昔、某少年チャンピオンの編集者が、
「他の（大手出版社の）編集部は資金があるから牧場を持ってて、じっくり作家を育てられる。
けどウチは資金が無いから牧場を持てず、野生の中から既に育った作家を見つけなきゃならない」
みたいなことを言ってた。
けどその頃は「紙面」という物理的限界があったから、厳選して企画立てて打ち合わせや準備をしっかりして
ようく「掲載」されるわけだけど、今はネット掲載で物理的限界のハードルがかなり低くなってるから、
大手出版社までもが「何か話話題になってるっぽい奴を適当に見繕ってとりあえづ掲載、当たればラッキー」
みたいなやり方してるみたいに見える。
漫画家としては間口が広がった反面、編集者が編集者としてマトモに仕事しない、みたいな状況なのかも。
