俺tuee! 系ナローシュの“欲深さ”って、“業”がないから確かにドラマ性がないよなあ。
まあ作者自身、ナローシュを欲深い存在として描こうとしてなくて、
単に「自分(読者)の安っぽい願望を垂れ流す為の容れ物」としてしかナローシュを
扱ってないからそうなるんだけど。

業の深い欲深さはドラマ性が高い。戦国物が普遍的に受けるのは、ある意味そういう業を描いてるから、
てのもあるだろうし、『へうげもの』なんかは特にそういう人の欲、業とは何か? を深く突き詰めて描いてるし。