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似てるか?

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語 (GA文庫) 文庫 ? 2017/2/14
サトウとシオ (著), 和狸 ナオ (イラスト)

ド田舎からとんでもない奴がやってきた!

読むと元気になる、勇気と出会いのファンタジー!

「都会ってこんなにすごいんですね! 」
この少年、ピュアすぎるし強すぎる!
秘境出身の村人が都会にあこがれ、『本当の強さ』に目覚めゆくの……だろうか?

「僕、都会に行ってみたいんです! 」

村人誰もが反対するなか、軍人になる夢を捨てきれず王都へと旅立った少年ロイド。
しかし村で一番弱い男と言われる彼を含め、村人は誰一人として知らなかったのだ。
自分たちの村が、高レベル冒険者でも恐れる『ラストダンジョン手前の人外魔境』なんて呼ばれている真実を。

そこで育ったロイドは……身体能力ばつぐん、古代魔法も完備、おまけに家事のスキルもパーフェクト!!

「な、何者なんだ、あいつは……! 」
「ロイド君、本気出しちゃだめよ?」

これは、自分の強さに気づかない少年が、
『本当の強さ』に目覚めゆく勇気と出会いの物語――。

第8回GA文庫大賞《優秀賞》受賞の痛快ファンタジー、開幕!!


その劣等騎士、レベル999
作者:白石 新

昔々、あるところにお爺さんとお婆さんがいました。  
ある日、お爺さんは山に地獄の軍勢狩りに、お婆さんは川にベルゼブブ狩りに行きました。  
そうして、お爺さんとお婆さん――大賢者と武神は、世界を危機から救ったのでした。  と、その時、激戦で傷ついたお爺さんとお婆さんの前に女神が現れてこう言います。
「世界を救ったお礼に、今まで子ができなかった貴方達夫婦に子供を授けましょう」  その日の晩、30年ぶりにハッスルしたお爺さんとお婆さんの間に子供ができました。  そして時は流れて――。  
赤ちゃんはすくすくと成長し、武神と大賢者にシゴかれながら山奥で暮らしました。  けれど、少年は外界と接触したことがありません。
そして、少年には夢があったのです。 「僕は強くなって騎士様になりたい」  16歳になった少年は、帝都の騎士学校に通いたいと思っていたのです。  
半ば家出同然で少年は家を飛び出しましたが、お爺さんとお婆さんは絶句しました。  少年の教育の為、上には上がいるということを伝える為に「お前は弱い」と常日頃から教え続けてきたのです。  
これは古代龍をただのデカいトカゲと思い込んで狩猟し、日常食とするような――最弱にして最強の少年の物語です。