>>551
序盤の序盤だけ読みました、辛口ということで。

「生まれは貴族であり、ここオラニエ王国における南部最大の貴族メイエル公爵家に生まれた」
一文の中で「生まれ」が重複している。そもそも貴族に生まれたことを連呼する意味がない。

「社会人として一般事務職にあった私の趣味はギャルゲーや乙女ゲーであり、あまり人に言うことではないが腐った方面も好むいわゆるオタク系女子というものだった。」
主語が「私の趣味」であり、また末尾にまでかかるため、趣味がオタク系女子だったいうことになってしまっている。
「趣味がキャルゲーや乙女ゲーであり」なら問題ない。一番の問題は趣味を説明するくだりに無理矢理職業の説明をねじ込んでいること。

「この世界が生前に私がプレイした乙女ゲー」
”生前”って別に幽霊でもなんでもないでしょうに。ここで言うなら前世。

「ヒロインのライバルキャラであるカルラ・ファン・メイエルに転生してしまったのだ。そのことに気づいた私は激しく後悔し、そして吐いた。」
後悔は自らの行いに対して生まれる思い。意図して転生したならともかく生まれを後悔したというのは違和感がある。

「カルラ自身の無能さやわきの甘さを恐れた父が公爵家の家を保つため」
論理の飛躍。無能やわきの甘さの何を恐れるのか? わきの甘さから謀略が露見することを恐れたのならきちんと書くべき。
また恐れより懸念が表現として妥当ではないだろうか。

「このゲームにおける登場人物が真の意味で無能な存在がいない」
このゲームにおける登場人物「に」

文章力の低さが読みにくさに繋がっています。
あるいは単純に推敲が足りません。