針を刺すことと男根を刺すことを同一視しているというところまで行くと
ちょっと笑える話になっちゃうから、それなら私は最後警察に捕まる話にしますね。
どうせなら……刃物で滅多刺しにしたいですね。(話の中ではね。)
それによって、テーマっぽいものも出来ますしね。

普段から大人しそうで、優しそうな人間でも、心の中はどんな風に歪んだ想念を育てているか
判ったもんじゃないですよ、というね。

そのテーマがなくなってしまって、ただ変な奴が変なことをして犯罪に走って、こりゃもうただのキチガイですな、
逮捕だ逮捕!
というこれが「この作品で言いたいこと」なんだな、と読み手はそう感じてしまいますよ。
(これは別にテーマが絶対に必要というのではなく、単に読者に伝わるものがあるかないかが重要ということですが)

しかし、なかなかいい発想だと思います。何も浮かばなければ何も書けないしね。
ただ、本当に男が少女とセックスする話を書くとするなら、私は初めから別のテーマを用意します。

まず悪魔に取り憑かれた奴を正気に戻す話を作って、その数話目にこれを持ってくる形にするでしょう。
それなら「ただの変態だな」と思われずに済みますから。