戦闘は細かく描写するのが悪いわけじゃない。
というか、気配に気づいてたって辺りは素直にかっこよかった。
でも戦闘中に技の説明とかあると、そこで頭の中にあるイメージが途切れちゃうんだよね。
映像なら、「説明しよう!」 のナレーションとBGMで誤魔化せるけど、小説だとイメージが途切れるのは痛い。

あと最底辺からスタートってあらすじを見た人は、派手な技を使う主人公を見て、
なんだ最強チート系かと去ってゆく。
逆に、おっ、主人公結構強いじゃんとワクワクした人は、直後の主人公フルボッコを見て去ってゆく。
なんだろうな。
展開がつまらないわけじゃないけど、作品に入りこめてない序盤にこれは、相当に茨の道だと思う。
強いなら強い、弱いなら弱い、はっきりしたいところ。