つぶやきまとめ1

編集T(GA文庫編集部) @GA_hensyu_T
終末世界での異能バトル仇討ちモノ。ダブルヒロイン構成。ヒロインちゃんにはそれぞれ魅力があり可愛くて良かったです。
ただバトルの中で、お互いの戦闘特性が活かしきれていないのはもったいない印象でした。ヒロインが主人公によって生きる意味を見出すシーンは良かったかと。
あと物語がぶつ切りで終わっているように感じられるのはマイナスです。
仇を倒すところまではいかなくとも、せめてのその片鱗ぐらいは見せておかないと、読者は繰り広げられている戦いが何のためのものなのかわからず、もやもやしてしまうのではないかと思います。

編集T(GA文庫編集部) @GA_hensyu_T
神様押しかけ系ラブコメバトルもの。田舎での生活を絡めた日常描写が良い感じです。ただ終盤でいきなり「シリアス&話の規模が大きくなりすぎ」な印象なので、そこはもう少し工夫が欲しかったところ。しかしブラコンの妹ちゃんは何気にいい味をだしていました。好きです。

ぺんぎー(GA文庫) @GA_Pengi
新人賞。ディストピアっぽい現代もの。シリアスで重めのテーマを軽やかに描いていて、設定もユニークでしたが、細部の甘さがかなり気になりました。キャラクターも特徴づけようという意欲があるだけに、後付で唐突に設定が開陳されるような印象でもったいなかったです。

ぺんぎー(GA文庫) @GA_Pengi
新人賞。歴史を元ネタにした戦記もの。マイナーな人物に至るまで、伝わっている実際のエピソードからしっかりリアリティのあるキャラクターが作られています。
ただ、ドキュメンタリーではなく小説なので、キャラクターやストーリーにもっと歴史にとらわれない幅があってほしかったですね。

編集T(GA文庫編集部) @GA_hensyu_T
巻き込まれ系魔法少女バトルもの。メインヒロインのキャラが強烈で、彼女が出てくるシーンは楽しんで読むことができました。
しかし彼女不在のシーンや、バトルシーンなどは予定調和の展開が多く、後出し設定も散見されたので正直微妙でした……。
あと主人公の親友ポジションのキャラが、便利に使われ過ぎているのも気になりました。
主人公が窮地に陥っても、「多分また彼が助けてくれるんだろうな」と読者に思わせてしまっては、バトルの緊張感もなくなってしまうかと思います。

編集T(GA文庫編集部) @GA_hensyu_T
ファンタジー世界での復讐もの。一族すべてを殺された少年の孤独な戦いはぐっと読ませるものがあります。力のみを肯定する少年と、力だけの戦いを否定するヒロインとの拮抗も良い感じです。
ただ戦闘残虐描写は結構容赦ないので、ここは要調整かも? まあ、これがあってこその復讐ともいえますが……。

編集T(GA文庫編集部) @GA_hensyu_T
異能バディバトルもの。主人公とヒロインたちとのゆったりとした日常には独自の味わいがありました。しかし肝心のバトルが、前振りもなく終盤でいきなり始まるのは構成的に厳しいかと。
あと途中からまったく出番がなくなってしまったキャラが何人かいるのも気になりました。
全体として場当たり的にキャラが動いている印象です。
もっとキャラの気持ちを考え、彼らが何を感じて、何を目的にして、そのためにどう行動しているのか……生きたキャラを作るためにも、この部分をもっと掘り下げて考えていただきたいところです。