【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol.75
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>583
読ませてもらいました。 
他の方はなかなかに厳しい評価のようですが、自分はそれなりに面白かったと思いますよ。 
キャラ同士の関係性や背景などが上手く構築出来ていたのは良かったと思います。
構成に関しては奇をてらった部分もなく安心感を持って読めました。 
改善した方が良い点はまずやはり設定に目のつく部分のないところ。
それぞれの要素に使い古されたものを用いているのもそうですが、それぞれの呼称が悪魔、退魔師、魔導書と言ったように個性のないものばかりなので、テンプレをテンプレで書いてると言うような印象を持たせてしまっています。
王道を書くのは全然悪いことではないですが、独自の世界観を形成するためにももう少し用語に拘ってみても良いかもしれません。 
次に構成について。良かった所として安心感を上であげましたが、それだけでは面白いお話を書くことは出来ません。
ここが読ませどころだと言う山の部分が少し物足りないように感じます。
王道構成にするならばなおのことクライマックスで大どんでん返しを用意出来るようにすることを意識した方が良いでしょう。 
あとは新人賞に投稿した/改稿で投稿するとのことですが、新人賞に送る原稿は続きを示唆するものよりも、より綺麗な終わり方をするものの方が好まれる傾向にあります。
受賞した際には刊行にあたって書き直しをさせてもらえるので、応募原稿は思い切ってこの巻で全てを出し切るというぐらいの気持ちで書いた方が良いものが出来ると思います。 
プロローグはちょっと酷くてどうなるのかと不安になりましたが、全体としては概ね纏まってると思いました。 
掴みの部分はその後の読者さんの作品を見る姿勢に直結するので細心の注意を払って読みやすく、興味を引くことを意識出来るとさらに良くなると思います。 
これからも執筆頑張って下さい。 >>583
拝読しました。面白いと感じる部分もあるのですが、問題点もあります。
言いたいことは、他の方と同じです。文章力の未熟さや、オリジナリティのなさが気になりました。
展開がご都合主義に感じる場面もちらほら。
文章は、読んでいて頭に入ってこない部分もあれば、わかりやすい部分もありました。
決して下手ではなく、書き慣れていないだけでしょうし、練習あるのみです。
あとは、視点のブレ。たとえば、銀一が志帆を攻撃するシーンに、以下の文章がありました。
・突然の痛みに、志帆の手が止まる。
前後は銀一視点で進んでいたはずなのに、突如、志帆視点で「突然の痛み」となっています。
次に、銀一と真帆が出会い、家に向かう展開がしっくりきません。
怪しげな占い師に言われ、怪しげな男と出会い、怪しげな悪魔の話をされる。
これで、どうしてあっさりと信じてしまうのか、読んでいて疑問に思いました。
オリジナリティは、他の人も感想で述べている通りですね。
退魔師やソロモン七十二柱を使のはいいです。ただし、思い切りひねりましょう。
ストーリー上のギミックとして、個人的にいいと思った部分は、宝石です。
銃弾から身を守った、だけではありきたりですが、二度目があったのはグッド。
欲を言えば、その二度目をもっとひねってもらいたかったかな、と。
一度目は、銃弾から身を守り、「べただなぁ」と思わせておいて。
二度目は、宝石からは連想できない突飛な使い方で、窮地を脱出。
これで、読者をうならせることができるのではないでしょうか。(いちワナビの見解です)
最後に、新作を書くのが一番ですが、改稿するなら根本から見直してみましょう。
一案としては、ムルムスは中ボスに、帝十三(ソロモン)をラスボスにするとか。
堅実でリアリティのある物語もいいですが、やっぱりスケールの大きい方が好まれますので。
以上、辛口な評価になりましたが、ワナビ同士頑張りましょう。 読みました
序盤でかなり損してると思います
冒頭は結末まで書き終えてから、もう一度書き直すといいそうですよ
・読み始めはきついかな、と思ったけれどそんなことはなく結構サクサク読めました
銀一と雪姫のキャラが立っていて、好感が持てるようにかいているせいでしょうか
実は姉妹が入れ替わっていた、部下が裏切ってた、攻撃しているとみせかけて助けていた、などの意外性を見せる展開もある程度成功していると思います
・全体的に銀一の心の声による説明で少し強引に動かしてる印象がありました
途中だれました
・悪魔に対してナイフで戦う
悪くないのですが、悪魔の派手さに対して地味な印象です
こっちも悪魔を召喚して戦いたくなりました
・他の人の感想でもあった通り、主人公サイドの話がメインストーリーと絡んでいないと思います
せっかく占い師をヒロインに据えたのですから、悪魔召喚に絡ませてもいいのでは?
占い師→霊感少女は召喚できる→占い師は霊感少女だから召喚できる
こういう情報の順番の出し方は意外性もありますし
雪姫がラスボスにさらわれて召喚に利用されたりとか、銀一が雪姫の力を借りるかどうかを葛藤したりとか
他にも活かし方があると思います
・これは悪いと言う訳ではなく、個人的に気になったことなのですが、どことなく昔の匂いがしました
古いという訳ではないのですが
サングラスのせいでしょうか >>583
私も先日の富士見で一次落ちしたので大変興味深く読ませていただきました。
目線の高さや立ち位置は同じでも、見ている方向が違えば意見も違うだろうと思い感想を送らせていただきます。
飽くまで超個人的な感想であり、一次落ちした人間のものなので話し半分くらいに聞いてくださいな。
※文章・描写について
既に指摘されていますが「不要な描写」や「不要な文章」が多く見られました。
>>その横の薄緑のカバーの布団がかかったベッドの上には何体かのぬいぐるみが置いてある。
>>全五段の本棚には、
薄緑のカバーや全五段の〜は不要です。こうやって書いてしまうと深読みする読者は「何かの複線か?」と思ってしまいます。
さしてストーリーに関わらず、重要(または必要)でない部分は「読者の想像」に任させちゃっていいと思います。
何でもかんでも細かく描写しちゃうと読者も想像するので疲れちゃいますからね。
それと、地の文がいささかクドいように思えます。たとえば
>>インプはそのまま青年の元いた場所を通り過ぎ、そしてそのまま青年が降りてきた階段に激突した。
「インプはそのまま青年が立っていた場所を通り過ぎ、階段に激突した」でいいと思います。
一つの文の中に「青年」が二度も入っているのはバランスが悪い(クドい)ですし、かえって冗長になってしまい読むのに疲れます。
あと、こういうのも悪手です。
>>血走ったように赤いそのモノの細長い眼を見ながら、
ああ、インプの描写か。へえ、こういう容姿なんだ。
>>うすく脱色したような銀灰色の髪の青年は呟く
インプの髪が銀灰? えっ、なんでいきなり「青年」? ああ、インプの描写と青年の描写を混ぜてるのか。あれ、インプってどんな容姿だったっけ? もっかい読み直そう。
……とまあ、こういうのが多いです。メインの描写の「ついで」に別の描写を入れてしまうと混乱します(少なくとも私は)。
個人的には主人公の容姿は冒頭でさっさと描写してしまった方がいいと思います。読者が真っ先に意識してみる重要人物ですから、容姿がわかっていた方がシーンが想像しやすいはずですので。
※銀一について
率直に好感が持てました。昨今は冷めた感じのオタク主人公が多いので、こういう風に美少女にデレデレしてしまうのは新鮮な感じです。
古き良き青少年主人公って感じがしました。ただ、どんなシーンでも冷静さが先行しているように思えていて、見ていてあんましハラハラしませんでした。
多分、台詞のせいですね。もっと「!」とか「ッ!」とか使って主人公の台詞に感情を出してほしかったです。
※雪姫について
皆さんが仰っているように十分キャラが立っていたと思います。……ただ、申し訳ないですが個人的にこういうキャラは苦手です。
好き嫌いという超個人的な理由なので気にしないでください。ですが、メインヒロインとしてもっと出番を多くし、色んな面を見せていただければ評価も変わったかもしれません。
※紫藤について
彼が内通者だったのは意外でした。銀一の弟分的存在というイメージがあっただけに余計効果は抜群でした。
ただ、助けを求めることはできなかったのかと思います。監視のための措置が盗聴器?だけだったので、これなら文章やら手紙やらで銀の十字架に事情を離せなかったのかなと。
※真帆について
彼女がメインヒロインなんでしょうか?
てっきり雪姫がヒロインだと思っていたので、真帆は「依頼人A」程度に考えていたので意外でした。
真帆は「この物語のヒロイン」だと思いますが、「銀一のヒロイン(お相手)」ではないですね。
私としてはヒロインに求めているのは後者(要は主人公とのカップリング)なので、真帆には好きも嫌いも持てませんでした。
※ムルムスについて
実質的なラスボスですね。個人的に脳内で黒髪ロングのおねーさん(女騎士風)に変換しました。
ただ、ラスボスとしては弱いですね……言ってしまえば「彼女がラスボスである理由も必要性もない」という感じです。
富士見で大賞取ったロクアカやお母さんもラスボスはぽっと出でしたが、
「生徒から信頼の厚い教師だったけど組織の言いなりだった」「子供を愛せない母親」などなど、主人公とは対になる部分や似通った部分を持っています。
ムルムスにはそれがありません。ただ出てきて、ただ殺されただけって感じです…… >>597の続きです。
※ストーリーについて
コメディパートはとても楽しく読ませていただきました。クライマックス部分も一気にばーっと読んで、ドキワクしながら読んでしまいました。
既に言われている通り、序盤〜中盤が非常に退屈でした。メインストーリーがラノベっぽくないと言うんでしょうか。昔の少年誌とかでありそうな話でした。
またロクアカとお母さんを引き合いに出しますが、どちらもクライマックスは唐突で、メインストーリーは基本的にコメディです。その中にちょこっとだけラストへの伏線とかが入っている感じです。
ラノベってそんな感じでいいと思います。読者を笑わせて楽しませる展開を主軸にし、ラストだけシリアスとか超よくあることですので。
実際、>>583さんのラノベはコメディパートがとても笑えて楽しめました。シリアス部分を大幅に削ってこちらを主軸にすれば作品はグンと面白くなると思います。
黒幕のソロモンについてですが、てっきりコイツがラスボスになると思っていたので決着がつかなかったのはかなり肩透かしでした。
読後の感想としては「ラノベの第一巻」なんですよね、この作品は。だからソロモンと決着をつけなかったのかもしれませんが、新人賞でこれはかなりの悪手です。
「ラノベの第一巻」ではなく「一巻のみのラノベ」としてしっかり完結させなければいけない……と私は考えています。
敵はすべて倒す、もしくは改心させる。伏線や謎はすべて回収する。その上で物語の結末に相応しいエンドにする。
そうすることで「完結」になります。この物語は、黒幕は逃走、魔教は現存と「何一つ終わっていません」。
市販のラノベの一巻では敵や謎が残っていたりしますが、これは「ラノベの第一巻」だからです。
受賞後はどうせ書き直しさせられるので、すっぱり決着をつけて完結させちゃいましょう。
思ったのですが、魔教は完全に悪の組織なので、全面戦争でも吹っ掛けて壊滅させるとかできないのでしょうか?
国家権力を動かせるくらいは力があるようなので、適当にテロリストとか言って皆殺しみたいな。
最初は「政治家が汚職したからと言って国会が悪の組織ってわけじゃないし」って思っていましたが、見た感じ魔教=悪の組織ですし。
※戦闘シーンについて
とても地味です。てっきり異能・魔法バトル要素があると思っていただけに残念です。
主人公は100%肉弾戦。それで悪魔をことごとく倒してしまうのですから「悪魔って弱くね?」って思っちゃいました。
もう16年も前の作品ですが、富士見には風の聖痕という伝奇モノがありまして。風と炎の精霊から力を借りて、妖魔や悪霊と戦う退魔師モノです。
これと比べるとストーリーも戦闘も設定もあらゆる点が「地味」です。
風の聖痕は風の刃でホテルをぶった切ったり、竜巻を起こして周囲を破壊し山の景観を変えたり、主人公に五分間だけ最強クラスの術が行使できたりと「中二」というインパクトがあります。
ナイフや体術だけで倒される悪魔というのはさすがに……地味かなと。
※オリジナリティについて
退魔師と書いてエクソシスト。超超超超有名な二単語を組み合わせただけでは、オリジナリティは生まれません。
敵が宗教というのは「おっ」と思いましたが、人間は人間でしかなく異能も魔法も使わないのでここが残念でした。
必ずしもオリジナリティにこだわる必要はないですが、「この作品ならではの」はあってもいいかなと思います。
またまたロクアカを引き合いに出しますが、あちらも魔法バトルですが詠唱の方にこだわりがありますので。 >>598の続きです。
※総評
45点。
あらゆる点で地味です。バトルマンガ風に言うと、下読みや審査員を倒す超必殺技がありません。
なんでもいいです。この作品だけの「強烈な何か」を下読みたちにブチかましてあげてください。
またまたまた引き合いに出しますが、ロクアカはグレンのキャラクター、お母さんはチート実母ヒロインなどなど、なかなかに強烈な超必殺技を持っていました。
コメディ部分に関して才能を感じましたので、シリアスムードよりもそちらを重視した構成にするとイイ線行くかもしれません。
かといってあんまりやり過ぎると、それはそれで歪になってしまうと思います。なので王道やテンプレを意識しつつ、「超必殺技」を編み出して入れてみるのをお勧めします。
※オマケ
サービスシーンや萌え要素がゼロなのが気になりました。富士見って結構そういうのを重視しているように思うんですよ。
ラブコメは雪姫が多少担っていましたが、出番が少ないですしヒロインとは呼べません。
もっとエロエロ萌え萌えさせてもよかったのではないでしょーか!?
いえ、そういうのがナシでも人気出していた梨、受賞していたりする方もいますが、>>583さんにはお笑いの方向があっているような気がしまして。
それと細かいですが、キャラの心情を語る際に使っている「―」は、正しくは「――」です。
「……」と同じですね。二本使います。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています