結局、書き手としての自分が存在しない。
対象を離れて見て、それを描くという風になっていない。

   対象
  /  \
作者   読者

  作者対象(作品)
      \
      読者

   作品
  /
作者読者


作者が対象と距離感を取って描くと
一番上のように読者にも同じ物が見える。
結果的に一番下のようなことが実現する訳だ。

作者と対象の距離感がないと、
二番上のように、読者には作者と対象が一体化した物が作品として見えてしまう。
これがDレベルの人の作品が判りづらい理由だと思う。

「描く対象との距離感を取る」ということが重要なのだ。