>>752
> 「空中で捉えた相手を両手で押さえつけ、腹部に両足を乗せて背中から叩きつける」

文章を先に読む場合には難しいものがあります。まず。捉えたのは空中でなのか、地上で捉えて空中で押さえつけたのか。

「空中で捉えた相手を、両手で押さえつけ、腹部に両足を乗せて背中から叩きつける」
「空中で、(既に)捉えた相手を両手で押さえつけ、腹部に両足を乗せて背中から叩きつける」

これは文章の切れ目の問題ですが、それより深刻なのは「誰が/の/を/…?」(人称を略せる日本語の特徴)。

「空中で捉えた相手を両手で押さえつけ、」

ここまでは「相手」があるのであまり紛れはないと思いますが(「自分を捉えた相手」の可能性くらい)、文後半は迷います。

「(自分が/相手が)(自分の/相手の)腹部に(自分の/相手の)両足を乗せて(自分の/相手の)背中から(自分を/相手を)叩きつける」

二択が4つですので、2の4乗=16通りの解釈があります。絵を先に見たら「それはないだろ」ですけど、普通は絵はないです。
(自分を叩きつけないだろ、と考えたいけど、キン肉マンは自分をマットに叩きつけて頭上に抱えた相手に大ダメージ与えたりするし。)
かといって、紛れがないように書いたら冗長で読めたものではなくなる。ややこしい状況は文章では不向きな気がします。
ただし、よく知られているものと似ているなら、「〜のような」みたいに書けるんですが、問題は見たこともないもの(オリジナル)。
自分ではもう諦めました。文章のときはシンプルにしてます(でも、逃げなんですよねえorz)。