コーヒーで咳き込む云々は、そういう人もいるかもしれんね
ウチの親なんか、耳掻きするとくしゃみが止まらなくなるくらいだし、そういう不思議があってもいいのかも
ただ、説得力を持たせる必要はあるかと、地の文か、キャラの台詞で言及するか
今回は後者があったので、自分は違和感感じなかった

さて、読んで一番思ったのは、地の文がもっとあれば良いのにな、ということ
情景描写や、キャラの動作や心の動き、あるいは地の文で上手いこと言ってみたりといった、「小説ならではの文章」が非常に少ない
脚本読んでるみたいで、情報量が足りない。キャラが見えない
だから「キャラが無理に動かされている」「人間観察が足りない」感につながったのかもしれんね

ついでに、「自分は」については言及があったけど、「あなた」ももっと削るべきだと思う
冗長さは日本語の敵だってはっきり分かんだね

最後に感想だけど、雰囲気が良いね
穏やかで落ち着いた、午後のお茶でもしながらまったり読みたくなるような読後感
がっつり肉料理でもないけど、うどんみたいに粗野でもなく、むしろデザートなんだけど、かといってケーキみたいにボリューミーでもなく、ミルクティーみたいなまったり風味のある感じ