ってきた。最高に粋な白いスーツにド派手な赤いシャツ。ネクタイは締めない。第一、第二ボタンと大胆に開ける。中々様になっていると、自画自賛したくなる装いだ。
 翻ってどうだ? 俺の横を歩く女は。今日という特別な日に常と変わらぬ服装をしている。お前は役人か何かかと問い質したくなるような、一部の隙もないお堅いスーツ姿だ。遊び心の欠片もない。この女の名をビアンカという。腐れ縁だ。もう見飽きた顔だ。
 隣り合って歩く俺らは、傍目にはどのように映るのか? 凸凹カップル? いや流石にカップルには見えないか? どうだろう。まだ二十になる前に一度、何かの間違いで付き合ったことがあるから、もしかしたらカップルだと思う者もいるかもしれない。
 俺たちは無言のまま、裏路地にひっそりと構えるカフェの前で足を止める。古めかしい玄関扉には既に閉店したことを表す看板が出ていたが、戸惑うことなく押し開ける。
 カフェの中にいた男たちの視線が一斉に俺たちに注がれる。どう見ても堅気じゃねえ面をした奴ら。どいつもこいつも悲壮な顔をしてやがる。これから行われる儀式のせいだろう。
 ふん。内心鼻を鳴らすと、俺は連中と違い穏やかな表情を浮かべて見せた。情けないとこは見せたくない。これが最後かもしれないなら尚のこと。ちらりとビアンカの顔を見る。流石だ。こちらも穏やかに微笑んでやがる。
 俺とビアンカは向かい合って中央のテーブル席に腰掛ける。ほどなくウェイトレスが現れた。
「アドリアーノさん、ビアンカさん。何かお持ちする飲み物にご要望は? 出来る限りご要望に応えさせてもらいます」
 その声音には悲壮さと、確かな敬意が込められていた。
「ご要望と言ってもなあ……。儀式の都合上、同じものを頼まなくちゃならんだろ。おい、ビアンカ、何か希望はあるか?」
「別に……。水でも何でもいいわ」
「だとよ。水で頼むわ」
「はい……」
 ウェイトレスは一旦離れると、ほどなくして水の入ったコップを二つ運んできた。トン、トンと、二つを丸テーブルの中央に並べて置く。俺はそれを睨み付けた。……このどちらかに毒が入っているのか。

 先日、俺たちの組織はとんでもない失態を演じてしまった。失態を演じるといえば、往々にして下っ端の人間がやらかすことが多かったが。今回は違った。今回は上の、そうトップの……。
 だが、イタリア最後のドンと呼ばれるエンリコの名に泥を塗るわけにはいかない。エンリコに責任を求めるわけにはいかないのだ。ならば、誰かが代わりに責任を負わなくてはならない。
 事が事だ。下っ端の一構成員が取れるような責任じゃねえ。ならば幹部だ。しかし、古参の大幹部というわけにもいかない。だから白羽の矢が立ったのは、最近幹部と呼ばれる立場になった俺とビアンカだった。
 儀式のルールは簡単だ。二つの内どちらか片方が毒杯だ。同時に飲み下し、どちらかが生き残り、どちらかが死ぬ。それだけのこと。
「勿体付けても仕方ねえ。とっとと終わらせようぜ」
 そう言って片方のコップを取ろうとした。その時であった。
「待って!」
 鋭い制止の声。対面のビアンカだ。
「勝手に選ばないで頂戴。私にも選ぶ権利があるでしょう。私もそのコップを選びたかったの」
 ……ビアンカは女だてらにマフィアの幹部になった程だ。肝は据わっている。そこらの女みたいに未練がましいことを言ったりしない。そんな女がこんなことを言ってくるということは……。
「……いいぜ、譲ってやる」
 俺はコップをビアンカに差し出した。……昔からビアンカは目端の利く女だった。恐らく、ウェイトレスの仕草か何か、俺の気付けなかった兆候を掴み、どちらが毒杯かを看破したのだ。
 その成果を横取りする真似はいただけねえ。それにクレバーなビアンカが生き残った方が、度量以外に見るべきとこのない俺が生き残るより、よっぽど組織のためになるってもんだ。
 俺たちは同時にコップを鷲掴む。これで死ぬ。そう思えば、流石に恐れから唇を震わしてしまった。情けねえ、だが唇だけだ。大目に見てくれ。ビアンカの顔を見る。奴も唇を震わしていた。はっ、俺の死に、そんな顔を見せてくれるのか。悪くねえ。
 ビアンカと同時に一息にコップの中身を飲み干した。俺は背もたれに身を預け両目を閉じる。悪くない。悪くない人生だった。…………おかしい、いつまでも終わりがやってこない。
 俺は両目を開ける。信じられない光景を俺の瞳は映した。ビアンカが、ビアンカが、テーブルに突っ伏している。ぴくりとも動かない。
「ビアンカ、何故……」

 その女幹部の覚悟と献身に、カフェにいる男たちは皆静かに涙を流したのだった。
0125この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 12:52:15.95ID:Q2qu8OGE
第四十三回ワイスレ杯を入れ忘れました。
貼り直した方でお願いします。
0127ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/06(金) 13:17:56.87ID:N8Yz+Kre
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124

只今、二十作品!(`・ω・´)
0129ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/06(金) 14:19:55.32ID:N8Yz+Kre
数より質!(`・ω・´)
0132この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 14:33:50.48ID:t8Fw2VQw
>>130
そんなことをしたら、このスレには僕と君とワイさんの三人しかいないことがわかってしまうじゃないか
0133この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 16:10:17.79ID:37Zw43rc
>数より質!

そうはいってもカズオ・イシグロだって『日の名残り』しか書いてなかったら
ノーベル賞は獲れなかっただろうしw
0134この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 16:13:30.39ID:Q2qu8OGE
つまりワイスレ杯に書き込んでるのは実質二人なわけか
君ら、ずいぶんと引出多いな
0135参加作品ではありません。垢版2017/10/06(金) 17:48:06.57ID:57tct6YW
カラン、と音がしてドアが開いた。一瞬光が斜めに店の床を分断した。外気が差し込む。夏特有の乾いた空気が流入し、店内の温度が上昇した。
 男女が一組入ってきて、女性が所在なさげに暗闇の店内を見渡した。四隅には蝋燭。中央には粗末なテーブル。
 僕と視線が視線が合う。
「いらっしゃいませ。シン・アル・フー様、リン・アル・フー様ご夫妻でいらっしゃいますね」
 僕は小皿を胸元の前で持ちながら、足早に彼らの前に歩き、恭しく一礼をした。
 小皿の上には蝋燭があり、その頂きで小さな橙が揺らめいている。

 男性、シン・フーはこの蝋燭に興味を示している。僕を見ずに、蝋燭に注視している。
「蜜蝋ではないのですね」
「違いますね」
 僕が、にっ、と笑って答えると、彼は黙った。
 余程この蝋燭に興味があるらしい。または、興味を示したら向こうが勝手に説明をする、そんな待遇に慣れているから、訊くという行為に不慣れなのか、おそらくは後者だろう。
 そして、僕はそういう人種ではない。 
「こちらへ」と言って踵を返す。
 シン・フーに媚びを売る必要は無いし、媚びに拘る人間は必要ない。
 夫婦は僕に誘導されて、店の中央席に席に向き合う形で腰を下ろした。
 2人とも穏やかな表情だ。僕の挑発にも乗ってこない。これは見込みがある。僕は自然とほぞを噛んだ。
 奥に控えていたウエイトレスに合図をする。
 彼女は緊張した足取りで、水の入ったコップを運んだ。僕はひやひやする。ここで転ばれたら大惨事だ。
 直後にシン・フーと、リン・フー様の様子に微細な変化が表れる。コップに食い入るように目が釘付けだ。唇が戦慄く。
 テーブル中央の蝋燭の灯りに照らされて、コップのガラス、ガラスに満ちる水、その表面付近には、粒の小さな氷が浮いている。僕は笑いをこらえるように、
「どうぞ。毒は入れておりません。お飲みください」と言う。
 2人は決意したらしい。ほぼ同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして一気に飲み干した。
 そして喉と胸元を抑える。それはそうだ。氷まで飲んでしまうなんて。僕は笑いをこらえるのに苦心する。
 彼らは揃って僕を見上げた。呆然としている。人は信じられない現象に直面すると、こういう顔をするのだ。
 この世界に転生した時の僕も、こういう顔をしていたな。シン・フーが口を開いた。
「信じられません。あなた達は、氷魔法を開発したのですか?」「いいえ」
 僕はゆっくりと首を横に振る。彼は視線をコップに戻す。
「この器の加工技術も、常軌を逸している。金剛石よりも透明で、しかも軽く、固い」
「『ガラス』というのです。ちなみに夏に氷を作る技術は、気化冷却と言います。魔法ではありません。僕がいた世界の技術です」
 シン・フーの瞼だ大きく見開かれ、瞳の存在が増した。
「やはり、貴方が『狂皇子カ・ラス』なのですね」
「はい。異世界から転生してきたと狂った事をのたまい過ぎて、選帝候補から外された、帝国第2皇子で現在はこのちっぽけな領地で腐っているカ・ラスです」
「自虐がお過ぎです。皇子。この技術を見れば、貴方の言葉が真実であることは瞭然です」僕は頷いた。
「はい。僕もそう思います。腐るにはこの世界は幼過ぎる。だから変えようと思うのです。僕には知識はあります。ただ資金がない。
だからとりあえずこの器を売りたいのですが、販路もありません。大陸中の王侯が飛びつくことは間違いないんですがね」
「……器で成した資金で、反乱を起こされるのですか?」
「改新です。少なくない血も流れるでしょうが、中々楽しい世の中にはなるでしょう」
「わたし達の安全は保障されますか?」コップに映る僕の虹彩に軽蔑が宿った。が、とりあえず、口の端を上げる。
「いいえ。ですが保障は出来ます。途方もない栄華、あるいは速やかな破滅。このどちらかが必ず貴方を訪れるでしょう」
 シン・フーは首を横に振ろうとした。その腕を、リン・フーが掴んだ。必死に夫を見つめる。夫はため息をつき、僕を見上げた。
「良いでしょう。フー商会はカ・ラス皇子に協力いたします。ただし、この器の利益分配は5対5を希望したい」
「駄目です。僕が7で貴方が3」「無理です。リスクを取る意味が薄れます」「6対4。これを貴方が拒否したら、僕は貴方を滅ぼすでしょう」「……承服いたしました」
 シン・フーが立ち上がり身を屈めたので、僕は口の端を上げた。よし、これでやっと戦争ができる。異世界生活第2章、楽しい戦争篇の始まりだ。
 僕は口笛を吹きたくなったが、皇子の威厳に関わるので、我慢をした。
0136この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 17:54:06.95ID:pLKzewIN
 追記。
 プラトンの「パルメニデス」を読み終わった。最初は読み終えたら部分的に書きかえようとしていたが、
読み終わったところ、とても部分的な修正では間に合わないので、追記の形をとることにした。
 超スピードとか瞬間移動とかじゃない、もっと恐ろしいものの片燐を味わったぜ。
 「美のイデア」とか「善のイデア」とか書いてあるのは「パルメニデス」であって、
「饗宴」や「国家」ではない。「洞窟の比喩」とかこれに書かれていることに比べればどうでもいい。
これはイデアを知るには必読である。カントも、田辺元も、ドゥルーズの「差異と反復」もこれを参考に書かれているのである。
これは、プラトンがパルメニデスの教えを暗記している人に伝え聞いたものを書き写したものである。
パルメニデスは天才だ。カントですら、パルメニデスの物まねにすぎない。
イデアという考えはパルメニデスによって考えだされたものだ。
西洋哲学はプラトンの注釈にすぎないのは本当だった。カントですら、プラトンへの注釈だった。
それは「パルメニデス」を読まなければわからないだろう。天才だ。これは天才の書だ。
 何をいっているかというと、極めて難解だが、こんな感じである。
 部分は全体ではありえず、全体は部分でありえない。多は一ではありえず、一は多ではありえない。
我々の現実は多様であり、つまり多である。
ということは、多である我々の現実は一ではありえず、この世界は一である。
よって、多である我々の現実はこの世界には存在しない。
 ぜひ日本の出版界にはプラトンの「パルメニデス」を文庫で安価に手に入れられるようにしてほしい。
0137参加作品ではありません。垢版2017/10/06(金) 18:14:15.00ID:57tct6YW
 客が中々来ない喫茶店に勤める知人から、先週電話があった。戦闘で負傷したので代理で店番をして欲しいというのだ。
 私はふざけるなと言いたかった。知人の組織は私を勧誘したがる。しかし私はフリーでいたいし、それが、亡き友への弔いであるのだ。
 組織の絡めてかもと思い、電話を切りたかったが、ふと思う。彼女の店の珈琲は泥水と墨汁をミックスしたような味がするが、アップルパイは美味しい。
 つまり、店番ついでにアップルパイの食べ放題、という条件なら、受けるのもやぶさかではない。
 この事を伝えると快い了承を受けた。ちょっと上機嫌になった私は、思わず訊いてしまった。
「また面倒な客がくるから、とかじゃないの?」
 そんなことあるわけないじゃない、という答えを期待していたのだが、微妙なトーンの声が帰ってきた。
「あ、うん。そうなんだけどね。うちの組織の占い師いるでしょ」
「ああ、マツコテラワロスみたいな顔したう人ね」
「ちょっと気になる事いうのね」「ふむ」
「聴きたい?」「一応」
「えっとね、今月人類が分岐点迎えるんだって。世田谷区で」「はあ」
「滅ぶか進化するかこのままか分からないけれど、とにかく歴史的な特異点的事象が世田谷区で発生するみたいなの」「へえ」
「店番お願いする喫茶店って、世田谷区じゃない? だから、もしかしたら、分岐、うちの喫茶店で起こるんじゃないかって怖いの」「ほお」
 今一良く分からない説明だったが、人類史的な事象が起こるのは分かった。マツコテラワロスは、あんな名前でも中々的を得た占いをする。念の為、準備しておこう。
 そんな訳で、私は店番に赴き、黒のワンピにフリルの付いた白エプロン、白フリルのエプロンドレスにカチューシャという、
メイド服に身を包みつつ、蛍石を磨いて作った小皿にのせたアップルパイを頬張りながら、ガラガラの喫茶店で番をしていると、カラン、と音がして扉が開いた。
 小さなカップルが顔を覗かせた。年齢は10歳前後か。外国人。男の子はホイップクリームを角立てたような金のくせっ毛。
 女の子は名作児童文学的な、赤毛のおさげ。顔は揃ってキュウピイに酷似している。
 にこやかな微笑も、キュウピイにそっくりだ。
 私は口角を上げ、「いらっしゃいませ」と言って、お2人を窓側の空いている席にご案内した。
 どちらも穏やかな表情で、席に向き合う形で腰を下ろす。
 彼らは小さなテーブル越しに見つめ合い、沈黙しているように見える。が、私には分かる。
 子供たちは超音波で会話しているのだ。
 なんせ私は耳がいいので、可聴域を超えた音声を拾う事ができる。
 女の子は、『久しぶりだね』と微動だにせず言い、男の子は『500周期か。確かに久しぶりだが、速いね』とやはり彫刻然として答える。
 わたしは彼らの宇宙言語に聞き耳を立てながら、水の入ったコップを運んだ。
 直後に2人の様子に微細な変化が表れる。動かなかった唇が戦慄く。
 ほぼ同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして一気に飲み干した。
 男の子の方が、信じられない、という顔をする。
『これは、……凄いね。純度70%以上の水だ』
 女の子はにっこりした。
『でしょう。宇宙には出てみるものよ。私たちケイ素生物にとってのスーパー快楽物質、水がこの惑星には溢れているの』
『救難信号を受信できて良かった。で、どうするんだい? 
こんなに素晴らしい星だ。炭素生命体ばかりだし、70億もいるから、面倒だけど除去自体は単純作業だろう。何なら手伝うよ』『あ、嬉し……』
 私はガスマスクをつけて、コンロにくべたフライパンに蛍石と硫酸を入れて、火をかけた。
 フッ化水素の発生。ケイ素はフッ化水素で『溶ける』のだ。

 2人の子供は同時に大きく口を開いた。超音波の絶叫。
 コップ、窓、アップルパイを収めたケース、あらゆる物が粉々に砕け散る。
 それはまだいい。防いだ。
 2人が巨大ウニに化けた。つまり瞬時に黒く溶解し、栗のようになって、空間に無数の棘を発射したのだ。私はガスマスクの奥で雄たけびをあげた。
「るあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
 コンマ一秒以下で5m伸びる棘よりも速く拳を振るう。
 木人相手の修行を思い出した。防護レンズ前に伸びてくる無数の棘を、高速で叩き折りまくる。
 1秒後巨大ウニは沈黙した。先月遭遇した宇宙人からケイ素生物が怪しい動きをしているの情報を仕入れておいて良かった。
 店はめちゃくちゃになったが人類の危機はさった。ので、この物凄い店内と、ケイ素ウニの残骸、これを知人に見せても、怒られないだろう。……多分。
0138この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 18:25:34.35ID:57tct6YW
>>135
>>137
凡庸&低質であることを開き直ればいくつでも書けますが、
枯れ木だけで山を埋めても無意味な気がしますし、
何より今回は1作品だけエントリーって決めているので、参加作品ではありません。
お師匠さまはスルー願います。
0139この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 19:13:08.92ID:pLKzewIN
 おそらく、プラトンの「パルメニデス」が霊魂、天国、神の国の存在証明である。
0140相模の国の人垢版2017/10/06(金) 19:13:57.66ID:C+sr/6rR
一人称と三人称ってどっちが難しいだろうか!?
0141この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 20:17:02.88ID:fRFhRNML
ジャンルによるとしか……

基本的には三人称の方が書きやすい!なんて考えてる人が多いと思う
その三人称はなんちゃって三人称だと果たして気がついているかが疑問だが
0142この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 20:46:43.03ID:ndtsBVsl
俺は圧倒的に一人称が書きやすい
ただ、主人公の関知しない事象が起きている事を表現するのに少し工夫がいる
0143この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 21:18:55.69ID:7K/Ug4r3
ずっと一人称で書いてきたから、一人称の方が得意、簡単
というか、三人称が書けない
0144相模の国の人垢版2017/10/06(金) 21:20:31.32ID:C+sr/6rR
最近、一人称で書いているせいか、三人称が書きにくかったりする……。
0145相模の国の人垢版2017/10/06(金) 21:22:14.91ID:C+sr/6rR
最近、twitterでやり取りしている、歴史作家さんによれば、歴史を書くなら三人称が常道だと言ってた。
0146この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 21:26:15.39ID:57tct6YW
三人称は視点の設定が難しいので、書くときはいつも血反吐なのでできるだけ避けています。
が、1人語りが難しい状況(主人公が幼児、獣、昆虫、ロボット、女子高校生)で物語を
構築するのなら、三人称は便利だと思います。
0147この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 21:50:48.04ID:NOEDSAsq
幼児はともかく、女子高生は普通に書けない?
ギャルならともかく、聡明な女の子設定なら大人じみた思考してもおかしくない年齢だし
0148この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 22:08:57.79ID:ndtsBVsl
思春期の主人公は独自の世界観を持ってる設定がしやすいから
一人称の腕の見せ所
0149この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 22:13:32.90ID:57tct6YW
文語口調の女子高生1人語りならいけるけれど、
語彙の代わりにラインスタンプが言語中枢にインプットされて思考がバグっているような
女子高生の一人称は厳しいです。
あと、脳筋とか、キャラに合わせた認識にあわせて、情景描写をするのがとても難しいですね。
でもキャラクターとしては動かしやすいので一長一短です。
0150この名無しがすごい!垢版2017/10/06(金) 22:49:39.31ID:pLKzewIN
これがひとつなぎの大秘宝だ。

全員、覚醒して世界を覆いつくした能力者。

ワノ国で漫画を描いている尾田のカキカキの実。
 →ただのチョイ役。
ラフテルにいるジョイボーイのトキトキの実。
 →仲間になって世界政府と戦争。
天竜人の総大将ハムレット聖のイデイデの実。(イデア)
 →触れればなんてことない。
マリ―ジョアにある天竜人の秘宝テキテキの実。(その星すべての悪意)
 →次のルフィの覚醒で倒す。
覚醒して世界を覆いつくしたルフィのゴムゴムの実。(消しゴム)
 →すべての存在を消したルフィが気絶して世界復活。
ずっと能力者を嫌っていた八百年前の男のウミウミの実。
 →悪意がなくなったので戦う。
夢を見ていたロジャーのユメユメの実。
 →夢落ちで終わり。

最終章で四皇より強いやつが七人でるからよ。
0151第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/06(金) 23:12:28.88ID:QIomY9FY
 食事を終えた僕らは窓に広がる夜景を見ていた。評判通りの絶景にクリスマスの電飾も加わり
夜空の星々を町いっぱいに敷き詰めた様に輝いている。さながら夢の世界だ。
 しかし僕の心中は穏やかでない。原因は右手に忍ばせた婚約指輪だ。僕は彼女にコレを渡すために綿密な計画を立てて
この日を迎えた。その甲斐あって紳士的に彼女をこのレストランにエスコートすることに成功し、めくるめく時間を堪能できた。
後は食後の水を飲んだ後で眼前の彼女に指輪を差し出し「結婚して下さい」と言うだけである。僕ははやる気持ちを抑えて
その時を待った。
 ついにウエイトレスによりお水が運ばれた。僕はそれを鷲掴みにし緊張で震える唇にお構いなしに流し込んだ。
そして指輪を渡そうと手を動かした。
「えっ?」
 しかし出鼻をくじかれた。なんと彼女も一気飲みをしていたのである。麗しの女性が高級レストランにて人目も憚る事なく
一気飲みという非現実的な光景に僕はあっけに取られて見入ってしまった。そんな僕の視線に気付いて
「ごめんなさい。慣れない場所だからかな、なんか緊張しちゃって」
と言って彼女は恥ずかしそうにした。
 これまでの言動を見るにどうやら彼女もプロポーズを待っている節がある。緊張はその為でもあるに違いない。
ならば彼女の為にも頑張らねばと、僕は次なる突破口を探しだした。
「実を言うと僕もです。もう少し気楽な所が良かったかな」
「いいえ、料理も景色も最高です。でもどうして私をこのような場所へ誘ってくれたのですか?」
 チャンスであった。ここで「それはコレを渡すためです」と言葉を繋いで指輪を見せれば
とてもスムーズにプロポーズ出来るでないか。彼女もそう考えてアシストをくれたに違いない。
今こそ勇気を出してプロポーズをし、輝かしい未来の一歩を踏み出すのだ。さあ、いざ!
 と意気込んだものの、僕はプロポーズできなかった。万一断られた時の不安感に僕の勇気はあえなく負けた。
代わりに口をついて出たのは「一人で来る勇気が無かったから」という何気ない発言だった。しかしコレがまずかった。
「では誰でも良かったのですか?」
彼女の顔がにわかに曇った。これはいかんと僕は思い、何とか機嫌を戻そうとした。
「そんな事ありません。何分場所が場所ですから、あなたのようにきれいな女性でなくてはなりません」
「きれいな女性なら今も周りにいっぱいいるじゃないですか」
「しかしクリスマスの夜に私の為に予定を空けてくれる優しい人はあなた以外におりませんよ」
「どうしてそう言い切れるんです? まさか他の女性にも声をかけたのではないでしょうね?」
「そんなわけないですよ、私が誘ったのはあなただけです。だって他の女性ではこんなに楽しくお食事出来ませんから」
「他の女性と食事に行った事があるってことですか!?」
 彼女がテーブルに手をつき声を荒げた。突然の剣幕に僕は口をつぐんだ。
何事かと周囲の視線が僕らに集まり彼女は「ごめんなさい」とつぶやき席に着いた。その後僕は何とか誤解を解く事が出来たが
既にプロポーズする雰囲気でなく指輪をズボンのポケットにしまい込んでレストランを後にした。

 僕らは肩を並べて帰路についた。会話はほとんど続かない。電飾が涙のせいでいっそう輝いて見えていた。
 あの時勇気を出せなかった事を思うと慚愧に堪えない。しかしいつまでも落ち込んではいられない。
指輪を渡すのはまた次の機会にするとして今日はせめて笑って送ろう。
僕はそう思ってポケットからハンカチを取り出し涙をぬぐおうとした。
 カツンと何かが落ちる音がした。しまったと僕が思った時には遅かった、彼女がそれを拾い上げた。
「これは……」
 最悪である。次の機会を待つまでもなく、指輪は彼女に渡ってしまった。
この時の僕の心境たるや筆舌に尽くし難い。しかしもうやぶれかぶれだと、僕は思ったのままの言葉を吐いた。
「もらっていただけますか?」
 もちろん指輪の事である。彼女はポカンとしていた。きっと変なプロポーズだと思ったのだろう。僕も思った。
しかし今度は臆病風に負けぬよう気を強く持って彼女を見つめ、返事を待った。
「ふふふっ」
 やおら彼女が笑い出した。そして「それは私のセリフですよ」と口にした。そうして僕は一世一代の大勝負にようやくケリをつけたのだった。

 僕らは手をつないで歩きだした。街路は相も変わらず光り輝いている。
僕らの未来もこのようであればいいのだが時には再び衝突する事もあるだろう。
しかしそれでも末永く共に歩み続けることが出来たのならば、金婚式にはきっと本日のリベンジをしよう、僕はそう心に誓ったのであった。
0153ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/06(金) 23:42:27.15ID:N8Yz+Kre
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124
>>151
只今、二十一作品!(`=ω=´)
0155この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 02:21:09.03ID:XV5r7z/q
>>119
 その日の朝、私と妻は久しぶりの遠出をした。出発の前に、無事を主に祈る。私たちは敬虔なる教徒だからだ。車両は南西の海沿いを走った。
 正午を過ぎ、国道沿いに、喫茶店を発見。昼食のために入店した。
 暗い。店員がこちらを向き、私たちは空いている席に案内された。向き合う形で腰を下ろす。
 程なくして、ウェイトレスが、水の入ったコップを運んできた。
 ……何という事だ。これが神の御意思だというのか?
 妻をそれとなく見る。コップを注視している。その表情は変化している。微細だが、決定的な変化だ。私の喉も痙攣のような動揺を見せる。
 落ち着こうとすると、唇が自然に戦慄く。もう、耐えられない。私と妻は、ほぼ同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして、一気に飲み干した。

 一年前の話だ。知人の女の子が自殺をした。原因と思われた男とトラブルになったからだろうか。
。私と妻は自宅を襲われ、拉致された。
 気がつくと、私は天井の低い小屋にいた。全裸の状態で、ベッドに四肢を縛り付けられている。
「貴方……」かすれた声は妻の物だ。声の方を見ると、隣のベッドに妻も全裸で拘束されていた。私は恥じと怒りを妻を拘束した者に覚え、暴れ、叫んだ。
 妻はそんな私を見て涙を流した。しかし空間は沈黙していた。窓は無い。スポットライトが天井から、無機質に私たちを照らしている。
 暴れた後に叫んだ私が次に取った行動は、妻を励ますことだった。大丈夫だ。私がついている。必ず主が助けて下さる。
 2間、私はこの言葉をひたすら繰り返した。この二日の間に、私は小便を2回、大便を1回ベッドに垂れ流した。妻は小便を三回である。
 この後の臭気は惨憺たるものであり、私は涙と共に妻に謝り続けたが、やがて口数も少なくなった。飢餓である。口が渇き、胃が溶けるような空腹を覚える。
 二日目の後半、私と妻は朦朧とした。私はひたすら妻の裸体と容貌を、愛でるように眺めていた。それは純化された愛情であった。

 仮面の男女が大きな音をたてて入室してきた。女の方がわたしの腕の傍らにきて、浮き出た静脈を押さえて、薬剤を打った。
 一瞬の痛みの後に、心臓がはねる。全能の神を、全てがたたえ歓喜している。私の陰茎は硬直。クリアな感覚と明晰なる真理。
 女が私の上にコップを掲げた。奇妙な形の花柄の絵が底に刷り込まれたコップだ。私の口腔に水が落下する。潤う。舌が体が歓喜し血管に満ちた。
 女が胸をはだけ、私の角膜の毛細血管は充血する。たわわに実った乳の先が上を向いているのが、その下の腰のくびれ、悪魔のように繁った陰の毛が、照明に煌いたからだ。
 その腰は私をまたぎ、ゆっくりと沈む。
「やめ……ろ」「やめ……て」
 妻の声と私のそれは同時だった。
 妻の両膝の裏に、仮面の男が両腕を挟みこんでいる。彼女の踵は肩の上まで引き上げられ、上を向かされ大きく開かれた秘部に、男の先はゆっくりとめり込んでいく。
 わたしは絶叫した。瞬間、腰の先が仮面の女の膣に含まれた。快楽。屈辱。悲哀。快楽の中で、私はずっと妻を見ていた。
 彼女の瞼は固くつぶられ、口は大きく歪み、硬直したようにずれて噛み合わさって、まるで醜い笑いを堪えているようだった。
 何故か私は彼女のその顔を、醜い笑いを、とても美しいと思った。妻の苦痛に、快楽に、垂れ流す涎に、歪んだ笑いに酔いしれつつ、仮面の女の中で果てた末に、失神した。
 気が着くと、私と妻は、着衣の状態で、孤児院の前に打ち捨てられていた。これが一年前の話だ。

 この後、妻は心を病んだ。私もである。仮面の男女の手がかりは、奇妙な形の花柄の絵が底に刷り込まれたコップだけだったが、
 どのメーカーを調べても、そんなコップは販売していなかった。しかし一年という時間が過ぎ、ようやく妻も私も回復し、久しぶりの遠出の矢先、
ふらりと寄った喫茶店で、私たちは、このコップを再び目にした。
 押し寄せる薬物の快楽、あの時の水の潤い、陵辱の悲哀、屈辱、妻の美に対する感動がいっしょくたに押し寄せて腰の奥から昇ってきて、
それは渾然一体となり、渇きに収束する。とっさに手がコップに伸びる。妻もだ。私たちは一気に飲み干した。

 ……水の潤いの中で気力が回復するが、現実感が薄れていく。何故コップが? この店手がかりなのかいや今さらそれを知ってどうするいやそれは違う復讐だ
復讐すべきだこれは神の御意志だこの女がウェイトレスが仮面の女なのだ私は復讐するがこれは許しだ主の慈悲だ私の復讐によって神はあなたを許されるのだ。

 私はコップを掴み、こちらに背を向ける女のうなじに向って高く掲げた。
0156この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 02:33:37.47ID:XV5r7z/q
>>155
参加作品ではありません。
お師匠さまはスルー願います。

>>108
まあ、俺が今の実力でエロを書くんだったらこんな感じかなあ。
コップにフラッシュバックしてらりっちゃってる人って感じですね。
ルールに抵触しつつもエントリーを認めてくださったお師匠様の負担を増やしたくない&
設定に合わせて物語を作るのは嫌いじゃないというよりむしろ好きだし、前回のエッセイより
めっさやりやすいけど、才能的な壁で凡庸な作品しか作れないことは分かってるし、
それで加点頂いて万一入賞できても、多分がっかりすると思うのです。
入賞することがあったら、才能の壁を突破する、つまり凡庸じゃない作品書いて入賞したいのですよ。
てことで、ルールに触れる一作品でエントリー、今回も選外確定ですが、
皆様の作品を楽しんでいるので、俺的には満足なのです。
0157この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 02:43:12.54ID:XV5r7z/q
>>155
妻はいややめていや、と首を狂ったように振り続けている。
て文章入れ忘れました。快楽と自責と拒否とでも快楽と薬にらりる感じで首ふりです。
涎たらしちゃってます。らりってなければ、旦那さんから顔背けると思うんですけどね。
0158第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 03:18:22.73ID:dRi0nR0W
ひんやりとした風が、ときおり金木犀の花の香を運んでくる。
夕暮れ近い、ひっそりと客の途切れた喫茶店に、二人の年老いた男女が入ってきた。
少したどたどしい足取りながら、二人はまっすぐに壁際の席へと進み、座る。静かに向かい合っている。
「いらっしゃいませ」
ウェイトレスも兼ねた女店主の愛が、二人の前に水を置く。
コトリ。
何かに反応したのだろうか、男が一瞬ぴくっとすると、わずかに唇が戦慄いたようだった。何かがはじけたように目の前の水をつかむと、一気に飲み干す。
女のほうも、男の仕草につられたように、震える口と手でコップを押し抱き、飲み干す。
乱暴にコップをテーブルに置くと、叫んだのは男だった。
「お前はあやかしだろう?美代をどこにやった!?俺の女房に化けたつもりだろうが、あいつはお前のような能面のような婆ぁじゃねぇ!」
女のほうは「うるさいっ!黙れっ」と怒鳴ると、あとの言葉はブツブツと何を言っているのかわからない。少し前まで、虚ろに見えるほど静かだった目が、今は三角にいきり立っている。
男はつづける。
「美代は若い。髪は黒くてすべっこい。頬はバラ色だ。
いや、俺が好きなのはそんなとこじゃない。
俺がどんなに理不尽に怒鳴り散らしても、あいつは何も言わなかった。悲しそうな顔をしていたが、すぐにうまい茶を淹れてくれた。うまい飯を出してくれた。そんな奴なんだ。
俺はあいつの優しさにいつも甘えていた。あいつが好きだ……愛しているんだ!」
そう叫ぶと、手を剣のようにして空を切りだす。
「妖よ、退散せよ!仁、義、礼……」

「はい、どうぞ」

愛が、つと二杯のコーヒーを二人の前に静かに置いた。
コーヒーの香りが、二人の鼻腔をくすぐる。
その途端、男の吊り上がった目がふうっとゆるみ、それっきり押し黙ってしまった。女のほうも、元の静けさを取り戻し、視線が宙に浮く。
その時だった。カランコロンとドアの鈴を鳴らしながら、中年の女が駆け込んで来た。
「愛ちゃん、ごめん……!来てる?」
それは、近所の幼馴染みの恵子だった。
「大丈夫よ、ケイちゃん。心配しないで」
肩で息をする恵子を落ち着かせると、愛は今までの成り行きを話す。
「そう、そうだったの……。愛ちゃん、私にもコーヒーをもらえる?」
愛は頷くと、慈しむようにほほえんだ。
恵子が二人のほうに向かうと、どこか不安げだった年老いた男女の顔に、赤子のような満面の笑みが広がった。二人に寄り添うように座ると、恵子はかわるがわるその手を優しくさする。
恵子は思う。

二人とも、認知症を患ってしまうなんて、あまりにも悲しくて、あまりにもつらい……
けれど、けれどね、本当はね、子供のように素直なあなた達が、とても愛しいの。
不思議ね……昔よりも二人を近くに感じるのよ。
好きよ。心から好きよ。お父さん、お母さん……

愛の淹れる熱いコーヒーの香りが、澄んだ秋の空気にふんわりと漂っていた。
0159ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 04:25:19.78ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124
>>151
>>158

只今、二十二作品!(`・ω・´)
0160この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 04:40:12.64ID:UmXBWAoM
>>156
参加しないならワイ杯終わってから投稿するんじゃダメなの?
ワイ杯中はみんな控えてるんだと思うけど。
0162この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 07:59:40.21ID:T60ixvIF
>>155
拝読しました。お忙しいところ、ありがとうございます
お題に対する解釈を適用するとこうなるのか、と唸らせていただきました

主人公の教徒設定で精神力、狂気と背徳感を演出されていますね。個人的にはストーリー性をもう少し高めたものも見たかったですが、エロを描いたものとしてはこれでいいのかも。少々唐突に思える場面がありました。2000文字の制限は難しいですね

ワイ杯については、楽しむためのお祭りという面が強いんじゃないかと思っているので
そこまで深刻には考えらませんね……複数投稿が認められていますし……評価に苦しむのはワイさんですし……
0163この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 08:50:42.83ID:UmXBWAoM
>ワイが文章をちょっと詳しく評価する!

ワイさんの評価いらないって文章をここに投下する意味がわからないよ。
0164この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 09:38:51.96ID:DRLDD+Mj
>>163
住民同士の交流があってもいいじゃない
ワイ杯はワイ杯。講評は講評。交流は交流
それぞれに楽しめばいいのよ
0166ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 14:03:07.34ID:EnFLQjnQ
 なんのことはない、おかしいのは私ではなく彼らの方だ。例えば千里眼とでもいえばなかなかサマにもなろうが、地獄耳というとどうも滑稽な気がしないでも
ない。第一、今どき超能力者なんて流行らない。それでも私は百メートル先の複数のささやき声でも聞き分けられる。子供の頃はそれが原因でいじめられも
したものである。成人してのちは会う人会う人には固く秘密にしている。
 私がアルバイトをしているのは個人経営の小さな洋食屋だ。瀟洒な外観と内装で気に入っているのだが、働き始めて三ヶ月未満にしてもう辞めてやろうかと
思っている。働いているのは私と、店長のユウキと、ここでは古株の通称「日雇い」。とても穏やかな優しい笑顔あふれる二人である。しかし、私の地獄耳は
空き時間の、または閉店後の二人のささやき声を決して聞き逃さない。「ヒデキはほんと使えねえな」「あれじゃ四十九歳で独身っつーのも納得っすよね」
「ああ、仕舞には奴さんイケメン気取りで、ツイッターでナンパまでしてるらしいぜ」「統合失調症の妄想もほどほどに願いたいね」など、普段は穏やかな二人
からは想像できない私へのひそひそ罵詈雑言のオンパレードである。これが人間の裏側であり本性なのであろうか、世の中には知らない方がいいこともある。
店長のユウキ、日雇い、そして何より私の地獄耳を呪う次第である。
 その日、彼らはやって来た。二十代のカップルである。うららかな日曜の午後、普通なら何回目かのデートのランチとでも容易に想像され得たであろう。
しかし、彼らの身なりである。さながらルンペン、浮浪者、乞食の類である。頭髪は爆弾のように乱れ、顔は泥だらけ、服装は風雨のように切り刻まれ、これは
もしくは何かの事件にでも巻き込まれたのではないかと訝った。彼らは普通に着席した。
 二人して勢いよく水を飲み干した「もう一杯お願いします」。私が席を離れた途端、二人は互いにまくし立てる。店内の客は彼らだけなのだが遠慮がちに
ひそひそささやく彼らを、しかし私の地獄耳は聞き逃さない。「お金を持ってないのにどうするの」「水だけくださいなんて言えないだろう」「そうね、空腹の
限界よね」「三日三晩歩き通しだったからな」「心中とはいえ人里離れ過ぎたわね」「バカ、こんなとこで心中なんて言うな」「誰も聞いてないわよ」「崖から
飛び降りて潮に流されてよく二人とも助かったよな」「生きろ、神様がそう仰ってるのよ」「警察に助けは求められない、家族に連絡がいってしまうからだ」
「双方の身内に反対された末での心中未遂でしたものね」「家族が駄目ならこれから俺ら二人でいったいどうすればいいんだ、このまま無銭飲食で捕まる
だけか」「ワイさんに助けを求めましょう」「ワイか!あいつなら俺らを助けてくれるかもしれない。もしかしたら適切に家族との仲介を買って出てもくれるやも
しれない。俺たちの最後の希望だな」「幸運にもワイさんは人里離れたこのあたりに住んでいるはずよ」「だとしたら喫緊の課題はただ一つ、ここでの食い逃げを
どうやり遂げるかだ。腹ペコでもう動けない、満腹にならなければワイのところまでたどり着けない」「私があなたたちの食い逃げをお助けしましょう」二杯目の
水を置いた私が横から助け舟を出す。
 キッチンのユウキと日雇いは大わらわである。空腹のカップルの食欲はとどまるところを知らない。私は二人がしていないオーダーまで調子に乗って入れる、
ユウキと日雇いに手すきのいとまなどない。いったい何時間喰らい続けたのか、カップルはごちそうさまの合図をした。「実は私はこう見えて世紀の地獄耳
なのです。だからあなたたちの事情も、ここの店長の裏の顔もよく知っています。この店には秘密の地下通路というものがあります。案内しますから、どうぞ
そこから早くお逃げなさい」
 十分後、「店長、大変です、食い逃げです!目を離した一瞬の隙にやられました!二人はバイクで国道を東京方面に逃走、今から急いで追いかければ
何とかまだ間に合います!」ユウキと日雇いは車でアクセル全開追いかけていった……。ただでアルバイトを辞めるつもりは毛頭なかった、二人の私への
誹謗中傷は裁判沙汰にしてやろうかというレベルであまりにも酷かったのだ。カップルはユウキと日雇いにも店内にて目撃されていたが、整髪し、顔を洗い、
服装を新調すれば無事に別人に生まれ変われるだろう。あとはワイさんという人が万事上手くやってくれるだろうから、信じて任せていればよろしい。
0167ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 14:13:37.65ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124
>>151
>>158
>>166

只今、二十三作品!(`・ω・´)
0168第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 15:54:32.34ID:XV5r7z/q
 麗かなる秋の午後なり。我喫茶店でワイスレを閲覧す。テーブルには珈琲あり。 「今回は参加作品少なし。お題難し、さもありなん」
「参加せずにいくつも書いてる愚者あり。怒られておる。いと哀れなり」などと呟く代わりに、珈琲を啜るなり。
 熱っ! 舌の上にて地球が爆発する勢いなり。早急に水を含む。……むう、我も何か書くべきか? いかんせんネタが無し。切なし。刹那、仲睦まじき男女連れ来臨す。
 空席は我の隣ののみ。リア充爆ぜるべきとの咆哮、肉体が喉の奥より湧き上がり、天空を尽き抜け、宇宙に届かんばかりの勢いであるが、我耐える。
 こが肉体、悟りには未だ遠し。修行が必要なり。 睦まじき男女我が隣に着席す。男女いと穏やかなり。我が視線スマホより上がり、耳はそれとなく
彼らの会話を拝聴す。「愛してる隆」「俺も愛してる、恵子」
 2人手を取り合う様子。如何なる事情ありて、かのごとき痴態を晒したるか、我混乱す。ウェイトレス水を運び、男女の取り合う手の前に置く。
 2人に微細なる変化あり。唇戦慄く。その動き富士樹海が蛭の如し。彼らは目と目で通じ合い、頷き合い、水の入りたる器を鷲づかみにし、一気に飲み干す。
 すかさず彼ら立ち上がるなり。「全員動くんじゃねえ!」男が咆哮店内に木霊す。女、店員に駆け寄り、足を払い床に倒し腕を捻り上げる。その動き光速なり。
 鮮やかなること幾千の映画に勝り、我見惚れると、襟首捉まれり。男が我を掴み、我を引き上げるなり。この肉体脆し。暴力反対。
「てめえさっきからちらちら見やがってよお! 俺ら知ってんのかあ? けーさつ呼ぼうってんだろうああ?」男が瞳爛爛なり。荒野が獅子の如し。
 我両手を上げて、首を横に振るのみ。我が先に突きつけられし短剣の刃先、白く煌く。鎌倉が白波が脳裏に浮かぶなり。嗚呼、衆生に難あり。
 この男、ウェイトレスを組みふし「金持ってきなああああ! こいつ刺すよ? ぶすりってやっちゃうよおおおお!?」叫ぶ女、赤子の時代は無垢なりき。
 境遇、資質、宿業、美しく脆き世界、彼らを邪なる暴に変えたなり。千万やるかたなし。我が双眸より、涙落涙す。頬を伝いて、顎を落ち、空中にて金剛石に
変化し、この肉体が持ち主、寺の坊主のスマホをかすめるなり。「自らを苦しめるのはお止めなさい」我が口は開き、穏やかなる言葉いずる。
 こが男女、肉体が敵なるリア充ではなし。修羅に囚われし哀れなる衆生なり。「ああ!?」男小さき咆哮をなし、肉体が頬を切ろうとす。
 こが肉体、我が宿りても、嫉妬ある時は弱し。よってマーラー、常に肉体を誘惑するなり。しかれども、慈悲溢れたる時千万艱苦を超越す。
 短剣が刃、この頬に当たりし時、白百合と化す。男剋目す。我が慈悲全てを超越す。男の手より白百合床にはらりと落ち、床は爛漫たる花咲き乱れ、
空間に七色の光が満ちるなり。天女たちが歌声響き渡り、男さらに驚愕す。我再び言う。
「ご自分を苦しめるのはお止めなさい。浄き貴方はもう、解き放たれて然るべきなのです」
 我が声、男女のみならず、店内があらゆる老若男女の深奥に到達するなり。「さあ、共に唱えましょう、仏に念じるのです」
 店内に在りし全員、念仏す。我、斉唱の中でいささか照れるなり。我、鎌倉が仏なり。坊主がスマホと肉体を借りて遊覧に出ているなり。
 こが状況、些かなる怪奇なり。しこうして、こが状況を収めるべく、我満面の笑みで厠に向う。念仏の斉唱は続くなり。厠にて110番す。
 男女悔悟したるが、罪は償ってこその罪なり。罪は償われてこそ、その因果、衆生を離れるなり。我遊覧継続を望むが、そろそろ時間なり。
 警察は不穏なり。我速やかに会計し、店を出で、鎌倉行きのバス停に赴くなり。我ベンチに座り、靴を脱ぎて、蓮華がごとき胡坐をかく。これが一番落ち着くなり。
 しこうして、未だバスが到着まで時間あり。我懐よりスマホを出し、5ちゃんねるがワイスレを閲覧す。参加者未だ前回より少なし。
 ……むう、我も何か書くべきか? しかしネタが無し。そこで、我閃くなり。先ほど悔悟したる男女、まさにワイなる主の設定。
 何たる奇縁宿縁。これこそが、まさに仏の巡りあわせなり。我仏なるが、いと嬉しく思い、スマホに書き込みを始めるなり。バス到着まで時間あり。
 陽、燦燦なり。我が休日、リア充とは縁遠きものなれども、いと充実せり。 
0169この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 16:01:23.45ID:XV5r7z/q
>>168
書き込みを不快に思われた方がいらっしゃったので、お詫びの意味を込めて自己主張を翻し、
1作品追加でエントリーします。
詠みにくい作品でありますが、お師匠さまはきっと、仏が如き心でお目通しになり、阿修羅が如き
酷評を下さるのでしょう、と期待しております。
0170この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 16:11:05.41ID:XV5r7z/q
>>168
○天空を突き抜け
○この男及び、ウェイトレスを組みふし「金持ってきなああああ! 
に修正願います。
0173第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 16:28:30.73ID:XV5r7z/q
 麗かなる秋の午後なり。我喫茶店でワイスレを閲覧す。テーブルには珈琲あり。 「今回は参加作品少なし。お題難し、さもありなん」
「参加せずにいくつも書いてる愚者あり。怒られておる。いと哀れなり」などと呟く代わりに、珈琲を啜るなり。
 熱っ! 舌の上にて地球が爆発する勢いなり。早急に水を含む。……むう、我も何か書くべきか? いかんせんネタが無し。切なし。刹那、仲睦まじき男女連れ来臨す。
 空席は我の隣のみ。リア充爆ぜるべきとの咆哮、この肉体が喉の奥より湧き上がり、天空を突き抜け、宇宙に届かんばかりの勢いであるが、我耐える。
 こが肉体、悟りには未だ遠し。修行が必要なり。 睦まじき男女我が隣に着席す。男女いと穏やかなり。我が視線スマホより上がり、耳はそれとなく
彼らの会話を拝聴す。「愛してる隆」「俺も愛してる、恵子」
 2人手を取り合う様子。如何なる事情ありて、かのごとき痴態を晒したるか、我混乱す。ウェイトレス水を運び、男女の取り合う手の前に置く。
 2人に微細なる変化あり。唇戦慄く。その動き富士樹海が蛭の如し。彼らは目と目で通じ合い、頷き合い、水の入りたる器を鷲づかみにし、一気に飲み干す。
 すかさず彼ら立ち上がるなり。「全員動くんじゃねえ!」男が咆哮店内に木霊す。女、店員に駆け寄り、足を払い床に倒し腕を捻り上げる。その動き光速なり。
 鮮やかなること幾千の映画に勝り、我見惚れると、襟首捉まれり。男が我を掴み、我を引き上げるなり。この肉体脆し。暴力反対。
「てめえさっきからちらちら見やがってよお! 俺ら知ってんのかあ? けーさつ呼ぼうってんだろうああ?」男が瞳爛爛なり。荒野が獅子の如し。
 我両手を上げて、首を横に振るのみ。我が先に突きつけられし短剣の刃先、白く煌く。鎌倉が白波が脳裏に浮かぶなり。嗚呼、衆生に難あり。
 この男及び、ウェイトレスを組みふし「金持ってきなああああ! こいつ刺すよ? ぶすりってやっちゃうよおおおお!?」と叫ぶ女、赤子の時代は無垢なりき。
 境遇、資質、宿業、美しく脆き世界、彼らを邪なる暴に変えたなり。千万やるかたなし。我が双眸、落涙す。頬を伝いて、顎を落ち、空中にて金剛石に
変化し、この肉体が持ち主、寺の坊主のスマホをかすめるなり。「自らを苦しめるのはお止めなさい」我が口は開き、穏やかなる言葉いずる。
 こが男女、この肉体が敵なるリア充ではなし。修羅に囚われし哀れなる衆生なり。「ああ!?」男小さき咆哮をなし、肉体が頬を切ろうとす。
 この肉体、我が宿りても、嫉妬ある時は弱し。よってマーラー、常に肉体を誘惑するなり。しかれども、慈悲溢れたる時千万艱苦を超越す。
 短剣が刃、この頬に当たりし時、白百合と化す。男剋目す。我が慈悲全てを超越す。男の手より白百合床にはらりと落ち、床は爛漫たる花咲き乱れ、
空間に七色の光が満ちるなり。天女たちが歌声響き渡り、男さらに驚愕す。我再び言う。
「ご自分を苦しめるのはお止めなさい。浄き貴方はもう、解き放たれて然るべきなのです」
 我が声、男女のみならず、店内があらゆる老若男女の深奥に到達するなり。「さあ、共に唱えましょう、仏に念じるのです」
 店内に在りし全員、念仏す。我、斉唱の中でいささか照れるなり。我、鎌倉が仏なり。坊主がスマホと肉体を借りて遊覧に出ているなり。
 こが状況、些かなる怪奇なり。しこうして、こが状況を収めるべく、我満面の笑みで厠に向う。念仏の斉唱は続くなり。厠にて110番す。
 男女悔悟したるが、罪は償ってこその罪なり。罪は償われてこそ、その因果、衆生を離れるなり。我遊覧継続を望むが、そろそろ時間なり。
 警察は不穏なり。我速やかに会計し、店を出で、鎌倉行きのバス停に赴くなり。我ベンチに座り、靴を脱ぎて、蓮華がごとき胡坐をかく。これが一番落ち着くなり。
 しこうして、未だバスが到着まで時間あり。我懐よりスマホを出し、5ちゃんねるがワイスレを閲覧す。参加者未だ前回より少なし。
 ……むう、我も何か書くべきか? しかしネタが無し。そこで、我閃くなり。先ほど悔悟したる男女、まさにワイなる主の設定。
 何たる奇縁宿縁。これこそが、まさに仏の巡りあわせなり。我仏なるが、いと嬉しく思い、スマホに書き込みを始めるなり。バス到着まで時間あり。
 陽、燦燦なり。我が休日、リア充とは縁遠きものなれども、いと充実せり。 
0175ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 16:32:20.93ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124
>>151
>>158
>>166
>>173

只今、二十四作品!(`・ω・´)
0176この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 17:03:40.81ID:itQmBHMm
理系おすすめ本。(ケンモメンおすすめ本がぜんぜん読まれないのでにわかながら選ぶ)

12歳の少年が書いた量子力学の教科書 近藤龍一
(量子力学はパラダイムシフトを目前にしている。古い量子力学を簡単に抑えたければどうぞ)

重力理論  Gravitation-古典力学から相対性理論まで、時空の幾何学から宇宙の構造へ J. A. Wheeler
(量子力学はパラダイムシフトを目前にしている。古い量子力学を本格的にやりたいならこれ。16800円)

東京工業大学数学入試問題50年ー昭和41年(1966)~平成27年(2015)聖文新社
(ぜんぶやると東大模試数学で60点とって偏差値80になる。平均点は20点。東ロボくんは80点)

東京大学数学入試問題50年―昭和31年(1956)~平成17年(2005) 聖文新社
(という問題集ももちろんあるのだが、難しすぎて全部はとてもできないだろう。興味ある人は挑戦をどうぞ。 )

力学 (増訂第3版) ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 エリ・ランダウ
(最も難しく信頼の厚い物理学の教科書。あまりにも難しいので東大物理学科の学士卒でも全部は解けない)
0179第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 17:51:00.47ID:ExnIVBiW
 12月初旬、庭に枯れ葉が舞う師走の宮崎家の少し早めの大掃除が始められていた。
「ほほぅ、懐かしいな」
 押し入れの奥から古い映画のパンフレットが出てきて、この家の主人宮崎和也は思わず呟いた。
「あれから35年も経つのか……」

  ――――――

 12月初旬、新宿歌舞伎町に似つかわしくないふたりの中学生が歩いている。
 ひとりはサイズを間違ってるんじゃないかと思うくらいツンツルテンのコーデュロイのズボンにサファリジャケット姿、スポーツ刈りにニキビ面、35年前の和也である。
 もうひとりは彼女の板井一美、白のカチューシャに白のワンピース、白いハイソックスに白い靴、それにねずみ色の学校指定の通学用コートを着ている。
 今観たばかりの映画のパンフレットを小脇に抱えた和也が、意を決したように言った。
「何か飲んで行く?」半歩後ろを歩いてた一美は小さな声で「うん」と答えた。
 キョロキョロと周りを見回し歩き、程なく和也は小さな喫茶店を見つけた。

 カウベルの音がするドアを恐る恐る開ける、だが平気なフリをして入るふたり。店は奥行きがあり、マスターとウェイトレスにお客さんがチラホラと、クラッシクが流れる落ち着いた雰囲気の佇まいだ。
 ふたりは店内ほぼ中央のテーブル席に座った。
 程なくしてウエイトレスがメニューと水を持ってやって来た。ふたりは初の遠征デートと喫茶店初体験で緊張がピークに達していたため、水が置かれるや一気に飲み干した。
 ウエイトレスは一旦戻り、ピッチャーを持って来、水を注ぎ「ご注文はお決まりでしょうか?」と機械的に聞いた。
 和也はメニューを開いているが全く見ていない。その代わりホットドックプレスを読んで用意してきた台詞を言った。
「ボクは、コ、コーヒーをブラックで」
それを聞いてウエイトレスは無表情に「ブレンドでよろしいですか?」と聞き返した。
「はい、ブレンドをブラックで」
ウエイトレスの目が一美の方を向いた。
「私は……、紅茶にしようかな……」
「ダージリンでよろしいでしょうか?」
 (ダージリン?)一美は意味を理解しなかったが「はい」と小さな声で答えた。

 ウエイトレスが去ると、早速和也はさっき観た映画のパンフレットをテーブルに開いた。
「面白かったねE.T.、2時間も掛けて観に来てよかった」
「ええそうね」
「これすごかったね、宙を飛んで」
 自転車が満月をバックに飛んでいるパンフレットの写真を指差し和也は言った。
「私、高い所苦手だから、ハラハラしたわ」
「オレあんな自転車の見たの初めてだよ、かっこよかったなー」
田舎のガタガタ道をドロップハンドルのスポーツ車で走っている和也にはBMXが新鮮に見えたらしい。
「ねえねえ、それよりあのE.T.って、研ナオコに似てなかった?」
「あはは、似てた似てた」
「でしょ? でしょ?」
 ふたりが談笑している所に注文の品が届くと、ふたりはピタリと話を止めうつむいた。そしてウエイトレスが去ると、また話に花を咲かせた。

 小一時間ほど経つ頃、隣のテーブルにサラリーマン風の男がドサッと座り、新聞を開きタバコを吸い始めた。煙が全部ふたりの方へ流れ来る。
「もうそろそろ出よっか?」
 こういう時は男が払うとホットドックプレスに買いてあったと和也は伝票を掴みレジに向かった。
 財布を開くと、パンフレットを買ったため帰りの電車賃を勘定に入れて、二人分には60円足りなかった。
 すると後から一美が「私の分」と言って、カルトンにお金を入れた。
「あ、うん」と和也も自分の分を払い店を出た。
 店を出るともう薄暗く、繁華街のネオンが点き始めていた。ふたりは駅の方に向かって歩き出した。
 和也の左に一美とふたりは並んで歩いた。その左横を自転車がサッと通り過ぎ、先の角から出てきた男の人とぶつかりそうになり、言い合いが始まった。
 和也はすっと一美の手を取り、引っ張って右に避け通り過ぎた。
 この日ふたりは初めて手を繋いだ。

  ――――――

「あなた、サッサとしないと終わらないわよ!」
ホコリよけにパーカーのフードを被ってエアコンの掃除をしている和也の妻一美が、振り返って怒鳴っている。
和也は思わず口に出す「あっ、E.T.いた」
0181第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 19:14:47.26ID:N9i9vVKO
「うわー、懐かしい!」
 私は室内を見回す。部屋の前には黒板が。後ろにはいかにも小学生が書いたような掲示物がボードにピン付けされている。
 それらの間に、いくつかの島になった机が並ぶ。誰しも学生時代に座ったであろう、あの席。
 ここは昔懐かしい学校給食が食べられる店として、巷で話題の店だ。それにしても、内装もここまで凝っているなんて、ね。
「これは思わず笑みが零れるわー、誘ってくれてありがとうね、海」
 私は振り返ると、背後に立つ幼馴染の海に微笑みかける。
「面白そうだけど、一人で来るのは気が引けてね。だから、礼はいいよ」
 海は肩を竦めながら穏やかな笑みを浮かべる。
「二人とも、もう給食の時間は始まっていますよ。早く、席についてね」
 海と微笑み合っていると、第三者の声が挟まれる。こんな先生いたなあ、そう思わせるような女性が立っていた。
 ここの店員さんかしら? どうも、メイドカフェみたいに、店員と客が先生と生徒の役割を演じるコンセプトであるようだ。
「はーい、すみませーん」
 少し気恥ずかしい思いで返しながら、空いている席に着く。海は私と向かい合う対面の席に腰掛けた。
「わくわくするね」「そうだね」
 そんな他愛無い会話をしながら給食が出てくるのを待つ。
「待たせたな、二人とも」
 少しぶっきらぼうな口調で店員さんが給食を運んでくる。先程とは別の女店員だ。上下ジャージで、首からはホイッスルをかけている。
 ああ、体育教師なのね。しかし、本来の給食は先生が運んできたりはしないような。そんな突っ込みも、運ばれてきた給食を見るまでであった。
 ――皆大好き揚げパン! お椀の中にはカレーシチュー! 平たい皿の上には、竜田揚げに温野菜が添えられている。
 そして勿論あれ! 毎日欠かさず出てきた牛乳瓶! 懐かしー!
「いいね! テンションマックスだわー!」
「本当に懐かしいな。ねえ、覚えてる? よく、そらとは牛乳の一気飲み勝負をしたのを。負けた方が、何でも一つ言うことを聞くっていう罰ゲーム有りで」
「ああ! やった! やった!」
「もう一度やらない? 牛乳の一気飲み勝負」
 そう言って、海は不敵な笑みを浮かべる。
「ほほう! よろしい。チャンピオンは常に挑戦を受け付けるものよ」
 互いに頷き合う。ここに牛乳の一気飲み勝負が行われることが決まった。……余興だからといって、手を抜けるものではない。幼馴染という気兼ねなさから、結構えげつない罰ゲームを互いに課したりするから。
 ふう、と一つ息を吐く。緊張感から唇が微かに戦慄く。ちらりと、海の表情を盗み見る。あちらも同様だ。女顔負けの端正な顔が真剣味を帯びる。まるで斬り合い直前のよう。
「それじゃあ、レディ……ゴー!」
 がっと牛乳瓶を鷲掴む。ビニールを剥がし、その下のメンコのようなフタをバコンと一発で開ける。ふっ、腕は鈍ってないわね。海も難なくフタを開けてみせる。
 ほぼ同時に、牛乳瓶に口を付ける。虚空を睨み付けると、一気に牛乳瓶を傾ける。見る見る内に、牛乳瓶の中身が減っていった。
 牛乳を飲みながらも、視界の片隅で海の牛乳瓶を見やる。……勝てる! 私の方がはや……い!?
「ブバーッ! ……ゲフッ! ゴホッ!」
 海の奴! 白いひげを生やしながら変顔しやがった!!
 私が咽ている間に、海は悠々と残りの牛乳を飲み干していく。全てを飲み干すと、勝ち誇った笑みを浮かべた。
「僕の勝ちだね」
「ッ! この卑怯者!」
「卑怯? 一気飲み中に相手を笑わせるのは常套手段だろう? ……それに、絶対に負けられないわけがあったからね」
「うん? 何の話?」
「……覚えているかな? 小学校の時、そらが僕に告白してくれたことがあったろう?」
「は、はあ?」
 えっ? 何、何? 突然何の話?
「あの時分はさ、他の男友達にからかわれるのが気恥ずかしくて、それでロクに返事もせずに有耶無耶にして……。それをずっと後悔していたんだ。だから……」
 だから、だから何なのー!? 何で、そんな真剣な顔をしてるのよー!?
「一気飲みに勝ったよ。だから言うことを聞いて? 僕と付き合って欲しい。駄目、かな?」
「だ、ダメじゃないわ! 負けたものね! し、仕方ないから付き合って上げる! えへへへへ……」
 恥ずかさの余り、変な笑い声が出る。
 それにしても……。牛乳を吐き出した後に告白されるなんて。ムードも何もないよ。
「こら! 何をやってる、お前たち!」
 そう言って、店員さんが雑巾を持ってくる。牛乳臭くなること請け合いの、あの懐かしい雑巾だ。
「「あははははっ!」」
 私たちはそれを見て盛大に笑った。本当にムードも何もないなあ。
0183第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 19:31:13.16ID:bolIClz1
コトンと乾いた音を立てて水の入ったコップが二つテーブルに置かれると、それまで穏やかに微笑んでいた女の唇が、不吉なものを目にしたかのように小さく戦慄いた。

女はコップからひき剥がすように目を逸らし、壁に貼られたメニューに顔を向けた。 
本当に全部できるのか疑わしいほど大量の短冊が貼られているが、文字は油が浸みてかすみ、ラーメン、チャーハン、ギョーザといった定番メニューは、開店当時から書き換えられていないようで、ほとんど判別不能だった。

「いつものテーブルね」と戦慄きを隠すように、女は精一杯の笑みを浮かべる。
向かい合った男はコップに目を注いだまま、同じ時間を過ごした二人だけが持つ親密な懐かしさを込めて「そう、この席が僕たちの指定席だった」と嬉しそうに応えた。

入り口の擦り切れた暖簾が風で揺れるたびに、遅い西日が店の中まで差し込んでくる。
しかし、眩しいだけで、そこに夏の勢いはもう感じられない。
褪せたテーブルクロスを覆うビニールカバーが伸びて波打ち、西日を照り返して男の顔に白い影を映した。

この男は変わっていない、と女はまるでテーブルクロスのような男のスーツを見て思う。
次第に蘇ってくる記憶に、女は居心地の悪さを覚え、息苦しくなる。
少し姿勢を楽にしようと、椅子のパイプを掴んでずらそうとするが、床が油でべとついて動かない。
近くには、清潔でマシな店がいくらでもあった。
しかし男と食事に行く時はいつもこの店だった。金がないわけではない。それどころか男の実家はかなりの資産家である。
「メシなんてどこで食っても一緒だよ」というのが男の言い分だった。

バランスの悪い男。女はいつもそう感じていた。大学のサークルで知り合い、付き合うようになった。
男の実家が資産家だとわかったのは、女が別れを言い出した後だった。
そして今、会社勤めに疲れ、人生に行き詰まった女は、復縁の手がかりを求めて男とこうして再会している。
「ねえ、久しぶりにアレをやろうよ」
水に手をつけずにいた男が、もう待てないとでも言いたげに期待を込めて女を見つめた。
また女の唇が戦慄いた。やはりやることになるのか。
アレというのは、コップの水を早く飲み干した方が勝ちという他愛ないゲームだ。
女の返事を待たずに、男がコップを掴みやすいように構える。
一体、このゲームのどこが面白いのか、何の意味があるのか、女にはさっぱり理解できなかった。
もう付き合い切れないと女に思わせたのは、このふざけた遊びに心底うんざりしたこともあった。
しかし今の女に男の期待を撥ねつける余裕はない。

店主が男の注文したチャーハンに取り掛かった。中華鍋に油を引く玉杓子の金属音が癇に触る。
「いいかい、合図は十二だからね」男がウインクした。
これから始まろうとする角逐への興奮で男の顔が輝く。卵が投入され、半熟になったところへ飯が放り込まれる。
女も渋々両手でコップを囲うように構える。合図があるまでコップに手を触れてはいけないのがルールだ。
玉杓子が中華鍋を叩く。鍋がコンロを擦る音が響き、米が宙を舞う。
杓子が鍋を叩く、十二回目の音が合図だった。

コップを鷲掴みにして口をつけるまではほぼ同時か、女の方が少し早かったかも知れない。
しかし女にはブランクがあった。さらに不規則な生活や喫煙が、思った以上に喉に負担をかけていた。
そのせいで飲み込む勢いに食道の反応が追いつかず、大量の水を胃ではなく気管に通してしまった。
男が早々と空のグラスをテーブルに打つけるように置くのを見た女が、一瞬、むせるのを抑えようとしたことが事態をさらに悪化させた。
気管に入った水を速やかに排出しようとする自律神経の圧力が、意志による必死の抵抗を凌駕して、喉を通りかけていた水を爆発的に噴き出させたのである。
女の口と鼻から噴出した水は、唾液によって粘性を増し、テーブルを三つ越えて店の右隅天井近くに設置されたテレビの画面に血飛沫のような跡を残した。

咳嗽反射がいつ果てるともなく続いた。
むせ続ける女の体が、切実に酸素を要求していた。空気を求めて息を吸い込もうとするが、咳がそれをさせなかった。
涙が流れた。女は椅子から崩れ落ち、床に四つん這いになって鼻水と涎を流しながら弱々しく咳き込み続けた。

女の、というより人間のこのような極限状態を初めて目にした男は、恐れ慄いた。
そして、生きるとは、このような肉の塊に束の間許されたに過ぎない儚い営みであることに思い至った。
男は後退った。
女は涙と鼻水と涎で化粧を醜く溶かしながら、後じさって行く男に向かって精一杯の微笑みを浮かべた。
0184ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 20:15:04.93ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>122
>>124
>>151
>>158
>>166
>>173
>>179

只今、二十五作品!(`・ω・´)
0185ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 20:17:36.43ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>184
>>181
>>183

只今、二十七作品!(`・ω・´)
0186さk第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 20:22:07.75ID:bbpRycB7
 今年の残暑は厳しくなく、十月になると一雨ごとに寒くなっていく昨今。若い男女がビル風が吹き荒む丸の内を歩いている。
 男の方が(もう何百回目のデートだろう? 若い僕たちだって倦怠期がある)そう思いながら、ウィンドウに映る自分たちの姿を眺めいた。
 デートコースは大体昼食を一緒にとって、それから都内でショッピングか映画、たまに少し足を伸ばして横浜、鎌倉辺りまでと決まっている。
 今日は都内コースだ、いつもと趣向を変えてビジネス街を二人は歩いた。だが結局行くのはもう何十回も通っている、土曜日の昼のタニタ食堂だ。
 ヘルシーなメニューに舌鼓を打ち、食事を終え外に出るとすっかり風は止んでいた。風が無くなるとすこし気温が上がったような感じがした。
 二人は少し閑散とした土曜のビジネス街を歩き続ける。すると若い女性の方がふと足を止めた。視線の先には、ビルとビルの間の細い道の突き当りにこんもりと緑の垣根があった。
 彼の袖を掴み引っ張り「あそこ……」と言う。
 男は面倒臭そうに「は?」と答えたが、興味を持ったのかそちらに歩を進めた。女も黙ってついて行った。

 そこには白のペンキが剥げかかった壁を蔦が覆っている平屋の、まるで小さな東屋のような建物があった。外に看板らしきものはないが、ひと目で喫茶店と分かる佇まいだ。営業しているのだろうか?
 ギーッと鳴く頼りない入口の扉をゆっくり開けると、中は別世界のように広く、大勢のお客さんでごった返していた。
 男はこれが都会の隠れ家的喫茶店というやつかと思い、中に入りやっと空席を見つけて座った。女も後からついて来た。
 男女とも今までお首にも出さなかったが、今日こそ別れ話を切り出そうと互いに考えていたのだ。
 やがてウエイトレスが水を持ってきて、テーブルの上に置いた。
 ――その刹那。
 店内に居た客の持っているスマホから一斉にJアラートの警報が鳴り響いた。
 もちろん男女のスマホも鳴っていた。それを確認すると、都内に向けて某国からミサイルが発射され、着弾まで5分、地下鉄や頑丈な建物云々と情報が表示されている。
 店内は一気にザワつき、今しがた水を置いたウエイトレスは一番先に飛び出して行った。それに続くように客も全員、店の外に逃げ出して行き、店に残ったのは初老のマスターと若い男女だけだった。
 マスターはコーヒーを淹れ続けている。
 若い男女は目の前のコップの水を一気に飲み干し、こう言った。
「別れよう」「別れましょう」
 二人は驚き、互いに次の言葉を飲み込んだ。それから最初はクスッと、次第に声に出して笑い、最後は大爆笑した。
 やっと笑いが収まると、屋外からの警報が店内にも聞こえてくる。マスターはまだコーヒーを淹れている。
「お互い同じこと考えてたなんてな」
「ええ、私なんか別れられなかったら、一緒に死んでやろうと思ってたのよ」
「あ、なんだそれ? 心中かよ」
「そうそうあなたを殺して、私もとか」
「女は怖いねー、オレなんかどうやって別れようかずっと悩んでたのに」
「え、それで、どうやって別れるつもりだったの?」
「そうだなー、偶然の事故を装って駅のホームから突き落とすとか」
「まーサイテー」
 またお互い大爆笑した。
 すると直々にマスターがコーヒーを持ってきてくれた。
「あっありがとうございます」
「いただきます」
 マスターは無言で踵を返してカウンターの中に戻って行った。
 そろそろ5分経つ。
 外がにわかに明るくなり、凄まじい風が砂埃を上げ、光が弾け爆発が起こる、これだけのことが全て一瞬で行われたのだ。そして暗闇。
 小さな喫茶店は跡形もなく吹き飛ばされた。
 いや少し語弊があった、マスターの周りだけは完全に無傷であった。
 どのくらい時間がたっただろう、舞い上げられた瓦礫や埃が落ち着き辺りの様子が見えてきた。
 マスターはコーヒーを淹れていた。
 誰が飲むのだろう?
 出来上がったコーヒーをカップに注ぎ、自分の口に持っていった。
 いや、自分で飲むんかい!
0188この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 20:28:44.18ID:XV5r7z/q
>>162
一度4千字で書いて、二千字に削いでいったので、その過程で必要な部分も削ってしまったの
でしょう。難しいですね。どんな状況でも妻を愛する旦那さんを微笑ましく思いながら
書いていました。

>>177
ありがとうございます。はい、即興です。
でも頑張って書いた即興なので、面白いと言って頂けると嬉しいです。

>>178
前回も評判良かったんですが、かすりもしなかったので、今回も期待して
おりませんが、候補と言って頂けると素直に嬉しいです。
ありがとうございます。
0189この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 20:34:58.38ID:itQmBHMm
理系おすすめ本。(子供向けではない。理系の大人向け)
(ケンモメンおすすめ本がぜんぜん読まれないのでにわかながら選ぶ)

12歳の少年が書いた量子力学の教科書 近藤龍一
(量子力学はパラダイムシフトを目前にしている。古い量子力学を簡単に抑えたければどうぞ)

重力理論  Gravitation-古典力学から相対性理論まで、時空の幾何学から宇宙の構造へ J. A. Wheeler
(量子力学はパラダイムシフトを目前にしている。古い量子力学を本格的にやりたいならこれ。16200円)

東京工業大学数学入試問題50年ー昭和41年(1966)~平成27年(2015)聖文新社
(東工大の問題集だが、これをぜんぶやった人は東大理系数学模試を60点とり東大模試受験生の中で数学偏差値80とってた)

東京大学数学入試問題50年―昭和31年(1956)~平成17年(2005) 聖文新社
(東大理系受験生の平均点は6問中1問正解の20点。合格には3問完答相当の60点。東ロボくんは4問正解の80点。理三合格は111点から)

力学 (増訂第3版) ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 エリ・ランダウ
(最も難しく信頼の厚い物理学の教科書。あまりにも難しいので東大物理学科の学士卒でも全部は解けない)

生命・エネルギー・進化 ニック・レーン
(古細菌が真核生物へ進化した生命誕生の謎に迫る最新研究)

ご冗談でしょう、ファインマンさん リチャード・ファインマンの口述筆記
(実際にノーベル物理学賞をとったアメリカ人の半生記)
0191この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 20:59:18.87ID:XV5r7z/q
>>190
そこは……苦笑。
突っ込まれると非常に痛いものがありますが、あえて謎の名無しとして
振舞わせていただきます。(ざ・厚顔無恥)
0192この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 20:59:26.84ID:N9i9vVKO
>>190
気にしては駄目だ
ワイさんが認めている。それ即ち、ジャスティス!

うん。ほら、一応コテハンではないしねw
0193この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 21:06:22.85ID:gE4bFQas
>>188
倍の文字数に物語を注ぎ込んで
半分まで削って行くと物語が荒れるよ
ちょっとはみ出すだろうな、ぐらいで纏めてって
不要な下りを見つけて削除
(これも泣く泣くだが)
後は削った部分の矛盾を改造擦り付ける
一レスに近づいたらここからは内容を変えずに一レスにするテクニック
句読点を節約、あと改行詩を節約するために改行を見直して限界まで一行を長くする
行頭スペースを減らすために
セリフを行頭に持ってくる
読点で改行するなどして4200バイトに収める
結果的に読みにくくなるが僕はこうしてる
何を取捨選択するかだな
0194この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 21:15:09.82ID:Pl5FIUNY
名前を三文字→一文字にしたり
ぼく、オレ、わたしを僕、俺、私にしたり

詰め込み作業に一番時間かかるかも
0195この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 21:17:04.61ID:XV5r7z/q
>>193
台詞削る時、泣きますよね。確かに初めから少しはみ出す位で書いた方が、
まとまりというか整合性にダメージがこない気がします。

ありがとうございます。

2000字縛りは難しいですが、簡潔に伝える技量は磨かれますし、それが創作の助けに
なるのだろうとも思います。
0197第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 21:37:36.10ID:rLq99+Zb
 午前中のまだ人が少ないオープンカフェで、いつものように私はタブレットで仕事をしていた。

 さて。キリの良いところで辺りを見回すと、高校生カップルがやってきた。
 緊張しているのか、エスコートする男の子の動きはぎこちないし、女の子のほうも、男の子の制服の袖を握って不安げだ。
 ちょっと大人なカフェに背伸びをしてきましたという感じが微笑ましい。

 どこに座ればいいのか迷っていたその子たちは、私の隣のテーブルに決めみたいだ。
 席についてほっと安心している二人のもとにウエイトレスさんがやってきて、慌てて背筋を伸ばす二人に、私は顔がにやけないように努めなければならなかった。

 水とメニューを受けとり、再び緊張を解く二人。互いの緊張が馬鹿らしくなったのか、その子たちはクスクスと笑顔がこぼれた。
 これは仕事を忘れて若い幸せのおこぼれにあずからなければと私は二人を盗み見ることに決めた。二人は、自然と水の入ったコップを同時に持ったことにまた微笑んだ。

「そういえばさ」と男の子が話を切りだした瞬間、穏やかだった二人の空気が一変した。
 二人の顔が急に真剣になり、両者見合って見合って……同時に一気にコップの水を飲み干した。急激なその変化に流石の私も? となる。
 空けたコップをガンッ、と置いて、男の子と女の子は同時に口を開いた。

「タヌキはぜぇったい!! イヌの仲間だよッ!!」
「タヌキはぜぇったい!! ネコの仲間よッ!!」

 おぅ……仁義なき戦いが始まってしまった。二人は眼光鋭く、昨日行った動物園でとか、檻の前にあった看板にとか話していることから、昨日から決着がついていないみたいだ。

「いやあの顔はどう見てもイヌでしょのぺーんとした鼻面とかイヌでしょうよそうでしょ」
「まってまってタヌキは木登りが得意なんだよあの機動力はネコ以外ありえないよまったくもう」
「いやいやあいつの鳴き声はうーワンワンだから。ネコはそんな鳴き声じゃないでしょ」
「いやいやいやあの子の好物はマグロとかだからイヌなんかじゃないわよ」

 という具合に互いに譲らない。やがて、白黒つけようじゃないかとスマホを取り出す二人のもとに、物腰の穏やかな初老の店長さんがやってきた。
 慌てる二人を制して、店長さんはこのカフェの名物、“アルティメット特盛フルーツパフェ、ポロリもあるよ”をゴトリとテーブルに置いた。

「あれ? まだ何も頼んでないですよ」と目を丸くする二人に、店長さんはニコリと微笑んでこう言った。

「これは私からのサービスになっております。どうかこれで仲直りしてくださいませ」

 すっかり喧嘩の熱が醒めてしまった二人は、店長さんに何度もお礼を言っていた。すると「ひとつよろしいでしょうか?」と店長さん。
 こう二人に提案した。

「お二方、ネットで正解を確かめる前に、今一度動物園へ行かれてみてはいかがでしょうか。そしてよくよく観察した後、二人で正しいと思う解答を私めに教えていただけませんか」
「え、どうしてですか」
「そうすれば2回デートを楽しめますし、正解であれば当店にてまた特別にサービス致します」

 面白そうだと乗り気になった二人は、喧嘩をしていたことなどすっかり忘れて甘いパフェを楽しむのであった。
 ……後で店長さんに、なぜ大判振る舞いのサービスで二人の喧嘩を止めたのかと訊ねてみた。

 すると店長さんは、「たかがタヌキ一匹のことで二人に喧嘩されても申し訳ないな……と思いまして」と困った顔をされていた。うーん、よく分からない理由だ。

 一礼して店の奥に戻っていく店長さん。そのお尻に、何かモフモフしたものが一瞬見えたのはきっと私の疲れ目のせいだろう。
 さて、原稿の続きを書くとしようか。
0198第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 21:39:33.26ID:rLq99+Zb
>>19
ありがとうございます。
10月2日からだいぶ時間が経ちましたがなんとか初参加にこぎ着けました。長いしネタが弱いけど。
0199ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/07(土) 21:48:20.68ID:4pcR+9Cb
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>184
>>181
>>183
>>186
>>197

只今、二十九作品!(`・ω・´)
0200この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 21:52:52.24ID:XV5r7z/q
>>198
森見さんの有頂天家族を思い出しました。
俺はこういうほのぼの不思議系のネタ、好きです。
パフェが食べたくなりました。飯テロですね。
0204相模の国の人垢版2017/10/07(土) 22:15:11.18ID:Dje+s3b6
>203

>そしてワタルは駆けて行く
その駆けた足跡が道となる
その道は希望の道に見えた

↑が引っ掛かるかな。
0207この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 22:56:30.34ID:N9i9vVKO
>>196
毎度、1980字ギリギリくらいまで書いて
でも、本文が長すぎると言われ、まあ少し削ればいいか
からの、一文が長すぎるところがあります
で、トライアンドエラーの繰り返し。余り削りたくないんよ

しかし、そうか。言葉の贅肉ではなく、筋肉を付ける、か
いい言葉を聞いた。次回以降はそれを思い出して頑張ろう
ところで、196は型月作品が好きなのか?(期待するような目で見てみる


>>201
勉強になるかもしれないし、寸評してみようかな
でも、寸評したことないから、的外れでも怒らないでね

もう始めてもいい感じ? それとも日付変わるの待った方がいいかな?
0209この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:05:59.07ID:XV5r7z/q
>>207
甘口でお願い致します。
面白くないとか言われると、もう執筆意欲が失せまくるのです。
なんせ自信があるのが妄想だけで、メンタル豆腐なのですすいません。
0210この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:06:22.35ID:gE4bFQas
>>207
文章に対して感想を持つのは普通
掲示板における文章の書き手はその感想を求める場合が多い
求めないなら公開はしない
従って公開された文章に対して感想を述べるのは自由である公算が高い

それが賛辞であろうが批判であろうが

なので自由に批評するのが正解
0211この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:11:20.94ID:gE4bFQas
少なくない発言者として
ポジティブなコメントが欲しくて発言をする人がいるが
意図する発言をしてやる必要は無い
公の場で発言すれば公の審判が下る
0212第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 23:12:42.05ID:0ghQLasN
「食欲の秋、ラーメンの秋ね!」
 聖痕十文字学園中等部2年、炎浄院エナが晴れ渡った秋空の下で、またぞろわけのわからない気炎を上げた。
 謎のJCラーメンブロガー『なえタン』の中の人として、今日もラーメン取材にいそしむエナに、
「うーくそエナ。自分の財布じゃないからって嬉しそうにしやがって……」
 そう答えて、微妙な表情で後をついてくるのは、彼女のクラスメート。ツンツン頭の時城コータだった。
 数学の宿題をエナに写させてもらった「代償」として、彼女にラーメンをおごるために一緒に店まで付き合わされているのだ。
「そう文句言わないのコータくん。今期の限定メニューはなかなかの味って評判なんだから!」
 ツインテールを弾ませながらそう答えて、エナが向かう店は、地元聖ヶ丘の人気店『闇野川圧勝軒』だった。

  #

「ふー。やっと店に入れたぜ」
「楽しみだね。コータくん!」
 長い行列に並んだ末にようやく店内に案内された2人はテーブル席で向かい合ってホッとした表情で店内を見回した。
「私はコレね、『秋のマロンラーメン』。コータくんは?」
「んー俺は」
 テーブルでくつろぎながらメニューを選ぶエナとコータだったが、その時だった。
「いらっしゃいませ。ご注文は……あ!」
 アルバイトだろうか。テーブルにお冷を運んで来たウェイトレス姿のかわいい女の子が、コータの顔を見て驚きの声を上げた。
「コータくん。コータくんじゃない! どうしたのこんなところで!」
 女の子が、いきなりコータの手をキュッと握るとそう言って歓声を上げた。
「ななななな……!」
「懐かしーなー。思い出すよね、小学校の頃。一緒に川で泳いだり、お風呂で背中の流しっこしたよね!」
 いきなりの事態に唖然として息を飲むコータに顔を寄せて、コータとの思い出をまくしたてるその子に。
 ピキピキピキ……! コータは心の中で、エナの周囲の空気が凍り付いてゆく音を聞いた。
「…………!」
 女の子がテーブルを離れた瞬間、コータとエナが運ばれたお冷やにほぼ同時に口を付け、ほぼ同時に飲みほした。
 ドン! エナのコップが勢いよくテーブルに叩きつけられた。
「コータくぅん! 誰、あの子!」
「知らない。知らない。知らないエナ。知らない子だよ!」
「ウソ! じゃあさっきの話はなんなのよ」
 凄まじい形相でコータに詰め寄るエナに必死で弁明するコータ。
「あのー。ご注文の方はお決まりですか……」
「そうね。私は秋のマロンラーメン。この人は大豚ダブルメンマシマシマシアブラマシマシニンニクカラメマッターホルンでダブル!」
「や、やめてくれエナ! 俺の財布が、胃袋がー!」
「黙りなさいコータくん! フェーズは既に『尋問』から『拷問』に変わっているのよ!」
 再び注文を取りにきた女の子に、怒りの納まらないエナがメチャクチャな注文をしようとした、その時だった。
「待ってください、エナの姐さん!」
「あ、圧勝軒のマスター!」「おじさん!」
 店の店主でエナのいラーメン舎弟でもある圧勝軒店主が3人の前に姿を現してエナをいさめた。

  #

「「お……男の子だったぁ!?」」
 圧勝軒の説明に、エナとコータは唖然としてそう声を上げた。
「へい。あの子は姫川ナナオってウチの甥っ子でしてね。小学校までは男の子だったんですが、
中学に上がる頃にはどうも自分でも違和感に我慢できなくなったらしくて、今ではあの通りなんでさぁ。
気立ても器量もいいし、お客さんにも好評だしで、時々店を手伝ってもらう時はあの格好でお願いしてるんでさ」
「ナナオ……ナナオ……! あのナッちゃんか!」
 幼馴染の男の子だった頃の顔を思い出して、コータは驚きの声を上げた。
「姐さんのお連れ様とは小学生の同級生だったみてえで。懐かしくて、ついはしゃいでしまったらしくて。ご迷惑おかけしました」
「なーんだ。そういう事だったのね。コータくん」
 事情が分かって、エナは笑顔で大きく息をついた。
「疑って悪かったわね。コータくん。さ、好きなラーメンを頼みなさい」
「まったく、勘弁してくれよエナ……」
 ホッとした表情で再びメニューを選び始めたコータの顏を、圧勝軒店主の陰から、その子……ナナオの澄んだ瞳がじっと見つめていた。
「コータくん……私、まだ諦めてないんだから……」
 エナにもコータにも、誰にも聞こえないくらい小さな声で、ナナオはポツリ、そう呟いていた。
0214【訂正】第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/07(土) 23:22:40.44ID:0ghQLasN
「食欲の秋、ラーメンの秋ね!」
 聖痕十文字学園中等部2年、炎浄院エナが晴れ渡った秋空の下で、またぞろワケのわからない気炎を上げた。
 謎のJCラーメンブロガー『なえタン』の中の人として、今日もラーメン取材にいそしむエナに、
「うーくそエナ。自分の財布じゃないからって嬉しそうにしやがって……」
 そう答えて、微妙な表情で後をついてくるのは、彼女のクラスメート。ツンツン頭の時城コータだった。
 数学の宿題をエナに写させてもらった「代償」として、彼女にラーメンをおごるために一緒に店まで付き合わされているのだ。
「そう文句言わないのコータくん。今期の限定メニューはなかなかの味って評判なんだから!」
 ツインテールを弾ませながらそう答えて、エナが向かう店は、地元聖ヶ丘の人気店『闇野川圧勝軒』だった。

  #

「ふー。やっと店に入れたぜ」
「楽しみだね。コータくん!」
 長い行列に並んだ末にようやく店内に案内された2人はテーブル席で向かい合ってホッとした表情で店内を見回した。
「私はコレね、『秋のマロンラーメン』。コータくんは?」
「んー俺は」
 テーブルでくつろぎながらメニューを選ぶエナとコータだったが、その時だった。
「いらっしゃいませ。ご注文は……あ!」
 アルバイトだろうか。テーブルにお冷を運んで来たウェイトレス姿のかわいい女の子が、コータの顔を見て驚きの声を上げた。
「コータくん。コータくんじゃない! どうしたのこんなところで!」
 女の子が、いきなりコータの手をキュッと握るとそう言って歓声を上げた。
「ななななな……!」
「懐かしーなー。思い出すよね、小学校の頃。一緒に川で泳いだり、お風呂で背中の流しっこしたよね!」
 いきなりの事態に唖然として息を飲むコータに顔を寄せて、コータとの思い出をまくしたてるその子に。
 ピキピキピキ……! コータは心の中で、エナの周囲の空気が凍り付いてゆく音を聞いた。
「…………!」
 女の子がテーブルを離れた瞬間、コータとエナが運ばれたお冷やにほぼ同時に口を付け、ほぼ同時に飲みほした。
 ドン! エナのコップが勢いよくテーブルに叩きつけられた。
「コータくぅん! 誰、あの子!」
「知らない。知らない。知らないエナ。知らない子だよ!」
「ウソ! じゃあさっきの話はなんなのよっ!」
 凄まじい形相でコータに詰め寄るエナに必死で弁明するコータ。
「あのー。ご注文の方はお決まりですか……」
「そうね。私は秋のマロンラーメン。そうね……この人は大豚ダブルメンマシマシマシアブラマシマシニンニクカラメマッターホルンでダブル!」
「や、やめてくれエナ! 俺の財布が、俺の胃袋がー!」
「黙りなさいコータくん! フェーズは既に『尋問』から『拷問』に変わっているのよ!」
 再び注文を取りにきた女の子に、怒りの納まらないエナがメチャクチャな注文をしようとした、その時だった。
「待ってください、エナの姐さん!」
「あ、圧勝軒のマスター!」「おじさん!」
 店の店主でエナのいラーメン舎弟でもある圧勝軒店主が3人の前に姿を現してエナをいさめた。

  #

「「お……男の子だったぁ!?」」
 圧勝軒の説明に、エナとコータは唖然としてそう声を上げた。
「へい。あの子は姫川ナナオってウチの甥っ子でしてね。小学校までは男の子だったんですが、
中学に上がる頃にはどうも自分でも違和感に我慢できなくなったらしくて、今ではあの通りなんでさぁ。
気立ても器量もいいし、お客さんにも好評だしで、時々店を手伝ってもらう時はあの格好でお願いしてるんでさ」
「ナナオ……ナナオ……! あのナッちゃんか!」
 幼馴染の男の子だった頃の顔を思い出して、コータは驚きの声を上げた。
「姐さんのお連れ様とは小学校の同級生だったみてえで。懐かしくて、ついはしゃいでしまったらしくて。ご迷惑おかけしました」
「なーんだ。そういう事だったのね。コータくん」
 事情が分かって、エナは笑顔で大きく息をついた。
「疑って悪かったわね。コータくん。さ、好きなラーメンを頼みなさい」
「まったく、勘弁してくれよエナ……」
 ホッとした表情で再びメニューを選び始めたコータの顏を、圧勝軒店主の陰から、その子……ナナオの澄んだ瞳がじっと見つめていた。
「コータくん……私、まだ諦めてないんだから……」
 エナにもコータにも、誰にも聞こえないくらい小さな声で、ナナオはポツリ、そう呟いていた。
0218この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:29:10.48ID:N9i9vVKO
まだ作品を上げてる人もいるから、日付が変わってら寸評を開始することにした
0221この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:34:03.55ID:ZIcgzCHs
批評してくれるなら無責任より無慈悲の方が嬉しいな
キツイ奴を頼みます
0222この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:39:40.01ID:g1+0bgI0
燃料の注入が終わってるなら無慈悲な一発もあるだろうが
12時過ぎて書いてるならおっちゃん寝てまうで
0223この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:51:52.55ID:XV5r7z/q
では俺、名無しが寸評をさせていただきます。
読解力なにそれ美味しいのという俺がたわ言申すだけですので、
あまりきになさらず。
今から書いていきます。
0225この名無しがすごい!垢版2017/10/07(土) 23:57:55.60ID:qMVSBdj3
あー間に合わんかった
0227ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 00:02:18.09ID:nDr0sZQ/
第四十三回ワイスレ杯参加作品

>>184
>>181
>>183
>>186
>>197
>>214

今回は全三十作品で争うことになった!(`・ω・´) 急いで寝て明朝から読み始める!
0228ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 00:03:36.08ID:nDr0sZQ/
明朝は今日の朝と云うことでよろしく!(`・ω・´)ノシ
0229この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:06:19.07ID:a9kg5+dj
ワイさんの朝の謎テンション
俺は朝は無理
でもワイスレに来て朝がちょっと早くなった
ゆだんしてると7時後半に評価されてるし
0230この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:10:22.21ID:bmUsHslj
>>6 SFですね。
>>20 猫アレルギーは泣きたくなりますね。
>>22 店長はウェイトレスとどういった関係なのでしょうか。
>>26 ファンタジーですね。
>>28 ウェイトレスが萌えます。
0231この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:10:25.16ID:MsfPoWaB
>>222
明日起きてから見てくれ

文字数制限にも引っかかるし、寸評は小出しにしていく
書いてる最中だから、書けた端から徐々にアップしていく
0233この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:12:24.15ID:bmUsHslj
>>30 カオスですね。
>>31 フラッシュモブ最高。優勝してください。
>>34 水たくさん飲むんですね。
>>41 サイコですね。
>>42 フォールダウンねたですね。
0234この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:12:30.23ID:MsfPoWaB
では、第一弾UP(5作品ずつぐらい上げていく)

>>6
「ねえ、ここで早めの夕食にしな……しませんか?」
この最初の女の言葉は、男が誰かが分かっていたからの言葉だったのか
俺は単純に猫かぶりでもしているのかな? としか思わなかったので、オチに関わる台詞だとは見抜けなかった。あるいは、女が猫かぶり女というオチかと
三人称でキチンと書けているが、ネタバラシが唐突すぎたのが、ちと残念
唇が戦慄く、コップを鷲掴み、一気に飲み干すというお題面で瑕疵がある


>>20
ほぼ会話文のみで構成される文章
最初は穏やか、その他多数、お題面での瑕疵が見られる
一つの完結した作品というより、その一場面を切り取ったかのようだった
会話文の前後も書いて、そこでお題面をクリアしていればと残念に思う
オチまで持っていくための会話の流れはスムーズだった


>>22
関西人かな? 同郷だ。同郷と言うには、関西は広すぎるが……
小説というより、小ネタ? 的な文章に思われる。
思わず、くすりとさせられるオチではあった
唇が戦慄く、この点に瑕疵がある。また、コップを鷲掴むほどの緊迫感は感じられないので、単に書いてないだけでなく、このお題もクリアさせてないのは明白であった


>>26
ステルス機能……厳密に言えば空いた席ではないので、お題に反している
後は唇が戦慄く、かな
描写が少ないので、何故カップルが突如豹変したのかなど、その辺が分からない
まあ、この話ではカップルは重要でないからいいのかもしれんが、お題的に不味いと思う
主人公が思わず突っ込んだところで、何か別の流れが生まれれば良かったかもしれない


>>28
面白い発想であったと思う
現実には無茶があるが、そこを気にしたら始まらない
唇にはついて言及してないが、緊張のおももちとあるので、唇は戦慄いていたのかもしれない
ただ、その前の穏やかなで、お題面で瑕疵があると言える
徐々に互いに飲ませるような演出(ウェイトレスの台詞)が見所か
おい仕事のこと持ち出すなんて卑怯じゃねえか、の部分が良い。上手く見守るオーディエンスを絡ませたと思う
0235この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:14:04.56ID:bmUsHslj
>>49 ルール違反です。
>>59 むさび泣きかけました。悲しいですね。
>>67 もえもえきゅんっ!! 上位予想です。
>>73 スカートは隠したほうがえろいですね。
>>76 モモタロウの登場を待ち続けました。
0237この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:16:31.03ID:bmUsHslj
>>151 お幸せに。この話好きです。
>>158 認知症は悲しいですね。
>>166 食い逃げ万歳。
>>173 朝の方ごめんなさい。これで許してください。
>>179 手をつなぐやりとりが好きです。かなり好きです。
0238この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:18:47.40ID:bmUsHslj
>>181 白濁した液体にまみれてお幸せに。
>>183 精一杯の笑みがいじらしいですね。
>>186 マスター何者なのでしょう。
>>197 パフェ食べたいです。流行の熱盛に逃げない勇気。
>>212 もやしもんって漫画思い出しました。女装ラヴリイ。

以上です。
評価者さんとは別の名無しで、甘口を頼んだ者です。
これくらいの甘口が甘口かなって思って書いてみました。
恥知らずでごめんなさい。
0240この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:30:05.03ID:MsfPoWaB
>>234の続き、第二弾


>>30
男女の喧嘩の様子が痛快で、楽しんで読ませることのできる文章だった
傍目で見ている女子会集団の反応も程よい塩梅で描写されている
何より、一気に飲み干すというお題へのアプローチが秀逸であった
ただ、カップルの登場シーン。ウェイトレスである主人公がすぐには気付かなかったので、あからさまにギスギスはしていなかったのだろうが……
事情が事情だけに、穏やかではなかったかと思われる。そこが減点要因か


>>31
自作品だ。
12月、特別な日、彼氏や家族が傍にいないから予定を開けられる
これでクリスマスだと読者をミスリード出来ていたなら嬉しい
基本的にお題に準じた積りではある。唇を震わせる描写は女性側だけだが、主人公という視点主の視界に入った(気付けた)のが女性側のみだった(と、言い訳しておこう
待てよ、今気付いたが向かい合って座った描写がない! うわ、何で一番楽勝のお題を漏らしているんだ!
ちなみに、オーナーが最初に店の外に出た時、掛け看板に『本日貸し切り』という紙をぺたりと貼ったという裏設定がある


>>34
口語的というか、何ともリアルっぽい一人称描写で、テンポが良い
序盤から中盤にかけて笑いが取れる
ただ、オチがどうしてもグダついた感が拭えない
お題面では唇が戦慄く、で瑕疵がある。後、向かい合って座るとは書いてないが、主人公はカウンター席、翻ってカップルはテーブル席と思われる
テーブル席で二人なら、普通向かい合って座る……かな?


>>41
終盤で主人公の異常性を示す、それまでの描写、文章としては良くできている
しかし、お題はどこにいったのだろう?


>>42
水がべらぼうに高い。だから飲むのに戦慄く
目新しいアプローチの仕方であった、と言いたいが、ここで一つ恨み言を
実は、砂漠地帯のカフェの話を書こうとしていた。他所から大量の水を持ってきた主人公が、ぼったくり価格で、水を客に供する設定
これを見て、すぐさま破棄することになったのである

ごほん! ええと、水が高いせいか、一気に飲み干す描写に瑕疵がある
それ以外はおおむね良かったのではないだろうか?
0241この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:38:53.57ID:8aeIHyjn
>>166のヒデキとかユウキとか何のことかと思ったら、創作文芸板の中島と大畑のことかよw
0242この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:39:18.52ID:UaV/Cyvs
初めて参加してみたけどお題が思ってたよりも厳粛な感じでちょっとやっちゃったなと思ってる
0243この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:44:23.32ID:a9kg5+dj
>>242
お題は色々だよ
前回は

エッセイ風である事
「こんな事になるとは思わなかった」
の一文を入れる事がお題だった
0244この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:45:16.57ID:bmUsHslj
追記
>>230
>>233
>>235
>>236
>>237
>>238
が、俺が読んだ印象です。
前半より後半の方が、お題に則した作品が多かったように思います。
上位入選予想は、31と67と116です。
個人的に好きな作品は、85と151と179と183と197でした。
書いてみて分かったんですが、俺、感想苦手でした。
評価者さん、頑張ってください。
0247この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:56:28.83ID:bmUsHslj
俺の作品は、49と173ですが、どちらも選外だと思います。
理由:
49:ルール違反
173:読みにくいので人を選ぶ。読める人には楽しんでもらえると思います。
基本、人を選ぶ作品に、お師匠様は酷評されますし、それに異存はありません。
0248この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 00:59:27.54ID:MsfPoWaB
>>49
てし……いや、何も言うまい
最初は穏やか? 何か硝煙の臭い立ち込めるような穏やかさである
(相変わらず)作者独自の色が強く出た作品。この独自色を持っているのは素直に羨ましく思う
ハードボイルド、でいいのかな。個人的にデストロ246とか、ブラックラグーンとかに通じるものがあるような、ないような作風だと思う。うーん、やっぱり、また少し毛色が違った作風かな?
お題面はおおむねクリアしているかと思われる。しかし、てし……げふん、げふん!


>>59
話としてはすんなりと綺麗にまとまっている
ただ、一文書いて次の行、一文書いて次の行、という書き方がどうも気になった
お題面としては、唇が戦慄くに瑕疵がある


>>67
優勝候補の一つではなかろうか
無理なくお題をクリアしている。向かい合うように座る、この部分もウェイトレスがまず夫の方に回り込み、次いで妻の方に回り込んだことから、向かい合って座っていることが分かる
普通に面白く、読後感も良い。何より、繰り返すが無理なくお題をクリアしているのが上手いと思う


>>73
最初の穏やか、唇を戦慄く、にお題面での瑕疵がある
それ以外はおおむね良かった。綺麗に話は纏まっている
オチに関しては、少し物足りない、弱い感もなくはないが、それでも何だか可愛らしいオチだと思う


>>76
いい話だあ。まさか、昔話風に持ってくるとは思わなかった
お題面では……これ書くのしんどくなってきたな
以後、お題面で瑕疵がある場合は、単にお題面が十全じゃない、と書きます
で、お題面が十全ではなかった
読後感は良かったと思います
0249この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:01:23.50ID:a9kg5+dj
ワイさんは破綻にうるさいよ
なのでゼロから自分の世界観を作っていくと
一人でアドレナリンぶしゃーの人は100パーワイツッコミ流星拳喰らう
0250この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:03:34.13ID:4Om3pQKV
>>248

講評ありがとうございますね! 59書いた者です。吉田満「戦艦大和の最期」の文体をちょっと意識しました。
0251この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:08:44.08ID:bmUsHslj
>>248
ブラックラグーン好きなのでめちゃめちゃ嬉しいです!
て……が豹変する時はいつも、バラライカ姉さんの雰囲気をイメージして書いてるので、
やらかしたけどエントリーして良かった!
ありがとうございます。
0253この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:18:22.02ID:A9XFad9c
>>230
>>234
寸評、心より御礼申し上げます。
○っしーさんと○ーマンさん?でしょうか。
一応、匿名の会なのでぼかした感じで失礼。
明日も楽しみですね。
0254この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:32:00.84ID:FVsPHxZr
>>240
30です。小説書き始めて1ヶ月目にして図々しくも初参加させていただきましたが、お褒めいただきうれしいです……!評価ありがとうございます。
問題点を参考にまたがんばってみようと思いました。
0255この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:38:21.63ID:MsfPoWaB
>>248の続き ええと、第四弾? 疲れてきた


>>85
てっちょんぴー、とは何なのだろうか?
>>わかんねぇかなぁ うん、わかんねえよ
よく分からん。分かるのは、異色の作品と言うことのみである
強いて言えば、彼女の登場(?)、いや最初からいるのだろうが。その登場シーンが、唐突な感がある
きっと、それまでが一人でいるかのような、誰かが一緒とは思わせない描写だったからだろう
当然のことながら、お題面は十全ではない


>>109
いいね。心理描写がよく描かれている。お題もクリアしている。
これも入賞候補作ではなかろうか?
話も綺麗に纏まっていた。それでも強いてケチをつけるなら、綺麗にまとまりすぎて、早い段階からオチの方向性が見えてしまったのが残念


>>115
最後の最後まで、オチが読めなかった。その点が素晴らしい
それまでの描写も良いと思う
お題面、これが十全なのかどうかが悩ましい。思わず、慄くの意味を検索してしまった
>>恐ろしさ、寒さ、興奮、緊張などのために震えること
何を参照するかによって、多少の違いがあるが、おおむね上の意味になる
果たして、慄くの使い方が正しかったのかどうか
そこでお題をクリアしたかどうかが分かれてくると思われる


>>121
うーん、文章は悪くないとは思うのだけど……
後半部分は、もう一度読み直す必要があった。すんなりと誰の発言、誰の内心の声、誰の、とちょっとこんがらがってすんなり入ってこなかった。
そこら辺が、もう少しすっきり読みやすかったらもっと良くなると思う
お題はクリアしているように思われる


>>123
これも自作だ
これを書いた当日、昼前が不自然なほどに暇だった
なので、「あっ、小説書こう」と思って、仕事中にコッソリ書いてそのまま投下した作品
思い付きで書くものではない。水を飲んで物語が大きく動き出すはずが、水を飲んで話が終わってしまっている
どうして、お題を守り切れないのか。ああ、全然ダメじゃん
0256この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 01:54:18.95ID:a9kg5+dj
読んだ感想は読む人の自由だ
みんなどんどん感想を言おう

俺は今ちょっとヘコんでるけどね
0257この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 02:34:39.19ID:MsfPoWaB
>>255の続き 第五弾


>>151
文章力はある。
特に、女性の一気飲みとその後の発言から、主人公に女性がプロポーズを待っている節があると、推測させる下りが見事だと思った
お題はクリア……されているのだろうか?
二人で席についたら、普通は向かい合って座るだろう。しかし、それを決定づける描写がなかったように思われる
無理やりケチを付けているだろうか? これがお題クリアなら、自作の>>31もお題クリアなのだが……
どうかOKであって欲しい。ワイさんの判断を待つとしよう


>>158
お題面が十全ではない(穏やかの部分)
唐突に話が動き、そこでは正直ついていけない。何で、全くよく分からん妖とかの設定が出てくるんだ、しかも分からせようとする配慮がなされていない!
と思ったが、その後のオチで不可解な点は氷解する
しかし、ロー、ハイ、ローと、ぐわんぐわん短い文章中に揺さぶられたために、若干の読み辛さが読了後も印象に残った


>>166
文章力はある。ただ、序盤が若干ではあるが、勿体ぶった言い回しの文章だと思った
カップルの会話が始まってからは、すんなりと読むことが出来た
話の内容は……何と言った物やらw
ああ、取り敢えずワイさん、カップルが逃げ込むそうなので匿ってやってください


>>173
さて、どうしたものかw
これまた一風変わったテイストである。そして即興か
この手の文章がすんなり出てくるのは驚きだ。唸らされるものがある
何だろう? 似たような文章を以前書いたことがあるのかな? 流石にいきなりこのテイストの文章は書けないと思う
普通にうまい。お題面もクリアしているがしかし……どうなんだろうw
ワイさんの評価が待たれる。俺なら入賞させるが果たして


>>179
水を飲み干した後に話が急に動き出す、それがお題である筈だが……
ストーリーに目立った波はなく、一定に凪いでいるようであった
最後の最後にオチが来るが、それ以前の回想シーンでも、単なるデートの描写で終わらせるのではなく、もう一工夫が欲しいと思った
0258この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 03:12:46.65ID:8aeIHyjn
最近のワイスレ杯の頻度ってどんくらいっすか?
月一くらいでやってんの?
0259この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 03:26:06.23ID:MsfPoWaB
>>257の続き 第六弾


>>181
またもや自作。今回は三作品もエントリーしたことになる
>>173の即興に触発されて即興で書いてみた
結果は御覧の有様である。なんと、コップに入った水が牛乳瓶に!
さっぱりわやである


>>183
一気飲み勝負というネタが自作と被っているではないか!
一気飲みした後の展開がイマイチ掴めない。
いや、分かるのは分かるが、どうしてこのような話にしたのだろう、と疑問に思う
お題はクリアしているように思われる


>>186
うーん、これも作者の意図が掴みにくい作品だ
男女のカップルは如何に別れ話を切り出すかで緊張し、Jアラートや、逃げ出す人間たちに気付かなかったのだろうか?
それとも、カップルにとって、飛来するミサイルよりも別れ話の方がよっぽど重大だったのか?
後は、それまでのストーリーと、オチが、上手く繋がっていないと思う
お題面が十全ではない(穏やかの部分)


>>197
上手いオチだ。いいね。
お題は十全ではない、かな?(向かい合って座ると分かる描写がないように思う)
というか、カップル二人なら、向かい合って座るのが普通だよね!?
だからわざわざ書かない! 当然じゃないか!
ということで、一つお目こぼしを期待します、ワイさん
ちなみに、タヌキは哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属


>>214
ラノベ調の作品かな、キチンと仕上がっていると思う
それにしてもネーミングセンスがヤバい
ラーメンと言えば、茶わん蒸しラーメンなる珍妙なものにこの前遭遇した
マロンラーメンは実在するのだろうか?
お題面はクリアしているように思われる
0260この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 04:09:05.15ID:MsfPoWaB
ふう、終わった。きっかり30作品

総評、お題が難し過ぎるよ、ワイさん!!!! 以上!

……は半分冗談として
やはり穏やか→唇が戦慄く→コップを鷲掴んで一気飲み。この流れの理由付けが困難であったのではなかろうか?

このお題を無視する作品や、取って付けたように押し込んだ作品が目立った
しかし、中には自然にストーリに落とし込んだ作品もある

さて、最後に私的上位予想を
自作は客観的に見られないので、それ(31、123、181)を除外して予想する

発表される上位作品は全体の三割程度、つまり9作品程度

28、30、67、109、116、151、173、197

上位入賞してそうだなあ、と思ったのは以上の作品(順番はレス番号順)
ぱぱっと選出したら、8作品だった
ただし、中にはお題面で瑕疵がある作品もある。どれほど減点されるかで、入賞か否かは分かれてくると思う
……空いた一席に、俺の31が滑り込まないかなあ

では、では、皆さんお休みなさい
それからワイさん、各作品の評価の程、宜しくお願い致します
0261この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 07:31:21.99ID:bmUsHslj
>>257
金色夜叉を10回読めば、これくらいは普通に書けるというか口調を真似て書きました。
俺のベースは芥川、森鴎外、尾崎紅葉、つまり明治文学ですからね。
と言いつつ、書くならちゃんと書かんかい! というお師匠様の酷評も予想済みです。

>>260
お疲れ様でした。文章上手いと講評もできるんですね。流石です。
0262この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 09:25:39.11ID:wCbG/f4V
昔の軍人や報道官が書く文体ってなんて言いましたっけ
勅という字が入ってたような
0263この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 09:40:43.57ID:qU2XdJZC
皆さんワイスレ杯お疲れ様でした。

>>260
>>261
二人とも感想および評価ありがとうございます。見る限り私は選外でしょうが、恐らく冬にまた開催されるであろうワイスレ杯には必ずや入賞できるよう頑張る次第でありますが、
今回はなかなかどうしてやはり少し頭を悩ませる設定であったように思いますが、皆さんはどうお思いかなと思いつつ、今日は栗拾い。よく、採れた。
0264この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 09:59:05.77ID:GI7jJmkv
起きたら寸評がついてたありがとうございます

入賞予想をもらえて小躍りしたあとに目標は達成できてないことに気付いてちょっと落ち込み
文章力があるって一度は言われてみたいけどやっぱ難しい
0265ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 11:49:04.36ID:nDr0sZQ/
今回の上位入賞は九位までとする!(`・ω・´)
0266この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 11:50:03.70ID:8aeIHyjn
何時発表よ?
0269ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 11:59:51.39ID:nDr0sZQ/
>>266
広い範囲の夕方!

>>267-268
ばらすのが早い!

軽くサンドイッチを摘まむとしよう!(`・ω・´)
0270この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 12:14:08.91ID:bmUsHslj
今回のお題については、難しいというより、『一手間かかる』というのが、正直な感想です。
お師匠様のお題は、飲食店、穏やかな様子、微かな変化、唇が戦慄く、一気飲み、物語の
始まり。という、グリークペールギュントの魔王みたいな流れで、派手好きなお師匠様
らしいお題だなあと、微笑ましく思いました。そして、一手間の中身ですが、国語辞典先生に
お伺いを立てる必要を感じました。単語を読み解いた結果、静かな緊張と解放が、この
作品にはなければならない。そしてそれは水に関わる。
そういう事で、トラウマ、暴力、ゾンビ、感染、水が快楽という宇宙人、賭け試合、ガラスが希少な
異世界、告白、エトセトラエトセトラと、色々思いつきました。
一番思いつきやすいのが、告白シチュエーションであり、つまり誰でも思いつきうる、という事は
競争率が高い。叙情、描写、文章力そういうのが余程高くないと当たり障りなく終わる。
なら、『1つの世界観』を詰め込んだ賭け試合で行こうと思ってやらかしました。で、お師匠様の
凡庸でもお題守れば入選ありうる、という言葉に俺は、
凡庸で良ければ書きたい放題じゃないかあああああ! と拗ねまして、凡庸なものを2つ書き、
エロも書き怒られて反省し、では、奇抜で設定に則ったものを即興で書こう。
 読みやすさ? ふ、そんなものは○ーマンさんとか他の人のテリトリー! 俺はインパクト勝負で
朝のお方に全力土下座するぜ! ということで、坊主に乗り移って散歩する鎌倉の大仏の
話を即興で頑張って書きました。
こんな感じかなあ。男女を主人公とするときつそうだったので、男女を傍観する一人称、で
話を構成しました。
つまり、男女が主人公の一人称である! とか言われたら、お師匠様のどS! と匙を投げましたが、
普通に面白いお題だったと俺は思います。
0273この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 12:34:48.42ID:qU2XdJZC
>>270
「凡庸なものを2つ書き、 エロも書き怒られて」
ワイさんから怒られたわけじゃないのだから、良しとしようではないか。ワイさんの懐の深さは、誰にも計り知れない。多分。
0274この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 12:43:35.66ID:bmUsHslj
>>273
ありがとうございます。
お師匠さまの御仏のような懐の深さと、阿修羅の如き酷評には、
いつも感謝をしております。
結果発表が待ち遠しいです。
0275この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 12:45:42.13ID:dqeO6Khu
穏やかだったのにウエイトレスが運んできた水にビビる時点で外人しか思いつかんかった
0277【訂正】第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/08(日) 12:59:01.25ID:/sXd2t4A
>>238
>>259
寸評ありがとうございます
マロンラーメンは昔のラーメン番組のコラボで、新宿の有名店が手がけていました
実在したのかもしれませんが、食べたことはありません
0279この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 15:07:33.24ID:yWZCT8Q6
居酒屋で働きながら女優を夢見る子に招待されて芝居見に来た
15半から開演で席について待ってる
ネタができたらいいと思っている
0280この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 16:41:31.20ID:4Om3pQKV
59です。今回の主眼は短い文章でどれだけ、濃密なストーリーを書けるかという事も意識してみました。
なので、皆様より短い文章になってしまいました。
でも、皆様は上手い作品ばかりですね。
それぞれ自信を持ってください!
0282ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 17:52:34.67ID:nDr0sZQ/
全作品の寸評
>>6
AIが生物学的な見地での肉体を有していた! 人間との差がないように思う! ここまで進化していながら街並みがあまりにも普通!
飲食店も同様で、そもそも口から食べる必要があるのだろうか! 仮想空間の中で全てを行ない、別の方法で栄養を摂取させればいいように思う!
重要な役割を担う二人が気軽に外を出歩ける点に引っ掛かる! AIが肉体を保有して自由に動けるのであれば人間の複製も可能なのか! 進化が過ぎた!

>>20
新婚の二人がカフェで言い争う! 夫が猫アレルギーにも関わらず、妻は出張を良い事に猫をペットとして飼い始めた!
戻ってきた夫は激怒! 家には帰れず、カフェで心情をぶちまけた! お題の舞台を自然な流れで使いこなしていた!
ただし夫の言葉の中にある「裏切った、騙した」は該当しないように思う! 裏切り行為や未必の故意と云うニュアンスで伝えた方がいいだろう!

>>22
中々に上手い! 店に現れた二人は店長とウエイトレスであった! まるで客であるかのようにテーブル席に着いた!
少し気になるのはウエイトレスが水を持ってきた部分! 「お冷やを置くと」と繋がった状態で黒いドレスを纏った若い女性が着席した!
一文の中で行うとウエイトレスが黒いドレスの女性とわかってしまう! そこで「お冷を置く。」と区切り、時間的な間隔を空けることで別人に思わせる工夫が欲しいところ!

>>26
喫茶店に入った主人公には存在感がなかった! そのせいで同じテーブルに男女が座り、出られなくなった!
そこで二人による痴話喧嘩が始まった! 主人公は仕方なく重力魔法を使って抜け出した! 存在感の無さは魔法によるものなのか!
海外にいる状態で二人の喧嘩の内容を理解していた! これも魔法の効果なのか! 突然の設定によって内容がぼんやりした! お題に対しても微妙!

>>28
女性は被害者で男性は詐欺師であった! 女性は別れを主張! 男性は付き合いを希望! 先にコップの水を飲み干した者の要求が通る!
判定を行なうのは店のウエイトレスと云う設定に面白味がある! ウエイトレスの言葉に影響を受けて二人の水は徐々に減ってゆく!
最後は同時に水を飲み干して和解の意味の抱擁で終わりを迎えた! 穏やかな表情以外のお題は守られていた! 打ちミスは二箇所あったと付け加えておく!

>>30
店員の目を介して二人の状態を語る! ガラスが木に叩き付けられた場面を見ていない状況で断定されると、少し人称に狂いがあるように思える!
水音の後にガラスの割れる音がして当人を見ると、カップを鷲掴みにしていた! 何が割れた音だったのか! 時系列に齟齬が生じていた!
男性の浮気相手が男であるところに捻りはあるが、よくある痴話喧嘩なので話の内容としては平凡に思えた!
0283ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 17:53:23.94ID:nDr0sZQ/
>>31
主人公の誕生日を祝う為に用意されたサプライズであった! 店に訪れた客にはそれぞれの役割があり、空の花器にも意味があった!
細かい配慮は行き届いていたが、その大本である舞台が整っていなかった! 主人公と店の関わりの深さが事前に表現されていないせいで、
少し大袈裟に思えた! 「やわらコップを」の部分は「やおら」であっても間違い! 急な行動は「やにわに」である!

>>34
おいおい、おーい、ヤッホー、ではない! 結局、やたらと水をおかわりする理由は何なのか! カップルと訊かれる前に妹であることを打ち明けた!
漢字の変換ミスが一箇所あって、おいおいおいおいヤッホーと頭の中で叫んだことは云うまでもない! 畳み掛けるボケに少し笑えたことも付記しておく!
話の内容としては二人の人物が気になる! 共に水をよく飲む! 理由は何なのか! 字数の関係、または思い付かなかった等の理由が挙げられる!

>>41
主人公は静かな環境を好む! 阻害するものは自らの手で排除する! 喫茶店に置かれた時計の音でさえも気になり、密かに壊した!
痴話喧嘩と云う騒音を撒き散らしたカップルがホームから突き落とされたのは必然と云える! 今までに出くわした騒音に対してはどうなのか!
突発的に手を出していれば、喫茶店で珈琲を飲みながら読書はしていられないのではないだろうか! 文章は悪くないが、主人公の設定は少し緩い!

>>42
設定としては悪くない! 高額な水に読者は驚く! 周囲の人々は平然と食事を楽しんでいた! 貧富の差を見せ付けられる!
対比によって話が浮き彫りにされて興味を持って読み進めることができる! そこに違和感が挟まっていた!
子供が出来たことを祝う場で終身型の生命保険の件は必要なのか! 主人公が命を絶たないといけない理由が書かれていないので腑に落ちない!

>>49
賭け試合に勝つことで一方の意見を押し通すことができる! 戦いの舞台が料理屋である必要性を感じられなかった! どこでもいいように思う!
賭けに負けたとして、必ず履行させる術はあるのだろうか! 今回は恋人同士と云う設定があるのであまり引っ掛かることはなかったが、
通常の決闘では運営に難があるように思った! 凄腕の殺し屋を手元に置いているのであれば、賭けの相手を暗殺すれば済む話ではないのか!

>>59
お題を活かしつつ、得意なジャンルに持ち込んだことが功を奏した! やや内容は駆け足であったが読めない程ではない!
別れの場面はもう少し書き足してもよかったように思う! 話に厚みを持たせることで最後の場面が悲しくも華やぐ!
少し気になるのは魂は終戦から十年後の日本にいたのか! それとも終戦後の日本にいて十年間、最愛の人を探し続けたのか! 後者であればいいのだが!
0284ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 17:54:03.80ID:nDr0sZQ/
>>67
店舗と名前は同じで違う店なのかと思った! 話を読み進めると仕様が変わった同じ店らしい! メニューも同じであった!
メイド喫茶にしては料理が本格的! メイド料理店と云う名称になるのだろうか! 素晴らしい眺望に俗っぽい設定が目を引いた!
最後の力ない声の落ちがやるせない感じでよい! また行くのか、と読みながらツッコミを入れたワイである!

>>73
高価な水の設定は二度目! 桁が違うので労力によっては高くないかもしれない、と受け取ったワイであった!
それはいいとして出だしは存外に悪くない! 水の味とは関係のない文句から始まり、どのような方向に進むのかと期待感が膨らむ!
結果、二人は悪質なクレーマーで肩透かしを食らい、真の落ちは娘のスカートの裾上げであった!
その気にさせた張本人が現れた暁には死ぬほど水を飲ませるらしいが、高価な物なので反応としては微妙と云える!

>>76
文体と内容が合っていた! お題も守られていた! 鷲掴みにして一気に呷るような勢いはないが、年相応に飲み干したと受け取れる!
本文に難しい言葉は使われていない! 背伸びしたような比喩もない! 誰の胸にもじんわりと届く優しさに満ちた内容であった!
老人の涙が深かった! 若者にはない重さを物語る! 人物の描写はほとんどない中で頭の中には絵が浮かぶ! 平易で読ませる文章に作者の上手さを感じた!

>>85
松鶴家千とせ氏のネタ満載と思いきや、そうでもなかった! 最初は日本語として読めたが、最後の方で行動がよくわからなくなった!
ツーテンポールはツインテールのことなのだろうか! お題のカップルも守られていないように思える! ウエイトレスの立ち位置が気にはなった!
主人公は日本人なのだろうか! どのような設定になっているのか! もう少し内容を読み取れるように書いて貰いたかった!

>>109
良い話なのだろうが、どうにも納得がいかない! 二人は二年間、恋人関係にあった! 彼氏が口下手であったと仮定して、
二年間も付き合っている彼女に本心を伝えられないと云うことがあり得るのだろうか! 口にしたくなかっただけなのか!
精算水を飲ませた後の彼氏は饒舌に思えた! 相手の本心が少しわかる程度で口下手を解消するような効果はない為、少なからず違和感を覚えた!

>>116
この老夫婦の真実はどこにあるのか! 店内に入ってきた時からすでに演技は始まっていたのか!
コップの水を不自由に飲み、自らの服に零したのもウエイトレスを自然な形で呼び寄せる手段だったのか!
虚実に塗れた中での二段落ちは鮮やかで笑えた! 似た者夫婦と云う言葉を体現した話にはかなりの説得力があった、なーんちゃって!
0285ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 17:54:49.36ID:nDr0sZQ/
>>121
地殻変動で日本が陸続きになったのだろうか! 原因がよくわからない! 銃が持ち込まれたことで平和な世が奪われた!
密輸入で持ち込んでいる今と大差ない! 銃の所持のライセンスを持っていれば違法にはならない! 作品内の法律はどうなっているのだろうか!
雨宮の基準がわからない! 独自の判断で決めているので法律がザルで緊迫感が薄れる! 短い文章なので一つに絞って書いた方がよい!

>>124
文章は悪くない! 雰囲気もある! 問題は二人の関係! 一度は付き合ったことがあるらしい! どれくらいの期間で、相手をどれほど知っているのか!
この部分がわからないと、先の展開を見てもしっくりこない! ビアンカが身命を投げ打った理由は何なのか! 男を愛していたのか!
男の隠れた才能を見出し、組織の為に命を捨てる気になったのか! 周囲は献身と受け取った理由も判然としない! 言葉が足りていない印象を受けた!

>>151
冒頭から丁寧に書かれていた! 二人の感情の流れもよくわかる! 食事の席で指輪を渡そうとしてやめる男に期待した女が刺々しい態度になる!
口数少ない帰り道、男はハンカチを取り出そうとして指輪を落としてしまう! 慌てて言葉を添える! 「もらっていただけますか?」と!
女はおかしそうに笑って「それは私のセリフですよ」と返した! 上手い流れで繋ぎ、金婚式にまで話を広げた! 悪くない話であった!

>>158
一レスの中に登場人物が四人と多い! 老夫婦が認知症を患った悲しさを表現したかったのか! 愛と云う喫茶店の心優しき店主を前面に出したかったのか!
老夫婦の娘である恵子の健気な姿を見せたかったのか! とにかく見せたい部分が多く、分散した結果、薄い中身に思えた!
中心となる人物を定めて見せたい部分を一本に絞る! 読者の記憶に強く残るような書き方に徹してた方がよかったように思う!

>>166
中々に悪意に満ちている! 創作文芸板の人物を利用した創作話であった! 何故かワイも含まれているが!
話としては少し引っ掛かる! 無理心中を失敗した二人が生きようとしていた! 前向きになった理由は何なのか!
ワイと云う人物を頼ったとして、二人の結婚の仲介者となれるのだろうか! 話の中に無理矢理に登場させた感は否めない! 洋食屋に秘密の地下通路とは!

>>173
鎌倉の仏が坊主の肉体を乗っ取り、遊覧の最中、スマホで巨大掲示板にアクセスしていたのか!
最初の書き出しは少し人間に近い! 文体に慣れてきたのか、後半は書き方が統一されていて好感が持てる!
最後の落ちにも無理がない! 仏の一作にはご利益があるのだろうか! 漢字と片言の語り口調に癖はあるが、面白い設定には引かれるものがあった!
0286ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 17:57:30.96ID:nDr0sZQ/
>>179
掃除の時に思い出の品を見つけて回想することはよくある! この話も同じで三十五年前の記憶を遡る!
満月をバックに自転車で空を飛ぶ映画はワイも観た! テレビではあるが! 最後に妻の一美を登場させてETと口にした!
五十前後の年齢で、そこまで老け込むとは思い難い! 中学の恋人が妻になったと云う仄めかしにはなった!

>>181
学校給食を提供する店は実在する! 話にリアリティがあった! 少し気になるのは二人の年齢! 幾つなのだろうか!
乗りは良い! あまりに若いと給食の懐かしさが薄れる! 作者はどれくらいを設定しているのだろうか!
カップルを一対の意味で捉えていた点も悪くない! 発想の豊かさを感じる! 「「あははははっ!」」はラノべでは通用するが、癖にならないように気を付けて貰いたい!

>>183
静かに追い込まれた女の行動としては胸中の不平不満が多いように思った! 別れる前の当時は耐えられない! 愛想笑いさえ、浮かべたくない!
男の考えには全く付いていけない! それらの綺麗な部分を引き合いに出し、今の自身の薄汚れた姿を対比の構造で書き進めた方がよい!
男の恐れ慄く姿は鮮明となり、女の空恐ろしい笑顔が読者に強い読後感を与えることだろう! 不衛生な店内等、舞台装置は良かったが女優の覚悟が少し足りなかった!

>>186
現実味のある話に非現実を剛腕で繋いだ話であった! 二人のカップルの話が別れ話を切り出した辺りまでは普通に展開していた!
ミサイルが着弾してから妙なことになった! 喫茶店は大きな被害を受けた! マスターと周囲だけが無事で淹れ立ての珈琲を自身で啜る!
その後のツッコミは誰の言葉なのか! メタフィクションで作者なのか! カップルの一方が生き残った末の反応なのか! かなりの投げ遣りの最後が勿体ない!

>>197
狸が店長のオープンカフェ! あまりに突然に明かされたのでワイも自身の目頭を揉んでしまった!
今時、狸のことで言い争うのも妙である! スマホを持っているのであれば調べればすぐに答えは出る!
どうして今まで思い付かなかったのか! 店長の行動も不可解でワイもサラリーマンと同じ感想を持った! もう少し下準備をしてから行動させた方がよい!
ちなみに狸はイヌ科! にやけるの意味を調べた方がよい!

>>214
いつものメンバーによるラーメンに纏わる話であった! 凝った設定を活かすにはあまりにも一レスは短い! ナナオは登場してすぐに退場した!
ラーメンブロガーのエナの存在も薄い! ブログの話は何年くらい前になるのか! 拙者と名乗っていた頃であったか!
話としては生煮えでお預けを喰らったような状態となった! 最後のナナオは落ちと云うよりも伏線に思える! 自身の設定に縛られて縮こまった内容となった!
0287この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:01:04.14ID:8aeIHyjn
よ、待ってました!
0289この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:11:29.21ID:4Om3pQKV
59です。魂の設定は棟田博先生のサイパンから来た列車からヒントを得ました。
将来のプロットにできればと思ってます! 講評有難うございました。
0290この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:21:31.21ID:0pL/DIot
寸評ありがたや
自作はやはり伝わらなかったか
設定しかない作品で伝わっていても微妙だったろうけど悔さもあるなぁ
次に活かすとしよう
0291この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:22:06.80ID:MsfPoWaB
流石にワイさんの批評は違いますね
自分でも書いてみて改めて分かるワイさんの凄さ

そうか。主人公と店の関わり、大元の舞台設定が整っていないと
なるほどなあ。確かに大げさに見えますよね
0292この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:31:57.37ID:ij59RLR4
ワイさんの評価は本当に勉強になります。みなさんの作品とワイさんの評価セットで勉強させてもらいます。
0293この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 18:38:29.88ID:bmUsHslj
講評ありがとうございます。
>>49
裏設定として、賭け試合の運営があります。
異なる主張を持ち、かつ潰しあうには色々と被害が大きすぎる2者が、裏社会の運営に仲裁を申し立てます。
運営はくじを引かせます。くじには数字が書いてあり、その数字が、裏社会で保持している
闘士(グラディエーター)の番号です。
次に、闘技場の条件設定がされます。2者は話し合いにより、飲食店、地下鉄車内、サッカーコート、
発電所、ピラニアの巨大水槽の上に渡された板の上などの条件を決めます。
条件設定について意見が合わない場合は、決定権のオークションが行われます。
今回は飲食店という事で決まりました。ちなみに、この飲食店は三ツ星に何回もノミネートされて
いますが、そのつど店主が断っています。
……という設定は、2千字に入れるには字数を圧迫していたので入れませんでしたが、入れとけば
良かったです。
ルール違反にも関わらず、エントリー許可ありがとうございます。
>>173
読みづらい! 癖がありすぎる! 明治文学に慣れた読者以外をふるい落としているのは
作者の独りよがりといえよう! まず高校レベルの国語から勉強し直す事を強くお勧めする!
設定自体は興味を惹かれる物だっただけに、非常に惜しい出来であった。
即興の弊害が強く出た作品と言える! 
……という酷評を予想していましたが、意外でした。
文体は、前半が俗っぽく(肉体にひっぱられる)後半が神っぽく(仏精神全開)で使い分けてます。
仏無双という話ですからね。
好評みたいなので、素直に嬉しいです。
ありがとうございます。
0294この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:00:57.23ID:yWZCT8Q6
今回はダメだ
サザエとホタテとホンビノス焼きながら冷酒でやけ酒しつつ発表待ち
発表終わったら盛大に言い訳する
0295この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:07:37.80ID:A0oH+CDY
酒というなら67さんは祝杯の準備をすべき
全ての評価者から好評価を貰ってる
まず入賞は固い、後は優勝してるかどうかだ
0296この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:12:25.11ID:yWZCT8Q6
別れか存続を掛けるカップル押し
大岡裁きのようなウェイトレスがよかった
0298この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:14:41.73ID:bmUsHslj
俺は評価者とおおぴらにいえるほどロジカルではないし、そもそもインパクト勝負で創作する作者だから
読んだ印象の強さでしか物差しでかたれないけれど、67さんは確かに凄い。
0299ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 19:25:20.69ID:nDr0sZQ/
浜福鶴の大吟醸が飲み易くて喉にスルスルと入る!
すでに八合を飲んでしまった! 気分が良く、秘蔵の生酒にまで手を伸ばそうとしている!
幸いなことに眠気は訪れていない! 来訪までしばらくは掛かるだろう!

とても静かな夜である!(`・ω・´)切れ子が美味い! イカの塩辛も中々!
0300この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:28:14.91ID:yWZCT8Q6
おい
ワイさんが発表の文章まで書き終えて
酒飲みながらニヤニヤしてんぞ
0301ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 19:31:22.85ID:nDr0sZQ/
ちなみにワイは発表の文章を事前に用意はしたことはない! 決まっているのは順位のみ!
通常はスレッドの進行を見ながらリアルタイムで書き込んでいる!

と云うことは飲み過ぎると!(・`ω・´)キラリーン!
0304この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:37:59.01ID:MsfPoWaB
と云うことは飲み過ぎると!(・`ω・´)キラリーン!

駄目だこりゃw 皆の衆、どうやら順位発表は明日を待たねばいけないらしい
0306この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:41:37.73ID:yWZCT8Q6
ワイさんは締め切りにはうるさいので1,2時間の誤差はあっても日をまたぐことはないよ
0308この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:43:26.95ID:bmUsHslj
休みですね。
俺は坂本龍の「愛と幻想のファシズム」と川端康成の「雪国」を読みながら過ごす予定です。
03096垢版2017/10/08(日) 19:43:39.58ID:mf/V7l4M
講評ありがとうございます。
やはり背景まで語るには力不足でしたね……
レトロフューチャー気味人口10億程度の未来なので表面上はあまり変わって見えないのですが、伝えられるよう精進します
因みに
人間の複製はできるけど基本しません
男性のボディは人間のそれでなく、機械ベースです。
現在その辺の有機物をエネルギー源にするロボットが実験段階にありますが、それが発展実用化された未来です。
味覚センサも現実にあるので当然味もわかります。
化学物質知覚がが生命のコアにあることが発見されたため、生命模倣型AIもよくそれをエミュレートします。
またAIの生存に必要な電気や光も、彼ら自身に似たような受け止め方をされます
2人は現在の宇宙飛行士に近い立場であり、英雄視こそされますが職務上の束縛以外は基本無いです。
0310ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 19:45:04.26ID:nDr0sZQ/
物書きにあるのは締め切りのみ!
余裕があればいつでも休日にできるが、
そのような余裕はほとんどない!
ワイも執筆の終わる目途が立った時にようやく休める!
大抵は締め切りの一週間前くらい!
それまでは休まずに書き続けている!

それにしても酒が美味い!(`・ω・´)
0311ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 19:50:05.33ID:nDr0sZQ/
あと十分で発表か!(`=ω=´)
0312この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:50:24.95ID:yWZCT8Q6
>>310
友達がやってましたよ
広告業界ですが
飲んでる席で電話きて「何日までにアカいれて送ればいいんでしょ」
などとよくキレてました
マンション売りとか老人ホームの顧客ゲットとかの広告
0313この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:54:25.01ID:y5MGR2D9
しかし、リロードするたびに現れるシミ取りクリームの広告何とかして欲しい
これグロだろ
0314この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:54:35.26ID:ij59RLR4
この妙な緊張感が苦しい。
頑張って書いたツーテンポール入賞してるといいんですが。
0315ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 19:54:53.08ID:nDr0sZQ/
ちょっと催した!(`゚'Д゚'´) 湿った屁が出た!
0316この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 19:56:06.87ID:ij59RLR4
いってらっしゃい
0318ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:03:06.00ID:nDr0sZQ/
時間がきたので発表を始める!

第九位は>>22である!
客に見せかけた店長とウエイトレスの登場が肝と云える!
少し文章にぎこちなさがあり、トリックに気付かれ易い点が疵と云える!
最初から目に留まり、順位を落としながらも踏ん張った!

一発ネタでよく勝ち残った、おめでとう!(`・ω・´)
0322この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:07:02.03ID:MsfPoWaB
>>22
おめでとう!
確かにクスリと笑わせる良いネタだった
しかし、小ネタでも入賞できるのね
0324ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:07:48.72ID:nDr0sZQ/
続いて第八位は>>20である!
お題に忠実で無理のない展開で話を進めていた!
夫の意見が少し穿って見えた部分はこじ付けとまでは云わないが、
少し引っ掛かるところではあった!

全てが上手く纏まっていて安心して読めた、おめでとう!(`・ω・´)
0327この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:09:23.25ID:ij59RLR4
嬉しいです。
0329ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:12:18.56ID:nDr0sZQ/
続いて第七位は>>183
内容と文章が合致して上位に食い込んだ!
主人公の女性の昔と今の落差がもう少し欲しかった!
泥水を笑顔で啜る女性を見て慄く男性の描写を切望して止まない!
自由君っぽい作風は果たして!

一レスに女性の情念を感じた、おめでとう!(`・ω・´)
0333この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:15:48.42ID:ij59RLR4
>>329
残念! 私っぽいけど私じゃないです。
0335ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:17:41.19ID:nDr0sZQ/
第六位は>>28
恐らく誰も想像すらしなかった内容の作品である!
徐々に水を飲み進める部分はお題とは違うが、
この話にはよく合っていた! 加点は満点ではないが、
無視した甲斐があった! この仕掛けのおかげでウエイトレスによる、
じりじりした展開が生まれた! 作者の判断は正しかった!

ただの水をここまで活かした手腕は見事である、おめでとう!(`・ω・´)
0336この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:18:55.68ID:ij59RLR4
すごい。おめでとうございます!
0340ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:21:56.99ID:nDr0sZQ/
続いて第五位は>>151
一レスでよくここまで丁寧に書けたと感心した!
過不足が無い! 一レスで完結した作品であった!
最後の方の二人の台詞が活きていた! 読後にも残る名台詞となった!

本当に良い話であった、おめでとう!(`・ω・´)
0345ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:26:28.03ID:nDr0sZQ/
四位は>>173
今回、最大の問題作! はっきり云って読み易くはない!
最初の人間臭さも少し引っ掛かる! 坊主の身体を支配してすでにどれくらいの時間が経過しているのか!
仏に抗える人間がいると思えないので人間臭さの理由がよくわからない!
あるとすれば作者がこの書き方に慣れていなかったせいではないだろうか、と邪推もできる!
このような突飛な話でありながら一つの作品として纏まっていた!

仏のご利益は確かにあった、おめでとう!(`・ω・´)
0346この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:27:48.20ID:0pL/DIot
順位きてたー 皆様おめでとう!
ワイさんがリアルタイムで評価文章を書いているという事実に唇が戦慄く
0348この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:28:33.79ID:ij59RLR4
凄い凄い! おめでとうございます!
0349この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:28:55.97ID:bmUsHslj
やったー!
ありがとうございます!
初入選!

仏のご加護に感謝感謝!
いやあ、反省して良かったです!
今後も品行方正を心がけます!てへぺろ
0351この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:29:29.07ID:A9XFad9c
うわあ、ここでコレか。
優勝かもと思ったけど。
愛の鞭ですね!おめでとうございます!
0353ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:31:20.07ID:nDr0sZQ/
上位三作品となった! ドルドルドルドルドルドドン!

栄えある第三位は>>67
老夫婦の穏やかな様子が店の状態で一変する!
メイド料理店のもてなしに驚きつつも楽しんだ!
この落差に老夫婦と同様にワイも驚いた!
理屈は不要! 読み物としても十分に楽しめた!
力尽きたかのような落ちもくすりとした余韻を残した!

見事である、おめでとう!(`・ω・´)
0355この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:33:57.67ID:bmUsHslj
皆様ありがとうございます!
枠すくねえ無理ぽ
と思っていたので嬉しいです!
実家はクリスチャンですが、御仏の導きに感謝しまして、今後も精進します!

ちなみに、問題作は褒め言葉です。だって、インパクト勝負ですから。てへぺろ。
0357ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:36:00.31ID:nDr0sZQ/
アイデアの勝利であった!
誰がこのような文体を想像しただろうか!
坊や〜良い子だ、が頭の中に流れた!

二位は>>76

話としてもよく出来ている!
お題によく合わせた! 流した涙の印象は今回では随一と云える!

このようなほのぼのとした文体でよく書き切った、おめでとう!(`・ω・´)
0358この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:36:21.56ID:ij59RLR4
純粋に凄いです! おめでとう!!
036176垢版2017/10/08(日) 20:38:04.30ID:1PK141sI
違います違います!
3位が私です!

>>76
おめでとうございます!
036867垢版2017/10/08(日) 20:39:51.46ID:1PK141sI
また間違えた!
私は>>76 じゃなくて>>67です!
0369この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:40:38.08ID:ij59RLR4
あ、私もごめんなさい。二位が私です。自由。皆さんもおめでとうございます。
0370この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:42:44.93ID:bmUsHslj
放送席です。
ここで若干の混乱がありました事を視聴者の皆様にお詫び申し上げます。
0371ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:43:19.26ID:nDr0sZQ/
最後に残るのは言わずもがな!
多くは語るまい! 順位が全てである!

第四十三回ワイスレ杯、栄光の第一位は>>116

老夫婦の真摯とした態度を覆す二段落ちが見事であった!
どこまでが嘘で真実なのか! コミカルとシニカルが入り交ざった作りが今風でもある!

ワイの中でプチブームを起こした、おめでとう!(`・ω・´)
0373この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:44:35.71ID:ij59RLR4
おめでとうございます!!凄い!!!
0376ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 20:46:01.87ID:nDr0sZQ/
なーんちゃってとは云わない、これで閉幕とする!

多くの作品に感謝する!(`・ω・´)ノシ 盛り上げてくれてありがとう!
0378相模の国の人垢版2017/10/08(日) 20:46:54.18ID:4Om3pQKV
皆さんおめでたう! これを糧に頑張っていきましょう。
入選しなかったとしても、その経験が必ず生きる日が来る!
さて、私の作品はバレバレですね。
0379この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:47:51.54ID:1PK141sI
ワイさん有難うございます
皆さんもありがとう
今ちょっと、なんか興奮して手が震えて…
とりあえずパンツ穿きます
0382116垢版2017/10/08(日) 20:49:37.01ID:1PK141sI
ああ
また名前とメアド間違えた
0383第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/08(日) 20:50:27.00ID:BCBieG8k
ワイさん今回はありがとうございました。
やはり急ごしらえでつくるとボロがでまくりのレベルと痛感致しました。にやけるの正確な意味は初めて知りました。日本語は深いぜ
0384この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:51:00.76ID:bmUsHslj
フラッシュモブ来なかったか。
優勝すると思ってたんだけどなあ。
でも俺の心の中では1位!

皆様お疲れ様でした!

今後も精進します!
次回はちゃんと初めから名無しでエントリーします!
ありがとうございました!!
0386この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 20:57:20.19ID:ij59RLR4
今回もとても勉強になる杯でした。ワイさんありがとうございました。そしておつかれさまでした。
0387この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:00:58.04ID:A9XFad9c
楽しかったです。
なんともかんとも熾烈な激戦でしたね。
次もバトルしちゃいましょう。ワイさん、次こそはもうちょっとフリーダムなお題をお願いしますね!w

とりあえず、酔って寝ます。
季節の変わり目、皆さんもお体には十分お気をつけくださいますよう。
038867、116垢版2017/10/08(日) 21:03:34.79ID:1PK141sI
ちょっと落ち着いたので一言

今回は2作品投稿して、1位と3位というこの上ない結果でした
自由さんもおめでとうございます
先週は最高得点などという名誉にあずかり、今週はこの成績
これはもう、ワイさんのハートを鷲掴みしたと言っても過言ではないのでしょうか
加えて、私事ではありますが実は今日、新車が届きました
こんなに嬉しいことが続くだなんて、本当にもう




俺、明日死ぬのかな……
0389相模の国の人垢版2017/10/08(日) 21:06:26.99ID:4Om3pQKV
皆さん、取りあえず、お疲れ様。今回は本当にレベル高かったと思う。
ハッキリ言って、個人的には甲乙付け難い(自分の作品は除いて)。
ユニークさは夫々際立っていたと思います。
奇抜は発想が己の作品をさらにレベルアップさせるでしょう!
書き続ける事、不撓不屈、千里の道も一歩から!
0390この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:06:59.60ID:bmUsHslj
すごい!
お師匠様をデレさせまくってますね!

生き延びて、ゴールインまで突っ走るしかありませんね。
(披露宴は呼んでくださいね。笑)
0391相模の国の人垢版2017/10/08(日) 21:08:08.30ID:4Om3pQKV
>>388

本当に御目出とうございまする。次は長編を! 
書く事は己との戦いかも知れない。
今後の飛躍を!
0392この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:11:06.57ID:0pL/DIot
それにしても一位から三位まで爺婆カップルですよ!
どれもレベルの高い爺婆作品でした(褒め)
0393この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:22:23.23ID:MsfPoWaB
>>384
サンキュー、てっしー
そう言ってもらえると、せめてもの慰みになる
入賞おめでとう! 自由さんもおめでとう!
そして75点、一位、三位の388もおめでとう

はあ、次回のワイスレ杯でリベンジすべく気合い入れるか
今月は死ぬほど忙しいから、11月開催だといいな
0394この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:23:46.18ID:oTihLGOf
お疲れ様でした。ワイさんありがとうございます

二作中一作は名無しの方の批評でこれもしかして上位いけるんじゃないの評価を頂けてテンション上がったけど
蓋を開けてみたらこれっぽちも引っ掛からなくて、やはりそんな甘くないなあと
ちょっと残念でしたがともあれ楽しかったし、とても勉強になりました
初めてでしたけど参加してよかったです。ありがとうございました
0395相模の国の人垢版2017/10/08(日) 21:26:32.65ID:4Om3pQKV
>>394

頑張れ! そんな394を陰ながら応援しています。
0396この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 21:53:46.02ID:1PK141sI
あー楽しかった
皆さんお疲れ様でした
ワイさんはもう寝たかな。おやすみなさい♡
0397この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 22:09:54.96ID:bmUsHslj
私、勅使河原蔦子はため息をついた。
今日は何処かで祭りでもやっているのだろうか。逆パワースポットでもないのに、刺客に囲まれるなんて。
とりあえずリラックスする。光物に対峙する時は、存在を薄くしなければならない。
存在が濃い方を刃が追うからだ。
刺客は3人。剣に殺意を込めて、私に正中の構えを重ねている。
「何故構えない」
一番長身の男が訊いてきた。声と共に剣先が、月光に妖しく煌く。
刹那、私は彼の前足に踏み込んでいた。
大地を強く割る踏み込みが、アスファルトと彼の甲を爆ぜる。
地雷を踏むとこうなるのだろうか。私は右の掌底を彼の顎先に撃ち上げつつ、左手で刃を奪う。
「が」長身は舌を盛大に噛む。
「おうっ」「るあっ」背に2つの凶を感じた。残りの2人が同時に切りかかってきたのだ。
私は長身の脇から後ろに回りこむ。その背を2人に向って押した。
右の男の長剣は長身の左脇に、左のは右肩に、それぞれめり込む。
私は動いた。軽やかにステップを踏み、未だに長物を放さない、男たちの首を、右から串刺しにする。

彼らは呻く代わりに、左に崩れた。

私はため息をつきつつ、彼らを哀れむ。
「剣に頼り過ぎだ」

とりあえず合掌をしてから、浴衣に返り血が付着していないかを確認する。
大丈夫だ。ちゃんとホテルに戻れる。現在は鎌倉社員旅行の真っ最中なのだ。
しこたま飲まされる前にと、トイレに行くふりをして宴会場を抜け出し、月を見上げながら散策していたら、刺客に囲まれたのだ。
下駄を履いて出なくて良かった。もし下駄だったら、倒れているのは私だったかもしれない。

警戒を緩めた刹那、ぞわっとした。

木立の遥か向う。月光に鎮座する鎌倉の大仏が、口角を上げた気がしたからだ。
大仏が動く。これは怪異だ。そして、私勅使河原蔦子は、怪異に挑まれる体質なのだ。

……大仏と戦ったことはないが。

私は身構える。
が、大仏は動かない。月光は変化しない。気のせいだったか? いや、違う。大仏は確かに微笑んだのだ。
「勅使河原さーん」
……豪徳寺君の声が、遠くからした。私を探しているらしい。行かねば。大仏は……。
どうやら敵意は無いらしい。まあ、私としても助かる。だって、今は会社の慰安行事中なのだ。踵を返し、大仏に背を向けながら思う。
明日はお参りしてやろう。大仏よ。トラブル回避の礼だ。賽銭も奮発する。気配に変化は無い。つまり、是、ということだ。
私は歩きながら、ふと疑問に思う。もし、本当に何の他意もなく、思わず微笑んだのだとしたら。
何があったのだろうか。大仏が微笑むような出来事が、今夜、この世界のどこかで起きているのだろうか。
やはり、世界平和的ななにかだろうか。……と、つらつらと考えても結論は出ないので、ホテル方面、豪徳寺君方向に向う足を、私は速めた。
0399ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/08(日) 22:22:33.93ID:nDr0sZQ/
男達の首を右から串刺しにした得物が気になる!
指先で刺し貫いたのだろうか!
月光の時に襲う刺客もどうかと思う!
あと刃は光を反射しない素材、または闇に乗じた黒がよい!
風切り音が緊張感を高める! 描写には一定の腕が必要になるとは思うが!

さて、寝るか!(`・ω・´)ワイスレ杯は望まれればいつでも開催する! と云う気概!
0401この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 22:35:07.55ID:bmUsHslj
>>399
最速の講評ありがとうございます。
「男達の首を右から串刺しにした得物が気になる! 」
長身の男の前足を破壊しつつ、掌底で顎を跳ね上げたついでに奪った刃で、
残りの男たちを串刺しにしました。
ステップは斜めに、たん(男たちの横)、同時に串刺しで腕を横に伸ばす感じです。
ケンケンパステップのケンで勝負を決める勅使河原蔦子は今晩も元気です。
闇夜に風きり音、良いですね。そのうち書いてみようと思います。
0402この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 22:44:15.35ID:y5MGR2D9
>>401
しかし勅使河原さんの頭は、言葉というより文字でいっぱいなんでしょうね。
それがこぼれ出すみたいにレス書いてる気がします。
でもほんとは会ってみると無口だったりすんじゃないですかw
0404この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 22:50:06.45ID:bmUsHslj
>>402
俺は朝礼の挨拶やら何やらを脳内で描写変換してるアンポンタンですからね。
リアルは照れ屋で無口です。
あ、ちなみに絵文字止めたのは、きもいおっさんて言われたのもありますが、
スマホの調子が悪くて、PC入力だからです。決して他意はありません。
0405この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:05:56.40ID:y5MGR2D9
>>404
>きもいおっさん

あれ、気にしてたんですか?
すいません、俺が書きました。



なーんちゃって
(一位にあやかりましたw)
0406この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:19:14.00ID:bmUsHslj
>>405
笑いました。

けど許さない!

……なーんちゃって。

まあ、気にするというよりも、常に学び反映する姿勢を持ちたいのですよ。

きもいと思って不快になられるかたがいらっしゃいましたら、絵文字は止めますし。

評価すれで評価しないでとか意味分からないと、不快に思われるかたがいらっしゃいましたら、
精一杯の誠意を込めて
作品書いてエントリーしますし。(つまり、今回の入賞はお叱りの声を下さった昨日の名無し様の
おかげです。ありがとうございました)

という訳で、今後も何かあるたびに、態度を改めていく所存であります。
(作品は、はっちゃけたものが書きたいです、書きたいんです、
安西先生……フュ−チャリング、スラムダンク)
0407この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:20:28.55ID:MsfPoWaB
このスレ限定で、なーんちゃって が流行りそうな予感

うーん、てっしーが顔文字を止めてしまうと一発で本人確認ができないのだが……
0408この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:21:56.53ID:ij59RLR4
>>406
年齢明かした事ありますか?
私は明かしてますし、おばさんと言われるのはごもっともですが、なぜおじさんと言われるのかなと疑問ではありました。
0410この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:38:19.54ID:ij59RLR4
>>409
なるほど。30は超えているだろうとのことですね。
私は気持ち悪いとは思いませんでしたけど。
おやすみなさい。
0411この名無しがすごい!垢版2017/10/08(日) 23:41:33.03ID:MsfPoWaB
おやすみなさい
俺も気持ち悪いとは思わなかったな
前のレスを遡らなくても、一発で誰か分かるから、むしろ便利だと思ってたw
0412この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 00:18:17.78ID:C2Bd79vR
>>318
なるほど、確かに連続で読むと繋げて考えられてしまいますな
普通ウェイトレスは座らないだろうというところで安心して、ちょっと雑になっていたようです

どーでもいいけどこの話、最初は二人がグラスを合わせながら
「おまえが飯作らなあかんやないかーい」「ルネッ○ーンス」という芸人ネタでしたが、また芸人ネタはどうかと思って自重しました
ありがとうございました
0414ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 08:34:09.24ID:bKeHoR3v
おはよう、諸君!

ワイスレ杯から一夜が明けた!
誰もが落ち着いた日常に戻っていることだろう!
今回は前回と違ってお題の縛りに厳しいものがあった、
と感じている者が多い中で上位に入った作品はアイデアに優れていた!
ショートショート、昔話、二段落ちと形態も様々であった!
どのようなお題であっても軽やかに壁を越えていく作品は現れる!

お題を緩くすれば作品数が増える! 良い作品の数も比例して増える傾向にある!
上位入賞は三割前後ではあるが、良作が多い回では激戦を避けられない!
作者それぞれに得意とするジャンルやテーマがある! 苦手とするお題が出た時は好機と思えばよい!
作者にとってその分野が弱いところであると同時に、克服しなければいけない部分でもあると云えよう!

今後のお題は以前の回と重複しない内容で考えたいと思う!
作者の弱点と成り得るお題を探り、参加した全ての者の弱点を無くして行きたい!
穴の無くなった作者は今後、どのようなジャンルやテーマであっても立ち向かっていける!
アマの時に克服していればプロになった後に助かる! 無茶な注文にも応えることができるだろう!

ワイの考え!(`・ω・´)
0416ポッポ ◆SziJB.LhVY 垢版2017/10/09(月) 09:11:20.13ID:WlAYhS0W
どうも、>>166を書きました。
即興で書いたら、お題の消化まで即興であえなく撃沈orz
また参加する機会があれば、その点よくよく留意したいと思います。
参加したみなさん、ワイさん乙でした。
0417ポッポ ◆SziJB.LhVY 垢版2017/10/09(月) 09:21:55.35ID:WlAYhS0W
ワイさん、文學界新人賞にやっと応募しましたよ。
結果出たら報告に来ますね、ではノシ
0418この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 09:38:03.43ID:3BaBesen
おはようございます。

あのお題は読み解き辛いってだけで、難しいって感じではなかったと思います。
むしろ前回のエッセイの方が難しかった気がします。
ああ、これ得意不得意って奴ですね。

>>409
姪は元気です。数Tって昔より簡単になっている気がします。
「おじさん結婚しないの?」
「結婚は……しないなあ」
「寂しいね。でもあたしもしない予定だから、30代半分過ぎても結婚してないおじさんいると、勇気が湧く」
これ、最近の実話です。

>>410
ありがたいです。

まあ、確かに35超えた男が顔文字駆使はきもいのかなとも思いますし、
ロム専の方が不快に思われても嫌ですからね。

見分け的にはあれですよ。
お師匠様をお師匠様と呼ぶのは俺だけみたいです。笑。
後は作品ですね。ちょっと変わった感じの何かをいつも目指しているのです。
0419【訂正】第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/09(月) 10:15:47.38ID:yliMRhGP
>>416
他人の悪口しか書くことがないのかよ
つくづく詰まらない奴だなあ
0420ポッポ ◆SziJB.LhVY 垢版2017/10/09(月) 10:30:53.42ID:WlAYhS0W
なるほど、創作文芸板のクズもまだワイスレに出入りしてるってわけか。
深夜でも早朝でもない時間に魚拓とるバカもいたくらいだからな。
0421【訂正】第四十三回ワイスレ杯参加作品垢版2017/10/09(月) 10:37:28.20ID:yliMRhGP
>>420
ワイ杯にしょーもない私怨を書き込んでるのは君だろ?
君の方がクズじゃん
0422相模の国の人垢版2017/10/09(月) 10:54:56.96ID:mG+BgGRn
まあ、まあ落ち着きましょう!
0423ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 10:55:51.26ID:bKeHoR3v
ワイも>>2のお題で書いてみた!
一時間弱で完成した! 見本と云うつもりはないが、
ここに晒してもいいだろうか!

そろそろ出掛ける時間が迫っている!(`・ω・´)
0424相模の国の人垢版2017/10/09(月) 10:56:31.87ID:mG+BgGRn
エロを書いたら、ワイさんに全くダメ! って評価されたから、でもいい勉強になっていると思います。
未知の分野に挑戦することは大事ですね!
0425この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 10:57:29.42ID:yliMRhGP
>>423
はよはよ
0426ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 10:58:37.82ID:bKeHoR3v
ん、これはお題をかなり無視しているではないか!
拡大解釈が過ぎるような気がしないでもない!

書き直す時間もないので、さてどうしたものか!(`・ω・´)
0427この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 11:01:39.16ID:yliMRhGP
マダー?
0428ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 11:02:17.28ID:bKeHoR3v
「遠い我が家」

 出張が長く続いた。いつもの光景がとても懐かしく感じる。道を挟んだ家々には明かりが灯っていた。特定は出来ないが楽しそうな親子の会話が聞こえてくる。
 康晴は元気だろうか。小学二年生だから待ち切れずに寝てしまったかもしれないな。寂しくはあるが、愛らしい寝顔は見られる。親の特権で頬にキスをあげよう。
 その途上で近所の主婦に出くわした。佐々木さんの妻で、名前は忘れてしまった。とは言え、全く知らない訳ではないので最低限のマナーは必要だろう。
「こんばんは」
 相手の目を見て挨拶した。向こうは表情を歪めて無言で返す。すれ違ったあと、逃げ出すような足音が私の背中を打った。
 私が何かしたのだろうか。束の間の遣り取りを振り返ってみたが、何も思い当らない。佐々木さんの妻は若者の範疇には入らない。見た目で判断すると三十の後半。四十には届かないだろう。それなのにどうして、あのような態度を取るのか。
 心の一部が悴んだ。冷えた部分がジュクジュクと化膿しそうになり、考えることをやめた。早く温かい気持ちになりたい。願う気持ちが高まって小走りとなった。
 我が家が見えてきた。ライトアップされた白壁に目を細める。急いで門扉を開けて階段を上がった。一息入れたところでドアが勝手に開いた。
「あなた、お帰りなさい」
 柔らかい笑みで妻が迎えてくれた。艶やかな黒い髪には光の輪が出来ていた。白いワンピースと相俟って天使を思わせる。
「ただいま。康晴はもう寝たのかな」
「さっきまで『パパが帰るまで寝ない』って頑張ってたんだけどね」
「そうか。その分、もう少しパパが頑張ればよかったな」
 妻に促されて私は家に入った。その足で子供部屋に赴く。胸の高鳴りを抑えて中を覗き込む。
 奥のベッドで康晴は仰向けに眠っている。眠りが浅いのか、急に頬を掻き出した。右手を大きく振って寝返りを打つ。
 頬のキスは明日にしよう。今はゆっくりとおやすみ。音を立てないようにして離れた。
 ネクタイを緩めて食卓に向かう。そこには微笑む妻がいた。水の入ったコップを差し出す。
「あなた、少し飲んでいるでしょ」
「自販機でビールを一本だけだよ」
「実はわたしも待ち切れなくて」
 食卓にはラップされた数々の皿に混ざって白ワインが置かれていた。妻は茶目っ気たっぷりの笑みで自身のコップを手にする。
 その時、強い光が私の背中を照らした。妻の唇が戦慄く。同様に震える唇で私はコップの水を一気に呷った。
「そこの君、ここで何をしているんだ」
 敵意を含んだ声に私は眦を決して振り返る。
「自分の家で何をしてもいいじゃないか!」
 相手は二人いた。若者と年配者で懐中電灯の明かりを遠慮なく浴びせてきた。
 若者が呆れたような顔で話を続けた。
「良くないよ。ここは売地で君の所有地ではないだろ」
「な、何を言い出すんだ。ここには立派な家がある。俺の大切な家族が住んでいるんだ」
 若者の表情が怒気を帯びる。横にいた年配者が静めるように軽く肩を叩いた。
「二年前、煙草の不始末で火事を起こした。家は全焼で二人がお亡くなりになった。あなたは生き残った旦那さんだね」
「ち、違う、そんな事実は、ない。ここには、私の家が!」
 白い家はどこにもなかった。妻の姿も見えない。整地された土地には売地と書かれた看板が突き立てられていた。
「康晴、いるんだろ? カクレンボはやめて、出てきてくれないか」
 私は四角い土地を彷徨う。ポケットに入れていた飴玉を思い出して手を突っ込んだが、底が抜けていた。襤褸を纏った自身の姿に驚いて転倒した。
 二人の警察官がこちらを黙って見つめている。私は土の味を口にした。土地にしがみつくような格好で、久しく忘れていた温かい涙を流すのだった。
0429相模の国の人垢版2017/10/09(月) 11:02:17.78ID:mG+BgGRn
>>423
見たいです。
0430ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 11:03:45.19ID:bKeHoR3v
>>428
加点がほとんどない作品として挙げる!

さて、出掛けるとしよう!(`・ω・´)ノシ
0431この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 11:37:33.21ID:a6Ln3Db1
おお、ワイさんの作品。
とても悲しいお話でしたね。
ひとつひとつの仕草や情景を丁寧に書く大切さを改めて感じました。
短い文字数の中で、どのアングルで、どの仕草で、どのシーンで、などなど考える事はたくさんですね。
基本はおさえながらも、自分らしく、たまには基本から外れて遊ぶ、そう言った楽しさも味わいつつこれからも書いていきたいです。
0432この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 11:58:19.89ID:w4fxem1C
ワイさん、ぐっとくるお話です。
しかしこれほど自らお題を蹴倒すとは。スレ中が戦慄いているものと思われます。
0433この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 12:02:55.08ID:Q5zUGPbh
何でだろう? 同じ1レス以内の文章なのに、
ワイさんの作品は、他の作品より長い文章を読んだ気にさせられる
0434この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 12:05:08.94ID:Q5zUGPbh
情報量の違い? 無駄がないからその分、多くのことを書けてるのか?
誰かが言った、文の贅肉を落として筋肉を付けるとは、こういうことなのかな?
0435この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 13:00:16.68ID:3BaBesen
お師匠様らしいバッドエンドですね。
筆力が凄まじい。
でも確かにお題の縛りが野球のコントロールなら
大暴投で審判の顔に当たっているレベルですね。
(賞賛しております)
0436この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 13:31:02.18ID:Q5zUGPbh
 祖父は大金持ちとは言いませんが、何と言うか、そう小金持ちでした。……この表現が正しいかなんて分かりませんが。ともかく、世間一般の平均的な家庭よりは裕福な暮らしを送っていたと思います。
 具体的な資産額なんて知りません。何せ、それを知る機会は結局訪れなかったのですから。祖父の遺産は全て叔母夫婦が持って行ったからです。
 と言えば、未だにいくらかのお金が転がり込んでこなかったことに未練たらたらだと思われるかもしれませんが。正直、私はお金のことは惜しいと思わなかったのです。
 唯、祖父の遺産にまつわるあれこれは、確かに私の中に影を落としました。
 叔母夫婦は祖父と二世帯住宅に住んでいたのですけれど。祖父が老け込み、心身が弱ってきますと、あからさまに実の姉である母とその家族、つまり私たち家族を遠ざけようと腐心するようになりました。
 何かと理由を付けて訪問を嫌がるようになったのです。そればかりか、毎年正月などに顔を出していたのも、『こちらは色々と料理を出したりと面倒なのに、よくもまあ厚かましく一方的に訪問できるものだ。一度でもそちらに招かれたことがあったか』と詰るようになります。
 そんなことを言われても、祖父のいる家に帰省するのが自然ですし。何より、遠方であるこちらに祖父を招くのは祖父の体力面から難しいのは明白でありましょう。
 まだあります。そうして私たち家族が祖父と疎遠になると、今度は私たち家族の悪い話を色々と祖父に吹き込むようになったようでした。
 それが発覚したのは、母が一人で祖父の誕生日に祖父の家を訪ねた時です。全員で押しかけるのは、叔母が嫌がるだろうからと、母だけで顔を出したのでした。
 すると――これは母からの伝聞ですが――あの穏やかだった祖父が顔を真っ赤にさせて、『よくもこの家の敷居を跨げたな!』と母を怒鳴りつけたと言うのです。
 母はわけがわからなくなって、逃げ帰るように家に戻ってきました。その後、『あれはどういうことだったのだ?』と、根気強く叔母と電話を交わし、その末に叔母の言葉尻からどうも、叔母が何やら祖父に吹き込んでいるらしいことが発覚したのでした。
 この事件が決定的になって、翌年祖父が亡くなるまで私たち家族は祖父と顔を合わせることがありませんでした。
 祖父が亡くなった後は、叔母は『家に大した金なんて残ってない』『ずっと祖父さんの世話をしていたのは私だ』そんなことを言って、遺産を一人占めしました。
 法的手段に訴えれば、それを覆せるのは明白でありましたが。私たちは何とも悲しく、そして虚しくなってしまい、結局そのようなことはしませんでした。
0437この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 13:31:46.23ID:Q5zUGPbh
 以来、私は何だかお金が汚らしいものであるように思われるのです。
 何だか懐にお金を留めておくことが無性に落ち着かなくなり、何とも馬鹿らしいお金の使い方をしてしまうのです。
 一番顕著だったのは、宝くじが当たった時だったでしょうか? 当たったといっても二億だか、一億だかではなく、百万円でしたけれど。
 まあ、そうは言ってもそれなりの大金です。ですが、確か二、三日もせずに全てを使い切った筈です。それからは昔からの習慣で買っていた宝くじを買うのをピタリと止めてしまいました。
 宝くじのような降って湧いたお金が卑しく思うのは兎も角として……。いよいよ、自分の勤労で稼いだお金まで次第に厭わしく思うようになってきました。
 労働は尊いと言うけれど、果たして自分は平静、それほどまでに高尚な仕事ぶりをしているかしら? そんな思いに囚われるようになったからです。
 私は特に己だけの取柄だか、技能だかを有していません。誰にでも代替可能な、まさしく社会の歯車という言葉がピッタリな仕事をしています。
 不真面目ではありませんが、大した仕事でもないので、遣り甲斐とか向上心とか、そんなこととは全くの無縁なのです。
 毎日早く定時にならないかしら、と惰性で仕事をしているのです。

 ああ、これではいけない。しかし、どうしたら厭わしく思わないお金を手に入れることができますでしょう?
 それはきっと、自分で誇らしいと思えるような仕事でお金を稼いだ時だと、私はそう考えるようになりました。
 しかし果たして、誇りを持てる仕事とは何でしょう? うんうんと頭を悩ましていると、ふと目に付いたのは自室に山積みにされた文庫本でした。
 私は子供の時分から小説というものが好きで、それを書く作家さんたちに強い尊敬の念を抱いておりました。
 そうだ! 私も彼の作家さんたちのように小説で飯を食えるようになったならば、きっと懐に入るお金を厭わしく思わなくなるに違いない!
 笑ってやってください。この時の私は本気でそのように思ったのです。
 本を読むのは好きだけれど、読書感想文も碌に書けなかった私が、まさか作家を志すようになるとは! まあ、身の程知らずもここに極まったというものです。
 それでも情熱だけは本物だったようで。社会人になるまで、一字たりとも小説を書いたことがなかった私でも、どうにかこうにかこの程度の文章なら書けるようになりました。
 無論、プロへの道は遥か遠く、ワイスレ杯でも入賞を逃す体たらくではありますが。
 しかし夢を持ったからでしょうか? 以前ほどお金に対する嫌悪感や、平静での仕事の気鬱も減じてきたように思われます。
 これからも夢に向かって邁進していく積りです。下らない自分語りでレス汚しをしてしまい、誠申し訳ありませんでした。
0438この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 13:38:42.41ID:Q5zUGPbh
てっしーを見習って文体をがらりと変えてみました
気持ち、漱石に寄せた積りw 床に頭を擦り付けて漱石に謝らなければ

次のワイスレ杯は11月でしょうか? 次回は入賞できるように励みます
0439この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 14:10:39.78ID:LjjkwSDW
大暴投の元祖が来ましたよっと
ワイさんお疲れ様でした
今回ははしにも掛かりませんでした
美世なんですけどね
やっぱりワイさんはユーモアとスピリチュアル方麺に弱い様子
僕はユーモアのセンスどうですか
漫才みたいなのを時々書きますがセンスあるでしょうか
0440この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 14:29:01.08ID:3BaBesen
>>438
楽しく読めました。
漱石っぽいですね!
けど、これの主人公って、男? 女?
かしらは女
飯を食えるは男
遺産分捕られてアンニュイな誰かって意外の情報もあれば、ひっかかりなく読めると
思いました。

てのはともかく、文体を変えるのは楽しいですよね! 俺はよく、川端康成をラノベに翻訳したり、
村上春樹を川端康成に翻訳したりしながら
読むという、謎の読書行動します。
ラノベを村上龍に翻訳するのが一番楽しいですけどね。
0441この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 14:29:19.39ID:vg8S/40Y
スレの流れに呑まれてるなw
0442この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 14:46:56.46ID:Q5zUGPbh
>>440
男だよ
漱石の小説って男の一人称でも、〇〇かしらって、よく出てくるのよ
‥‥俺の記憶違いでなければだけど

特に漱石の小説を見るでもなく、確かこんな感じだったよな? とうろ覚えの記憶頼りに書いたから
0443この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:03:10.49ID:3BaBesen
>>442
ああ! そういうことか。
たしかに紅葉も女性の事を「彼」と言ってますからね!
納得です。
漱石なら、留学の日記書いたやつが好きです。なんつったけあれ。
タイトル忘れてしまった。
0444この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:12:32.40ID:LjjkwSDW
他人の総称が、彼の、で何らかの感情を込めれば、彼の君、にならないかな
0445この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:28:22.39ID:c8968uSu
彼の君、知らない表現だ
不勉強だから>>444さんの言っていることの正誤が分からない
特に考えず彼の作家たちと書いたが、彼の君はもっと適切な書き方なのなだろうか?

ああ、外出したのでIDが変わってるだろうけど、上の自分語り風小説を書いたものです
0446この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:32:47.16ID:3BaBesen
 私、勅使河原蔦子は、車窓の向うに視線を投げた。収穫を待つライ麦畑の黄金が限りなく広がるその遠くで、微かとなった黒い山々がゆっくりと後方に流れていく。
 陽はいまだに高い。私は向かいの座席の背広男、鈴木さんに視線を移した。この中年日本人男性は上体を前かがみになして、赤らんだ鼻を安物のハンカチで押さえていた。
 号泣の衝動を耐えるように、その指も微かに震えている。
 頭頂部まで髪の生え際が後退してしいるため、車窓から差し込む陽が眩しく反射して、私は瞼を細めた。
「アレルギーなんですか?」「いえ」「私の香水がきついとか。薔薇の香りはお嫌いですか」「いえ、違います。悲しいんです。試合の前になると、悲しくて仕方がなくなるんです」
 今日、私は賭け試合の審判に来ている。今回の試合は、ウクライナの穀倉地帯、黄金の大地を横断する豪華客室列車ユークレナス号を貸切にして行われる。
 ちなみに前回の舞台は、風光明媚な南フランスの飲食店だった。舞台は他にもギリシャの神殿、 発電所、ピラニアの巨大水槽の上に渡された板の上など
多種多様な物が候補として挙げられる。どこも凝った場所だ。模造施設などではなく本当の場所を使って行われるのが、この賭け試合だからだ。
 これには理由がある。この試合は利害関係で衝突し、かつ潰しあうには色々と被害が大きすぎる2者が、裏社会に依頼して行われるものである。
 今回の依頼者は、台湾とアメリカの大手製造会社。破産宣告をうけた日本の製造業大手を、どちらが買収するかを、この試合で決める。
 そのため、試合は公正をきす。先日、依頼人たちは某国でくじを引いた。このくじには数字が記入されてある。
 これは裏社会が保持している闘士の番号だ。今回は鈴木さんと、香港人の闘士に決まった。
 くじ引きの後に、試合の舞台をどこに設定するかが話し合われ、今回はこの列車になった。
 私は審判の話を持ちかけられた時、正直面倒くさかったのだが、豪華客室列車というものに興味があったので、受けることにした。
 で、びっくりである。審判として乗り込み、贅沢な間取り、豪奢を極める数々の調度品、ソファ、テラス、照明、シャンデリア等々を
眺めて回っていたら、乗り込んで来たのが日本人だったのだ。向うも意外に思ったらしい。
「え、これ、ユークレナス号ですよね」「はい」「貴女が審判ですか?」「はい。私が審判です」
 こう答えて微笑むと、彼は「鈴木と言います。本日はよろしくお願いいたします」と言って、何度も頭を下げた。
 闘士にも色々いるな、と思いながら、応接エリアの座席に案内し、向かい合わせに座る。
 で、冒頭の会話に戻り、鈴木さんは安物のハンカチで目元を押さえながら、身の上話を始めた。
 ……いまいち、要領を得ない話ぶりだった。
 無理やり要約すると、勤めていた会社が倒産した。多くの人に迷惑をかけてしまい、闇金に借金をして、返済できずに死を考えていると、借金のかたに、
危ない仕事をやらされた、それはトランクを運ぶというものだったのだが、開けるなときつく言われていたトランクが、運搬の途中で開いてしまい、中から、幼い女の子が出てきた。
 小児臓器売買の『加工前の素材』を運ぶ仕事だったのだ。鈴木さんは彼女を抱えて逃げ出した。色々な危ない目に遭い、追っ手を撃退した時に、彼は自らの才能に気づいてしまった。
 命を詰む才能があるのだ。撃退を続けているうちに、むしろ認められ、闘士にスカウトされた。
 現在彼は、闘士として働くきっかけとなった女の子、そして、彼女が元いた施設の『素材達』全員を買い取るという条件で、生死の際を渡っている。
 
 こういう話を一しきりした後で、鈴木さんは赤い目で私を見上げた。
「すいません。身の上話で、贔屓をして頂きたいとかではないんですが、話しすぎました」
 私は口元に笑みを作って、いいえ、と言ってから、こう付け加えた。
「贔屓はしません。ですが、貴方が今日亡くなったら、悲しいと思います」
 精一杯の善意である。鈴木さんは、泣くのを堪えるようにして、笑った。私も笑みを返しながら、思う。
 この人は、とても強い。戦う機会があったら、私は苦戦するのだろう。
 もうすぐ次の駅に着く。ブラジル人が乗り込んで来る予定だ。その3駅先で、依頼人。さらに先のどこかで、試合が始まる。
 鈴木さんは、ハンカチで一度、大きく音をたてて鼻を噛んだ。
「失礼」と言ったその顔からは、血の気が引き始めている。戦闘の覚悟を脳が決め、自律神経が血を心臓に集中させているのだ。つまり、戦士の顔だ。
 私はいいえ、と微笑んでから、頑張ってくださいね、と付け加えた。
0447この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:37:13.56ID:3BaBesen
>>446

色々勉強になるなあ、と思いつつ、頑張るリーマンさんに触発され、
俺も1レスに収める練習で一本書いてみた。
はい、いつもの勅使河原蔦子です。
0449この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:44:54.02ID:c8968uSu
>>446
いいね。いつものというけれど、昔に比べて洗練されてきたように思う

それはそうと、日本の製造大手はシャ〇プ? それとも〇芝? ここら辺がモデルだろうか?
件の〇芝メモリは、未だに毎日のようにメモリ事業部向けの注文がウチに来て、本当に他所のものになるのかよ、と疑問に思う今日この頃
0450この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:50:04.84ID:3BaBesen
>>449
ありがとうございます。
底辺スレにメインを晒してけちょんけちょんにされた頃からの伸び幅なら、
我ながら凄いと思っています。笑
(前は、書きたいという衝動だけで書いてたのです。
今は、理解してもらいたいと思いながら書いてます)

もちろん、今話題の東芝。笑。こういう裏社会的な設定が好きなんです。
0452この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 15:57:54.57ID:3BaBesen
 私、勅使河原蔦子は、車窓の向うに視線を投げた。収穫を待つライ麦畑の黄金が限りなく広がるその遠くで、微かとなった黒い山々がゆっくりと後方に流れていく。
 陽はいまだに高い。私は向かいの座席の背広男、鈴木さんに視線を移した。この中年日本人男性は上体を前かがみにして、赤らんだ鼻を安物のハンカチで押さえていた。
 号泣の衝動を耐えるように、その指も微かに震えている。
 頭頂部まで髪の生え際が後退してしいるため、車窓から差し込む陽が眩しく反射して、私は瞼を細めた。
「アレルギーなんですか?」「いえ」「私の香水がきついとか。薔薇の香りはお嫌いですか」「いえ、違います。悲しいんです。試合の前になると、悲しくて仕方がなくなるんです」
 今日、私は賭け試合の審判に来ている。今回の試合は、ウクライナの穀倉地帯、黄金の大地を横断する豪華客室列車ユークレナス号を貸切にして行われる。
 ちなみに前回の舞台は、風光明媚な南フランスの飲食店だった。舞台は他にもギリシャの神殿、 発電所、ピラニアの巨大水槽の上に渡された板の上など
多種多様な物が候補として挙げられる。どこも凝った場所だ。模造施設などではなく本当の場所を使って行われるのが、この賭け試合だからだ。
 これには理由がある。この試合は利害関係で衝突し、かつ潰しあうには色々と被害が大きすぎる2者が、裏社会に依頼して行われるものだからだ。
 今回の依頼者は、台湾とアメリカの大手製造会社。破産宣告をうけた日本の製造業大手を、どちらが買収するかを、この試合で決める。
 そのため、試合は公正をきす。先日、依頼人たちは某国でくじを引いた。このくじには数字が記入されている。
 これは裏社会が保持している闘士の番号だ。今回は鈴木さんと、香港人の闘士に決まった。
 くじ引きの後に、試合の舞台をどこに設定するかが話し合われ、今回はこの列車になった。
 私は審判の話を持ちかけられた時、正直面倒くさかったのだが、豪華客室列車というものに興味があったので、受けることにした。
 で、びっくりである。審判として乗り込み、贅沢な間取り、豪奢を極める数々の調度品、ソファ、テラス、照明、シャンデリア等々を
眺めて回っていたら、乗り込んで来たのが日本人だったのだ。向うも意外に思ったらしい。
「え、これ、ユークレナス号ですよね」「はい」「貴女が審判ですか?」「はい。私が審判です」
 こう答えて微笑むと、彼は「鈴木と言います。本日はよろしくお願いいたします」と言って、何度も頭を下げた。
 闘士にも色々いるな、と思いながら、応接エリアの座席に案内し、向かい合わせに座る。
 で、冒頭の会話に戻り、鈴木さんは安物のハンカチで目元を押さえながら、身の上話を始めた。
 ……いまいち、要領を得ない話ぶりだった。
 無理やり要約すると、勤めていた会社が倒産した。多くの人に迷惑をかけてしまい、闇金に借金をして、返済できずに死を考えていると、借金のかたに、
危ない仕事をやらされた。それはトランクを運ぶというものだったのだが、開けるなときつく言われていたトランクが、運搬の途中で開いてしまい、中から、幼い女の子が出てきた。
 小児臓器売買の『加工前の素材』を運ぶ仕事だったのだ。鈴木さんは彼女を抱えて逃げ出した。色々な危ない目に遭い、追っ手を撃退した時に、彼は自らの才能に気づいてしまった。
 命を詰む才能があるのだ。撃退を続けているうちに、むしろ認められ、闘士にスカウトされた。
 現在彼は、闘士として働くきっかけとなった女の子、そして、彼女が元いた施設の『素材達』全員を買い取るという条件で、生死の際を渡っている。
 
 こういう話を一しきりした後で、鈴木さんは赤い目で私を見上げた。
「すいません。身の上話で、贔屓をして頂きたいとかではないんですが、話しすぎました」
 私は口元に笑みを作って、いいえ、と言ってから、こう付け加えた。
「贔屓はしません。ですが、貴方が今日亡くなったら、悲しいと思います」
 精一杯の善意である。鈴木さんは、泣くのを堪えるようにして、笑った。私も笑みを返しながら、思う。
 私の勘では、この人はとても強い。戦う機会があったら、私は苦戦するのだろう。
 もうすぐ次の駅に着く。ブラジル人が乗り込んで来る予定だ。その3駅先で、依頼人。さらに先のどこかで、試合が始まる。
 鈴木さんは、ハンカチで一度、大きく音をたてて鼻を噛んだ。
「失礼」と言ったその顔からは、血の気が引き始めている。戦闘の覚悟を脳が決め、自律神経が血を心臓に集中させているのだ。つまり、戦士の顔だ。
 私はいいえ、と微笑んでから、頑張ってくださいね、と付け加えた。
0453この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 16:00:53.78ID:3BaBesen
>>452
誤字とか色々訂正。

伏字を何故埋めるかって?
そこに伏字があるからです。笑

さて、ジムに行ってきます。
ではでは。
0454この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 16:06:29.51ID:3BaBesen
>>452
xブラジル人
○香港人
字数の関係でなおしたとこが漏れました。
修正あるあるかもしれない。
0455ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/09(月) 21:53:21.37ID:bKeHoR3v
ワイの酔いがマックス!
評価文章がどれなのか判断が付かない!

寝るしかない!(`●・ω・●´)
0457この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 22:21:12.85ID:CcwIrFlR
>>455
良い夢を
0458相模の国の人垢版2017/10/09(月) 22:44:30.22ID:mG+BgGRn
 永田町の国会議事堂の車寄せにはワックスが掛けられ、黒光りした一台のセンチュリーが滑り込む。
 建物の中から、黒い背広を着て白い手袋をした男が駆けだしてきた。
 センチュリーが車寄せにピタリと停車すると、男が後部座席のドアを恭しく開いた。
 中から出てきたのは、首から緋色のタオルを掛け、赤いパンツに白色のリングシューズを履いた男だ。
 髪は整えられた角刈り、眉毛は太く自信に漲った目をしている。
 鍛えられた肢体に思わず目が行く。
「高田首相! 今後の政権運営はどうなるのでしょうか!?」
 記者の質問が浴びせられるのと同時に、眩いばかりのフラッシュが絶えず光る。
 高田は車を降りると、右手を上げ、
「闘魂政治の貫徹! 元気があれば何でもできる!」
 気合に満ちた大音声を上げる。
 記者たちは驚き、フラッシュが止み静寂が広がった。
 高田光弘率いる闘魂真剣勝負党が先の総選挙で350議席を獲得し政権を奪取したのだ。
 今までの既存の政治に飽きたていた国民の支持を受け日本全国で怒涛の勢いで議席を積み増した。
 候補者全員がパンツ一丁にリングシューズという出で立ちで、テレビに映し出されたとき、国民の多くはその姿を嘲笑った。
 だが、八百長ではない真剣な訴えに次第に耳を傾け、急速に支持を拡大、選挙の大勝利へと繋がった。
 高田はゆっくりとした足取りで国会内のホールを歩く。
 記者たちが高田の後を我先にと追ってくる。
「首相! 中国が再び尖閣諸島に大船団を向かわせていますが、政府の対応はどうなるのでしょうか?」
 女性記者が高田にマイクを向けた。
「そんなもの、漁船に長州を向かわせてエルボーの一発でも喰らわせれば撃退できる!」
 毅然と答えた。
 高田は伊達や酔狂で言っているのではない、本気なのだ。
 力道山を崇拝しプロレスの霊薬、呪符を飲めば忽ち、強くなり鉄砲の弾をも跳ね除けると信じて疑わないのだ。
 そこに猪木がやってきた。
 二メートル近い長身に花王石鹸のマークの様な突き出した顎が特徴的だ。
 プロレス界の神様と崇められていて、高田たちにとっては絶対的な存在であった。
「これは猪木様! こんな所でお会いできるとは!」
 そう言うと地に伏した。
「よし! 高田立て! 闘魂を注入してやる!」
「有難き幸せに存じます!」
 高田は立ち上がり、喜色に満ちた表情を浮かべた。
「いくぞ!」
 猪木が叫ぶ。
 バチンッ!
 凄まじい音が鳴り響いた。
 その音と痛みで思わず目を閉じた。
 再び目を開くと公園がぼんやりと見える。
 カラフルな遊具が建ち並び、子供たちが大声を上げて遊んでいる。
 そこには首から年季の入った色褪せた緋色のタオルを首に掛け、所々擦れて地肌が見える赤いパンツ、
 薄汚れたリングシューズを履いた男が立っていた。
 白髪交じりの角刈り、腹は弛み、体中垢に塗れ、酸っぱい匂いを発していた。
 だが、目は何故か自信に漲っていた。
「ヤオチョウマンだ! またひとりごとを言ってるよ!」
 小学生くらいの男の子が自分の友達に聞こえるように叫んだ。
 すると十人ほどの男の子、女の子が集まってきた。
 なかにはスマホで高田の姿を写真に撮ったりしている子もいる。
 高田はいつもここの公園に来ては、妄想に耽り、大声で叫んだりしていて、それを子供たちに揶揄われていたのだった。
  子供たちのリーダー格の男の子が誇らしげに、
「今日はオレがビンタを喰らわせたんだぜ!」
「すごいよ! ひろくん ナナはこわくて、できない」
 尊敬の眼差しでナナはひろくんを見つめた。
「プロレスやおちょう! カウント2.99!」
 ナナが褒めてくれたのが嬉しかったのか、ひろくんは調子に乗って叫んだ。
「プロレスは最強だ! 八百長じゃない!」
 怒髪天を突く表情を見せ、高田はそう叫んだ。
 それを聞いた子供たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。
 興奮がおさまらない高田は子供を追い回すが、リングシューズの右足の靴底が抜けて転倒した。
 それを子供たちが見て笑った。
0459この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 23:11:44.18ID:3BaBesen
>>458
夢落ちの後半の間に、場面転換の改行がある方が分かりやすいですね。
前半の政権奪取が面白かったので、尖閣以外にも、北朝鮮の核ミサイル、トランプ大統領との
プロレスマッチ、シュウキンペイとの頬張り頭突き勝負、
ムンジェインとの、・・・・・・なんだろう? もっと色々読んで見たかったです。
0460相模の国の人垢版2017/10/09(月) 23:13:57.11ID:mG+BgGRn
>>459

もう少し、政権奪取の過程の詳細を書くとすればどのような感じがいいでしょうか?
皆様のアイデアはあるでしょうか?
プロレス至上主義の軍隊を編成するとしたら、どんな感じになるでしょうか?
0461相模の国の人垢版2017/10/09(月) 23:15:53.74ID:mG+BgGRn
少し三岳を飲みながら書いているので、文体の乱れがあったらスミマセン。
0462この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 23:35:24.52ID:3BaBesen
>>460
動きを持たせれば良いのだと思います。
小池党首と街頭演説で舌戦中、過激左翼による暴動発生。
男高田は憤然と駆けつけジャンピング。
兇徒の刃をその肉体で大の字で受ける。
まさに武蔵坊弁慶の勢いで、これがユーチューブに流れて、
人気に火がつく。
ナイフさされたまま、命がけのマイクパフォーマンスに主婦層も感涙。

とか、そういう「イベント」で説明した方が分かりやすいと思いますよ。
と言っても俺も全然ですけどね。
0463この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 23:41:29.12ID:CcwIrFlR
>>462
君が顔文字を使わなくなって、僕はなんだか物足りない気持ちになってしまうよ。
皆んなはどう思っているか分からないけど、僕はそう思う。
君って人が成長している証なのだろうけど、なんだかな。
らしくないと言うかさ。
まぁ、一週間経てばそれが普通になってくるのかもしれないけどさ。
でもさ、ちょっと今は少しだけセンチメンタル。

相模の国の人は、焼酎派なのか。
やはりしょうちゅう飲むのかい?
なんちゃって。
0466この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 23:50:38.84ID:jb1dO+Wz
三十過ぎのおっさんが成長して行く証を見つめるおっさんのセンチメンタル。
美しいというほかないw
0467この名無しがすごい!垢版2017/10/09(月) 23:52:24.06ID:InitclJP
>>458
ワイさんが寝ている間に感想を

良い話だと思います
プロレス大好きな私としてはちょっと胸が痛くなりますけど、そこが逆にプラスポイトですね
ただ、冒頭がいけません
妙に目が滑りますのでちゃんと整理しましょう。1行目はアイキャッチですから大切ですよ
「永田町の国会議事堂の」
 の、が連続するのが目障り。永田町は無くても意味は通じるので無駄な装飾になっている
「車寄せにはワックスが掛けられ、」になっている。意味がわからない
 「ワックスが掛けられ、黒光りした」ということなのでしょうけど、これも無駄な装飾

整理して贅肉を落とすとこうなります
「国会議事堂の車寄せに、黒光りした一台のセンチュリーが滑り込む。」
どうでしょうか
0469相模の国の人垢版2017/10/10(火) 00:11:22.05ID:pJAqG0sg
>>467

単語、意味の重複は私の悪い癖です。指摘されて、またやってしまったなと。深く反省しておりまする。
0470相模の国の人垢版2017/10/10(火) 00:21:59.37ID:pJAqG0sg
私のプロレス遍歴を少し披露しましょう。
1980年代、プロレスがゴールデンタイムに放映されていました。
ドラえもんを見た後に、ワールドプロレスリング(毎週金曜日だったような記憶が)を楽しみに見ていました。
当然、本気でやっていて、八百長などとは微塵も思いませんでした。
それを打ち壊したのが父親でした。
「あんなのは八百長なんだぞ」
 得意げにその裏側を話しました。
 それを知った時、嘘であって欲しいという思いと、裏切られたという思いが頭の中で交差しました。
 プロレスが八百長だと確信に至ったのは板坂剛が書いた「闘魂滅び詩」を読んだ時でした。
 猪木の闇の錬金術、プロレスの八百長の裏側を詳細に書いたものでした。
 高校生だった私はそれ以来、アンチプロレスになったのでした。
 そんなときに出会ったのがTでした。
 プロレスを真剣勝負、男の勝負と疑わない奴でした。
 当然、彼と私は水と油。
 会うたびに八百長か真剣勝負かと激論を交わし、暮らしはその行方を楽しんでみていました。
 人の喧嘩は蜜の味といったところでしょうか。
 未だにプロレスという単語を聞くたびに、そんなプロレス信者のTを思い出すのです。
0471相模の国の人垢版2017/10/10(火) 00:23:47.79ID:pJAqG0sg
>暮らしはその行方を楽しんでみていました。
>クラスメイトはその行方を楽しんで見ていました。
に訂正。
0472ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 07:44:43.09ID:50sDx4Xo
>>436-437
>いよいよ、自分の勤労で稼いだお金まで次第に厭わしく思うようになってきました。
(この論調に従うと「小説家と云う職業で得た金も厭わしい」と云うことにはならないだろうか!)

金に対して嫌悪する件は理に適っていて納得できる!
勤労で得た金までに及ぶと、この世から消え去りたいと云うような厭世観が窺え、
生きる気力さえも失っているように思える! そうなると「小説家になりたい」と考える部分に影響を与える!

一考の余地が残されている内容に思えた!(`・ω・´)
0473ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 07:45:15.26ID:50sDx4Xo
>>452
この話はいいとして勅使河原についてふと思った!
確か前の設定では勅使河原は組織から抜けたせいで命を狙われていたのではないだろうか!
この依頼は組織経由のものに思える! そうなると飲食店や列車の話は回想になるのだろうか!
または主人公を勅使河原にしたアナザーストーリーなのか!

そんなワイの感想!(`・ω・´)
0474ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 07:45:43.94ID:50sDx4Xo
>>458
>今までの既存の政治に飽きたていた〜
(打ちミス!)

>〜酸っぱい匂いを発していた。
(臭いの方がよい!)

>凄まじい音が鳴り響いた。
>その音と痛みで思わず目を閉じた。
>再び目を開くと公園がぼんやりと見える。
(場面転換の部分に人称の狂いが見て取れる!
 叩かれた痛みで目を閉じるのは構わない! 程度が酷ければ痛みを想像することもできるだろう!
 公園がぼんやりと見える件は一人称に思える! それ以降、人称が切り替わって一人称であるのならば、
 俯瞰のような視点は全ておかしいように思える!)

>怒髪天を突く
(怒髪天を衝くが正しい!)

馬鹿馬鹿しさの中に哀愁が漂う!
全てが夢なのか! 政権奪取のあとに落ちぶれたのか!
読者の考え方によって物語の印象が少し変わる!

ワイの感想!(`・ω・´)
0475ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 08:41:44.28ID:50sDx4Xo
>>474
>高田はいつもここの公園に来ては、妄想に耽り、大声で叫んだりしていて、それを子供たちに揶揄われていたのだった。
(全てが妄想と読み取れる!)

問題は人称にある!
冒頭で車の外観を語っているので三人称の視点に思える!
公園がぼんやりと見えている状態は一人称にしか思えない!
冒頭と同じような書き方がされているので、どうにも座りが悪い文章に見える!

ワイの追加の感想!(`・ω・´)
0476ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 08:55:16.02ID:50sDx4Xo
>>439
>スピリチュアル方麺

真面目な話が何故か美味しそう!
食べると改宗させられそうな危うさを孕んでいる!

ナイス、ユーモア!(`・ω・´)b 美世君のユーモアはバイオレンスの中で活きるように思う!
0477この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 09:09:44.53ID:GNblLlgz
おはようございます。

>>463
大人の階段ですね。笑

>>473
勅使河原蔦子の世界には複数の組織がありまして、
彼女はフリーエージェント的な存在として腕を認められている状況です。
元いた組織も、彼女が世界の危機を救っていることは承知しているのですが、
裏切り者はやはり始末をしないと示しがつかないので、定期的に刺客を送って
くる感じですね。
裏社会というのは、犯罪組織の国連みたいなものです。
勅使河原は見栄えが良いから使うと客の評判が良いのと、知り合いも多いので、
お呼びがかかりますが、国連は個々の組織の掟には口出ししないので、
勅使河原は使いたいけれど、組織に粛清されたらされたで仕方ない、という立場です。
ドライですね。
0478この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 09:18:55.37ID:GNblLlgz
客が中々来ない喫茶店に勤める知人から、私、勅使河原蔦子に、先週電話があった。戦闘で負傷したので代理で店番をして欲しいと言う。
 ふざけるなと言いたかった。知人の組織は私を勧誘したがる。しかし私はフリーでいたい。それが、亡き友、関ヶ原時雨への弔いであるのだ。
 組織の絡め手かもと思い、電話を切りたかったが、ふと思う。彼女の店の珈琲は泥水と墨汁をミックスしたような味がするが、アップルパイは美味しい。
 つまり店番ついでに甘味の食べ放題という条件なら、受けるのもやぶさかではない。
 この事を伝えると快い了承を受けた。ちょっと上機嫌になった私は、思わず訊いてしまった。
「また面倒な客がくるから、とかじゃないの?」
 そんなことあるわけないじゃない、という答えを期待していたのだが、微妙なトーンの声が帰ってきた。
「あ、うん。そうなんだけどね。うちの組織の占い師いるでしょ」
「ああ、マツコテラワロスみたいな顔したう人ね」
「ちょっと気になる事いうのね」「ふむ」
「聴きたい?」「一応」
「えっとね、今月人類が分岐点迎えるんだって。世田谷区で」「はあ」
「滅ぶか進化するかこのままか分からないけれど、とにかく歴史的な特異点的事象が世田谷区で発生するみたいなの」「へえ」
「店番お願いする喫茶店って、世田谷区じゃない? だから、もしかしたら、分岐、うちの喫茶店で起こるんじゃないかって怖いの」「ほお」
 今一良く分からない説明だったが、人類史的な事象が起こるのは分かった。マツコテラワロスは、あんな顔でも中々的を得た占いをする。念の為、準備しておこう。
 そんな訳で、私は店番に赴き、黒のワンピにフリルの付いた白エプロン、白フリルのエプロンドレスにカチューシャという、
メイド服に身を包みつつ、蛍石を磨いて作った小皿にのせたアップルパイを頬張りながら、ガラガラの喫茶店で番をしていると、カラン、と音がして扉が開いた。
 小さなカップルが顔を覗かせた。年齢は10歳前後か。外国人。男の子はホイップクリームを角立てたような金のくせっ毛。
 女の子は名作児童文学的な、赤毛のおさげ。顔は揃ってキュウピイに酷似している。
 にこやかな微笑も、キュウピイにそっくりだ。
 私は口角を上げ、「いらっしゃいませ」と言って、お2人を窓側の空いている席にご案内した。
 どちらも穏やかな表情で、席に向き合う形で腰を下ろす。
 彼らは小さなテーブル越しに見つめ合い、沈黙しているように見える。が、私には分かる。
 子供たちは超音波で会話しているのだ。
 なんせ私は耳がいいので、可聴域を超えた音声を拾う事ができる。
 女の子は、『久しぶりだね』と微動だにせず言い、男の子は『500周期か。確かに久しぶりだが、速いね』とやはり彫刻然として答える。
 わたしは彼らの宇宙言語に聞き耳を立てながら、水の入ったコップを運んだ。
 直後に2人の様子に微細な変化が表れる。動かなかった唇が戦慄く。
 ほぼ同時にテーブルに置かれたコップを鷲掴みにして一気に飲み干した。
 男の子の方が、信じられない、という顔をする。
『これは、……凄いね。純度70%以上の水だ』
 女の子はにっこりした。
『でしょう。宇宙には出てみるものよ。私たちケイ素生物にとってのスーパー快楽物質、水がこの惑星には溢れているの』
『救難信号を受信できて良かった。で、どうするんだい? 
こんなに素晴らしい星だ。炭素生命体ばかりだし、70億もいるから、面倒だけど除去自体は単純作業だろう。何なら手伝うよ』『あ、嬉し……』
 私はガスマスクをつけて、コンロにくべたフライパンに蛍石と硫酸を入れて、火をかけた。
 フッ化水素の発生。ケイ素はフッ化水素で『溶ける』のだ。

 2人の子供は同時に大きく口を開いた。超音波の絶叫。
 コップ、窓、アップルパイを収めたケースが粉々に砕け散る。
 破片は防いだ。
 2人が巨大ウニに化けた。つまり瞬時に黒く溶解し、栗のようになって、空間に無数の棘を発射したのだ。私はガスマスクの奥で雄たけびをあげた。
「るあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
 コンマ一秒以下で5m伸びる棘よりも速く拳を振るう。
 木人相手の修行を思い出した。罅の入った防護レンズ前に伸びてくる無数の棘を、高速で叩き折りまくる。
 1秒後巨大ウニは沈黙した。先月遭遇した宇宙人からケイ素生物が怪しい動きをしているの情報を仕入れておいて良かった。
 店はめちゃくちゃになったが人類の危機はさった。ので、この物凄い店内と、ケイ素ウニの残骸、これを知人に見せても、怒られないだろう。……多分。
0480ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 09:23:35.17ID:50sDx4Xo
犯罪組織の国連なのか!
現実では国連憲章に無視した行動も儘ある!
と云うことは勅使河原を排除しようとする組織に、
別の組織が介入して組織同士の争いに発展してもおかしくはない!
内部での潰し合いは損害が大きく、分裂を招きかねない!
国連の弱体化にも繋がる可能性があるので、
そう易々と勅使河原に手は出せないように思える!
勅使河原はどの組織にとっても逸材であるが故に!

ちょっと設定が緩いような気がする!(`・ω・´)
0481この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 09:24:44.80ID:GNblLlgz
>>478
拗ねていた時に書いた勅使河原です。
修正しました。これを読むと、勅使河原の現況が分かりやすいかと思います。
では、仕事に戻ります。
良い一日を。
0482この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 09:33:09.69ID:GNblLlgz
>>480
まあ、元の組織としても中々手を出せないけど出さないと……という。
ここら辺は微妙な力関係ですね。
その設定関係をテーマにそのうち何か書いてみようと思います。
0483ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 09:36:56.38ID:50sDx4Xo
>>478
>「ああ、マツコテラワロスみたいな顔したう人ね」
(打ちミス!)

なるほど、宇宙人から事前に話を聞いていたのか!

ご都合主義!(`・ω・´)
0484ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 09:43:34.46ID:50sDx4Xo
>>482
犯罪組織は独立していて横の繋がりが無い、
と云う設定の方が勅使河原を自由に動かせるような気がする!

バイオレンス系の全ての話が村人シリーズ、と思わなくもない!(`・ω・´) さて、書くか!
0485相模の国の人垢版2017/10/10(火) 12:14:17.58ID:pJAqG0sg
あとでリライトしてみます。
0486相模の国の人垢版2017/10/10(火) 14:00:43.58ID:pJAqG0sg
国会議事堂の車寄せに、黒光りした一台のセンチュリーが滑り込む
 建物の中から、黒い背広を着て白い手袋をした男が駆けだしてきた。
 センチュリーが車寄せにピタリと停車すると、男が後部座席のドアを恭しく開いた。
 中から出てきたのは、首から緋色のタオルを掛け、赤いパンツに白色のリングシューズを履いた男だ。
 髪は整えられた角刈り、眉毛は太く自信に漲った目をしている。
 鍛えられた肢体に思わず目が行く。
「高田首相! 今後の政権運営はどうなるのでしょうか!?」
 記者の質問が浴びせられるのと同時に、眩いばかりのフラッシュが絶えず光る。
 高田は車を降りると、右手を上げ、
「闘魂政治の貫徹! 元気があれば何でもできる!」
 気合に満ちた大音声を上げる。
 記者たちは驚き、フラッシュが止み静寂が広がった。
 高田光弘率いる闘魂真剣勝負党が先の総選挙で350議席を獲得し政権を奪取したのだ。
 既存の政治に飽きていた国民の支持を受け日本全国で怒涛の勢いで議席を積み増した。
 候補者全員がパンツ一丁にリングシューズという出で立ちで、テレビに映し出されたとき、国民の多くはその姿を嘲笑った。
 だが、八百長ではない真剣な訴えに次第に耳を傾け、急速に支持を拡大、選挙の大勝利へと繋がった。
 決定的であったのは、プロレスの聖地東京ドームのある水道橋駅前の演説の事件だった。
 選挙カーで使っていた三十年以上前のボロボロのハイエースの前で演説していたとき、高田は数人の暴漢に襲われたのだ。
 一斉に襲い掛かられ、地面に倒され、殴られ、ストンピングを受けた。
 しかし、高田は渾身の力を振り絞り立ち上がった。
 ウエスタンラリアートを一人一人に浴びせ、三人を見事に倒した。
 その鮮やかな戦い振りに、聴衆は惜しみない拍手を送った。
 高田の額からは血が大量に流れている。
 しかし、気にする素振りも見せず大音声で演説した。
 その凛々しい姿に涙する聴衆の姿もあった。
 だが、それは高田が仕組んだ謀略。
 暴漢三人も某プロレス団体の練習生。
 額の傷も真っ赤な嘘で昔ながらの血袋を使ったトリックである。
 高田はゆっくりとした足取りで国会内のホールを歩く。
 記者たちが高田の後を我先にと追ってくる。
「首相! 中国が再び尖閣諸島に大船団を向かわせていますが、政府の対応はどうなるのでしょうか?」
 女性記者が高田にマイクを向けた。
「そんなもの、漁船に長州を向かわせてエルボーの一発でも喰らわせれば撃退できる!」
 毅然と答えた。
 高田は伊達や酔狂で言っているのではない、本気なのだ。
 力道山を崇拝しプロレスの霊薬、呪符を飲めば忽ち、強くなり鉄砲の弾をも跳ね除けると信じて疑わないのだ。
 そこに猪木がやってきた。
 二メートル近い長身に花王石鹸のマークの様な突き出した顎が特徴的だ。
 プロレス界の神様と崇められていて、高田たちにとっては絶対的な存在であった。
「これは猪木様! こんな所でお会いできるとは!」
 そう言うと地に伏した。
「よし! 高田立て! 闘魂を注入してやる!」
「有難き幸せに存じます!」
 高田は立ち上がり、喜色に満ちた表情を浮かべた。
「いくぞ!」
 猪木が叫ぶ。
 バチンッ!
 凄まじい音が鳴り響いた。
 高田は思わず目を閉じた。
 次の瞬間、景色は一変する。
0487相模の国の人垢版2017/10/10(火) 14:01:00.73ID:pJAqG0sg
カラフルな遊具が建ち並び、子供たちが大声を上げて遊んでいる。
 そこには首から年季の入った色褪せた緋色のタオルを首に掛け、所々擦れて地肌が見える赤いパンツ、
 薄汚れたリングシューズを履いた男が立っていた。
 白髪交じりの角刈り、腹は弛み、体中垢に塗れ、酸っぱい臭いを発していた。
 だが、目は何故か自信に漲っていた。
「ヤオチョウマンだ! またひとりごとを言ってるよ!」
 小学生くらいの男の子が自分の友達に聞こえるように叫んだ。
 すると十人ほどの男の子、女の子が集まってきた。
 なかにはスマホで高田の姿を写真に撮ったりしている子もいる。
 高田はいつもここの公園に来ては、妄想に耽り、大声で叫んだりしていて、それを子供たちに揶揄われていたのだった。
  子供たちのリーダー格の男の子が誇らしげに、
「今日はオレがビンタを喰らわせたんだぜ!」
「すごいよ! ひろくん ナナはこわくて、できない」
 尊敬の眼差しでナナはひろくんを見つめた。
「プロレスやおちょう! カウント2.99!」
 ナナが褒めてくれたのが嬉しかったのか、ひろくんは調子に乗って叫んだ。
「プロレスは最強だ! 八百長じゃない!」
 怒髪天を突く表情を見せ、高田はそう叫んだ。
 それを聞いた子供たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。
 興奮がおさまらない高田は子供を追い回すが、リングシューズの右足の靴底が抜けて転倒した。
 それを子供たちが見て笑った。
0488相模の国の人垢版2017/10/10(火) 14:04:59.57ID:pJAqG0sg
>>怒髪天を突く
>>怒髪天を衝く
失敗した!
0489ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 14:20:09.38ID:50sDx4Xo
ふむ!(`・ω・´)
0490相模の国の人垢版2017/10/10(火) 17:09:12.14ID:pJAqG0sg
闘魂真剣勝負党のスローガン、政策を募集します!
何かあるでしょうか?
0493ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 17:59:28.53ID:50sDx4Xo
(`・」о」)<1! 2! 3! ちゃ〜
0494この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 18:05:16.12ID:GNblLlgz
>>484
裏社会という国連も現実と同じで、お金はあるけど名ばかり、みたいな感じにして、
組織と組織の横のつながり、しがらみは無いほうが、確かに動かせますね。
ありがとうございます。
村シリーズは、また何というか、……多濡奇と勅使河原、かあ。同じ土俵で考えた事は
無いなあ。
村シリーズは、音楽イメージ的には湿っぽいクラブで、勅使河原はテクノなんですよねえ。
あ、お手すきの時にお師匠様に、メインの黒疫(くろえ)を見て貰いたく、カクヨムの方に、
載せ始めました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884088021
セイレーンの子孫の多濡奇がヒロインの連載第一回です。2000字いきません。今月中に見ていただけると
嬉しいです(つまり急ぎません)。
>>490
原発停止。憲法改正。尖閣と北朝鮮、竹島、北方領土にはプロレスラーの
特殊部隊を派遣。制圧。
消費税停止。公共事業停止。自衛隊解体、日本プロレス軍に再編成。
教育無料。ラブほ無料。年金停止。バス停止。低所得者の妻帯禁止。所得に比例する一夫多妻の容認。
授業時間の半分を体育(格闘)
安楽死の導入。身体、知能検査で基準以下の子供に対する安楽死制度の導入。
相続税100%。
スローガン「弱者を養う時代は終わった。強者よ団結せよ」愛と幻想のファシズムのパクリです。
0495ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 18:52:04.81ID:50sDx4Xo
>>494
第1話 異国情緒の街
>午後の陽に煌めく水面(みなも)にもう一度目を細めてから〜
(東京湾であれば海面ではないだろうか!)

文字数以上に長く感じられた! 悪い意味で!
とにかくまどろっこしい! 一人称の文章で読者に向かって語り掛ける!
軽く流してもいいようなところに拘泥して話を膨らませていた!

一話目が鬼門でブラバの危険地帯であった!(`・ω・´) 正直、読むのが怠い!
0496この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:13:25.96ID:GNblLlgz
>>495
はや!
うーむ。酷評。
第一話なので思い入れがありますが、シュッとさせるか……。
ありがとうございます。
内容に一番拘泥しているのは作者というセンテンスが浮かびました。
お師匠様の感想を、読み解いて、色々と見直そうと思います。
良い感じの物が仕上がったら、すいませんが、その時はまたお願い致します。
0497この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:31:27.05ID:6nvpcr6X
異能バトルものだよって、雰囲気だけを味わってもらうプロローグ入れてみたらどうだろう?
ろくな説明もあえてせず、本当に雰囲気だけ。読者に何だと疑問を思わせるレベルで

たぬき(漢字変換メンドイ)姉さんがバトル中にもかかわらず、それを感じさせないような、そうだな、歌いながら優雅に散歩でもさせて
その周囲でばったばった敵が倒れていく
死屍累々の中を気にせず散歩するのだけど、ふと無関係の子供の死体を見つけてしまい、姉さんが一転悲しげな表情になり、
「ごめんなさい」って呟いて終わり
能力の説明も何もなしに、ここで引き
読者は気になって続きを読もうとするのでは!?
と、無責任なことを言ってみる
0498この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:36:16.03ID:6nvpcr6X
>>472
ワイさん、ありがとうございます
確かに厭世的な主人公が急に情熱を取り戻すのも不自然ですね
もし取り戻すにしろ、もっと大きな切っ掛けでもないとダメでしょうね
0499この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:47:49.98ID:GNblLlgz
>>497
それ、構成ざっくり直す前にやったんですよね。
戦闘シーンから始まって、3人相手に戦って、歌で即死させて、館内放送で歌って
大量殺戮する始まり。

これが不評だったので、現在のこっちにしたのです。
とりあえず、800字弱に削りましたが、色々薄くなったきがする。
あの始まり、もってこようかな。
ありがとうございます。
0500相模の国の人垢版2017/10/10(火) 19:56:39.66ID:pJAqG0sg
>>494
日本プロレス軍! 素晴らしい!
パンツ一丁にリングシューズ、素手で戦う!?
0501この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:56:45.52ID:5b4fs857
ワイスレ杯のワイさんの作品
質はもちろんだけど何よりも一時間弱で完成したということに震える

自分の所要時間を思い返してみると
ネタを思いついて書き上げるまでに一時間半ちょっと
推敲で三時間ほど

2000字ほどの作品でも合計で5時間くらいかかる
もしかして致命的に遅いんだろうか…?
0502この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 19:57:38.59ID:6nvpcr6X
>>499
うん。その元の1話は知ってるよ
読みますスレで、晒してる時に読んだから
確かバトル前に、一回こっきりの村人キャラと色々お話させてたプロローグだ

プロローグにしては、色々詰め込み過ぎて(気持ちは大いに分かるけど)、ちとばかし冗長になってたきらいがあったと思う

プロローグはどれか一点に絞ったらいいのではなかろうか?
たぬきの能力を見せるか、あるいは、たぬきの人間性を見せるか
前のプロローグは、これを二ついっぺんに詰め込んだから、多分読みますスレで不評だったのだと思う
0503この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:11:04.65ID:GNblLlgz
>>497
やってみた。
ちょっと色々削った戦闘シーンプラス短縮横浜の導入。

リーマンさんどうだろうこれ?
 
あ、お師匠様も、だるさを寛如されるお心が回復されましたら、お目通ししてみてくださいな。
(来月、いや、年内でも、あ、いやせめて東京オリンピックまでには…・・・!)
0504この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:17:45.35ID:GNblLlgz
>>501
俺はさっと書いた勅使河原対鎌倉大仏編で1時間かな。
でも練る奴だと、2000字で2時間くらいかかります。
大仏が散歩するのは二時間半かかりました。
人それぞれ違ってて良いと思います。時間よりも内容、密度だと思います。
0506この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:28:38.91ID:uvl0ys24
みんな書くの早いなあ。
俺はワイ杯用のは二日か三日かけるわ。
ネチネチと文章いじるのが至福の時間だからダラダラ時間かけてる。
それで中身がそっくり変わっちゃうこともあるw
0508相模の国の人垢版2017/10/10(火) 20:31:39.07ID:pJAqG0sg
ワイ杯に出した作品をリライトするかな。
特攻隊員の話は深みが増す気がする。
0509この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:35:17.52ID:OaYBH6wB
俺も何度も見直した後、一晩寝かせてまた推敲するよ
読み返す度に気に入らないところが出てくるから、短編でも二・三日から一週間はかかる
0510この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:36:12.40ID:BWb7A9Tf
>>509
同じく
0511この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:40:59.70ID:GNblLlgz
みんな凄い・・・・・・!
次回のワイ杯は、1週間かけて1本とかやってみようと思います。
0512この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:46:48.03ID:5b4fs857
>>505
自信と実力が足りなくて時間かかってるだけですはい
先週のワイ杯も入賞できなかったですし遅いだけというカッコ悪さ…


でもみんなの意見を見てると、書き上げるスピードはそこまで気にしなくても大丈夫なのかな
0513この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:48:19.60ID:OaYBH6wB
>>501
ワイさんのは、ささっと書いた挙げ句にお題を忘れちゃってるんだから、真似しちゃいけない一番駄目な例だよw
0514この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:53:27.20ID:uvl0ys24
>>512
>ネタを思いついて書き上げるまでに一時間半ちょっと

これがすごいわ
ネタひねるのが一番時間かかるw
0515この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:54:54.55ID:OaYBH6wB
>>512
私が時間をかけるようになったのは、ワイさんに色々指摘されてからですよ
とにかく、誤字脱字と「即興の粗さが見てとれる」と言われるのだけは嫌なので
0516この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 20:56:57.90ID:juBiqPTl
ワイスレ杯のサプライズバースデーパーティーは、どんな話にするか考えるのも含めて、多分二時間かかってないかな?
もっと推敲しないといけないな

てっしー、読んだよ
俺の個人的好みだけど、七年前のをさらっと頭に入れた今回の話の方が、出だしの一話として好き
0518この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 21:02:43.12ID:BWb7A9Tf
ここに居る人達は皆熱意に溢れていて感心します。
頑張らないとなぁ。
0519ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/10(火) 21:15:24.30ID:50sDx4Xo
>>494
第1話 とある戦闘
>一挙一投足
(一挙手一投足が正しい! 一挙一動と混ざっているように見える!)

>わたしは彼らのの美に惚れ惚れし過ぎて〜
(打ちミス!)

第2話 異国情緒の街
これが本来の一話であるが悪くない!
読み易くなった! 新しい一話のおかげですんなりと物語に入っていける!

前よりはこちらの方がよい!(`・ω・´)
0520この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 21:15:33.25ID:5b4fs857
>>515
やっぱり雑なのはよくないよね
スピードは続けていればそのうち上がってくるものとして、丁寧に書くよう心がけた方がいいか

でも推敲はキリがないのでほどほどにと、失礼して自分への戒めを残しておきます
0521この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 21:17:37.59ID:GNblLlgz
>>516
ありがとう!
でね、改めて読み直したら、水中で戦ってるようなもっさりかんだったので、
書き直した!

ワイスレで勉強する前に書いたアクションだから、なんというか、
拙いのね。

溢れるイメージを沢山書けば迫力になると思っているのかこのへたっぴは
と罵倒の言葉が沸いてきたので、
という事は、お師匠さまが読んで下さったら、もっと酷い評価を下さるに違いない!
と思って変えちゃったのです。

てことでなろうの方も変えました。
ブラバ克服したい・・・・・・・!

アクションの描写は上手くなった気がするんだけどね、。
0522この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 21:22:38.22ID:GNblLlgz
>>519
東京オリンピックあたりに蒸し返そうと思っていたのに!
ありがとうございます!
絶対今晩読んでくれないと思ってたから、アクション思いっきり変えました。

次の更新の時にでも、読み比べてみてくださいな。
お師匠様のおかげで、アクション上手くなった気がします。
0524この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:07:34.77ID:BWb7A9Tf
艶話を評価して頂きたいのですが投稿して良いですか
0525この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:21:27.23ID:Uc7Gu80Y
ワイ杯で思い出したけど
お題を全部こなしたのに(加点が多いのに)入賞できなかった僕はヤムチャ並に修行が足りないんだろうか
なろうで連載を進めるよりも掌編とかを書きまくって練度を上げた方が良かったり?
0526この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:21:50.79ID:juBiqPTl
>>524
こんばんは、自由さん
ワイさんは駄目だなんて言った試しがないんだから
投稿したらいいのではないだろうか?
この時間だと、恐らく明日の朝の評価になるだろうけど
0527この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:25:45.58ID:BWb7A9Tf
>>526
なぜ、私とわかったのですか。
ドキッとしたではありませんか。
0528この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:31:44.41ID:juBiqPTl
>>525
なろうの先達としてアドバイスするなら
なろうは作品数が多すぎるので、よっぽどの幸運に恵まれないと最初は本当に見向きもされない
何度も、何度も投稿して徐々に固定読者を増やしていくんだよ
だから、小説が書けたならドシドシ投稿したらいいんじゃないかな?

最初は本当に見向きされないけど挫けないで
俺はある程度読まれるようになるまで、三年かかったから

そんなに待ってられないぜ! ってことならいくつかアドバイスを
新着更新は一瞬で流れていくから、そこから読んでもらえる可能性はかなり低い
読んでもらえるには、まず何でもいいから短編でジャンル別日間ランクの5位以内に入ること
攻めるべきは、少ないptで入れるマイナージャンルかな?
そっから更に総合日刊に載ったりしたら、一気にPV数増えるよ
で、それを繰り返すと、逆お気に入りユーザーという固定読者が増えていく
それから満を持して、とっておきの連載を始めても良いかもしれない
0529この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:34:49.00ID:BWb7A9Tf
評価お願いします。

http://nanos.jp/nasi0817/novel/1/

タイトル「俺の姉ちゃん」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:f994e4465577b63a12a6ce3d4bd992ee)
0530この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:36:52.86ID:juBiqPTl
>>527
過去レスの口調
ageてるところ
(このスレはsage推奨じゃないからageてもOKですよ! ワイさんもsageた試しがないし)
何より、艶話w
0531この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:40:15.91ID:juBiqPTl
>>525
ごめん、連載を『進める』か。『始める』と勘違いしちゃった
まだ、なろうに投稿してない作者さんだと思ってしまいました
先輩風吹かして偉そうなこと言ってスミマセン
0532この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:43:41.41ID:juBiqPTl
>>529
……自由さん、たくさん小説があるのですが、どれが評価依頼の作品なのでしょうか?
ま・さ・か・の・全部! ですか!?
ワイさんが、「ぷぅぎゃああああああ」って、なっちゃうよ!?
0533この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:44:29.64ID:BWb7A9Tf
なるほど!このsageるのボタンの意味がわかりました。みなさん下げてたんですね。くー、これまで滑り逃げできてたと思ってたけどバレていた可能性もある。なるほど!ワイスレで2(5)ちゃんねるデビューしたのでどうも決まり事が。ありがとうございます。
0534この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:45:30.36ID:juBiqPTl
と、思ったら、タイトル「俺の姉ちゃん」 って書いてあるがな

アカン。さっきからキチンとレスを読めてない
寝不足かしら? 今日はこれで落ちます
0535この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:46:56.33ID:Uc7Gu80Y
>>528,531
とりあえず全部メモ帳にコピーさせていただきました!

ある程度は何が受けるかの傾向とかは勉強したつもりだったけど
マイナージャンルと逆お気に入りユーザーの発想はなかった
ハイファンタジーが書きたいからそれの書き溜めばっかり

短編でマイページ画面をごちゃごちゃさせてもなあって考えてたけど一度投稿してみます。ありがとう!


連載はまだ投稿したことないです
書き溜めがかなりあるからか、なんとなく『進める』って使っちゃたけど、おっしゃるとおり『始める』が正しいですね。すみません
なろう形式で各話に分けて書き溜めてるから気持ちだけ投稿した気分になっちゃってる……
0536この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:50:27.01ID:BWb7A9Tf
>>534
またさげるボタンを押し忘れました。
ふふ、ちなみにワイスレオフ会含めその下はすべて評価済みです。
おやすみなさい。また明日。
0537この名無しがすごい!垢版2017/10/10(火) 23:53:29.55ID:Uc7Gu80Y
あれでも待って
逆お気に入りユーザーとか固定読者なんて上手く書けてないとつかないのでは
つまり結局のところ腕を上げとかないと話にならない……
0538この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:08:13.91ID:ozQirFTg
とにかく書きたい! と思って熱い思いを文章にぶつけ続けたら、1人か2人はブクマしてくれると
思います。
ちなみに俺が黒疫を読みますスレにさらしたときは、20万字でブクマ9で評価0でした。
懐かしいです。
つまりそれはほとんど誰も読んでないということだけど、その僅かな方々のために文章力上げたい
と思うし、
お師匠様の酷評にも、うん、じゃあどうしよう、と考える気力が湧くわけです。
という事で、とりあえず書きまくって、でぃすられまくって、
直しまくって前に進めば良いと思います。
by 底辺なろう民
0539この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:15:34.73ID:qwnZjACt
>>538
その蓄えた実力を、ちょいと底辺スレで試してみなよ?
このスレは、キモイ馴れ合いばかりでモヤモヤするでしょう?(ニヤニヤ)
0540この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:16:09.89ID:D9gSCLZM
皆さん本当に良い精神で私も勇気を貰えます。
不正等結構ある中で、真っ直ぐに突き進むって良いですね!!
お互い意欲を高め合ってたまに寝不足になりながら……また書くか。
0541この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:19:10.13ID:ozQirFTg
>>529
読みやすいです。
濡れ場素敵。
ただ、いく瞬間男は取り付かれるみたいに腰椎付近の筋肉が緊張します。
同時に息の塊を吐きます。
若い男は性欲モンスターだから、何回も猿みたいにふりたいと思うはずです。
夜中に初めてさかって、明け方までぐっすりはないと思います。
夜中起きて乳をまさぐるとか色々するかしたいと思うと思います。

と、色々かいたけど、腕あげてますね。流石です。
0542この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:24:37.12ID:ozQirFTg
>>539
来年の正月にでも、全否定さんに挨拶がてらに、もう一度晒そうと思います。
一度晒して、こてんぱんにのされて、一ヶ月筆を折ったんですよ、俺。
で、読みますスレでリーマンさんありがとう。
で、お師匠さまの酷評に大感謝です。批評をいただくことって大切ですよね。
樹は風があるから太くなるのです。
0543この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:41:40.31ID:D9gSCLZM
>>541
読んでくださりありがとうございます(*´ω`*)b
なるほど。中学生を甘く見てました。そうか……。
日々精進。
0544この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:44:29.62ID:DlxjLLlW
落ちると言いつつ舞い戻ってきた!

>>537
最初の切っ掛けは腕よりも運かもしれないw だから挫けないで
ある程度逆お気に入りユーザーが増えたら安定するんだけどね

>>538
黒疫が底辺ってのが納得いかない
なろうは本当に作品数ありずぎて、無名作家の良作が埋もれ過ぎる!!
逆に、何度も見たよっていう劣化テンプレばかり評価されるんだから

>>540
sagaってる……だと……!?
何てこったい、てっしーは顔文字を止めてしまうし、自由さんはsageてしまうし!
俺はどうやって二人を判別したらいいんだ!?

>>542
どういたしまして
読みますスレ……か。俺あそこで事件起こしたから、晒したくても晒せないのよねえ
あそこ辛口だけど、結構タメになる指摘多いから短編とか晒したいのだけどなあ

他のスレだと、中流も舐めスレも晒し禁止って雰囲気のスレになってしまったし
上流はおっかなくて、一度記念に書き込んだだけ……
うん。俺にはワイスレしか残されていなかった
0545この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:46:43.23ID:ozQirFTg
>>543
俺が書き込みしたかとびびったw

自由さん使うと可愛らしいですね。笑

そりゃ、おっさんが使うときもいわ。絵文字は自由さんにあげます! 返品は認めません笑
0546この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 00:59:00.26ID:ozQirFTg
>>544
5ちゃんは色々厳格だもんね。事件が内容分からないけど、どうせ上流なのに評価すれにあっぷして
上流なのになんでこんなとこきてんだ?
みたいなこといわれて、オレはこんなぶくまじゃあ、まんぞくできねえんだよお! 目指すのは上だ
とか咆哮して嫉妬の嵐の雷属性魔法で
全てを焦土と化した位しか想像できないけど、うーん、ルールよく分からんからわかんない。
けど、こんなに面白いのに! て作品があるなら晒して、何か言ってきたら謝って、
教えをこえばいいんじゃないかな。わからん。
黒疫はたまに感動したって感想もらえるし、ぶっちゃけ今でもかなり幸せです。
新編の資料が集まらなさすぎて、安西先生・・・・・・ベネズエラに行きたいです。
0547この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:03:32.39ID:D9gSCLZM
>>544
事件って……凄い意味深ですね。気になる。
リーマンさんのキャラがどうも掴めない。

>>545
今年33になりました(*´ω`*)b

おやすみなさい。
0548この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:10:26.31ID:DlxjLLlW
>>546
あれ? てっしーって、いわゆる『邪龍リーマンショック』より後に読みますスレに来た住人だっけ?

ブクマ20くらいだったかな? 底辺作品が読みますスレに晒されたのだけど
これが埋もれた良作でね、スレの住人の評判も良かったのよ
で、俺も気に入って、埋もれてるの可哀想だから少しは応援になるかなって思ってレビューしたんだけど
翌日か、翌々日だったかな? それ切っ掛けに日間駆け上がって、日間総合一位になったのよ
恐らく読みますスレ史上初の、晒し作品日間総合一位
嫉妬の嵐が吹き荒れて、丸々2スレッドくらい荒らしがスレを埋め尽くすことになってしまったという大炎上事件
0549この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:20:43.42ID:6PfXf1nw
特に誰が悪いってわけでもない悲しい事件でしたね…
邪竜が面白すぎたせいで…(今でも読んでるなんて言えない)
0550この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:26:05.46ID:6PfXf1nw
あー、嫉妬って恐いよね! って事件だったか

あの作品並に面白いものが書けたらどこかに晒すので合格ラインだったらぜひぜひレビューくださいねリーマンさん
まあ書けたら苦労なんてしないのだけど!
0551この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:31:05.99ID:DlxjLLlW
いや、あの事件なかったら、黒疫が読みますスレに晒された時に多分レビューしてたよ
スレ全体はどうだったか覚えてないけど、あの時俺はかなり高評価のレスをしたはず
雰囲気が好き過ぎる! とか、あらすじからして唆られる! とか、言ってなかったっけ?
0555この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 01:45:05.73ID:DlxjLLlW
>>553
いえいえ、こちらがIDも確認せず誤認しただけなので気にせず

>>547
おやすみなさい、自由さん
‥‥リーマンには、酒が入ってないリーマンと、酒が入ってるリーマンの二人がいるのです
週末の夜は後者の可能性が高いかと
もっとも、何も悪さをしたりしないのでご安心を
少しキャラ崩壊するだけです
0556ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/11(水) 06:25:47.18ID:NfYw8twA
>>529
俺の姉ちゃん(其の1)
特に問題はなかった!

俺の姉ちゃん(其の2)
>〜電気を付けず部屋を出た。
(「点けず」とした方がよい!)

姉が弟の願い事をあっさりと許した! 都合の良い展開と云える!
両想いであるとすれば納得もいくが、そのような仄めかしも無かった!
恐らく姉の好きもライクではなくてラブだった、と云うことなのだろう!
それだけでは少し足りないように思う! その部分を描写で補う!

弟のオムライスにケチャップでハートを描く!
「やめろよ。恥ずかしいだろ」
「だってマコちゃんのこと、好きなんだもん」

または風呂場を覗かれていたことに気付いていたような描写を挟む!
風呂から上がった姉がソファーでテレビを観ていた弟にそれとなく訊く場面があった!
「テレビ面白いのある?」
「んー、ない」
「ホントにちゃんとテレビ観てたのかな」
 姉ちゃんは悪戯っぽく笑って俺の横に座る。肩を引っ付けてくるから少しドキドキした。

両親がいないことは姉にとってもまたとない好機であった! 弟と同じことを考えていた、
とすればご都合主義の内容にはならないのではないだろうか!

俺の姉ちゃん(其の3)
>「つ、付けないほうがいい」
(「点けない」とした方がよい! 二回目なので以降は省く!)

>ちんげもボーボーじゃなくて〜
(姉ちゃんなんだが! 以降は指摘を省く!)

俺の姉ちゃん(其の4)
特に問題はなかった!

俺の姉ちゃん(其の5)
特に問題はなかった!

俺の姉ちゃん(其の6)
特に問題はなかった!

痛がる姉を無視して最後まで行なった! 罪悪感で萎える事情はよくわかる!
ただの強姦物では味わえない爽やかな読後感が作品の肝と云える!
それでいて行為が止められないと云う一定のリアリティも備えていた!

粗い部分は残されているが悪くない話であった、ギリギリの70点!(`・ω・´)
0557この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 08:23:11.46ID:ozQirFTg
>>548
嫉妬で全てを焦土化した、のは当たってました。笑
面白いと思った作品をレビューして何が悪いのか俺はわかりません。
邪龍リーマンショック読んでみたいけど、 検索でてこないです。
>>551
感想を頂いたのでとても嬉しいですよ! 執筆にかなり悩んでいた頃だったので、
よし、このまま突っ走ろう! と思えました。
あ、勅使河原作者です。
0558この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 08:47:32.72ID:ozQirFTg
おはようございます。
お師匠様。黒疫を1話ずつ見て頂きたいのですが、どれくらいの頻度が好ましいのでしょうか。
1週間に1話なら負担ありませんか?
(ちなみに昨日の登場人物の奈崩は、えろで笑いのつぼにソフトタッチした奈崩です)


>>540
不正ban祭りが開催されたって事で、ポイントチェックしたら、
98ポイントの25ブクマから変化ありませんでした。
わが道を突き進めば、読んでくれる人は読んでくれます!

で、後はどこかで批評的な目を持って自己反省……ああ、これが推敲ってやつかそうなのか。
0559この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 08:47:38.52ID:y0uIOe/7
統合失調症の薬で太るのは、統合失調症の原因が脳神経の髄鞘の脂肪の欠損が原因だから、
ここを治そうとすると、太ってしまうんだよ。
脳神経の髄鞘を太らせると治るらしいからね。

つまり、
・遺伝的に髄鞘の脂質の形成がうまくいかない場合。
・ストレスが多く、髄鞘の脂質がたくさん使われてしまう場合。
・勉強のしすぎで、髄鞘の脂質がたくさん使われてしまう場合。
に統合失調症は発症するんだよ。
0560この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 09:02:02.35ID:P49/t8ME
皆さんは記憶にない自らの検索記録を
発見したことはないだろうか
おねーちゃんがキレイなお店を渡り歩いていたんだが
今朝ブラウザを立ちあげたら
フローレンスジョイナーの画像満載やった
何があったんやー
この前はお香の店のホムペやったし
0563この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 09:51:12.99ID:D9gSCLZM
>>556
評価ありがとうございました。70点嬉しいです。
電気を点ける。初めて知りました。それと、ちんげは男性なのですね。初めて知りました。
また知識向上。ありがたいです。
そして、姉ちゃんはマコちゃんが大好きな事にワイさんから言われて気づきました。その通りですね。早速修正します。
0564この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 16:09:10.86ID:y0uIOe/7
>>559 は適当な妄想なので訂正します。
0565この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 16:54:18.13ID:QENRk4+b
>>557
すまぬ。邪龍じゃなくて、邪竜でした
勝手に人の作品貼るのもあれなので
どうしても読みたいなら、なろう内の検索で『邪竜』をブックマークの多い順で検索したら、一番上に出る作品ですね
齢うんたらかんたらと、名前の長いタイトルです
いわゆる勘違いギャグもののファンタジー作品
0566ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/11(水) 21:44:01.49ID:NfYw8twA
>>494
第3話 最悪の男、奈崩
>……立っていた、ではなく、立ってくれていたと書くのが、このときのわたしの場合は正しいと思っているし、それは間違いではない。
(ほとんど意味のないメタフィクションは書かない方がよい! 読者が作り物を意識して興醒めとなる可能性が高い!)

くどい言い回しに戻ってやや読み難い!
このような書き方を続けていると本当に強調したい場面が薄れてしまう!
または更に装飾過多な文章となり、読み難さの度合いが増すことになるだろう!
一話と二話が読み易くなっただけに今度は三話が鬼門となった!

ワイの感想!(`・ω・´)
0567この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 22:19:56.14ID:ozQirFTg
>>565
邪龍リーマンショックって、作品だと思った。
えっと、株式テロ、企業を倒産に追い込む工作員みたいな感じの人が活躍する作品みたいな。
笑。
http://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n8707eh/

という訳で、邪龍リーマンショックをネタに、勅使河原書いてみました。

てのはともかく、あれね!
面白いですよね。
俺もブクマしてるし、更新が楽しみな作品です。
0568この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 22:28:14.70ID:ozQirFTg
>>566
くう。
これでも大分削ったんですが……。
しかし1、2話が読みやすくなったってことは、あんな感じで圧縮して書けば読めるってことですね。

これは、本当におおがかりな手術が必要ですね。

メタフィクション的な言い回しは、どこでついたのか。
なろうか、明治か、とにかく没入を妨げるのはいけませんね。

対策してみます。出来上がったら、また報告いたしますね。
ありがとうございます。
0569この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 23:02:00.78ID:DlxjLLlW
>>567
何を書いてるw
まかり間違っても読みますスレに晒すなよ、晒すなよ! ダチョウ倶楽部じゃないぞ!

しかし、邪龍リーマンショック、厳つい名前に反してえらく情けなくないかw
いや、賢い男なのかもしれないけれど


もう気付いてると思うけど、『邪竜リーマンショック』は作品名ではなく、
大炎上事件の名前です。誰が最初に言ったのかは知りませんが

作品名の『邪竜』と、レビュー者の『リーマン』、それらに加えて
かつて起きた金融的大事件『リーマンショック』をかけているわけですね
0570この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 23:11:38.76ID:ozQirFTg
>>570
アメリカの犯罪組織の全員が全員猛者という訳ではないのです。笑
それに、さすがに、リーマンさんの名前が入っている人物を瞬殺はどうかと思うし。

こういう、頭が良くて利害計算が速いタイプって好きなんです。
風の谷のナウシカなら、帝国の参謀の人みたいな、ね。

晒しませんよ。
事件名だとは、ランキングみて把握しました。

今回は勅使河原のオフィス関係で、体育会系な課長が、豪徳寺君と勅使河原を
応援している、というお話ですね。
ノリで書きましたが、楽しんでもらえると嬉しいです。
0571この名無しがすごい!垢版2017/10/11(水) 23:59:13.37ID:R1dHlPHp
>2次会でカラオケという流れになり、私は邪龍リーマンショックの隣に座った。

自分さすがに笑いが抑えられませんでした。
0572ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/12(木) 06:27:34.39ID:UJCcT3hy
>>567
>一社に一台、彼を模したロボットが配備されれば〜
(一台でもいいのだが、姿形まで彼に似ているのであれば一体でもいいような気がする!)

>全線前世を熱唱する豪徳寺君に皆の視線が釘つけの内に〜
(釘づけ!)

>このプロジェクトは彼の絡め手で〜
(搦め手!)

何事も起きない内に邪龍リーマンショックは去っていった!
プロジェクトは搦め手で順調に進めば相手先が倒産していたらしい!
旨味のない味の報告はやはりと云うか味気ない! どのような経緯で倒産に追い込むのか!
鮮やかな手際を見てみたかった! あとは合コンの話によって綺麗に流れた!

物足りないと云う印象が読後に残った!(`・ω・´)ワイの感想!
0573この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 09:32:02.94ID:6HCSBUuc
>>572
おはようございます。
そうですね、折角、リーマンさんの名を冠した邪龍リーマンショックなので、
良いところ魅せたほうがいいですね。
仕事から帰ってきたら、改稿してみます。
では、仕事に戻ります。
それでは良い一日を。

>>571
そこですか。笑
0574相模の国の人垢版2017/10/12(木) 16:47:06.20ID:2KaOzxlO
昔の作家さんだと、資料収集にかなり時間を削いだのでしょう。山崎豊子、吉村昭など。
今はネットが発達しているので、そういう手間は少しは省けたのだろうか!?
0575この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 17:15:13.12ID:lhMisyBU
なろうに来た新人がランキング不正占領を知ってカクヨム移って
オリジナル作品乗せてたらカドカワから声掛かったそうだな。
やっぱ出版社も薄々気づいてんじゃね。
0576この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 18:09:40.63ID:W1aKFhL0
自由ですが、コンテスト落選しました。
次また頑張ろうと思います。

http://s.maho.jp/book/14aab6h33f8c13da/6960570818/

評価お願いできますか。
コンテスト一弾で最終候補に入った作品です。
改善できる部分があれば、修正したいと思っております。設定自体どうなのか、とも言われそうですが。
お時間あるとき宜しくお願いします。
0577この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 18:16:42.30ID:6HCSBUuc
ぶっちゃけて言うと、俺にあるのは妄想力だけで、文章力も筆力も語彙力も構成力も
何もないので、
そういうのを勉強しまくった後に、つまりちゃんと実力をつけてから、不正なりなんなりに
憤りたいと思っています。
むしろ憤れるってのは、自信があるって事で素晴らしいと思う。
金色夜叉を読んで、小説を書きたいと思って、書き始めたのが2年前で、がむしゃらに書いてきて、
今は「読めるものを書きたい」と思うようになって、
そのためには上記の力が必要で、そのためには作家さんの文章を読みまくって分析しまくって、
書きまくって、考えまくって、
とにかくすることが多すぎて、ランキング不正とかかなりどうでも良いというか、所詮底辺作家なので、
全く関係ないのが現状です。
図書館とかブックオフの本を全部読んで、分析して、語彙増やして、書かねば。……何故俺は学生の
時に金色夜叉を読まなかったんだ。
書き始めが30代とか遅すぎる気がする。20代の頃から始めてれば、今頃なんか凄いのがかけてる
かもしれない、とぐだぐだ考えても
仕方がないので、とりあえずジム行ってランニングしながら、邪龍を練ってきます。
0578この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 18:42:28.40ID:6HCSBUuc
>>576
拝読いたしました。甘酸っぱい素敵なお話でした。
しかし、ですね。男性に馬乗りになられている状態で股間を蹴り上げるのは厳しいと思います。
まずヒロインなら、頬を手でつつむようにして、さりげなく耳を掴み、斜め下にひきつつ
片方の手、喉を中指第二関節で打ちます。
ぐえ、と言って喉を押さえて空いた肩を押しつつ、床のほうの開いた脇に手刀を叩き込みます。
で、さらに押すと、下に転がります。
すかさず馬乗りになって、拳を振り下ろしまくります。
顔を背けたところを後ろからちょーくすりーぱ。
で、落とした後、足を開かせて、サッカーボールキック。
これで初めて、金的に蹴りとなるのではないでしょうか。
こんどどなたかに試してみてください。
0579この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 18:50:11.01ID:W1aKFhL0
>>578
ジムの前に読んでくださりありがとうございます。
なるほど!そこは考えておりませんでした。
あー、気づかなかったですね!
反省です。

あの頃のぼくがなにを考えていたのか
今ではもう思い出せないけれど
ただ夢中だったことだけは思い出せる
思うままに書いていたあの頃
あの頃が懐かしいと思う今日この頃
0580この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 19:04:26.00ID:6HCSBUuc
>>579
俺は絢爛豪華に装飾して、これでもかって位濃く濃くくどくくどく文章にイメージを心情を
叩き込めば、小説になると思っていました。
爆音うーはーの中でドラムをひたすら鳴らし続けるような無我夢中ですが、それだと交響曲は
奏でられないし、
というより、なろう作家として必要なのは、奏でることで、叩きつけることじゃないんですよね。
なんて、お師匠様の酷評で思ったりしました。

まだ行ってません。雨辛し。では、行ってきます。良い晩をお過ごしください。
0581この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 19:32:03.92ID:W1aKFhL0
奏でるか。なるほど。ロマンチック。いってらっしゃい。
0582相模の国の人垢版2017/10/12(木) 20:25:03.33ID:2KaOzxlO
>>577
百田先生は中年になってから書いているから。お互いに一生懸命、頑張りましょう!
明治の作家は勉強になりますね! 中島敦先生もいいかも!
0583この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 21:10:44.41ID:svaR8lqV
>なろう作家として必要なのは、奏でることで、叩きつけることじゃないんですよね

なろうってそんな繊細なとこだっけ?
なんか転生した厨房が魔法と龍でドッシャンガッシャンやってる印象しかないわw
0584相模の国の人垢版2017/10/12(木) 21:26:27.38ID:2KaOzxlO
山本他山は室町幕府の外右筆(とのゆうひつ)を勤める役人である。
 他山は能筆で知られ、時には弘法大師、橘逸勢の筆跡を使い分ける器用さを示した。
 とは言え、没落した室町幕府の役人に過ぎず、貧しい毎日を耐え忍んで生活をしていた。 
 主君である義輝公は智勇に優れているが、嘗ての強大な足利家を取り戻すには至っていない。
 既に夕方、他山は洛北にある自宅に帰ろうと、歩いていると抜き身の太刀を持った三人の男に囲まれた。
「何奴!」
 他山はそう叫ぶと、腰を落とし太刀に手をかけ鯉口を切った。
「誰でもよかろう、金子を寄越せ! さもなくば斬るぞ!」
 牢人衆の長らしき者が他山を脅す。
 金に困った牢人どもであろうか、戦慣れしているのか強そうに見える。
 六尺の長身で見掛けは強そうに見えるが、剣術は全く疎く弱かった。
 町の衆は関わりたくないのか、見て見ぬ振りをして通り過ぎていく。
「一人を相手に三人とは卑怯じゃねえか!」
 と他山の背後から野太い声がした。
 他山が振り返ると、小袖の上に艶やかな唐衣を纏った六尺の大男が腕を組んで立っていた。
「誰じゃ! お主、この太刀で斬り伏せられたいか!」
 牢人衆の長が大声で叫んだ。
「面白いじゃねぇか! 掛かってきやがれ!」
 大男は他山の前に出てきて気合の籠った大音声を上げた。
 牢人衆の長が刀を振り下ろすが、大男の右手が雷の如き速さでそれを薙ぎ払う。
 太刀は棟から圧し折られ、地面に突き刺さった。
 牢人衆は大男の強さに圧倒され、怯えた表情を浮かべた。
 額からは脂汗が流れ、着物の胸元が濡れているのが見える。
「どうした! もう御仕舞か! では此方から参るぞ!」
 大男はまず、長の右頬に張り手を喰らわせ、二間向こうへ飛ばされた。
 微動だにしない。
 長は死んでしまったようだ。
0585相模の国の人垢版2017/10/12(木) 21:26:51.17ID:2KaOzxlO
残り二人の牢人は一目散に逃げ去った。
「詰らぬのう。もう少し楽しめるとおもったのだが」
 大男はがっかりした表情を浮かべているが、何時の間にか集まった町の衆からは大男を絶賛する声が聞こえた。
「助けて頂き忝い、拙者は幕府の右祐筆をしている山本他山と申す、其処許の名は」
「俺は立派な名前なんてねえ、童の頃からセンズリって呼ばれてる」
「センズリとは奇妙な名前じゃのう、国は何処じゃ」
「俺は武蔵から来た」
「ほう、遥々(はるばる)武蔵からか、何をしに京へ」
「野良仕事が嫌でな、でっかい武将になりたいんじゃ!」
「武将か! お主、なりたいか!」
 他山はセンズリの眼をじっと見た。
 センズリも真剣な眼で他山を見る。
「良し! 拙宅へ来い」
 他山はセンズリを自宅へと案内した。
 家に帰ると妻のお亀と齢八歳になる千代丸が出迎えた。
「お帰りなさいませ、父上!」
 玄関で正座して頭を下げる。
「旦那様、そのお方は」
 お亀が尋ねた。
「儂の命の恩人じゃ、強盗から助けてくれた」
「まあ、それは! それは! おもてなしをしなくては」
 お亀は台所へ走っていった。
「まあ、上がりなされ」
 センズリを客間へと案内した。
 二人は端座すると、そこにお亀が白湯を持っていた。
「何もありませんぬが、どうぞこれで喉を潤してくださいませ」
 早速、センズリは白湯を一気の飲み干す。
「ほう! 飲みっぷりがよいのう!」
「喉が渇いておったのじゃ、美味しい白湯じゃ」
 笑みを見せながら言った。
「本題じゃ。お主は国持ち大名になりたいか」
 間髪を入れず、
「おう! なりたい!」
 野心に満ちた不敵な笑みを浮かべている。
 他山は今まで学んだ兵法、仏教、四書五経、あらゆる学問を試してみたいという思いに駆られた。
 このまま幕府に仕えても出世など望めはしない、であるならばこの男の後ろ盾になって大きく羽ばたきたい。
 今年で四十になった他山にとっては大きな好機に思えたのだった。
「分かった、センズリ、お主を大名にしてみせる! 拙者はお主に仕える! 決めたぞ!」
 他山は両手で太腿を叩いて叫んだ。
「俺でいいのか」
「左様、ただセンズリという名はいけませぬぞ!」
「名前を付けてくれるのか」
 センズリ目を大きく見開き驚いた。
「八百長信洛(やおなが しんらく)!」
 傍にあった硯箱を開け、紙に八百長信洛と大書した。
「どうじゃ!」
 名前を大書した紙をセンズリに見せた。
「俺は字が読めねえ、詳しく教えてくれ名前の由来を」
「うむ。八百万の神様を束ねる長になり、いずれは上洛すると信じているから、八百長信洛とした」
「やおなが しんらくか! 良い名前じゃ! 気に入った!」
「気に入って拙者も名前を付けた甲斐が御座いまする。信洛様!」
 こうして信洛と他山は主従の関係になった。
0586この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 22:10:07.68ID:LBQ066iq
天皇家は、どうも、神道と仏教を神仏習合したみたいに、神道と仏教とキリスト教の習合を目指しているみたいだ。
それが文系への課題ってことになるな。
おれは、ヤハウェは天候神の系譜だと考えていて、だから、風神雷神が全知全能のヤハウェに相当すると考えているが。

ちなみに、自然の光ってのがキリスト教の神を表すっぽいが、
これは仏教でも光は尊いものだし、もっと古くへ光への信仰はさかのぼれる。

知恵の神:エル(メソポタミア神話)、アフラマズダ(ゾロアスター教)、日本でいうと何になるかわからない。
 ダークソウルの「薪の王」 に相当するギリシャ神話ではプロメテウス。
光の神:アフラマズダ(ゾロアスター教)の有翼光輪。キリスト教では天使。
善:ラテン語では幸せと同じ単語。 プラトン哲学は「最後は善のイデアに至る」。
幸せ:ラテン語で善と同じ単語。
快楽:プラトンの「ヒレポス」に、宇宙の支配者は快楽主義より知性主義であるべきとある。

日本での知恵の神がわからないが、学問の神菅原道真と文武両道のスサノオらしい。

闇は、相対性理論にとらわれず光速より速い。
0587この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 22:10:40.80ID:LBQ066iq
おれの考えているのは、

・神社の本体は、杜であり、つまり、やしろではなく森である
・神道は、有史以前の卑弥呼(日巫女)までさかのぼるアフリカ起源のアミニズムである。
・鳥居は飛鳥時代から始まった。鳥居は朱色で、中華思想で南を示す赤徳であるとともに太陽を示す。
・比売比古(ひめひこ)関係については詳しく調べたい。
・和魂(にぎたま)、荒魂(あらたま)、幸魂(さちたま)、奇魂(くしたま)については深く考察したい。
・まつろわぬ民、荒振神は、日本神道で悪魔を表す。まつろわぬ民は反体制を示す。悪魔は仏教用語。
・出雲系が夜の神で、天孫系が昼の神。
・三種の神器(みくさのたから)について詳しく考察したい。
・結婚(むすび)と遊女の関係。古代ギリシャでは、巫女が神託を受け、遊女をやっていた。アフリカ起源か?

・神道が保守で好戦的、九条改正だってのは、要は荒魂なんだよ。
・和魂の「和を以て尊しと為す」であれば、非暴力でリベラルになるんだよ。

・商売の神稲荷神社系と、武士の神八幡系の神社が渡来系だと確定したので、神社本庁は皇室系の神社を推している。
・出雲系の神社が確定しない。

・2ちゃん発祥の「地を這ううどん教」とラノベ「ざるそば(かわいい)」についてはもっと深めたい。
0589この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 22:24:21.20ID:C6yfgJYY
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0590この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 22:29:32.80ID:KFwcB01T
>>589
この文章考えたやつ、よっぽど馬鹿なんだろうな
人を騙すにしてももっとそれらしいこと書けよ
0591この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 22:35:56.76ID:svaR8lqV
いやいや、バカな文章に騙されるようなバカがターゲットなんだから
目的には適ってんじゃないの?
0593相模の国の人垢版2017/10/12(木) 23:13:24.25ID:2KaOzxlO
今日は赤霧島、5年前に買ったやつ。うまい!
0594この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:18:33.31ID:6HCSBUuc
く、くそ。オレはキヨヒコっつうんだが、盲腸の手術でナースの天使に陰毛そられるのが耐えられねえ!
あんな事されたら俺は絶対立って、恥ずかしくておっちんじまうだろう。
だから病院から逃げ出した俺は、側溝に隠れた。が、腹が痛い。猛烈に痛い。
俺はもうすぐ死ぬんだろう。だから死ぬ前に、俺の財産を、困った奴らに大盤振る舞いすることに
決めたぜ。使うのはラインだ。言ったとおりやってくれれば、今日には代理人が振り込むはずだ。

まずは、ガラケーを契約しろ。
それから、パタゴニアに向って、『魔法少女に俺はなる!』と叫ぶんだ。
今、魔法少女になりたい奴が日本に何人いるか知っているか?
知らないなら、セブンで探してみろ。6つ子の奴らのクリアファイルが置いてあるだろう。
あれは罠だ。100万枚に一枚、通帳を入れるだけで、残高が0になり、その晩たちの悪い
宇宙人が契約を迫りにくるんだ。
残高を回復してほしければ、魔法少女になれ、とな。
今なら2週間後には108万ジンバブエドルが加算されるなんて、甘ったるい誘い文句で
揺さぶりをかけてくる。
それでも首をたてに振らないと、 3ヶ月後にはソマリアへの旅行チケットも送られてきますよ、なんて
夢みたいなこと、言いやがるんだ。
当然、本来なら、これだけ酷いシステムを 考え付くやつなんていねえ。
それもそのはずだ。実はこのシステムは、有料で販売されているものらしい。
価格は献血一回分。恐れおののくだろう?

それが今回、期間限定で白鳳になれるという、千載一遇のチャンスなんだ。
夢も脂肪もないお前でも、気軽に 白鳳になれるんだぜ!
最低でもソマリアに移住できる!
あれ、俺何いってんだ? 何故白鳳なんだ。やばい、側溝から出ないとまじやばい。
パトラッシュに舞い降りた天使が清しこの夜歌ってやがる。馬鹿野郎、ハロウィンもまだだってえのに。
オレはキヨヒコだ! キヨヒコの夜でも歌いやがれ!
0595この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:20:51.93ID:rc0YRquS
赤霧かあ
黒霧と違って、ひと昔前は中々手に入らなかったですよね。今はそこまででもないようですけど

この前ゴルフ場で見かけて、焼酎好きの友人への土産にしたら喜んでもらえましたね

俺自身は、焼酎はあまり飲まなくて、もっぱら日本酒か梅酒かハイボールを飲んでるんですけど
0596この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:23:02.51ID:rc0YRquS
>>594
てっしーは、いつもネタに釣られるよね
何となく即興を書いてくるんじゃないかと思ってたw
0597この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:23:42.03ID:6HCSBUuc
>>589
邪龍リーマンショックの活躍が上手く書けなくて、へこみながらワイスレを参照したら、
貴方の名文を拝見いたしました。
読んでいたら、多分本当に言いたいのは、
>>594
みたいな事なんじゃないのかな、と思ったので、代筆してみました。
見当違いでしたら、ごめんささい。
0599この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:27:58.98ID:4FlmkS9p
>>590
金融屋で電話応対マニュアルを書いてたけど
少しくだけた話し言葉にしたほうが契約が取りやすかったりしたから
ペテンの対象を馬鹿に絞っているなら馬鹿っぽい方がベターかもしれない……

よろしいでしょうか?をよろしいですね。に変えるだけで成約率が2割くらい上がる
詳細な説明より勢いが大事だったりするから言葉って面白い。
0600この名無しがすごい!垢版2017/10/12(木) 23:56:12.11ID:6HCSBUuc
>>582
お互いがんばりましょう! 俺はやるべき事が多すぎですが、とにかく前へ、という感じです。

>>583
正直、転生とか俺つえーとかなり上がりとかハーレムとか龍とかファンタジーとかは、当初は
記号的なドット絵にしか脳内で
変換できなかったんですが、そういう文化だと思いました。韓国料理だって、始めは辛いだけですが、
食べ続ければ違いが分かるみたいなもんかな。
結構みんな色々考えて、テンプレ書いてるし、期待してるからブクマもつくんだと思います。
0602ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 07:03:51.70ID:CwfvcL+6
>>576
10頁
>立花くるみは、クラスの中でも群を抜いて暗い女子だった。
(「群を抜く」には優れていると云う意味しかない!
 性格の暗さは悪い意味に思えるので少し引っ掛かる!)

13頁
>夏休みのの予定でも思い出しているのだろうか。
(打ちミス!)

24頁
>ぼくは、感嘆した。
(この場面では悲しむことではあるが、逆の意味も含まれているので使用には注意が必要!
 以前にも指摘したことなので今後は省く! 悲観や悲嘆ならば読み間違えることはない!)

30頁
>笑顔でエッチされてくれと突然言われたとする。
(「させてくれ」ではないだろうか!)

32頁
>真剣にやれだって?
(一人の状態で誰に云われたのか! 読者を想定しているのならばメタフィクションになる!)

57頁
>けれど、今さらちゃんと訊いておけばよかったとおもった。
(「今さら」は必要なのだろうか!)
ワイの場合
 ちゃんと訊いておけばよかったと今になっておもった。

63頁
>立花の唇は、柔らかくてなんともしれなかった。
(「なんともしれなかった」とは!)

74頁
>立花の蹴りはなかなかのものだった。
(覆い被さるような相手への蹴りなので膝蹴りとした方がいいだろう!)

80頁
>〜女子からアプローチをさせることが増えた。
(「される」ではないだろうか!)

全てを読んだ! 話の流れに目立った破綻は無い!
立花が性行為をすんなりと受け入れた理由は雑誌だけなのか!
二人の賭けの話を盗み聞きして好機と思ったのか!
主人公の視点で語られた立花は実際とは違うのか! もう少し表情や仕草を増やし、
読者に想像させる余地を残した方が良かったのではないだろうか!
真逆なのが達也である! 男前で明るい褐色のサーファーと云う情報を何度も出す!
主人公が気落ちすると引き合いに出してくる! くどいとしか云いようがない!
このような不要な情報を入れるのであれば立花に文字数を費やした方が格段に良かった!

健気に色々と頑張る主人公! 初心のようでいて強かな一面を併せ持つ立花!
そのような二人がぎこちないながらも深い関係になっていく過程が話の肝ではないのか!
切っ掛けとして達也がいるに過ぎない! 読者にしても二人の悲喜劇込みの恋愛模様を期待して読み進めているのではないのか!
作者が考えた話ではあるが、その作者が肝心な部分を見落としているように思えた!
話の内容を感性によって閃くのは悪くない! その後、論理立てて考え、プロットに仕上げる!
感情の流れに不自然なところはないか! ご都合主義にならないように書かれているか! 唐突な展開と思われないような伏線はあるのか!
諸々を考えた上で書き始めなければ作品の精度はまちまちで安定しない! たまに何かで賞を獲ったとしても地力がついたことにはならない!

ワイの感想!(`・ω・´)
0603ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 07:24:33.48ID:CwfvcL+6
>>584-585
>金に困った牢人どもであろうか〜見て見ぬ振りをして通り過ぎていく。
(切り結んでもいない状態で判断できるものなのだろうか! 他山は剣の達人ではない!)

>二人は端座すると、そこにお亀が白湯を持っていた。
(「持っていった、持ってきた」とした方がよい!)

主語が多い! 流れと字面が悪くなるので削った方がいいだろう!
本作に入れることもできそうなエピソードであった!
あとから思い付いたのだろうか!

急いで書いたのか、推敲不足なのか少し文章が荒い!(`・ω・´)
0604ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 07:29:14.42ID:CwfvcL+6
>>589の内容をファンタジーにすると>>594になるのか!
荒々しい口調ながら固有名詞を微妙に変えているところが微笑ましい!

うん、まあ、そんな感じ!(`・ω・´)
0606この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 08:21:56.99ID:454sR20L
>>604
おはようございます。
映像作品ですが、勇者ヨシヒコは素晴らしいと思います。
ギャグ漫画の銀魂を映像化している監督さんの作品です。

俺はギャグ漫画なら、日常のあらいけいいち、
水沢悦子(テイストが自由さんと被る気がします)、シリアスではない銀魂、
と思い浮かぶのですが、
小説だと、とんと思い浮かびません。

お師匠様おすすめの、コメディ小説って何かありますか?

と、ふりつつ、仕事です。それでは良い一日を。
0607相模の国の人垢版2017/10/13(金) 08:27:39.05ID:/S7F4amO
>>603
お察しの通りです。この作品のプロットはかなり前から、温めていました。
いつか書こうと思っていてずれ込んでしましました。
明智光秀と足利義昭のエピソードにヒントを得て書きました。
後で修正します! いつも有難うございます!
0608相模の国の人垢版2017/10/13(金) 08:29:21.46ID:/S7F4amO
こうしてエピソードを書く事で自分の作品に出てくる登場人物に愛情が湧いてきます。
みなさんも同じではないでしょうか?
0609この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 08:47:32.54ID:8rZySGM8
>>602
なるほど。立花の感情に関して、確かにあまり考えておりませんでしたし、達也のことも言われてみて確かに何度も出してました。気づかなかったです。
最近、以前のように書けなくなりました。今回半年前の作品を出したのは、過去の方が面白いのを書いていたのではないか、とずっと気になっていた為です。けれど、ワイさんの評価を見て、いやそうではないと思いました。よし行き詰まってるけどやるぞ。
0610この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 09:11:52.83ID:ihL3pSfU
>>606
小説ではないですけど、「感染るんです。」はどうですか。とても好きなんですけど。
0611ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 09:18:27.39ID:CwfvcL+6
>>494
第4話 ヒーローっぽい九虚君
>その彼の顎を目がけて、奈崩の靴先が、下から無言の弧をいた。
(「弧をいた」でいいのだろうか! 「弧を描いた」の脱字のようにも見える!)

三話と違って読み易くなっていた!
奈崩と云うキャラがよくわからないので拳を止めた理由も定かではない!
人目を気にするタイプなのだろうか! 主人公の立ち位置の多濡奇の性格も安定しているように思えない!
目立つことを嫌っているように見えてヒヨコの被り物をしている! 口数は少なく、たどたどしい喋り方ではあるが、
歌声で人を破滅に導こうとする! 何が正しくて、何が間違っているのか、よくわからない内に話が展開する!
体術に不向きな奈崩が九虚に蹴りを入れようとした! どういう性格の人間なのだろうか!

人物像が固まっていない状態で展開させる為、どうにも読んでいてしっくりこないところがある!(`・ω・´)
0613ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 09:36:22.85ID:CwfvcL+6
清水義範氏で笑えた話と云えば、
「国語入試問題必勝法」をワイは挙げる!

少し古いが声を出して笑える話であった!(`・ω・´)
0614この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 09:49:48.87ID:R3hr/Co2
>>613
懐かしい!

俺は泉麻人の「B級ニュース図鑑」が好き。
0615この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 12:48:51.92ID:sK44+6PI
>>609
立花が急に乗り気になってきた所で俺も急に楽しくなってきた
でも謎めいた女を活かしきれていないような
地味で目立たないが結構可愛い
これに対して凝ったトリックが欲しい
あと脱がしたらグラマラス
これ自体はいいけど制服姿にこだわる謎について関連があるのかなと思ったらそうでもない
布石のムダのように見えた
小学生の頃に胸が大きい事で男子にからかわれて
胸が目立たないブラウスとブレザーの組み合わせにこだわったとか
実は服のセンスが絶望的だが脱がしたら一級品だったとか

あと気になったのはクラスで女子15人で彼氏持ち5人だからターゲットは10人て
関係なくね?
やったら勝ちという掛けでは
むしろ男慣れしてる方が簡単だから
校外に彼氏持ちの女とかを狙っていくべき
校内とかクラスに彼氏がいるのはトラブルの元だから除外するとして
どっちにしろクラスの女と付き合い前提じゃないセックスをする事自体が危険行為だけどね
0616この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 12:53:53.23ID:4h0xB6JI
まあクラス内彼氏がいる女と逢瀬を重ねるのめちゃくちゃ楽しいんだけどね
今回の趣旨とは違うから
最低のクズ?
はい私が最低のクズです
0617この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 13:02:04.44ID:lv98Ndql
あ、あと思ったのは友達との戦果報告の時に
友達から立花の名前が出てきたら面白かった
0619この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 14:25:05.48ID:ihL3pSfU
>>615から617
なるほど。具体的で大変参考になるご意見です。
制服にこだわったのも確かにあまり深く考えていなかったです。おしゃれに自信がないので、私服より制服の方が落ち着くという適当な設定でした。
「実は服のセンスが絶望的だが脱がしたら一級品だった」に関してはなかなか面白いですね。貴重な提案でした。
あと、彼氏持ちの女子を狙うか。なるほど。しかし、バレたら彼氏の仕打ちが怖いように思いますね。女の人は自慢したがりなので、絶対バラしますね。
ありがとうございました。
0620この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 16:10:12.51ID:DEpojDhe
2016年富士見ファンタジア大賞の売上。2017年10月現在。

【大賞】
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?:31475部

【金賞】
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ:2494部
俺の青春を生け贄に、彼女の前髪をオープン:2,501部

【銀賞】
魔術学園領域の拳王:4383部

【特別賞】
ぼくの日常が変態に侵蝕されてパンデミック!?:1,362部

【入選】
死霊術教師と異界召喚:1682部
神獣<わたし>たちと一緒なら世界最強イケちゃいますよ?:5605部
0621この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 20:50:40.90ID:LVGbAqPb
ワイさん講評お願いします!

1/3

 エアコンでほどよく冷えた快適な大部屋。約三十人があくせく働く我が社のフロアだ。
 育毛剤の事業で会社を興して三十年、ホワイト企業を目指し続けたおかげか、どいつもこいつもやる気に満ちた顔で仕事に取り組んでくれている。
 その光景に感謝しながら、俺はゆっくりと立ち上がり、静かに言った。

「実は俺、ハゲとるんよ。会社やり始める前から」

 瞬間、世界が止まった。

「はひ!? あ、いえ、申し訳ございません。あの、いや。すみません! はい、はい――」
 違った。
 一人だけ電話対応をしていた女の子が、俺のことをガン見しながら、上擦った声で頭をペコペコしていた。
 可哀想に。でも、俺ももう疲れたんよ。
 今年で六十歳になる俺。
 いつまで経ってもフサフサの黒い髪を自慢にして、自社製品のCMにも出ずっぱりだった俺。
「いつまでも嘘つきでいるわけには、いかないもんな」
 そう言って俺は、人前では一度たりとも外したことのなかったカツラを、華麗に頭から取り払った。
 エアコンの冷たい風が地肌に当たって気持ちがいい。
「さすが快適だな!」
 この日のために髪型のチョイスをスキンヘッドに変更、残っていたわずかな毛根にトドメを刺した。
 感想としては、本当によかった。これしか言えない。
「お前ら! 何を呆けてるんだ! 真面目に働け!」
 サボりはよくない。
 俺の一喝で、社員たちが動き始め――ない。
 なぜだ。よく見ると全員が俺のことを、クビを言い渡されたみたいな驚いた顔でガン見してやがる。

「社長!」
 血相を変えて、俺のところに飛んできた男の名は竹林。
 創業後すぐに入社し、今日に至るまで粉骨砕身尽くしてくれている最古参の一人だ。俺は心の中で歴戦の友と呼んでいる。
 面接をしたときから、フサフサで艶やかな髪は変わらない。
 羨ましすぎて、いつかその髪をカツラの材料にしてやると夢に見たものである。
「社長、私もヅラだったんです。ほらこのとおり!」
「ほう、やるな」
 俺は内心の動揺を隠してそう言った。
 こいつまさか、戦友ではなく同じ穴の狢だったとは。
 いや、毛のない俺たちを狢に例えるのは狢に失礼だろうか。
「まさかこんな開けっぴろげにヅラの話をできるとは思わなかったですよ!」
 しかしなるほど。これが秘密を暴露された奴の気持ちか。社員たちが固まる理由もわかる。確かにこれは強烈だ。
 抜けても抜けても絶えず生えてくる、潤沢な髪を持つ男だと思っていたところのこれだ。
 その様変わりようは軽く悪夢だ。間違いなく今晩の夢に出てくる。
 だが、社長である俺が、こんなところでうろたえる姿を見せるわけにはいかない。
「ふん。俺はお前がいつ打ち明けてくれるかと長い間待っていたがな」
 どっしりと構えて、竹林の衝撃の告白をかわすことにした。
0622この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 20:50:59.64ID:LVGbAqPb
2/3

「しゃ、社長! まずいですよ!」
 次に焦った顔を見せた大男は、大山という広報部長だ。
「何がまずいんだ、ノッポ」
 俺はほがらかと言えるほどの口調で大山に問い掛けた。
 この男、二メートルを超える長身で名前のとおり馬鹿でかい。
 俺の頭頂部に視線がロックオンされている気がして、焦りを隠すためにいつも不機嫌な態度で接していたのだが。
「ほら、慌てないで落ち着いて話してみろ」
 ハゲを暴露した俺にもはや隙はなかった。
 見たければ好きなだけ見るがいい。真の俺の姿をな。
「は、はい」
 俺の態度に少し面食らったのか、たじろぎながら大山は言葉を続けた。
「あ、いえ。こんなところではあれですので、会議室に行きましょう」
「ここで構わんだろう。なんだ? 人前でカツラを脱ぐのが恥ずかしいのか?」
「僕はカツラじゃありません。地毛です」
「なんだ。ハゲトリオでCMデビューする話かと思ったのに」
「お断りします」
 ――こいつ、いい度胸してやがる。ハゲ二人を前にして、髪をかきあげやがった。
 これにいち早く反応したのは竹林だった。
「お前ふざけるなよ!」
「はい?」
「やっていいことと! 悪いことがあるだろ!」
 どうでもいいが、ハゲたオッサンが涙目で怒鳴る姿はかなりみっともない。
 こうはなるまいと、俺は人知れず固い決心をした。
 とりあえずと周りを見ると、さっきの女の子が無事に電話を終えたのか、小さくガッツポーズをしてから仕事に取り掛かろうとしていた。いい子だ。
「お前ら! 働いているの一人だけじゃないか! いい加減、仕事に戻れ!」
 今度こそ。俺の一声で社員たちは動き始めた。困惑した表情をしていることは見逃しておこう。
「それじゃあノッポ、話してみろ――いや、その前にエアコンの温度を上げてくれ。頭が冷たい」
「カツラをかぶればいいんじゃないですかね?」
「断る」
 俺の頭部はすでに光に目覚めた。もう闇に屈するわけにはいかない。
 大山はしぶしぶとエアコンの温度を上げた。生温い風が俺の頭頂部を優しく撫でる。
 なるほど。髪がないと温度の変化を鋭く感じ取れる。素晴らしい利点を見つけてしまった。

「それで? 何がまずいんだ?」
「何がって、詐欺ですよ詐欺」
 なんだと。
「そんなバカな話があるか。ハゲが詐欺なら日本人の何人が詐欺師だと思ってるんだ」
「我が社の育毛剤の話です! CMで『この薬のおかげで私の髪ははいつまでも現役、いつまでも綺麗な髪を〜』なんて言ってるじゃないですか」
「薬を買ってもらえるおかげでいいカツラを買えるから、いつまでも綺麗な髪を保てっていられるんだぞ」
「子どもの屁理屈ですか!」
 顔を真っ赤にしてノッポが叫んだ。
0623この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 20:51:18.64ID:LVGbAqPb
3/3

 俺はふむ、と少し考えてから、
「育毛剤の効果は実証されてるから、許してくるかなと」
「許されませんよ! 現役どころか舞台に上がってすらいなかったじゃないですか!」
「お前さっきからうるさいぞ。誰に向かって口聞いてるんだ」
「あ、すみません」
 頭を下げるノッポに、俺は親指を立てて答えた。
「安心しろ。策はある」
「まさか社長……!」
 竹林が何かを察したようにごくりと喉を鳴らす。
 いや、お前は何も知らんだろうが。何で事情通みたいな顔してるんだ。と、喉に出かかった言葉を俺はしっかり飲み込んだ。
 きっと部下にいいカッコしたい年頃なのだろう。それを台無しにする無粋なマネはやめておいてやることにした。
「ああ、そうだ竹林。とうとう完成したんだ。今こそハゲデュエットCMデビューの時だ――この新商品を使ってな!」
 そう言って俺が取り出したのは、俺の悲願とも言える究極の薬。このために会社を興したと言っても過言ではない最強の毛生え薬、ケノバースEXだ。
「ハゲ……デュエット……!」
「シナリオは簡単だ。まず俺たちは永久脱毛をしたことにする。そしてケノバースEXを使って徐々に毛が生えてくるところをCMで流していく。顧客は強力な薬の効果がわかって嬉しい。俺らは毛が生えて嬉しい。完璧だろ?」
「しかし育毛剤である以上、効果がない可能性もあります。もし生えなかったら……」
「馬鹿野郎が」
 俺は静かに言った。
 俺は、このケノバースEXに全幅の信頼を置いている。
 数十年の研究の成果、育毛にかける執念、これまでにかけた全ての努力の結晶だ。
 この薬を説明するのに、余計な言葉はいらない。
「必ず生える」
 これだけで十分だ。
「……はあ。しかしそんな一か八かな……」
 まだ納得いかないのか、ノッポが頭を抱えてうずくまった。
 その姿を見て――正確にはノッポの頭頂部を見て、俺はある事に気付いた。
「……お前、キテるぞ」
「……え?」
 何がとは言わない。みなまで言うのは雅じゃないからだ。
 代わりに俺はニヤリと笑い、ポンとノッポの肩を叩いた。
「デュオじゃなくて、トリオでいくか」
 その言葉に、ノッポは打ちひしがれるように膝と両手を地面についた。
 あ、こいつ後頭部寄りに激しいのか……


 その後、俺の髪の毛が思いのほか保守的な性格だったこともあり、何人かの顧客に訴えられたことで会社は倒産した。のだが、それはまた別のお話。
 人生とは髪のように無情なものである。
0624この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 21:40:37.29ID:8rZySGM8
ユニーク!! とても楽しく読めました。
「……お前、キテるぞ」 が良かった。本当に。
0626相模の国の人垢版2017/10/13(金) 22:24:42.37ID:/S7F4amO
ユーモアの才能ありますね! 面白い! 
とことん馬鹿を見てみたい! それを見て大笑いしたい。
これからも、楽しみにしています!
0627この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 22:54:14.14ID:454sR20L
>>606
>>612-614
ありがとうございます! 明日探して読んでみます。
>>611
ありがとうございます!
ちなみに3話もスリムにしました。
奈崩が拳を止めた理由、性格はこの物語の肝なのですが、さすがです。
彼は、周りをちゃんと見れる人です。あと、とても複雑な人なんですが、
体術が苦手だからといって、むかついた奴を蹴らない理由にはならない、という
人です。苦手だろうが適性がなかろうが、自分の気持ちに正直に拳を振るう
男気のある人です。
主人公の立ち位置の多濡奇は人の視線から外れる癖があります。
分かり辛いと反省しました。もう少ししっかり書きます。
口数は少なく、たどたどしい喋り方は個性です。 歌声で人を破滅に導きたいと思うのは、彼女の
血統の呪いです。
しっくりは、……この時点では難しいです。
あ、邪龍加筆しました。色々難しかったですが、こんな感じです。
邪龍リーマンショックも、初めより骨がある、はず。
http://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n8707eh/
0628ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 22:55:40.48ID:CwfvcL+6
>>621-623
>「育毛剤の効果は実証されてるから、許してくるかなと」
(「許してくれる」ではないだろうか!)

話の内容は軽妙で読み物としてはそれなりに楽しめる!
ただし創作としては凡庸で目新しい部分は何もなかった!
ある程度の筆力があるだけに惜しい作品と云える!

短い文章でギリギリ読めて楽しめる69点!(`・ω・´)
0629この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:01:48.18ID:454sR20L
はげの話し面白かったです。
ちなみに、側頭部とうなじの上、頭頂部の下側は、女性ホルモンに守られて、
髪が残るらしいです。
0630この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:16:28.61ID:454sR20L
>>627
xまだらに赤くなった顔で、言葉を絶え絶えに吐く。
○邪龍リーマンショックはまだらに赤くなった顔で、言葉を絶え絶えに吐く。

x翌週、豪徳寺君に二次会を抜けた事を誤っていると、
○翌週、豪徳寺君に二次会を抜けた事を謝っていると、

です。

何故お披露目すると、過ちにきづくのか。
何回も読み直したのに。

あ、リーマンさんも読んでくださいね。
0631この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:17:45.88ID:LVGbAqPb
ワイさんありがとうございます!

自分の文章が読み物としてまともになっているかどうかが一番の不安でした
だから『ある程度の筆力があるだけに』というお言葉が何よりも嬉しかったです!(脱字はショックでしたが)

次はネタの吟味も含めて取り組んで、面白い作品を作れるように頑張ります


名無しの皆様(と相撲の国の人さん)も、お褒めいただきありがとうございました
すぐに自信が消し飛んでしまう性格なので、またいただいた言葉を読み返して励みにします!
0632この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:20:10.03ID:454sR20L
>>631
自信は消し飛んでからが勝負ですよ。
もう何回、お師匠さまの酷評に自信なくしたことか……笑。
応援しています。
0633この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:22:55.83ID:/ERo/jPd
>>630
読んだよ、てっしー
最初に比べて、ずいぶんと良くなった
ネタ作でも全力を尽くす。てっしーらしい真摯さだ

ちなみに俺は開き直って、先程読みますスレに晒してきた
叩くなら叩け、代わりに俺の小説を読め! 的な気概を以て
幸い、まだ叩かれてない。というより、レスがほとんど付かない
あれー?
0634ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 23:28:07.41ID:CwfvcL+6
>>627
>翌週、豪徳寺君に二次会を抜けた事を誤っていると〜
(変換ミス!)

良いではないか!
問題は何故、最初からこのような作りにしなかったのか!
作者は自身の閃きに興奮して読者を忘れて書き上げているように思える!

勅使河原君の欠点は出だしにある!
興奮した状態で己を抑えることが出来ずに書き連ねる!
冒頭に過剰に設定を盛り込んで読み難さを助長する癖が見て取れる!
何話か書き進めることで頭が冷えてようやく読み易くなる!
ただし、そこまで付き合う読者は少なく、相変わらず冒頭の辺りはブラバの危険地帯となっている!

君は冷静になることを学ばなければ、これ以上の上達は難しいように思う!(`・ω・´) ワイの考え!
0635この名無しがすごい!垢版2017/10/13(金) 23:44:13.13ID:454sR20L
>>633
一個前の全裸勇者読んでました。
おお! 壁をこえたんだね! 素晴らしい。
あれに文句言う人はいないと思う!

>>634
良いではないか!
と持ち上げて叩き落すお師匠様の酷評加減、&傾向の指摘、流石です。
脳内に素晴らしい音楽的なイメージとか構成が閃いて
これはいいはず! 笑うか泣くか呆れるかして貰えるはず!
感情を動かす物を書こう! ……。
で、クールダウンで、うーん、うー……。
となるのです。

初めからこれを書けないのは、『アイデアが出た事』に満足してるからですね。
で、物足りない! と言われて、じゃあ分かった! 全力で考える!
試行錯誤トライ&エラー試行錯誤! で、こういうのが出来るのですが。
くう。
これが、慣れた頃に当たる壁って奴ですか。
自信消し飛ぶ。つらい。けど、壁は叩くか乗り越えるためにあるのです。(折れない心!)
0636ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/13(金) 23:51:24.04ID:CwfvcL+6
>>494
第5話 境間さんと美少女
>女の子は、わたしの視線に彼女は気づき、眉をかすかにひそめる。
(「彼女は」は不要!)

話の内容としては引っ掛かるところはなかった!
短く刻み過ぎているせいなのか、話の展開が遅いように思える!
五話も続いていながら、まだ本題に入っていない!
全体の話の長さがわからないので何とも言い難いが、
少し間延びした感は否めない! やはり冒頭がネックと云えよう!

ワイの感想!(`・ω・´) さて、寝るか!
0637この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 00:03:19.74ID:4/ggL//t
>>636
全力で25万字書いてる作品なので、めちゃめちゃ長いです。
刻みすぎはたしかにあれですね。
今日休みなので、ちょっとまとめてみます。

おやすみなさい。
0638この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 00:34:41.76ID:4/ggL//t
>>633
とりあえず、俺の感想を書いておいた。
どれが感想かは推して知るべし笑。
酷評されても気に病まないでね。
じゃあなんかこれと同レベル書いてみろとか言われて書ける人は
そんなにいないと思う。(上級作家さんがあそこ結構いるから、わからないけどね)
0639この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 01:02:36.96ID:Ac8BKW+P
>>638
ありがとう
一応あちらでは、見知らぬ他人みたいな返しをしてしまったw
いきなりサンキュー、てっしーというのもあれですし

そも、ワイさんの下で共に学ぶ同門、兄弟弟子みたいなものですし
身内レスかよ、となってしまうので
0641この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 01:10:17.44ID:ZMY1iiAc
1 客のために茶の用意や給仕をする者。
2 こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広まった。口上茶番と立ち茶番とがある。
3 底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。茶番劇。「当人は真剣でも傍 (はた) から見ればとんだ茶番だ」
0642この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 01:50:14.10ID:9N8RkRpv
これ、大ニュースだな。

追追追追記。

とっくのむかしから飲食産業の機械化は行われているようです。

「調理ロボ」は飲食店の人手不足を救うか 効率的でおいしい実力
https://news.yahoo.co.jp/feature/774

飲食産業では調理ロボットは何十年前から導入されており、
調理師の数は、1996年の169000人から2016年には69000人に減った。
0643この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 02:06:43.45ID:9N8RkRpv
更新。

日本の高技能職の人数の一例

将棋プロ棋士:150人
プロ野球選手:720人
Jリーガー(J1J2含む):1007人
AV男優:70人
弁護士:3万人
医者:28万人
パイロット:6700人

を今まで書いてましたが、追加します。

漫画家:5300人
ラノベ作家:9000人
公証人:600人
声優:4000人
大学講師:16万人
図書館司書:3万人
株機関投資家トレーダー:7万人(IT化で減少中。元23万人)
調理師:69000人(機械化で減少中。元169000人)
共働き世帯:1129万世帯
専業主夫:6万人
専業主婦:690万人
父子家庭:22万世帯(八割離婚。一割死別)
母子家庭:123万世帯(八割離婚。一割死別)
風俗嬢:28万人
0644この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 09:29:15.16ID:/Lc5xbrG
ここは二次創作不可ですよね
……架空世界の祝詞とか需要ありますかね?
0645ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/14(土) 10:00:08.97ID:yDVCZ9et
>>644
>>1のルールの通り!
架空世界の祝詞についてはオリジナルと云えるが、
舞台となる世界がオリジナルでないと、その世界観の影響を受けた祝詞もまた、
完全なオリジナルとは言い難いものになると思われる!

二次創作は趣味の範疇であれば問題ない!
または習作の段階であれば文章の上達にもなるだろう!

既存の作者の作品が好きで、そればかり模倣していると作者の癖が文章に表れ、
オリジナル作品にも悪い影響を与えることになる! 何を書いても作者の劣化コピーとなり、
抜け出すのにかなりの苦労を強いられる! そのような者をワイは何人も見てきた!

ワイの考え!(`・ω・´)
0647相模の国の人垢版2017/10/14(土) 11:05:27.99ID:CgWM2hUt
>>645

私も劣化コピーでしょうか?
0648この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 11:42:30.61ID:4/ggL//t
5月に底辺スレに晒した頃が懐かしい。
「全く理解不能な文章」「でもオリジナリティがすごくね?」「もう少し洗練できれば受けるかも」
「読んでるとクラクラしてサイケデリックな気分になる」「空気感独特だよね」
「表現が拙いし主語述語もあやふや、これは読めませんわ」「筆力といえるものは無い」

叩き落された俺に、救いの手を差し伸べてくれたのは、とある方のレスでした。

「心理描写、情景描写、行動で段落分けして、5w1hに注目して書こう。後、オリジナルとか目指す
前に、まず好きな作家さんの文章を
模写すると良いよ。読める文章になるから」

そう、俺は金色夜叉が好きすぎて、あんな感じで書きたかったのですが、現代の作家さんで
好きな人というのが、いなかったのです。

で、とりあえず並列して模写をしてみました。
三島由紀夫、村上龍、村上春樹、川端康成、有島武朗。上遠野浩平……。

ここら辺が模写してても苦痛じゃなくて、金森みゆきは嫌悪感が凄くて無理でした。
何故かは分かりません。
てのはともかく、幅広く模写すると、幅広い視点で描写を考える事ができると思います。

俺の表現したい、とても暗くて湿った雰囲気は、村上龍にも似てるけど、あの人みたいなスタイリッシュな
昆虫的なものじゃなくて、
もっと人間的で、もっと弱くて惨めなものです。が、最近は、読む人の事も考えないと、という
……てのはともかくとして、言いたいのは、模写するなら幅広いのがお勧めです。

さて、昨日皆様から教えていただいた作品を探してきます。
では良い一日を。
0649ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/14(土) 15:43:53.67ID:yDVCZ9et
>>646
無理をせず、段階に合わせて書いていけばよい!(`・ω・´)

>>647
誰の劣化コピーなのだろうか!(`・ω・´)

>>648
習作の段階ではそれもアリと云える!(`・ω・´)

自分の文体を手に入れることは旅に似ている!
色々な物を見て、触発されて考えて、ようやく辿り着く!
作品によって人称や文体を使い分けるワイにもオリジナルの文体はある!
ワイも長い間、旅をしてきた! 今でも旅人! 最高の物を絶えず探している!
足を止めた時、旅が終わる! そこが夢見たゴールではなくとも!

ワイの考え!(`・ω・´) 寒い時の紅茶は美味しい!
0650この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 17:52:50.81ID:po0nozY+
旅かぁ。折角なら楽しい旅にしたいですね。旅のお供にお酒と仲間。エロ本。
0651相模の国の人垢版2017/10/14(土) 17:57:09.02ID:CgWM2hUt
>>649
中島敦です。 最近はロゴーンで評価してみると、中島敦に近いらしいので、李陵くらいしか、
読んだことはないのですが。
0652この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 18:01:11.46ID:Ac8BKW+P
自分の文体を探す旅、いいですね
しかしエロ本は捨てて行きましょう。書(エロ本)を捨てよ、旅に出よう
0653この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 18:05:04.59ID:po0nozY+
エロ本は欠かせないです。持っていけないなら、自分で書くのみです。書いたらあとはマスをかく。
0654この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 18:42:03.55ID:cbSuaoCD
そういえば
スマホで2ちゃんを開くとネットエロコミックの広告が出るけど、あれを見るたびに、プロの発想力ってすごいなあと感心する
神様の赤ん坊に犯されるとか、カオスにもほどがある
あんな話を書いてみたいなあ
神様がどっかで見たことあるような姿なのはともかくとして


なんて思っていたら
深夜アニメの「きんいろモザイク」にこんなシーンが出てきた

アリス「先生、日誌…」
先生 「アリスさん、ちょうどいい所に」
アリス「はぁ?」
先生 「アリスさんは、ネコだと思う? ウサギだと思う?」
アリス「えっ! ウ、ウサギ?…」
先生 「やっぱりー! ウサギよねえ!」 と言ってアリスの頭にウサミミカチューシャを被せる
アリス「なにこれ……」

[ブハッ!」と思いっきり吹き出しつつ、皆さん俺はパクッてなんかないですからね! と心の中で叫んだ >>67 であります
0655この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 18:45:24.54ID:po0nozY+
>>654
スコア133だったっけ?
0657この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 18:57:49.38ID:po0nozY+
>>656
そんなに真剣に返されるとは!なんかすみません。
ワイスレ、そしてワイスレ杯、さらにゴルフスコア、すべて高得点。
さらなる飛躍応援しております。
0658この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 19:04:53.36ID:cbSuaoCD
>>657
ありがとうございます
実は今、連載中の長編を書き溜めているところでして
クライマックスなのですが、その都度投稿だとどうしても文章が荒れてしまうのでじっくり書こうと思って
ちょっと煮詰まっているのですが、そのおかげで短編病が発症してワイさんをデレさせたという感じになっています
0659この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 19:26:04.47ID:wzQE05Jk
>>658
いいなぁ。私もワイさんをデレさせたい。けど、デレの出現率はアレですよレアですよ。
煮詰まった時の短パンもとい短編は気分が切り替わっていいですね。私も頑張ろう。
0661この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 19:53:20.76ID:cbSuaoCD
>>659
頑張りましょう
次のワイ杯では、順位は気にせず遊んでみようかと思っています

その結果二連覇なんてことになったら、それはそれで面白いなあ
ふっふっふ……
0662この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 20:03:10.04ID:cbSuaoCD
>>660
南こうせつ、良いですよねえ
私は「河童えれじい」が好きです
この歌を聴いてから、自分の中で河童という存在が特別なものになっています
こういう切ない物語を書きたい
あと、井上揚水の「さまようペリカン」とか、森田童子とか
書きたいけど言葉にならない
もどかしい
0663相模の国の人垢版2017/10/14(土) 20:05:37.37ID:CgWM2hUt
>>662
昔の曲は歌詞に説得力がりましたね。情景が浮かんできますよね。
0665この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 20:20:10.15ID:cbSuaoCD
>>664
でしょでしょ!
昔のフォークソングって、モロに物語なんですよね
以前からオリジナルCDはないかと探しまくっているのですが、ベスト盤くらいしかなくてマイナーなアルバムは全然見つからない
0667この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 21:45:36.58ID:wzQE05Jk
煮詰まる
読み方:につまる
別表記:煮詰る、煮つまる

煮物を十分に煮込んで水気が減った状態、味の成分が濃縮された状態。転じて、論議が十分に行われて結論が出せるようになった状況を意味する表現。

そうだったのか。反省。
0668ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/14(土) 21:46:47.74ID:yDVCZ9et
煮詰まるは良い意味!
行き詰まるが悪い意味!

会長エナガが脳梗塞で永遠の旅路に出るとは!
独特な世界観と今風ではない絵柄が気に入っていたのだが!

ちょっと切ない今日この頃である!(`;人;´) 良い旅路を!
0669ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/14(土) 21:56:50.12ID:yDVCZ9et
今ならばまだ読める!
会長エナガの作風に触れられる!
分野は違うが創作の一助になるだろう!

「ZELBESTY」

検索すれば一番に表示される!
未完ではあるが、是非、目を通して貰いたい!

ワイの考え!(`;ω;´)
0670この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 22:27:09.02ID:wzQE05Jk
ワイさんが泣いている。読んでみます。
0671相模の国の人垢版2017/10/14(土) 22:28:20.20ID:CgWM2hUt
>>669
まだ、27歳か、若いのに。
0672この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 23:14:57.16ID:cbSuaoCD
>>666
おおっと、酔っぱらって寝ている間にワイさんに怒られていたw
すんません、俺は何を勘違いしていたのだろう
「煮詰まる」がネガティブな意味で使われることが多いように感じてたのは気のせいだったのか
0673この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 23:16:40.26ID:4/ggL//t
読んできました。
熱い絵柄良いですね。言葉の使い方と服のデザイン、躍動感が素晴らしい。
続きが気になる。亡くなられてしまうとは。
ご冥福をお祈りいたします。
0674この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 23:27:50.83ID:cbSuaoCD
>>669
会長エナガって誰だろうと思ったら、漫画家だったか
しかもネットで読めるとは
今、最初だけちらっと読みました。続きも読みます
0675この名無しがすごい!垢版2017/10/14(土) 23:36:04.07ID:4/ggL//t
国語入試問題必勝法読みました。なるほど、と思いました。
感覚が違うのかな。納得しただけでした。
多分、いろいろあった、というのが笑いのつぼなのでしょう。
人間の風景の、点呼を始める八百屋さんは笑いました。苦心に苦心を重ねたすえに、
ぶん投げる心理描写は楽しいですね。
鋭い舌鋒で打ちのめし、熱く濡れる陰部で誘惑して、こちらの言い分も聞いてくれないほど
鈍重で、重い尻にしこうとする女性。
……こういう女性に束縛されるのはいやだなあ、と思いましたが、
芥川の哲学者の河童みたいに、どこかで羨ましくもあります。
0676この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 00:11:22.98ID:+0WehUez
エナガさんの作品面白かったです。遠近感が凄いですね。一コマに要する時間を想像するとなんかもう。それに今はもういないのかと思うととても悲しい。
人っていつ死ぬかわからないな。明日なんてないかもしれないのだから、できるだけ今日やれることはしておきたいですね。
0677この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 00:12:17.18ID:+0WehUez
>>675
私も今度読んでみます。
0678この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 01:59:11.82ID:Fmn7oJTk
黒疫(くろえ)載せました。
元のがかなりもっさりした感じだったので、かなり削ぎました。
つながりが悪い所があるかもしれません。
または、まだもっさりしているかもです。
キャラクターの特徴、今回の特殊任務の説明、と、かなりの説明回なので、鬼門成分高いですが、
削いでの再構成に、かなり苦心しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884088021
0679この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 02:02:48.06ID:Fmn7oJTk
>>678
お時間の余裕のある時にでも、お目通し下さい。
長いので、いそいでいません。
年内でも全然ありがたいです。(本気です)
0680ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/15(日) 07:41:38.82ID:cOBBbDkV
>>678
第4話 説明会
>〜椅子に腰かけたまま我に帰った。
(変換ミス!)

黒いガラス張りのビルで説明をすることになった!
非常階段を経由して羽根らしい何かで鍵を開けた!
ビルは村人の所有物ではないのか! 何故、このビルを説明の場所に選んだのか!
不思議なことに5話ではプロジェクターを使用した説明が行われた!
事前に用意しなければ出来ないことである! しかし、不正な方法で鍵を開けた!
ビルの所有者は誰なのか! 何故、鍵を使って開錠しないのか!
境間が余計なことをしたせいでよくわからない状況になった!

第5話 幻の神花
この件でおかいしいところはなかった!

少し気になるのは境間である!
相当の手練れとして書かれているのでチームに自身も加われば成功率は上がるのではないだろうか!
事情もよく知っている! 村人の命よりも成功させることに意義があると云うようにも読める!
境間が参戦できない理由があるのだろうか! それと多濡奇は最高戦力と前に聞いたと思うのだが、
境間と同等の力の者が討たれたことに酷く驚いていた! 敵の強さを際立たせる為の演出ではあるが、
少し引っ掛かる! 多濡奇の設定が変わって弱体化されたのだろうか!

ワイの感想!(`・ω・´)
0681ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/15(日) 07:42:32.95ID:cOBBbDkV
この件でおかしいところはなかった、であった! (`・ω・´)
0682この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 12:03:41.72ID:Fmn7oJTk
>>680
ありがとうございます!
境間さんは不思議に見える事をするのが好きで、そのために膨大な労力を費やすのが好き、
鼠たちにプロジェクターなんかも準備させちゃったりして、かつこの説明会の
ために警備会社のシステムをダウンさせているという裏設定でしたが、
確かに分かり辛いので、変えました。
境間さんは村の助役さんですが、司令官ですし、抱えている仕事も多岐にわたります。
将棋で言うと王将みたいなものです。
だから、海外で人探し、みたいな案件に出張はできません。
で、仕事が色々な特殊任務について『生存率が高い組み合わせを考える』事なのですが、
預言に基づいて編成している分、4人に3人死ぬ、という事は受け入れています。
村人というのは別の案件でも、ばたばた死んでいくし、案件に挑んで死亡する事を
受け入れているのが村人の価値観です。
それでも、0.39%の全員生還率を信じたいのが、境間さんで、この人が人格者である所以です。
つまり、立場上は4人に3人という部下たちの死を受け入れつつも、心情的には、死んで欲しくない
という。
境間さんと多濡奇については……鋭い! さすがです。多濡奇は昔一度、境間さんを殺しかけて
います。その時に、強弱関係は決着しています。
長いのに、まさかこんな速く読んでいただけるとは。
夜更かしした甲斐がありました。ありがとうございます。
0684この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 23:00:19.33ID:YLOYlNr5
ここって創作の相談みたいなのはありですか?

オチってどういう風に考えればいいのでしょうか?
設定は面白い、展開は面白い、だけどオチが微妙で残念と言われることが多くて悩んでしまって…

カテゴリーエラーならスルーしてください
板汚しすみません
0685ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/15(日) 23:01:40.61ID:cOBBbDkV
>>678
第6話 それぞれの担当
>境間さんの抑揚は、彼の声は終始穏やかだった。
(複数の重複が見られる!)
ワイの場合
 境間さんの声は終始穏やかだった。

>けれどこの感情を、何というかは自分でもよく分からなった。
(脱字がある!)

第7話 最悪な二択
九虚の因果はどういうことなのだろうか!
他者に攻撃を加えると血を吐く! 衰弱するとある!
不死身に近い身体の意味はなんだったのか!
このような状態で奈崩に強いと主張する!
何に対しての強さなのか! ワイには前提となる強さがよくわからなかった!

個々の村人の設定がよくわからないままに物語が展開されるので、
書かれている内容を納得し難い! 所謂、人物に関しての後出しじゃんけんが多い!
作者の頭の中で設定が決まっているとしても読者に伝わらなければ意味がない!

文章は読み易くなっているが設定がよくわからない!(`・ω・´) ワイの感想!
0686ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/15(日) 23:04:24.27ID:cOBBbDkV
>>684
作品を読んでみないとわからない!(`・ω・´)
0688この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 23:11:41.52ID:YLOYlNr5
あ、でもスレ内の作品だと設定とかも微妙かも…
これというのが書けたらまた投稿させていただきます
0689ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/15(日) 23:20:47.69ID:cOBBbDkV
>>688
文章としては読める! 掛け合いも悪くない!
山頂からパラグライダーで飛び立ち、
順調に降下して着地点が大きくずれるような感じと云えばいいのだろうか!
おそらく話が長い程、ずれる幅が大きくなることが短い文章から窺える!
プロットの段階ですでに想定している着地点がずれているのかもしれない!
登場人物の心情を自身に置き換えて考えてみてもいいだろう!

ワイの考え!(`・ω・´)
0690この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 23:24:02.29ID:Fmn7oJTk
>>685
ありがとうございます!
後出しじゃんけん要素は・・・・・・。
うーん。一番初めに執筆したときは、九虚に、多濡奇の大切な女の子の治療を依頼していて
その時に、因果の呪いで他者を攻撃できない、という話しを本人から聞くという
エピソードをもってきたんですが、退屈って意見がきて、もう少し意外性の連続って感じに
するべきかと思い、感想等の意見を取り入れて、今の感じにしたんですが。
くう。
あ、強いってのは、体術と、あと、展開的にまだ先ですが、九虚がやらかすことです。
ねたばれになってしまう。というか、何でお師匠さまのご指摘って、ばしばし本質に
くるのだろう。
読みやすくなっているというのは、ありがたいです。
次の更新から、過去編に飛ぶので、色々な謎が解ける……かな。
0691この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 23:33:15.58ID:YLOYlNr5
>>689
確かにこの3つは大まかな流れだけ考えて書き出したものです
中盤あたりまで書いたところでラストを決めたような書き方でした
プロットの時点でいい加減すぎるということですね

もっとプロット段階で考えるようにしてみます
ありがとうございます
0692この名無しがすごい!垢版2017/10/15(日) 23:59:47.21ID:UZ7FNGqm
>>691
俺が短編を場合は、まずオチを考えて、そこから逆算して物語を書くこともあるよ
それなら、余り尻つぼみの短編になることは少ないかな
0693この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 00:07:56.29ID:fJ46Cary
>>692
オチから考えてみようとしたこともあるんですが、思いつかず
結局、書いてるうちに思いつくだろ、みたいな考えになって書き始めることがしばしば…

というか書いてて気付きしたけど、オチに対して逃げの姿勢で、まともに考えられていなかったみたいですね
一度ちゃんとオチ重視で頭を悩ませてみることにします
ありがとうございます
0697この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 00:50:52.91ID:TURkIXZm
オロナミンCが好きなんだ。
自販機で見つけたらすぐ買うね。
オロナミンCが好きなんだ。
コンビニで買うとちょっとぬるい。
自販機で見つけたらすぐ買う。
冷えてて美味いから、さ。
オロナミンCが好きなんだ。
でも、時々ファイブミニって
どんな味だったけなーって思う。
だっていつも大抵隣にあるから、さ。
んで、確かファイブミニも
結構美味かったっけなーって、さ。
で、ファイブミニ買う。飲む。
記憶とちょっと違うな、って、さ。
あ、俺オロナミンCが好きなんだって
改めて思う。
ナロオミンCが嫌いって人いる?
どう?
気づいた?
0698この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 01:08:57.87ID:y/HP1Ytf
>>692

尻には蕾があるのですよ。
しかも、その形は、人によって微妙に違うのです。
脱肛しているとか、そういう違いではありません。
仄かな茶色、女陰に近いピンク、色の違いも多様ですが、注目すべきはその形です。
しわがたくさん寄っているもの。力なくゆるいもの。
まあ色々です。確かめたい方は、まずは女性に、はいつくばってもらいましょう。
それから、自分で開いてもらうのです。
左手で乳房の輪郭を撫でながら、
右手をですね、こう、手招きでもする形で、陰部にあてますね。
人差し指と薬指で、開きます。中指は陰核をさすったり、中に入れて、
よがる場所を探しても良いでしょう。
それから、尻の蕾を舐めるのです。苦さが気になる方は、蜂蜜をぬってもかまいません。
まず舌先でひだをなぞってから、大きくなめましょう。
この時、女性が嬉しがるとですね、尻の蕾がひくひくしますね。
このひくひくの仕方が、人によって色々なのです。良ければ皆さん、ご自宅で試してみては
いかがでしょうか。

ああ、俺何かいてるんだ。
改稿とかしてたら、脳が煮詰まって、こんなのかいちゃったりするよね。
0700この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 01:29:33.87ID:y/HP1Ytf
>>699
経験者ですか。笑
尻はクリーム使って入れた事ありますが、そんな気持ちよくなかったです。
満々の方が満たされますね。満だけに。
0701この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 02:07:22.71ID:IvC/e9ml
ところで、「尻すぼみ」も「尻つぼみ」もオッケーなんだね
ほんとはその話がしたかったんだw
0702この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 02:15:20.06ID:y/HP1Ytf
しりつぼみは、しりすぼまり
であると、国語辞典先生がおっしゃっています。

てのはともかくとして、お師匠様。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884088021
評価の高い過去編2部分です。

読んでくださるのが嬉しくて改稿がんばりました。(改稿しないと、第一話の横浜みたいな
だらだら感、或いは3話みたいな過剰包装になります)
てのはともかく、見ていただけるなら、どれくらいの頻度が良いのでしょうか。
感想を頂けたら、次をアップしておく今の感じで良いのか、週一、或いは月2くらいが良いのか、
伺えればと思います。
0703この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 06:38:48.74ID:bZqM1+Ay
「高丘親王航海記」 澁澤龍彦
289位/707作品。日本語小説。
確かによくできた幻惑的な純文学なのだが。
週刊誌に女性の理想の男性像に「読んでる本は澁澤龍彦とか寺沢修司とか」と書いてあったが、
この二人は母親が息子と交合する話を書いた人であって、単なる女性のショタ趣味でしかない。
文学青年よ、澁澤龍彦や寺沢修司を読んでも女にはモテないからな。ただのマザコン文学だ。
むかしぼくを「あなたは卵生の人だと思うんです」といった男も
これを読んでぼくをマザコン野郎だとバカにしていやがったのだ。くそう。みんな、気を付けろ。
0704ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/16(月) 08:12:03.51ID:5KPek9pv
>>702
第8話 親友の宝物
最強を印象付けていた多濡奇の歌声は耳栓で防ぐことが出来るのか!
どこが最強なのだろうか! この設定は後々の災いになりそうな気がする!

第9話 いつもの夜中
>鼻血は傷ついたひだる神と向かい合う時の副作用だ。
(多濡奇の副作用なのか! セイレーンと貧乏神にどのような因果関係があるのだろうか!
 または傷ついたひだる神のせいで体内の毒素が外部に漏れているのか!
 言葉を端折り過ぎているような気がする!)

最強の看板に偽りあり!(`・ω・´) ワイの感想!
0705この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 08:52:21.90ID:bZqM1+Ay
うわあああん、なんだよ。澁澤龍彦の代表作って「快楽主義の哲学」なのかよ。
ぜんぜん知らなかった。
0706ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/16(月) 09:01:18.88ID:5KPek9pv
>>697
>ナロオミンC

主題はオロナミンCではなく、
間違い探しの方なのだろうか!(`・ω・´) ワイもミロオナンCは嫌いではない!
0707この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 09:11:51.75ID:4mNbG6lH
>>706
そうですか。
ワイさんもロミオナンCが。
よかった。
0709この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 09:18:46.51ID:y/HP1Ytf
>>704
おはようございます。
ありがとうございます!
まだ赤ちゃんの頃の弱い歌ですからね。
説明足りなかったです。
対峙して熱唱されたら三半規管ひきぬかないと、届いて死にます。
館内放送ごし、間接的だと、耳栓で防げますね。
最凶に変更しといて正解でした。境間さんの評価は、
「歌は強力。広域殲滅担当」ですからね。あ、つまり村の最強は境間さんか……。
奈崩の気配=傷ついた貧乏神の残した毒素で鼻血出した、てことですが、
はしょりすぎました。加筆しておきます。
次の更新から、セイレーンと貧乏神のラブストーリー(村版)です。
0710ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/16(月) 12:30:54.21ID:5KPek9pv
>>702
第10話 奈崩という、ひだる神
特に引っ掛かるところはなかった!

第11話 初めての看護
特に引っ掛かるところはなかった!

奈崩の毒素は弱いのか! 戦っていた時に使用したと思われる毒の種類が気になる!
相手には全く効いていなかった! 勉強熱心な奈崩が遅行性の毒を使用するとは思えない!
自由に細菌を扱える設定がまるで活きていない! または作者にしかわからない設定が潜んでいるのか!

文章が読み易くなっていたとしても設定のせいで、どうにもすっきりしない!
多濡奇は細菌のせいで鼻血と嘔吐に見舞われる! 症状としては軽いので誰もが免疫を持つようになるのだろうか!

相変わらず、設定の部分に引っ掛かる!(`・ω・´)
0711この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 19:59:25.57ID:TURkIXZm
ワイさん自分でも大変恥ずかしいと重々承知している上で相談します。半年ぶりに運営者様より修正依頼来ました。
「俺の姉ちゃん」です。栗と栗鼠、及び地区ビ、没気、漫湖、などの使用をすべて避けた18歳推奨用文にしていたのに依頼来ました。
取り敢えず全ページ削除にて運営者様よりペナルティー解除してもらいました。あとは慎重に修正するだけです。が、ここからが問題です。
愛撫するところから弟がイクまでの部分に「アダルトを指す表現」が含まれているのでそこを修正して下さいとのことですが、よくわかりません。けれど、それがどこかは教えてもらえません。それ以上訊く勇気がないです。他の作品は来ませんでした。
参考までにワイさん目線からご助言・ご意見いただけませんか?

http://nanos.jp/nasi0817/novel/1/

修正依頼のあった部分のみ、「俺の姉ちゃん(18歳推奨用)として別サイトに載せました。やはり「俺の姉ちゃん」はリアル過ぎましたでしょうか。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:f994e4465577b63a12a6ce3d4bd992ee)
0712この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:09:17.61ID:gpBXnhfx
アダルトビデオってモザイクかけるけど
似たり寄ったりな理由だよなーと思いました
0713この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:27:12.24ID:TURkIXZm
>>712
やはりそうですかね。
単語を伏せても内容は同じということかな。
18歳推奨という枠のあるランドが私は好きで、出来るなら上手くサイトと付き合って行きたい、という勝手な思いがあります。
エッチはしてもいいけれど、度を過ぎるとこうなる。その度合いがはかれずにいる。
0714この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:28:15.55ID:AqKpF+bu
>>711
禁断の恋をぶち抜く要素が無くて萎える
普通の恋愛かよって思った
しかも姉弟なのでなんらかの歪んだエピソードが欲しい

期待したんだけどな
0715この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:32:11.58ID:gpBXnhfx
>>713
ん?違う違う
アダルトビデオは何故モザイクかけるかって理由は
「やっているように見えますがやっていません」
っていうアホみたいな言い訳にためなんだ
同人誌でも黒い線入ってるだろ?確かそんな理由


明らかにそうっぽいし示唆されてるけど
直接的には言ってない
これが大事
0716この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:34:27.89ID:TURkIXZm
>>714
なるほど。歪んだエピソード。
確かに普通の恋愛ですね。言われてみれば。ありがとうございます。
0717この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:36:31.26ID:TURkIXZm
>>715
モザイクってそういう意味があったんですか?初めて知りました。モザイクの存在を考えたことがありませんでした。なるほど。終末の◯ーレムも線いっぱい入ってましたね。
0718この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:37:20.09ID:AqKpF+bu
しらんけど情報がふるない?
ポンプコキコキの時代とまちごうてはるんちゃいまっか
0720この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:42:41.15ID:gpBXnhfx
知らないけど情報が古いって分かるのか……。
まぁセックス描写(詳しくはアナルセクス)があるけど
書籍化された作品があるから
んで作家がそんなこと言ってたような気もしないでもない
0721この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 20:50:07.12ID:w9VdgMas
>>711
一案 素直に無難な内容に修正する(本命)
二案 削除して、ノクターン辺りで再投稿する(対抗)
三案 攻めまくった修正をして、運営の我慢の限界を試しに行く(大穴)
0722ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/16(月) 20:52:36.00ID:5KPek9pv
>>711
表現と云うよりも未成年の性行為が不味いのでは!
弟の年齢が特に!

ワイも某会社で指摘を受けたことがある!
幼い頃に浮浪者に襲われた美少年は小学生であった!
そのことがトラウマとなり、男らしい今となっても男性が苦手!
女性が好きと云う訳ではなく、過去に囚われた状況で深い悩みに陥る!

会社のルールにもよるが!(`・ω・´)
0723この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 21:07:19.05ID:AqKpF+bu
昔は本番を拒否なさる女優さんがいてはったんです
そこで生み出したのがスマたにポンプですなw
0724この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 21:23:04.78ID:TURkIXZm
>>722
弟の年、なるほどーー……。中学生でした。
そうか。ありがとうございます。
美少年が浮浪者に。
ルールを守る事は大切ですね。気をつけます。
0725この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 21:54:16.38ID:TURkIXZm
>>721
これまで三案を通し過ぎました。悪い事ばかりでもなかったですが。でも、たまには真面目なのも書こうと思います。
あ、真面目なのも書けるんだと思われるように真面目なのを書いて、なるほどと思わせる。エロさなしで、ランキング上位がとれたら、本当に実力があるという事でしょう。今は悔しいがまだ全然。
ワイさん含めご助言、ご意見ありがとうございます。
0726この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 21:54:59.96ID:TURkIXZm
ワイさん含め皆さん↑
0727この名無しがすごい!垢版2017/10/16(月) 22:05:20.27ID:y/HP1Ytf
素敵な話題。笑。
黒疫も気をつけよう。

>>710
ありがとうございます!
そうか、心情の表現がくどいのを避けて削ってる余波で、設定の説明が至らないものになって
しまっているんですね。直しました。こんな感じです。

 木暴君は奈崩の菌に、耐性が出来ているのだろう。
 彼が何度も奈崩を戦うのを、わたしは目撃していた。
 つまり、斑転が一度で仕留められないと、こういう事になる。
 まして奈崩の使える菌は弱い。
 これは、分相応の菌を取り込もうとせず、いきなり強い菌に手を出して失敗に終わるという、
彼の計画性の無さのせいだ。つまり、自業自得である。

 淫崩は素質&色々堅実的で最強の位置にいますが、奈崩は、素質&無謀に身の丈に合わない菌
を取り込もうとして失敗、最弱の位置にいます。
 それでも必死で戦っていますが、まわりは菌に耐性ができています。斑点は取りこんだ菌を
戦闘用にチューニングするので、淫崩はボツリヌス菌など
かなり怖い菌を戦闘用にさらに強力にしてますが、奈崩は黄色ブドウ球菌などの、弱い食中毒
の菌くらいしか、取り込めていません。
 チューニングの話しは後の回で詳しく出てきますが、自在に操るの範囲に入ると思ってるんですが、
淫崩の回で書いといたほうが良いと思いました。
 加筆修正します。ありがとうございます。
0728相模の国の人垢版2017/10/16(月) 22:25:21.88ID:bSwKEjD4
さて、そろそろ信虎の若い頃を描いたものをと。
0730この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 06:54:24.17ID:YS12jUwu
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0731sage垢版2017/10/17(火) 07:48:45.34ID:Vb3NXqJp
>>730
無職引きこもりニート、どうしようもない主婦でも転生すれば世界を救えます!
というテンプレ、チートを使わずブクマを稼いでしまうという斬新な方法とは?

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0732この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 07:59:05.89ID:fgQV+X0I
競馬必勝法とかと同じやな
本当に出来るなら、わざわざ人に広めず自分がやって書籍化作家になって儲けとるわ
0733sage垢版2017/10/17(火) 09:01:36.13ID:Vb3NXqJp
たまにブクマとかポイントとか気にする自分が嫌になって、
(気にしてもしなくても底辺は底辺)
書きたいもの書けてりゃそれでいいじゃん、て思うの。

でも、お師匠様に見てもらったら。なんつうか、根本的に不親切だと分かった。
才能の壁があるだね。

てか、ぶっちゃけテンプレ馬鹿にしててごめんなさい。
黒疫連載終わったら、テンプレでも書いてみようかなあ。(テンプレに流れる笑)
0734ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/17(火) 09:34:33.81ID:zWpqM5I7
>>702
第12話 凶兆
>ひとおりの修繕を終えたので、
(漢字の一通りであれば「ひととおり」が正しいことになる!)

読み易い上に設定で引っ掛かることもなかった!
四年後に後悔する件には少し思うところもあるがいいとする!

安定した回であった!(`・ω・´)
0735ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/17(火) 09:35:07.63ID:zWpqM5I7
>>729
>〜敵の大軍の突撃し敵を多く討ち取ったという。
(「敵の大軍に、敵の大軍へ」のどちらかが合うように思う!)

>討ち取った敵の首は多い時で一回の合戦で七十八にも達したことがあった。
(「一回の合戦で」は無くてもよい!)

>要害山城は本拠地である躑躅ヶ崎館の後方三町ばかり後方にある詰め城であった。
(最初の「後方」は不要!)

>まるで玩具を与えられ無邪気に遊ぶ童のようであった。
(この表現は以前に見た記憶がある!)

長さの割にはミスが少ない!
文章は読み易く、内容に引っ掛かるところは皆無であった!
僅かに重複の癖が顔を覗かせていたが気になる程ではなかった!

ワイの感想!(`・ω・´)
0736相模の国の人垢版2017/10/17(火) 13:43:38.62ID:XJHZnX7x
>>735
一時間くらいかけて書いてみました。プロットは前々から考えていたので、スラスラと書けました。
やはりプロットは重要です。

信虎の粗暴、暴れ振りが表現できていたでしょうか?
0737ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/17(火) 16:30:01.29ID:zWpqM5I7
似たような表現が見受けられたが、
書かれている内容は伝わった!

今日はロイヤルミルクティーで一服!(`・ω・´)
0738この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 16:46:38.30ID:oUZie5nB
>>733
なろうでは進研ゼミの漫画みたいなストーリーが受けるから
現代・過去・未来、果ては異世界だろうが、学校・会社・家庭内、何処が舞台でも
諦めてた目標を少しの努力で溢れるほどの成功手に入れて完結する
長すぎず短すぎずの作品を書いてみたら良いと思いますよ。

そんな作品がウケるのは、みんな現実逃避したいからなんだろなと思うと
なんか切ないけど…
0739ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/17(火) 17:41:13.42ID:zWpqM5I7
寒い話題のあとは、やはり熱い献立の話が適当か!
今日の我が家は関東煮! 粉末の出汁ではなく、一から作る!
厚く削った鰹節! トビウオはお高いのでイリコ! 業者を介して手に入れた羅臼昆布!
どんこを干して作った干しシイタケをアクセントとして加える!

味付けはシンプルに醤油! 料理酒ではなくて日本酒をどぼどぼ! ミリンに少々の砂糖を加える!
具は多岐に渡る! 畑から引っこ抜いたばかりの大根! 贔屓にしている肉屋のモツを下茹でしたものを六百グラム!
コンニャク、タコ、竹輪にハンペン、鶏肉団子、ジャコ天、ツミレ、ちくわぶ、茹で卵十個、ヒロウス、各種の練り物!
豆腐、餅入り巾着、ジャガイモは別の鍋で煮込む! 変わり種としてエリンギを入れることもある! 松茸はさすがに入れない!

さて、始めるとしよう!(`・ω・´)
0740この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 17:49:22.40ID:PabqyGQ+
いいなぁ。お出汁がたっぷりで美味しそう。手作りがまたいいですね。ワイさんが作るのかな。日本酒とよく合いそうですね。
0741この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 18:27:36.24ID:Vb3NXqJp
>>738
俺の趣味は……真逆で。
なんつうか。んー。能力があるけど不完全で、色々な傷をかかえてるけど
一生懸命で、魅力的な人たちが、
戦って戦って戦い抜いて、ほとんど死んで、ほんの僅かな記録を残すという感じが好きなんです。
進研ゼミかける人は凄いと思います。
来年の夏くらいに連載終わるので、そしたら、日っぺんの巫女ちゃんが異世界転生しちゃった、でも
書いてみますね。ありがとうございます。

>>734
なんか褒められた。笑
ありがとうございます! 次の奴がぐっちゃな感じなので、読みやすく組みなおしに苦戦中です。
淫崩が好きなキャラなので、そして、好きなキャラが関わると客観的に書けなくなる
きらいがあるらしいです。
でも、好きなストーリーが脳内にある時の幸福感って素敵ですよね。
0742この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 18:57:02.29ID:EjSUxXhH
>>739
ワイさんは関西の方ですか
うちだと出汁は昆布と鰹節だけ、味付けは醤油と酒だけですね
エリンギは今度試してみたいです
0743この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 19:08:01.80ID:oUZie5nB
>>741
そういうの好きですよ。
脚本をバンバン書いてた頃の長坂秀佳とかいいですよね。

なろうだと我慢は好まれないから、「いぬやしき」みたいな作品に成りそう……
読者に我慢させると『ヘイト管理』が出来てないと罵られるし……
そんなにイージーモードを読みたいのかと小一時間問い詰めて
スティーヴン・キングのミストを読み聞かせしてやりたい。
0744この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 19:18:02.07ID:wGokKrXu
ワイさん食通か?

絶対美味い。

クジラのさえずりも出汁に最適。

練り物は自作でなければ化学調味料の雑味が混ざるから、このレシピ最強!

あー、ワイさんと酒が飲みたい!
0745この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 19:23:45.14ID:liGXIQKf
よし、皆でワイさんの家にご相伴にあずかりに行こう
手土産に良い地酒を持っていくので
ちなみに、地元は銘酒の地として名高いので良い酒の筈
0746この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 19:39:07.01ID:wGokKrXu
>>745
ほんと、それ出来たら最高!

ワイさん、オフ会開いてよ!

おれ、文章はアレだけど、酒とアテには自信があるぜ!

テッシーやリーマンやGUや相模さんにも会ってみたいしさー。
0747この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 20:10:17.28ID:PabqyGQ+
>>746
私は結構強いですよ。
熱燗が美味しい季節が来ますね。
0748この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 20:10:26.76ID:4Tg1sTV4
>>739
出汁だけでも料理としてなんとかなりそうな
具だけでもかんと炊きになりそうな
そんなラインナップですね
ヒロウスは関東人にはわからんて聞きましたが
あとコロは?
そしてちくわぶ食ったことない
0749この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 20:14:19.42ID:EjSUxXhH
>>748
いわゆる関東炊きが私にとってはおでんなんですよね。東西のすき焼きの違いとか目眩がしそう
ヒロウスはがんもどき亜種みたいなものだと認識してます
ちくわぶが無いのは驚き

オフ会いいですねー
0750相模の国の人垢版2017/10/17(火) 20:16:20.28ID:XJHZnX7x
>>746

その際は是非!
0751この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 20:26:19.13ID:4Tg1sTV4
>>749
ちくわぶって初めて聞いたとき
体育館の横の小部屋でひたすら竹輪を食う集団を思い浮かべました
0754この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 20:59:55.27ID:4Tg1sTV4
関西ゆうても南紀から姫路て言われたら萎えるやろ
多分東京の方が近いで
0755この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 21:19:47.18ID:vZ6PbDM6
ワイさんって名無しでオフ会に参加しても話したらすぐにわかりそうな感じだ
なんたって語尾に!がついてるからなw
0758この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 21:34:20.28ID:vZ6PbDM6
│    _、_
│  ヽ( ,_ノ`)ノ 残念、それは私のおいなりさんだ。
│ へノ   /
└→ ω ノ
      >
0761相模の国の人垢版2017/10/17(火) 22:41:13.82ID:XJHZnX7x
いいですね。中部地方もひつまぶしが食べたいです!
0762相模の国の人垢版2017/10/17(火) 22:42:39.50ID:XJHZnX7x
ちなみに家には五十本以上の焼酎、ウィスキー、リキュール類を常にストックしてある!
自慢は数十年封を開けていない、シーバス!
0763この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 22:43:49.51ID:x9qcYq2S
「快楽主義の哲学」 澁澤龍彦
165位/709作品。日本語小説。
面白かった。必読である。乱交パーティを推奨した書。
不良青年のバイブルであるが、真面目な文学青年も不良青年に出し抜かれないためにも敵を知るべく読んでみるべきであろう。
なまじ、澁澤龍彦という博覧強記の人が書いているので読み応えがある。
ただし、カントが禁欲主義や義務主義を述べていたというのは澁澤のまちがいである。
「道徳形而上学原論」を読まずに「実践理性批判」を読むとこういうまちがいをする人は多い。
カントは欲望を肯定している。
0764ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/17(火) 22:49:35.14ID:zWpqM5I7
掘り炬燵に入ってゆるゆると食べては飲んでいた!
クジラの話が出ていたが、ワイは刺身を生姜醤油と刻み葱でよく食べていた!
今でも馴染みの店では真っ先にクジラの刺身を注文する! 尾の身は美味い!

酔ったので寝る!(`・ω・´) ノシ
0765この名無しがすごい!垢版2017/10/17(火) 23:00:10.44ID:PabqyGQ+
おやすみなさい。良い夢を。
0767この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 04:49:59.65ID:XPMnBtSl
「学生を戦地へ送るには: 田辺元「悪魔の京大講義」を読む」 佐藤優が絶版になってやがるの。

ざまああああああああああああああ。

CIAの工作員の売国奴がこじつけで田辺元に難くせつけても無駄無駄無駄。
0768この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 05:28:07.61ID:XPMnBtSl
「クラスメイト」 J・さいろー
28位/712作品。日本語小説。
名作であろう。団鬼六などは読んだことないが、SM文学としてはこれはすばらしい。
文学的な官能小説としてはずば抜けている。
SMは趣味ではないので抜けはしないのだが、かなり面白い。
本番が少なく描写も少ないのが欠点であるが、
やはり小中学生が真似したらいけないので十八禁はしかたないだろう。
もっと広く読まれるべき。やっと探し出した村上春樹に対抗できる官能小説。

でも、小学生でこれがいいんだったら、
ごはんライス先生のネット官能小説「ロックンロール大将(十八禁)」も
削除されなくてもよかったじゃん。あれは抜けたし、文学的だった。
0769ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/18(水) 06:28:36.28ID:M/DwvE+w
>>702
第13話 ごめん、という言葉
今回も気になるところはなかった!
話の途中なので気にならないのかもしれない!

ワイの感想!(`・ω・´)
0770この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 08:23:59.35ID:xy/r9rOq
>>769
おはようございます。
ありがとうございます!
初回、第3話、エトセトラの時はめっちゃ落ち込みましたが、頑張って改稿して
良かったです!
これ以降が山場で、設定も沢山出てくるので、相変わらず改稿難航です。
ナニガシは何々という事情を抱えナニナニという能力がある、という説明より、
エピソードで能力を認識してもらいたいという淡い希望のもとに、突っ走ってるので。
つまり、過去編というのは、奈崩との因縁の核ですが、同時に彼の設定の説明パートなんですね。

と、気になるところはなかった! という最上表現に幸せな気分になりたくさん語りました。
それでは良い一日を。
0771この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 09:29:13.84ID:CX1ifuPL
>>767
……佐藤優はロシア寄りだと聞いたけどいつの間にCIAに入ったんだ?
売国奴に見えて憂国の士という場合もあるだろう。面白そうな本の紹介ありがとう。今度読んで再販請求してみる
0772この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 22:32:20.98ID:GrRcA7h1
あれは確か深夜2時くらいだったと思う。
ダチと飲んだ後、一人歩いて帰っていた。
辺りは真っ暗で人気もない。
薄暗い街灯の下を通るたび、自分の影がぼんやりと現れては消えた。
自販機の前を通りかかった。
喉が渇いたなと思ってポケットから小銭を取り出すと、投入口へ入れようとした。
が、酔っ払っているせいで手元が狂い入れ損ねた。
自販機の下へコロコロと転がっていく百円玉。
「くそっ」
慌てて拾おうと屈み込み、隙間を覗き込んだ。
真っ暗でなにも見えない。
取り敢えず暗闇に手を伸ばし指先で探った。
砂や埃が手に付く。
百円玉はなかなか見つからない。
結構奥へ入ってしまったのかもしれないと、さらに手を伸ばした。
と、指先になにかに触れた。
それは、弾力があって柔らかいものだった。
なんだろう。形を確かめるように握った。
ペンくらいの太さで、妙に冷たい。
それがピクリと動いた。
「え」
気味が悪くなって、手を引っ込めようとした。
すると、突然俺の手をそれが掴んだ。
「うわっ」
強い力でグイグイと引っ張る。
俺は、パニックになりながらも無我夢中で振り払うと手を引っ込めた。
「ひっ」
瞬間、隙間から追いかけてくるようにして見えたのは手。暗闇の中でもわかるほど真っ白な手だった。
ゾワゾワと毛虫が這うような恐怖が襲う。
その後、汗だくになりながらアパートへ帰宅。
ホッとしたのも束の間、明かりの下で立ち尽くす。
手首にはくっきりと残る掴まれた痕。
以来、隙間に手を入れるのが怖くなった。また、あの手に掴まれるような気がして。
0773この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 22:33:03.95ID:GrRcA7h1
ご指導お願いします
0774ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/18(水) 23:22:44.20ID:M/DwvE+w
>>702
第14話 緊急事態
>わたしはしかめっつらをて、壁の掛け時計を見る。
(脱字がある!)

>それに、彼女が適切な処置をしてくれていたも大きい。
(脱字がある!)

>そして14歳のその晩まで、それをすることはなかった。
(今は幾つなのだろうか! 試した件はここまでなかった!
 歌声によって相手の位置を探れるらしいが、
 突然の設定に思えるので少し違和感を覚える!)

ちょっと雑になった!(`・ω・´)
0775この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 23:27:34.95ID:xy/r9rOq
>>774
はうorz
ありがとうございます。
設定紹介のための過去話ですが、どこか、ふれるぽいんとを考えてみますね!

脱字orz
見直しまくったんだけど、くう。そして、改稿苦闘中です。
0776ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/18(水) 23:36:15.95ID:M/DwvE+w
>>772
文章は少しぎこちない!
話としては幽霊物になるのだろうか!
自動販売機の下の隙間は狭い! 入れられたとしても指先までのように思える!
指先には硬貨ではなく、霊の指のような物が触れて引きずり込まれそうになる!
掴まれた痕は指先にあるように思えるのだが実際には手首に付いていた!
霊の仕業だとしても手首に引っ掛かる! そこまで隙間が広いと手を入れなくとも目で見えるような気がする!
何故、自動販売機の下から手で出てきて引っ張られるのか! ベッドの下ではダメなのか!
その場所でそのような目に遭う理由が無いと読者としてはしっくりこない!

ワイの感想!(`・ω・´)
0778ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/18(水) 23:40:03.57ID:M/DwvE+w
何故、自動販売機の下から手が出てきて引っ張られるのか、であった!(`・ω・´)
0779この名無しがすごい!垢版2017/10/18(水) 23:40:47.45ID:GrRcA7h1
>>776
確かに! 設定が甘かったです。反省。最近ホラーに挑戦です。ありがとうございました!
0780この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 00:26:12.17ID:9VNafi2R
その日は妙に生温い風が吹いていたんです。
とある事務所で仕事をしつつ、時間の合間に参考書を手にとっては眺めていました。
と、窓から入ってくる風が頬をヌルリと撫でたんです。
不意にゾクっとしましてね。
後ろを振り返ったんですよ。
ーーけれど……何もない。
あれ、なんかやだなぁ。
そうは思ったんですけどね。
再び本へ目を落としたんですよ。
ペラリペラリ。必死に頭へ叩き込もうとする。けれど、気になるんですよね。嫌な予感は拭えない。
部屋には自分一人だけ。
気を紛らわすためコホンと乾いた咳をひとつ。
ゾクリ。また、あの悪寒。
やだなぁやだなぁ。
とその時、ズーンと肩が重たくなったんです。
恐ろしくなって目をぎゅうっと閉じました。
ズーン……ズーン。
全身も重くなってきました。
あれぇ、なんかやだなぁと思いながらも、込み上げる不安を飲み込みます。
ジワリと滲む汗。
ドッドッドッドと高鳴る心臓。
吐き気、頭痛、倦怠感。
ドッドッドッド。
あぁ、やだなぁやだなぁ。
その時でした。
ピピっ!!
甲高い音が鼓膜を震わせました。
ゆっくりと脇に挟んでいたものを取り出します。
38.2度と表示した体温計。
ゾッとしました。
日曜、試験なんですよ。
0781この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 00:31:39.02ID:qUzj3aSD
ホラー、か
怪異譚とか結構好きだから、一度書いたけど
何故かほのぼのした話になって、なんちゃってホラーになってしまった記憶が
確かワイさんからは、ギリ70点の評価を頂けたはず
0783この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 00:42:34.17ID:HEBGf5i8
俺が今日書いたのはこれです。笑
設定の説明とか思いっきりぶん投げたゆるふわホラー。
執筆の合間に遊びで書いたけど、不条理系なので、多めに見てください。



「お菓子もらえるんだよ」「トリックオアとリートってやつ」「うん」「行かない?」
 カボチャ頭の子は一方的にまくしたてて、小学4年生の僕と裕子に首を傾げた。
 僕らは神社の境内で遊んでいて、そろそろ帰ろうかと言っていた時、 カボチャ頭が夕暮れの空から降ってきたのだ。
 華奢な体つきで声も中性的だったから、性別は分からなかったけど、楽しそうだった。
 カボチャ頭は何故か僕に飛びついて、トリックオアトリートを誘ったのだ。僕は塾があった。
 裕子が、どこからきたの? とカボチャ頭に訊くと、裕子の住所を、奴は答えた。
 何か変だ。
 けど、僕は塾の時間が迫っていたから、二人をおいて、境内から街に続く階段を駆け下りた。
 まあ、裕子は優しいから、おまわりさんに連れてってやるんだろうな、と思った。
 その晩彼女は自宅に戻らず、一週間後には行方不明のビラが配られ、ニュースにもなった。
 僕は交番をたずねた。カボチャ頭の事を話したけど、信じてもらえなかった。

 そして、裕子が戻らないまま、20年たった。

 この間に、僕はこの町を離れた。
 都会の大学に進み、 そして就職した。
 嫁もできたが子供はまだだ。
 20年前より、随分とハロウイン、トリックオアトリートという言葉が有名になった。

 僕は所用で、久しぶりに里帰りをした。

 今晩はハロウインだ。
 あの事件以来、恐ろしくて足を踏み入れる事が憚られた境内に、僕はいる。
 煙草を吸いながら、裕子の事を思う。
 と、空からカボチャが降ってきた。
「お菓子もらえるんだよ」「トリックオアとリートってやつ」「うん」「行かない?」
 奴は20年前とそっくり同じ台詞をはいてきた。
 僕は、ふざけんな! とか、裕子をどこにやった! とか、カボチャ越しではなく、面と向っていってやりたくて、 カボチャ頭から、無理やりカボチャを取った。

 ……。

 ……裕子がいた。20年前そっくりそのままの、裕子がいて、俺を見上げた。
「ね、トリックオアとリート、しよ?」
0784この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 00:46:57.51ID:HEBGf5i8
では寝ます。
おやすみなさい。

>>783
多めにみてくださいと言いつつ、お師匠様のつっこみ爆裂拳期待しております。
0785この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 03:07:54.98ID:qUzj3aSD
地の文ではトリックオアトリートなのに、
カボチャ頭は一貫して『トリックオアとリート』と言う
不可解な話の謎を解く鍵がここにあるのか?
気になって眠れぬ夜を過ごすリーマンであった

リート
ドイツ歌曲、あるいは、不動産投資信託のこと
分からん。リートはあまり関係なさそうだが‥‥
0786ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 07:05:07.48ID:8MdPj2g0
>>780
語り手は稲川○二か!
少し話を盛り過ぎて途中で「風邪かな」と思えば風邪だった!

短さに救われた感はあるが流れは悪くない70点!(`・ω・´)
0787ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 07:05:36.77ID:8MdPj2g0
>>783
>トリックオアトリート
>トリックオアとリート
(地の文と会話文で表記が違う! たぶん、あまり意味はない!
 会話文の相手の奇妙な様子に色を添える程度の物なのだろう!)

最初に登場したかぼちゃ頭も犠牲者なのかもしれない!
トリックオアトリートに誘うがお菓子を貰えず、
悪戯された成れの果てがかぼちゃ頭になることなのだろう!
英語の意味から発想を得た話に思えた!

深く意味を追求しないで不思議な感覚を共有するのが本作の正しい読み方のような気がする69点!(`・ω・´)
0788この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 07:31:28.42ID:nS1486qS
>>787
>>たぶん、あまり意味はない!

うん。途中からそうだろうな、とは思ったのさ
多分意味はない。不気味さを演出する小道具か何かだろうと
でももしかしたら? そんな思いが振り切れず色々考察してしまいました、とさ

で? てっしー、それでも貴方のことだ
ワイさんや俺の予想を良い意味で裏切る仕掛けがあるんだろうね? ね?
0789この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 07:54:48.31ID:WMvKNwKh
お題あったりするのん?
0790ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 08:11:31.17ID:8MdPj2g0
お題はないのん!
作者のオリジナル作品を随時募集中なのん!リ`・ω・´川
0791この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 08:17:31.24ID:9VNafi2R
自販機から続けざまの投稿。
稲川さんの喋り方どんなだったかな
と思いながら書いた即興でした。
ありがとうございました。
それはそうと、風邪ひきました。
日曜、試験なんですよ。
0792この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 08:20:39.97ID:HEBGf5i8
おはようございます。
>>785
いっちゃってる&ちょっと楽しい感じだすためです。
>>787
おお。近い。カボチャ頭は、さまようカボチャって伝説で、キリストの使徒に悪戯して
ぶちきれられて「永遠に彷徨え」と言われたカボチャです。
俺は、地上もいいけれど、「時間」も彷徨ったら楽しいと思いました。
流石です。
>>788
またハードルを笑。
俺が考えていたのは、かぼちゃ頭が裕子の住所を言う、ってことです。
つまり、かぼちゃ頭は裕子です。地空間がシャッフルされて乱れている(神隠し)
ので、カボチャ頭になった裕子が、主人公に会いにきました、ってことです。
だから、裕子は主人公に話します。
これは、ぼけちゃった祖母が、妹を認識しないで姉だけに話しかけていたという記憶から
ヒントを得ました。
ちなみに断ると、主人公がカボチャ頭になります。
と色々設定は語れますが、要は、不思議だなあ? と思ってもらえれば成功の話です。笑
0793この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 08:23:26.56ID:9VNafi2R
>>792
なかなか良い世界観ですね。
トリックオアとリート。そうか。
やはりあまりあまり意味はなかったのか笑
いや、なかなか良い世界観でした。
楽しく読みました。
0794この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 08:24:14.64ID:9VNafi2R
誤字ったです。
0795この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 08:28:13.17ID:9VNafi2R
>>782
読んでくださり有難うございました。
自由でしたw
またホラー書いてみようと思ってます。
0797この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 10:51:38.89ID:bhDk76I3
 その店は何とも雑然としていた。古めかしい木棚には所狭しと商品が並べられている。普通の商品ではない。河童や人魚の木乃伊やら、呪いの市松人形だの、いかがわしい商品ばかり。
 良識を持った人なら眉の一つも顰めるだろうが、俺は神妙な顔付きで店の中にいた。何故なら、この店が数少ない本物を扱う店だと知っていたからだ。
「――それで、お前さんの願いはつまり、同期のライバルをどうにかしてしまいたいというわけだね」
 店主の老婆がしわがれた声で、俺の望みを端的に要約する。
「ああ。超常の力を借りてね。しかし、呪いの類を頂けない。――人を呪わば穴二つ。他者を破滅させるような強力な呪いは、大抵術者にも返って来るものだから」
「ノーリスクで人を陥れようというのかい? 虫の良い話だ」
 呆れたような老婆の声音に俺は肩を竦めて見せた。
「ぐうの音も出ない正論ではあるけれど……。どうだろうか? 店主、何か良い商品はないかな?」
 無茶を言っているのは自覚しているが、俺は何としてもあの男を陥れたかった。俺とあいつは、長らく××年入社組のツートップと言われてきた。共に出世コースの主流を歩いてきたと言えよう。
 しかし、出世競争の最終戦、社長レースで勝者の椅子は一つしか用意されていない。俺かあいつか。そのどちらかが、その椅子に座る。
 あいつ以外の人間に俺が負けることはありえない。ただ、自信家の俺ですら、あいつにだけは必ず勝てるとは言い切れなかった。
 だから、だからこそ! あいつにか必ず勝つ為の手段を求めてこの店に来たのだ。
 俺は押し黙ってしまった老婆の顔をじっと見詰める。
「……あれを出すとするかね」
 そう呟いて老婆は、ある木棚の前に立つと、何やらごそごそと取り出した。俺は老婆が持ち出したものを注意深く観察する。
――手だ。完全に乾燥し、黒ずんだ色をしている。何らかの手の木乃伊であろうか?
「それは?」
「猿の手だよ。これを利用すればいい」
「おいおい、冗談は止めてくれ。猿の手が何なのかくらい俺も知っているよ」
 猿の手と言えば、主の願いを叶えこそするが、決まって最後には主を破滅させるという曰くつきのアイテムだ。
 抗議の声に、老婆はにたりと笑う。
「結論を急ぐな。利用しろと言ったのさ。お前が使えとは言ってない」
「……なるほど! そういうことか。よし、猿の手を買おう。いくらだ?」
「五百でいいよ」
 俺は頷くと、鞄の中から札束を五つ取り出すと、老婆に手渡した。
「助かった。また来るよ」
 俺は意気揚々と店を出た。背後で老婆が怪しげな笑みを浮かべていることに気付かずに。

 後日、ある会社の二人のサラリーマンが、ほぼ同時に奇怪な最期を迎えたとして、お茶の間を賑わすこととなった。
0798この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 11:14:45.96ID:bhDk76I3
会社のパソコンからサボリーマンが即興でお送りします

>>俺は意気揚々と店を出た。背後で老婆が怪しげな笑みを浮かべていることに気付かずに。
ここがおかしい。一人称なのに、何故自身の与り知れぬことが書かれているのか。
即興で書いたら、何かしらやらかしてしまうな。

>>795
自由さんでしたか。中々上手い短編でした
0799この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 11:24:35.13ID:nS1486qS
>>797
正 呪いの類は頂けない
誤 呪いの類を頂けない

正 あいつに必ず勝つ為の手段を求めて
誤 あいつにか必ず勝つ為の手段を求めて

まーたミスを見つけてしまった
きちんと推敲しないとダメだな。反省
0800ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 12:33:35.28ID:8MdPj2g0
>>797
(`・ω・´)(社長の椅子を争って二人のサラリーマンが老婆の店で猿の手を購入した!
      猿の手の力によって双方が破滅したと云う意味なのだろう!
      二人のサラリーマンは誰に猿の手を使わせたのだろうか!
      猿の手に関してどれくらいの人が知っているかによる!
      店での遣り取りには面白味がある! もう少し駆け引きを見てみたいとさえ思った!
      で、結末がこれと! 時間が無くなって強引に打ち切ったような素っ気なさである!
      読後はあまり良くない! 猿の手を使った人物もよくわからない! 点数は付けない方がいいか!)
0801この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 12:36:20.75ID:9VNafi2R
>>796有難う御座います
>>798有難う御座います
>>797やはりリーマンさんでしたか。こういう話好きです。ミイラ化した猿の手。ちょっと触りたくないけど。この話を読んで、アウターゾーンを思い出しました。
0802この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 13:36:28.51ID:I3kCjUeE
彼岸花が茶に変色していく時節、秋雨と言うには随分と冷たい雨であった。今年の冬は通例よりもいくらか歩みが早いらしい。
徐々に冷えていく指先を確かに感じながら私は海岸線を夢遊病患者のようにぼんやり歩く。
セメントを塗り固めた空。クリーム色の砂浜も鉛色に変わり果て、踏みしめるたびに私の足の形に凹ませている。
家からは五キロメートル程離れている筈だ。
波は穏やかだ。寄せては引き、押し流しては攫っていく。だいたいは平らになってしまう。
海岸線には珍しいピンポン玉くらいの石を見つけた。なんとはなしに腕を振り抜いて力いっぱい投げてみると、指先にぴりとした痛みがはしった。石はちょうど新たに寄せる波の頂点らへんに小さい飛沫を上げた。音は聞こえない。
また家とは反対の方向に海岸を沿って歩く。濡れ鼠なって同じような足取りで。
不意に、視線の端に銀の煌めきを放つ奇妙な物体を発見した。いや、遠目にしか見ていないから本当に奇妙なものかは分からない。近づいて詳しく見れば、案外つまらないものかもしれない。
だが、何故か無性に
0803この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 13:41:47.11ID:I3kCjUeE
彼岸花が茶に変色していく時節、秋雨と言うには随分と冷たい雨であった。今年の冬は通例よりもいくらか歩みが早いらしい。
徐々に冷えていく指先を確かに感じながら私は海岸線を夢遊病患者のようにぼんやり歩く。
セメントを塗り固めた空。クリーム色の砂浜も鉛色に変わり果て、踏みしめるたびに私の足の形に凹ませている。
家からは五キロメートル程離れている筈だ。
波は穏やかだ。寄せては引き、押し流しては攫っていく。だいたいは平らになってしまう。
海岸線には珍しいピンポン玉くらいの石を見つけた。なんとはなしに腕を振り抜いて力いっぱい投げてみると、指先にぴりとした痛みがはしった。石はちょうど新たに寄せる波の頂点らへんに小さい飛沫を上げた。音は聞こえない。
また家とは反対の方向に海岸を沿って歩く。濡れ鼠なって同じような足取りで。
不意に、視線の端に銀の煌めきを放つ奇妙な物体を発見した。いや、遠目にしか見ていないから本当に奇妙なものかは分からない。近づいて詳しく見れば、案外つまらないものかもしれない。
だが、何故か無性に興味を掻き立てられた。
私は煌めきの正体を探るべく、
0804この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 14:04:51.45ID:I3kCjUeE
彼岸花が茶に変色していく時節、秋雨と言うには随分と冷たい雨であった。今年の冬は通例よりもいくらか歩みが早いらしい。
徐々に冷えていく指先を確かに感じながら私は海岸線を夢遊病患者のようにぼんやり歩く。
セメントを塗り固めた空。クリーム色の砂浜も鉛色に変わり果て、踏みしめるたびに私の足の形に凹ませている。
家からは五キロメートル程離れている筈だ。
波は穏やかだ。寄せては引き、押し流しては攫っていく。だいたいは平らになってしまう。
海岸線には珍しいピンポン玉くらいの石を見つけた。なんとはなしに腕を振り抜いて力いっぱい投げてみると、指先にぴりとした痛みがはしった。石はちょうど新たに寄せる波の頂点らへんに小さい飛沫を上げた。音は聞こえない。
また家とは反対の方向に海岸を沿って歩く。濡れ鼠なって同じような足取りで。
不意に、視線の端に銀の煌めきを放つ奇妙な物体を発見した。いや、遠目にしか見ていないから本当に奇妙なものかは分からない。近づいて詳しく見れば、案外つまらないものかもしれない。
だが、何故か無性に興味を掻き立てられた。
私は煌めきの正体を探るべく、近づき、辺りを手探りで触ってみたりするが何かがあった気配もない。
再び視界の端に輝きが映った。
今度は浅瀬の中である。
私は自分のパンツの裾が濡れるのに構わず、浅瀬に脚をつけて泥中を探った。裾が海水を吸い込んで私の腰を引っ張っている。
三度、光を捉えた。
今度は浅瀬ではなく私の胸ほどの深さの場所の水底だった。
私は意を決して潜り、泥中を注意深く探してみた。しかし、ものの数十秒で息も限界になり、海上に顔を出して勢いよく空気を吸った。
これだけ探してもないのだ。気にかかりはするが私の見間違いだろう。
そう結論をつけて海から上がろうと浅瀬に引き返そうとした。
だが、私は直ぐに海中に戻った。
なんてことはない寒かったのだ。
濡れそぼった服と身体は、氷雨と時折吹く風に激しく震えた。
海中は暖かかった。
沖合のずっと向こうの方で、あの銀の煌めきがあったような気がした。
私は迷わずそこへ、底へ行く。
求めて、微睡みの中に消えていった。


途中送信多くてすまんな
これが完成形
0805この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 14:49:54.95ID:XB3BqCUq
>だいたいは平らになってしまう。
>なんてことはない寒かったのだ。

思わずワロタ
0806この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 15:07:07.42ID:bhDk76I3
>>800
拙い即興でお目汚ししました
そうか。ワイさんが読み取ったようにも読めますね
ライバル関係の二人が購入して、それぞれ別の人間に使わせたと
この場合、老婆の笑みは、『俺』のライバルが既に猿の手を購入した後だから、か

ただ、作者の想定はまた別でして
『俺』が人伝にライバルに猿の手が回るように手配した
そして、猿の手を知らないライバルが使用するよう仕向けた。で、企み通りライバルは単純に願いが叶うアイテムと思い使用してしまう
しかし、ライバルの願いもまた、ライバル関係にある『俺』の破滅であった
猿の手がライバルの願いを叶え『俺』は破滅。その後、猿の手を使用したライバルも破滅した、と
老婆はその未来を予想して笑っていたということです

何故ハッキリ書かなかったかというと、てっしーに触発されて謎解き要素のある終わりをしたかったからですが……
造りが甘くて、複数の答えが導けそうですね。やはり反省


>>801
ありがとう、自由さん
0807この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 15:14:37.67ID:I3kCjUeE
>>805
確かに不自然か
0808ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 15:21:30.61ID:8MdPj2g0
>>806
>しかし、ライバルの願いもまた、ライバル関係にある『俺』の破滅であった

ワイはこの部分を踏まえて、ライバルに猿の手が渡るようにはしないと考えた!
主人公は猿の手を誰かに使わせないといけない! しかし、ライバルの手に渡ると、
自身の破滅を招く! 社長の椅子を争っているのは二人しかいない!
双方が相手に消えて貰いたいと思っていることは当事者であれば自明の理である!

猿の手は第三者に使わせないと成立しない!
作者の考えでは話が破綻しているように見える!
ワイの考え方では猿の手の使用者がわからない!
死の数も倍にしないといけない!

話が成立していないのではないだろうか!(`・ω・´)
0809ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 15:39:48.61ID:8MdPj2g0
>>804
>濡れ鼠なって同じような足取りで。
(脱字があるように見える!)

>今度は浅瀬ではなく私の胸ほどの深さの場所の水底だった。
(光源を目にしただけで深さがわかるのだろうか!)

>濡れそぼった服と身体は、氷雨と時折吹く風に激しく震えた。
(冒頭では秋雨が僅かな時間で氷雨になっていた!
 季節は秋から冬に変わっているように思える!
 もう少し漢字の意味を考えて使用した方がよい!)

光の正体は何だったのか! 幻覚の類いなのか! 実際に見えているのか!
仄めかしているような件はなかった! 不思議を残して終わり、物悲しい余韻としたかったのだろうか!
人物の容姿や背景がまるでわからないので考えようがない! 想像させる材料が少ないので話が広がり難い!

最低でも主人公くらいの情報は欲しかった65点!(`・ω・´)
0810この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 15:59:02.01ID:HEBGf5i8
>>806
色々考えれる作品は楽しいですよね!
ただ、なんつうか、大変。笑
これは、書いてみたらわかるはず。
でも色んなのを書いていくと、腕は上がる気がします!
(俺の課題はまた別ですが)
0811この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 16:14:55.70ID:I3kCjUeE
>>809
言い訳させてもらう
秋雨と言うには随分と冷たいって書いてるから見逃してくれん?
0812相模の国の人垢版2017/10/19(木) 16:23:22.72ID:+Nnz/M2o
文筆修行を兼ねて信虎や丙三、兵伍の個人的なストーリーを書いているが、これは本編である「仮想下剋上戦記」
に対する思いやり、奥深さやに繋がっていると思う!
長編を書く場合にはサブキャラのショートストーリーを書いてみるのもいいかも知れない!
0813この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 16:30:45.00ID:HEBGf5i8
俺は村噛龍。作家だ。取材でコート・ダ・ジュールに来てオーシャンブルーを黒く染めていく夕暮れ
を眺めながら、ウサギの背肉のコンフィを
皿の上で切り分けていた時の事だ。向いの女は編集者で軽薄と尻軽の象徴みたいな唇で、実際
昨日は俺のてぃんぽこを3時間ほおばりながら歯をたてないようにするのが辛いと言って俺がじゃあ
さっさと入れ歯になれよと言ったら笑った同じ笑い方で、
フォアグラのパテと彩り野菜のに微笑んでいる。美しい皿というのは、女でも男でもサドでもマゾでも
浮き立たせるものがある。
「先生、どうですか? なろうで書いてみませんか?」
愚かな編集者というのは、コート・ダ・ジュールの海岸だろうが、三ツ星の皿だろうが、編集者自身が美人だろうが
3時間しゃぶって自分で広げるあっけらかん加減だろうが
全てを台無しにする破壊力がある。
「なろう、ってあれだろ? チートとかハーレムとか片手間で世界を救うにっぺんのみこちゃんみたいな
もんだろう? 俺の脳みそ腐らせたいのか?」
俺は努めて冷静になろうとした。
次の刹那だ。刹那というか、無限に引き伸ばされた瞬間と言えば良いのだろうか。
俺の前には耳がやたら長い女がいた。スターオーズのヨーダみたいな耳だ。
違いは若い白人でチーズと幼い牧草の匂いがしたってことだ。
コスプレイヤーかと思うくらい、はだけた布を纏っていて、胸の谷間に汗がじっとりと浮いている。
テーブルの飯は消えて、そもそも粗末な杉を組んだものになっていて、
フォアグラも消えて、溶岩みたいに赤いスープが沸騰した皿がある。
耳の長いコスプレイヤーの食ったらうまそうなてかり具合の唇の横にも同じ色の液体がついてたもん
だから、俺は人差し指の腹でおかんこの筋をなぜるみたいに
指でぬぐいとってから、それを口に含むと、
辛かった。猛烈な旨みが弾ける、溶岩みたいな辛さだ。鼻と唇の間に、汗が浮かんでくるのが自分でも分かった。
それと、これも直感的に分かったのだが、どうやらここは異世界らしい。
このヨーダ耳の女が本物のエルフじゃないかという妄想が俺にそう告げるのではなくて、この赤い液体
の辛さが、地球に存在しえない種類の辛さだったからだ。
0814ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 16:31:06.45ID:8MdPj2g0
>>811
彼岸花とセットなので秋としか受け取れない!
氷雨は冬なのでしっくり来ない!

ワイの考え!(`・ω・´)
0815この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 16:34:54.04ID:HEBGf5i8
>>813
たまに、遊びで、
「もしも村上龍が異世界転生を書いたら」
みたいな感じで文体の劣化コピーしたりします。
結構楽しい。でも書きながら、やっぱりあの人の文体は、こんな表面的なものじゃないなあ、
と思って、もっと勉強したくなります。
0816この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 16:38:33.25ID:HEBGf5i8
俺は村噛龍。作家だ。取材でコート・ダ・ジュールに来てオーシャンブルーを黒く染めていく
夕暮れ を眺めながら、ウサギの背肉のコンフィを
皿の上で切り分けていた時の事だ。向いの女は編集者で軽薄と尻軽の象徴みたいな唇で、実際
昨日は俺のてぃんぽこを3時間ほおばりながら歯をたてないようにするのが辛いと言って、俺がじゃあ
さっさと入れ歯になれよと言ったら笑ったのと同じ笑い方で、
フォアグラのパテと彩り野菜のマリアージュに微笑んでいる。美しい皿というのは、女でも男でもサドでもマゾでも
浮き立たせるものがある。
「先生、どうですか? なろうで書いてみませんか?」
愚かな編集者というのは、コート・ダ・ジュールの海岸だろうが、三ツ星の皿だろうが、編集者自身が美人だろうが
3時間しゃぶって自分で広げるあっけらかん加減だろうが
全てを台無しにする破壊力がある。
「なろう、ってあれだろ? チートとかハーレムとか片手間で世界を救うにっぺんのみこちゃんみたいな
もんだろう? 俺の脳みそ腐らせたいのか?」
俺は努めて冷静になろうとした。
次の刹那だ。刹那というか、無限に引き伸ばされた瞬間と言えば良いのだろうか。
俺の前には耳がやたら長い女がいた。スターオーズのヨーダみたいな耳だ。
違いは若い白人でチーズと幼い牧草の匂いがしたってことだ。
コスプレイヤーかと思うくらい、はだけた布を纏っていて、胸の谷間に汗がじっとりと浮いている。
テーブルの飯は消えて、そもそも粗末な杉を組んだものになっていて、
フォアグラも消えて、溶岩みたいに赤いスープが沸騰した皿がある。
耳の長いコスプレイヤーの食ったらうまそうなてかり具合の唇の横にも同じ色の液体がついてたもん
だから、俺は人差し指の腹でおかんこの筋をなぜるみたいに
指でぬぐいとってから、それを口に含むと、
辛かった。猛烈な旨みが弾ける、溶岩みたいな辛さだ。鼻と唇の間に、汗が浮かんでくるのが自分でも分かった。
それと、これも直感的に分かったのだが、どうやらここは異世界らしい。
このヨーダ耳の女が本物のエルフじゃないかという妄想が俺にそう告げるのではなくて、この赤い液体
の辛さが、地球に存在しえない種類の辛さだったからだ。
0817ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 16:40:29.48ID:8MdPj2g0
>>813
>フォアグラのパテと彩り野菜のに微笑んでいる。
(「のに」とあるが「の」は打ちミスの類いだろうか!)

>俺は努めて冷静になろうとした。
(なろう故になろうとしたのか! 駄洒落ではないと思うが目に留まった!)

うん、まあ、息抜きにはいいんじゃないかな!(`・ω・´) やれやれワイは執筆に戻るとした!
0818相模の国の人垢版2017/10/19(木) 16:40:35.70ID:+Nnz/M2o
>>815
村上龍、「愛と幻想のファシズム」あの文章を若年で書き上げた技量は凄い! 
何故、本書を知っているかと言えば、エヴァンゲリオンの登場人物のモデルが出ているからです!
0821この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 16:47:51.67ID:HEBGf5i8
>>817
こっそり組み込んだ駄洒落です。笑
気づいて下さってありがとうございます。
息抜きは楽しいものがいいですよね。笑

>>818
ラインが好きです。
ファシズムはちょっと、昆虫的かな。
あれけっこう色んな作品に影響あたえてますけどね。
というか、村上龍は描写が好きだけど、人物が全部昆虫みたいなんですよね。
欲望しかない。
あと、麻薬今でもやってるのかな? 変に善性のテーマ書くくせに、麻薬は普通! みたいな作風だし、
警視庁にがさ入れしてほしいです。
0822ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 16:53:02.48ID:8MdPj2g0
>>819
そうであったか!(`・ω・´)

>>820
素のワイの口癖なのだが!(`・ω・´)

>>821
ワイも同じで息抜きにフラッシュの脱出ゲームで遊んでいる!(`・ω・´)←ツッコミ待機中!
0823ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 17:33:41.37ID:8MdPj2g0
そろそろ精米の時間か!
今日は控え目の八千文字であった!

この時間、スリッパを履いていても足の指先に寒さが纏わり付く!
大きな机をやめて隣の小さな机に移動するか!
小さい机の利点は細長いコタツの形態で、椅子に座った状態で入れる点にある!
もっと寒さが厳しくなるとコタツを引っ張り出さないといけない!
部屋にいながら息が白くなる! あまりに寒いと指が悴んで滑らかに動かない!
ただしコタツの執筆は眠気を伴なう! メリットとデメリットが仲良く潜んでいる!

今日は養鶏場で卵を買ってきた! すき焼きにしよう!(`・ω・´)ノシ
0824この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 17:53:42.28ID:wVoDVGBj
八千文字
一日かけて五千字も書けないんだけどやつぱり遅すぎるんだろうか
0825ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 18:03:40.03ID:8MdPj2g0
>>824
人による!
あと状況も執筆の速さに関係してくる!
ちなみにワイスレ杯の全作品の寸評は一日で書かなければいけない!
実は過去の寸評には七千文字を越えているものもある!
その日が発表なのでとにかく急がなければいけない!
責任を果たす為に作品数が多い時には必死になって書いている!

プロには締め切りがある! 遅れる訳にはいかない! 雑誌の連載であれば尚更!
「今年は間に合わないから、また来年出せばいっかー」と云うような状況ではない!
一人の責任では済まない! 作業に関わる全ての人に迷惑を掛けることになる!

必死にならなければいけない状況下、自身でも知らない力を発揮することがある!
その時に己の真の能力が試される! とワイは思っている! そのような危難に出くわしても
対処できるように平素の心掛けが必要となってくる!

ワイの考え!(`・ω・´)
0827この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 18:21:52.22ID:wVoDVGBj
なるほど自分を追い込む
なろうで毎日更新しようとして書き溜め30万字くらいになってるけど、投稿してないからか書かない日もある

いっそ書き溜めなしで投稿した方がいいのかしら
誰にも読まれなくてモチベーションが下がりまくる可能性も高いけれど!
0828この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 18:39:28.29ID:9VNafi2R
ワイさんはお酒の中で誰が一番好きですか。
私は「すず音」が好きです。
いつも爽やかな味わいの彼女はいつだって私を魅入らせる。
0830ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE 垢版2017/10/19(木) 19:36:26.26ID:8MdPj2g0
ワイは追い込まれることで地力を付けてきた!
万人向けとは言い難いが! 己に適した方法を模索すればよい!

>>828
大吟醸古酒の白山が美味い!
十四代も悪くない!
黒龍もたまに飲む!

>>829
最新話に目を通した! 熱い展開を迎えていた!
会話文や地の文の説明で必死になって戦っていることはわかる!
ただし印象には残り難い! 描写ではなく説明で流している点が挙げられる!

敵の凄まじい攻撃に皆は耐えてツバサの覚醒を待った。
(このような書かれ方をすれば状況はわかる! 会話文を挟めばそれなりに熱い展開に持ち込める!
 しかし、人の記憶には長くとどまらない! どのような力に耐えているのか! 仲間の表情、息遣いが何も伝わって来ない!
 そのせいで文章が上達したようにも見えない! 複雑と思われる箇所は説明文で簡単に流していた!)

接続詞の「そして」が多いのも相変わらずで進歩が見られない!
ゲーム内の台詞であれば問題はないだろう! イラストがあれば細かい描写も不要となる!
小説としては拙いがフリーゲームの文章と思えば悪くない!

ワイの感想!(`・ω・´)
0831この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 19:48:33.88ID:9VNafi2R
>>830
大吟醸古酒の白山なるほど。検索…………、高っ!
でも美味しそうですね。
近くの酒屋専門店行ってみます(*´ω`*)b (売っているのだろうか)
0832この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 20:03:58.79ID:nS1486qS
>>831
自由さんがすっかりてっしーの芸風を受け継いどる
日本酒飲むけど、銘柄はあまり気にしたことありません
いつもオススメでと言ってしまうので
と書いて気付く。そうか、宅飲みをしないから銘柄に拘りがないのか
0833この名無しがすごい!垢版2017/10/19(木) 20:12:05.26ID:q1PT36iB
『孫の手』

孫がいなくなった。
息子夫婦はそれこそ死に物狂いで、警察はもとより近所から親戚まで頼れるところはすべて頼って、
心当たりのある場所から、歩いて行けるような池や川原や土手をくまなく探し回ったが、見当たらなかった。
二日経ち、三日が経っても手掛かりはようとして掴めない。
ひょっとしてと思いつつ、待っても不審な電話がかかるでもなく、脅迫状が届くわけでもなかった。
誰かに憎まれる心当たりも、誰かを恨んだ心当たりもないと、夫婦は絞り出すように言う。
ただ時間だけがじりじりと過ぎていった。
孫を最後に見たのは、私だった。
私は息子たちとまともに顔を合わすことができず、自室に引き込んでじっと息を潜めるように過ごすほかなかった。

孫は小学二年生。体が小さいので女の子のようにも見えるボーイである。
じい、じいと懐いてはいたが、如何せん可愛げというものがなかった。
出来過ぎるというのも考えものである。
お受験とやらで大学まである一貫校に入ったが、どうやら飛び級で秋には学年が進むらしい。
そのせいか、近頃やけに大人びた口を利くようになった。

先日も私と散歩の途中、吠えついてきた近所の犬を杖で思い切り叩いたところ
「かわいそうだから止めて」などと言う始末。
何がかわいそうなものか。
人に向かって吠えるような駄犬は、思い切り打擲して躾けてやらねばならぬというのに。
これは人とて同じことなのだ。
叩くということは、相手を思い、相手の為になることなのだが、
その厳しさ故に、じつに己の心をも叩くことに繋がる行為なのである。
相手を鍛え、そして己をも鍛えるという高貴な行為なのである。
このような尊い行為こそが、人類を進歩せしめるのである。

あの日も変わることのない、いつもの夕刻であった。
小学二年生の小僧があまりに生意気な口を利くので、ついに私の堪忍袋の尾が切れた。
今どきの、所謂キレたというやつである。なぜそうなったか今ではよく覚えておらん。
しかし、このまま放っておいては、ロクデモナイ大人になることは明らかであった。
申し述べたように私がキレたのにはそれ相応の理由があり、躾けるためには致し方のない出来事であったのだ。
仕方がなかったのだ。

彼の骸を自室の床下に埋めると、私は仏壇の妻にことの次第を報告した。
もちろん許してはもらえぬと思ったが、なんと妻は私に許しを与え、
あまつさえ、その秘密を持ったままこちらにいらしゃいと、温かい言葉まで呉れたのである。
私はこのような妻に対し、優しい言葉のひとつも掛けてやれなかったことを今となっては悔やんでも悔やみきれない。

さて、しばらくして、少し匂うかなと気になり、畳をはぐって床下を見たところ、
どういうわけか右腕が少し地面から出ているではないか。
しかも、それはまるで握手を求めるかのように、私に向かって伸びていたのである。
私は了解した。彼は、己の増上慢を反省し、和解を申し出てきたのである。
あい分かった。
私は伸ばされた手をしっかりと握り返した。暖かな親愛の情が湧いた。
例え、いっとき憎らしくても、そこはやはり身内である。家族である。
そのような心情が、つい私の手にいらぬ力を入れさせた。
彼の右腕が肘からすっぽりと抜け、私の手元に残った。

かれこれ一年近く経つ。家の中は相変わらず火が消えたように沈んだままである。
孫の手はいい塩梅に干からびて、背中を掻くのにちょうど良い固さになって居る。
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