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広義でも小説は嘘ではないな。

デジタル大辞泉の解説
うそ【嘘】の定義
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「嘘をつく」「この話に嘘はない」
2 正しくないこと。誤り。「嘘の字を書く」
3 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては嘘だ」

小説の定義
小説は作者が自由な方法とスタイルで、人間や社会を描く様式。フィクションは、散文で作成された虚構の物語として定義される。
ノベルはロバート・モリソンの「英華字典」(1822年刊)でnovelの見出しで「A small tale」と載り、その後、坪内逍遥が西洋の文学形態の変遷を踏まえ、「小説神髄」でnovelの訳語とした。
その後、坪内逍遥に影響された二葉亭四迷が著した小説総論でリアリズムが主張された。

【小説】しょうせつ
文学の一形態。作者の構想を通じて、人物や事件、人間社会を描き出そうとする、話の筋をもった散文体の作品。
「長編―」

小説の定義に「嘘」という言葉は用いられない。