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安価・お題で短編小説を書こう!
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0001この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:10:17.06ID:EzRoOH8P
ここは安価、又はお題で短編を書くスレです。
0003この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:18:17.92ID:W1sJwj+I
>>2
その自作がなかなかブクマが増えないと思った事はありませんか?
他の方と同じお題で作品を書く事で今まで見えなかった別の景色が見えて来るはずです!
0004この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:19:08.59ID:lYGOI2zk
人こないからってあちこちのスレに宣伝して回るのだけは止めろよ?
正直うざいからここから出て来るな
0005この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:20:10.01ID:3tk5boL5
>>4
いえ、今立てたばかりです!
実はもとから立てようという意見はちらほらあったので私が代表して立てたまでです!
0006この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:20:25.82ID:QurG92Er
>>1
乙です

お題以外は内容は自由で?

ファンタジー、SF、恋愛、童話、R15、R18、X18、ets
0007この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/17(火) 23:21:58.33ID:v4a/Qjz1
>>6
勿論です!
個人的にお題はタイトル形式で出していきたいのですが、パッと見た感じホラーかなと思えたタイトルでも恋愛物に変わるというのは心踊るものがあります

ID変わりまくってすいません
0009この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 01:00:29.96ID:PjGIW15V
ワイスレが同じような感じだけど身内臭凄いから気軽に使えるスレなら欲しいね
0011この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 08:59:29.86ID:AtIiqcgk
過疎ってて草
0015この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 11:04:33.58ID:jZV29NXP
「ハロー!トリック・オア・トリート?」

ゴスッ

「アイ・ウィン」
0016この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 11:39:11.16ID:titK0yE9
「俺はクソガキ。菓子をくれ」
「はいつ💩」

つまんな
死ね
0017この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 19:24:37.88ID:+BQMToG5
痴漢逮捕のためのおとり捜査で女装して電車に乗った男の子が
逆に近くにいた女の子に助けられてしまって……

って感じの短編誰か書いてくれ(欲望丸出し)
0020この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 19:42:35.96ID:xy/r9rOq
「お菓子もらえるんだよ」「トリックおあとリートってやつ?」「うん」「行かない?」
カボチャ頭の男の子は、小学4年生の僕と裕子に首を傾げた。
僕らは神社の境内で遊んでいて、そろそろ帰ろうかと言っていた時、
カボチャ頭が、夕暮れの空から降ってきたのだ。華奢な体つきで、声も中性的だったから、
性別は分からなかったけど、楽しそうだった。
カボチャ頭は、何故か僕に飛びついて、とりっくおあとりーとを誘ったのだ。僕は塾があった。
裕子は、どこからきたの? てカボチャ頭に訊くと、裕子の住所を、奴は答えた。
何か変だ。けど、僕は塾の時間が迫っていたから、二人をおいて、境内から街に続く階段を
駆け下りた。
まあ、裕子は優しいから、おまわりさんに連れてってやるんだろうな、と思った。
その晩彼女は自宅に戻らず、一週間後には、行方不明のビラが配られ、ニュースにもなった。
僕は交番をたずね、カボチャ頭の事を話したが、信じてもらえなかった。
そして、裕子が戻らないまま、20年たった。この間に、僕はこの町を離れ、都会の大学に離れ、
就職した。嫁もできたが子供はまだだ。
20年前より、随分とハロウイン、トリックオアとリートという言葉が有名になった。僕は所要で、
久しぶりに里帰りをした。
今晩はハロウインだ。恐ろしかった境内に、僕はいる。煙草を吸いながら、裕子の事を思う。
と、空からカボチャが降ってきた。
「お菓子もらえるんだよ」「トリックおあとリートってやつ?」「うん」「行かない?」
奴は20年前とそっくり同じ台詞をはいてきた。僕は、ふざけんな! とか、裕子をどこにやった!
とか、カボチャ越しではなく、面と向っていってやりたくて、
カボチャ頭からカボチャを取った。
……裕子がいた。20年前そっくりそのままの、裕子がいて、俺を見上げた。
「ね、トリックオアとリート、しよ?」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0021訂正します。
垢版 |
2017/10/18(水) 19:43:57.63ID:xy/r9rOq
「お菓子もらえるんだよ」「トリックおあとリートってやつ?」「うん」「行かない?」
カボチャ頭の子は、小学4年生の僕と裕子に首を傾げた。
僕らは神社の境内で遊んでいて、そろそろ帰ろうかと言っていた時、
カボチャ頭が、夕暮れの空から降ってきたのだ。華奢な体つきで、声も中性的だったから、
性別は分からなかったけど、楽しそうだった。
カボチャ頭は、何故か僕に飛びついて、とりっくおあとりーとを誘ったのだ。僕は塾があった。
裕子は、どこからきたの? てカボチャ頭に訊くと、裕子の住所を、奴は答えた。
何か変だ。けど、僕は塾の時間が迫っていたから、二人をおいて、境内から街に続く階段を
駆け下りた。
まあ、裕子は優しいから、おまわりさんに連れてってやるんだろうな、と思った。
その晩彼女は自宅に戻らず、一週間後には、行方不明のビラが配られ、ニュースにもなった。
僕は交番をたずね、カボチャ頭の事を話したが、信じてもらえなかった。
そして、裕子が戻らないまま、20年たった。この間に、僕はこの町を離れ、都会の大学に離れ、
就職した。嫁もできたが子供はまだだ。
20年前より、随分とハロウイン、トリックオアとリートという言葉が有名になった。僕は所要で、
久しぶりに里帰りをした。
今晩はハロウインだ。恐ろしかった境内に、僕はいる。煙草を吸いながら、裕子の事を思う。
と、空からカボチャが降ってきた。
「お菓子もらえるんだよ」「トリックおあとリートってやつ?」「うん」「行かない?」
奴は20年前とそっくり同じ台詞をはいてきた。僕は、ふざけんな! とか、裕子をどこにやった!
とか、カボチャ越しではなく、面と向っていってやりたくて、
カボチャ頭からカボチャを取った。
……裕子がいた。20年前そっくりそのままの、裕子がいて、俺を見上げた。
「ね、トリックオアとリート、しよ?」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
0023この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 19:55:42.21ID:wlxfqOPX
最初のセリフ全部一人で喋ってんの?何にせよ怖えよ
0024この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 19:56:59.04ID:9Gcs+YDK
怖いわ
結局最初のカボチャも分からんし
裕子も成長しないし

裕子はサンタ見たいなもんなのか
0025この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 20:00:34.80ID:xy/r9rOq
ハロウインっつったら、明るいノリだし、これくらいのゆるふわ恐怖が適当かなって思った。
メンタルにくる怖さってのは、明るいノリのほうが、引き立つよね。
0026この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 20:08:31.77ID:8uYpe0pH
「とりっくおあとりーと!」

ドアを開けると、ゆう君は頭からシーツを被ったまま抱きついてきた。
今日は週に2回の家庭教師の日、おばさんに頼まれてこうやって勉強を見てあげる為に訪れているのだ。

「ハロウィン?」
「うん! きょうがっこうで習ったの!」
「そっか、もうそろそろだもんね」

嬉しそうに笑う彼の頭を撫でてあげると、くすぐったそうに笑う。

「あのね、おかしがもらえるんだよ! くれないといたずらしちゃうんだよ!」

足元に抱きつきながらぱたぱたと手を振るゆう君。
僕は彼が押さえるシーツの下、ズボンの中へと手を差し込んだ。

「え、あれ? うぇ、そのあのっ!」
「ごめんね、今お菓子持ってないから。代わりにいたずらしちゃおっか」

指先が触れたのか「ひうっ」としゃくりあげた彼をそっと横たえる。
思わず力が抜けてしまったのか、支えを失ったシーツはそのままフローリングへと広がった。



続きはwebで
0030この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 21:00:04.15ID:sz9S0qdY
誤字脱字文法見逃してね

「まずい、このままではいけない...」

暗い部屋でジャック・オ・ランタンの一人、ウィルは呟く。

ウィルには、他国に流れた自身の文化を正常に発展させるという役割がある。

アカデミー時代は、優秀な成績をとっていた、いや、とってしまったウィルは最も管理が難しいと言われる「日本」に派遣された。

前任者のオーから引き継ぎをする。オーの死んだ魚のような目が気になった。

一年目、最初のハロウィン。ウィルは絶望した。

子供が仮装をし「トリックオアトリート」と唱えると、老人は「こんな時間に非常識だ!」と苦情を言い、後日、町内会議でハロウィンで他の民家を訪ねる事は禁止された。

都会では、若者が盛り、ハロウィンはただのコスs⚫xの口実となっていた。ニュースやネットでは苦言を呈されていた。


状況は冒頭に戻る。

ウィルは必死に考えた。ハロウィンをあるべき姿に戻そうとした。

2年目。ウィルは努力した。頑張ったのだ。メディアに働きかけ、正しいハロウィンを広めようとした。


全てが、徒労に終わった。

鏡を見ると、何かを思い出した。前任者のオーの死んだ目だった。

気分を変えるため、街を歩いていると、電気屋のテレビでニュースが流れていた。

ニュースでは、クリスマスチルドレンならぬハロウィンチルドレンという単語が出来ていた。

ふと、後ろを振り返ると、赤い服を着たおじいさんとやけに甘い匂いのするおじいさんがとてもいい笑顔で立っていた。
0032この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 21:56:57.64ID:sz9S0qdY
>>31
ヴァレンティヌス

あと俺が書いたら皆黙らないで...高校の頃を思い出して辛くなるから...
00341/3
垢版 |
2017/10/18(水) 22:09:57.32ID:YiCIXlCS
支援する

■タイトル:魔物たちのハロウィン

 ――魔王城にて。

「魔王様、朝礼の時間でございます」

 竜の頭をした魔大臣の言葉に、重いまぶたをこすりながら、魔王は頷いた。

「ふわあ……、低血圧な我には辛いものがあるな」

 ゆっくりと自室の扉を開け、バルコニーを目指す。
 魔王軍では毎朝、広場に城内の全軍を集め、朝礼を行う習慣がある。
 魔王はバルコニーから毎朝小話をしている。

「今日の話のネタは何にするか……
 そうだ、プレミアムサタンデーだから早く帰るように、とかそういった話にしよう」

 バルコニーに辿り着いた魔王は、魔イクを手に取り、階下を見下ろした。

「えー、本日はお日柄もよく……ええっ! 何だこれは!」

 魔王は驚愕した。
 それもそのはず、いつもなら広間を埋め尽くす魔物が一匹もおらず、
 代わりにいたのは、広間を埋め尽くす人間たち――それも、
 勇者、戦士、魔法使い、僧侶といった勇者パーティーの面々だったからだ。

「ま、魔大臣! これはどういうことだ! 大量の勇者に魔王城が攻め入られているぞ!」

 魔王の言葉に、側にいた魔大臣が笑って答える。

「ハハ、落ち着いてください、魔王様。今日が何の日かお忘れで?」
「何の日だと? 10月31日だが、何の日でもないだろうが」
「まーた、魔王様ったら。10月31日といえばハロウィンですよ、ハロウィン」
「ハロウィンだと?」

 魔王も言葉は聞いたことがあった。
 確か、人間どもの祭りか何かだったはず。
 子供が化け物の仮装をして街を歩き、大人に『お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ』と尋ね回る理解に苦しむ祭りだ。

「それは人間どもの習慣だろうが。それにハロウィンとこの勇者の集団が何の関係がある」
「かねてより魔王軍は娯楽が少ないと不評でして。人間どもの祭りを魔王軍にも取り入れることにしたのです」
「我に黙って決めるなよ……で、あの勇者集団は」
「人間たちは化け物に仮装しますが、我々は元から化け物なので。我らにとって化け物といったら何か、と
 考えたら、勇者の一団かなあ、と」
「なるほど……そういうことか。合点が行ったぞ」

 魔王は落ち着いて勇者の集団を良く見てみる。
 仮装と聞いたが、そこにいるのは勇者パーティーそのものに見える。
 人間にしか見えない。

「いったいどういう仮装の技術なのだ? 魔物が化けているとは思えんぞ」
「それはこの、」

 魔大臣が豪華な装飾の杖を取り出す。

「魔界の秘法の変化の杖で変身させました」
「秘法をこんなくだらんことに使うなよ!」
0035この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 22:10:54.47ID:YiCIXlCS
 魔王が呆れていると、階下の勇者の姿をした魔物たちから声が聞こえる。

「はあー、マジで魔王軍ブラックだわー。マジ辞めたいわー」
「魔王様って良く見ると松崎しげるに似てるよね」
「魔王軍、敗色濃厚すぎてやる気出ませんわあ。今から勇者パーティーの仲間になろうかな」

 魔物たちは口々に魔王への愚痴を言っている。
 それを聞いた魔王は、憤怒の表情で魔大臣を睨み付けた。

「おい、何だあいつらは。皆殺しにしていいのか」
「まあまあ、魔王様落ち着いてください。ハロウィンではああいった言葉を許しているのです」
「どういうことだ」
「勇者たちが魔王様をたたえる言葉を使っていたら不自然でしょう。
 ですから、あのように魔王様に批判的な演技をしているのです」
「演技だと? 正直、本音にしか聞こえないが……」
「まーたまたぁ。演技ですよ、演技」

 魔王はいまいち納得がいかなかったが、たまにはこういった息抜きがあった方が
 軍の士気向上に繋がるかと思い、それ以上追求しなかった。

「そういえば、人間どもの世界では『お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ』がハロウィンの言葉だが、
 魔物のハロウィンではどうなるのだ」

 魔王の素朴な疑問に、魔大臣が答える。

「魔物はお菓子もいたずらも興味がありません。より実用的なものを求めます。ですのでこうなります」

 魔大臣はにやりと笑い、続ける。

「殺されたくなければ、金をよこせ」
「こわっ! ただの強盗じゃないか」

 魔物のハロウィン、恐ろしい祭りだ。物騒すぎる。
 勇者パーティーの姿をしたやつらがそんな台詞を吐きながら、街の中を練り歩くとは、
 何て恐ろしい――むっ? と魔王は気づく。

「魔大臣、良いことを思いついたぞ」
「どうされたので?」
「この魔物どもを、人間どもの街に解き放つのだ」
「街を襲うのですか?」
「いや、襲わなくてよい、ただハロウィンのように振舞えばよいのだ。フハハハハ!」
00363/3
垢版 |
2017/10/18(水) 22:11:21.42ID:YiCIXlCS
 ◇◆◇

 次の日、とある街の宿屋。

「勇者! 大変よ!」

 焦った表情の魔法使いの言葉に、重いまぶたをこすりながら、勇者は答えた。

「ふわあ……、どうした魔法使い。低血圧な俺には朝は辛いぞ」
「世界各地で私たちが強盗として指名手配されてるの。
 どうも、私たちと同じ姿をした連中が、『殺されたくなければ、金をよこせ』
 とか言いながら街中を練り歩いたみたい」
「なんだって!?」

 勇者があわてて二階の窓から外を見ると、階下には不信そうな顔をした街の人たちが、
 武装しながら宿屋を取り囲んでいた。

「くっ! 何とか脱出して、誤解を解かなければ。世界を敵に回すことになるとは。
 これもきっと魔王の作戦だろう。なんてこと思いつくんだ!」

 勇者は嘆いた。
 これがただ、魔物たちのハロウィンの結果であることは、知る由も無かった。
0037この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 22:11:46.25ID:eWIIiceV
「そっ、そのカボチャで私にナニする気なの?」

 ウサギちゃんは尻餅をつき、後ずさってしまった。
 そりゃ、怖いわな。
 ここは月面で、本来なら君しかいない筈だから。

「ナニする気って言われてもな。カボチャがあれば被せるしか無いだろう」

「か、被せて……。その後は?」

「さあな。お前の新しい所有者にそれは聞いてくれ」

 まったく、なんでカボチャなんて被せるんだか。
 日本人とか言うやつらは理解できないぜ。
 しかも、こんな幼い子を欲しがるなんてな。

「ひっ!? 来ないで……。神さま……」

「悪いな。残念だが、これはその神さまからの依頼なのさ」

「いっ、いやああああああ!」

 俺は嫌がるウサギちゃんに無理やりカボチャを被せると、スキルを使用して別世界へと送り出した。

「ちっ、後味が悪いぜ……」

 後日。
 某ソーシャルゲームにて。


 今度のイベント報奨はSRパンプキンラビット!
 お月見団子を集めて可愛いあの子をGET!

 イベント期間:10月31日迄
0039この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 22:28:31.77ID:YdLklXUq
「お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃいますよっ」

 突然自室に押し入ってきたのは、とんがり帽子にマントと魔法の杖を携えた魔女っ子だった。

「引きこもりな兄さんは季節行事に疎いでしょうけど、世間では今日はハロウィンなんですよ」

 年頃の娘がなんて奇天烈な格好をしているのかと、我が目と妹のファッションセンスを疑ったがなるほど合点。思わず手を打つ。
 すると妹はニコリと笑みを浮かべた。

「兄さんが気を利かせてお菓子を用意してるなんて万に一つもないでしょうから、先にイタズラしておきましたよ。兄さんの大事にしているエッチな本は、今頃灰の山でしょう」

 まさか! すぐさまベッドの下を覗く。天板の隙間には幾度となくページをめくった雑誌が挟まっていた。
 ほっと胸を撫で下ろすと同時に、してやられたという畏れに顔を上げる。やはり妹は笑顔でこちらを見ていた。

「あは、エッチな本はそこに隠してるんですね、良いことを知りました。……ところで、私はとんだ失態をしてしまいました。ほら、兄さんはちゃんとお菓子を用意してくれてたんですね」

 ベッドの上を見てぎょっとする。そこには透明なラッピング袋に入った可愛らしいカラフルなキャンディがちょこんと置かれていた。
 もちろん身に覚えはない。ベッドの下を見ている隙に妹が置いたのだろうか。

「ふふ、貰いっぱなしでは悪いですね。代わりに私からとびきり甘いお菓子をあげますから」

 すっと近付いた妹は手を取り腕を絡め、体をぴたりと寄り添えてくる。
 暖かさと柔らかさと、甘い香りが鼻孔をくすぐった。

「今から街へ出て私と仮装デートです。あ、兄さんはいつもゾンビみたいな顔色してるからそのままで大丈夫ですよ。まぁ、どうしてもと言うなら私はイタズラのほうでも構いませんけど」

 そう言った彼女の表情には、イタズラな笑みが浮かんでいた。
0040この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 22:38:53.14ID:YiCIXlCS
>>26
>>39
いたずら=エロは連想しちゃうよね
ハロウィンはラノベだと仮装エロイベントになるか
0041この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 22:48:43.86ID:h6/SsieM
短編と感想の数が変わらないって珍しいな
何にせよ人が少ねえ
0043この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 23:02:00.02ID:h6/SsieM
>>42
42含めてせっかく書いたのに反応ないとつまんないし寂しくね?誰かどっかから引っ張ってこい盛り上げろ俺はやらん
0045この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 23:04:40.51ID:xy/r9rOq
みんなエロ好きなんだね。
ユルフワホラー書いたけど、エロ人気あるのか。
うーむ。カボチャパンツを下までずらしてでんぐり返しさせてニンジンつっこむ
長靴をはいた猫の仮装した猫耳娘と
ふたなり中年の話しくらいしか思いつかないし、そもそも2000字で収める筆力ないわ残念。
0046この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 23:07:11.20ID:YdLklXUq
これでもエロはマイルドにしたぜ…初期段階ではキャンディじゃなくてパンツだったからな
0047この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 23:09:25.11ID:h6/SsieM
>>45
お前は一回でいいから見直した方がいいと思う
「都会の大学に離れ」とか変な文章だと、際立たせるべきオカシイ所が目立たないと思うんだ

流れでさらさらっと書いたのはわかるけど
0050この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/18(水) 23:21:52.47ID:xy/r9rOq
>>47
うん。そこは反省している。
ちなみに、際立たせたいのは、冒頭の言葉です。
あれ、カボチャ頭が一人で言ってる感じで、サイコホラー系入れようと思ったの。
そう、流れでさらさらと書いた。
粗が酷いね。
0053この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 08:13:40.48ID:8FmcDa1c
「なぁ、雅文、知ってるか?」
「“しにがみはリンゴしかたべない”?」

 直和が何か訊いてきた。コイツは何時も頓珍漢な事を言ってくる。せめて主語を付けろと言いたい。

「違げぇよ! てか古りぃよ!」
「なん、だと……」
「何なの? ジャンプ大好きなの?」
「違うよ?」

 誰が“ジャンプ放送局大好きっ子”だ、それは昔のラジオネームだ。
 全く何が言いたいのか、話が進まなくて困る。

「で、何?」
「ああ、知ってるか?」
「しにがみはリンゴしかたべない」
「違げぇよ!? 何で繰り返すんだよ!!」

 何を言ってるんだか、天丼は鉄板だろ?

「で、無くて! 巷じゃハロウィンだって話だよ!」

 ああ、そう言う事か、そう言や妹の保育園でもイベントがあるって言ってたっけ。

「杏花のコスプレ姿は見せないからな!! このロリコンが!!」
「なんの話!?」
「オマエ、彼女居ないもんな」

 Yes! lolite! no! touch!の精神で。
 あ、見るのも禁止の方向で。

「そうだけどさ!! じゃ、無くて!」
「七鍵守護神(ハーロイーン)?」
「オマエ、本当はジャンプ好きだろ?」
「違うよ?」
0056この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 11:22:08.55ID:8FmcDa1c
最初のお題から24時間で次のお題とか決めないと、何時まで経ってもお題が変わらなくないですか?
0059この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 18:58:05.63ID:8FmcDa1c
お題の出し方とかも色々有りますね
今回みたいに、時事ネタだったり
星野新一みたいに、両極端なネタを出してみたり

例 宇宙人+公園 とか

落語の三題噺の様に、とにかく3つのネタを出して、それを組み込んだり
何となくタイトルを捏造してみたり

例 魔法少女のつくりかた とか
0061この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 22:15:05.39ID:fw67M8V4
ここ1が進行逃げたからなぁ...書く人は割といるっぽいから、ちゃんとしたスレ立て直して誘導とか出来たら過疎はマシになるかもね

>>60
なろう系無双アリス描こうかなと思ったけどそう言えば原作読んだことなかった
0063この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 22:23:51.15ID:cSd4krAY
スレ主まだ居るのかな
居るなら酉を
あと次からはワッチョイも欲しいね
0064この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 22:49:56.07ID:HEBGf5i8
>>60
私は左足を前に出し、腰をやや落として、左掌で牽制をした。右拳は握って脇に引く。
そうして、巨大兎の出方を伺った。
巨大兎は軽やかに跳ねる。ボクシング、いや、高く掲げた両腕から見て、ボクシングスタイルか。
巨大兎の肩が、ぴくりとした。距離を詰められる。赤い目と私の目が合う。
「るあ!」
私は奴の白い眉間に正拳突きを放った。消えた。違う。白い毛が舞っている。上だ。
巨大兎は私を飛び越えた。後ろ踵蹴り。
高速の接近。狙いは延髄か。
前方に上体を倒し、勢いで右後ろ足を蹴り上げる。
が、それは奴の踵、肉球に触れただけだった。
私の後ろ蹴り上げをバネにして、奴はさらに高く跳躍し、時計に見入りながら、逃げさる。
向う先は森の向うか。
木陰から突き出ているのは、剣山の針のように煌くのは、トランプ兵の槍だろう。
逃げ込まれると厄介だ。
私は奥歯を噛み締め、全力で追い始める。
ダートのような柔らかい土。虹色の空から注ぐ陽に、わたしの体が紅茶色の影を作る。
異常な世界だ。くそ。
女子空手部、合宿初日、昼ごはんを食べてうとうとしていたら、走る兎を見かけた。
追いかけるといつのまにか、こんな世界に来てしまった。
兎だ。あの兎を撲殺しないと、戻れない気がする。トランプ兵は槍が厄介だ。が、根性で乗り切る!
私は気合の雄たけびをあげた。
0066訂正です。
垢版 |
2017/10/19(木) 22:52:38.59ID:HEBGf5i8
私は左足を前に出し、腰をやや落として、左掌で牽制をした。右拳は握って脇に引く。
そうして、巨大兎の出方を伺った。
巨大兎は軽やかに跳ねる。ボクシング、いや、高く掲げた両腕から見て、ムエタイスタイルか。
巨大兎の肩が、ぴくりとした。距離を詰められる。赤い目と私の目が合う。
「るあ!」
私は奴の白い眉間に正拳突きを放った。消えた。違う。白い毛が舞っている。上だ。
巨大兎は私を飛び越えた。後ろ踵蹴り。
高速の接近。狙いは延髄か。
前方に上体を倒し、勢いで右後ろ足を蹴り上げる。
が、それは奴の踵、肉球に触れただけだった。
私の後ろ蹴り上げをバネにして、奴はさらに高く跳躍し、時計に見入りながら、逃げさる。
向う先は森の向うか。
木陰から突き出ているのは、剣山の針のように煌くのは、トランプ兵の槍だろう。
逃げ込まれると厄介だ。
私は奥歯を噛み締め、全力で追い始める。
ダートのような柔らかい土。虹色の空から注ぐ陽に、わたしの体が紅茶色の影を作る。
異常な世界だ。くそ。
女子空手部、合宿初日、昼ごはんを食べてうとうとしていたら、時計を見ながら走る巨大な兎を見かけた。
追いかけるといつのまにか、こんな世界に来てしまった。
兎だ。あの兎を撲殺しないと、戻れない気がする。トランプ兵は槍が厄介だ。が、根性で乗り切る!
私は気合の雄たけびをあげた。
0068この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 22:57:26.77ID:A7IbZv5u
>>67
頼む
1は無能でした
0069進行 ◆Ujy3nQuLmg
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2017/10/19(木) 23:02:37.03ID:rbIwzaG2
おk、やるならある程度ルールも設けたい
・1行目に【】でタイトルを入れる
・2000文字以内
このくらいが適切かな?
0070この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 23:19:03.51ID:8FmcDa1c
>>61
そう言えば、アームズとか、アリスをモチーフに使ってますよ

スプリガン描いてた方がかいた


「力が欲しいか……」

とか言うアレです
0071この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 23:32:59.29ID:GM/oQI0l
貧しい家で両親と妹のアリス、4人で暮らしてたけど妹が親に娼館へ売り飛ばされて、方々手を尽くした結果数年後にようやく再会する
でも妹は既に精神を病んでいて自分のことも分からない
小さなアリスは大きくなって、そしてここにはもういない
彼女の心は旅立ってしまった

って話を書こうかなと思ったけど1レスに収まらなそうだから面倒になった
そんなわけで供養レス
0072この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 23:43:26.93ID:cSd4krAY
期間でお題を区切って、投票でトップを決めるとかができると盛り上がりそう
0073進行 ◆Ujy3nQuLmg
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2017/10/19(木) 23:47:15.96ID:rbIwzaG2
俺の理想では、毎日22時作品投稿締め切り
→22〜0時に良かった作品に投票
→日付跨いだら結果発表+次の安価
って流れにしたいんだが、どうかな
0074この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/19(木) 23:48:21.68ID:2jCmVYWn
元はなろうの底辺スレで出た提案をスレにしたものですが…

なろう系スレを名乗るのか、スレ内で発表感想を完結させるのか
お題の提示法則(一定ごとの自動安価なのか、踏み逃げされた場合)等
ワッチョイありなし
感想批評に関するルール(この手のスレは読み手がいないとすぐに廃れるがルールがないと荒れて廃れる)
agesage進行
お題の出し方のルール(テーマやモチーフは1つか複数か等)

予め色々決めておいたほうが良いかと
進行役さんが草案で大筋を作って、意見取り入れて修正していく形が一番スムーズかと思います
0075進行 ◆Ujy3nQuLmg
垢版 |
2017/10/20(金) 00:02:32.57ID:0ntPYnUR
できればスレ内簡潔にしたいが、自分のなろう垢にも投稿したい人もいるだろうからここは要相談
お題は日付跨いだら進行が安価取ります
感想はできれば色んな人に書いて欲しい、投票の時にひとことコメント(任意)も設けたい
基本sage進行
複数安価とかは周りの意見も柔軟に取り入れます

とりあえず今は手探りでやってみよう
0076進行 ◆Ujy3nQuLmg
垢版 |
2017/10/20(金) 00:08:07.29ID:0ntPYnUR
テーマ『不思議の国のアリス』
・1行目に【】でタイトルを付けてください。決めてなければ【無題】でも可。
・作品は2000文字以内で。レスが2つに別れる場合は分かりやすいよう番号を振ってください。

締め切りは10/20 22時までです!
0077この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/20(金) 00:23:07.12ID:J6h/9I2e
【不可思議探偵アリス】


「惨いもんだ……」

 白髪と赤い目、アルビノの若い刑事がそう呟いた。

「帽子屋さん、このヤマどう見ます?」
「ほ・う・じ・や……奉野だ、三月。ああ、まぁ、コイツも不可思議犯罪だな」

 トレードマークのソフト帽を深く被り直し、奉野はそう答えた。
 彼らの前にいるのは、積み重なった3体の首なし死体。
 ただし、血は一滴も流れておらず、その体は真っ赤な棘が複雑に絡んでいた。
 頭部は逆さまに吊るされ、まるで花瓶の様に薔薇が生けてあった。
 当然、現場は密室だった。
 この所頻発している不可思議犯罪である。

「あー、やっぱりですか……そうなると、そろそろ来ますかね?」

 三月刑事の言葉に奉野は「フンッ」と、面白くもなさそうに鼻を鳴らした。

「あんな小娘、居なくたって、十分捜査は出来る!」
「あー、それ、フラグですよ? 警部」

 嬉しそうに三月がそう言った瞬間、何処からともなく笑い声が響く。

「オーホホホ! オーホホホ! 小娘と言われてただ今登場! 美少女探偵有栖川アリス!お目見えですわ!」

 舞い踊る様に警官達を飛び越え、金髪碧眼の少女が警部達の目の前に降り立った。
 毎度出てくるこの少女に、奉野は軽い眩暈を覚えながらも、しかし、政府公認探偵である彼女を無下にも扱えない。
 渋々ながらもあらましを説明する羽目となる。

「フム、これはハートオブクイーンの仕業ですわ!」
「いや、ちょっと待て、何でそうなる?」
「判りませんの? 帽子屋さん」

 アリスが薄い胸を精一杯に反らして言う。

「首を切らせるのは、ハートオブクイーンの仕業と決まってますの」

 奉野は、ひく付くこめかみを押さえて、聞き直す。

「奉野だ……じゃあ、何か?世界のあらゆる首斬りが、そのハートなんちゃらの仕業だって、そう言うのか!?」
「はいですの!」

 そう言われた瞬間、奉野はキレた。

「ふざけるな!!」
「ヒッ!」
「そんなん決まってんなら警察は要らねーんだよ!!」
「ちょ、警部……」

 怒鳴っていた奉野に、三月が慌てて声を掛ける。
 彼が指し示した先には、涙目のアリスが居た。
 こうして今日も奉野は、彼女が泣き止むまで宥める事と成ったのだった。
0078この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/20(金) 00:28:56.32ID:fqCmLsEO
>>70
61だけど読んだことあるよ
そういうモチーフにした作品は結構読んだことあるんだけどね...
だからジャバウォックなりハンプティなり名前は知ってるけど鏡で出たのか、不思議で出たのか、とかどういうキャラなのか、全然知らないんだ...
0079この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/20(金) 01:06:16.64ID:J6h/9I2e
とりあえず、不思議の国のアリスの登場人物だけ、羅列してみます

アリス
白うさぎ
ドードー鳥
イモムシ
魚の召し使い
カエルの召し使い
公爵夫人
公爵夫人の料理人
公爵夫人の赤ちゃん
チェシャー猫
三日月うさぎ
帽子屋
ネムリネズミ
カードの庭師
カードの兵士
カードの挺臣
ハートの王様
ハートの女王
グリフォン
カメモドキ

登場順 普通の動物は除く
0080進行 ◆Ujy3nQuLmg
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2017/10/20(金) 10:54:49.99ID:qx2qf6hZ
【いなばの時計うさぎ】
「大変だ! 急いであの島に渡らないと遅刻しちゃう!」

 時計を見ながら白うさぎは右へ左へ、あたふたしています。
 それを見ていたアリスは白うさぎにこっそり耳打ちします。

「海を渡る、とっても良い方法があるの」

    *

「やぁやぁサメ諸君、集まってくれたまえ! 陸のうさぎと海のサメ、どっちが多いか比べっ子しようじゃないか!」

 海に向かって投げられた言葉に、サメたちはぞろぞろと集まってきます。

「おれたちはたくさんいるぞ。どうやって数えるんだい」

 一ぴきのサメが、白うさぎに問います。
 白うさぎは、アリスに言われたとおりに答えました。

「君たちはまっすぐ一列に並んでくれ。ぼくがその上を跳んで数えるよ」
「なるほど、それなら簡単だ」

 サメたちは一列に並び、白うさぎは彼らの頭を渡ります。
 いち、に、さん、し、ご……。

「やったやった! こんなに素直にだまされてくれるなんて! やっぱりアリスはすごいや!」
「なに! まさか、おれたちをだましたのか?」

 ふいに動いたサメに足を滑らせ、白うさぎは海に落ちてしまいます。
 あっというまに怒ったサメたちに囲まれ、白うさぎはたちまちのうちに食べられてしまいました。


    *

「あーあ、うまくいかなかったか」

 遠くから見ていたアリスは腰をあげ、ポケットからお菓子を取り出して口いっぱいにおほばります。
 するとどうでしょう、アリスの体はみるみる大きくなり、やがて雲に届くほどまでになりました。
 こうしてアリスは、大きな一歩で島へ渡りましたとさ。
0082進行 ◆Ujy3nQuLmg
垢版 |
2017/10/20(金) 22:00:00.15ID:Ab47nckW
テーマ『不思議の国のアリス』〆
・【タイトル】を書き込んで投票してください。〜23:59までの書き込みが有効です。
・投票は一人一票です。同一IDは最初の一票のみ有効とします。
・自分の作品への投票も可です。
・できればひとこと感想も添えていただけると幸いです。
0085この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/21(土) 00:03:28.50ID:YlXCszZA
2000字と短いっちゃ短いけど一つのテーマで3日4日ほどは期間を作った方がいいのでは?
0086進行 ◆Ujy3nQuLmg
垢版 |
2017/10/21(土) 00:22:52.40ID:R6ZDqgsJ
確かにあんまり短いと書けないかも、でもあんまり長いと飽きちゃいそうだ
2日くらいの期間が妥当かなぁ
安価下
0088進行 ◆Ujy3nQuLmg
垢版 |
2017/10/21(土) 00:37:23.49ID:R6ZDqgsJ
じゃあ試しに2日設けてみようか

テーマ『伊勢うどん』
・1行目に【】でタイトルを付けてください。決めてなければ【無題】でも可。
・作品は2000文字以内で。レスが2つに別れる場合は分かりやすいよう番号を振ってください。

締め切りは10月22日 22時です!
0089この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/21(土) 07:30:06.92ID:2kmxrpyf
77です
寝落ちして起きたら朝と言うていたらく
遅れ馳せながら感想を

>>66
現代の格闘少女かワンダーランドに行ったらと言うIfですか
ムエタイをするウサギとかシュールですね
最後の敵はやはりハートの女王でしょうか?
この娘さんだと、カードの裁判なんて受けなさそうですよね
圧倒的数量のカード兵相手に、どんな立ち回りをするのか、見てみたいです

>>80
“白兎”つながりと言ったところですね
向こうのウサギと違って、こちらのウサギは助からなかったのでしょうか?
自分は渡れる手段があるにも拘らず、ウサギを見殺しにするアリスがブラック過ぎて……
ワンダーランドに引きずり込まれた事を恨んでいた……とか?

どちらの作品も楽しく読まさせていただきました
次も楽しみにしています
0090この名無しがすごい!
垢版 |
2017/10/21(土) 23:25:57.83ID:e/ZrDLi8
【伊勢うどんって何だっけ】

 次のテーマは『伊勢うどん』か……。
 さてどんな短編を書くかな。
 いや、そもそも。
 伊勢うどんって何だっけ?
 讃岐うどんなら知ってるけど。
 
 検索してみるか。
 検索ワード『伊勢うどん』っと……。

『伊勢うどんに一致する情報は見つかりませんでした』
「あれっ?」

 俺は思わず声を上げた。
 出てこないってありえないだろ……。
 もしかして存在しない言葉なのか?
 伊勢といえば、他には伊勢えびとか、

『伊勢えびに一致する情報は見つかりませんでした』

 伊勢神宮とか、

『伊勢神宮に一致する情報は見つかりませんでした』

 あるだろうに、何故? 何故出てこない?
 俺は震える手で検索ワード『伊勢』を打ち込む。

『伊勢に一致する情報は見つかりませんでした』

 さすがに異常事態だ。検索エンジンの故障だろうか?
 俺は地図アプリを開く。伊勢は三重県だったはずだ。

「そんな、はずは」

 俺は絶句した。
 三重県から、おそらく伊勢があったであろう地域がえぐられたように無くなっていた。

 俺はようやく理解した。
 いつの間にか俺は、伊勢の無くなった世界、略して『いせかい』に転移してしまったのだと――。
0097名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
垢版 |
2017/10/22(日) 12:26:44.21ID:16ZKlePM
【擬本心】

 ケホケホと小さく咳き込む。初デートだったのだ。だから浮かれていたのだろう。
 楽しみで楽しみで、お風呂に入っていたにも拘らず、つい、着ていく洋服が気になり、そのままクローゼットをひっくり返し……

 結果風邪を引いた。

『オレの事は気にしなくて良いから、ゆっくり休みな』

 真っ赤な顔で、それでも出掛けようとして母親に止められ、強引に寝かし付けられた。
 せめてもとメールを入れた時に返ってきたのが、そんな返事だった。

(イクミくん優しいな)

 最初はそう思っていたのだが、病気の気弱か、次第に思考がネガティブに傾いてゆく。

(ドタキャンで呆れられたかな? これで告白なんてしなきゃ良かったって思われたら!? 別れようって言われる!)

「そんなの嫌だよ!」
「え?」
「え?」

 いつの間に眠っていたのか。しかし和希が驚いたのは、自分の部屋に、幼馴染みで……今は恋人の夜頭 郁巳が居たからだ。

「イ、イイ、イクミくん!? な、なんで?」
「あ、うん。お見舞い……で、オバサンが上がって行けって」

 突然の幸運に嬉しくなるも、ふと自分の今の状態を思い出し、羞恥の感情が沸き上がる。
 頭はボサボサ、パジャマ姿で汗もかいている……幼馴染みだったとしても見られたくはなない姿。

(お母さんのバカー!!)

 布団を被り、見悶える彼女を見て苦笑しながら、郁巳は口を開く。

「目が覚めたなら丁度良いね、お腹空いてるだろ?」

 確かにお腹は減っている。でも……

「別に減ってな『ぐ〜〜〜〜』っ!!」
「ぷっくく……伊勢うどん、作ってみたんだ」
「〜〜! ……伊勢うどん?」

 興味を引かれ、和希は頭を出す。どんぶりには醤油を絡めただけに見えるうどん。

「擬きだけどね、うどんのお粥って言われる位、消化に良いらしいから」
「……ありがと」

 和希がどんぶりを受け取り、それをすする。

「オ、オイシイヨ」
「正直、伸びきったうどんだからね、それ」

 苦笑する郁巳に和希が眉根を寄せ、次に口を尖らす。

「イクミくんが風邪を引いたら、同じもの作ってやる……」
「その時は、本場物を取り寄せて欲しいたぁ」

 そんなやり取りをしながらも和希の心は温かい。
 作ったそれは“擬き”でも、込められた想いは“本物”だったから。
0099名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
垢版 |
2017/10/22(日) 12:46:17.95ID:kzrale6w
【壮絶!うどんバトル】 1/2

 うどんとうどんがぶつかり合い、激しく火花を散らした。

「はあっ……、はぁっ……」

 俺は手元の伊勢うどんを見る。
 衝撃に耐え切れず、途中で千切れてしまっている。

「くっ! また打ち直しか」

 俺は予備のうどんを取り出して、構えた。

「フハハハ! そんな柔らかさでは、俺様のコシの強さには勝てんぞ!」

 サヌキが叫ぶ。
 さすが、うどん四天王の一角。恐ろしいパワーだ。

「なめるな、伊勢うどんの特徴は柔らかくもちもちした太?だけじゃない……!」

 俺は懐からつゆを取り出し、うどんにかけた。

「このたまり醤油に出汁を加えた、黒く濃厚なつゆをかけてこそ、本領が発揮されるんだ!」

 俺の言葉を、サヌキは鼻で笑う。

「ふん! そんなもの」

 サヌキも俺と同じようにつゆを取り出す。

「そ……、それは!」
「生醤油だッ! 飾り気の無い生醤油でこそ、うどん本来の味が活かされるのだ!」

 サヌキが手元の讃岐うどんに生醤油を足らすと、?がらんらんと輝き始めた。

「これぞ日本一の味! お前には勝てまい!」

 くっ! ここまでか……。
 あまりの実力差に、俺が諦めかけていると、

「うっ!」

 突然、サヌキが苦しみ始めた。
 何だ? 何が起こった?

 混乱している俺をよそに、救急車が到着し、サヌキを運んで去っていった。
 そこで俺は気づいた。

「そうか、糖尿病か……!」

 香川県は全国ワーストクラスの糖尿病患者数だ。
 一説にはうどんの食べすぎが原因と言われている。
 サヌキも例外ではなかったということか……。

 命拾いしたな、と俺が思っていると、

「クックック……サヌキがやられたか」

 崖の上から声が聞こえた。
0100名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
垢版 |
2017/10/22(日) 12:46:40.68ID:kzrale6w
【壮絶!うどんバトル】 2/2

 俺はハッと顔を上げる。

「イセごときにやられるとは、四天王の面汚しよ」
「イナニワ!」

 稲庭うどん。平べったい形状が特徴の、秋田のうどん……!

「だがヤツは四天王の中でも最強……」
「ゴトー!」

 五島うどん。コシが強く切れにくい、長崎のうどん……!

「オマエハ マダ グンマヲ シラナイ」
「ミズサワ……!」

 水沢うどん。冷たいざるうどんで提供される、群馬のうどん……!

「「「我らうどん四天王の前には伊勢うどんなど無力よ!」」」

 そうかもな。だが俺は諦めない。
 なぜなら、

「大丈夫、私たちがついてるわ」
「ヒミ!」 
「力を合わせれば、恐いもんなどないみゃー」
「キシメン!」

 心強い仲間たちがついているからだ!

「うおお、行くぞおおお!」

 俺たちの戦いは、これからだ!
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