>>981
へぇ……乙だな。
そう言ってレイは獰猛な笑みを浮かべた。……ちなみに、本当にちなみにだがもし次スレが無いなんて事態になっていたらレイは暴れる……とまではいかなくても、見て分かるほど不機嫌になっていたであろう。
……もっとも、本当にもっともだがそれはレイだけに限らない。太陽の光そのものが髪になったかのような黄金の髪を持ち、姫将軍の異名で呼ばれるエレーナ。
娼婦か踊り子かと見紛うほど露出が多く薄い服を着て、その色気で男も女も魅了する元ベスティア帝国の皇女であるヴィヘラ。
パーティドレス黒ババア。レイを慕うこの三人の絶世の美女も黙ってはいないかっただろう。
……もし、ちなみにもしそのようなことになれば誰もレイ達を止められる者はまったくいない……ということはないが、それでも対抗出来る人間は限られてくる。
レイの他にも何人かギルムにいる異名持ちの冒険者達が協力すれば、絶対になんとか出来る! とまでは言えなくてもレイ達に対抗することは可能だ。
であるならば、次スレ乙! というのも頷ける話なのだ。……しかし、本当にしかしだが当然問題はある。……それは、本当にそれは問題である。……当然、本当に当然だが問題はあることになる。
……もし、本当にもしそのようなことになれば、当然問題があり問題があることに問題があるだろう。
……乙、本当に乙なのだ。