【《冒険者ギルド》の存在】
名前:ラズルメイファ
二つ名:《ギルドマスター》《法規のラズルメイファ》《人造の精霊王》
魔力:測定不能
筋力:無し〜S。物理的な肉体を持たず、冒険者の死体に憑依して活動する。
 人魔対戦終結以後、急速に勢力を拡大した民間組織「冒険者ギルド」の頂点に立つ存在。
 その正体は、かつて存在した高度魔法文明に作られた強大な人工精霊。
 自然界の法則を司る精霊王に対して、人が定めた人界の法を司る人造の精霊王として規定されている。
 その存在に気づいているのは、アルダン帝國・十二魔天衆を初めとしたごく一部の世界有数の強者のみ。
 アルダン帝國の国是に刻まれた、人類がいずれ倒さねばならない悪の一つだが、
 その実体は善も悪も存在せず人間が決めたルールに従って人間を管理する、ただそれだけの存在
 冒険者ギルドの規約を利用した契約魔法によって全冒険者のあらゆる力を借用する事が出来るため、
 これを敵に回すのは過去/現在に存在する全冒険者を同時に敵に回すのに等しい。
 人類によって都合が良すぎる“スキル”“ステータス”“ギルドカード”と言う仕組みや、
 実際の実力と序列が一致しない“ランク制度”などは、全てこの存在が人類の管理を円滑に都合良く進めるために用意した欺瞞の法に過ぎない。
 転生者や転移者に対してそれらのルールが正しく働かないのは、異世界と言うこの存在の法下の外部からの侵入者だからである。
 また、定められた契約を破棄する婚約破棄と言う事象に対しても一定の影響力を持つとされるが……?
 いずれ自らが定めた法(ルール)によって倒されると予言されている。

なろう小説っぽい要素に理由を与えたらすぐラスボスが出来るから困る