>>957
対象性別は意識してないと言うか、女性向けラノベはまだ読んだこと無いのでわからないです。
ただ、中盤からバトル物に移ってく予定なのでギャップを強めにしたいと思って、対極にありそうな新潮社「女による女のためのR-18文学賞」の空気感を参考にはしました。

「内面が大人びている」というのは悩んだところですが、見てくれ通りのクソガキっぽい思考スタイルだと小説にならないように思っちゃったんですよね。
それと、理解してしまうが故に恭順よりも巻き込み自爆をしたがる破滅的気質として描いてるので(後に主人公を完全に善意で守ってくれる人が現れても試し行動をぶつけて石橋を叩いて壊して「ああやっぱり」とか言って悄気げるタイプです)、
そういう意味で、大多数の読者が共感できる思考回路ではないので、「なに言ってんだこいつ」と思われるくらいでいいかなと判断してるところはあります。
暴走してくれないと家出にまで到れないですし。

主人公は痛い目に遭わせます。ただ、殺したり語り手として成り立たないほどの精神破壊もできないので、そういう意味じゃ懲罰性カタルシスには遠いかも。
徹頭徹尾無力で生意気な主人公のラノベ的な在り方を模索してます。

構成ダレますよね。この冒頭部だけで1万6千字ですし、既にちょっとなというのはあるんですけど、この上さらに同棲生活を書いてからの事件発生になるので、ちょっと無理かなって感触はあります。
せっかく壊すならちゃんと入念に描いて失ったときの絶望感に転化させたいというのとアンビバレンツしてますね。
推敲するにもそこの意思決定が必要かなと。

主人公のアングラ知識は部活の先輩の受け売りで背伸びして言いたがってるだけですが、薬物系で言えばMDMAでキメセクとか書きたいんですけど構成上の余裕がない‥‥‥

セリフ中の括弧による動作表現は、最近『ノラと皇女と野良猫ハート』という作品でこの表現手法を見かけて、心底感動してパクりました。
文体との齟齬ですか、なるほど考えが及びませんでした‥‥‥でもこの表現使いたかったんですよ。

明比(あけひ)ですね。

主人公の当事者的肌感覚を共有してほしいから完全一人称を徹底しますが、作者がそれでメンタルダメージ負ってるのは危険なエンタメですね。
でも『され竜』のアナピヤ編くらいの落ちる感じは目指したい。


>>958
主人公の背景設定をあえて挙げれば、「幼少から受け続けていた、人によっては取るに足らない圧力」なので、描写する意味を感じられないんですよね。ありがちな類型でしかないので。
「外面は周囲と馴染んでるのに、内面は底が抜けたように虚無」という人格をどう感じてもらえるかが全てなのかな、と。
それを説明するために饒舌が過ぎてる気もしますが、小説として思索過剰になるのはメディア上の必然と思わなくもないです。今回における是非はさておき。

ランダムですか‥‥‥むしろ、いちいち順を追って書きすぎなのではくらいに思えてたので、いまいちどういう状況を指してるのか飲み込めません。
校門の記述は悪ふざけが過ぎたやつです。実際の犠牲者の居る事件をこういう扱いしていいものじゃなかった。削除します。
読者がわからなくてもいいと言えばオタクネタがありますが、それと同列にやるもんじゃないですね。
誤用指摘、感謝です。カラオケ行ったことないので全くイメージできないんですよね。

>不勉強な中高年が「近頃の若いもんはこんな感じだろ」「こういの面白がるんだろ」を書き散らかしたかのよう。
これ、まさに、です。いや、おもしろがってもらえるかは知りませんが。
今回書いた低偏差値高校生だってせいぜい十年前の姿じゃないかなあって感覚は付き纏ってます。
現在進行系の子供たちをどう描いていけばいいのか‥‥‥。
子供らしく聞き手のことなど考えずに身勝手に思考がドライブしてく感じなら良いんですけど、それが老いに見えるとなると、まあ老いとは幼児化でもあるしなあ‥‥‥。

終盤の展開構想としては、「敵に誘き出されてボコボコにリョナられる君郷を助けるのに、異能力そのものに毒を仕込む形で台無しにして敵を全滅させて、めでたしめでたし」って感じです。
わりとサクッとは終わりそう。序盤の重さで竜頭蛇尾にならないか心配ではあります。
本文はいま5万字強くらい書いてて、いまから壊すと、書く必要の無い作品と判断しちゃいそうですね。