>>618
何を目指すかにもよる。

例えばオール讀物新人賞などは、作品の出来ばえだけでなく、まさにその小説作法でもって作者の力量を問う新人賞で、あまり奇をてらった構成は好まれない。
これは良い悪いではなく、アマチュア・ボクシングとプロ・ボクシングの違いと一緒で、一定のレギュレーションの中で競う競技と同じと考えれば良い。

しかし、ここはライトノベルのスレッドだ。『12月のベロニカ』や『ブギーポップは笑わない』など、故意に王道の構成を外した、名作新人賞は沢山ある。
それが面白い、やるべきだと感じたなら迷わずやるべし。読者は作者の挑戦と、小説の面白さ、可能性をこそ求めており、行儀作法を求めてる訳ではない。