ヤローですけど…ハーレムものも読まないじゃないですけど…本好きと比べられるものは知りません

中高生のころ(四半世紀以上前…)一番好きだったジャンルがSFだったんですが一時新井素子さんにはまって男が読むにはちとはずいカバーのコバルト文庫ずいぶん読んでたんです
「言文一緒体」って名付けた人がいたあの文体は当時の女子中高生の自然体だったんでしょうけど…それでいてなかなか真似できるものではないと評されたけど…今や標準文体ですよね

本好きを初めて読んだころからずっと今でもそうだけど一番すごいと思うのは地雷さん一人称の地の文のキョーレツさ;
ストレスがだんだん増えていく展開でもかなり最後の方まで基本あちこちで爆笑しながら読んでたんですが最後は泣かされました

この話を最後まで読んでハーレム要素どこいった!とかいう感想が出てくるようなのはヤローをこじらせたというか何というか;;
そのレベルの読解力であるにも関わらずこの長編を読了できる人格というのは完全に私の理解の外にあります…ヤローだからとかいうことではないと思います

…ひょっとしてこれは一人称の弊害?